JP2015068642A - 検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の動きを精度良く検知することができると共に、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知することを防止することができる検知装置を提供すること。
【解決手段】ドップラーセンサー200及び制御部300は、差分検出手段230で生成されるドップラー信号の振幅と予め設定された閾値とを比較することにより、使用者の存在及び使用状況の少なくとも一方を判定する閾値比較手段360と、予め設定された閾値を検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅に基づき補正する閾値変更手段350とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定方向に伝播波を送り出すことで対象物の動きを検出する使用者の存在検知及び使用者の使用状況検知の少なくとも一方を行う検知装置に関する。
従来から、マイクロ波ドップラーセンサーを用いて人体や尿流を検出することが行われている。マイクロ波ドップラーセンサーは、マイクロ波を送信し、対象物によって反射したマイクロ波を受信することにより、対象物の動きを検出するものである。すなわち、マイクロ波ドップラーセンサーは、センサーから送信するマイクロ波の周波数と、センサーから送信したマイクロ波が人体などの対象物によって反射してセンサーにより受信される信号の周波数との差分信号からドップラー信号を生成する。
このドップラー信号は、対象物の動き(例えば、対象物の接近や対象物の離反)を表す信号であり、便器洗浄装置の制御部は、このドップラー信号から対象物の動きを検出して、便器内の洗浄を行う。
この種の便器洗浄装置は、赤外線によって人体検出などを行う便器洗浄装置に比べ、センサーを便器内に配置することができる点で有効である。すなわち、マイクロ波が陶器を透過することができるという特性を利用して、マイクロ波ドップラーセンサーを小便器の裏側に隠すことができる(例えば、下記特許文献1)。
特開2005−330672号公報
上記特許文献1に記載のドップラーセンサーを含む装置では、対象物の動きを検出するために、ドップラー信号の周波数成分及びその大きさを抽出するための処理を行わなければならない。ところが、小便器の裏側から表側に電波を放射するもの、換言すれば、陶器越しに電波を放射するものであるため、電波法で規定されている上限値の電波を放射したとしても、検知できるドップラー信号が小さいものである。このため、陶器越しに電波を放射する場合に、対象物の動きを精度良く検知するためには、ドップラー信号を処理して対象物の動きを判定するための閾値を低く設定する必要がある。しかしながら、この閾値を低く設定し過ぎると、暗ノイズの信号を検知することによって使用者がいないのにもかかわらず使用者がいると誤検知が生じてしまう場合がある。したがって、対象物の動きを精度良く検知し、かつ、暗ノイズの信号を検知することによる誤検知が生じないようにするためには、暗ノイズの信号を検知しない程度に可能な限り低く閾値を設定する必要がある。
しかしながら、想定される暗ノイズの信号を検知しない程度に閾値を設定しても、実際に装置を設置して運用を開始すると、暗ノイズと思われる信号を拾ってしまいご検知が生じる場合があることが本発明者らの検討により判明した。このような現場ごとの差分を考慮して閾値を設定すると、閾値を高めに設定することになり、実際に使用者が存在しているにも関わらず存在していないと誤検知する場合が頻発することになる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遮蔽物の裏側から表側に伝播波を送り出して使用者の存在検知や使用状況検知を行う検知装置であって、対象物の動きを精度良く検知することができると共に、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知することを防止することができる検知装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る検知装置は、遮蔽物の裏側から表側に伝播波を送り出すことで、使用者の存在検知又は使用者の使用状況検知を行う検知装置であって、使用者の存在又は使用状況を検知しようとする検知領域に伝播波を送信する伝播波送信部と、使用者によって反射された伝播波を受信する伝播波受信部と、前記伝播波送信部によって送信された伝播波と、前記伝播波受信部によって受信された伝播波とに基づいてドップラー信号を生成するドップラー信号生成部と、前記ドップラー信号の振幅と予め設定された基準値とを比較することにより、使用者の存在及び使用状況の少なくとも一方を判定する判定部と、前記基準値を補正する補正部と、を備える。前記補正部は、前記基準値を前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅に基づいて補正する。
