JP2015069582A - 接続機器診断装置及び方法 - Google Patents

接続機器診断装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015069582A
JP2015069582A JP2013205558A JP2013205558A JP2015069582A JP 2015069582 A JP2015069582 A JP 2015069582A JP 2013205558 A JP2013205558 A JP 2013205558A JP 2013205558 A JP2013205558 A JP 2013205558A JP 2015069582 A JP2015069582 A JP 2015069582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
information
control device
information processing
usb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013205558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6313946B2 (ja
Inventor
善彦 谷口
Yoshihiko Taniguchi
善彦 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2013205558A priority Critical patent/JP6313946B2/ja
Publication of JP2015069582A publication Critical patent/JP2015069582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6313946B2 publication Critical patent/JP6313946B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】多種多数の接続機器が接続される制御装置に対して、接続機器の接続情報を管理し、制御装置起動時の自己診断テストにおいて、オペレーティングシステム起動前に、各接続機器の接続状態の診断結果を表示する。【解決手段】制御装置20の起動時に、該制御装置20に接続された各接続機器の識別情報を含む接続確認情報を取得し、制御装置20に接続される各接続機器の識別情報、表示名、及び前回の接続状態を含む接続情報を、予め接続情報記憶部22に記憶し、接続確認情報と接続情報とを照合し、該照合により接続機器の接続状態の異常又は正常を診断する。該照合による照合結果を、制御装置20のオペレーティングシステムの起動前に画面表示部27に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ等を用いた制御装置や情報処理装置に接続される接続機器の接続状態を診断する接続機器診断装置及び方法に関する。
パーソナルコンピュータ等を用いた制御装置や情報処理装置は、電源投入後、自動的にPOST(Power On Self Test)と称される自己診断テストを行う。該自己診断テストでは、主にメインメモリのチェック(メモリ容量及び障害の有無のチェック等)、各種デバイス(CPU、キーボード、マウス等)のチェック及び初期化、起動デバイス(HDDやDVD等)の特定及びそのチェック等が行なわれる。
図9に従来の電源投入時の自己診断テストの処理フローの概要を示す。図9に示すように、パーソナルコンピュータ等を用いた制御装置や情報処理装置(以下、単に「制御装置」という。)の電源がオンにされると、制御装置が使用可能な状態となるように起動される(ステップS91)。
電源投入により制御装置が起動されると、制御装置は、自動的に自己診断テストを開始する(ステップS92)。自己診断テストでは、制御装置に接続又は搭載されている機器を確認する(ステップS93)。自己診断の終了後、自己診断結果を制御装置に接続された表示装置の画面に表示する(ステップS94)。
自己診断テストにおいて異常が検出された場合、制御装置の内部のブザーによりビープ音を鳴動させ、異常原因を示すエラー内容を報知し、合わせて該エラー内容を、表示装置の画面に表示する。例えば、制御装置内部のファンの停止の異常を検出した場合、表示画面に「System FAN Stop」等と表示する。
自己診断結果の表示後、所定時間経過後に、又は異常が検出された場合はユーザによるキー押下の検出後に、制御装置のオペレーティングシステム(OS)を起動する(ステップS95)。これらの処理は、制御装置起動時に動作するBIOS(Basic Input/Output System)により実行される。
関連する技術として、制御システムを構成する各機器からID情報を収集し、該ID情報から抽出される機器の種類毎のプロファイルに示される診断手順に従って、機器毎及び伝送路毎に健常性を診断し、ID情報からネットワーク構成情報を生成し、ネットワーク構成情報に診断結果を反映させたネットワーク状態情報を表示して、各機器及び伝送路の健常性を診断する機器管理装置などが、下記の特許文献1等により知られている。
