JP2015069986A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
膜種が異なる半導体製造装置においても、ホストコンピュータ側でのプロセスデータの収集、管理を容易にすることが出来る基板処理装置を提供する。
【解決手段】
予め決められた所定のデータ構造に調整して、生産情報として収集したプロセスデータを管理装置に送信するデータ処理部を備えた基板処理装置であって、
前記データ処理部は、前記データ構造を構成する項目データのうち、前記プロセスデータを収集することが出来ない項目をダミーデータとして前記項目データに定義して前記所定のデータ構造に調整して、前記プロセスデータを前記管理装置に送信する基板処理装置が提供される。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体製造装置に係り、特に、その半導体製造装置における、処理データの送信方式に関する。
半導体製造工場の自動化ラインにおいて、複数台の半導体製造装置(以下、場合によって装置と記す)とホストコンピュータとを接続し、該半導体製造装置群とホストコンピュータ間で通信を行って装置を制御するシステムが構築されている。
従来の半導体製造装置では、ホストコンピュータに送信する生産情報としてのプロセスデータ(各種温度、ガス種、各種圧力等:このようなデータ種を以下ロギングアイテムとする)は、当該半導体製造装置で取得可能なロギングアイテムのみをまとめてホストコンピュータへ送信していた。
例えば、圧力制御を行う必要のない膜種を成膜する半導体製造装置では、圧力データについては、データ自体を測定していないためホストコンピュータに送信していない。従って、半導体製造装置では、成膜する膜種によって、ホストコンピュータに送信するプロセスデータ内のロギングアイテムが装置毎に異なっていた。
そのため、膜種が異なる半導体製造装置間では、ホストコンピュータに送信するプロセスデータのフォーマットも装置毎に異なり、ホストコンピュータ側で、それらフォーマットの違いを識別して、プロセスデータを収集する必要があった。また、新規な膜種を成膜する装置が導入された場合は、ホストコンピュータ側の変更が必要になるという問題があった。
本発明は、膜種が異なる半導体製造装置においても、ホストコンピュータ側でのプロセスデータの収集、管理を容易にすることが出来る基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、
予め決められた所定のデータ構造に調整して、生産情報として収集したプロセスデータを管理装置に送信するデータ処理部を備えた基板処理装置であって、前記データ処理部は、前記データ構造を構成する項目データのうち、前記プロセスデータを収集することが出来ない項目をダミーデータとして前記項目データに定義して、前記所定のデータ構造に調整して、前記プロセスデータを前記管理装置に送信する基板処理装置が提供される。
本発明に係る基板処理装置によれば、ホストコンピュータのプロセスデータの収集において、半導体製造装置間のロギングアイテム数の違いによるプロセスデータのフォーマットの相違に対応する必要なくプロセスデータを収集できる基板処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置の概略を示す説明図である。 本発明の実施形態に於ける制御ブロック図である。 本発明の実施形態に於ける作動を示す作動系統図である。 本発明の実施形態に係る半導体製造装置群管理システム図である。 通常の実施形態に係る各膜種におけるプロセスデータ内のロギングアイテム例である。 本発明の実施の形態に係る膜種によらないプロセスデータ内のロギングアイテム固定化例である。 本発明の実施形態に係るリストデータの例を示す図である。
先ず、図1に於いて本発明が実施される基板処理装置について概略を説明する。
図1中、1は基板処理装置、2は筐体を示している。前記基板処理装置1へのウェーハ10の搬入搬出は、ウェーハ10が基板搬送容器に収納された状態で行われる。基板搬送容器として、例えばポッド3が用いられ、該ポッド3にはウェーハ10が所定枚数、例えば25枚が収納される。前記ポッド3は、開閉可能な蓋を具備する密閉容器であり、該ポッド3へのウェーハ10の装填、払出しは、前記蓋を開いて実行される。
前記基板処理装置1の前面には基板授受装置4が設けられ、前記ポッド3は外部搬送装置(図示せず)により前記基板授受装置4に対して搬入搬出が行われる。
前記筐体2の前記基板授受装置4に対峙する部分にはポッド搬入出口5が設けられ、該ポッド搬入出口5を開閉するフロントシャッタ6が設けられており、前記ポッド3は前記フロントシャッタ6を通して前記筐体2内部に搬入搬出される様になっている。
