JP2015066931A - 樹脂層形成装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
装置本体と、
フィルム基材に樹脂層が積層されて成る樹脂積層フィルムを送り出すフィルム送出し部であって、軸線まわりに回転自在に前記装置本体に軸支され、前記樹脂積層フィルムが予め巻回されている第1回転軸を有するフィルム送出し部と、
前記フィルム送出し部から送り出された前記樹脂積層フィルムを巻き取るフィルム巻取り部であって、
前記第1回転軸に平行かつ該第1回転軸から離間し、軸線まわりに回転自在に前記装置本体に軸支され、前記第1回転軸に予め巻回されている前記樹脂積層フィルムの、該第1回転軸から引き出された送り出し方向の始端部が、予め巻回されている第2回転軸と、
前記第1回転軸に予め巻回されている前記樹脂積層フィルムが、前記第1回転軸と前記第2回転軸との間で張架された状態で移動して、前記第2回転軸に巻き取られるように、前記第2回転軸を回転駆動させる駆動部と、を有するフィルム巻取り部と、
前記第1回転軸と前記第2回転軸との間に配設され、前記駆動部によって前記第2回転軸が回転駆動されることで、前記第1回転軸から前記第2回転軸に張架された状態で移動する前記樹脂積層フィルムの前記フィルム基材が摺接するように、前記装置本体に支持され、前記樹脂積層フィルムの前記フィルム基材が摺接する部分を加熱する加熱部材と、
前記樹脂積層フィルムを介して前記加熱部材に対向し、該加熱部材に近接する方向に弾発的に付勢された状態で前記装置本体に支持され、アスカーC硬さが20度以上40度以下のゴムから成る弾発付勢部材と、
前記第1回転軸から前記第2回転軸に張架された状態で移動する前記樹脂積層フィルムの前記樹脂層と前記弾発付勢部材との間を、前記トナー画像が形成された面が前記樹脂層と接触して通過し、該トナー画像が形成された面に該樹脂層が熱転写されるように、前記トナー画像形成記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、を備えることを特徴とする樹脂層形成装置である。
前記弾発付勢部材は、前記第1回転軸および前記第2回転軸と平行に延びるローラ状の部材であることを特徴とする。
前記トナー画像形成部によってトナー画像が形成された記録媒体の、該トナー画像が形成された面に樹脂層を形成する、前記樹脂層形成装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
アスカーC硬さの異なる弾性ゴムを用いてプラテンローラ203Bを構成し(外径23mm、軸芯直径12mm、長さ340mm)、各プラテンローラ203Bの軸線に対するサーマルヘッド203Aの位置ずれ量(ヘッド部203ABの位置ずれ量)を変化させて、樹脂層形成装置200を稼動させた。なお、前記位置ずれ量は、サーマルヘッド203Aを樹脂積層フィルム移動方向に移動させることによって発生させ、プラテンローラ203Bの軸線に対して樹脂積層フィルム移動方向下流側に移動させた場合の位置ずれ量を正(+)の位置ずれ量とし、樹脂積層フィルム移動方向上流側に移動させた場合の位置ずれ量を負(−)の位置ずれ量とした。
(転写性)
トナー画像形成記録媒体300に対する樹脂積層フィルム205の樹脂層205Bの転写性を、フィルム基材205Aの剥離後の樹脂層205Bの形成状態を観察することによって評価した。樹脂層205Bがトナー画像形成記録媒体300の全面にわたって均一に形成されている場合を転写性が良好である「○」とし、トナー画像形成記録媒体300のトナー画像面300Aの全面積に対して10%未満の面積部分で樹脂層205Bの形成不良が発生した場合を転写性が「△」とし、トナー画像形成記録媒体300のトナー画像面300Aの全面積に対して10%以上の面積部分で樹脂層205Bの形成不良が発生した場合を転写性が「×」とした。
樹脂層205Bが形成されたトナー画像形成記録媒体300について、JIS Z 8741に準拠して、20°グロス値を光沢度として評価した。グロス値が「45」以上であると、官能評価も高くなる。
「A4」サイズの記録媒体の一主面(トナー画像面)全面に、樹脂層205Bを形成する動作を10回行い、10枚の樹脂層形成記録媒体を作製した。この10枚の樹脂層形成記録媒体について、樹脂層205Bの「しわ」の発生状態、および「切れ」の発生状態を目視観察した。10枚の全てにおいて、「しわ」および「切れ」が発生していない場合を「○」とし、10枚中2枚未満の樹脂層形成記録媒体に「しわ」および「切れ」が発生していた場合を「△」とし、10枚中2枚以上の樹脂層形成記録媒体に「しわ」および「切れ」が発生していた場合を「×」とした。
200 樹脂層形成装置
201 記録媒体搬送部
201A〜201E 記録媒体搬送ローラ
202 フィルム送出し部
