JP2015065577A - 遠隔制御システムとその装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な操作をすることなく機能実行装置を遠隔制御できるようにする。
【解決手段】角があるセンシングユニット10aと角が丸く加工されたセンシングユニット10bを用意し、ユーザがこれらのセンシングユニット10a,10bのうち、希望する実行内容に対応するセンシングユニットを選択すると、センシングユニット10a,10bから上面に記載されたメタ命令を表す命令IDとセンシングユニットIDを含む遠隔制御信号がホームサーバ20へ送信される。ホームサーバ20では、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングIDが制御対象となる機能実行装置のIDと実行内容を表す動作モードIDに変換されて機能実行装置30a,…へ送信される。機能実行装置30a,…では、自装置の機能実行装置IDを含む遠隔制御信号を受信した場合に、当該制御信号に含まれる動作モードIDに対応する実行内容の動作が実行される。
【選択図】図2

Description

この発明は、家電機器やオフィス機器等の機能実行装置の機能をセンシングユニットを使用して遠隔制御する遠隔制御システムと、このシステムで使用される装置及び方法に関する。
近年、家電機器やオフィス機器の中には、機器本体が有する機能をリモートコントローラを使用して遠隔制御するものが増えている。リモートコントローラには、例えば複数のハードウエアスイッチ又はソフトウエアスイッチとディスプレイが設けられ、ユーザが上記スイッチを操作するとその操作信号がリモートコントローラから機器本体へ送信される。機器本体では、上記操作信号を受信すると当該操作信号が解読され、この解読結果に従い対応する機能が実行される。また、上記操作内容又は実行された機能に関する情報がリモートコントローラのディスプレイに表示される(例えば特許文献1を参照)。
特開2011−172097号公報
ところが、上記のようにリモートコントローラを用いて機器本体の機能を遠隔制御する機器では、遠隔制御を行う場合に必ずスイッチを操作しなければならない。このため、ユーザは機器本体の制御対象機能とスイッチとの対応関係を覚えておくか、或いは取扱説明書等によりその都度確認しなければならず、特にお年寄りや子供のように機器の操作に不慣れなユーザにとっては操作が面倒だった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、面取り形状の異なる複数のセンシングユニットを選択的に使用するだけで、複雑な操作を行うことなく、機能実行装置をセンシングユニットの形状から直感的に理解できる動作状態に遠隔制御できるようにした遠隔制御システムとその装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、一つの機能に対応して異なる複数の動作モードを有する機能実行装置と、互いに異なる面取り形状を有する立体構造物からなる複数のセンシングユニットとを備える。そして、この複数のセンシングユニットにおいて遠隔制御のための操作が行われた場合に、当該センシングユニットから上記面取り形状が反映された遠隔制御信号を生成して送信する。これに対し機能実行装置では、上記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号に応じて、上記一つの機能に対応する複数の動作モードのうち上記送信元のセンシングユニットの面取り形状に対応する動作モードを選択的に実行するようにしたものである。
この発明の第2の観点は、上記複数のセンシングユニット及び機能実行装置との間でそれぞれ通信が可能な中継装置をさらに具備し、当該中継装置には上記複数のセンシングユニットの面取り形状を識別する識別情報と上記機能実行装置に実行させる動作モードを表す情報とを相互に関連付けて記憶した記憶手段を設ける。そして中継装置により、上記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信して当該遠隔制御信号から送信元のセンシングユニットの識別情報を抽出し、この抽出されたセンシングユニット識別情報をもとに上記記憶手段から当該センシングユニット識別情報と関連付けられた動作モードを表す情報を読み出し、上記受信された遠隔制御信号を、上記読み出された動作モードを表す情報を含む信号に変換して、この変換後の遠隔制御信号を上記機能実行装置へ送信するようにしたものである。
この発明の第3の観点は、上記複数のセンシングユニットの立体構造物の複数の周面にそれぞれ異なる機能実行命令を対応付ける。そしてセンシングユニットでは、上記立体構造物の周面の一つを選択する操作が行われた場合に、当該選択された周面に対応付けられた機能実行命令を表す情報とセンシングユニットの識別情報とを含む遠隔制御信号を生成して送信する。これに対し中継装置には、上記複数の機能実行命令を表す情報と上記複数のセンシングユニットの識別情報との任意の組み合わせに関連付けて、上記機能実行装置に実行させる動作モードを表す情報を記憶した記憶手段を設ける。そして中継装置により、上記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信して当該遠隔制御信号から機能実行命令を表す情報及び送信元のセンシングユニットの識別情報を抽出し、この抽出された機能実行命令を表す情報及びセンシングユニット識別情報をもとに上記記憶手段から上記機能実行命令を表す情報及びセンシングユニット識別情報に関連付けられた動作モードを表す情報を読み出し、上記受信された遠隔制御信号を上記読み出された動作モードを表す情報を含む信号に変換し、この変換後の遠隔制御信号を上記機能実行装置へ送信するようにしたものである。
