JP2015069562A - 画像処理システム、情報送信装置および画像処理装置 - Google Patents

画像処理システム、情報送信装置および画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サーバにサインインするためのサインイン情報を画像処理装置にて入力するユーザの手間を軽減する。
【解決手段】画像処理システムによれば、携帯端末からMFPにサインイン情報を送信すると、サーバが前回サインインしてから更新された場合、サーバにサインインが許可された状態とし、更新されていない場合、サーバにサインインが許可された状態としない。これにより、ユーザは、手動でサーバの更新の有無を確認することなく、サーバにサインインが許可された状態になっているか否かから、更新の有無を確認することができる。
【選択図】図6

Description

画像処理装置からサーバにサインインするための技術に関する。
従来から、読み取った画像の電子ファイルをサーバへアップロードする画像読取装置や、サーバからダウンロードした電子ファイルを印刷する印刷装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−269250号公報
しかし、上述した画像読取装置等の画像処理装置が、サーバとの間でデータのやり取りをするためには、ユーザは、画像処理装置にて、サーバにサインインするためのサインイン情報を入力する必要があり、手間がかかるなどの問題があった。
本明細書では、サーバにサインインするためのサインイン情報を画像処理装置にて入力するユーザの手間を軽減することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される画像処理システムは、情報送信装置と画像処理装置とを備える画像処理システムであって、前記情報送信装置は、送信側通信部と、記憶部と、送信側制御部と、を備え、前記画像処理装置は、画像に関する機能を実行する画像処理部と、受信側通信部と、受信側制御部と、を備え、前記送信側制御部は、前記記憶部に記憶されサーバにサインインするためのサインイン情報を前記送信側通信部に送信させる送信処理を実行し、前記受信側制御部は、前記送信側通信部が送信したサインイン情報を前記受信側通信部に受信させる受信処理と、前記受信側通信部が受信したサインイン情報に基づき、前記受信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする受信側サインイン処理と、を実行する。
この画像処理システムは、情報送信装置の記憶部に記憶されているサインイン情報を画像処理装置に送信し、そのサインイン情報に基づき、画像処理装置からサーバにサインインする。これにより、サーバにサインインするためのサインイン情報を画像処理装置にて入力するユーザの手間を軽減することができる。
上記画像処理システムでは、前記記憶部には、前記サインイン情報が複数、記憶され、前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、前記複数のサインイン情報から、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する抽出処理を実行し、前記受信側制御部は、前記受信側サインイン処理において、前記抽出処理で抽出されたサインイン情報に対応するサーバにサインインしてもよい。
記憶部に記憶されている全てのサインイン情報についてサインインする構成とすると、画像処理装置において、本来必要がなかったサーバへのサインインが無駄に実行されてしまうおそれがある。そこで、上記画像処理システムは、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報に対応するサーバにサインインし、抽出条件を満たさないサインイン情報に対応するサーバにサインインしない。これにより、画像処理装置において本来必要がなかったサーバへのサインインの実行を抑制することができる。
上記画像処理システムでは、前記送信側制御部は、前記記憶部に記憶されているサインイン情報に基づき、前記送信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする送信側サインイン処理を実行し、前記抽出条件には、現在、前記情報送信装置にサインインを許可しているサーバに対応するサインイン情報であること、が含まれていてもよい。
情報送信装置にサインインを許可していないサーバへのサインインは本来必要がない可能性が高い。そこで、この画像処理システムは、現在、情報送信装置にサインインを許可しているサーバに対応するサインイン情報を抽出してサインインする。これにより、情報送信装置にサインインを許可していないサーバに、画像処理装置から無駄にサインインすることを抑制することができる。
上記画像処理システムでは、前記画像処理部の機能と、当該機能を利用するサーバとが対応付けられており、前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、前記情報送信装置のユーザが前記画像処理部の機能の利用権限を有するか否かを判断する権限判断処理を実行し、前記抽出条件には、前記権限判断処理で利用権限を有しないと判断された機能を利用しないサーバに対応するサインイン情報であること、が含まれていてもよい。
ユーザが利用権限を有しない機能を利用するサーバへのサインインは本来必要がない可能性が高い。そこで、この画像処理システムは、ユーザが利用権限を有しない機能を利用するサーバに対応するサインイン情報を抽出しない。これにより、ユーザが利用権限を有しない機能を利用するサーバに、画像処理装置から無駄にサインインすることを抑制することができる。
上記画像処理システムでは、前記画像処理部の機能と、当該機能を利用するサーバとが対応付けられており、前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、前記画像処理部の機能にエラーが発生しているか否かを判断するエラー判断処理を実行し、前記抽出条件には、前記実行可否判断処理でエラーが発生していると判断された機能を利用しないサーバに対応するサインイン情報であること、が含まれていてもよい。
エラーが発生している機能を利用するサーバへのサインインは本来必要がない可能性が高い。そこで、この画像処理システムは、エラーが発生している機能を利用するサーバに対応するサインイン情報を抽出しない。これにより、エラーが発生している機能を利用するサーバに、画像処理装置から無駄にサインインすることを抑制することができる。