特開2009−266047号公報
前述のように、制御装置の起動時の自己診断機能は、ハードディスクドライブ(HDD)やDVD(Digital Versatile Disc)ドライブ等のように、常時具備され、診断対象として認識可能な一部の機器に対して診断が行なわれるが、それ以外の接続機器(例えば、金融機関向けの通帳伝票プリンタやスタンドスキャナや生体認証装置等)の接続有無や、キーボード、マウス等の通常の接続機器の、前回の接続状態からの変化の有無について、自己診断は行なわれていなかった。
この理由として、例えば金融機関等の業務用の制御装置は、旧式の機種を含めて多種に亘るUSB(Universal Serial Bus)等による接続機器が多数接続されるため、診断対象の接続機器の機器情報を絞り込むことが困難であり、多種多数の接続機器の情報や接続状態の照合による診断を行うことが困難であったことが挙げられる。
そのため、USB等による接続機器の接続不良や誤接続や物理的故障等の異常が起きていても、制御装置起動時の自己診断テストでは、該異常が表示装置の画面に表示されず、ユーザは、各接続機器のケーブルの抜け落ち若しくは物理的な故障が原因であるのか、又はドライバ等のソフトウェアの障害が原因であるのかを、制御装置起動後でオペレーティングシステム(OS)起動前に、判断することができなかった。
これらの接続機器の異常は、オペレーティングシステム(OS)の起動完了後に得られる接続機器情報の遣り取りのログ情報等を解析することにより、検出することは可能であるが、制御装置の起動後に直ちにチェックすることができず、接続機器のケーブルの抜け落ちや物理的な故障が原因であるのか、ドライバ等のソフトウェアの障害が原因であるのか等を、OS起動前にすぐに確認することができるようにはなっていなかった。
そのため、ユーザは、オペレーティングシステム(OS)の起動完了後に表示される業務開始用画面等に表示される接続機器の異常の通知メッセージの表示を見るなどして、接続機器の異常を確認し、該接続機器の接続不良や誤接続を直した後、制御装置を再起動しなければならず、接続機器の接続不良や誤接続の発生時に、その対処に多くの時間が費やされることがあった。
上記課題に鑑み、本発明は、多種多数の接続機器が接続される制御装置に対して、接続機器の接続情報を管理し、制御装置起動時の自己診断テストにおいて、オペレーティングシステム(OS)が起動する前に、各接続機器の接続状態の診断結果を表示することができる接続機器診断装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明に係る一つの形態である接続機器診断装置は、制御装置又は情報処理装置の起動時に、該制御装置又は情報処理装置に接続された各接続機器の識別情報を含む接続確認情報を取得する接続確認情報取得手段と、前記制御装置又は情報処理装置に接続される各接続機器の識別情報、表示名、及び前回の接続状態を含む接続情報を対応付けて記憶した接続情報記憶手段と、前記接続確認情報取得手段により取得した前記接続確認情報と、前記接続情報記憶手段に記憶された前記接続情報とを照合し、該照合により前記接続機器の接続状態の異常又は正常を診断する照合手段と、前記照合手段による照合結果を、制御装置又は情報処理装置のオペレーティングシステムの起動前に表示する表示手段と、を備えたものである。
本発明によれば、多種多数の接続機器が接続される制御装置に対して、接続機器の前回の接続状態を含む接続情報を管理し、制御装置起動時の自己診断テストにおいて確認した接続機器の接続確認情報と前記接続情報とを照合して、接続機器の接続状態を診断することにより、オペレーティングシステム(OS)の起動前に、各接続機器の接続状態の診断結果を表示することができる。
そのため、USB接続機器の接続不良又は物理的故障による異常が起きた場合、装置起動時の自己診断テストの段階で、それらの異常を発見することができ、USB接続機器の接続障害の原因が、物理的な障害によるものかソフトウェア障害によるものかを容易に切り分けることが可能となる。
USB接続機器の接続状態の診断の処理フローを示す図である。 制御装置の機能ブロック構成例を示す図である。 USB機器の接続情報のデータテーブルの一例を示す図である。 電源投入からOS起動までの処理フローの詳細を示す図である。 第1の実施例の接続形態を示す図である。 第1の実施例の自己診断及び照合結果の表示例を示す図である。 第2の実施例の自己診断及び照合結果の表示例を示す図である。 第3の実施例の自己診断及び照合結果の表示例を示す図である。 従来の電源投入時の自己診断テストの処理フローの概要を示す図である。
制御装置にUSBケーブルにより接続される接続機器(以下、「USB接続機器」という。)は、ベンダID及びプロダクトIDの2つの機器固有の識別情報を有している。ベンダIDは、製造業者固有の識別情報であり、プロダクトIDは、各製造業者により付与される装置毎に異なる固有の識別情報である。これら2つの識別情報を参照することにより、キーボードやマウス等のUSB接続機器を特定することが可能となる。