この発明の第1の観点によれば、複数のセンシングユニットの一つが操作されると、当該センシングユニットからその面取り形状が反映された遠隔制御信号が生成されて送信され、機能実行装置では上記遠隔制御信号に応じて、複数の動作モードのうち上記送信元のセンシングユニットの面取り形状に対応する動作モードが選択的に実行される。このため、実行させようとする動作モードに応じて面取り形状の異なる複数のセンシングユニットを選択的に使用するだけで、複雑な操作を行うことなく機能実行装置に異なる動作モードを実行させることができる。
例えば、角があるセンシングユニットを選択的に操作した場合、「角がある」は視覚的或いは触覚的に「鋭い」又は「刺激的」といった直感に対応する。この直感性を利用して、上記角があるセンシングユニットに対し例えば照明器具の動作モードとして「鋭い光(昼光色)」を関連付けておけば、角があるセンシングユニットを選択的に操作すると照明器具は昼光色で発光する。一方、角が丸まったセンシングユニットを選択的に操作した場合、「角が丸い」は視覚的或いは触覚的に「柔らかい」又は「優しい」といった直感に対応する。この直感性を利用して、上記角が丸いセンシングユニットに対し例えば照明器具の動作モードとして「柔らかい光(電球色)」を関連付けておけば、角が丸いセンシングユニットを選択的に操作すると照明器具は電球色で発光する。
この発明の第2の観点によれば、センシングユニットから送信された遠隔制御信号は中継装置で一旦受信され、この中継装置において当該遠隔制御信号に含まれる送信元のセンシングユニットの識別情報が対応する動作モードを表す情報に変換されたのち機能実行装置に転送される。このため、センシングユニットに動作モードを特定する機能を持たせる必要がなくなり、これによりセンシングユニットを簡単かつ安価なものにすることができる。この効果は、機能実行装置が備える動作モードの種類が多い場合や、種類の異なる複数の機能実行装置を同時に制御するような場合に特に有効である。
この発明の第3の観点によれば、センシングユニットの異なる面にそれぞれ異なる機能実行命令が割り当てられ、例えば所望の面が表になるようにセンシングユニットが操作されるとセンシングユニットから上記操作された面に対応する機能実行命令とセンシングユニットの識別情報が送信される。このため、センシングユニットを操作する際に所望の機能実行命令を選択することで、機能実行装置に対し機能実行命令とセンシングユニットとの組み合わせに応じて多種類の機能を選択的に実行させることが可能となる。
すなわちこの発明によれば、面取り形状の異なる複数のセンシングユニットを選択的に使用するだけで、複雑な操作を行うことなく、機能実行装置をセンシングユニットの形状から直感的に理解できる動作状態に遠隔制御できるようにした遠隔制御システムとその装置及び方法を提供することができる。
この発明の一実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図1に示したシステムの機能ブロック図。 図2に示したシステムのホームサーバに記憶される、角があるセンシングユニットに対応する変換テーブルの一例を示す図。 図2に示したシステムのホームサーバに記憶される、角が丸く加工されたセンシングユニットに対応する変換テーブルの一例を示す図。 図2に示したシステムにおける遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[一実施形態]
この発明の一実施形態は、面取り形状の異なる2個のセンシングユニットを選択的に使用して、複数の機能実行装置に対し多様な遠隔制御を行えるようにするものである。
図1はこの発明の一実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、図中10a,10bはセンシングユニット、20は中継装置として動作するホームサーバ、30a,30b,30c,…は機能実行装置をそれぞれ示している。
各機能実行装置のうち、機能実行装置30aは照明器具からなり、その機能として「ON」、「OFF」等の標準的な機能に加え、照明の色合いを「電球色」、「昼白色」、「昼光色」などに変化させる機能や、明度を変化させる機能、さらに「明るくする」、「リラックス」等の上位概念的な機能実行命令(以後メタ命令と称する)に対応する複数の付加的な実行機能を備えている。また機能実行装置30bはエアコンからなり、その機能として「ON」、「OFF」等の標準的な機能に加え、「リラックス」、「寝る」等のユーザのメタ命令に対応するエアコン特有の複数の付加的な実行機能を備えている。
センシングユニット10a,10bは何れも正六面体からなる筐体を有する。このうちセンシングユニット10aの筐体は角が鋭角的に形成されている。これに対しセンシングユニット10bの筐体は角が所定の半径Rで丸く加工されている。各センシングユニット10a,10bの筐体の6つの各面には、それぞれ上記機能実行装置30a,30b,30c,…に対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「暗くする」、「寝る」等を表す名称が印刷等により表記されている。なお、これらの名称は印刷以外に手書きしてもよく、さらには当該文字が印刷されたシールを筐体面に貼付することにより表記してもよい。