上記画像処理システムでは、前記情報送信装置は、送信側表示部を備え、前記画像処理装置は、受信側表示部を備え、前記送信側制御部は、前記記憶部に記憶されているサインイン情報に基づき、前記送信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする送信側サインイン処理と、前記送信側サインイン処理により前記情報送信装置にサインインを許可したサーバから提供され前記送信側表示部の表示対象として指定されているページのアドレス情報を、前記送信側通信部に送信させるアドレス送信処理と、を実行し、前記受信側制御部は、前記情報送信装置から送信されたアドレス情報に基づき、前記ページの画像を、前記受信側表示部に表示させる表示処理と、を実行してもよい。
この画像処理システムによれば、情報送信装置の送信側表示部の表示対象として指定されているサーバのページが、画像処理装置の受信側表示部に表示される。これにより、ユーザは画像処理装置において上記ページの画像を表示させる操作を行う手間を軽減することができる。
上記画像処理システムでは、前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、前記サーバに前回サインインまたはサインアウトしてから当該サーバが更新されたか否かを判断する更新判断処理を実行し、前記受信側制御部は、前記更新判断処理で更新されたと判断された場合、前記サーバにサインイン状態が許可された状態とし、前記更新判断処理で更新されていないと判断された場合、前記サーバにサインイン状態が許可された状態としないサインイン状態処理を実行してもよい。
この画像処理システムは、情報送信装置から画像処理装置にサインイン情報を送信すると、サーバが前回サインインまたはサインアウトしてから更新された場合、サーバにサインインが許可された状態とし、更新されていない場合、サーバにサインインが許可された状態としない。これにより、ユーザは、手動でサーバの更新の有無を確認することなく、サーバにサインイン状態が許可された状態になっているか否かから、更新の有無を確認することができる。
上記画像処理システムでは、前記受信側制御部は、前記受信側サインイン処理により、前記サーバの更新時刻を取得し、前記更新判断処理において、前記サーバの更新時刻と前記前回サインインまたはサインアウトした時刻との先後に基づき、当該サーバが更新されたか否かを判断してもよい。
この画像処理システムによれば、実際のサーバの更新時刻から、サーバの更新の有無を正確に判断することができる。
上記画像処理システムでは、前記送信側制御部は、前記記憶部に記憶されているサインイン情報に基づき、前記送信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインして、前記サーバの更新時刻を取得する取得処理と、前記更新判断処理において、前記サーバの更新時刻と前記前回サインインまたはサインアウトした時刻との先後に基づき、当該サーバが更新されたか否かを判断してもよい。
この画像処理システムによれば、実際のサーバの更新時刻から、サーバの更新の有無を正確に判断することができる。
情報送信装置は、送信側通信部と、記憶部と、送信側制御部と、を備え、前記送信側制御部は、前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、サーバにサインインするための複数のサインイン情報から、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する抽出処理と、前記送信側通信部に、前記抽出処理で抽出されたサインイン情報を画像処理装置に送信させる送信処理と、を実行する。
画像処理装置は、画像に関する機能を実行する画像処理部と、受信側通信部と、受信側制御部と、を備え、前記受信側制御部は、外部装置から、サーバにサインインするための複数のサインイン情報を前記受信側通信部に受信させる受信処理と、前記複数のサインイン情報から、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する抽出処理と、前記抽出処理で抽出されたサインイン情報に基づき、前記受信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする受信側サインイン処理と、を実行してもよい。
なお、この発明は、画像処理システム、画像処理装置、情報送信装置、サインイン方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、サーバにサインインするためのサインイン情報を画像処理装置にて入力するユーザの手間を軽減することができる。
実施形態1の画像処理システムを示すブロック図 ユーザ権限情報の一例を示す図 サーバ利用機能情報の一例を示す図 携帯端末処理を示すフローチャート MFP処理を示すフローチャート ユーザ、携帯端末10、MFP20およびサーバ30の間のシーケンスを示す図 実施形態2の端末側サインイン処理を示すフローチャート 携帯端末処理を示すフローチャート MFP処理を示すフローチャート
<実施形態1>
実施形態1の画像処理システム1について図1〜図6を参照しつつ説明する。
[画像処理システムの構成]
図1に示すように、画像処理システム1は、携帯端末10と、複合機(以下、MFP:Multi Function Peripheral)20とを備える。MFP20は、携帯端末10との間で通信が可能であり、且つ、サーバ30にサインインすることによりサーバ30との間で通信を行うことができる。ユーザは、携帯端末10にて、当該携帯端末に記憶されているサインイン情報をMFP20に送信する操作を行うことにより、MFP20でサインイン情報の入力操作を行うことなく、MFP20からサーバ30にサインインすることができる。
サーバ30は、例えば電子ファイル格納サービスなど、サービス事業者によるWEBサービス(以下、単にサービス)を提供するためのコンピュータ、または、当該サービスを提供するソフトウエアである。サービスは、例えば、フェイスブック(Facebook 登録商標)等のクラウドサービスやソーシャルネットワーキングサービス(SNS Social Networking Service)である。以下、図1に示すように、サーバ30の例として、互いに異なるサービスをそれぞれ提供する4つのサーバ30A〜30Dを挙げて説明する。
サインインは、ログインと同義であり、サーバ30との通信接続を申請することに限らす、既にサーバ30との通信接続が許可された状態で、サーバ30が提供する特定のサービスや機能の利用開始を申請することも含まれる。
(携帯端末の構成)