なお、本発明の実施形態において、接続機器は、USB接続機器に限らず、制御装置起動時に動作するBIOSによる自己診断テスト時に識別情報を取得することができる接続機器であればよいが、以下ではUSB接続機器を例に説明する。
本発明の実施形態では、事前に、制御装置に接続される各USB接続機器の識別情報及び機器情報及び接続状態の情報を含む接続情報をデータテーブルとして、特定の場所に記憶させておく。
そして、制御装置の起動時の自己診断テストにおいて、USB接続機器の接続を確認し、接続が確認されたUSB接続機器の識別情報を含む接続確認情報と、事前に記憶させておいたUSB接続機器の接続情報とを照合し、該照合を基にUSB接続機器の接続状態の異常/正常を診断する工程を追加する。
この照合の結果を、制御装置に接続された表示装置の画面に表示させることにより、接続すべきUSB接続機器が正しく接続されているかをユーザ等が容易に判断することを可能にする。
図1にUSB接続機器の接続状態の診断結果の表示の処理フローを示す。図1の処理フローは、電源投入からオペレーティングシステム(OS)起動までの処理フローの概要を示している。図1の処理フローにおいて、ステップS1により制御装置の電源がオンにされ、制御装置が起動される。制御装置の電源投入は、該制御装置のスイッチのオンよる電源投入、タイマーの設定による電源投入、又はサーバ等からの遠隔操作による電源投入等の何れであってもよい。
電源投入により制御装置が起動されると、制御装置は、自動的に自己診断テストを開始する(ステップS2)。自己診断テストでは、制御装置に接続され、搭載されている機器を確認する(ステップS3)。
このとき、制御装置から、該制御装置に接続された各USB接続機器に対して、ベンダID及びプロダクトIDの識別情報を問い合わせる信号を送信する。各USB接続機器は、該信号に対して、自身のベンダID及びプロダクトIDの識別情報を応答する。制御装置は、各USB接続機器からのベンダID及びプロダクトIDの識別情報の応答を受信し、該制御装置に接続された各USB接続機器の接続を確認する。
次に、制御装置は、特定の場所からUSB接続機器の接続情報を入手する(ステップS4)。そして、ステップS3で接続を確認したUSB接続機器の接続確認情報と、ステップS4で入手した接続情報との照合を行う(ステップS5)。該照合により診断したUSB接続機器の接続状態の正常/異常を示す照合結果を、前述の従来の自己診断結果と共に、制御装置に接続された表示装置の画面に表示する(ステップS6)。
自己診断結果及び照合結果の表示後、所定時間経過後に、又は異常が検出された場合はユーザによるキー押下の検出等の後に、制御装置のオペレーティングシステム(OS)を起動する(ステップS7)。これらの処理は、制御装置の起動時に動作するBIOSにより実行される。
図2は制御装置の機能ブロック構成例を示す。制御装置20は、記憶部21、接続情報記憶部22、CPU23、主メモリ24、チップセット25、BIOS ROM26を備える。制御装置20には、画面表示部27が接続される。
記憶部21は、大容量の記憶装置で、データやプログラムを記憶し、電源の供給が停止しても記録内容を消失しない不揮発性の記憶装置であり、ハードディスクや光磁気ディスク(MO)、CD−R、CD−R/RW、CD−ROM、DVD−ROM、DVD−R、BD−RDVD等が用いられる。
接続情報記憶部22は、後述するが、接続されるUSB接続機器の機器情報(機器名称、表示名及び識別情報)とそのポート番号と前回の接続状態とを対応付けた接続情報のデータテーブルを記憶する不揮発性の記憶部である。
CPU23は、中央処理装置又は中央演算処理装置などと称され、演算部及び制御部を有し、プログラムの命令を解読し、種々の演算を行ない、各機器の制御、数値計算等の種々の処理を、プログラム従って実行する。
主メモリ24は、記憶部21に比べて記憶容量は小さいが、高速に読み書きが可能な記憶部である。主メモリ24に記憶されるデータは、CPU23に対して実行すべき処理を教える命令、或いはCPU23が命令を実行する処理の対象となるデータ等であり、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等が主に用いられる。
チップセット25は、BIOS ROM26等のメモリや周辺機器を接続する標準バスとCPU23の外部バスとのバスブリッジ等の機能を、1個乃至少数の大規模集積回路(LSI)に集積したものである。
BIOS ROM26は、ハードウェアに対して最も低レベルの入出力データの送受信を行うためのプログラムを記憶し、制御装置20の電源投入時に最初に実行され、装置の初期化、自己診断テスト、オペレーティングシステム(OS)の起動等の処理を実行させるプログラムが書き込まれている読出し専用の不揮発性記憶装置である。
画面表示部27は、制御装置20に接続され、制御装置20から出力される表示情報を液晶パネル等に表示するディスプレイ又はモニタ用の表示画面を備えた表示装置であり、本実施形態においては、制御装置起動時の自己診断の結果及びUSB接続機器の照合結果を表示する。
図3は接続情報記憶部22に記憶されるUSB機器の接続情報のデータテーブルの一例を示す。該接続情報のデータテーブルは、各USB接続機器の機器名称、表示名、ベンダID、プロダクトID、前回の状態、ポート番号を対応付けて格納する。