図2は、上記センシングユニット10a,10b、機能実行装置30a,30b,30c,…、ホームサーバ20の機能構成を示すブロック図である。
センシングユニット10a,10bは、上記6つの面にそれぞれ配設された計測部111〜116と、回路モジュール部12を備えている。計測部111〜116は感圧センサからなり、センシングユニット10a,10bがどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部111〜116ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部12は、センシングユニットID格納部121と、命令ID格納部122と、閾値判定部123と、センシング通信部124を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部123及びセンシング通信部124は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
センシングユニットID格納部121には、センシングユニット10a,10bを識別するためのセンシングユニットID(SUa,SUb)が記憶されている。このセンシングユニットID(SUa,SUb)はセンシングユニットの外形状、つまり角があるか角が丸くなっているかを間接的に表す。
命令ID格納部122には、上記6つの計測部111〜116の識別情報(センサID)に対応付けて、上記6つの面に記載された「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」等のメタ命令を識別するための命令IDが記憶されている。また命令ID格納部122には、上記各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報と、上記計測部111〜116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を判定するための異なる6つの閾値Vt1〜Vt6が予め記憶されている。
閾値判定部123は、上記計測部111〜116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を、上記命令ID格納部122に記憶された閾値Vt1〜Vt6と比較することにより、検出電圧を出力した計測部111〜116がどの面に配置された計測部かを判定する。さらに、上記命令ID格納部122に記憶された、各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報を参照することにより、当該計測部が配置された面と対向する面(反対側の面)に記載された命令IDを読み出す。またそれと共に、センシングユニットID格納部121からセンシングユニットIDを読み出す。
センシング通信部124は、上記読み出された命令ID及びセンシングユニットIDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号をホームサーバ20へ送信する処理を行う。なお、通信媒体としては指向性の制限が少ない無線が好適であるが、赤外線を用いてもよい。
ホームサーバ20は例えばパーソナル・コンピュータからなり、この実施形態を実現するために必要な機能として、ホームサーバ通信部21と、センシングユニット判別部22と、命令/実行変換部23と、変換テーブル24を備えている。なお、これらの機能のうちホームサーバ通信部21、センシングユニット判別部22及び命令/実行変換部23は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
ホームサーバ通信部21は、遠隔制御信号の受信機能と送信機能を備えている。受信機能は、上記センシングユニット10a,10bから送信された遠隔制御信号を受信する処理を行う。送信機能は、上記受信された遠隔制御信号を、後述する命令/実行変換部23から渡される機能実行装置ID及び動作モードIDを含む遠隔制御信号に変換し、この変換された遠隔制御信号を機能実行装置30a,30b,30c,…へ送信する。なお、通信インタフェースしては、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
変換テーブル24には、センシングユニットIDと命令IDの各組み合わせに対応付けて、機能実行装置30a,30b,30c,…の識別情報(機能実行装置ID)と、機能実行装置の実行内容、つまり動作モードを識別する情報(動作モードID)が記憶されている。図3及び図4はそれぞれセンシングユニット10a(角あり)及びセンシングユニット10b(角丸)に対応する変換テーブルの一例を示すものである。
センシングユニット判別部22は、上記ホームサーバ通信部21により受信された遠隔制御信号からセンシングユニットID及び命令IDを抽出し、送信元のセンシングユニットが角ありのセンシングユニット10aであるか、角が丸く加工されたセンシングユニット10bであるかを判別する。
