JP2015066429A - 薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法 - Google Patents

薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のアイアンヘッドのフェース板が薄化できない問題点を改善する。【解決手段】シェルモールド4を回転プラットフォーム3に配置し、回転プラットフォーム3を回転自在な回転軸2に連接する段階と、少なくとも一個の金属鋳塊Pをシェルモールド4の坩堝部41に配置し、真空環境下で金属鋳塊Pを液状金属Nになるように加熱して熔融する段階と、回転軸2を駆動して回転プラットフォーム3を連動して回動することにより、熔融の液状金属Nをシェルモールド4のキャビティー部42の中に流入させる段階と、回転軸2のスピードを緩めて停止し、鋳込みを完成したシェルモールド4を取り出す段階と、熔融の液状金属Nが冷却して凝固した後、シェルモールド4を破壊して鋳造部材を含む鋳造品を取得する段階と、鋳造部材を鋳造品から分離させ、少なくとも一個のアイアンヘッドを取得する段階とを含む。【選択図】図6

Description

本発明は、ゴルフクラブのアイアンヘッドの製造方法に関するもので、特に、一体成形の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドを製造するための方法に係るものである。
一般的に、ゴルフクラブヘッドはウッド、アイアン、パターの三種類に分けられ、早期のウッドヘッドとアイアンヘッドの多くはステンレスまたは炭素鋼の材質により製造されていた。近年、ゴルフクラブヘッドの効能性を高めるために、各種の新しい鋼の鋳造材料が持続的に開発され、そしてゴルフクラブヘッドを製造するのに用いられており、例えば、コバルト、モリブデンまたはチタンを含む合金鋼は一般的に「高強度(引張強度は1.72×109N/m2(250ksi)より大きい)」の特性を有し、特にアイアンヘッドを製造するのに適用している。
現在、アイアンヘッドの多くは大気中で高周波誘導炉(High Frequency Induction Furnace)によって迅速に金属鋳塊を熔融し、それからスラグ生成、ガス抜きなどの精錬の段階を経て液状金属の中のスラグと気体を除去し、再び静態重力の鋳込みと合わせて行なうもので、例えば、中華民国公告第539747号(特許文献1参照)の「高純度高温のアルミ合金の大気熔鋳の製造方法」に掲示されている。
しかしながら、アイアンヘッドの金属鋳塊に大気中の酸素と反応し易い活性金属(例えばマンガン、アルミニウム、シリコン、コバルト、モリブデン、チタンなど)が常に含まれていることにより、金属鋳塊を熔融する過程において酸素と激烈な酸化反応を生じ易く、そのため、熔融の難度が高まるだけではなく、鋳込みの時に空気と反応して、酸化によるクラックの情況を生じるため、鋳込みを行った後に、アイアンヘッドの鋳造品にゴマ状や黒豆状の斑点などの外観的な欠陥が生じ、さらに反応気体によってアイアンヘッドの鋳造品に大量な屑穴または反応気孔が生じてしまうため、アイアンヘッドの鋳造品の引張強度に影響を及ぼすことになり、アイアンヘッドのフェース板の肉厚に制限が生じてしまうという問題点があった。
すなわち、アイアンヘッドのフェース板が一定の引張強度の標準に到達し、さらに予定される強度および打撃の回数を受けても壊れないように確保するとき、現在の一体成形のアイアンヘッドのフェース板の最も薄い肉厚は依然として厚過ぎる。表一は大気中で重力鋳込み方式で製造された各種の材質のアイアンヘッドについて、そのフェース板の引張強度と最も薄い肉厚の表である。その中の「最薄肉厚」は、フェース板が50m/sの打撃強度を受けて3000回の打撃回数を行っても壊れないフェース板の最も薄い肉厚(スコアラインの深さを含まない)として設定する。
Figure 2015066429
表一から分かるように、同じ打撃条件に到達するには、各種の材質のアイアンヘッドのフェース板の引張強度と最薄肉厚との間には高度な関連性を有する。すなわち、フェース板の引張強度が高ければ、最薄肉厚を小さくすることができる。この他に、上述した打撃条件で、現在の一体成形のアイアンヘッドのフェース板のスコアラインの深さを含まない最薄肉厚の平均は約2.59mmであり、その内の比較的高い強度(1.72×109N/m2(250 ksi)以上)のフェース板に対し、そのスコアラインの深さを含まない最薄肉厚も少なくとも2.0mm以上でなければならないため、現在のアイアンヘッドでは全体的に重量を低く抑えることが難しいという問題点があった。