本発明者らは、ドップラーセンサーが検知する暗ノイズ量は、ドップラーセンサーを設置した周囲の温度変化や湿度変化によって大きく変動するものであることに着目した。そこで基準値を補正する補正部を設け、補正部は基準値をドップラー信号の振幅に基づいて補正するものとした。温度及び湿度が暗ノイズ量を大きくする側に振れている場合には、検知したいドップラー信号の振幅も増大方向に振れているものと想定される。一方、温度及び湿度が暗ノイズ量を小さくする側に振れている場合には、検知したいドップラー信号の振幅も減少方向に振れているものと想定される。そこで、ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅に基づいて基準値を補正することで、湿度測定手段や温度測定手段を設けることなく、実質的に環境の温度変化や湿度変化に対応するように基準値を補正することができる。このように暗ノイズ量の増減要因である温度変化や湿度変化に対応するように基準値を補正することができるので、基準値を暗ノイズを検出しない程度にまで低く設定することができ、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知することを防止することができる。
また本発明に係る検知装置では、前記補正部は、前記判定部により使用者がいないと判断された不存在期間において前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅の平均値を用いて前記基準値を補正することも好ましい。
判定部により使用者がいないと判断された不存在期間では、使用者を検知した信号が乗らないので暗ノイズを含む定常的なドップラー信号が検出されるので、この不存在期間にドップラー信号生成部が生成したドップラー信号は温度変化をより的確に反映しているものとなっていると想定される。そこでこの好ましい態様によれば、不存在期間におけるドップラー信号の振幅の平均値を用いて基準値を補正することで、検知精度の向上を図ることができる。
また本発明に係る検知装置では、前記補正部は、前記不存在期間が所定時間以上である場合に、前記不存在期間において前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅の平均値を用いて前記基準値を補正することも好ましい。
この好ましい態様によれば、判定部により使用者がいないと判断された期間が所定時間以上である場合に、ドップラー信号の振幅の平均値を用いて基準値を補正するため、十分なデータ数を確保することができる。このため、より正確なドップラー信号の振幅の平均値を算出することができるので、基準値を正確に補正することができる。その結果、検知精度の向上を図ることができる。
また本発明に係る検知装置では、前記補正部は、前記不存在期間に応じて変動する所定値を、前記不存在期間において前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅の平均値に乗算して補正することも好ましい。
この好ましい態様によれば、判定部により使用者がいないと判断された期間に応じて、基準値に乗算する値を変動させることができる。このため、使用者がいないと判断された期間が短く、十分なデータ数が確保できていない場合においても、基準値を経験的に想定される値に近づけることができる。その結果、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知することを防止することができる。
本発明によれば、遮蔽物の裏側から表側に伝播波を送り出して対象物を精度良く検知することができると共に、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知してしまうことを防止することができる検知装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るドップラーセンサーを取り付けた小便器洗浄装置を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係るドップラーセンサーの構成を示すブロック図である。 図2の尿流判定手段の構成を示すブロック図である。 閾値算出処理の動作を示すフローチャートである。 図4の平均値算出処理の動作を示すフローチャートである。 図4のマージン算出処理の動作を示すフローチャートである。 変形例における閾値算出処理の動作を示すフローチャートである。 図7の最大値算出処理の動作を示すフローチャートである。 図7のマージン算出処理の動作を示すフローチャートである。 ドップラー信号の波形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符合を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るドップラーセンサー200を取り付けた小便器洗浄装置1を表す概略側面図である。図1に示す小便器洗浄装置1は、小便器10に設けられ、人体及び尿流を検出するドップラーセンサー200と、小便器洗浄を制御する制御部300と、を備える。ドップラーセンサー200及び制御部300が、本発明に係る検知装置の実施形態に相当するものである。