機器名称は、USB接続機器の名称であり、図3に示した例では、マウス、キーボード、スタンドスキャナ、通帳伝票プリンタである。表示名は、USB接続機器の照合結果を画面表示部27に表示するときの表示名である。ベンダIDは、当該USB接続機器のベンダIDであり、プロダクトIDは、当該USB接続機器のプロダクトIDである。
前回の状態は、制御装置20を前回の接続状態を確認したときおける当該USB接続機器の接続状態である。USB接続機器の接続状態としては、接続された状態“Connected”又は接続されていない状態、もしくはUSB接続機器が認識出来なかった状態“Disconnected”を示す情報が格納される。ポート番号は、USB接続機器のUSBケーブルが差し込まれる制御装置20の接続口(ポート)の番号である。
USB接続機器の接続状態を記憶するタイミングは、制御装置20の電源がオンされ、自己診断テストを行い、USB接続機器の確認が終わった後、オペレーティングシステム(OS)起動前に行われる。
図4は電源投入からオペレーティングシステム(OS)起動までの処理フローの詳細を示す。図4の処理フローにおいて、制御装置20の電源がオンにされ、制御装置20が起動される(ステップS401)。電源投入により制御装置20が起動されると、制御装置20は、自動的に自己診断テストを開始する(ステップS402)。
自己診断テストでは、制御装置20に接続、搭載されている機器を確認する(ステップS403)。このとき、制御装置20から、該制御装置20に接続された各USB接続機器に対して、ベンダID及びプロダクトIDの識別情報を問い合わせる信号を送信する。
各USB接続機器は、該信号に対して、自身の識別情報を応答する。制御装置20は、各USB接続機器からの識別情報の応答を受信し、該制御装置20に接続された各USB接続機器のベンダID及びプロダクトIDを確認する。
制御装置20は、従来の自己診断テストを終了すると(ステップS404)、自己診断中にF2キーが押下されたか否かを判定する(ステップS405)。自己診断中にF2キーが押下された場合、ステップS415に移行し、BIOS設定画面を表示する。
自己診断中にF2キーが押下されなかった場合、USB接続機器の接続状態を表す接続情報の存否を判定する(ステップS406)。USB接続機器の接続情報が無い場合(ステップS406でNo)、ステップS411に移行してオペレーティングシステム(OS)を起動する。
USB接続機器の接続情報が存在する場合(ステップS406でYes)、特定の場所から該USB接続機器の接続状態を表す接続情報を入手する(ステップS407)。なお、ステップS407による接続情報の入手は、例えば、前述のステップS403等と一緒に行なってもよい。
そして、ステップS403で確認したUSB接続機器の接続確認情報と、ステップS407で入手したUSB接続機器の接続状態を表す接続情報とを照合する(ステップS408)。この照合により、USB接続機器の接続状態の正常/異常を診断した照合結果を、画面表示部27に所定時間表示する(ステップS409)。
そして、ステップS403で確認したUSB接続機器の接続確認情報とステップS407で入手したUSB接続機器の接続状態を表す接続情報とが一致しているか否かを判定し(ステップS410)、一致している場合(ステップS410でYes)、ステップS411に移行してオペレーティングシステム(OS)を起動する。
一方、ステップS403で確認したUSB接続機器の接続確認情報と、ステップS407で入手したUSB接続機器の接続状態を表す接続情報とが一致していない場合(ステップS410でNo)、ステップS409で表示した照合結果を表示したまま、制御装置20を起動する動作を停止させる(ステップS412)。
そして、ユーザによりF1キーが押下されたか否かを判定し(ステップS413)、F1キーが押下された場合(ステップS413でYes)、ステップS411に移行してオペレーティングシステム(OS)を起動する。
一方、F1キーが押下されない場合(ステップS413でNo)、ユーザによりF2キーが押下されたか否かを判定し(ステップS414)、F2キーが押下された場合(ステップS414でYes)、ステップS415に移行してBIOS設定画面を表示する。F2キーが押下されない場合(ステップS414でNo)、ステップS412に戻り、ステップS409で表示した照合結果を表示したまま、制御装置20の起動を停止させておく。
図5は第1の実施例の接続形態を示す。第1の実施例では、制御装置20に、USB接続機器としてキーボード51、マウス52、スタンドスキャナ53及び通帳伝票プリンタ54が接続される例を示している。キーボード51はB社製でベンダIDが00bb、プロダクトIDが1111であり、マウス52はA社製でベンダIDが00aa、プロダクトIDが1111であり、スタンドスキャナ53はB社製でベンダIDが00bb、プロダクトIDが1122であり、通帳伝票プリンタ54は、B社製でベンダIDが00bb、プロダクトIDが1133であるとする。