一方、激烈な酸化反応によって液状金属のシェルモールド内における流動性が低くなり、鋳込み不足によってアイアンヘッドの鋳造品の成形歩留りが低くなったり、または冷え止り(Cold Shut)が生じたりすることにより、アイアンヘッドの鋳造品に隙間が生じてしまうため、同様にアイアンヘッドの引張強度に対して悪影響を及ぼしてしまうという問題があった。
中華民国公告第539747号
本発明はこのような問題点に鑑みて発明されたものであって、その目的とするところは、金属鋳塊が熔融の過程において大気と化学反応するのを減らすことにより、鋳造品の引張強度を高めることができるため、フェース板を薄化を得ることができる薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法を提供することにある。
本発明の第二目的は、鋳造品の歩留りと品質を高めることができる薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法は、一個のシェルモールドを一個の回転プラットフォームに位置決めして配置し、上記シェルモールドは互いに連通する一個の坩堝部と一個のキャビティー部を含み、上記回転プラットフォームは一個の軸方向で回転自在な回転軸に連接される段階と、少なくとも一個の金属鋳塊を上記シェルモールドの坩堝部に配置し、真空環境下で上記金属鋳塊を液状金属になるように加熱して熔融する段階と、上記回転軸を駆動して上記回転プラットフォームを連動して回動することにより、熔融の液状金属を上記シェルモールドのキャビティー部の中に流入させる段階と、上記回転軸のスピードを緩めて停止し、上記鋳込みを完成したシェルモールドを取り出す段階と、熔融の液状金属が冷却して凝固した後、上記シェルモールドを破壊して一個の鋳造品を取得し、上記鋳造品は一個の鋳造部材を含む段階と、上記鋳造部材を上記鋳造品から分離させ、少なくとも一個のアイアンヘッドを取得する段階と、上記アイアンヘッドに対して熱処理を行うことにより、上記アイアンヘッドのフェース板の引張強度は1.93×109N/m2〜2.34×109N/m2(280ksi〜340ksi)で、伸長率は4%〜20%で、かつ、アイアンヘッドのフェース板にスコアラインの深さを含まない最も薄い肉厚は1.4mm〜1.8mmである段階とを含む。
また、本発明による薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法は、上記金属鋳塊の数は一個で、上記金属鋳塊は高強度な合金鋼からなり、かつ上記金属鋳塊の成分の組成は製造しようとする高強度なアイアンヘッドの成分の組成と一致であることもできる。また、上記金属鋳塊の数は複数個で、上記複数個の金属鋳塊が熔融された後の液状金属の成分の組成は製造しようとする高強度なアイアンヘッドの成分の組成とは一致であることもできる。
また、本発明による薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法は、上記シェルモールドの成形段階は、一個のワックスコアを準備し、上記ワックスコアは一個の坩堝コアと一個の鋳造品コアを含み、上記坩堝コアの環状周面に一個の第一連接部が設けられ、上記鋳造品コアに一個の第二連接部が設けられ、上記第一連接部(と上記第二連接部は相対的に一体になるように連接される段階と、上記ワックスコアの表面において一個の被覆層を形成する段階と、上記ワックスコアと被覆層に対して加熱してワックスを熔け出す段階と、上記脱ろうを完成した被覆層を高温で焼結して上記シェルモールドを形成し、上記シェルモールドは一体に連接される坩堝部とキャビティー部を有する段階とを含むこともできる。
また、本発明による薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法は、上記シェルモールドの表面層材料はケイ酸ジルコニウム、酸化イットリウム、安定化ジルコニアまたは酸化アルミニウムなどの耐火材料からなることもできる。また、上記シェルモールドの背面層材料はムル石の混合物からなり、その酸化アルミニウムの含有量は45%〜60%で、二酸化ケイ素の含有量は55%〜40%であることもできる。また、上記シェルモールドの背面層材料は二酸化ケイ素の混合物からなり、その二酸化ケイ素の含有量は95%以上に達することもできる。