前記筐体2内の前部にはポッド搬送装置7が設けられ、該ポッド搬送装置7は前記ポッド3を保持可能なポッド移載アーム8を具備している。又、該ポッド移載アーム8は昇降、横行(紙面に対して垂直な方向)、進退(紙面の左右方向)可能であり、昇降、横行、進退の協働により前記ポッド3を任意な位置に搬送可能となっている。
前記ポッド搬送装置7に対向し、前記筐体2内の上部にはポッド格納部9が設けられている。該ポッド格納部9は間欠回転可能な複数のポッド収納棚11を有し、各ポッド収納棚11毎に複数の前記ポッド3を格納可能となっている。
前記筐体2内の後部下方には、サブ筐体12が設けられ、該サブ筐体12は移載室13を画成する。
前記サブ筐体12の前壁14には上下2段にポッドオープナ15,15が設けられる。
該ポッドオープナ15はそれぞれ載置台16、蓋着脱機構17を具備し、前記載置台16上に前記ポッド3が載置され、前記前壁14に密着され、前記蓋着脱機構17によって蓋が開閉される様になっている。前記ポッド3の蓋が開放された状態ではポッド3の内部と前記移載室13が連通状態となる。
前記筐体2内の後部、前記サブ筐体12の上側には処理炉18が立設される。該処理炉18は処理室を気密に画成する反応管、該反応管の周囲に設けられたヒータを具備し、又、前記反応管にはガス供給ライン、排気ラインが連通されており、処理室を加熱すると共に所定の処理圧に維持して、処理ガスの給排を行う様になっている。
前記処理室は下端に前記移載室13に連通する炉口部を有し、該炉口部は炉口シャッタ19によって開閉される。
前記移載室13には前記処理炉18の下方に、ボートエレベータ21が設けられ、該ボートエレベータ21は前記炉口部を気密に閉塞可能なシールキャップ20を有し、該シールキャップ20にボート23が載置可能であり、前記ボートエレベータ21は前記シールキャップ20を昇降させることで、前記ボート23を前記処理室に装脱可能となっている。又、前記ボート23を前記処理室に装入した状態では、前記シールキャップ20が前記炉口部を気密に閉塞する。
前記移載室13には前記ポッドオープナ15と前記ボートエレベータ21との間に基板移載機22が設けられ、該基板移載機22はウェーハ10を保持する複数の基板保持プレート(ツイーザ)24を具備している。該ツイーザ24は、例えば上下に等間隔で5枚配置され、上下の間隔(ピッチ)は前記ポッド3のウェーハ収納ピッチ、後述するボート23のウェーハ保持ピッチと同一となっている。
前記基板移載機22は、前記ツイーザ24を水平方向に進退可能であり、又昇降可能、垂直軸心中心に回転可能とする構成を具備し、進退、回転、昇降の協動によって前記ツイーザ24にウェーハ10を保持し、所望の位置に移載可能となっている。
前記基板処理装置1は制御装置26を具備しており、該制御装置26は、例えば前記基板処理装置1の前面に配置される。
図2は、前記制御装置26の概略を示している。
30はCPUで代表される制御演算部、31は表示部、32は半導体メモリ、HDD等の記憶部、33は圧力制御部、34は流量制御部、35は加熱制御部、36は機構制御部36を示している。
前記圧力制御部33によって、前記処理炉18の処理室の圧力が制御され、前記流量制御部34によって前記処理室に供給する処理ガス、パージガスのガスの流量、或は前記移載室13に供給するパージガスの流量が制御され、前記加熱制御部35によって処理室の温度が所定温度となる様に前記処理炉18の加熱状態が制御される。前記表示部31には、基板の処理条件、進行状態等が表示される。又、前記表示部31をタッチパネルとすることで、入力装置も兼ねさせることができる。
又、前記機構制御部36は、前記ポッド搬送装置7、前記ポッドオープナ15、前記ボートエレベータ21、前記基板移載機22等の機構部の駆動を制御する。尚、図では省略しているが、前記フロントシャッタ6、前記ポッド格納部9も同様に制御される。
前記記憶部32には、基板を処理する為のデータ(レシピ)、圧力、ガス流量、温度を制御する為の制御プログラム、機構部を制御する為のシーケンスプログラムが格納されている。尚、該シーケンスプログラムは、後述する様に、基板の装填、払出しについて複数の作動パターンが設定され、又選択可能となっており、選択された作動パターンに従って基板の装填、払出しを行う様になっている。CPU30の動作プログラム等を記憶する記憶媒体としても機能する。尚、前記記憶部32には、例えば、後述するデータ処理プログラムを格納する。
CPU30は、操作部の中枢を構成し、記憶部32に記憶された制御プログラムを実行し、入力装置等からの操作指示に従って、記憶部32に記憶されているレシピ等を実行する。