携帯端末10は、情報送信装置の一例であり、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等である。携帯端末10は、中央処理装置(以下、CPU)11、ROM12、RAM13、不揮発性メモリ14、表示部15、操作部16、NFCインターフェース17A、ネットワークインターフェース17B、および、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)18を有する。
ROMに12には、各種のプログラムが記憶されており、各種のプログラムには、例えば、WEBブラウザ等、サーバ30にアクセスするための通信ソフト、MFP20を制御するためのプリンタドライバ、後述する携帯端末処理等を実行するためのプログラムが含まれる。RAM13は、CPU11が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。
不揮発性メモリ14は、記憶部の一例である。なお、不揮発性メモリ14は、NAVRAM(Non Volatile RAM)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、EPPROM(Electrically Erasable Programable Read-Only Memory)などの書き換え可能なメモリであればよい。
不揮発性メモリ14には、サーバ30にサインインするためのサインイン情報、MFP20の利用を可能とするためのユーザ認証情報などが記憶される。以下、不揮発性メモリ24には、上述した4つのサーバ30A〜30Dそれぞれに対応する4つのサインイン情報が記憶されているものとする。各サインイン情報には、サーバ名等のサーバ指定情報、ユーザ名等のユーザ識別情報、パスワードが含まれる。ユーザ認証情報には、ユーザ名等のユーザ識別情報が含まれる。
CPU11は、送信側制御部の一例である。CPU11は、バスを介して、ROM12やRAM13等と接続されており、ROM12から読み出したプログラムに従って、携帯端末10の各部を制御する。表示部15は、送信側表示部の一例であり、液晶ディスプレイやランプ等を有し、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。操作部16は、複数のボタンを有し、ユーザにより各種の入力操作が可能である。
NFCインターフェース17Aおよびネットワークインターフェース17Bは、送信側通信部の一例である。具体的には、NFCインターフェース17Aは、NFC(Near Field Communication)方式に従った無線通信を行うためのインターフェースである。携帯端末10は、NFCインターフェース17Aにより、MFP20との間で近距離通信を行うことができる。
ネットワークインターフェース17Bは、例えばWi−Fi方式に従って、サーバ30と無線通信を行うためのインターフェースである。携帯端末10は、ネットワークインターフェース17Bにより、ネットワークを介して、サーバ30との間で通信を行うことができる。即ち、携帯端末10は、MFP20を介さずに直接、サーバ30にサインインすることによりサーバ30との間で通信を行うことができる。このサインインするための処理は、送信側サインイン処理の一例である。
(MFPの構成)
MFP20は、画像処理装置の一例であり、印刷機能およびスキャン機能を有する。印刷機能およびスキャン機能は、画像に関する機能の一例である。MFP20は、CPU21、ROM22、RAM23、不揮発性メモリ24、表示部25、操作部26、NFCインターフェース27A、ネットワークインターフェース27B、読取部28A、印刷部28B、エラー検出部28C、ASIC29を有する。
ROMに22には、各種のプログラムが記憶されており、各種のプログラムには、例えば、WEBブラウザ等、サーバ30にアクセスするための通信ソフト、後述するMFP処理を実行するためのプログラムや、読取部28Aや印刷部28Bの各種の動作を制御するためのプログラムが含まれる。RAM23は、CPU21が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。
不揮発性メモリ24は、NAVRAM、フラッシュメモリ、HDD、EPPROMなどの書き換え可能なメモリであればよい。不揮発性メモリ24には、後述するユーザ権限情報、サーバ利用機能情報などが記憶される。
ユーザ権限情報は、ユーザごとに、MFP20の機能の利用権限の有無を示す情報であり、具体的には、各ユーザ1〜3と、各機能の利用権限の有無とが対応付けられている。図2の例では、ユーザ1は、読取機能および印刷機能の両方の利用権限を有し、ユーザ2は、印刷機能のみ利用権限を有し、ユーザ3は、読取機能のみ利用権限を有する。
サーバ利用機能情報は、サーバ30ごとに、MFP20の機能の利用の有無を示す情報であり、具体的には、各サーバ30A〜30Dと、各機能の利用の有無とが対応付けられている。図3の例では、サーバ30Aは、読取機能および印刷機能の両方を利用するサービスを有し、サーバ30Bは、読取機能および印刷機能のいずれも利用しないサービスを有し、サーバ30Cは、読取機能のみ利用するサービスを有し、サーバ30Dは、印刷機能のみ利用するサービスを有する。
CPU21は、受信側制御部の一例である。CPU21は、バスを介して、ROM22やRAM23等と接続されており、ROM22から読み出したプログラムに従って、MFP20の各部を制御する。表示部25は、受信側表示部の一例であり、液晶ディスプレイやランプ等を有し、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。操作部26は、複数のボタンを有し、ユーザにより各種の入力操作が可能である。
NFCインターフェース27Aおよびネットワークインターフェース27Bは、受信側通信部の一例である。具体的には、NFCインターフェース27Aは、NFC方式に従った無線通信を行うためのインターフェースである。MFP20は、NFCインターフェース27Aにより、携帯端末10との間で近距離通信を行うことができる。ネットワークインターフェース27Bは、例えばWi−Fi方式に従って、サーバ30と無線通信を行うためのインターフェースである。MFP20は、ネットワークインターフェース27Bにより、ネットワークを介して、サーバ30との間で通信を行うことができる。即ち、MFP20は、携帯端末10を介さずに直接、サーバ30にサインインすることによりサーバ30との間で通信を行うことができる。
読取部28Aおよび印刷部28Bは、画像処理部の一例である。読取部28Aは、CPU21の制御により、図示しない原稿シート上の画像を読み取って、その読取データを出力する。印刷部28Bは、インクジェット方式或いは電子写真方式等の印刷機構であり、CPU21の制御により、例えばサーバ30からダウンロードした画像データに基づく画像を、図示しない印刷用シート上に印刷する。エラー検出部28Cは、読取部28Aおよび印刷部28Bで発生したエラーを検出し、その検出結果をCPU21に出力する。エラーの例は、読取部28Aでの原稿シート詰まりや、印刷部28Bでの印刷用シート詰まり、着色剤不足、印刷用シート不足などである。
