JP2015065391A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ光の放射安定性が優れ表示画像が安定して視認される映像表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】映像表示装置は、レーザ光を出射するレーザ光源LD及びレーザ光源LDに電力を供給するレーザ光源駆動部を有したレーザ光源モジュールMD4と、レーザ光から所望の表示画像を生成する画像生成部と、を備え、レーザ光源モジュールMD4が、レーザ光源LDが載置される熱伝導性に優れた基板16と、基板16の温度を測定する温度測定部材17と、基板16と接し基板16の温度を調節する温調部材18と、温度測定部材17及びレーザ光源LDと電気的に接続する回路基板19と、を有し、回路基板19が、レーザ光源LDが載置される載置面16pとは反対の裏面16uに配設され、温度測定部材17が、回路基板19に搭載され、温度測定部材17の一部が、基板16と接続されていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、レーザ光を用いた映像表示装置に関し、特に、レーザ光の放射安定性が優れ表示画像が安定して視認される映像表示装置に関する。
近年、レーザ光は、小型、高効率、高い指向性等の特徴を生かし、光記録装置、計測器、プリンタ、医療機器、事務機器等、幅広い分野で応用されてきた。特に、最近では、レーザ光源を用い、レーザ光源からのレーザ光をスクリーンや壁等の投射面に照射して画像を表示する映像表示装置が、一般的に知られるようになってきた。このレーザ光源を映像表示装置に適用する場合において、観察者により視認される表示画像が安定して表示されることが求められ、レーザ光源の安定した放射が重要となってきた。特に、レーザ光源では、レーザ光の放射に伴う自己発熱が多く、この発熱によるレーザ光源の温度変化が放射の不安定さを招く場合が多かった。
この発熱による温度変化を抑えた構成を有した装置として、特許文献1では、図12に示すような光源モジュール910が提案されている。図12は、従来例において、目標領域に光を投写したときの反射光の状態に基づいて目標領域内の物体を検出する物体検出装置を説明する図であって、図12(a)は、物体検出装置の情報取得装置における、光学部の構成としての光源モジュール910及び受光モジュール920の構成を示す図であり、図12(b)は、光源モジュール910の詳細を示す断面構成図である。
図12(a)に示す光源モジュール910及び受光モジュール920は、X軸方向に横長のシャーシ830上に配置されている。シャーシ830は、熱伝導性の高い金属からなる板状部材であり、シャーシ830上に配置された部品(ここでは、光源モジュール910及び受光モジュール920)の熱を放熱する機能を有している。また、図12(b)に示す光源モジュール910は、半導体レーザからなるレーザ光源911と、レーザ光源911を保持しているレーザホルダ916と、レーザホルダ916と接して配置される温調素子912と、レーザホルダ916の側面に接して配置される温度センサ913と、レーザ光を目標領域全体に広げてカバー915外に投射する投射レンズ914と、レーザ光源911の端子911tと回路基板801とを接続する配線917と、を備えて構成されている。そして、温調素子912は、ペルチェ素子等の熱電素子を用いており、温度センサ913の情報からレーザ光源911を加熱または冷却して、レーザ光源911の温度を調節し、レーザ光源911から出射されるレーザ光の波長が、最適波長に維持されるようにしている。
特開2011−11784号公報
しかしながら、従来例では、温度センサ913がレーザホルダ916の側面に接して配置されているので、レーザホルダ916を介して、間接的にレーザ光源911(CAN)の温度を検出するようになる。このため、レーザ光源911の実際の温度と温度センサ913の検出温度との間に、誤差が生じてしまう構成である。図13は、従来例のレーザ光源911に係わる、温度センサ913の検出温度とレーザ光の波長の関係を示すグラフである。図13に示すように、従来例のレーザ光源911では、温度センサ913の検出温度とレーザ光源911の実際の温度とに誤差が生じているので、その誤差により、レーザ光源911から出射されるレーザ光の波長に誤差が生じている。一般にレーザ光を映像表示装置に適用する場合、この波長の誤差が観察者により視認される表示画像の不安定さを招くので、レーザ光の波長の誤差を抑えるために、正確な温度管理が必要であった。
また、従来例のレーザホルダ916は、熱伝導性を有する部材からなるとしか開示されていなく、熱伝導性が優れていなければ、レーザ光源911の実際の温度と温度センサ913の検出温度との間に時間的なズレが生じる。一般にレーザ光を映像表示装置に適用する場合、この時間的なズレも観察者により視認される表示画像の不安定さを招くので、レーザ光の波長の時間的なズレを抑えるために、応答性の良い方法が必要であった。
