JP2015065614A - 情報表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員に3D情報を的確に認識させることができる情報表示制御装置を提供する
【解決手段】2D/3D情報生成部106は、2D/3D表示部20に表示すべき3D情報を生成する。制御部101は、車両の状態と、車両の走行を案内する情報の種類と、車両の運転者の状態と、車両が走行する道路に関する情報のうちの少なくとも1つに応じて、3D情報の視差を異ならせるよう制御する。これにより、乗員は2D/3D表示部20の3D情報に対して焦点を合わせる時間を短くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の乗員に提示すべき情報を表示部に表示させる情報表示制御装置に関する。
例えばナビゲーション装置による経路案内のように、車両の運転者等の乗員に車両の走行に関する情報を提示することが一般的となっている。一方、特許文献1に記載のように、2次元(2D)画像よりも立体的な画像表示が可能な3次元(3D)画像表示装置が普及し始めている。車両においても、表示部に画像や文字の3D情報を表示することが考えられる。
特開2013−13055号公報
車両に搭載されている表示部に3D情報を表示する場合、各種の条件を考慮して、乗員が3D情報を的確に認識できるように表示することが求められる。
本発明は、このような要望に対応するため、乗員に3D情報を的確に認識させることができる情報表示制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車両の状態と、車両の走行を案内する情報の種類と、車両の運転者の状態と、車両が走行する道路に関する情報のうちの少なくとも1つに応じて、表示部に表示すべき3次元情報の視差を異ならせる。
本発明の情報表示制御装置によれば、車両の状態と、車両の走行を案内する情報の種類と、車両の運転者の状態と、車両が走行する道路に関する情報のうちの少なくとも1つに応じて、表示部に表示すべき3次元情報の視差を異ならせることで、乗員は表示部の3次元情報に対して焦点を合わせる時間を短くすることができるため、乗員に3次元情報を的確に認識させることができる。
一実施形態の情報表示制御装置を示すブロック図である。 走行速度に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示す図である。 ターンシグナルランプが操作されたか否かによって3D情報の視差を異ならせる例を示す図である。 ステアリングの舵角に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示す図である。 車両の走行を案内する情報の種類に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示す図である。 運転者の視線の位置に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示す図である。 道路の種別に応じて3D情報の視差を異ならせる例示す図である。 道路の制限速度に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示す図である。 計器板に表示される3D情報の視差を異ならせる例を示す図である。 一実施形態の情報表示制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下、一実施形態の情報表示制御装置について、添付図面を参照して説明する。図1において、情報表示制御装置10には、2D/3D表示部20と、車両情報発生部30と、ナビゲーション装置40と、入力部50と、視線検知部60とが接続されている。
情報表示制御装置10は、CPUとしての制御部101と、ROM102と、RAM103と、不揮発性メモリ104と、入出力インタフェース105と、2D/3D情報生成部106とを備える。
ROM102は、情報表示制御装置10を動作させるプログラムを記憶している。制御部101は、ROM102に記憶されているプログラムに基づいて情報表示制御装置10の全体を制御する。RAM103は、情報表示制御装置10を動作させる際に必要な情報を一時的に記憶する。RAM103は、作業用ワークメモリである。不揮発性メモリ104は、各種の設定情報を記憶する。
車両情報発生部30は、車両における各種の情報を発生する。車両情報は、車両の走行速度情報、ターンシグナルランプを操作したことを示す操作情報、ステアリングの舵角情報のうちの少なくとも1つである。車両の走行速度情報は、アクセルの開度情報やブレーキの操作状態を示す操作情報に基づいてもよい。車両情報は、入出力インタフェース105を介して制御部101に入力される。
ナビゲーション装置40は、地図データと、経路案内のための経路案内データを出力する。地図データ及び経路案内データは、入出力インタフェース105を介して制御部101に入力される。地図データ及び経路案内データは、2D/3D情報生成部106に入力される。
2D/3D情報生成部106は、地図データに基づいて、2D/3D表示部20に表示すべき地図画像を生成する。地図画像は2D画像でよい。2D/3D情報生成部106は、経路案内データに基づいて、2D/3D表示部20に表示すべき経路案内画像または経路案内文字を生成する。経路案内画像と経路案内文字とを経路案内情報と総称する。後述するように、経路案内情報は、3D情報である場合がある。
