JP2015067011A - ホイールディスク及びそれを用いた車両用ホイール - Google Patents

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健 小倉
治 海老原
Osamu Ebihara
治 海老原
好井 健司
Kenji Yoshii
健司 好井
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Abstract

【課題】ハット部とアール部の双方を増肉し、軽量化と強度向上とを実現したホイールディスク及びそれを用いた車両用ホイールを提供する。【解決手段】ハブ取付部11と該ハブ取付部から径方向外側に繋がる側壁19とを接続するアール部15の板厚、及び側壁から径方向外側に立ち上がるハット部12の板厚の少なくとも一部は、フランジ部14を除くその他の部位の板厚より厚いホイールディスク10である。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車、農耕用車両、産業用車両等の2ピースタイプの車両用ホイールのホイールディスク及びそれを用いた車両用ホイールに関する。
2ピースタイプの車両用ホイールは、タイヤを保持する円環状のリムと、車両に取り付けられるホイールディスクの2つの部材を溶接して構成されている。
図1に示すように、ホイールディスクはプレス加工により成形され、まず平板状の基材1を用意し(図1(a))、この基材1を絞り成形して中央に凹部2を有する中間材3を得る(図1(b)の予備成形工程)。ここで、平面から見て円形をなす凹部2は、底壁2aと周壁2bとを有し、凹部2よりも径方向外側部分が鍔部3cを形成している。次に、底壁2aを円盤形状に成形してハブ取付部11を成形し(図1(c)のハブ取付部成形工程)、さらに周壁2bの外縁付近から鍔部3cを径方向外側へ向かって立ち下がるように成形してハット部12を得る(図1(d):ハット部成形工程)。ここでハット部12の成形とともにアール(R)部15の成形も同時に行っている。その後、ハブ取付部11の中心にハブ穴11aを成形するために、下穴を開口し、曲げ加工すると共に、ハット部12より径方向外側の部分をプレスして意匠部13及び軸方向に立ち下がるフランジ部14を成形する(図1(e)(f))。最後に、ハブ取付部11のハブ穴11aの外側にボルト穴11bを開口すると共に、意匠部13に飾り穴13aを開口してホイールディスク10を得る(図1(g))。
そして、図2、図3に示すように、得られたホイールディスク10のフランジ部14を、リム20のドロップ部21の内周に嵌めて溶接することにより、2ピースタイプの車両用ホイール30を製造することができる。
ところで、ハブ取付部11は車両のハブに固定されると、ハブの外周縁に隣接しているアール(R)部15に大きな負荷が加わる。そして、上記した図1(c)に示すハブ取付部成形工程でアール部15の板厚が減肉するため、アール部15に亀裂が発生してホイールディスク10の破壊の起点となるおそれがある。
このようなことから、中間材3の凹部2の寸法や形状を規定することで、ハブ取付部を成形する際にアール部15を増肉する技術が開発されている(特許文献1、2)。
特開2004−74248号公報 特開2007−83297号公報
しかしながら、本発明者が検討したところ、アール部15だけでなく、ハット部12にも高い応力が発生し、疲労破壊し易くなることが判明した。図4は、本発明者が行った車両用ホイールのホイールディスクの各部分に発生する応力のFEM(有限要素法)解析結果を示す。ハット部12には、アール部15と同等以上の応力が発生することがわかる。
又、図5は、図1(d)の従来のハット部成形工程の詳細を示す。まず、鍔部3cを上型100と下型102とで保持(拘束)する(図5(a))。ここで、上型100の下面にはハット部の上面を形成する金型凹部100aが形成されている。次に、凹部2の下側に第2下型112を配置し、凹部2の上側から、鍔部3cを保持した上型100及び下型102を下降させる(図5(b))。ここで、第2下型112の上面にはハット部の下面を形成する金型凸部112aが形成され、上型100の下降により、周壁2bの外縁が金型凹部100aと金型凸部112aの間で引っ張られて突状のハット部12が成形される(図5(c))。このとき、周壁2bの外縁付近の材料が径方向内外のF方向にそれぞれ流動し、ハット部12が減肉することになる(図5(d))。