一方、レーザ光源911の近傍に温度センサ913を配置すれば、温度誤差や時間的なズレがより小さくなるが、温度センサ913と回路基板801とを電気的に接続する方法が容易でないという問題があった。実際、従来例では、レーザホルダ916の側面に接して配置されている温度センサ913と回路基板801との接続については開示されていなく、その接続方法が容易ではないことを示している。
本発明は、上述した課題を解決するもので、レーザ光の放射安定性が優れ表示画像が安定して視認される映像表示装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の映像表示装置は、レーザ光を出射するレーザ光源及び該レーザ光源に電力を供給するレーザ光源駆動部を有したレーザ光源モジュールと、前記レーザ光から所望の表示画像を生成する画像生成部と、を備え、前記表示画像の映像を観察者に観察させる映像表示装置であって、前記レーザ光源モジュールが、前記レーザ光源が載置される熱伝導性に優れた基板と、該基板の温度を測定する温度測定部材と、前記基板と接し前記基板の温度を調節する温調部材と、前記温度測定部材及び前記レーザ光源と電気的に接続する回路基板と、を有し、前記回路基板が、前記レーザ光源が載置される載置面とは反対の裏面に配設され、前記温度測定部材が、前記回路基板に搭載され、前記温度測定部材の一部が、前記基板と接続されていることを特徴としている。
これによれば、本発明の映像表示装置は、熱伝導性に優れた基板にレーザ光源が載置され、基板の温度を検出する温度測定部材と基板の温度を調節する温調部材とを有し、温度測定部材の一部が基板と接続されているので、熱伝導性に優れた基板を介してレーザ光源の温度を検出でき、この温度に基づいて、温調部材により基板の温度を調節することができる。このため、熱伝導性に優れた基板を介してレーザ光源の温度を調節することができる。このことにより、温度変化によるレーザ光の放射の不安定さを抑制することができ、観察者が視認する表示画像を安定して表示することができる。
また、本発明の映像表示装置は、前記温度測定部材の端子の一方端子部が、前記回路基板と電気的に接続され、該一方端子部以外の前記温度測定部材の少なくとも一部が前記基板に接しているとともに、前記温度測定部材の端子の他方端子部が、前記基板と電気的に接続されて接地されていることを特徴としている。
これによれば、一方端子部以外の温度測定部材の少なくとも一部が基板に接しているので、この接する部分で基板の温度の検出が確実にでき、基板に搭載されたレーザ光源の温度を正確に測定できる。このことにより、温度変化によるレーザ光の放射の不安定さをより抑制することができる。また、温度測定部材の端子の他方端子部が基板と電気的に接続されて接地されているので、他方端子部への配線を省略することができる。このことにより、温度測定部材を容易に実装することができ、映像表示装置を容易に作製することができる。
また、本発明の映像表示装置は、前記基板及び前記回路基板が、これらを一体に形成したメタル基板であることを特徴としている。
これによれば、電力の供給や信号の送信等のための配線パターンを有した回路基板と熱伝導のための基板とを容易に形成できるとともに、お互いを容易に接続することができる。また、基板の載置面側にも配線を形成することができ、ディップタイプのレーザ光源でなく表面実装型のレーザ光源であっても、そのまま基板の載置面側に実装することができる。
また、本発明の映像表示装置は、前記レーザ光源モジュールが、熱伝導性に優れた熱伝導部材を有し、前記温度測定部材の一部と前記基板とが、前記熱伝導部材を介して接続されていることを特徴としている。
これによれば、この熱伝導部材を介して、温度測定部材による基板の温度の検出が確実にできる。このことにより、温度変化によるレーザ光の放射の不安定さをより抑制することができる。
また、本発明の映像表示装置は、前記熱伝導部材が、はんだ部材であることを特徴としている。
これによれば、温度測定部材と回路基板との電気的接続を行う際に、同時に温度測定部材と基板とを接続することができる。このことにより、レーザ光源モジュールを容易に作製することができる。
また、本発明の映像表示装置は、前記回路基板が、フレキシブルプリント基板であることを特徴としている。
これによれば、基板の裏面側にある程度自由を持たせてフレキシブルプリント基板を配設することができる。例えば、レーザ光源の光軸合わせ等でレーザ光源の実装角度が変化した際に、基板の裏面側において、レーザ光源の端子の配置に多少ズレを生じたとしても、そのズレに合わせてフレキシブルプリント基板を配設することができる。このことにより、レーザ光源モジュールをより容易に作製することができる。
また、本発明の映像表示装置は、前記温度測定部材が、チップ型サーミスタであることを特徴としている。
これによれば、回路基板に表面実装することができるので、レーザ光源モジュールをより一層容易に作製することができる。