制御装置20内の接続情報記憶部22は、USB接続機器の接続情報として、図3に示すベンダID、プロダクトID、機器名称、表示名、前回の状態、及びポート番号の情報を、USB接続機器毎に対応付けて記憶する。本実施例において、接続情報記憶部22には、図3に示す接続情報の内容が記憶されているものとする。
制御装置20の電源投入後、制御装置20は、自己診断テスト時に、制御装置20に接続されたキーボード51及びスタンドスキャナ53、通帳伝票プリンタ54から、ベンダID及びプロダクトIDの識別情報を受信する。
該受信の結果、ポート番号USB1にキーボードが接続され、ポート番号USB2に何も接続されず、ポート番号USB3にスタンドスキャナが接続され、ポート番号USB4に通帳伝票プリンタが接続されていることが確認されたものとする。
そして、該確認した各USB接続機器の接続確認情報と、接続情報記憶部22に記憶された、図3に示す各USB接続機器の接続情報とを照合する。該照合の結果、ポート番号USB1への接続が確認されたキーボードは、図3の接続情報と一致するので、接続は正常と診断する。
ポート番号USB2には接続が確認されず、それに対して図3の接続情報では、前回マウスが接続されていた状態であるので、ポート番号USB2へのマウスが非接続で異常であると診断する。ポート番号USB3への接続が確認されたスタンドスキャナは、図3の接続情報と一致するので、接続は正常と診断する。ポート番号USB4への接続が確認された通帳伝票プリンタは、図3の接続情報と一致するので、接続は正常と診断する。
このように、前回の接続状態を接続情報として記憶させておき、前回に接続されていたUSB接続機器の接続状態と、今回確認したUSB機器の接続状態とを照合し、USB接続機器の接続に過不足がある場合は、自己診断テスト時に接続の異常を知らせるメッセージを表示させてユーザに対する注意喚起を行う。
図6に第1の実施例の自己診断及び照合結果の表示例を示す。図6に示すように、自己診断の結果として、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ(SATA−HDD)、DVDドライブ(SATA−DVD)の認識結果が表示され、また、ポート番号USB1のキーボード(USB−KB)の接続は正常(OK)、ポート番号USB2のマウス(USB−Mouse)は非接続(Disconnected)で異常(NG)、ポート番号USB3のスタンドスキャナ(Scanner)の接続は正常(OK)、ポート番号USB4の通帳伝票プリンタ(Passbook Printer)の接続は正常(OK)、ポート番号USB5は非接続で正常(OK)であることが表示される。
第2の実施例として、制御装置20が接続されるデータサーバ内に、USB接続機器の接続状態を表す接続情報を保持させる構成としてもよい。なお、金融機関等で使用される制御装置とデータサーバとの通信タイミングとして、下記(1)、(2)のタイミングが想定される。
(1)データサーバから制御装置に対して、毎朝定刻での起動指示を送信する時
(2)一日の業務終了後に、その日の最終的な取引結果を、制御装置からデータサーバへ送信する時
上記(1)、(2)のタイミングでデータサーバと制御装置との間で通信を行い、前日、データサーバが入手したUSB接続機器の接続情報と、当日朝の制御装置の起動時に確認されたUSB接続機器の接続確認情報とを照合し、それらの情報に差分が有った場合に、該差分を示すメッセージを含む照合結果を画面表示部27に表示し、制御装置20の起動を停止させることにより、制御装置20の利用者にUSB機器の接続の異常を知らせる。
このように、USB接続機器の接続状態について、前日の業務終了時の接続状態と照合することにより、前日の運用時からのUSB接続機器の増減の有無を照合することができ、USB接続機器の増減が有った場合には、前日の接続情報との差分を示す情報を、ポート番号及びUSB接続機器の表示名と共に画面表示部27に表示させる。
もし、増えたUSB接続機器に対して、予め記憶した接続情報のデータテーブルに表示名等のデータが存在しない場合は、該USB接続機器が接続されたポート番号、及び未知のデバイスが接続された旨のメッセージを表示させる。
図7は第2の実施例の自己診断及び照合結果の表示例を示す。図7に示すように、自己診断の結果として、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ(SATA−HDD)、DVDドライブ(SATA−DVD)の認識結果が表示され、ポート番号USB1のキーボード(USB−KB)の接続は正常(OK)、ポート番号USB2のマウス(USB−Mouse)の接続は正常(OK)、ポート番号USB3のスタンドスキャナ(Scanner)の接続は正常(OK)、ポート番号USB4の通帳伝票プリンタ(Passbook Printer)の接続は正常(OK)、ポート番号USB5は未知のデバイスが接続され異常(NG)、ポート番号USB6及びUSB7は非接続で正常(OK)、であることが表示される。
金融機関等の制御装置20では、USB接続機器の接続構成として予め想定される複数のパターンが存在するため、金融機関のデータサーバに、予め想定される接続構成をパターンA、パターンB・・・として記憶させておく。
