JP2015066061A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015066061A JP2015066061A JP2013201460A JP2013201460A JP2015066061A JP 2015066061 A JP2015066061 A JP 2015066061A JP 2013201460 A JP2013201460 A JP 2013201460A JP 2013201460 A JP2013201460 A JP 2013201460A JP 2015066061 A JP2015066061 A JP 2015066061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- rod
- washing machine
- spring
- vertical direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
【解決手段】外箱と、この外箱の内部に位置する水槽と、この水槽の内部に位置して回転駆動される回転槽と、前記水槽を前記外箱の内部で主として上下方向に緩衝支持する、ダンパ21を有するサスペンション7とを具備するものにおいて、ダンパ21が、水槽の振動に伴い上下方向の振動を含む変位をするロッド23(可動軸部)と、外箱に固定されてロッド23の主として上下方向の振動を減衰する減衰主体部56とを具えるものであり、ロッド23の、軸心を中心としての回転を規制する回転規制手段59を設けた。
【選択図】図1
Description
この洗濯機におけるサスペンションは、重量の大きな水槽を支持するために、軸方向がほゞ上下方向となるように設置されており、その上下方向に緩衝機能を果たすようになっている。すなわち、洗濯機におけるサスペンションは、水槽の主として上下方向の振動に対して有効に機能するようになっている。
このために、水槽と外箱の左右の側壁部との間には、水槽の上記サスペンションの可動軸部を中心軸としての回動による水平方向の振動の振幅以上の間隔をあけて、外箱側板部に対する水槽の衝突を避けるようにしている。
その結果、外箱が大形化して全体の大形化を招来し、もしくは反対に水槽並びにドラムが小形化して洗濯容量の低下を招来していた。
まず、図2には、ドラム式洗濯乾燥機の全体構造を示しており、外箱1を外殻としている。この外箱1は、最下部に底板1aを有しており、この底板1aの外下面の四隅部にそれぞれ脚1bを有している。外箱1の前側板部(図2で左側)のほゞ中央部には、洗濯物出入口2を有しており、この出入口2に対しては、それを開閉する扉3を設けている。又、外箱1の前側板部の上部には、操作パネル4を設けており、その裏側(外箱1内)に運転制御用の制御装置5を設けている。
水槽6の背部にはモータ8と軸受ハウジング9を取付けている。モータ8は、この場合、例えば直流のブラシレスモータであって、アウターロータ形であり、ロータ8aの中心部に有する回転軸(図示省略)を、軸受ハウジング9を介して水槽6の内部に挿入している。
シリンダ22の内部には、下端寄りの中間部の周囲部に突出部24を形成し、更にその直上部の一箇所に凸部25を形成している。加えて、シリンダ22の上端部の一箇所には、該シリンダ22の開放端部から下方へU字状の欠除部26を形成している。
上記磁場ユニット27における中間ヨーク28と上下両ボビン31,32及び上下両ヨーク37,38と、ロッド23との間には、微小な間隙42が存在しており、従って、ロッド23は中間ヨーク28と上下両ボビン31,32及び上下両ヨーク37,38をそれらとの間に微小な間隙42を存し貫通している。
磁気粘性流体45は、例えば、オイルの中に鉄、カルボニル鉄などの強磁性粒子を分散させたもので、磁力が印加されると強磁性粒子が鎖状のクラスタを形成することで粘度が上昇するものである。上下両オイルシール43,44は、その磁気粘性流体45の、磁場ユニット27からの漏出を抑止すべく機能するものである。
そして、ロッド23の下端部にはストップリング54を取付けて、ロッド23の抜け止めをしている。
そして、シリンダ22の上記かしめ部には、それを覆うキャップ55を圧嵌している。それにより、ケース48と磁場ユニット27及びハウジング50を抜け止めすると共に、シリンダ22の前記欠除部26に挿入したブッシュ40の抜け止めをしており、このようにしてダンパ21を構成している。このダンパ21の、ロッド23を除く部分は減衰主体部56として機能するものであり、後述するように、この減衰主体部56がロッド23の、ひいては水槽6の主として上下方向の振動を減衰するようになっている。
又、ロッド23には、ダンパ21より所定距離上方の箇所につば部23aを形成していて、このつば部23aに、ロッド23に嵌挿したスプリングシート58を下方より接合しており、このスプリングシート58と前記減衰主体部56の最上部であるキャップ55との間に上記スプリング57を介在させ、このようにして前記サスペンション7を構成している。
ロッド23の上記スプリングシート58より上方の上端部は取付部23bであり、それに対して、前記水槽6は図2に示すように外周側面に取付部6aを有し、この取付部6aに取付板60を図示しない複数のねじ等で取付けている。そして、その取付板60に、図2のほか、図1に示すように、ゴム材から成る上下の防振クッション61,62と上下のワッシャ63,64を介して、上記ロッド23の取付部23bを挿通し、その上方突出端部にナット65を螺合して締付けることにより、ロッド23の上端部を取付板60に取付け、ひいてはサスペンション7の上端部を水槽6に取付けている。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機においては、操作パネル4の操作に基づき、制御装置5が運転を開始させると、標準的には洗濯、脱水、及び乾燥が行われる。
そのうち、洗濯は、図示しない給水弁から水槽6内への所定水位の給水が行われた後に、ドラム10がモータ8により正逆両方向に交互に低速回転されることにより行われるもので、それにより、ドラム10内にあらかじめ収容された洗濯物が上昇されてから落下されること(タンブリング)が繰返されて撹拌され、洗浄される。
脱水は、排水弁15を開放させた状態で、ドラム10がモータ8により一方向に高速回転されることにより行われるもので、それにより、ドラム10内の洗濯後の洗濯物が小孔11を通して遠心脱水される。
又、このような水槽6の上下方向の振動に対して、サスペンション7の一端部(上端部)を水槽6に、他端部(下端部を)外箱1に、それぞれ取付けた防振クッション61,62、68,69はいずれもゴム材から成ることで、水槽6の上下方向に緩衝機能を果たし、同時に、水槽6の水平方向にも緩衝機能を果たす。
これにより、回転規制手段59を、サスペンション7が本来有する部品であるスプリング57を使用して(新たな部品を要することなく)構成でき、構造の複雑化や価格の上昇を抑えることができる。
図5に示す第2の実施形態においては、サスペンション7のスプリング57とスプリングシート58との間に減衰部材81を介在させ、スプリング57と減衰主体部56との間に減衰部材82を介在させている。
このようにすることにより、回転規制手段59によるロッド23の回転規制力に加えて、減衰部材81,82が水槽6の水平方向の振動により剪断方向に変形されることで熱としてそれを減衰させる働きをするものであり、それによって、水槽6の水平方向の振動を一段と抑制することができる。又、減衰部材81,82は、水槽6の上下方向にも緩衝機能を果たし、その上下方向の振動の一層の低減に寄与する。
なお、減衰部材81,82はそのいずれかいずれか一方のみを設けるものであっても良い。
図6に示す第3の実施形態においては、上記第2の実施形態の構成に加えて、サスペンション7のスプリング57と減衰部材81との間にワッシャ91を介在させ、スプリング57と減衰部材82との間にワッシャ92を介在させている。この場合、スプリング57とワッシャ91,92とは前記溶接等の手段によって接合している。又、ワッシャ91,92は特には平ワッシャである。
