JP2015065486A - 出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受信側でデータの欠落をなるべく回避できるようにデータを出力する出力装置を提供することを目的とする。【解決手段】外部機器が映像データを受信した場合に映像データを一時記憶する時間に関する情報を外部機器から受信する第1の受信部と、映像データを受信する第2の受信部と、第2の受信部により受信された映像データを一時記憶するバッファと、バッファに一時記憶された映像データを外部機器に出力する出力部と、第1の受信部により受信された一時記憶する時間に関する情報の内容に応じて、バッファに映像データを一時記憶させる時間を決定し、決定した時間、映像データをバッファに一時記憶させた後に、バッファに一時記憶されている映像データの外部機器への出力を開始するよう出力部を制御する制御部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は出力装置に関し、特に、クライアントからの要求に応じて映像データを出力する出力装置に関する。
特許文献1は、送信装置及び受信装置を開示する。この送信装置または受信装置のうち、データ伝送中に伝送異常が生じてその復帰を完了した一方の装置が、復帰完了通知をパケット通信により他方の装置に通知する。復帰完了通知を受信した他方の装置において、その装置自身の伝送異常の復帰動作を、一方の装置の復帰動作と同期して実施する。
これにより、無線を用いて連続性を必要とするデータをリアルタイムに伝送する構成において、データ欠落により連続性を保てなくなった異常状態から、送信側と受信側とで同期を取って復帰することが可能となる。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている送信装置と受信装置においては、データ欠落や遅延により連続性を保てなくなった異常状態から送信側と受信側とで同期を取って復帰する構成を開示するだけであり、そもそもデータ欠落や遅延により連続性を保てなくなることを回避する構成については開示されていない。
本発明は、受信側でデータの遅延をなるべく回避できるようにデータを出力する出力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる出力装置は、外部機器が映像データを受信した場合に映像データを一時記憶する時間に関する情報を外部機器から受信する第1の受信部と、映像データを受信する第2の受信部と、第2の受信部により受信された映像データを一時記憶するバッファと、バッファに一時記憶された映像データを外部機器に出力する出力部と、第1の受信部により受信された一時記憶する時間に関する情報の内容に応じて、バッファに映像データを一時記憶させる時間を決定し、決定した時間、映像データをバッファに一時記憶させた後に、バッファに一時記憶されている映像データの外部機器への出力を開始するよう出力部を制御する制御部と、を備える。
本発明によれば、受信側でデータの遅延をなるべく回避できるようにデータを出力する出力装置を提供できる。
[1.構成]
[1−1.映像リアルタイムストリーム伝送システムの構成]
リアルタイムストリーム伝送システムの概要について説明する。図1はデジタル放送などのサーバ1で受信可能なライブ映像をIPネットワークを用いて接続されるクライアント2に対してリアルタイムストリーム伝送を実現する為の構成図である。サーバ1はネットワークを介してクライアント2と接続されクライアントからの要求に応じて、チューナー14で受信したデジタル放送番組をリアルタイム映像コンテンツとして送信するサーバである。クライアント2はサーバ1からネットワークを介してリアルタイムに伝送される映像コンテンツを受信し、バッファメモリ23に一時的にコンテンツを蓄積しつつ順次デコードし、映像データとしてテレビ9へ映像を出力する。
ルータ3はサーバ1とクライアント2をネットワークを介して接続させ、データの送受信を可能にするネットワーク装置である。リモコン4はユーザがクライアント2を操作するために使用するリモコンである。
[1−1.映像リアルタイムストリーム伝送システムの構成]
リアルタイムストリーム伝送システムの概要について説明する。図1はデジタル放送などのサーバ1で受信可能なライブ映像をIPネットワークを用いて接続されるクライアント2に対してリアルタイムストリーム伝送を実現する為の構成図である。サーバ1はネットワークを介してクライアント2と接続されクライアントからの要求に応じて、チューナー14で受信したデジタル放送番組をリアルタイム映像コンテンツとして送信するサーバである。クライアント2はサーバ1からネットワークを介してリアルタイムに伝送される映像コンテンツを受信し、バッファメモリ23に一時的にコンテンツを蓄積しつつ順次デコードし、映像データとしてテレビ9へ映像を出力する。