そこで、本発明は、ホイールディスクのアール部及びハット部の双方を周囲よりも厚肉として軽量化と強度向上とを実現したホイールディスク及びそれを用いた車両用ホイールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のホイールディスクは、ハブ取付部と該ハブ取付部から径方向外側に繋がる側壁とを接続するアール部の板厚、及び前記側壁から径方向外側に立ち上がるハット部の板厚の双方は、フランジ部を除くその他の部位の板厚より厚い。
このホイールディスクによれば、アール部及びハット部が増肉してホイールディスク、ひいてはホイールディスクを取り付けた車両用ホイールの軽量化と強度向上とを実現する。なお、ホイールディスクのうち、リムと嵌合するディスクフランジ部は縮みフランジとして製造され、特段の加工を加えなければ肉太りになるため、車両用ホイールディスクの「フランジ部を除く」その他の部位の板厚と規定した。
本発明の車両用ホイールは、前記ホイールディスクと、リムとを接続してなる。
この発明によれば、アール部及びハット部を増肉するように成形し、ホイールディスクの軽量化と強度向上とを実現することができる。
ホイールディスクの成形方法を示す工程図である。 ホイールディスクの斜視図である。 ホイールディスクの軸方向に沿う断面図である。 ホイールディスクの各部分に発生する応力のFEM(有限要素法)解析結果を示す図である。 従来のハット部成形工程の詳細を示す工程図である。 本発明の実施形態に係るホイールディスクの成形方法を示す工程図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本発明が適用される車両としては自動車、バス、トラック等が例示される。又、車両用ホイールは、ハット部を有し、公式な耐久強度の規定を満たすものであることが好ましい。但し、公式な耐久強度の規定を有しない産業車両用(農耕用)ホイールや応急使用ホイール(自動車用テンパーホイールを含む)等であっても本発明を適用することができる。
ここで、公式な耐久強度は我国のJIS D 4103「自動車部品―ディスクホイール―性能及び表示」 であるが、将来、規格が変わった場合は、その時点で我国の日本工業規格JIS(及び/又は国際標準化機構ISO)が定めるホイールの公式な耐久強度をいう。
又、本発明で用いるホイールディスクの材料としては、プレス成形が可能な鋼板、チタン板等が挙げられる。
なお、以下の説明において、ホイールの軸方向を「軸方向」と称し、ホイールの径方向を「径方向」と称する。
又、本発明の車両用ホイールの構成は、上記した図1〜図3とほぼ同様である。
具体的には、図1〜図3に示すように、本発明の車両用ホイール30は、ホイールディスク10と、リム20とを接続してなる。ホイールディスク10は、ハブ取付部11の中心にハブ穴11aが開口しており、ハブ取付部11からアール部15を介して径方向外側に側壁19が立ち上がっている。さらに側壁19から径方向外側にハット部12が立ち上がり、ハット部12より径方向外側の部分が立ち下がって意匠部13を形成する。さらに、意匠部13から軸方向にフランジ部が立ち下がっている。ハブ取付部11のハブ穴11aの外側にボルト穴11bが開口され、意匠部13に飾り穴13aが開口されている。
そして、ホイールディスク10のフランジ部14を、リム20のドロップ部21の内周に嵌めて溶接することにより、2ピースタイプの車両用ホイール30が構成されている。
本発明のホイールディスク10及び車両用ホイール30は、アール部15の板厚、及びハット部12の板厚の双方が、ホイールディスク10のフランジ部14を除くその他の部位の板厚より厚いことが特徴である。これにより、高い応力が発生し、疲労破壊し易くなるアール部15とハット部12の双方を厚肉とし、さらに、その他の部位の板厚が相対的に薄くなるので、ホイールディスク、ひいてはホイールディスクを取り付けた車両用ホイールの軽量化と強度向上とを実現することができる。
ここで、ホイールディスク10のアール部15及びハット部12の板厚を厚くする方法の一例を以下に説明する。