また、本発明の映像表示装置は、前記レーザ光源モジュールが、前記温調部材と接して配設される放熱部材を有していることを特徴としている。
これによれば、温調部材からの放熱をより効率的に行うことができる。このことにより、熱伝導性に優れた基板を介してレーザ光源の温度を確実にしかも応答性良く調節することができる。
本発明の映像表示装置は、熱伝導性に優れた基板を介してレーザ光源の温度を検出でき、この温度に基づいて、温調部材により基板の温度を調節することができる。このため、熱伝導性に優れた基板を介してレーザ光源の温度を調節することができる。このことにより、温度変化によるレーザ光の放射の不安定さを抑制することができ、観察者が視認する表示画像を安定して表示することができる。
本発明の第1実施形態の映像表示装置を説明する構成図である。 本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図2(a)は、レーザ光源が搭載されたユニットの上方斜視図であり、図2(b)は、レーザ光源が搭載されたユニットの下方斜視図である。 本発明の第1実施形態の映像表示装置係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図3(a)は、レーザ光源が搭載されたユニットの上面図であり、図3(b)は、レーザ光源が搭載されたユニットの底面図である。 本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図4(a)は、図2(a)に示すY2側から見た正面図であり、図4(b)は、図3に示すIV−IV線における断面図である。 本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図5(a)は、図2(a)に示すX1側から見た側面図であり、図5(b)は、図3に示すV−V線における断面図である。 本発明の第2実施形態の映像表示装置を説明する構成図である。 本発明の第2実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図7(a)は、レーザ光源が搭載されたユニットの上方斜視図であり、図7(b)は、レーザ光源が搭載されたユニットの下方斜視図である。 本発明の第2実施形態の映像表示装置係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図8(a)は、レーザ光源が搭載されたユニットの上面図であり、図8(b)は、レーザ光源が搭載されたユニットの底面図である。 本発明の第2実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図9(a)は、図7(a)に示すY2側から見た正面図であり、図9(b)は、図8に示すIX−IX線における断面図である。 本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図10(a)は、図7(a)に示すX1側から見た側面図であり、図10(b)は、図8に示すX−X線における断面図である。 本発明の実施形態の変形例を説明する図であって、図11(a)は、第1実施形態の変形例1の底面図であり、図11(b)は、第1実施形態の変形例3の底面図である。 従来例において、目標領域に光を投写したときの反射光の状態に基づいて目標領域内の物体を検出する物体検出装置を説明する図であって、図12(a)は、物体検出装置の情報取得装置における、光学部の構成としての光源モジュール及び受光モジュールの構成を示す図であり、図12(b)は、光源モジュールの詳細を示す断面構成図である。 従来例のレーザ光源に係わる、温度センサの検出温度とレーザ光の波長の関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の映像表示装置101を説明する構成図である。図2は、本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図2(a)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU1の上方斜視図であり、図2(b)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU1の下方斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図3(a)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU1の上面図であり、図3(b)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU1の底面図である。図4は、本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図4(a)は、図2(a)に示すY2側から見た正面図であり、図4(b)は、図3に示すIV−IV線における断面図である。図5は、本発明の第1実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図5(a)は、図2(a)に示すX1側から見た側面図であり、図5(b)は、図3に示すV−V線における断面図である。