ルータ3はサーバ1とクライアント2をネットワークを介して接続させ、データの送受信を可能にするネットワーク装置である。リモコン4はユーザがクライアント2を操作するために使用するリモコンである。
サーバ1とクライアント2は、例えばLANケーブルや無線LANで接続される。その場合にはルータ3が使用されることが多いが、ルータ3を使わずにLANケーブルで直接接続する形態も考えられる。また、サーバ1とクライアント2を接続する手段はLANでなくてもかまわない。
リモコン4は、例えば赤外線または無線を用いてクライアント2に対するユーザの操作情報をクライアント2に伝送する。
アンテナ7はデジタル放送を受信するためのアンテナであり、例えば地上デジタル放送であればUHFアンテナ、BS/CSデジタル放送であればパラボラアンテナなどが考えられ、同軸ケーブル等でサーバ1に接続される。
テレビ9はデジタルテレビ等の映像表示装置であり、例えばHDMIケーブル、コンポジット信号ケーブル等でクライアント2に接続され、クライアント2より出力される映像や音声を提示する。
[1−2.サーバの構成]
次にサーバ1の構成について詳細に説明する。サーバ1は、コントローラ11と、フラッシュメモリ12と、バッファメモリ13と、電源15と、HDドライブ16と、タイマー17と、ネットワークI/F18と、チューナー14を含む。
次にサーバ1の構成について詳細に説明する。サーバ1は、コントローラ11と、フラッシュメモリ12と、バッファメモリ13と、電源15と、HDドライブ16と、タイマー17と、ネットワークI/F18と、チューナー14を含む。
コントローラ11はバッファメモリ13をワークエリアとしてフラッシュメモリ12に保持される制御プログラムに基づき、電源15、HDドライブ16、ネットワークI/F18、チューナー14の動作を制御し、サーバ1の動作を司る。
フラッシュメモリ12はコントローラ11が動作するために必要な制御プログラムおよびコントローラ11の動作制御に必要な情報を保持する。通常、フラッシュメモリ12には、電源供給が断たれてもデータ保持可能な不揮発性メモリが使用される。
バッファメモリ13はコントローラ11の動作に必要なデータを一時的に保持する。通常、バッファメモリ13には、データ保持のために電源供給が必要なDRAMなどの揮発性メモリが使用される。
電源15はサーバ1の動作に必要な電源を供給する装置であり、コントローラ11の制御により電源供給のON/OFFを行う。
HDドライブ16はハードディスクドライブであり、コントローラ11の制御によりデータの保存および読み出しを行う。
タイマー17はユーザが指定する時刻にコントローラ21へ信号を送信することで所定の機能を起動させる為に用いるタイマーである。通常タイマー17は水晶を用いた発振機が用いられる。
ネットワークI/F18はコントローラ11の制御によりネットワークに対してデータの送受信を行う。
チューナー14はデジタルチューナでありアンテナ7で受信された放送電波を復調及び復号処理を施し、サーバ1で再生及び記録可能なデジタルデータとしてコントローラ11へ出力する。
[1−3.クライアントの構成]
次にクライアント2の構成について詳細に説明する。クライアント2は、コントローラ21と、フラッシュメモリ26と、バッファメモリ23と、タイマー24と、電源25と、映像出力部22と、受信部27と、ネットワークI/F28とを含む。
次にクライアント2の構成について詳細に説明する。クライアント2は、コントローラ21と、フラッシュメモリ26と、バッファメモリ23と、タイマー24と、電源25と、映像出力部22と、受信部27と、ネットワークI/F28とを含む。
コントローラ21はバッファメモリ23をワークエリアとしてフラッシュメモリ26に保持される制御プログラムに基づきタイマー24、電源25、映像出力部22、受信部27、ネットワークI/F28の動作を制御し、クライアント2の動作を司る。
フラッシュメモリ26はコントローラ21が動作するために必要な制御プログラムおよびコントローラ21の動作制御に必要な情報を保持する。通常、フラッシュメモリ26には、電源供給が断たれてもデータ保持可能な不揮発性メモリが使用される。
バッファメモリ23はコントローラ21の動作に必要なデータを一時的に保持する。通常、バッファメモリ23には、データ保持のために電源供給が必要なDRAMなどの揮発性メモリが使用される。
電源25はクライアント2の動作に必要な電源を供給する装置であり、コントローラ21の制御により電源供給のON/OFFを行う。