[画像処理システムの動作]
次に画像処理システムの動作について、図4〜図6を参照しつつ説明する。図6には、ユーザ、携帯端末10、MFP20およびサーバ30の間のシーケンスが示されており、同図中のステップSは、図4,図5のステップSに対応している。
[携帯端末の制御]
例えばユーザが操作部16により携帯端末処理のプログラムを起動させる操作を行うと、携帯端末10のCPU11は、図4に示す携帯端末処理を実行する。携帯端末処理は、携帯端末10に記憶されているサインイン情報を、MFP20に送信するための処理である。
まず、CPU11は、NFCインターフェース17Aが、MFP20からNFC用の検出電波を受信したか否かを判断する(S1)。ここで、MFP20は、電源がオンされると、NFCインターフェース27Aから検出電波を発信するものとする。CPU11は、検出電波を受信していないと判断した場合(S1:NO)、待機する。
一方、例えばユーザが、携帯端末10をMFP20に近づける、いわゆるNFCタッチを行うことで、携帯端末10とMFP20との間の距離が、互いに電波が届く距離(例えば10cm)以下になると、CPU11は、検出電波を受信したと判断する(S1:YES)。そして、CPU11は、応答電波をMFP20に送信し、携帯端末10とMFP20との間にNFC通信接続を確立させ、NFC通信を開始する(S2)。
次に、CPU11は、サインイン許可の有無に基づくサインイン情報の抽出処理を実行する(S3)。上述したように、携帯端末10は、不揮発性メモリ14に記憶されているサインイン情報に基づき、MFP20を介さずに直接、サーバ30にサインインすることによりサーバ30との間で通信を行うことができる。
CPU11は、例えばWEBブラウザのアクセス情報に基づき、不揮発性メモリ14に記憶されている4つのサインイン情報のなかに、サインイン許可の抽出条件を満たすサインイン情報が有るか否かを判断する。サインイン許可の抽出条件は、現在、携帯端末10にサインインを許可しているサーバ30のサインイン情報であることである。
ここで、サインインが許可されていないサーバ30のサインイン情報、換言すれば、携帯端末10において現在使用されていないサーバ30のサインイン情報は、MFP20でも使用されない可能性が高い。そこで、このS3の抽出処理により、携帯端末10において現在使用されていないサーバ30のサインイン情報は、MFP20からサーバ30へのサインイン処理(後述する図5のS15参照)の対象から外される。このため、MFP20で使用されない可能性が高いサーバ30に、MFP20から無駄にサインインすることを抑制することができる。
CPU11は、抽出条件を満たすサインイン情報が無いと判断した場合(S3:NO)、エラー処理を実行し(S6)、本携帯端末処理を終了する。エラー処理は、ユーザにエラーを報知するための処理であり、CPU11は、例えばエラーメッセージ等を、携帯端末10の表示部15に表示させる。なお、エラー処理では、表示部15による表示以外に、例えば、図示しない発光部の発光、バイブレータの振動や、スピーカの発音等、各種の報知方法を利用することが可能である。
S3で、CPU11は、抽出条件を満たすサインイン情報が有ると判断した場合(S3:YES)、そのサインインを許可しているサーバ30の指定ページのアドレス情報を取得する(S4)。指定ページは、そのサーバ30から提供される複数のページのうち、現在、表示部15の表示対象としてユーザにより指定されているページである。また、指定ページは、現在表示部15に表示されているページに限らず、現在表示部15に表示されていないが、サインインが許可されたサーバ30に対してユーザが指定しているページでもよい。
アドレス情報は、例えばURL(Uniform Resource Locator)情報である。CPU11は、S3で複数のサインイン情報を抽出した場合、サインイン情報ごとに、指定ページのアドレス情報を取得する。CPU11は、アドレス情報を取得すると、NFCインターフェース17Aに指示し、S3で抽出されたサインイン情報、上記ユーザ認証情報、および、アドレス情報をMFP20に送信させ、本携帯端末処理を終了する(S5)。このS5の処理は、送信処理、アドレス送信処理の一例である。
[MFPの制御]
上述したNFCタッチにより、NFCインターフェース27Aが上記応答電波を携帯端末10から受信すると、MFP20のCPU21は、携帯端末10とMFP20との間にNFC通信接続を確立させるための通信を開始し、図5に示すMFP処理を実行する。MFP処理は、携帯端末10から受信したサインイン情報に基づき、サーバ30にサインインするための処理である。
まず、CPU21は、携帯端末10から、サインイン情報、ユーザ認証情報、および、アドレス情報を受信したか否かを判断する(S11)。S11の処理は、受信処理の一例である。CPU21は、サインイン情報等を受信していないと判断した場合(S11:NO)、待機する。
一方、CPU21は、サインイン情報等を受信したと判断した場合(S11:YES)、S11で携帯端末10から受信したユーザ認証情報に基づき、携帯端末10のユーザが、MFP20の機能の利用権限を有しているか否かを判断する(S12)。このS12の処理は、権限判断処理の一例である。具体的には、CPU21は、携帯端末10のユーザ名が、上述したユーザ権限情報に登録されていなければ、利用権限を有していないと判断する。CPU21は、ユーザ名がユーザ権限情報登録されていれば、利用権限を有していると判断し、更に、読取機能および印刷機能それぞれについて、機能ごとに利用権限の有無を判断する。
S12で、CPU21は、利用権限を有していないと判断した場合(S12:NO)、エラー処理を実行し(S19)、本MFP処理を終了する。エラー処理は、ユーザにエラーを報知するための処理であり、CPU21は、例えばエラーメッセージ等を表示部25に表示させたりする。なお、エラー処理では、表示部25による表示以外に、例えば、携帯端末10への通知、図示しない発光部の発光、バイブレータの振動や、スピーカの発音等、各種の報知方法を利用することが可能である。
S12で、CPU21は、読取機能および印刷機能の少なくとも1つの利用権限を有していると判断した場合(S12:YES)、利用権限の有無に基づくサインイン情報の抽出処理を実行する(S13)。具体的には、CPU21は、携帯端末10から受信したサインイン情報ごとに、利用権限の抽出条件を満たすか否かを判断し、利用権限の抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する。利用権限の抽出条件は、利用権限を有しない機能を利用しないサーバ30のサインイン情報であることである。