本発明の第1実施形態の映像表示装置101は、図1に示すように、車両、特に自動車に搭載されて、運転者(観察者)STに対して車両情報を与えるための映像表示装置として使用される。
本発明の第1実施形態の映像表示装置101は、図1に示すように、レーザ光Lcを出射するレーザ光源LDを有したレーザ光源モジュールMD4と、レーザ光Lcから所望の表示画像を生成する画像生成部11と、を備えて構成される。他に、映像表示装置101には、表示画像の映像光Lfを車両のウインドシールドWSに導く光学部材OPと、映像光Lfの光強度を検出する光強度検出部35と、を有している。そして、画像生成部11により生成した表示画像の映像VMを、ウインドシールドWSを通して、観察者(運転者)STに観察させる(視認させる)ようにしている。
先ず、映像表示装置101のレーザ光源モジュールMD4について説明する。レーザ光源モジュールMD4は、図1に示すように、レーザ光Lcを出射するレーザ光源LDを含むユニットU1と、レーザ光源LDに電力を供給するレーザ光源駆動部14と、光強度検出部35の検出結果に基づいてレーザ光源駆動部14の出力を制御する制御部54と、を有して構成される。
また、レーザ光源LDが搭載される部分のユニットU1には、図2ないし図5に示すように、レーザ光源LDが載置される熱伝導性に優れた基板16と、基板16の温度を測定する温度測定部材17と、基板16と接し基板16の温度を調節する温調部材18と、温調部材18と接して配設される放熱部材M15と、温度測定部材17及びレーザ光源LDと電気的に接続する回路基板19と、を有している。
レーザ光源モジュールMD4のレーザ光源LDは、図1に示すように、本発明の第1実施形態では、赤色(Red)及び緑色(Green)の2色のレーザ光源LD(RLD、GLD)が設けられている。また、詳細に図示はしていないが、赤色(Red)及び緑色(Green)を発光させるために、2種類の半導体レーザ素子を用いている。これにより、半導体レーザ素子を用いているので、高い可干渉性(コヒーレント)を有したレーザ光Lcをレーザ光源LDから出射させることができる。また、このようにレーザ光源LDが複数個設けられているので(本発明の第1実施形態では2種類で2個)、観察者STにより視認される映像VMの色を複数にすることができ、映像VMの表現を豊かにすることができる。
また、半導体レーザ素子として、例えば、赤色の場合は642nmの波長等の光を出射する素子が好適に用いられ、緑色の場合は515nmの波長等の光を出射する素子が好適に用いられている。
レーザ光源モジュールMD4のレーザ光源駆動部14は、オペレーショナル・アンプリファイア(Operational Amplifier)が組み込まれた駆動回路であって、図1に示すように、それぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD)にレーザ光源駆動部14R及びレーザ光源駆動部14Gが接続されて、それぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD)に電力を供給し、それぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD)を駆動している。
レーザ光源モジュールMD4の制御部54は、光強度検出部35(35R、35G)の検出結果に基づいて、レーザ光源駆動部14(14R、14G)の出力を制御しており、図1に示すように、それぞれの光強度検出部35(35R、35G)及びそれぞれのレーザ光源駆動部14(14R、14G)と接続されている。これにより、異なる色で異なる表示画像の面積であっても、制御部54によりそれぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD)の出力を調整し、表示される映像VMのそれぞれの光強度(輝度)を所望の値に保持することができる。このことにより、観察者STにより視認される映像VMの表現をより豊かにすることができる。なお、この制御部54は、光強度検出部35の検出結果に基づいてレーザ光源LDの出力を調整する機能の他に、レーザ光源LDの発熱による温度変化に伴うレーザ光源LDの出力変化に対しても調整する機能を有している。
次に、レーザ光源LDが搭載される部分のユニットU1について、図2ないし図5を用いて詳細に説明する。なお、図2ないし図5に示すレーザ光源LDは、赤色(Red)或いは緑色(Green)のレーザ光源LDのいずれかを示しており、それぞれの色のレーザ光源LDに対して、同じ構成のユニットU1になっている。