本発明の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法によれば、金属鋳塊が熔融の過程において大気と化学反応するのを減らすことにより、鋳造品の引張強度を高めることができるため、フェース板を薄化を得ることができるという利点がある。
本発明の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法によれば、鋳造品の歩留りと品質を高めることができるという利点がある。
図1は、本発明が合わせて使用する真空遠心鋳造装置の構造の説明図である。 図2は、本発明が合わせて使用する真空遠心鋳造装置の局部の斜視分解図である。 図3は、本発明の実施例の説明図(一)である。 図4は、本発明が合わせて使用する真空遠心鋳造装置のシェルモールド成形のプロセスの説明図である。 図5は、本発明の実施例の説明図(二)である。 図6は、本発明の実施例の説明図(三)である。 図7は、本発明が合わせて使用するもう一個の真空遠心鋳造装置の構造の説明図である。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法が合わせて使用する真空遠心鋳造装置の構造の説明図である。図1を参照すると、上記真空遠心鋳造装置には一個の真空炉1、一個の回転軸2、一個の回転プラットフォーム3、一個のシェルモールド4と一個のヒーター5が含まれる。回転軸2、回転プラットフォーム3、シェルモールド4とヒーター5は全て真空炉1の中に設けられ、回転プラットフォーム3は回転軸2と連接し、さらに回転軸2と同期して回転し、シェルモールド4は回転プラットフォーム3に位置決めして配置され、ヒーター5はシェルモールド4に対して加熱を行うのに用いられる。
さらに詳しく言えば、真空炉1の内部には一個の収容室11が含まれる。真空炉1には一個のエアダクト12が設けられ、エアダクト12と収容室11は互いに連通する。そして、一個の真空制御器(図示せず)は予定の数値に基づいてエアダクト12を通じて収容室11に対してエアの抽出を行うことにより、収容室11の真空度を制御することができる。他に、真空炉1には一個の開口13が設けられ、開口13は使用者が収容室11に物品を入れたり取り出したりするのに用いられ、さらに開口13を開閉するための一個のカバー14が設けられる。
図2は本発明が合わせて使用する真空遠心鋳造装置の局部の斜視分解図である。図1、2を参照すると、回転軸2は軸方向で回動自在に真空炉1の収容室11の中に設けられる。本実施例において、回転軸2は一個のモーターMの出力端と互いに連接し、さらにモーターMによって駆動して回転することができる。また、モーターMは選択的に真空炉1の外部に設けられ、回転軸2の一端は真空炉1から突き出てモーターMと連接する。回転軸2は一個の軸受Bの中に穿設され、軸受Bは真空炉1に連接して位置決めされることにより、回転軸2の回転の安定性を高めるように補助することができるため、回転軸2が回動時に生じる偏りの現象を防止することができる。
その他に、回転軸2が収容室11の中に位置する部分は一個の本体21と一個の回転止め部22に分けられている。本体21と回転止め部22の半径方向の断面形状は異なり、そして二者の境界において一個の当接部23が形成されるため、回転プラットフォーム3は回転止め部22に結合されて当接部23に当接されることにより、回転プラットフォーム3は回転軸2に従って同期して回転するように形成される。本実施例において、本体21の半径方向の断面は円形の態様に形成され、回転止め部22は回転軸2の端部に設けられ、そして回転止め部22の半径方向の断面は円形ではない態様に形成される。回転プラットフォーム3は回転止め部22に嵌設して結合され、さらに当接部23に当接される。
図3は本発明の実施例の説明図(一)である。図2、3を参照すると、回転プラットフォーム3はシェルモールド4を位置決めして配置する器具として用いられる。回転プラットフォーム3には互いに連接する一個の軸接合部31と一個の位置決め部32が設けられる。本実施例において、軸接合部31には一個の貫穿孔311が設けられ、貫穿孔311の半径方向の断面形態は好ましくは回転軸2の回転止め部22の半径方向の断面形態と互いに対応するように形成される。これにより、回転プラットフォーム3は軸接合部31の貫穿孔311を通じて回転軸2の回転止め部22に嵌合して連接することができる。