小便器10は、ボール部11を有する。ボール部11の上部には、洗浄水をボール部11へ吐水する給水部30が設けられ、ボール部11の下部には、洗浄水を一時的に貯留するトラップ部50が設けられている。トラップ部50に貯留された水は、排水路側からボール部11側に悪臭が侵入することを防止している。そして、トラップ部50に貯留された水は、給水部30から吐水された洗浄水の水量に応じて、排水口60から排水路へ適宜排出される。
ドップラーセンサー200は、小便器10の裏面(後方)側、すなわちボール部11とは反対側に設置されている。ドップラーセンサー200は、マイクロ波あるいはミリ波などの高周波の電波を送信し、送信した電波の被検知体からの反射波を受信して、被検知体の動きを検知し、その検知信号を出力する高電波センサーである。このドップラーセンサー200は、図1に示すように、その検知領域201が前方及び下方を向くように、ボール部11に対して傾斜して設置されている。ドップラーセンサー200は、この検知領域201に、小便器10の裏面側から前方及び下方に向かって電波を放射する。放射された電波は、小便器10の前方に立った使用者(人体)2や使用者2からの尿流3に反射され、この反射された電波(反射波)をドップラーセンサー200が受信するように構成される。これにより、使用者の存在及び使用者の使用状況の検知、すなわち、小便器10に人体が近づいてきたことや小便器10から人体が遠ざかったことの他、小便器10のボール部11に尿が流れたこと(尿流3)を検知することができる。
なお、本実施形態では、小便器100にドップラーセンサー200を設置した例を示すが、小便器100に設置するだけではなく、例えば、手洗器や大便器に設置しても良い。例えば、ドップラーセンサー200を手洗器に設置する場合には、使用者が手洗器を使用する際の立ち位置を含む領域に、伝搬波としてのマイクロ波を送信する。また、例えば、ドップラーセンサー200を大便器に設置する場合には、使用者が大便器を立位使用する際の立ち位置及び着座使用する際の着座位置を含む領域に、伝搬波としてのマイクロ波を送信する。
制御部300は、ドップラーセンサー200から出力された検知信号(ドップラー信号)に基づいて、給水路の途上に設けられた給水バルブ20を駆動させる。給水部30と給水バルブ20とは、給水路によって連結されている。給水バルブ20が開放されている場合には、水は給水路の内部を通り、給水部30から吐水される。一方、給水バルブ20が閉止されている場合には、水が給水部30から吐水されることはない。
続いて、図2を参照しながら、図1に示したドップラーセンサー200及び制御部300について更に説明する。図2は、ドップラーセンサー200及び制御部300の機能的な構成を示すブロック構成図である。
図2に示すように、ドップラーセンサー200は、送信手段210と、受信手段220と、差分検出手段230と、を有する。送信手段210からは、高周波、マイクロ波あるいはミリ波などの電波が放射される。使用者2や尿流3からの反射波は、受信手段220に入力される。
なお、図2では、ドップラーセンサー200を構成する伝播波を送信する送信手段210と、伝播波を受信する受信手段220とは、一体とした構成が表されているが、一体の構成に限定されず、送信手段210と受信手段220とを別体としてドップラーセンサー200を構成しても良い。
送信波の一部と受信波は、差分検出手段230にそれぞれ入力されて合成され、ドップラー効果が反映された出力信号が出力される。つまり、差分検出手段230は、送信波の一部と受信波との周波数の差分をとり、ドップラー信号を出力する。差分検出手段230から出力されたドップラー信号は、制御部300に出力される。
差分検出手段230から出力されたドップラー信号は、周波数の低いベースラインに周波数の高い信号が重畳した波形を有する。高周波数成分には、ドップラー効果に関する情報が含まれる。すなわち、使用者2や尿流3などの被検知体が移動すると、ドップラー効果によって反射波の波長がシフトする。ドップラー周波数ΔF(Hz)は、下記の式(1)により表すことができる。
ΔF=Fs−Fb=2×Fs×v/c ・・・(1)
但し、Fs:送信周波数(Hz)
Fb:反射周波数(Hz)
v:物体の移動速度(m/s)
c:光速(=300×106m/s)
ドップラーセンサー200に対して被検知体が相対的に移動すると、式(1)で表されるように、その速度vに比例したドップラー周波数ΔFを含む出力信号を得ることができる。出力信号は周波数スペクトラムを有し、スペクトラムのピークに対応するピーク周波数と移動体の速度vとの間には相関関係がある。従って、ドップラー周波数ΔFを測定することにより速度vを求めることができる。