図1と同様に、まず平板状の基材1を用意し(図1(a))、この基材1を絞り成形して中央に凹部2を有する中間材3を得る(図1(b)の予備成形工程)。ここで、基材1は、正方形の板材の四隅を円弧状にカットすることにより得られる。但し、本実施形態では、図1(b)とは異なり、凹部2の底壁2aが周縁部2bから中央に向かって傾斜するように成形する(図6(a))。底壁2aは円錐形状をなしており、中心軸線に向かって徐々に深くなっている。平面から見て円形をなす凹部2は、上記底壁2aと、底壁2aから立ち上がる周壁2bとを有し、凹部2よりも径方向外側部分が軸方向に垂直な平面状の鍔部3cを形成する。
次に、図6に示すように、鍔部3cを第1上型101と第1下型102とで保持(拘束)する(図6(a):保持工程)。ここで、第1上型101の下面にはハット部の上面を形成する金型凹部101aが形成されている。次いで、凹部2の下側に第2下型112を配置し、凹部2の上側から第2上型111を下降させ、第2上型111及び第2下型112の間で凹部2の底壁2aをプレス加工して略円盤形状の所定の形状のハブ取付部11を成形するとともにこのハブ取付部11を拘束(保持)する(図6(b):ハブ取付部成形工程、ハブ取付部拘束工程)。ここで、ハブ取付部11を成形する際、底壁2aは円錐形状をなしているため、底壁2aが第2下型112に当たり円錐形状から円盤形状に成形される際に、底壁2aの広がりが周壁2bにより規制される。これにより、底壁2aを介してアール部15に圧縮荷重が付与されることになる。アール部15では凹部2の他の部位に比べて大きな曲げ歪みが生じた状態で圧縮荷重を受けるため、増肉が集中する。その結果、成形されたアール部15は、基材1に比べて10%程度増肉される。これに対して、底壁2aからハブ取付部11を成形する過程では、ハブ取付部11の増肉は殆どないか、僅かしかない。ハブ取付部11はアール部15に比べて要求される疲労強度のレベルが低いので、薄肉になっても支障はない。
又、図6(b)のハブ取付部成形工程では、アール部15に圧縮荷重を付与するため、上述のように鍔部3cを保持しておく必要がある。つまり、保持工程の後、又は保持工程と同時に、ハブ取付部成形工程を行う必要がある。
なお、円錐形状をなす底壁2aを有する中間材3を用いてハブ取付部11を成形する方法は、上記特許文献2に記載されている。
次に、ハブ取付部11を保持(拘束)した状態で第2上型111及び第2下型112をB方向(図6(c))へ上昇させる。一方、鍔部3cを保持した第1上型101及び第1下型102をA方向(図6(c))へ下降させる。これによりハブ取付部11(底壁2a)と鍔部3cとを軸方向に相対的に近づけ、周壁2bの外縁付近を金型凹部101aと金型凸部112aの間で圧縮しながら突状のハット部12を成形する(図6(c):ハット部成形工程)。このとき、周壁2bの径方向内側及び鍔部3cの径方向外側の材料が各型101〜112によって拘束されているので、拘束されていない周壁2bの径方向外側および鍔部3cの径方向内側の部分の材料がF方向に流れてハット部12に向かい、径方向内外に流出するのを防止するので、ハット部12が増肉することになる(図6(d))。ここで、第2下型112の上面にはハット部の下面を形成する凸部112aが形成されている。なお、成形されたハット部12は、基材1に比べて5〜10%程度増肉されることが判明した。
このようにしてハット部12を成形した後は、図1(e)〜図1(g)と同様にしてホイールディスク10を得る。
なお、ハット部成形工程(図6(c))においては、ハブ取付部11と鍔部3cとを軸方向に相対的に近づければよく、第1上型101及び第1下型102を移動させずに第2上型111及び第2下型112のみをB方向へ上昇させてもよく、第2上型111及び第2下型112を移動させずに第1上型101及び第1下型102のみをA方向へ下降させてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
1 基材
2 凹部
2a 底壁
2b 周壁
3 中間材
3c 鍔部
10 ホイールディスク
11 ハブ取付部
12 ハット部
14 フランジ部
15 アール部
20 リム
30 車両用ホイール

Claims (2)

  1. ハブ取付部と該ハブ取付部から径方向外側に繋がる側壁とを接続するアール部の板厚、及び前記側壁から径方向外側に立ち上がるハット部の板厚の双方は、フランジ部を除くその他の部位の板厚より厚いことを特徴とするホイールディスク。
  2. 請求項1記載のホイールディスクと、リムとを接続してなる車両用ホイール。
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