ナビゲーション装置40は、車両が走行する道路に関する情報を出力する。道路に関する情報は、入出力インタフェース105を介して制御部101に入力される。道路に関する情報は、例えば、道路が高速道路であるか一般道路であるか、山岳路であるか否か、市街地の道路であるか否か、細街路であるか否か等の道路の種別である。また、道路に関する情報は、道路の制限速度である。
入力部50は、情報表示制御装置10における動作を設定するための操作部である。入力部50は、情報表示制御装置10の機器本体に設けられている操作ボタンであってもよく、リモートコントローラであってもよい。入力部50によって入力された動作の設定情報は、入出力インタフェース105を介して制御部101に入力される。制御部101は、設定情報を不揮発性メモリ104に記憶させる。
視線検知部60は、2D/3D表示部20上における運転者の視線の位置を検知する。視線検知部60は、運転者の視線の方向を検知することによって、運転者が2D/3D表示部20上のどの領域を見ているかを検知することができる。視線検知部60は、カメラによって構成することができる。
ここでは、視線検知部60が2D/3D表示部20上における運転者の視線の位置を検知しているが、制御部101が、運転者の視線の方向を示す情報に基づいて2D/3D表示部20上における運転者の視線の位置を検知してもよい。
2D/3D表示部20は、液晶表示パネルであってもよく、ヘッドアップディスプレイのような投射型表示装置であってもよい。また、2D/3D表示部20は、車両の走行速度等の各種の情報を表示する計器板であってもよい。
以上のように、2D/3D情報生成部106は、2D/3D表示部20に表示すべき3D情報を生成する。制御部101は、3D情報の視差を、車両の状態と、車両の走行を案内する情報の種類と、車両の運転者の状態と、車両が走行する道路に関する情報のうちの少なくとも1つに応じて少なくとも2段階で異ならせるよう制御する。
この構成によれば、乗員が3D情報に焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
次に、図2〜図8を参照しながら、3D情報の視差を異ならせる例について説明する。
図2の(a),(b)は、制御部101が、車両の状態として、走行速度に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示している。図2の(a),(b)における201,202は、2D/3D表示部20が液晶表示パネルであれば地図画像であり、ヘッドアップディスプレイであれば実像である。地図画像と実像とを、道路を示す背景(以下、単に背景)と総称する。
なお、背景201,202が地図画像の場合、図2に示すように立体的な画像とした場合でも、左目用画像と右目用画像とよりなる3D画像である必要はない。地図画像は2D画像でよい。
図2の(a)は、車両が時速100km/hで走行している状態で、背景201上に経路案内画像301を重畳した状態を示している。図2の(b)は、車両が時速20km/hで走行している状態で、背景202上に経路案内画像302を重畳した状態を示している。経路案内画像301,302は、少なくとも左目用画像と右目用画像との2視点画像よりなる3D画像である。他の経路案内画像及び経路案内文字も同様である。
図2の(a)において、制御部101は、車両の走行速度が例えば30km/h以上である第1の速度のとき、経路案内画像301(3D情報)の奥行きが第1の奥行きとなるよう視差を設定する。図2の(b)において、制御部101は、車両の走行速度が例えば30km/h未満である第2の速度のとき、経路案内画像302(3D情報)の奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう視差を設定する。
図2の(a)における経路案内画像301は、例えば、数十メートル先の遠方に存在しているように表示され、図2の(b)における経路案内画像302は、例えば、車両前方の数メートル先に存在しているように表示されている。経路案内画像301の焦点距離は遠方に位置し、経路案内画像302の焦点距離は近くに位置している。
なお、目標とする奥行きの程度を視差のみで設定できない場合には、3D情報の大きさや表示位置を適宜設定することによって、目標とする奥行きを実現すればよい。
車両の走行速度の範囲を3段階以上に分け、3D情報の奥行きの程度を3段階以上に異ならせてもよい。経路案内画像301,302は、背景201上に重畳表示する3D情報の単なる例である。
走行速度に応じて3D情報の視差を異ならせる構成とすれば、乗員が目の焦点を合わせるであろう距離を走行速度に対応させて想定し、3D情報の視差を設定することができる。よって、乗員が3D情報に目の焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
図3の(a),(b)は、制御部101が、車両の状態として、ターンシグナルランプが操作されたか否かによって3D情報の視差を異ならせる例を示している。図3の(b)において、運転者は、右折を示す案内音声または経路案内画像304に従って、ターンシグナルランプを操作したとする。
図3の(a)において、制御部101は、ターンシグナルランプが操作されていないとき、背景203上に重畳する経路案内画像303(3D情報)の奥行きが第1の奥行きとなるよう視差を設定する。図3の(b)において、制御部101は、ターンシグナルランプが操作されたとき、背景204上に重畳する経路案内画像304(3D情報)の奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう視差を設定する。