CPU21は、S12の判断結果から、利用権限を有しない機能を特定し、また、上述したサーバ利用機能情報を参照して、サインイン情報に含まれるサーバ指定情報で指定されたサーバ30が利用する機能を特定する。そして、CPU21は、利用権限を有しない機能が、サーバ30が利用する機能に含まれない場合、サインイン情報は利用権限の抽出条件を満たすと判断し、利用権限を有しない機能が、サーバ30が利用する機能に含まれる場合、サインイン情報は利用権限の抽出条件を満たさないと判断する。
例えば、ユーザ認証情報がユーザ2を示し、サーバ指定情報がサーバDを指定する場合、ユーザ2が利用権限を有しない機能は読取機能であり、サーバDで利用する機能は印刷機能であり、両者は異なるため、サインイン情報は利用権限の抽出条件を満たすと判断される。一方、ユーザ認証情報がユーザ2を示し、サーバ指定情報がサーバCを指定する場合、ユーザ2が利用権限を有しない機能は読取機能であり、サーバDで利用する機能は読取機能であり、両者は一致するため、サインイン情報は利用権限の抽出条件を満たさないと判断される。
ここで、ユーザが利用権限を有しない機能を利用するサーバ30にサインインしても、そのサーバ30の機能を利用することができず、そのサインインは本来必要がない可能性が高い。そこで、このS13の抽出処理により、ユーザが利用権限を有しない機能を利用するサーバ30のサインイン情報は、MFP20からサーバ30へのサインイン処理(後述する図5のS15参照)の対象から外される。このため、機能を利用できないサーバ30に、MFP20から無駄にサインインすることを抑制することができる。
S13で、CPU21は、利用権限の抽出条件を満たすサインイン情報が無いと判断した場合(S13:NO)、上記エラー処理(S19)を実行し、本MFP処理を終了する。CPU21は、利用権限の抽出条件を満たすサインイン情報が少なくとも1つ有ると判断した場合(S13:YES)、エラーの有無に基づくサインイン情報の抽出処理を実行する(S14)。
具体的には、CPU21は、S12で抽出したサインイン情報ごとに、エラーの抽出条件を満たすか否かを判断し、エラーの抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する。エラーの抽出条件は、エラーが発生している機能を利用しないサーバ30のサインイン情報であることである。CPU21は、エラー検出部28Cからのエラー検出結果から、エラーの発生している機能を特定する。そして、CPU21は、エラーが発生している機能が、サーバ30が利用する機能に含まれない場合、サインイン情報はエラーの抽出条件を満たすと判断し、エラーが発生している機能が、サーバ30が利用する機能に含まれる場合、サインイン情報はエラーの抽出条件を満たさないと判断する。
例えば、ユーザ認証情報がユーザ3を示し、サーバ指定情報がサーバCを指定する場合、読取機能にエラーが発生していなければ、サインイン情報は利用権限の抽出条件を満たすと判断される。一方、ユーザ認証情報がユーザ3を示し、サーバ指定情報がサーバCを指定する場合、読取機能にエラーが発生していれば、サインイン情報は利用権限の抽出条件を満たさないと判断される。
ここで、エラーが発生している機能を利用するサーバ30にサインインしても、そのサーバ30の機能を利用することができず、そのサインインは本来必要がない可能性が高い。そこで、このS14の抽出処理により、エラーが発生している機能を利用するサーバ30のサインイン情報は、MFP20からサーバ30へのサインイン処理(後述する図5のS15参照)の対象から外される。このため、機能を利用できないサーバ30に、MFP20から無駄にサインインすることを抑制することができる。
S14で、CPU21は、エラーの抽出条件を満たすサインイン情報が無いと判断した場合(S14:NO)、上記エラー処理(S19)を実行し、本MFP処理を終了する。CPU21は、エラーの抽出条件を満たすサインイン情報が少なくとも1つ有ると判断した場合(S14:YES)、そのサインイン情報に基づき、ネットワークインターフェース27Bに指示して、当該サインイン情報のサーバ30にサインインする(S15)。このS15の処理は、受信側サインイン処理の一例である。
CPU21は、サインインした後、そのサインインが許可されたか否かを判断する(S16)。例えば、CPU21は、サーバ30からサービスのトップページの画像データを受信した場合、サインインが許可されたと判断し、エラー通知を受信した場合、サインインが許可されなかったと判断する。
S16で、CPU21は、サインインが許可されなかったと判断した場合(S16:NO)、上記エラー処理(S19)を実行し、本MFP処理を終了する。CPU21は、サインインが許可されたと判断した場合(S16:YES)、携帯端末10から受信したアドレス情報に対応する上記指定ページにアクセスし、その指定ページの画像データを受信し、当該指定ページの画像を表示部25に表示させる、或いは、表示部25の表示対象として指定する(S17)。
ここで、仮に、CPU21が、サインインが許可されたと判断した場合(S16:YES)、S17の処理を実行せずにS18に進む構成とすると、MFP20の表示部25には、サービスのトップページの画像が表示されることになる。従って、ユーザは、トップページから、携帯端末10で指定されていた指定ページまで移行させるための操作を、MFP20の操作部26にて改めて行う必要がある。しかし、本実施形態では、S17の処理を実行することにより、ユーザは、MFP20においてサービスのトップページから指定ページに移行するための操作を行う手間を軽減することができる。このS17の処理は、表示処理の一例である。
CPU21は、指定ページの画像を表示部25に表示させると、S13,14で抽出された全てのサインイン情報について、S15のサインイン処理を実行したかどうかを判断する(S18)。CPU21は、まだサインイン処理を実行していないサインイン情報が残っていると判断した場合(S18:NO)、S15に戻り、全てのサインイン情報についてサインイン処理を実行したと判断した場合(S18:YES)、本MFP処理を終了する。
なお、MFP20からサーバ30へのサインインが許可されると、ユーザは、MFP20の操作部26にて所定の操作を行うことにより、例えば、読取部28Aで読み取られた読取データを、MFP20からサーバ30にアップロードしたり、サーバ30からMFP20にダウンロードしたデータに基づき印刷部28Bに印刷処理を実行させたりすることが可能になる。