命令/実行変換部23は、上記センシングユニット判別部22により抽出されたセンシングユニットID及び命令IDをもとに、上記変換テーブル24から該当する機能実行装置IDと実行内容を表す動作モードIDを読み出し、この読み出した機能実行装置ID及び動作モードIDを上記ホームサーバ通信部21に渡す。
機能実行装置30a,30b,30c,…は、機能情報格納部31と、機能実行部32と、クライアント通信部33を備えている。このうち機能実行部32及びクライアント通信部33は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
機能情報格納部31には、上記ホームサーバ20が送信する動作モードIDに対応付けて、機能実行装置30a,30b,30c,…が備える機能の具体的な実行内容を表す情報が記憶されている。
クライアント通信部33は、上記ホームサーバ20から送信される遠隔制御信号を受信する機能を有する。機能実行部32は、上記クライアント通信部33により受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID及び動作モードIDを抽出し、この抽出された機能実行装置IDが自装置のIDと一致する場合に、上記抽出された動作モードIDに対応する機能実行内容を表す情報を上記機能格納部31から読み出し、この読み出された機能実行内容を表す情報を実行する処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたセンシングユニット10a,10b、ホームサーバ20及び機能実行装置30a,30b,30c,…の動作を説明する。図5は、遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
なお、ホームサーバ20の変換テーブル24には、図3に示す角があるセンシングユニット10a用の変換テーブルと、図4に示す角が丸く加工されたセンシングユニット10b用の変換テーブルが記憶されているものとして説明を行う。
ユーザが、センシングユニット10a,10bの何れか一方を、希望するメタ命令が記載された面を上にしてテーブル上に置いたとする。センシングユニット10a又は10bでは、計測値の発生をステップS11で検出すると、ステップS12において計測部111〜116から出力される検出電圧v1 〜v6 がそれぞれ取り込まれる。そして、この取り込まれた検出電圧v1 〜v6 が、命令ID格納部122に格納されている閾値Vt1 〜Vt6とステップS13で比較され、検出電圧を出力した計測部111〜116がどの面に配置された計測部であるかが判定される。続いてステップS14において、命令ID格納部122に格納された、各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報をもとに、上記検出電圧を出力した計測部111〜116が配置された面と対向する面(反対側となる面)に記載されたメタ命令を表す命令IDが命令ID格納部122から読み出される。
すなわち、センシングユニット10a,10bをテーブルに置くと、当該センシングユニット10a,10bのテーブルと接する面(下面)に配置された計測部から検出信号が出力され、この検出信号を出力した計測部が配置された面とは反対側となる面、つまり上面に記載されたメタ命令を表す命令IDが読み出される。
次にステップS15において、センシング通信部124により上記読み出された命令IDとセンシングユニットID格納部121から読み出されたセンシングユニットIDとを含む遠隔制御信号が生成され、この生成された遠隔制御信号がセンシング通信部124からホームサーバ20に向け送信される。
ホームサーバ20では、ステップS16で遠隔制御信号の到来を検知すると、ステップS17により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から命令ID及びセンシングユニットIDが抽出される。続いてステップS18において、上記抽出された命令ID及びセンシングユニットIDをもとに変換テーブル24がアクセスされ、上記命令ID及びセンシングユニットIDに対応付けられた機能実行装置ID及び実行内容を表す動作モードIDが読み出される。
そしてステップS19において、上記センシングユニット10a,10bから受信した遠隔制御信号が、上記読み出された機能実行装置ID及び実行内容を表す動作モードIDを含む遠隔制御信号に変換され、この変換後の遠隔制御信号がホームサーバ通信部21から機能実行装置30a,30b,30c,…に向け送信される。
これに対し機能実行装置30a,30b,30c,…では、ステップS20で遠隔制御信号の到来を検知すると、ステップS21により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID及び動作モードIDが抽出される。続いてステップS22において、上記抽出された機能実行装置ID及び動作モードIDをもとに、機能情報格納部31から上記機能実行装置ID及び動作モードIDに対応付けられた実行内容を表す制御情報が読み出される。そして、上記実行内容を表す制御情報に従い、ステップS23において該当する機能が実行される。