ターンシグナルランプが操作されたか否かによって3D情報の視差を異ならせる構成とすれば、右左折等の車両の近くを見る可能性が高い状況に対応して、3D情報の視差を設定することができる。よって、乗員が3D情報に目の焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
図4の(a),(b)は、制御部101が、車両の状態として、ステアリングの舵角に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示している。図4の(a)は、経路案内画像305に応じて右折すべき交差点がまだ先にあり、ステアリングを切らず直進している状態を示している。図4の(b)は、経路案内画像306に応じて右折すべき交差点に侵入して、ステアリングを切って右折しようとしている状態を示している。
図4の(a)において、制御部101は、ステアリングの舵角が所定の角度未満であるとき、背景205上に重畳する経路案内画像305(3D情報)の奥行きが第1の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。図4の(b)において、制御部101は、ステアリングの舵角が所定の角度以上となったとき、背景206上に重畳する経路案内画像306(3D情報)の奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
ステアリングの舵角に応じて3D情報の視差を異ならせる構成とすれば、右左折等の車両の近くを見る可能性が高い状況に対応して、3D情報の視差を設定することができる。よって、乗員が3D情報に目の焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
図5の(a),(b)は、制御部101が、車両の走行を案内する情報の種類に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示している。図5の(a)に示す“しばらく道なりです”からなる経路案内文字307は、車両の現在位置から所定の距離以内に車両が実行すべき動作を示す情報以外の情報の一例である。
図5の(b)に示す“まもなく右折です”からなる経路案内文字308は、車両の現在位置から所定の距離以内に車両が実行すべき動作を示す情報一例である。
図5の(a)において、制御部101は、車両の現在位置から所定の距離以内に車両が実行すべき動作を示す情報以外の情報を2D/3D表示部20に表示するとき、背景207上に重畳する経路案内文字307(3D情報)の奥行きが第1の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
図5の(b)において、制御部101は、車両の現在位置から所定の距離以内に車両が実行すべき動作を示す情報を2D/3D表示部20に表示するとき、背景208上に重畳する経路案内文字308(3D情報)の奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
車両の走行を案内する情報の種類に応じて3D情報の視差を異ならせる構成とすれば、遠くを見る状況と近くを見る状況とのそれぞれに対応して、3D情報の視差を設定することができる。よって、乗員が3D情報に目の焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
図6の(a),(b)は、車両の運転者の状態として、2D/3D表示部20(背景209,210)上における運転者の視線LSの位置に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示している。視線LSの位置によって、2D/3D表示部20(背景209,210)を見ている位置が決まる。
図6の(a),(b)において、背景209,210の一点差線より下側の範囲は、車両の現在位置から所定の距離以内に相当する範囲であり、一点差線より上側の範囲は、所定の距離を越える範囲である。
図6の(a)において、制御部101は、2D/3D表示部20(背景209,210)上における運転者の視線の位置が、所定の距離以内に相当する範囲にないとき、経路案内画像309(3D情報)の奥行きが第1の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
図6の(b)において、制御部101は、2D/3D表示部20(背景209,210)上における運転者の視線の位置が、所定の距離以内に相当する範囲にあるとき、経路案内画像310(3D情報)の奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
運転者の視線LSの位置に応じて3D情報の視差を異ならせる構成とすれば、運転者が遠くを見ているか近くを見ているかを直接的に検知することができる。よって、乗員が3D情報に目の焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
図7の(a),(b)は、制御部101が、道路の種別に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示している。車両は、図7の(a)では高速道路を走行しており、図7の(b)では一般道を走行している。制御部101は、例えば地図データに基づいて走行中の道路の種別を認識する。