そして、制御装置20の起動後の自己診断テスト時にデータサーバと通信し、USB接続機器の接続確認情報の接続状態が、予め記憶された接続構成のパターンの何れに最も近いかをチェックし、最も近いパターンを選定し、選定したパターンとUSB接続機器の接続確認情報との照合結果を、画面表示部27に表示させる構成としてもよい。
図8に第3の実施例の自己診断及び照合結果の表示例を示す。図8に示すように、自己診断の結果として、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ(SATA−HDD)、DVDドライブ(SATA−DVD)の認識結果が表示され、ポート番号USB1のキーボード(USB−KB)の接続は正常(OK)、ポート番号USB2のマウス(USB−Mouse)の接続は正常(OK)、ポート番号USB3のスタンドスキャナ(Scanner)の接続は正常(OK)、ポート番号USB4の通帳伝票プリンタ(Passbook Printer)の接続は正常(OK)、ポート番号USB5は何も接続されていないので正常(OK)であること、接続構成はパターンAに合致している旨のメッセージが表示される。
以上の実施例において、各接続機器の識別情報及び表示名等の接続情報は、制御装置20内部の接続情報記憶部22に記憶させる場合、制御装置20の工場出荷時当に情報を格納するようにしてもよい。
また、該接続情報を、制御装置20外部のデータサーバ等に記憶させる場合には、システム管理者がシステム構築時にデータサーバ等に該接続情報を登録し、制御装置20の電源投入時に、該接続情報を制御装置20がデータサーバ等から入手するようにしてもよい。
USB接続機器の接続状態の照合結果を表示し、異常が表示されていた場合、ユーザは保守者に連絡をし、保守者はUSB接続機器の接続状態の照合結果の表示を目視して、異常が表示されたUSB接続機器の接続不良を直ちに修復することができ、USB接続機器の接続不良に対して迅速に対処することが可能になる。なお、該照合結果に異常が表示された場合、該照合結果をサーバへ自動的に送信して保守者へ直接USB接続機器の接続異常を通知する構成としてもよい。
このように、本実施形態では、制御装置20起動時の自己診断テスト時に、接続が確認されたUSB接続機器の名称を表示させることにより、USB接続機器のケーブル抜け落ちや物理的故障の場合は、USB接続機器の表示名の横にNGで表示されるため、自己診断テスト時にケーブル抜け落ちや物理的故障の有無を判断することが可能となる。
そのため、キーボード等のUSB接続機器が使用不可となる異常が起きた場合に、そのUSBケーブル抜け落ちによる物理的切断若しくは機器故障か、或いは、ドライバエラー等のソフトウェア上のエラーによるものかの障害原因の切り分けが容易となる。
何故なら、起動時の自己診断テストで、USB接続機器の表示名の横にNGで表示されれば、USB接続機器の物理的故障又はケーブルの抜け落ちと判断することができ、起動時の自己診断テストで、USB接続機器の表示名が表示されれば、ドライバエラー等のソフトウェア上のエラーによるものと判断することができる。
また、制御装置20の起動時に、接続されているUSB接続機器の表示名と前回の接続状態とUSBポート番号とを対応付けて表示することにより、オペレーティングシステム(OS)起動前に、どのUSBポート番号のどのUSB接続機器が非接続となっているか、又は故障しているかを容易に検出することができる。それにより、従来は長時間掛かっていた障害接続機器の切り分けに要する時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以上に述べた金融機関向けの接続機器診断装置及び方法の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は実施形態を取ることができる。
本実施形態の接続機器診断装置及び方法は、実際には、金融機関等の業務用の制御装置のように、多種多数のUSB接続機器が制御装置に接続される場合に、該USB接続機器の接続障害の調査用として、好適に利用することができる。
20 制御装置
21 記憶部
22 接続情報記憶部
23 CPU
24 主メモリ
25 チップセット
26 BIOS ROM
27 画面表示部
51 キーボード
52 マウス
53 スタンドスキャナ
54 通帳伝票プリンタ

Claims (6)

  1. 制御装置又は情報処理装置の起動時に、該制御装置又は情報処理装置に接続された各接続機器の識別情報を含む接続確認情報を取得する接続確認情報取得手段と、
    前記制御装置又は情報処理装置に接続される各接続機器の識別情報、表示名、及び前回の接続状態を含む接続情報を対応付けて記憶した接続情報記憶手段と、
    前記接続確認情報取得手段により取得した前記接続確認情報と、前記接続情報記憶手段に記憶された前記接続情報とを照合し、該照合により前記接続機器の接続状態の異常又は正常を診断する照合手段と、
    前記照合手段による照合結果を、前記制御装置又は情報処理装置のオペレーティングシステムの起動前に表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする接続機器診断装置。