続いて、基板処理動作について主として図3を用いて説明する。
外部搬送装置(図示せず)によりポッド3が前記基板授受装置4に搬入されると、フロントシャッタ6によりポッド搬入出口5が開放される。ポッド搬送装置7によってポッド3が基板授受装置4から前記ポッド格納部9の空きポッド収納棚11に搬送される。
フロントシャッタ6が閉じられ、ポッド搬送装置7によりポッド格納部9からポッドオープナ15にポッド3が搬送される。或は、載置台16に空きがある場合は、基板授受装置4から直接ポッドオープナ15に搬送される。
蓋着脱機構17によってポッド3の蓋が開放される。尚、ボート23はボートエレベータ21によって移載室13に引出され、待機状態となっている。
基板移載機22のツイーザ24がポッド3に挿入され、ウェーハ10がピックアップされてボート23に移載される(STEP:01)。基板移載機22により、一度に移載されるウェーハ10の枚数は、端数処理が実行される場合を除き、ツイーザ24の枚数(例えば5枚)である。
移載はボート23の上側から順次装填される(STEP:02)。
基板移載機22は、次の移載動作を実行する為に、ポッド3に戻る。基板
移載機22の戻り動作と平行して、ボート23が上昇される(STEP:03)。上昇量は、ウェーハ10が装填された分の高さ、例えばウェーハ10を5枚分装填した高さである。従って、ボート23でのウェーハ10のピッチが10mmであると、上昇量は40mmとなる。
ウェーハ10のボート23への移載と、該ボート23の上昇は、予定されたウェーハ10が全て前記ボート23に移載される迄、繰返し実行される(STEP:04〜STEP:08)。ウェーハ10の移載動作中にボート23の処理炉18への装入工程が並行して実行されることになり、ウェーハ10の移載が完了した時は、前記ボート23の装入も完了した状態となっている(STEP:09)。
ボート23が処理炉18に完全に装入され、ボート23で処理炉18の炉口部が気密に閉塞され、ウェーハ10が加熱され、温度、圧力、処理ガス導入量の制御が実行され、ウェーハ10に所要の処理がなされる。
ウェーハ10の処理が完了すると、ウェーハ10の払出し作動が開始される。
ボートエレベータ21によりボート23が、基板移載機22による1回分の払出し量だけ降下され、前記ボート23の下部に装填されているウェーハ10が払出される。1回分の払出し量としては、5枚のウェーハ10が払出されるので、最初に5枚のウェーハ10を払出し得る位置迄降下される。(STEP:10)。
基板移載機22によりウェーハ10がポッドオープナ15のポッド3に搬送される。基板移載機22によりウェーハ10が搬送されると並行してボート23が次の払出し分、即ちボートに保持されるウェーハ10の4ピッチ分、した例では40mmだけ降下される(STEP:11)。
STEP:10とSTEP:11の動作が繰返し実行され、ボート23に装填されたウェーハ10が全て払出される。
ウェーハ10の払出し工程に於いても、基板移載機22のウェーハ搬送と並行してボート23が降下されるので、該ボート23の降下動作時間が節約される。
ポッドオープナ15のポッド3が処理済ウェーハで一杯になると、ポッド搬送装置7により、ポッドオープナ15から基板授受装置4に搬送され、更に外部搬送装置(図示せず)により搬出される。
次に、図4に示す半導体製造システムにより、本発明の一実施形態を説明する。SEMI(Semiconductor Equipment Materials International)のSECS規格(SEMI Equipment
Communications Standard)に準拠したデータ通信手段を備えた複数の半導体製造装置41−1、41−2・・・41−nは、MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)側のホストコンピュータ42とLAN43経由で接続され、SECS規格形式のメッセージでデータの送受信を行っている。
通常、半導体製造装置41はプロセス処理終了時にホストコンピュータ42にプロセス処理中に収集したプロセスデータ(設定値、モニタ値等)を生産情報の一部として送信する。半導体製造装置41は、装置構成上収集することが出来るロギングアイテムのデータのみを収集し、プロセスデータとしてホストコンピュータ42に送信する。そのため、成膜する膜種の異なる半導体製造装置では、ホストコンピュータ42に送信するプロセスデータのロギングアイテムが異なることがある(図5参照)。