例えば、いまユーザが、角があるセンシングユニット10aを、「明るくする」が記載された面が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合、センシングユニット10aからは、「明るくする」に対応する命令ID(c1)と、センシングユニット10aを識別するセンシングユニットID(SUa)を含む遠隔制御信号が送信される。ホームサーバ20では、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(c1)とセンシングユニットID(SUa)をもとに、図3に示す変換テーブルから「照明器具」のID(m1)と「昼白色で明度最大で点灯する」を表す動作モードID(a1)が読み出される。そして、この読み出された各ID(m1),(a1)を含む遠隔制御信号が機能実行装置30a,30b,30c,…に向け送信される。
機能実行装置(照明器具)30aでは、上記遠隔制御信号が受信されると、先ず当該遠隔制御信号に含まれる「照明器具」のID(m1)をもとに、上記受信された遠隔制御信号が自装置宛の信号であるか否かが判定される。そして、自装置宛の遠隔制御信号であれば、上記受信された遠隔制御信号に含まれる動作モードID(a1)をもとに、機能情報格納部31から当該動作モードID(a1)に対応する制御情報である「昼白色で明度最大で点灯する」が読み出され、この読み出された制御情報に従い昼白色で明度が最大になるように照明動作が制御される。
一方、ユーザが、角が丸く加工されたセンシングユニット10bを、「明るくする」が記載された面が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合、センシングユニット10bからは、「明るくする」に対応する命令ID(c1)と、センシングユニット10bを識別するセンシングユニットID(SUb)を含む遠隔制御信号が送信される。ホームサーバ20では、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(c1)とセンシングユニットID(SUb)をもとに、図4に示す変換テーブルから「照明器具」のID(m1)と「電球色で明度最大で点灯する」を表す動作モードID(a3)が読み出される。そして、この読み出された各ID(m1),(a3)を含む遠隔制御信号が機能実行装置30a,30b,30c,…に向け送信される。
機能実行装置(照明器具)30aでは、上記遠隔制御信号が受信されると、先ず当該遠隔制御信号に含まれる「照明器具」のID(m1)をもとに、上記受信された遠隔制御信号が自装置宛の信号であるか否かが判定される。そして、自装置宛の遠隔制御信号であれば、上記受信された遠隔制御信号に含まれる動作モードID(a3)をもとに、機能情報格納部31から当該動作モードID(a3)に対応する制御情報である「電球色で明度最大で点灯する」が読み出され、この読み出された制御情報に従い電球色で明度が最大になるように照明動作が制御される。
すなわち、ユーザは、希望する照明の種類に応じて角があるセンシングユニット10aと角が丸く加工されたセンシングユニット10bのいずれか一方を選択し、「明るくする」が記載された面を上面にしてテーブル上に置くだけで、機能実行装置(照明器具)30aの照明の色を遠隔制御することが可能となる。
また、ユーザが、角があるセンシングユニット10aを選択して、「リラックス」を上面にしてテーブル上に置いた場合には、センシングユニット10aからは「リラックス」を表す命令ID(c2)とセンシングユニット10aのセンシングユニットID(SUa)を含む遠隔制御信号が送信される。ホームサーバ20では、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(c2)とセンシングユニットID(SUa)をもとに、図3に示す変換テーブルから「照明器具」のID(m1)と「電球色で明度最大で点灯する」を表す動作モードID(a2)が読み出され、これらのID(m1),(a2)を含む遠隔制御信号が機能実行装置30a,30b,30c,…に向け送信される。またそれと共に、図3に示す変換テーブルから「音楽プレーヤ」を表すID(m2)と「クラシック」を表す動作モードID(a1)の対と、「アロマディフューザ」を表すID(m3)と「ON」を表す動作モードID(a1)の対と、「エアコン」を表すID(m4)と「温度設定を2度下げる」を表す動作モードID(a1)の対がそれぞれ読み出される。そして、これらのID対を含む遠隔制御信号がそれぞれ機能実行装置30a,30b,30c,…に向け送信される。
機能実行装置(照明器具)30aでは、「照明器具」のID(m1)を含む自装置宛の遠隔制御信号が受信されると、この遠隔制御信号に含まれる動作モードID(a2)に対応する「電球色で明度最大で点灯する」を表す制御情報に従い、電球色で明度が最大になるように照明動作が制御される。また、機能実行装置(エアコン)30bでは、「エアコン」のID(m4)を含む自装置宛の遠隔制御信号が受信されると、この遠隔制御信号に含まれる動作モードID(a1)に対応する「温度設定を2度下げる」を表す制御情報に従い、冷房又は暖房の温度を2度下げるように制御される。さらに、機能実行装置(音楽プレーヤ)30cでは、「音楽プレーヤ」のID(m2)を含む自装置宛の遠隔制御信号が受信されると、この遠隔制御信号に含まれる動作モードID(a1)に対応する「クラシック」を表す制御情報に従い、クラシック音楽が再生される。