  2. 前記接続情報記憶手段を、前記制御装置又は情報処理装置が接続されたデータサーバに備え、
    前記照合手段は、前記制御装置又は情報処理装置と前記データサーバとの間で、前記照合のための通信を行う通信手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の接続機器診断装置。
  3. 前記接続情報記憶手段は、前記制御装置又は情報処理装置における前記接続機器の接続構成の複数のパターンを記憶し、
    前記照合手段は、前記接続構成の複数のパターンの中から、前記接続確認情報取得手段により取得した前記接続確認情報の接続状態に最も近いパターンを選定し、該選定したパターンと前記接続確認情報とを照合する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の接続機器診断装置。
  4. 制御装置又は情報処理装置の起動時に、該制御装置又は情報処理装置に接続された各接続機器の識別情報を含む接続確認情報を取得する接続確認情報取得ステップと、
    前記制御装置又は情報処理装置に接続される各接続機器の識別情報、表示名、及び前回の接続状態を含む、予め記憶された接続情報と、前記接続確認情報とを照合し、該照合により前記接続機器の接続状態の異常又は正常を診断する照合ステップと、
    前記照合ステップによる照合結果を、前記制御装置又は情報処理装置のオペレーティングシステムの起動前に表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする接続機器診断方法。
  5. 前記接続情報は、前記制御装置又は情報処理装置が接続されたデータサーバに記憶され、
    前記照合ステップは、前記制御装置又は情報処理装置と前記データサーバとの間で、前記照合のための通信を行う通信ステップを含むことを特徴とする請求項4記載の接続機器診断方法。
  6. 前記接続情報として、前記制御装置又は情報処理装置における前記接続機器の接続構成の複数のパターンが記憶され、
    前記照合ステップは、前記接続構成の複数のパターンの中から、前記接続確認情報取得ステップにより取得した前記接続確認情報の接続状態に最も近いパターンを選定し、該選定したパターンと前記接続確認情報とを照合する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の接続機器診断方法。
JP2013205558A 2013-09-30 2013-09-30 接続機器診断装置及び方法 Active JP6313946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013205558A JP6313946B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 接続機器診断装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013205558A JP6313946B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 接続機器診断装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015069582A true JP2015069582A (ja) 2015-04-13
JP6313946B2 JP6313946B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=52836128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013205558A Active JP6313946B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 接続機器診断装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6313946B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7426269B2 (ja) 2020-03-27 2024-02-01 株式会社コンテック 情報処理装置および情報処理システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667934A (ja) * 1992-08-14 1994-03-11 Nec Field Service Ltd コンピュータのシステム起動時の異常検出システム
JP2008262480A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、制御方法、画像処理装置起動プログラム及び記憶媒体
JP2010231381A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2012048490A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Toshiba Tec Corp 情報処理装置及びプログラム