受信部27はリモコン4からのクライアント2に対するユーザの操作情報を検出する。
ネットワークI/F28はコントローラ21の制御によりネットワークに対してデータの送受信を行う。
タイマー24はユーザが指定する時刻にコントローラ21へ信号を送信することで所定の機能を起動させる為に用いるタイマーである。通常タイマー24は水晶を用いた発振機が用いられる。
映像出力部22はテレビ9と映像信号ケーブルで接続されネットワークI/F28で受信された映像ストリームデータの再生映像やユーザ操作画面をGUIとして前記再生映像に重畳してテレビ9に出力する。
[2.リアルタイムストリーム伝送システムの動作]
次にリアルタイムストリーム伝送システムの動作について説明する。
次にリアルタイムストリーム伝送システムの動作について説明する。
[2−1.本実施形態の動作]
ユーザがリアルタイムストリーム伝送システムを利用する場合には、まずクライアント2を操作し、サーバ1で送出可能なデジタル放送チャンネルの一覧を取得すると共にストリーミング対象となるチャンネルを指定する必要がある。
ユーザがリアルタイムストリーム伝送システムを利用する場合には、まずクライアント2を操作し、サーバ1で送出可能なデジタル放送チャンネルの一覧を取得すると共にストリーミング対象となるチャンネルを指定する必要がある。
クライアント2はサーバ1に対しネットワークI/F28を介してまずサーバ1がストリーム送出可能なデジタル放送チャンネルの一覧を取得する為にチューナオブジェクト一覧取得コマンドを送信する(タイミングT1)。
サーバ1はチューナー14で受信可能なデジタル放送チャンネルの一覧の情報をフラッシュメモリ12から読み出しチューナオブジェクト一覧データを作成し、ネットワークI/F18を介してクライアント2に送信する(タイミングT2)。フラッシュメモリ12に格納されたチャンネル情報はサーバ1の初期設定操作などによりチューナー14を介してアンテナ7で受信可能なチャンネル一覧を走査した結果と、サーバ1が動作中には番組名称やジャンルなどの付加情報が変更となった場合、常に最新の情報となるようにコントローラ11で保守されている。
ここでサーバ1から送信されるチャンネルオブジェクトの例を図3に示す。
ここでサーバ1から送信されるチャンネルオブジェクトの例を図3に示す。
本実施例で示すチャンネルオブジェクトはDLNA(Digital LivingNetwork Alliance)及びUPNP(Universal Plug and Play)で定義されたCDS(Content Directry service)のオブジェクトブラウズコマンドに対する応答としてサーバ1よりクライアント2へ送信される。チャンネルオブジェクトはXML(Extensible Markup Language)形式で記述されいくつかの属性から構成される。主な属性としてはチャンネルオブジェクトを一意に識別するitem id、チャンネル名を識別する為のChannelName、現在放送中の番組名称を示すtitle、サーバ1へストリーミングを要求する為のURI(Uniform Resource Identifer)などから構成される。本実施例ではサーバ1が送出可能なチャンネルオブジェクトを複数まとめてリスト形式でクライアント2へ送信するものとする。
クライアント2は受信したチューナオブジェクト情報より利用者が識別可能なチャンネル名称、番組タイトルを映像出力部22を介してテレビ9に一覧表示する。(タイミングT3)ユーザはリモコン4を操作し、画面に表示されたチャンネル一覧より任意のチャンネルを選択し、視聴開始を指示する(タイミングT4)。クライアント2は受信部27により受信されたリモコン4の視聴開始指示をコントローラ21に伝達する。コントローラ21はユーザが選択したチャンネルオブジェクトに対するURIを用いてサーバ1にストリーミング開始を指示する(タイミングT5)。具体的にはクライアント2はサーバ1に対してHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いてストリーミングの開始を指示する。
一般的なHTTPプロトコルはWebブラウザの様にクライアントからサーバに対して所定のURIを付与してGETコマンドを送信する事で任意のコンテンツを取得するという機能を提供する為に用いられる。例えばWWW(World Wide Web)ではクライアント機器がWebサーバに格納されたHTML(Hypertext Markup Language)文章やGIF(Graphic Interchange Format)などの画像データを要求しサーバから送信された文章や画像をクライアント画面上に表示する事で遠隔サーバにある各種情報を閲覧する事が可能となる。