回転プラットフォーム3の位置決め部32は大体として一個の坩堝位置決め部32aと一個のキャビティー位置決め部32bに分けられる。坩堝位置決め部32aは軸接合部31とキャビティー位置決め部32bの間に位置され、かつ軸接合部31、坩堝位置決め部32aおよびキャビティー位置決め部32bは回転軸2の半径方向に従って延伸して配列される。また、坩堝位置決め部32aには一個の配置孔321が設けられる。配置孔321はシェルモールド4の一部分がその中に穿設するのに用いられる。キャビティー位置決め部32bには一個の収容溝322が設けられ、シェルモールド4のその他の一部分を収容するのに用いることができる。
再び図2、3を参照すると、シェルモールド4には互いに連通する一個の坩堝部41と一個のキャビティー部42が含まれる。シェルモールド4の坩堝部41は回転プラットフォーム3の坩堝位置決め部32aに位置決めして配置することができ、シェルモールド4のキャビティー部42は回転プラットフォーム3のキャビティー位置決め部32bに位置決めして配置することができる。そのため、シェルモールド4の坩堝部41はキャビティー部42よりさらに回転プラットフォーム3の軸接合部31に隣接するように形成される。
坩堝部41は大体として杯状に形成され、かつ内部には一個の収容空間411が形成される。収容空間411は加熱して熔融しようとする金属鋳塊を収容するのに用いることができ、坩堝部41の環状周面には他に一個の第一連接管412が設けられ、第一連接管412は収容空間411と連通する。キャビティー部42はアイアンヘッドの部位を成形するのに用いられ、キャビティー部42の外形は特に制限されず、キャビティー部42の内部には一個のキャビティー421が含まれる。キャビティー421の形態は鋳造して成形しようとするアイアンヘッドと互いに対応するように形成される。
キャビティー部42には他に一個の第二連接管422が設けられる。第二連接管422はキャビティー421と連通し、かつ坩堝部41とキャビティー部42は第一連接管412と第二連接管422によって互いに連接するため、収容空間411はキャビティー421と互いに連通することができる。
図4は本発明が合わせて使用する真空遠心鋳造装置のシェルモールド成形のプロセスの説明図である。図4を参照すると、シェルモールド4の坩堝部41およびキャビティー部42は一体に連接するような形態に形成される。シェルモールド4の成形の段階は、一個のワックスコア6を準備する。ワックスコア6は一個の坩堝コア61と一個の鋳造品コア62を含む。坩堝コア61の環状周面には一個の第一連接部611が設けられ、鋳造品コア62に一個の第二連接部621が設けられ、第一連接部611と第二連接部621は相対的に一体になるように連接される段階と、ワックスコア6に対してつけ塗り、砂かけ、砂つけなどのプロセスを行ってワックスコア6の表面において一層の被覆層7を形成させる段階と、ワックスコア6と被覆層7に対して加熱を行うことにより、ワックスを熔け出す段階とを含む。
一例を挙げて言えば、ワックスコア6と被覆層7を一緒に一個の蒸氣釜の中に入れて加熱することにより、ワックスコア6は熔けて被覆層7の中から排出される。脱ろうを完成した被覆層7を高温で焼結してシェルモールド4を形成し、さらにシェルモールド4には一体に連接される坩堝部41とキャビティー部42が含まれる。
また、シェルモールド4の表面層材料は選択的に酸化イットリウム、安定化ジルコニアまたは酸化アルミニウムなどの耐火材料からなることができる。シェルモールド4の背面層材料は選択的にムル石(3Al23-2SiO2)または二酸化ケイ素を耐火材料とすることができる。また、背面層材料は選択的にムル石の混合物からなる場合、その酸化アルミニウムの含有量は好ましくは45%〜60%で、二酸化ケイ素の含有量は好ましくは55%〜40%である。さらに、背面層材料は選択的に二酸化ケイ素の混合物からなる場合、その二酸化ケイ素の含有量は好ましくは95%以上に達することができる。
図1、3を参照すると、ヒーター5は真空炉1の収容室11の中に設けられ、シェルモールド4の坩堝部41に対して加熱を行うのに用いられる。本実施例において、ヒーター5は選択的に一個の高周波コイルからなり、かつ一個の昇降制御器Lによってヒーター5を連動して収容室11の中において移動することができる。シェルモールド4の坩堝部41を加熱しなければならない時、ヒーター5は連動されて一個の予定される位置まで上昇されることにより、坩堝部41の外周を取り囲むように位置され、さらにヒーター5を起動することにより、坩堝部41は加熱されて温度が上昇される。加熱を終えた後、ヒーター5は昇降制御器Lによって降下するように連動され、ヒーター5は再び坩堝部41の外周を取り囲まなくなるため、シェルモールド4が回転プラットフォーム3と回転軸2に従って回転して作動することを邪魔してしまうのを避けることができる。