JP2012216112A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Nec Corp コンピュータシステムおよび周辺機器の情報取得方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667934A (ja) * 1992-08-14 1994-03-11 Nec Field Service Ltd コンピュータのシステム起動時の異常検出システム
JP2008262480A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、制御方法、画像処理装置起動プログラム及び記憶媒体
JP2010231381A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2012048490A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Toshiba Tec Corp 情報処理装置及びプログラム
JP2012216112A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Nec Corp コンピュータシステムおよび周辺機器の情報取得方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7426269B2 (ja) 2020-03-27 2024-02-01 株式会社コンテック 情報処理装置および情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6313946B2 (ja) 2018-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017063505A1 (zh) 一种服务器硬件故障检测方法及其装置和服务器
WO2017125014A1 (zh) 硬盘监控方法及装置
TWI530790B (zh) 系統啓動碼恢復方法、運算系統、及供於系統中使用之控制器
CN109117327A (zh) 一种硬盘检测方法及装置
CN112732477B (zh) 一种带外自检故障隔离的方法
JP4746455B2 (ja) コンピュータ装置、起動制御方法及び起動制御プログラム
US20170286097A1 (en) Method to prevent operating system digital product key activation failures
US20150213424A1 (en) Service data record system and pos system with the same
US20120137027A1 (en) System and method for monitoring input/output port status of peripheral devices
US20130268744A1 (en) Method for detecting hardware
TWI761668B (zh) 具自我檢測的電腦系統及其偵錯方法
JP6313946B2 (ja) 接続機器診断装置及び方法
JP5777483B2 (ja) プログラマブルコントローラシステム
CN115827298A (zh) 一种服务器开机故障定位方法、装置、终端及存储介质
KR20200004514A (ko) Pci-e 인터페이스를 이용한 컴퓨터 장애진단 시스템
TWI391816B (zh) 電腦開機除錯方法
KR20190116029A (ko) 시스템 온 칩 및 그 동작 방법
JP7426269B2 (ja) 情報処理装置および情報処理システム
JP6094685B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置制御プログラム
JP6217086B2 (ja) 情報処理装置、エラー検出機能診断方法およびコンピュータプログラム
CN107450894B (zh) 通知开机阶段的方法及服务器系统
TWI775360B (zh) 用以記錄電腦系統的硬體元件狀態的儲存裝置及其電腦實施方法
WO2019169615A1 (zh) 访问指令sram的方法和电子设备
CN116414611A (zh) 基于冗余存储的开机自检设备故障定位系统
US20100125691A1 (en) Method for powerless identification of server i/o slots

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170713

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170720

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6313946

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150