なお、この場合も、減衰部材81,82はそのいずれかいずれか一方のみを設けるものであっても良いものであり、それに応じて、ワッシャ91,92もそのいずれか一方のみを設けるものであっても良い。
図7に示す第4の実施形態においては、上記第3の実施形態のワッシャ91,92に代わるワッシャ101,102を非円形(例えば多角形であって、図示例は六角形)とし、このワッシャ101,102をそれぞれに嵌合する非円形(同じく、例えば多角形であって、図示例は六角形)の凹部103,104を減衰部材81,82に形成している。
このようにすることにより、減衰部材81,82に対するワッシャ101,102の回転ずれがなくなり、ロッド23の軸心Oを中心としての回転を規制する力が更に大きくなることによって、水槽6の水平方向の振動をなお一層抑制することができる。
このほか、上記第1から第5の実施形態の構成に加えて、減衰部材81,82とこれに当接する相手部材(スプリングシート58、キャップ55すなわち減衰主体部56の上面部、ワッシャ91,92)とを接合するのも良い。この場合の接合手段は、接着やインサート成形が好ましい。
Claims (6)
- 外箱と、
この外箱の内部に位置する水槽と、
この水槽の内部に位置して回転駆動される回転槽と、
前記水槽を前記外箱の内部で主として上下方向に緩衝支持する、ダンパを有するサスペンションとを具備する洗濯機において、
前記ダンパが、前記水槽の振動に伴い上下方向の振動を含む変位をするロッドと、前記外箱に固定されて前記ロッドの主として上下方向の振動を減衰する減衰主体部とを具えるものであり、
前記ロッドの、軸心を中心としての回転を規制する回転規制手段を設けたことを特徴とする洗濯機。 - 前記サスペンションが、前記ダンパの前記減衰主体部と、前記ロッドに接合したスプリングシートとの間に介在させたスプリングによって、前記水槽の主として上下方向の緩衝支持に供するものであり、
前記回転規制手段が、前記スプリングを前記スプリングシートと前記減衰主体部とに接合して構成されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 前記スプリングと前記スプリングシートとの間、並びに前記スプリングと前記減衰主体部との間の少なくともいずれか一方に、減衰部材を介在させたことを特徴とする請求項2記載の洗濯機。
- 前記スプリングと前記減衰部材との間にワッシャを介在させたことを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
- 前記ワッシャを非円形とし、このワッシャを嵌合する非円形の凹部を前記減衰部材に形成したことを特徴とする請求項4項記載の洗濯機。
- 前記減衰部材とこれに当接する相手部材とを接合したことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013201460A JP2015066061A (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013201460A JP2015066061A (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015066061A true JP2015066061A (ja) | 2015-04-13 |
Family
ID=52833503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013201460A Pending JP2015066061A (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015066061A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009101167A (ja) * | 2008-11-11 | 2009-05-14 | Panasonic Corp | ドラム式洗濯機 |
-
2013
- 2013-09-27 JP JP2013201460A patent/JP2015066061A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009101167A (ja) * | 2008-11-11 | 2009-05-14 | Panasonic Corp | ドラム式洗濯機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5426278B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5127873B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5106441B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2010184068A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5773805B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP6042138B2 (ja) | 洗濯機用のダンパ | |
JP5854587B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP5489351B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP5738678B2 (ja) | 洗濯機 | |
KR101238065B1 (ko) | 세탁기 | |
JP2011045755A (ja) | サスペンション及び洗濯機 | |
JP6139263B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP6147632B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2012157574A (ja) | 洗濯機 | |
JP2012148033A (ja) | 洗濯機 | |
JP5509122B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2015066061A (ja) | 洗濯機 | |
JP2015150378A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
KR101302337B1 (ko) | 세탁기 | |
JP2011245231A (ja) | 洗濯機 | |
JP5330343B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP5611741B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP5468433B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5489102B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5812656B2 (ja) | ドラム式洗濯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20160629 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170418 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20171017 |