上述した構造を有することにより、本発明においては一種の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法を実施することができ、その方法は大体として下記の段階を含む。
再び図1、2、3を参照すると、一個のシェルモールド4を一個の回転プラットフォーム3に位置決めして配置し、かつ回転プラットフォーム3は軸方向で回転自在な回転軸2に連接される。さらに詳しく言えば、回転プラットフォーム3は一個の真空炉1の中に設けられることにより、シェルモールド4が位置する空間の真空度を制御するのに役立てることができる。
上記の他に、シェルモールド4には互いに連通する一個の坩堝部41と一個のキャビティー部42が含まれる。シェルモールド4は坩堝部41から回転プラットフォーム3の配置孔321の中に穿設され、さらに坩堝部41の第一連接管412によって回転プラットフォーム3に当接される。シェルモールド4のキャビティー部42が回転プラットフォーム3の収容溝322に配置されることにより、シェルモールド4は回転プラットフォーム3の上に予定される位置に安定して位置決めすることができる。
さらに、少なくとも一個の金属鋳塊Pがシェルモールド4の坩堝部41の中に配置される。金属鋳塊Pの数が選択的に一個からなる場合、金属鋳塊Pは高強度な合金鋼からなり、かつ金属鋳塊Pの成分組成は、製造しようとする高強度なアイアンヘッドの成分組成と一致である。また、金属鋳塊Pの数が選択的に複数個からなる場合、複数個の金属鋳塊Pが熔融された後の液状金属の成分組成は製造しようとする高強度なアイアンヘッドの成分組成と一致である。
図5は本発明の実施例の説明図(二)である。図1、5を参照すると、真空環境下で金属鋳塊Pを液状金属Nになるように加熱して熔融する。さらに詳しく言えば、シェルモールド4を配置して位置決めした後、ヒーター5は、連動されて一個の予定される位置まで上昇されることにより、坩堝部41の外周を取り囲むように位置される。また、真空炉1のエアダクト12は収容室11に対してエアの抽出を行うことにより、収容室11の真空度を制御することができる。
上記真空度が予定される数値(例えば、真空度が0.3hPaより小さい値)に達した後、ヒーター5を起動することができるため、シェルモールド4の坩堝部41は加熱されて温度が上昇されることにより、坩堝部41の中の金属鋳塊Pは液状金属Nに熔融することができる。また、ヒーター5が作動する時、その電源装置の周波数は例えば4kHz〜30kHzで、電力は5kW〜100kWである。金属鋳塊Pが全て液状金属Nに熔融された後、ヒーター5は作動を停止し、さらに迅速に降下するように連動されることにより、ヒーター5は上記坩堝部41の外周を取り囲まなくなる。
図6は、本発明の実施例の説明図(三)である。図1、6を参照すると、回転軸2を駆動して回転プラットフォーム3を連動して回動させることにより、熔融の液状金属Nをシェルモールド4のキャビティー部42の中に流入させる。さらに詳しく言えば、回転軸2はモーターMの駆動によって軸方向の回転が生じられ、その回転速度は約200rpm〜700rpmである。この回転速度は鋳造品の肉厚(すなわち、キャビティー421の空間の大きさ)に基づいて調整を行うことができる。
回転プラットフォーム3が連動して回転軸2を軸心として回動される時、回転の過程において、液状金属Nは、遠心力の作用を受けて、シェルモールド4の坩堝部41の内側壁面に沿ってシェルモールド4が一体に連接する第一連接管412と第二連接管422を通過し、キャビティー部42の中に流入して鋳込み作業を行い、さらにキャビティー421を充填する。
鋳込みを完成した後、回転軸2のスピードを緩めて停止し、さらにシェルモールド4を回転プラットフォーム3から取り出し、熔融された液状金属Nが冷却して凝固した後、シェルモールド4を破壊して鋳造品を取得することができる。上記鋳造品には一個の鋳造部材が含まれ、上記鋳造部材を上記鋳造品から分離させる(例えば、刃具で切断したり、または振動による断裂を利用して分離させたりする)ことにより、少なくとも一個のアイアンヘッドを取得する。