これに対しユーザが、角が丸く加工されたセンシングユニット10bを選択して、「リラックス」を上面にしてテーブル上に置いた場合には、センシングユニット10bからは「リラックス」を表す命令ID(c2)とセンシングユニット10bのセンシングユニットID(SUb)を含む遠隔制御信号が送信される。ホームサーバ20では、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(c2)とセンシングユニットID(SUb)をもとに、図4に示す変換テーブルから「照明器具」のID(m1)と「電球色で明度を落として点灯する」を表す動作モードID(a4)が読み出され、これらのID(m1),(a4)を含む遠隔制御信号が機能実行装置30a,30b,30c,…に向け送信される。またそれと共に、図4に示す変換テーブルから「音楽プレーヤ」を表すID(m2)と「クラシック」を表す動作モードID(a1)の対と、「アロマディフューザ」を表すID(m3)と「ON」を表す動作モードID(a1)の対と、「エアコン」を表すID(m4)と「静音モードにする」を表す動作モードID(a2)の対がそれぞれ読み出される。そして、これらのID対を含む遠隔制御信号がそれぞれ機能実行装置30a,30b,30c,…に向け送信される。
機能実行装置(照明器具)30aでは、「照明器具」のID(m1)を含む自装置宛の遠隔制御信号が受信されると、この遠隔制御信号に含まれる動作モードID(a4)に対応する「電球色で明度を落として点灯する」を表す制御情報に従い、電球色で明度を落とした状態に照明動作が制御される。また、機能実行装置(エアコン)30bでは、「エアコン」のID(m4)を含む自装置宛の遠隔制御信号が受信されると、この遠隔制御信号に含まれる動作モードID(a2)に対応する「静音モードにする」を表す制御情報に従い、静音モードで動作するように制御される。なお、機能実行装置(音楽プレーヤ)30cでは、先に述べた角ありのセンシングユニット10aが操作された場合と同様に、クラシック音楽が再生される。
以上のように機能実行装置30a,30b,30c,…では、新たな遠隔制御信号が受信されるごとに、当該遠隔制御信号に含まれる動作モードIDに対応付けられた機能が実行される。但し、角があるセンシングユニット10aと角が丸く加工されたセンシングユニット10bが例えばほぼ同時にテーブルに置かれた場合のように、両センシングユニット10a,10bから短い時間間隔で遠隔制御信号が送信されることもあり得る。この場合、機能実行装置30a,30b,30c,…は予め設定した時間内に複数の遠隔制御信号が受信されたか否かを監視する。そして、上記監視時間内に複数の遠隔制御信号が受信された場合には、両信号とも無効にする。
(効果)
以上詳述したように一実施形態では、角があるセンシングユニット10aと角が丸く加工されたセンシングユニット10bを用意し、ユーザがこれらのセンシングユニット10a,10bのうち、希望する実行内容に対応するセンシングユニットを選択して、希望するメタ命令が記載された面が上面となるようにテーブル上に置くと、センシングユニット10a,10bから当該上面に記載されたメタ命令を表す命令IDとセンシングユニットIDを含む遠隔制御信号が生成されてホームサーバ20へ送信される。ホームサーバ20では、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングIDに対応付けられた機能実行装置のIDと実行内容を表す動作モードIDが変換テーブル24から読み出され、上記受信された遠隔制御信号が上記読み出された各IDを含む遠隔制御信号に変換されて機能実行装置30a,30b,30c,…へ送信される。機能実行装置30a,30b,30c,…では、受信された遠隔制御信号に含まれる機能実行装置IDにより当該遠隔制御信号が自装置宛か否かを判定し、自装置宛であれば上記受信された遠隔制御信号に含まれる動作モードIDに対応する実行内容の動作が実行される。
したがって、ユーザは、希望する実行内容に応じて角があるセンシングユニット10aと角が丸く加工されたセンシングユニット10bの何れかを選択し、希望するメタ命令が記載された面を上面にしてテーブル上に置くだけで、機能実行装置30a,30b,30c,…を希望する動作状態に制御することができる。すなわち、角があるセンシングユニット10aと角が丸く加工されたセンシングユニット10bを選択的に使用することで、機能実行装置30a,30b,30c,…をセンシングユニット10a,10bの形状から直感的に理解できる動作状態に遠隔制御することが可能となる。
センシングユニット10a,10bからは命令IDとセンシングユニットIDを遠隔制御信号により送信し、ホームサーバ20において上記遠隔制御信号に含まれる命令IDとセンシングユニットIDをもとに制御対象の機能実行装置とその動作モードを特定して、機能実行装置30a,30b,30c,…の動作を制御するようにしているので、センシングユニット10a,10bの処理負荷を軽減し、これによりセンシングユニット10a,10bの消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばすことが可能となる。
[他の実施形態]