[本実施形態の効果]
本実施形態の画像処理システム1によれば、携帯端末10に記憶されているサインイン情報がMFP20に送信され、そのサインイン情報に基づき、MFP20からサーバ30にサインインされる。これにより、サーバ30にサインインするためのサインイン情報をMFP20にて入力するユーザの手間を軽減することができる。
ここで、例えば、ユーザがMFP20の操作部26の操作方法に慣れていなかったり、表示部25や操作部26が小さいために操作し辛かったりすることがある。一方、ユーザは、MFP20の操作に比べて、携帯端末10の操作の方が慣れている可能性が高い。このような場合、画像処理システム1であれば、ユーザが使い慣れた携帯端末10の操作で、MFP20からサーバ30へのサインインを行うことができるから、特に有効である。
また、携帯端末10に記憶されている全てのサインイン情報についてサインインする構成とすると、MFP20において、本来必要がなかったサーバ30へのサインインが無駄に実行されてしまうおそれがある。そこで、画像処理システム1によれば、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報に対応するサーバ30にサインインし、抽出条件を満たさないサインイン情報に対応するサーバ30にサインインしない。これにより、MFP20において本来必要がなかったサーバ30へのサインインの実行を抑制することができる。
<実施形態2>
図7〜図9は実施形態2を示す。上記実施形態1との相違は、携帯端末10およびMFP20の制御内容にあり、その他の点は上記実施形態1と同様である。従って、上記実施形態1と共通するところは同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
[画像処理システムの動作]
[携帯端末の制御]
例えばユーザが操作部16により特定のサーバ30のサインインページにアクセスし、サインイン情報を入力する操作を行うと、携帯端末10のCPU11は、図7に示す端末側サインイン処理を実行する。
まず、CPU11は、サインインが許可されたか否かを判断する(S21)。例えば、CPU11は、サーバ30からサービスのトップページの画像データを受信した場合、サインインが許可されたと判断し、エラー通知を受信した場合、サインインが許可されなかったと判断する。
S21で、CPU11は、サインインが許可されなかったと判断した場合(S21:NO)、上記S6と同様のエラー処理(S23)を実行し、本MFP処理を終了する。CPU11は、サインインが許可されたと判断した場合(S21:YES)、そのサインインした時刻を取得して、サインイン情報と対応付けて不揮発性メモリ14に記憶し(S22)、本MFP処理を終了する。以下、このS22で取得したサインイン時刻を、前回サインイン時刻という。
また、例えばユーザが操作部16により携帯端末処理のプログラムを起動させる操作を行うと、CPU11は、図8に示す携帯端末処理を実行する。まず、CPU11は、図4のS1と同様、NFCインターフェース17Aが、MFP20からNFC用の検出電波を受信したか否かを判断し(S31)、検出電波を受信していないと判断した場合(S31:NO)、待機する。
一方、CPU11は、検出電波を受信したと判断した場合(S31:YES)、上記図4のS2と同様、携帯端末10とMFP20との間にNFC通信接続を確立させ、NFC通信を開始する(S32)。次に、CPU11は、NFCインターフェース17Aに指示し、不揮発性メモリ14に記憶されているサインイン情報、および、それに対応付けられた前回サインイン時刻をMFP20に送信させ、本携帯端末処理を終了する(S33)。このS33の処理は、送信処理の一例である。
[MFPの制御]
上述したNFCタッチにより、NFCインターフェース27Aが上記応答電波を携帯端末10から受信すると、MFP20のCPU21は、携帯端末10とMFP20との間にNFC通信接続を確立させるための通信を開始し、図9に示すMFP処理を実行する。
まず、CPU21は、携帯端末10から、サインイン情報、および、前回サインイン時刻を受信したか否かを判断する(S41)。S41の処理は、受信処理の一例である。CPU21は、サインイン情報等を受信していないと判断した場合(S41:NO)、待機する。
一方、CPU21は、サインイン情報等を受信したと判断した場合(S41:YES)、サーバ順位Nを0に初期化し(S42)、そのサーバ順位Nに1加算する(S43)。サーバ順位Nは、CPU21が、携帯端末10から受信したサインイン情報に対応するサーバ30に個別に付けた順位である。次に、CPU21は、N番目のサーバ30のサービス内容が、前回サインイン時刻から更新されたか否かを判断する更新判断処理を実行する(S44〜S47)
まず、CPU21は、N番目のサーバ30のサインイン情報に基づき、ネットワークインターフェース27Bに指示して、N番目のサーバ30にサインインする(S44)。このS44の処理は、受信側サインイン処理の一例である。CPU21は、サインインした後、上記図5のS16と同様、そのサインインが許可されたか否かを判断する(S45)。CPU21は、サインインが許可されなかったと判断した場合(S45:NO)、上記図5のS19と同様のエラー処理(S50)を実行し、本MFP処理を終了する。
CPU21は、サインインが許可されたと判断した場合(S45:YES)、N番目のサーバ30のRSS(RDF site summary)やHTML(HyperText Markup Language)などの更新情報から、N番目のサーバ30の直近の更新時刻を取得する(S46)。CPU21は、この更新時刻が前回サインイン時刻よりも遅いか否かを判断し(S47)、更新時刻が前回サインイン時刻よりも遅いと判断した場合(S47:YES)、N番目のサーバ30は、前回サインイン時刻から更新されていることになる。そこで、CPU21は、N番目のサーバ30へのサインインの許可状態を維持し、S48に進む。
一方、CPU21は、この更新時刻が前回サインイン時刻以前であると判断した場合(S47:NO)、N番目のサーバ30は、前回サインイン時刻から更新されていないため、サインインを許可した状態を維持する必要性が低い。そこで、CPU21は、N番目のサーバ30に対してサインアウトし(S49)、S48に進む。なお、S47,S49はサインイン状態処理の一例である。
S48では、CPU21は、携帯端末10から受信した全てのサインイン情報について、更新判断処理を実行したかどうかを判断する。CPU21は、まだ更新判断処理を実行していないサインイン情報が残っていると判断した場合(S48:NO)、S43に戻り、全てのサインイン情報について更新判断処理を実行したと判断した場合(S48:YES)、本MFP処理を終了する。