図2に示す制御部300は、受信出力手段310と、人体検出手段320と、尿流検出手段330とを有する。また、人体検出手段320は、人体周波数フィルタ321と、人体判定手段322を有し、尿流検出手段330は、尿流周波数フィルタ331と、尿流判定手段332とを有する。差分検出手段230から出力されたドップラー信号は、受信出力手段310により受信された後、人体周波数フィルタ321、尿流周波数フィルタ331に出力される。そして、このドップラー信号から人体接近に対応する周波数成分、尿流に対応する周波数成分以外を、人体周波数フィルタ321、尿流周波数フィルタ331によりそれぞれ削除し、人体接近に対応する人体検出周波数信号と尿流に対応する尿流検出周波数信号がそれぞれ抽出される。この際のフィルタリング周波数は、適宜変更することができる。
人体周波数フィルタ321において、人体検出に不必要な周波数成分が取り除かれ、人体接近に対応する人体検出周波数が抽出されたドップラー信号は、人体判定手段322に出力される。そして、人体判定手段322は、ドップラー信号の振幅と予め所定値に設定された閾値(基準値)とを比較することにより、使用者の存在及び使用状況の少なくとも一方の判定を行い、その判定結果に基づいて給水バルブ20を開閉する。
また、尿流周波数フィルタ331において尿流検出に不必要な周波数成分が取り除かれ、尿流に対応する尿流検出周波数が抽出されたドップラー信号は、尿流判定手段332に出力される。尿流判定手段332は、ドップラー信号の振幅と予め所定値に設定された閾値とを比較することにより、使用者の存在及び使用状況の少なくとも一方の判定を行い、その判定結果に基づいて給水バルブ20を開閉する。
本実施形態のドップラーセンサー200及び制御部300が検知するドップラー信号の一例を図10に示す。図10に示すように、設置環境の温度及び湿度が暗ノイズを増大させるものでない場合(図10中の通常時)には、検知のための閾値を低く設定しても、暗ノイズと検知信号とを判別することができる。しかしながら、設置環境の温度及び湿度が暗ノイズを増大させるものである場合(図10中の暗ノイズ増大時)には、検知のための閾値を通常時と同様に設定すると、暗ノイズでも検知してしまい誤検知が生じてしまう。そこで本実施形態では、設置環境の温度及び湿度が暗ノイズを増大させるものである場合に、ドップラー信号全体の振幅が増大することに着目し、検知のための閾値を調整することとしている。引き続いて、その具体的な手法について説明する。
ここで、図3を参照しながら、図2に示した尿流判定手段332について更に説明する。図3は、尿流判定手段332の機能的な構成を示すブロック構成図である。
図3に示すように、尿流判定手段332は、閾値演算手段340と、閾値変更手段350(補正部)と、閾値比較手段360(判定部)とを有する。
閾値演算手段340は、尿流周波数フィルタ331からのドップラー信号に基づいて、所定の閾値を算出する処理を行う。この閾値は、使用者の存在及び使用状況の少なくとも一方を判定する際にドップラー信号の振幅と比較されるものである。算出された閾値は、閾値変更手段350に出力される。
閾値変更手段350は、閾値演算手段340によって算出された閾値を補正する処理を行う。この閾値の補正は、使用者の存在を検知しようとする検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に従って変化するドップラー信号の振幅に基づいて行われる。詳細は、図4のフローチャートを参照しながら後述する。補正された閾値は、閾値比較手段360に出力される。
閾値比較手段360は、閾値変更手段350から出力された補正された閾値と、尿流周波数フィルタ331から出力されたドップラー信号の振幅とを比較することにより、使用者の存在及び使用状況の少なくとも一方を判定する。この判定した結果に基づいて、給水バルブ20を開閉する。
以上のように構成された、検知装置において、閾値算出処理の動作を、フローチャートを用いて具体的に説明する。図4は、検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅の平均値を使用した閾値算出処理の流れを表すフローチャートである。図5は、図4に示した平均算出処理のフローチャートである。図6は、図4に示したマージン算出処理のフローチャートである。
図4に示すように、閾値算出処理は、平均値算出処理とマージン算出処理の結果に基づいて行われる処理であり全体としてステップS11〜S13からなる処理が行われる。
まず、ステップS11では、検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅の平均値を算出する平均値算出処理が行われる。この平均値算出処理は、後述する図5におけるステップS21〜S28からなる処理である。