レーザ光源LDは、図2及び図4(b)に示すように、金属パッケージ内に半導体レーザ素子が実装されているキャンタイプのレーザ光源を用い、熱伝導性に優れた基板16の載置面16pに載置されている。そして、基板16の裏面16u(載置面16pとは反対の面)に配設された回路基板19の配線パターン19pと電気的に接続している。なお、図示はしていないが、レーザ光源LDの3本のピン端子と配線パターン19pとは、はんだによって接続されている。
また、本発明の第1実施形態では、基板16及び回路基板19を一体に形成したメタル基板を用いている。ここでいうメタル基板とは、一般的に放熱性や耐熱性を強化したプリント配線基板のことを指し、メタル板の上に回路を形成したメタルベース基板と基板内部にメタル板を挟み込んだメタルコア基板の2タイプがある。また、メタル板のメタル材料には、アルミニウム(Al)や銅(Cu)等の熱伝導性に優れた材料が選択されている。本発明の第1実施形態では、図4(b)及び図5(b)に示すように、基板16の内部にメタルコア(メタル板)16cを挟み込んだメタルコア基板を用いており、基板16の裏面16uに形成されたプリント配線を回路基板19として用いている。これにより、電力の供給や信号の送信等のための配線パターン19pを有した回路基板19と熱伝導のための基板16とを容易に形成できるとともに、お互いを容易に接続することができる。また、本発明の第1実施形態では、メタルコア基板を用いているので、基板16の載置面16p側にも配線を形成することができ、本発明の第1実施形態で用いたディップタイプのレーザ光源LDでなく表面実装型のレーザ光源LDであっても、そのまま基板16の載置面16p側に実装することができる。
また、図2(a)、図3(a)及び図4(b)に示すように、レーザ光源LDの金属パッケージと基板16の載置面16pに設けられたメタル層16mとがスポット溶接(図中に示すWd)されており、レーザ光源LDが基板16に固着されている。そして、図4(b)及び図5(b)に示すように、このメタル層16mとメタルコア16cとが一体となっているので、レーザ光源LDの熱が容易にメタルコア16cに伝導するようになっている。なお、レーザ光源LDが載置されている部分以外の載置面16pの表面は、レジスト層16rが設けられており、外部環境から保護されている。
また、回路基板19には、図3(a)に示すように、ユニットU1の外部との電気的な接続のために、コネクタCN1が搭載されている。そして、図示はしていないが、配線パターン19p及びコネクタCN1を介して、レーザ光源LDとレーザ光源駆動部14とが接続されている。なお、配線パターン19pとコネクタCN1の端子とは、はんだによって接続されている。
また、回路基板19には、図2(b)、図3(b)及び図5(b)に示すように、基板16の温度を測定する温度測定部材17が搭載され、温度測定部材17の端子の一方端子部17sが回路基板19の配線パターン19pと電気的に接続されている。また、一方端子部17s以外の温度測定部材17の少なくとも一部が、配線パターン19pを介して、基板16のメタルコア16cに接しているとともに、図5(b)に示すように、温度測定部材17の端子の他方端子部17tが、配線パターン19pを介して、基板16のメタルコア16cと電気的に接続されている。これにより、レーザ光源LDの熱が容易に伝導した基板16のメタルコア16cと温度測定部材17が接する部分で、温度の検出が確実にでき、レーザ光源LDの温度を正確に測定できる。
更に、レーザ光源LDが載置される載置面16pとは反対の裏面16uに回路基板19が配設されるとともに、温度測定部材17が回路基板19に搭載されているので、基板16の裏面16u側のみで、レーザ光源LD及び温度測定部材17と回路基板19とを電気的に接続することができる。このように容易に接続することができるので、従来例に見られる、温度センサ913と回路基板801とを電気的に接続するのが難しいという問題を解決することができる。
また、基板16と接続されている配線パターン19pは、コネクタCN1のグランド端子G1(図3(a)を参照)と接続されており、基板16と温度測定部材17の他方端子部17tが、回路基板19の配線パターン19p及びコネクタCN1のグランド端子G1を介して、図示はしていないが、外部で接地されている。これにより、他方端子部17tへの配線を省略することができる。このことにより、温度測定部材17を容易に実装することができ、レーザ光源モジュールMD4を容易に作製することができる。なお、回路基板19の表面は、レジスト層19rが設けられており、外部環境から保護されている。
また、本発明の第1実施形態では、温度測定部材17として、チップ型サーミスタを用いている。これにより、回路基板19に表面実装することができる。この効果により、従来例のようなレーザホルダ916の側面に接して配置されている温度センサ913と回路基板801との接続の困難さが解決できる。このことにより、レーザ光源モジュールMD4をより容易に作製することができる。