[本実施形態の効果]
本実施形態の画像処理システム1によれば、携帯端末10からMFP20にサインイン情報を送信すると、サーバ30が前回サインインしてから更新された場合、サーバ30にサインインが許可された状態とし、更新されていない場合、サーバにサインインが許可された状態としない。これにより、ユーザは、手動でサーバの更新の有無を確認することなく、サーバ30にサインインが許可された状態になっているか否かから、更新の有無を確認することができる。
また、更新判断処理では、実際のサーバ30の更新時刻を取得し(図9のS46)、サーバ30の更新時刻と前回サインイン時刻との先後に基づき、当該サーバ30が更新されたか否かを判断する、従って、実際のサーバの更新時刻から、サーバの更新の有無を正確に判断することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
「情報送信装置」は、上記携帯端末10に限られず、例えば、設置型のパーソナルコンピュータや、デジタルカメラ等の電気機器でもよい。要するに、情報送信装置は、サインイン情報を記憶する記憶部と、そのサインイン情報を送信する機能とを少なくとも有する装置であればよい。
「送信側通信部」および「受信側通信部」は、NFC方式やWi−Fi方式の無線通信以外に、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、Transfer Jetなどでもよく、更に、無線通信方式に限らず、有線通信方式でもよい。また、送信側通信部は、MFP20との通信と、サーバ30との通信とを、共通の通信方式で行う構成でもよい。受信側通信部は、携帯端末10との通信と、サーバ30との通信とを、共通の通信方式で行う構成でもよい。
「送信側制御部」および「受信側制御部」は、1つのCPU11,21により図4等の各処理を実行する構成であった。しかし、これに限らず、送信側制御部および受信側制御部は、複数のCPUにより図4等の各処理を実行する構成、ASIC18,29などの専用のハード回路のみにより図4等の各処理を実行する構成や、CPUおよびハード回路により図4等の各処理を実行する構成でもよい。
「画像処理装置」は、印刷機能及びスキャン機能を実行可能なMFPに限られず、印刷機能及びスキャン機能のうちの印刷機能のみを実行可能なプリンタ、スキャン機能のみを実行可能なスキャナでもよい。また、「画像処理装置」は、印刷機能及びスキャン機能とは異なる画像処理機能、例えば、画像の表示機能、画像編集機能、ファクシミリ機能,データ変換機能、データ加工機能などを実行する画像処理部を有する装置でもよい。
「記憶部に記憶されているサインイン情報」は、不揮発性メモリ14に記憶されたサインイン情報に限らず、例えば、サインインする際、ユーザにより、サービスのサインインページに入力され、RAM13に一時的に記憶されているサインイン情報でもよい。なお、記憶部に記憶されているサインイン情報は1つでもよい。
CPU11は、図4の処理のうち、S3、S4の少なくとも1つの処理を実行しない構成でもよい。また、CPU21は、図5の処理のうち、S12,S13,S14の少なくとも1つの処理を実行しない構成でもよい。なお、図5の処理において、利用権限の有無に基づく抽出処理(S13)と、エラーの有無に基づく抽出処理(S14)の実行順序は逆でもよい。
画像処理システム1は、MFP20のCPU21が、S3のようなサインイン許可の有無に基づくサインイン情報の抽出処理を実行する構成でもよい。具体的には、携帯端末10は、不揮発性メモリ14に記憶されている全てのサインイン情報、および、それぞれのサインイン情報のサインインの許可の有無の情報をMFP20に送信する。そして、MFP20のCPU21は、それらの情報から、サインイン許可の有無に基づく抽出処理(S3参照)を実行することができる。
画像処理システム1は、携帯端末10のCPU11が、S13のような利用権限の有無に基づく抽出処理、および、S14のようなエラーの有無に基づく抽出処理(S14)の少なくとも1つを実行する構成でもよい。具体的には、CPU11は、S12の利用権限の判断結果をMFP20から取得し、その判断結果とサーバ利用機能情報とから、利用権限の有無に基づく抽出処理(S13参照)を実行することができる。また、CPU11は、エラー検出結果をMFP20から取得し、そのエラー検出結果とサーバ利用機能情報とから、エラーの有無に基づく抽出処理(S14参照)を実行することができる。なお、サーバ利用機能情報は、携帯端末10の不揮発性メモリ14等に記憶されていてもよいし、MFP20から送信されてもよい。
抽出条件は、サインインの実行頻度や回数が所定値以上であるサーバのサインイン情報であることや、MFP20が有する機能を利用するサーバのサインイン情報であることなどでもよい。
実施形態2において、携帯端末10からMFP20にサインイン情報を送信すると、サーバ30が前回サインアウトしてから更新された場合、サーバにサインイン状態が許可された状態とし、更新されていない場合、サーバにサインイン状態が許可された状態としない構成としてもよい。この場合、CPU11は、サーバ30に対してサインアウトしたときに、そのサインアウトした時刻を取得して、サインイン情報と対応付けて不揮発性メモリ14に記憶する。
実施形態2の「更新判断処理」において、CPU21は、サーバ30の更新時刻を取得せずに、前回サインイン時刻からの経過時間が基準時間を超えたことを条件に更新したと判断してもよい。
更に、「更新判断処理」は、携帯端末10側で実行してもよい。例えば、携帯端末10がサインインした際、CPU11が、サーバ30から更新時刻を取得し、前回サインイン時刻との先後に基づき、サーバ30が更新されたか否かを判断する。そして、CPU11は、更新されたと判断したサインイン情報だけをMFP20側に送信してもよい。
1:画像処理システム 10:携帯端末 17A,27A:NFCインターフェース 17B,27B:ネットワークインターフェース 20:MFP 30:サーバ 11,21:CPU 14:不揮発性メモリ 15,25:表示部 28A:読取部 28B:印刷部

Claims (11)

  1. 情報送信装置と画像処理装置とを備える画像処理システムであって、
    前記情報送信装置は、
    送信側通信部と、
    記憶部と、
    送信側制御部と、を備え、
    前記画像処理装置は、
    画像に関する機能を実行する画像処理部と、
    受信側通信部と、
    受信側制御部と、を備え、
    前記送信側制御部は、
    前記記憶部に記憶されサーバにサインインするためのサインイン情報を前記送信側通信部に送信させる送信処理を実行し、
    前記受信側制御部は、