本発明においては、後述するデータ処理プログラムを実行することにより、例えば膜種Aを成膜する半導体製造装置では収集できないロギングアイテムについては、ダミーデータとして、プロセスデータに記憶することとした。これにより、成膜する膜種毎に異なっていたプロセスデータが統一(固定化)されることとなる。図6に示すように、例えば、膜種A、B、Cと共通のプロセスデータ構造を持つ場合について説明する。本実施の形態によれば、成膜する膜種によって収集できない(あるいは収集しない)ロギングアイテムについては、後述するデータ処理プログラムを実行することにより、ダミーデータとして定義することとする。これにより、各半導体製造装置41が送信するプロセスデータ内のロギングアイテム数を同じにすることができる。また、報告順番も同じにすることができる。
半導体製造装置41側で定義するダミーデータは、ホストコンピュータ42が、その定義されたロギングアイテムがダミーデータである事を識別できるように、データ構造を通常のデータと差別化する(例えばダミーデータはリスト0とする)。また、本発明によるプロセスデータの固定化機能の使用、不使用は半導体製造装置のパラメータで切り替えすることが出来る。ここで、リストとはSECS規格で定義されており、SECS規格のメッセージを構成するアイテム(データ)の一つである。例えば、図7(A)に示すように、リスト2のデータであれば、そのリストの中には2個のアイテム(データ)が入る。そして、図7(B)に示すように、リスト0の場合は、リストの中にアイテム(データ)はない。つまり、本実施の形態におけるリスト0とは、アイテム(データ)が無い空データを示す。
ここで、本実施の形態におけるデータ処理プログラムの概要を説明する。上述のように、データ処理プログラムは、プロセス(基板処理)終了後に収集したデータをホストコンピュータ42に送信する前に実行され、収集したデータを予め決められた固定形式のリスト構造に調整する工程と、前記固定形式のリスト構造を送信する工程と、を有する。
また、本実施の形態によれば、予め決められた固定のリスト構造に指定されたアイテム項目は、図5に示すように、「温度設定値」「温度モニタ」「サブヒータモニタ」「MFCモニタ」「圧力モニタ」「AUXモニタ」「絶対圧モニタ」「N2PurgeO2モニタ」「ヒータパワーモニタ」「サブヒータ設定」「サブヒータパワー」である。本実施の形態におけるリスト構造が、この構成に限定されてないのは言うまでもないが、例えば、装置構成または基板処理装置1で処理される膜種によらず同じデータ構造であるのが好ましい。
データ処理プログラムは、基板処理時に収集したデータから、上記に示した各アイテム項目に該当するデータをそれぞれ抽出して、ホストコンピュータ42側で読み取り可能な固定形式のデータ構造を定義していく。この際、データ処理プログラムは、あるアイテム項目に該当するデータ(数値)が無い場合に、ダミーデータをそのアイテム項目に該当するデータとして定義される。そして、所定のデータ構造が調整される。ここで、前記所定のデータ構造において、ダミーデータが定義された項目データと収集可能なプロセスデータの項目データと識別可能に構成されるようにしてもよい。
また、前記固定型式のデータ構造に整理した前記プロセスデータの送信有無を設定する切替部を備え、装置パラメータで切替可能に構成してもよい。ここで、前記固定型式のデータ構造を形成後すぐに送信してもよいし、ホストコンピュータ42からの指示を待つように設定してもよい。
本発明の実施の形態に係る操作部は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、汎用コンピュータに、上述の処理を実行するためのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行する操作部を構成することができる。
そして、これらのプログラム(例えばインストーラ)を供給するための手段は任意である。上述のように所定の記録媒体を介して供給できる他、例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システムなどを介して供給しても良い。この場合は、例えば、通信ネットワークの掲示板に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して搬送波に重畳して提供しても良い。そして、このように提供されたプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することが出来る。
(本実施の形態における効果)
本実施の形態により、予め決められた固定型式のデータ構造にダミーデータを付加してホストコンピュータへ送信することにより、新たに成膜する膜種に対応した半導体製造装置を増設した場合でも、ホストコンピュータ側の設定変更等の必要がなくなるという効果を奏する。