前記実施形態では、センシングユニット10a,10bから送信されたセンシングユニットIDと命令IDを含む遠隔制御信号を、ホームサーバ20で制御対象となる機能実行装置のIDと実行内容を示す動作モードIDを含む遠隔制御信号に変換したのち機能実行装置30a,30b,30c,…へ送信して動作を制御するようにした。しかし、それに限らず、センシングユニット10a,10bから機能実行装置30a,30b,30c,…へ遠隔制御信号を直接送信して動作を制御するようにしてもよい。またその場合、センシングユニット10a,10bにおいて、センシングユニットID及び命令IDを制御対象となる機能実行装置のID及び実行内容を示す動作モードIDに変換して送信するようにしてもよいし、センシングユニット10a,10bからはセンシングユニットID及び命令IDを含む遠隔制御信号を送信し、機能実行装置30a,30b,30c,…において、受信された遠隔制御信号に含まれるセンシングユニットID及び命令IDを動作モードIDに変換してそれに対応する動作を制御するようにしてもよい。
また、前記実施形態ではセンシングユニットとして、角があるセンシングユニット10aと角が丸く加工されたセンシングユニット10bの2種類を使用する場合について説明した。しかしそれに限らず、角が丸く加工されたセンシングユニットとして、丸さの半径が異なる2以上のセンシングユニットを選択的に使用するようにしてもよい。このとき、変換テーブルはそれぞれのセンシングユニットIDに対応したテーブルが用意されるものとする。このようにすると、角の丸さの違いにより直感的に「柔らかさ」又は「優しさ」の異なる制御を行うことが可能となる。
さらに、前記実施形態では面取り形状の違いを角の丸さの度合いを異ならせることにより表現するようにしたが、角を鋭角的に切除してその断面の大きさにより表現してもよい。その他、面取り形状の種類やセンシングユニットの数、センシングユニットの筐体形状(立方体に限らず長方体や角柱体、錐体でもよい)等についても、種々変形して実施できる。また、機能実行装置の種類や実行する動作の内容等についても、種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10a,10b…センシングユニット、20…ホームサーバ、21…ホームサーバ通信部、22…センシングユニット判別部、23…命令/実行変換部、24…変換テーブル、30a,30b,30c…機能実行装置、31…機能情報格納部、32…機能実行部、33…クライアント通信部、111〜116…計測部、12…回路モジュール部、121…センシングユニットID格納部、122…命令ID格納部、123…閾値判定部、124…センシング通信部。

Claims (8)

  1. 互いに異なる面取り形状を有する立体構造物からなり、遠隔制御のための操作が行われた場合に、前記面取り形状が反映された遠隔制御信号を生成して送信する複数のセンシングユニットと、
    一つの機能に対応して異なる複数の動作モードを有し、前記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号に応じて、前記一つの機能に対応する複数の動作モードのうち前記送信元のセンシングユニットの面取り形状に対応する動作モードを選択的に実行する機能実行装置と
    を具備することを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 前記複数のセンシングユニット及び機能実行装置との間でそれぞれ通信が可能な中継装置をさらに具備し、
    前記中継装置は、
    前記複数のセンシングユニットの面取り形状を識別する識別情報と、前記機能実行装置に実行させる動作モードを表す情報とを相互に関連付けて記憶した記憶手段と、
    前記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信して、当該遠隔制御信号から送信元のセンシングユニットの識別情報を抽出する手段と、
    前記抽出されたセンシングユニット識別情報をもとに、前記記憶手段から当該センシングユニット識別情報と関連付けられた動作モードを表す情報を読み出す手段と、
    前記受信された遠隔制御信号を、前記読み出された動作モードを表す情報を含む信号に変換し、この変換後の遠隔制御信号を前記機能実行装置へ送信する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
  3. 前記複数のセンシングユニットは、
    前記立体構造物の複数の周面にそれぞれ異なる機能実行命令が対応付けられ、前記立体構造物の周面の一つを選択する操作が行われた場合に、当該選択された周面に対応付けられた機能実行命令を表す情報とセンシングユニットの識別情報とを含む遠隔制御信号を生成して送信する手段を備え、
    前記中継装置は、
    前記複数の機能実行命令を表す情報と前記複数のセンシングユニットの識別情報との任意の組み合わせに関連付けて、前記機能実行装置に実行させる動作モードを表す情報を記憶した記憶手段と、
    前記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信して、当該遠隔制御信号から機能実行命令を表す情報及び送信元のセンシングユニットの識別情報を抽出する手段と、
    前記抽出された機能実行命令を表す情報及びセンシングユニット識別情報をもとに、前記記憶手段から前記機能実行命令を表す情報及びセンシングユニット識別情報に関連付けられた動作モードを表す情報を読み出す手段と、