一般的なHTTPプロトコルはWebブラウザの様にクライアントからサーバに対して所定のURIを付与してGETコマンドを送信する事で任意のコンテンツを取得するという機能を提供する為に用いられる。例えばWWW(World Wide Web)ではクライアント機器がWebサーバに格納されたHTML(Hypertext Markup Language)文章やGIF(Graphic Interchange Format)などの画像データを要求しサーバから送信された文章や画像をクライアント画面上に表示する事で遠隔サーバにある各種情報を閲覧する事が可能となる。
本実施例においてはサーバ1がHTTPサーバとして動作し、クライアント2がURIにチャンネルを特定するURIをHTTP GETコマンドに付与することで、クライアント2で利用者が所望するテレビ放送を視聴する事を可能とするものである。具体的なGETコマンドの例を図4に示す。図4ではサーバ1からストリーミング可能なチャンネルのうち任意のチャンネルを特定するURIである“TB0_006810.MPG“を指定する。
更に本実施例では一般的なHTTPコマンドで定義される情報に加えてクライアント2の初期バファリング時間を示す属性情報である”initial_buf_time:1.00”を付与する。
サーバ1はクライアント2より受信したストリーミング開始要求となるHTTP GETコマンドをネットワークI/Fを介してコントローラ11へ伝達する。コントローラ11はGET要求で指定されるURIよりチューナー14に対してストリーミング対象となるチャンネルを選局指示する。チューナー14はコントローラ11より指示されたチャンネルを選局した後に受信したデジタル放送ストリームであるTS(Transport Stream)をパーシャル化すると共にATS(Arrival Time Stamp)を付与するなど録画及びクライアント2へ送信するのに好適な状態にした上でコントローラ11へ送出する。コントローラ11はチューナー14から受信したTSデータを逐次HDドライブ16へ保存する。(タイミングT6)
次にコントローラ11はクライアント2より受信したHTTP GETコマンドに付与されたinitial_buf_timeヘッダで指定された値を確認すると共に図6で示す式を用いてストリーミング開始待ち時間を算出する。本実施例ではクライアント2は1秒も初期バッファリング時間を示す。また、本実施例ではサーバ1は想定ジッタ時間として2秒を設定している。想定ジッタはサーバ1内の処理集中によりネットワークI/F18を介して映像ストリームの送出が滞る時間を意味する。本実施例ではコントローラ11は図6の式で求めた1秒をタイマー17へ設定し、他の処理を実行する。タイマー17はコントローラ11により設定された1秒を監視し1秒の経過後、コントローラ11に対してタイマー時間満了を示す信号をコントローラ11に送信する。
コントローラ11はタイマー17よりの信号を受信するとHDドライブ16より録画済の映像ストリームを読み出し、ネットワークI/F18を介してクライアント2へ送信を開始する(タイミングT7)。
次にコントローラ11はクライアント2より受信したHTTP GETコマンドに付与されたinitial_buf_timeヘッダで指定された値を確認すると共に図6で示す式を用いてストリーミング開始待ち時間を算出する。本実施例ではクライアント2は1秒も初期バッファリング時間を示す。また、本実施例ではサーバ1は想定ジッタ時間として2秒を設定している。想定ジッタはサーバ1内の処理集中によりネットワークI/F18を介して映像ストリームの送出が滞る時間を意味する。本実施例ではコントローラ11は図6の式で求めた1秒をタイマー17へ設定し、他の処理を実行する。タイマー17はコントローラ11により設定された1秒を監視し1秒の経過後、コントローラ11に対してタイマー時間満了を示す信号をコントローラ11に送信する。
コントローラ11はタイマー17よりの信号を受信するとHDドライブ16より録画済の映像ストリームを読み出し、ネットワークI/F18を介してクライアント2へ送信を開始する(タイミングT7)。
クライアント2のコントローラ21はサーバ1からのストリームデータ受信を検出すると同時にタイマー24に対してinitial_buf_timeで示した1秒を設定し、サーバ1より受信したストリームデータをバファメモリ23へ一時蓄積を開始する。ここでバファメモリ23に蓄積されるストリームデータはサーバ1で蓄積した1秒に加えて、クライアント2での待ち時間である1秒を加えた2秒分が蓄積される事となる。タイマー24はコントローラ21より設定された1秒の経過後、タイマー時間満了を示す信号をコントローラ21に送信する。コントローラ21はタイマー24よりの信号を受信すると、バファメモリ23よりストリームデータを読み出し逐次デコードし映像出力部22を介してテレビ9に映像を出力する(タイミングT8)。