図7の(a)において、制御部101は、“○○高速道路 しばらく道なりです”からなる経路案内文字311(3D情報)の奥行きが第1の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。図7の(b)において、制御部101は、“一般道 しばらく道なりです”からなる経路案内文字312(3D情報)の奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
図7の(a),(b)では、3D情報を経路案内文字311,312としたが、経路案内画像であってもよい。道路の種別として、高速道路と一般道路以外の種別で3D情報の視差を異ならせてもよい。
道路の種別に応じて3D情報の視差を異ならせる構成とすれば、遠くを見る可能性が高い道路と近くを見る可能性が高い道路とのそれぞれに対応して、3D情報の視差を設定することができる。よって、乗員が3D情報に目の焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
図8の(a),(b)は、制御部101が、道路の制限速度に応じて3D情報の視差を異ならせる例を示している。車両は、図8の(a)では制限速度80km/hの高速道路を走行しており、図8の(b)では制限速度30km/hの一般道を走行している。制御部101は、地図データに基づいて走行中の道路の制限速度を認識する。制御部101は、道路情報を提供する外部サーバと通信して、走行中の道路の制限速度を取得してもよい。
図8の(a)において、制御部101は、制限速度80km/hを示す3D画像313の奥行きが第1の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。図8の(b)において、制御部101は、制限速度30km/hを示す3D画像314の奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
道路の制限速度に応じて3D情報の視差を異ならせる構成とすれば、車両の実際の走行速度が分からない場合でも、車両が走行しているであろう最高速度を想定することができる。よって、想定する最高速度に応じて3D情報の視差を異ならせることができる。そして、乗員が3D情報に目の焦点を合わせる時間を短くすることができ、乗員に3D情報を的確に認識させることが可能となる。
図9の(a),(b)は、2D/3D表示部20が計器板であり、計器板に表示される情報を3D情報とし、3D情報の視差を異ならせる例を示している。ここでは、計器板に表示される情報を車両の走行速度としている。情報は走行速度に限定されず、燃料の残量計や警告情報等でもよく、任意である。
図9の(a)は、車両の状態と、運転者の状態と、車両が走行する道路に関する情報とのいずれかに基づいて、運転者が遠くを見ていると想定される場合を示している。図9の(b)は、運転者の状態と、車両が走行する道路に関する情報とのいずれかに基づいて、運転者が近くを見ていると想定される場合を示している。
図9の(a)において、制御部101は、例えば98km/hなる走行速度を示す3D文字315fの奥行きが第1の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。図9の(b)において、制御部101は、例えば23km/hなる走行速度を示す3D文字315nの奥行きが第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう3D情報の視差を設定する。
このように、2D/3D表示部20が計器板である場合でも、車両の状態と、運転者の状態と、車両が走行する道路に関する情報のうちの少なくとも1つに応じて、3D情報の視差を少なくとも2段階で異ならせることができる。
図10に示すフローチャートを用いて、以上説明した一実施形態の情報表示制御装置の動作について、改めて説明する。図10においては、走行速度または運転者の視線に応じて3D情報の視差を異ならせる場合の動作を示す。
図10において、制御部101は、ステップS1にて、2D/3D表示部20に表示する情報を2Dで表示させるよう2D/3D情報生成部106を制御する。制御部101は、ステップS2にて、3D表示の設定情報を不揮発性メモリ104より取得する。制御部101は、ステップS3にて、車両情報発生部30より出力された車両の走行速度を取得する。
制御部101は、ステップS4にて、走行速度に応じて3D表示を変更する設定であるか否かを判定する。走行速度に応じて3D表示を変更する設定であれば(YES)、制御部101は、処理をステップS5に移行させ、走行速度に応じて3D表示を変更する設定でなければ(NO)、処理をステップS9に移行させる。
制御部101は、ステップS5にて、車両は停止中であるか否かを判定する。停止中であれば(YES)、制御部101は、ステップS6にて、情報を2Dで表示させ、処理をステップS2に戻す。停止中でなければ(NO)、制御部101は、ステップS7にて、走行速度に応じた視差を有する3D情報を生成するよう2D/3D情報生成部106を制御する。制御部101は、ステップS8にて、3D情報を表示させ、処理をステップS2に戻す。