    前記受信された遠隔制御信号を、前記読み出された動作モードを表す情報を含む信号に変換し、この変換後の遠隔制御信号を前記機能実行装置へ送信する手段と
    を備えることを特徴とする請求項2記載の遠隔制御システム。
  4. 一つの機能に対応して実行内容の異なる複数の動作モードを有する機能実行装置を遠隔制御する遠隔制御装置であって、
    第1の面取り形状を有する立体構造物からなり、前記機能実行装置の一つの機能を遠隔制御するための操作が行われた場合に、前記第1の面取り形状に対応する動作モードにより前記機能実行装置の一つの機能を遠隔制御するための第1の遠隔制御信号を送信する第1のセンシングユニットと、
    前記第1の面取り形状と異なる第2の面取り形状を有する立体構造物からなり、前記機能実行装置の一つの機能を遠隔制御するための操作が行われた場合に、前記第2の面取り形状に対応する動作モードにより前記機能実行装置の一つの機能を遠隔制御するための第2の遠隔制御信号を送信する第2のセンシングユニットと
    を具備することを特徴とする遠隔制御装置。
  5. 前記第1及び第2のセンシングユニットは、
    前記立体構造物の複数の周面にそれぞれ異なる機能実行命令が対応付けられ、前記立体構造物の周面の一つを選択する操作が行われた場合に、当該選択された周面に対応付けられた機能実行命令を表す情報と自センシングユニットの識別情報とを含む遠隔制御信号を生成して送信する手段を備えることを特徴とする請求項4記載の遠隔制御装置。
  6. 一つの機能に対応して実行内容の異なる複数の動作モードを有する機能実行装置、及び互いに異なる面取り形状を有する立体構造物からなる複数のセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置であって、
    前記複数のセンシングユニットの面取り形状を識別する識別情報と、前記機能実行装置に実行させる動作モードを表す情報とを相互に関連付けて記憶した記憶手段と、
    前記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信して、当該遠隔制御信号から送信元のセンシングユニットの識別情報を抽出する手段と、
    前記抽出されたセンシングユニット識別情報をもとに、前記記憶手段から当該センシングユニット識別情報と関連付けられた動作モードを表す情報を読み出す手段と、
    前記受信された遠隔制御信号を、前記読み出された動作モードを表す情報を含む信号に変換し、この変換後の遠隔制御信号を前記機能実行装置へ送信する手段と
    を具備することを特徴とする中継装置。
  7. 一つの機能に対応して実行内容の異なる複数の動作モードを有する機能実行装置と、互いに異なる面取り形状を有する立体構造物からなり前記機能実行装置との間で通信が可能な複数のセンシングユニットとを具備する遠隔制御システムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記複数のセンシングユニットが、遠隔制御のための操作が行われた場合に前記面取り形状が反映された遠隔制御信号を生成して送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記センシングユニットから送信された遠隔制御情報に応じて、前記一つの機能に対応する複数の動作モードのうち前記送信元のセンシングユニットの面取り形状に対応する動作モードを選択的に実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
  8. 一つの機能に対応して実行内容の異なる複数の動作モードを有する機能実行装置と、互いに異なる面取り形状を有する立体構造物からなる複数のセンシングユニットと、前記機能実行装置及び複数のセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備する遠隔制御システムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記複数のセンシングユニットが、遠隔制御のための操作が行われた場合に当該センシングユニットの識別情報を含む遠隔制御信号を生成して送信する過程と、
    前記中継装置が、前記複数のセンシングユニットから送信された遠隔制御信号を受信して、当該遠隔制御信号から送信元のセンシングユニットの識別情報を抽出する過程と、
    前記中継装置が、前記抽出されたセンシングユニット識別情報をもとに、予め用意された記憶手段から当該センシングユニット識別情報と関連付けられた動作モードを表す情報を読み出す過程と、
    前記中継装置が、前記受信された遠隔制御信号を、前記読み出された動作モードを表す情報を含む信号に変換し、この変換後の遠隔制御信号を前記機能実行装置へ送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記中継装置から送信された遠隔制御情報を受信して、当該遠隔制御信号から動作モードを表す情報を抽出する過程と、
    前記機能実行装置が、前記抽出された動作モードを表す情報に従い当該動作モードを実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
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