    前記送信側通信部が送信したサインイン情報を前記受信側通信部に受信させる受信処理と、
    前記受信側通信部が受信したサインイン情報に基づき、前記受信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする受信側サインイン処理と、を実行する、画像処理システム。
  2. 請求項1に記載の画像処理システムであって、
    前記記憶部には、前記サインイン情報が複数、記憶され、
    前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、
    前記複数のサインイン情報から、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する抽出処理を実行し、
    前記受信側制御部は、
    前記受信側サインイン処理において、前記抽出処理で抽出されたサインイン情報に対応するサーバにサインインする、画像処理システム。
  3. 請求項2に記載の画像処理システムであって、
    前記送信側制御部は、
    前記記憶部に記憶されているサインイン情報に基づき、前記送信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする送信側サインイン処理を実行し、
    前記抽出条件には、現在、前記情報送信装置にサインインを許可しているサーバに対応するサインイン情報であること、が含まれる、画像処理システム。
  4. 請求項2または3に記載の画像処理システムであって、
    前記画像処理部の機能と、当該機能を利用するサーバとが対応付けられており、
    前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、
    前記情報送信装置のユーザが前記画像処理部の機能の利用権限を有するか否かを判断する権限判断処理を実行し、
    前記抽出条件には、前記権限判断処理で利用権限を有しないと判断された機能を利用しないサーバに対応するサインイン情報であること、が含まれる、画像処理システム。
  5. 請求項2または3に記載の画像処理システムであって、
    前記画像処理部の機能と、当該機能を利用するサーバとが対応付けられており、
    前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、
    前記画像処理部の機能にエラーが発生しているか否かを判断するエラー判断処理を実行し、
    前記抽出条件には、前記実行可否判断処理でエラーが発生していると判断された機能を利用しないサーバに対応するサインイン情報であること、が含まれる、画像処理システム。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
    前記情報送信装置は、送信側表示部を備え、
    前記画像処理装置は、受信側表示部を備え、
    前記送信側制御部は、
    前記記憶部に記憶されているサインイン情報に基づき、前記送信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする送信側サインイン処理と、
    前記送信側サインイン処理により前記情報送信装置にサインインを許可したサーバから提供され前記送信側表示部の表示対象として指定されているページのアドレス情報を、前記送信側通信部に送信させるアドレス送信処理と、を実行し、
    前記受信側制御部は、
    前記情報送信装置から送信されたアドレス情報に基づき、前記ページの画像を、前記受信側表示部に表示させる表示処理と、を実行する、画像処理システム。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
    前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、
    前記サーバに前回サインインまたはサインアウトしてから当該サーバが更新されたか否かを判断する更新判断処理を実行し、
    前記受信側制御部は、
    前記更新判断処理で更新されたと判断された場合、前記サーバにサインイン状態が許可された状態とし、前記更新判断処理で更新されていないと判断された場合、前記サーバにサインイン状態が許可された状態としないサインイン状態処理を実行する、画像処理システム。
  8. 請求項7に記載の画像処理システムであって、
    前記受信側制御部は、
    前記受信側サインイン処理により、前記サーバの更新時刻を取得し、
    前記更新判断処理において、前記サーバの更新時刻と前記前回サインインまたはサインアウトした時刻との先後に基づき、当該サーバが更新されたか否かを判断する、画像処理システム。
  9. 請求項7に記載の画像処理システムであって、
    前記送信側制御部は、
    前記記憶部に記憶されているサインイン情報に基づき、前記送信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインして、前記サーバの更新時刻を取得する取得処理と、
    前記更新判断処理において、前記サーバの更新時刻と前記前回サインインまたはサインアウトした時刻との先後に基づき、当該サーバが更新されたか否かを判断する、画像処理システム。
  10. 送信側通信部と、
    記憶部と、
    送信側制御部と、を備え、
    前記送信側制御部は、
    前記送信側制御部および前記受信側制御部の少なくとも一方は、
    サーバにサインインするための複数のサインイン情報から、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する抽出処理と、
    前記送信側通信部に、前記抽出処理で抽出されたサインイン情報を画像処理装置に送信させる送信処理と、を実行する、情報送信装置。
  11. 画像に関する機能を実行する画像処理部と、
    受信側通信部と、
    受信側制御部と、を備え、
    前記受信側制御部は、
    外部装置から、サーバにサインインするための複数のサインイン情報を前記受信側通信部に受信させる受信処理と、
    前記複数のサインイン情報から、予め定めた抽出条件を満たすサインイン情報を抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理で抽出されたサインイン情報に基づき、前記受信側通信部を介して、当該サインイン情報に対応するサーバにサインインする受信側サインイン処理と、を実行する、画像処理装置。
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