続いて、ステップS12では、ステップS11で算出された平均値に対して必要な所定値のマージンを算出するマージン算出処理が行われる。このマージン算出処理は、後述する図6におけるステップS31〜S37からなる処理である。
そして、ステップS13では、ステップS11により算出されたドップラー信号の振幅の平均値と、ステップS12により算出されたマージンに基づいて、下記式(2)を利用して閾値を算出し、閾値算出処理が終了する。
閾値=平均値×マージン ・・・(2)
このように、検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅の平均値に基づき、予め設定された閾値を補正することができる。閾値を補正することで、検知領域201の温度変化や湿度変化により変動する暗ノイズ量の信号が予め設定された閾値を上回ることにより、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知してしまうことを抑制することができる。また、ドップラー信号の振幅の平均値にマージンを乗算することにより、誤検知の発生を更に抑制することができ、検知精度の向上を図ることができる。
続いて、図5を参照しながら図4で示した平均値算出処理について更に説明する。図5は、検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅の平均値算出処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明において、nは参照する可能性があるデータ数を、nmaxは参照する可能性があるデータ数の最大値を、A1、A2、・・・、Anは参照するデータを、Nは平均値算出に使用するデータ数を、Nmaxは平均値算出に使用するデータ数の最大値を、Sは使用するデータの合計値を、AVERAGE=S/Nは平均値をそれぞれ表している。本実施形態では、Nmaxは例えば60秒とし、最大60秒分のデータを使用する。また、nmaxは例えば180秒とし、180秒以内のデータを参照する。
ステップS21では、参照する可能性があるデータ数n、平均値算出に使用するデータ数N、及び使用するデータの合計値Sを0に初期化する。続いて、ステップS22では、参照する可能性があるデータ数nの既存値に1を加算し、ステップS23へ進む。
ステップS23では、データAnが人体又は尿流の検知中のデータであるか否かを判定し、データAnが人体又は尿流の検知中のデータである場合には、ステップS27へ進み、データAnが人体又は尿流の検知中のデータでない場合には、ステップS24へ進む。本実施形態では、人体又は尿流を検出していないデータを使用する。
ステップS24では、平均値算出に使用するデータ数Nの既存値に1を加算し、ステップS25へ進む。ステップS25では、使用するデータの合計値Sの既存値にデータAnを加算して使用するデータの合計値Sを更新し、ステップS26へ進む。
ステップS26では、平均値算出に使用するデータ数Nが、N=Nmaxを満たすか否かを判定し、Nが、N=Nmaxを満たしている場合には、ステップS28に進み、Nが、N=Nmaxを満たしていない場合には、ステップS27へ進む。
ステップS27では、参照する可能性があるデータ数nが、n=nmaxを満たしているか否かを判定し、nが、n=nmaxを満たしていない場合には、ステップS22に戻り、ステップS22以降の処理を繰り返す。nが、n=nmaxを満たしている場合には、ステップS28へ進む。
ステップS28では、ステップS25で求めたデータの合計値Sと、ステップS26で求めたデータ数Nとに基づいて、平均値(AVERAGE)=S/Nを求め、平均値算出処理が終了する。
続いて、図6を参照しながら図4で示したマージン算出処理について更に説明する。図6は、ドップラー信号の振幅の平均値を使用した場合における、マージン算出処理の全体の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下の説明において、マージンM1は、使用するデータ数Nが、N=Nmax(使用するデータ数の最大値)を満たすときの値を表し、データ数が十分にある場合のマージンを意味している。また、G1、G2、G3は測定誤差であり、G1<G2<G3の範囲内でそれぞれ予め設定されるものである。
ステップS31では、使用するデータ数Nが、N=Nmax(最大値)を満たしているか否かを判定する。Nが、N=Nmaxを満たしている場合には、ステップS32へ進み、マージンMをM1とする。Nが、N=Nmaxを満たしていない場合には、ステップS33へ進む。
ステップS33では、使用するデータ数Nが、N1≦N<Nmaxを満たすか否かを判定する。この際のデータ数N1は適宜設定することができる。Nが、N1≦N<Nmaxを満たす場合には、ステップS34へ進み、マージンMを、M=M1×G1としてマージンを算出する。Nが、N1≦N<Nmaxを満たさない場合には、ステップS35へ進む。