続いて、上記アイアンヘッドに対して熱処理を行うことにより、アイアンヘッドのフェース板の引張強度は1.93×109N/m2〜2.34×109N/m2(280ksi〜340ksi)で、伸長率は4%〜20%で、かつ、50m/sの打撃強度で3000回の打撃回数を行う時、上記アイアンヘッドのフェース板にスコアラインの深さを含まない最も薄い肉厚は約1.4mm〜1.8mm程度に達することができるため、アイアンヘッドの全体の重量を減らすのに役立つできるとともに、そのフェース板を軽量化にすることができる。また、上記アイアンヘッドのフェース板は同じ肉厚または異なる肉厚の形態に形成することができるため、本発明においては限制を設けない。
このように、本発明の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法によれば、殆ど真空環境下で鋳造を行うことにより、金属鋳塊Pが熔融過程において大気との化学反応を減らすことができるため、金属鋳塊Pは比較的スムースかつ均一に熔融することができる。また、液状金属Nがシェルモールド4の坩堝部41からキャビティー部42に流れ込む過程において空気と反応することにより、酸化によるクラックの情況が生じるのを避けることができるため、製造されるアイアンヘッドの鋳造品においてゴマ状や黒豆状の斑点などの外観的な欠陥を生じ難くなり、さらに、反応気体によって大量な屑穴または反応気孔などの鋳造上の欠点を生じ難くなるため、アイアンヘッドの鋳造品の引張強度を高めることができる。
一方、液状金属Nと大気との化学反応を減らすことにより、液状金属Nがシェルモールド4の中における流動性を高めることもできる。さらに、熔融の液状金属Nが再び凝固する前に、遠心力を利用して液状金属Nを確実にシェルモールド4のキャビティー421に鋳込んで充填することにより、一部分の液状金属Nが坩堝部41の中に凝固して凝固殻になってしまって金属鋳塊の浪費を避けることができるだけではなく、液状金属Nがシェルモールド4のキャビティー部42に流れ込んだ後、キャビティー部42を十分に充満するように充填することができるため、アイアンヘッドの鋳造品の成形歩留まりを高めることができる。さらに、冷え止りが生じることによってアイアンヘッドの鋳造品に隙間が生じる確率を低く抑えることができるため、アイアンヘッドの鋳造品の引張強度を高めることができる。
このように、本発明によれば、高強度の特性を有するアイアンヘッドを製造することができるため、上記高強度のアイアンヘッドのフェース板を薄化にすることができ、そして上記高強度のアイアンヘッドは最も薄い肉厚が約1.4mm〜1.8mm程度の薄型フェース板を用いても、そのフェース板は依然として高強度かつ良好な伸長率を確保することができるため、フェース板の打撃に耐える回数を高めることができ、さらに、高強度のアイアンヘッドが高い反発係数などの良好な打球性能を有するだけではなく、その使用寿命をも延ばすことができる。
図7は本発明が合わせて使用するもう一個の真空遠心鋳造装置の構造の説明図である。図7を参照すると、実施例2における本発明の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法は、複数個のキャビティーを有するシェルモールド4を合わせて使用することにより、一回で複数個の高強度のアイアンヘッドを鋳造することができるため、製造の効率を高めることができる。
総合すると、本発明の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法によれば、金属鋳塊が熔融の過程において大気と化学反応するのを減らすことにより、鋳造品の引張強度を高めることができるため、フェース板の薄肉化を得ることができる。
また、本発明の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法によれば、鋳造品の歩留りと品質を高めることができる。
本発明は、その精神および必須の特徴事項から逸脱することなく別のやり方で実施することもできる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なものであり、限定を意図するものではない。
1 真空炉
11 収容室
12 エアダクト
13 開口
14 カバー
2 回転軸
21 本体
22 回転止め部
23 当接部
3 回転プラットフォーム
31 軸接合部
311 貫穿孔
32 位置決め部
32a 坩堝位置決め部
32b キャビティー位置決め部
321 配置孔
322 収容溝
4 シェルモールド
41 坩堝部
411 収容空間
412 第一連接管
413 環状リップ
42 キャビティー部
421 キャビティー
422 第二連接管
5 ヒーター
6 ワックスコア