202A 送出しリール
202B 第1送出し補助ローラ
202C 第2送出し補助ローラ
202D 送出当接ローラ
203 熱転写部
203A サーマルヘッド
203B プラテンローラ
204 フィルム巻取り部
204A 巻取りリール
204B 第1巻取り補助ローラ
204C 第2巻取り補助ローラ
204D 剥離当接ローラ
205 樹脂積層フィルム
Claims (3)
- シート状の記録媒体にトナー画像が形成されて成るトナー画像形成記録媒体の、前記トナー画像が形成された面に樹脂層を、熱転写によって形成する樹脂層形成装置であって、
装置本体と、
フィルム基材に樹脂層が積層されて成る樹脂積層フィルムを送り出すフィルム送出し部であって、軸線まわりに回転自在に前記装置本体に軸支され、前記樹脂積層フィルムが予め巻回されている第1回転軸を有するフィルム送出し部と、
前記フィルム送出し部から送り出された前記樹脂積層フィルムを巻き取るフィルム巻取り部であって、
前記第1回転軸に平行かつ該第1回転軸から離間し、軸線まわりに回転自在に前記装置本体に軸支され、前記第1回転軸に予め巻回されている前記樹脂積層フィルムの、該第1回転軸から引き出された送り出し方向の始端部が、予め巻回されている第2回転軸と、
前記第1回転軸に予め巻回されている前記樹脂積層フィルムが、前記第1回転軸と前記第2回転軸との間で張架された状態で移動して、前記第2回転軸に巻き取られるように、前記第2回転軸を回転駆動させる駆動部と、を有するフィルム巻取り部と、
前記第1回転軸と前記第2回転軸との間に配設され、前記駆動部によって前記第2回転軸が回転駆動されることで、前記第1回転軸から前記第2回転軸に張架された状態で移動する前記樹脂積層フィルムの前記フィルム基材が摺接するように、前記装置本体に支持され、前記樹脂積層フィルムの前記フィルム基材が摺接する部分を加熱する加熱部材と、
前記樹脂積層フィルムを介して前記加熱部材に対向し、該加熱部材に近接する方向に弾発的に付勢された状態で前記装置本体に支持され、アスカーC硬さが20度以上40度以下のゴムから成る弾発付勢部材と、
前記第1回転軸から前記第2回転軸に張架された状態で移動する前記樹脂積層フィルムの前記樹脂層と前記弾発付勢部材との間を、前記トナー画像が形成された面が前記樹脂層と接触して通過し、該トナー画像が形成された面に該樹脂層が熱転写されるように、前記トナー画像形成記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、を備えることを特徴とする樹脂層形成装置。 - 前記加熱部材は、前記第1回転軸および前記第2回転軸と平行に延びて形成され、
前記弾発付勢部材は、前記第1回転軸および前記第2回転軸と平行に延びるローラ状の部材であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂層形成装置。 - シート状の記録媒体にトナーを加熱定着させてトナー画像を形成するトナー画像形成部と、
前記トナー画像形成部によってトナー画像が形成された記録媒体の、該トナー画像が形成された面に樹脂層を形成する、請求項1または2に記載の樹脂層形成装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013206134A JP2015066931A (ja) | 2013-10-01 | 2013-10-01 | 樹脂層形成装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013206134A JP2015066931A (ja) | 2013-10-01 | 2013-10-01 | 樹脂層形成装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015066931A true JP2015066931A (ja) | 2015-04-13 |
Family
ID=52834145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013206134A Pending JP2015066931A (ja) | 2013-10-01 | 2013-10-01 | 樹脂層形成装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015066931A (ja) |
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-
2013
- 2013-10-01 JP JP2013206134A patent/JP2015066931A/ja active Pending
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