一方、サーバ1はクライアント2へのリアルタイムストリーム処理中に録画済番組の削除などコントローラ11やHDドライブ16に対して高負荷な処理を行う必要がある。サーバ1にとって高負荷状態が継続するとコントローラ11が他処理で専有される為にクライアント2に対するストリーミングが滞ることとなる。本実施例では2秒の間、クライアント2へのストリーム送出が滞る。(タイミングT9)。高負荷処理が終了するとサーバ1は高負荷処理状態に入る前のストリーム伝送を継続する(タイミングT10)。クライアント2はサーバ1からのストリーム受信が滞っている間はストリーム再生開始前に受信しバッファメモリ23に蓄積したデータをデコードする事で、ストリーム再生を継続する事が可能となる。
[2−2.一般的なリアルタイムストリームの動作例]
次に、本発明を用いない一般的なリアルタイムストリームの動作について図6を用いて説明する。
次に、本発明を用いない一般的なリアルタイムストリームの動作について図6を用いて説明する。
タイミングT1からT4までは本実施例と同じ動作となる為、説明は省略しタイミングT5より説明する。クライアント2はストリーミング開始要求であるHTTP GET要求コマンドをサーバ1に対して送信する。ここで送信するHTTP GET要求コマンドにはチャンネルを特定するURIのみが含まれることとなる。
サーバ1はクライアント2より受信したストリーミング開始要求となるHTTP GETコマンドをネットワークI/Fを介してコントローラ11へ伝達する。コントローラ11はGET要求で指定されるURIよりチューナー14に対してストリーミング対象となるチャンネルを選局指示する。チューナー14はコントローラ11より指示されたチャンネルを選局した後に受信したデジタル放送ストリームであるTS(Transport Stream)をパーシャル化すると共にATS(Arrival Time Stamp)を付与するなど録画及びクライアント2へ送信するのに好適な状態にした上でコントローラ11へ送出する。コントローラ11はチューナー14から受信したTSデータを逐次HDドライブ16へ保存する(タイミングT6)。
続いて、コントローラ11はクライアント2に対するストリーミングを開始する(タイミングT7)。
クライアント2のコントローラ21はサーバ1からのストリームデータ受信を検出するとネットワークジッタを吸収する為に初期バファリングを行う為、同時にタイマ24に対して1秒を設定し、サーバ1より受信したストリームデータをバファメモリ23への一時蓄積を開始する。タイマ24はコントローラ21より設定された1秒の経過後、コントローラ21に対してタイマ時間満了を示す信号をコントローラ21に送信する。コントローラ21はタイマ24よりの信号を受信すると、バファメモリ23よりストリームデータを読み出し逐次デコードし映像出力部22を介してテレビ9に映像を出力する。(タイミングT8)
一方、サーバ1はクライアント2へのリアルタイムストリーム処理中に録画済番組の削除などコントローラ11やHDドライブ16に対して高負荷な処理を行う必要がある。サーバ1にとって高負荷状態が継続するとコントローラ11が他処理で専有される為にクライアント2に対するストリーミングが滞ることとなる。本実施例では2秒の間、クライアント2へのストリーム送出が滞る。(タイミングT9)。
一方、サーバ1はクライアント2へのリアルタイムストリーム処理中に録画済番組の削除などコントローラ11やHDドライブ16に対して高負荷な処理を行う必要がある。サーバ1にとって高負荷状態が継続するとコントローラ11が他処理で専有される為にクライアント2に対するストリーミングが滞ることとなる。本実施例では2秒の間、クライアント2へのストリーム送出が滞る。(タイミングT9)。
クライアント2はサーバ1からのストリームデータ送信が滞っている間は初期バファリングでバッファメモリ23に蓄積されたデータを再生することとなる。具体的にはコントローラ21はバッファメモリ23からデータを順次読み出してデコードし映像出力部22を経由して映像をテレビ9へ出力するが、ネットワークI/F28よりのストリーム受信が滞っている為にバッファメモリ23に一時保存されたストリームデータは1秒間で枯渇することとなる。サーバ1からのストリームデータ送出が滞り始めて1秒後にはクライアント2での再生は不可能となり映像出力が停止する事となる(タイミングT10)。更に1秒後にはサーバ1の高負荷処理が終了しストリーム伝送が再開(タイミングT11)し、クライアント2は受信したストリームデータの再生を開始するが、十分な初期バファリングを確保できないため、ネットワークジッタの影響によりデコードエラーが継続的に発生し、不適切な再生を繰り返すこととなる。その後、ネットワーク伝送が安定しクライアント2のバッファメモリ23に十分なストリームデータが一時蓄積出来た時点から正常な再生に復帰する(タイミングT12)。この様に一般的なリアルタイムストリームではサーバ1側の処理負荷などが原因でクライアント2でのストリーミング再生に影響を与えてしまう事となる。