61 坩堝コア
611 第一連接部
62 鋳造品コア
621 第二連接部
7 被覆層
8 カラー
M モーター
B 軸受
L 昇降制御器
P 金属鋳塊
N 液状金属

Claims (7)

  1. 一個のシェルモールド(4)を一個の回転プラットフォーム(3)に位置決めして配置し、上記シェルモールド(4)は互いに連通する一個の坩堝部(41)と一個のキャビティー部(42)を含み、上記回転プラットフォーム(3)を一個の軸回りで回転自在な回転軸(2)に連接する段階と、少なくとも一個の金属鋳塊(P)を上記シェルモールド(4)の坩堝部(41)に配置し、真空環境下で上記金属鋳塊(P)を液状金属(N)になるように加熱して熔融する段階と、上記回転軸(2)を駆動して上記回転プラットフォーム(3)を連動して回動することにより、熔融の液状金属(N)を上記シェルモールド(4)のキャビティー部(42)の中に流入させる段階と、上記回転軸(2)のスピードを緩めて停止し、上記鋳込みを完成したシェルモールド(4)を取り出す段階と、熔融の液状金属(N)を冷却して凝固させた後、上記シェルモールド(4)を破壊して一個の鋳造部材を含む一個の鋳造品を取得する段階と、上記鋳造部材を上記鋳造品から分離させ、少なくとも一個のアイアンヘッドを取得する段階と、上記アイアンヘッドに対して熱処理を行うことにより、上記アイアンヘッドのフェース板の引張強度が1.93×109N/m2〜2.34×109N/m2(280ksi〜340ksi)で、伸長率が4%〜20%で、かつ上記アイアンヘッドのフェース板にスコアラインの深さを含まない最も薄い肉厚が1.4mm〜1.8mmである段階とを含むことを特徴とする薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法。
  2. 上記金属鋳塊(P)の数は一個で、上記金属鋳塊(P)は高強度な合金鋼からなり、かつ上記金属鋳塊(P)の成分の組成は製造しようとする高強度なアイアンヘッドの成分の組成と一致であることを特徴とする請求項1に記載の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法。
  3. 上記金属鋳塊(P)の数は複数個で、上記複数個の金属鋳塊(P)が熔融された後の液状金属の成分の組成は製造しようとする高強度なアイアンヘッドの成分の組成と一致であることを特徴とする請求項1に記載の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法。
  4. 上記シェルモールド(4)の成形段階は、一個のワックスコア(6)を準備し、上記ワックスコア(6)は一個の坩堝コア(61)と一個の鋳造品コア(62)を含み、上記坩堝コア(61)の環状周面に一個の第一連接部(611)が設けられ、上記鋳造品コア(62)に一個の第二連接部(621)が設けられ、上記第一連接部(611)と上記第二連接部(621)は相対的に一体になるように連接される段階と、上記ワックスコア(6)の表面において一個の被覆層(7)を形成する段階と、上記ワックスコア(6)と被覆層(7)に対して加熱してワックスを熔出させる段階と、上記脱ろうを完成した被覆層(7)を高温で焼結して一体に連接された坩堝部(41)とキャビティー部(42)を有する上記シェルモールド(4)を形成する段階とを含むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法。
  5. 上記シェルモールド(4)の表面層材料はケイ酸ジルコニウム、酸化イットリウム、安定化ジルコニアまたは酸化アルミニウムなどの耐火材料からなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法。
  6. 上記シェルモールド(4)の背面層材料はムル石の混合物からなり、その酸化アルミニウムの含有量は45%〜60%で、二酸化ケイ素の含有量は55%〜40%であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法。
  7. 上記シェルモールド(4)の背面層材料は二酸化ケイ素の混合物からなり、その二酸化ケイ素の含有量は95%以上に達することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の薄型フェース板を有する高強度なアイアンヘッドの製造方法。
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