ステップS35では、使用するデータ数Nが、N2≦N<N1を満たすか否かを判定する。この際のデータ数N2は適宜設定することができる。Nが、N2≦N<N1を満たす場合には、ステップS36へ進み、マージンMを、M=M1×G2としてマージンを算出する。Nが、N2≦N<N1を満たさない場合には、ステップS37へ進む。ステップS37では、マージンMを、M=M1×G3としてマージンを算出する。
このように使用者の不在時間に応じて異なる値に設定された測定誤差を、マージンに乗算するため、使用者の不在時間に応じてマージンを変更することができる。このようなマージンを用いて閾値を補正することにより、データ数が十分確保できない場合でも、経験的に想定される値に近づけることが可能となる。その結果、誤検知を防止することができる。
続いて、変形例における閾値算出処理について図7を参照しながら説明する。図7は、ドップラー信号の振幅の最大値を使用した閾値算出処理を示すフローチャートである。図8は、図7に示した最大値算出処理のフローチャートである。図9は、図7に示したマージン算出処理のフローチャートである。
図7に示すように、閾値算出処理は、最大値算出処理とマージン算出処理の結果に基づいて行われる処理であり、全体としてステップS41〜S43からなる処理である。
まず、ステップS41では、検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅の最大値を算出する最大値算出処理が行われる。この最大値算出処理は、後述する図8におけるステップS51〜S58からなる処理である。
続いて、ステップS42では、ステップS41で算出された平均値に対して必要な所定値のマージンを算出するマージン算出処理が行われる。このマージン算出処理は、後述する図8におけるステップS61〜S67からなる処理である。
そして、ステップS43では、ステップS41により算出されたドップラー信号の振幅の最大値と、ステップS42により算出されたマージンに基づいて、下記式(3)を利用して閾値を算出し、閾値算出処理が終了する。
閾値=最大値×マージン ・・・(3)
このように、検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅の最大値に基づき、予め設定された閾値を補正することができる。このため、検知領域201の温度変化や湿度変化により変動する暗ノイズ量の信号が予め設定された閾値を超えることにより、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知してしまうことを抑制することができる。また、ドップラー信号の振幅の最大値にマージンを乗算することにより、誤検知することを更に抑制することができる。
続いて、図8を参照しながら図7に示した最大値算出処理について更に説明する。図8は、検知領域201の温度変化及び湿度変化の少なくとも一方に伴って変化するドップラー信号の振幅の最大値算出処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明において、nは参照する可能性があるデータ数を、nmaxは参照する可能性があるデータ数の最大値を、A1、A2、・・・、Anは参照するデータを、Nは最大値算出に使用するデータ数を、Nmaxは最大値算出に使用するデータ数の最大値を、Sは使用するデータの合計値を、Amaxはデータの最大値をそれぞれ示している。本実施形態では、Nmaxは例えば60秒とし、最大60秒分のデータを使用する。また、nmaxは例えば180秒とし、180秒以内のデータを参照する。
ステップS51では、参照する可能性があるデータ数n、最大値算出に使用するデータ数N、及びドップラー信号の振幅の最大値Amaxを0に初期化する。続いて、ステップS52では、参照する可能性があるデータ数nの既存値に1を加算し、ステップS53へ進む。
ステップS53では、データAnが人体又は尿流の検知中のデータであるか否かを判定し、データAnが人体又は尿流の検知中のデータである場合には、ステップS58へ進み、データAnが人体又は尿流の検知中のデータでない場合には、ステップS54へ進む。
ステップS54では、最大値算出に使用するデータ数Nの既存値に1を加算し、ステップS55へ進む。ステップS55では、データAnが、An>Amaxを満たすか否かを判定し、データAnが、An>Amaxを満たす場合にはステップS56へ進み、データAnが、An>Amaxを満たさない場合にはステップS57へ進む。
ステップS56では、データAnについて、An=Amaxと設定し、ステップS57へ進む。ステップS57では、使用するデータ数Nが、N=Nmaxを満たしている否かを判定し、Nが、N=Nmaxを満たしている場合には、最大値算出処理を終了し、Nが、N=Nmaxを満たしていない場合には、ステップS58へ進む。
ステップS58では、参照する可能性があるデータ数nが、n=nmaxを満たしているか否かを判定し、nが、n=nmaxを満たしていない場合には、最大値算出処理を終了し、nが、n=nmaxを満たしていない場合には、ステップS52に戻り、ステップS52以降の処理を繰り返す。