[3.他の実施形態]
実施の形態1ではクライアント2からクライアント2の初期バファリング時間をHTTP GET要求に付与する方式について説明したが、初期バファリングについては時間でなく例えばバイトサイズなどのデータ量であってもよいものとする。また、初期場ふぁリングについては時間ではなくクライアント2の商品カテゴリーや品番といった情報であってもよい。要は、クライアント2の初期バファリングを特定できるような情報であればよい。
実施の形態1ではクライアント2からクライアント2の初期バファリング時間をHTTP GET要求に付与する方式について説明したが、初期バファリングについては時間でなく例えばバイトサイズなどのデータ量であってもよいものとする。また、初期場ふぁリングについては時間ではなくクライアント2の商品カテゴリーや品番といった情報であってもよい。要は、クライアント2の初期バファリングを特定できるような情報であればよい。
また、実施の形態1では初期バファリングについてのみ説明したが、例えば悪天候やアンテナの不調による一時的なストリーミング再生の中断後の再開についても本実施例の方式を適用してもよい。
本発明はレコーダ、サーバ等の出力装置に提供できる。
1 サーバ
11 コントローラ
12 フラッシュメモリ
13 バッファメモリ
14 チューナ
15 電源
16 HDドライブ
17 タイマ
18 ネットワークI/F
2 クライアント
21 コントローラ
22 映像出力部
23 バッファメモリ
24 タイマ
25 電源
26 フラッシュメモリ
27 受信部
28 ネットワークI/F
3 ルータ
11 コントローラ
12 フラッシュメモリ
13 バッファメモリ
14 チューナ
15 電源
16 HDドライブ
17 タイマ
18 ネットワークI/F
2 クライアント
21 コントローラ
22 映像出力部
23 バッファメモリ
24 タイマ
25 電源
26 フラッシュメモリ
27 受信部
28 ネットワークI/F
3 ルータ
Claims (2)
- 外部機器が映像データを受信した場合に映像データを一時記憶する時間に関する情報を前記外部機器から受信する第1の受信部と、
映像データを受信する第2の受信部と、
前記第2の受信部により受信された映像データを一時記憶するバッファと、
前記バッファに一時記憶された映像データを前記外部機器に出力する出力部と、
前記第1の受信部により受信された前記一時記憶する時間に関する情報の内容に応じて、前記バッファに映像データを一時記憶させる時間を決定し、該決定した時間、映像データを前記バッファに一時記憶させた後に、前記バッファに一時記憶されている映像データの前記外部機器への出力を開始するよう前記出力部を制御する制御部と、を備える、
出力装置。 - 外部機器が映像データを受信した場合に映像データを一時記憶する容量に関する情報を前記外部機器から受信する第1の受信部と、
映像データを受信する第2の受信部と、
前記第2の受信部により受信された映像データを一時記憶するバッファと、
前記バッファに一時記憶された映像データを前記外部機器に出力する出力部と、
前記第1の受信部により受信された前記一時記憶する容量に関する情報の内容に応じて、前記バッファに映像データを一時記憶させる容量を決定し、前記バッファに前記決定した容量の映像データを一時記憶した後に、前記バッファに一時記憶されている映像データの前記外部機器への出力を開始するよう前記出力部を制御する制御部と、を備える、
出力装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2012
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Publication number | Publication date |
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WO2013108303A1 (ja) | 2013-07-25 |
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