以上のように、上記実施例では縦型の基板処理装置を用いて説明したが、枚葉方式の基板処理装置にも同様に適用可能である。

また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、PVD(Physical Vapor Deposition)法等による酸化膜や窒化膜、金属膜等の種々の膜を形成する成膜処理を行う場合に適用できるほか、プラズマ処理、拡散処理、アニール処理、酸化処理、窒化処理、リソグラフィ処理等の他の基板処理を行う場合にも適用できる。また、本発明は、薄膜形成装置の他、エッチング装置、アニール処理装置、酸化処理装置、窒化処理装置、露光装置、塗布装置、モールド装置、現像装置、ダイシング装置、ワイヤボンディング装置、乾燥装置、加熱装置、検査装置等の他の基板処理装置にも適用できる。また、本発明では、縦型の基板処理装置100に限らず、横型の基板処理装置や、枚葉式の各種基板処理装置であってもよい。
また、本発明は、本実施形態に係る基板処理装置100のような半導体ウエハを処理する半導体製造装置等に限らず、ガラス基板を処理するLCD(Liquid Crystal Display)製造装置や太陽電池製造装置等の基板処理装置にも適用できる。
<本発明の好ましい態様>
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
(付記1)
一態様によれば、
予め決められた固定形式のデータ構造に調整して、生産情報として収集したプロセスデータを管理装置に報告するデータ処理部を備えた基板処理装置であって、前記データ処理部は、前記データ構造を構成する項目データのうち、前記プロセスデータを収集することが出来ない項目をダミーデータとして前記項目データに定義して前記固定形式のデータ構造に調整して、前記プロセスデータを前記管理装置に送信する基板処理装置が提供される。
(付記2)
更に、
前記固定型式のデータ構造に整理した前記プロセスデータの送信有無を設定する切替部を備えた付記1の基板処理装置が提供される。
(付記3)
更に、
前記データ構造は、装置構成または基板処理装置で処理される膜種によらず同じ構造である付記1または付記2の基板処理装置が提供される。
(付記4)
更に、
前記ダミーデータは、収集可能なプロセスデータの項目データと識別可能に構成される付記1の基板処理装置が提供される。
(付記5)
本発明のさらに他の態様によれば、
予め決められた固定形式のデータ構造に調整して、生産情報として収集したプロセスデータを管理装置に送信するデータ処理工程を行うデータ処理方法であって、前記データ処理工程は、データ構造を構成する項目データのうち、プロセスデータを収集することが出来ない項目をダミーデータとして前記項目データに定義して前記固定形式のデータ構造に調整して、前記プロセスデータを前記管理装置に送信するデータ処理方法が提供される。
(付記6)
本発明のさらに他の態様によれば、
予め決められた固定形式のデータ構造に調整して、生産情報として収集したプロセスデータを管理装置に送信するデータ処理工程を有する行うデータ処理プログラムであって、前記データ処理では、データ構造を構成する項目データのうち、プロセスデータを収集することが出来ない項目をダミーデータとして前記項目データに定義して前記固定形式のデータ構造に調整して、前記プロセスデータを前記管理装置に送信する処理を行うプログラムが提供される。
(付記7)
本発明のさらに他の態様によれば、
基板を処理する基板処理工程と、予め決められた固定形式のデータ構造に調整して、生産情報として収集したプロセスデータを管理装置に送信するデータ処理を行うデータ処理工程と、を有する半導体装置の製造方法であって、前記データ処理工程の際は、前記データ構造を構成する項目データのうち、前記プロセスデータを収集することが出来ない項目をダミーデータとして前記項目データに付加して前記固定形式のデータ構造に調整して、前記プロセスデータを前記管理装置に送信する半導体装置の製造方法が提供される。
26 制御装置
30 CPU
31 表示部
32 記憶部
33 圧力制御部
34 流量制御部
35 加熱制御部
36 機構制御部


Claims (1)

  1. 予め決められた所定のデータ構造に調整して、生産情報として収集したプロセスデータを管理装置に送信するデータ処理部を備えた基板処理装置であって、
    前記データ処理部は、前記データ構造を構成する項目データのうち、前記プロセスデータを収集することが出来ない項目をダミーデータとして前記項目データに定義して前記所定のデータ構造に調整して、前記プロセスデータを前記管理装置に送信する基板処理装置
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