続いて、図9を参照しながら図7に示したマージン算出処理について更に説明する。図9は、ドップラー信号の振幅の最大値を使用した場合における、マージン算出処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明において、マージンM1は、使用するデータ数Nが、N=Nmax(使用するデータ数の最大値)を満たしているときの値を表し、データ数が十分ある場合のマージンを意味している。また、G4、G5、G6は測定誤差であり、G4<G5<G6の範囲内でそれぞれ予め設定されるものである。
ステップS61では、使用するデータ数Nが、N=Nmaxを満たしているか否かを判定する。Nが、N=Nmaxを満たしている場合には、ステップS62へ進み、マージンMをM1と設定してマージン算出処理を終了する。一方、Nが、N=Nmaxを満たしていない場合には、ステップS63へ進む。
ステップS63では、使用するデータ数Nが、N1≦N<Nmaxを満たすか否かを判定し、Nが、N1≦N<Nmaxを満たす場合には、ステップS64へ進み、マージンMを、M=M1×G4と設定して、マージン算出処理を終了する。一方、Nが、N1≦N<Nmaxを満たさない場合には、ステップS65へ進む。
ステップS65では、使用するデータ数Nが、N2≦N<Nmaxを満たすか否かを判定し、Nが、N2≦N<Nmaxを満たす場合には、ステップS66へ進み、マージンMを、M=M1×G5と設定し、マージン算出処理を終了する。一方、Nが、N2≦N<Nmaxを満たさない場合には、ステップS67へ進み、マージンMを、M=M1×G6と設定し、マージン算出処理を終了する。
このように使用者の不在時間に応じて異なる値に設定された測定誤差をマージンに乗算するため、使用者の不在時間に応じてマージンを変更することができる。このようなマージンを用いて閾値を補正することにより、使用者の不在時間が短く、十分なデータ数が確保できていない場合においても、基準値を経験的に想定される値に近づけることができる。その結果、使用者がいないのにも関わらず使用者がいると誤検知することを防止することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の実施形態でも実施することが可能である。
1:小便器洗浄装置
2:使用者
3:尿流
10:小便器
11:ボール部
20:給水バルブ
30:給水部
50:トラップ部
60:排水口
200:ドップラーセンサー
201:検知領域
210:送信手段
220:受信手段
230:差分検出手段
300:制御部
310:受信出力手段
320:人体検出手段
321:人体周波数フィルタ
322:人体判定手段
330:尿流検出手段
331:尿流周波数フィルタ
332:尿流判定手段
340:閾値演算手段
350:閾値変更手段
360:閾値比較手段

Claims (4)

  1. 遮蔽物の裏側から表側に伝播波を送り出すことで、使用者の存在検知及び使用者の使用状況検知を行う検知装置であって、
    使用者の存在又は使用状況を検知しようとする検知領域に伝播波を送信する伝播波送信部と、
    使用者によって反射された伝播波を受信する伝播波受信部と、
    前記伝播波送信部によって送信された伝播波と、前記伝播波受信部によって受信された伝播波とに基づいてドップラー信号を生成するドップラー信号生成部と、
    前記ドップラー信号の振幅と予め設定された基準値とを比較することにより、使用者の存在及び使用状況の少なくとも一方を判定する判定部と、
    前記基準値を補正する補正部と、を備え、
    前記補正部は、前記基準値を前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅に基づいて補正することを特徴とする検知装置。
  2. 前記補正部は、前記判定部により使用者がいないと判断された不存在期間において前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅の平均値を用いて前記基準値を補正することを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
  3. 前記補正部は、前記不存在期間が所定時間以上である場合に、前記不存在期間において前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅の平均値を用いて前記基準値を補正することを特徴とする請求項2に記載の検知装置。
  4. 前記補正部は、前記不存在期間に応じて変動する所定値を、前記不存在期間において前記ドップラー信号生成部が生成したドップラー信号の振幅の平均値に乗算して補正することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の検知装置。
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