制御部101は、ステップS9にて、視線に応じて3D表示を変更する設定であるか否かを判定する。視線に応じて3D表示を変更する設定であれば(YES)、制御部101は、処理をステップS10に移行させ、視線に応じて3D表示を変更する設定でなければ(NO)、処理をステップS1に戻す。
制御部101は、ステップS10にて、視線情報を取得する。制御部101は、ステップS11にて、車両は停止中であるか否かを判定する。停止中であれば(YES)、制御部101は、ステップS12にて、情報を2Dで表示させ、処理をステップS2に戻す。
停止中でなければ(NO)、制御部101は、ステップS13にて、視線に応じた視差を有する3D情報を生成するよう2D/3D情報生成部106を制御する。制御部101は、ステップS14にて、3D情報を表示させ、処理をステップS2に戻す。
2D/3D表示部20は、裸眼にて3D表示が可能な表示部であることが好ましい。3D視認用の眼鏡を装着することにより3D表示を実現する表示部であってもよい。
本発明は以上説明した一実施形態の情報表示制御装置に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
20 2D/3D表示部(表示部)
101 制御部
106 2D/3D情報生成部(3次元情報生成部)

Claims (9)

  1. 3次元情報を表示する表示部に表示すべき3次元情報を生成する3次元情報生成部と、
    車両の状態と、前記車両の走行を案内する情報の種類と、前記車両の運転者の状態と、前記車両が走行する道路に関する情報のうちの少なくとも1つに応じて、前記3次元情報の視差を異ならせるよう制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記制御部は、前記車両の状態として、
    前記車両の走行速度が第1の速度のとき、前記3次元情報の奥行きが第1の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定し、
    前記車両の走行速度が前記第1の速度より遅い第2の速度のとき、前記3次元情報の奥行きが前記第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
  3. 前記制御部は、前記車両の状態として、
    ターンシグナルランプが操作されていないとき、前記3次元情報の奥行きが第1の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定し、
    前記ターンシグナルランプが操作されたとき、前記3次元情報の奥行きが前記第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
  4. 前記制御部は、前記車両の状態として、
    ステアリングの舵角が所定の角度未満であるとき、前記3次元情報の奥行きが第1の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定し、
    前記ステアリングの舵角が前記所定の角度以上となったとき、前記3次元情報の奥行きが前記第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
  5. 前記制御部は、前記車両の走行を案内する情報の種類として、
    前記車両の現在位置から所定の距離以内に前記車両が実行すべき動作を示す情報以外の情報を前記表示部に表示するとき、前記3次元情報の奥行きが第1の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定し、
    前記車両の現在位置から前記所定の距離以内に前記車両が実行すべき動作を示す情報を前記表示部に表示するとき、前記3次元情報の奥行きが前記第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
  6. 前記制御部は、前記車両の運転者の状態として、前記表示部上における前記運転者の視線の位置に応じて前記3次元情報の視差を異ならせるよう制御することを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
  7. 前記制御部は、
    前記表示部上における前記運転者の視線の位置が、前記車両の現在位置から所定の距離以内に相当する範囲にないとき、前記3次元情報の奥行きが第1の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定し、
    前記表示部上における前記運転者の視線の位置が、前記車両の現在位置から前記所定の距離以内に相当する範囲にあるとき、前記3次元情報の奥行きが前記第1の奥行きよりも奥行きの程度が小さい第2の奥行きとなるよう前記3次元情報の視差を設定する
    ことを特徴とする請求項6記載の情報表示制御装置。
  8. 前記制御部は、前記車両が走行する道路に関する情報として、道路の種別に応じて前記3次元情報の視差を異ならせるよう制御することを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
  9. 前記制御部は、前記車両が走行する道路に関する情報として、道路の制限速度に応じて前記3次元情報の視差を異ならせるよう制御することを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
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