また、基板16の裏面16uには、図2ないし図5に示すように、基板16の温度を調節する温調部材18が設けられている。この温調部材18には、ペルティエ効果を利用した半導体素子であるペルティエ素子を好適に用いている。そして、詳細な図示はしていないが、この温調部材18の一方面側(図4に示すZ1側)は、メタル層16nを介して、基板16のメタルコア16cと接続されている。そして、この温調部材18によるメタルコア16cへの冷却作用を調整することにより、基板16の温度を調節することができる。このため、温度測定部材17で検出した温度に基づいて、熱伝導性に優れた基板16(メタルコア16c)を介して、レーザ光源LDの温度を調節することができる。このことにより、温度変化によるレーザ光Lcの放射の不安定さを抑制することができ、観察者STが視認する表示画像を安定して表示することができる。
また、基板16の裏面16u側には、図2ないし図5に示すように、温調部材18の他方面側(図4に示すZ2側)に接して、放熱部材M15が配設されている。この放熱部材M15には、アルミニウム(Al)や銅(Cu)等の熱伝導性に優れた材料を用いた放熱板(所謂、ヒートシンク)を好適に用いている。これにより、温調部材18からの放熱をより効率的に行うことができる。このことにより、熱伝導性に優れた基板16を介してレーザ光源LDの温度を確実にしかも応答性良く調節することができる。
最後に、映像表示装置101の画像生成部11、光学部材OP及び光強度検出部35について説明する。
映像表示装置101の画像生成部11は、図1に示すように、レーザ光Lcを回折させ映像光Lfとするホログラフィック光学素子31と、ホログラフィック光学素子31を駆動するドライバ51と、「ホログラムパターン」を作成する中央演算処理装置71と、を備えて構成される。
画像生成部11のホログラフィック光学素子31は、レーザ光源LDからのレーザ光Lcを回折させ映像光Lfとする機能を有している。具体的には、本発明の第1実施形態では、位相変調方式LCOS(Liquid crystal on silicon)を用いており、この位相変調方式LCOSに書き込まれた「ホログラムパターン」にコヒーレント光(レーザ光Lc)が照射されることによって、回折光が発生し、図1に示すフーリエレンズFL1を通して、映像光Lfとして出射されている。なお、「ホログラムパターン」には、光の強度と位相が記録されている。
そして、ホログラフィック光学素子31には、図1に示すように、ドライバ51が接続されており、このドライバ51は、中央演算処理装置71により作成された「ホログラムパターン」を位相変調方式LCOSに、随時書き込む機能を有している。なお、本発明の第1実施形態では、ホログラフィック光学素子31を用いて所望の表示画像を生成しているので、表示される映像VMの表示画像毎にレーザ光源LDの出力を合わせることができ、レーザ光源駆動部14の出力調整を細かく行うことができる。
映像表示装置101の光学部材OPは、主に、ホログラフィック光学素子31からの映像光Lfを車両のウインドシールドWSに導く光学部品から構成され、本発明の第1実施形態では、図1に示すように、レーザ光Lcの光路を変更する平面ミラー(12、22)と、光を集光またはコリメートする光学レンズ32と、表示画面の表示範囲を規定するスリッタ52と、映像光Lfを拡散するディフューザ13と、映像光Lfの光路に配設される光学フィルタF5と、を有している。他に、レーザ光源LDからのレーザ光Lcを集光またはコリメートする光学レンズ42も有している。
光学部材OPの平面ミラー(12、22)や光学レンズ32及び光学レンズ42は、一般に使用されている光学部品を用いており、特別な仕様を有するものではない。なお、平面ミラー(12、22)の代わりに曲面ミラーを用いても良い。また、図1に示す平面ミラー(12、22)や光学レンズ(32、42)の組合せのみに限るものではない。
光学部材OPのスリッタ52は、映像光Lfの照射範囲の殆どを通過させており、この通過した映像光Lfに相当する範囲が、観察者STにより視認される映像VM(図1を参照)の表示範囲、つまり表示画像となる。
光学部材OPのディフューザ13は、図1に示すように、映像光Lfの光路におけるスリッタ52の後側(映像光Lfの出射方向)に配置され、透過する映像光Lfを拡散している。また、ディフューザ13には、ディフューザ13を駆動する駆動部13dが接続されており、ディフューザ13を回転させている。これにより、コヒーレントなレーザ光Lcである映像光Lfの指向性を低減させている。このことにより、コヒーレント光に起因するスペックルパターンを低減することができ、観察者STにより視認される映像VMの品質を向上させることができる。ここで言うスペックルパターンとは、高い可干渉性(コヒーレント)を有した光が被照射物体にあたって散乱される際に、被照射物体上の各部分で散乱された散乱光同士が干渉することによって生じる微細な干渉縞のことを言う。なお、本発明の第1実施形態では、ディフューザ13を回転させた構成にしたが、これに限るものではなく、例えば振動させて動かしても良い。
映像表示装置101の光強度検出部35は、映像光Lfの光強度を検出しており、図1に示すように、スリッタ52の近傍に配置され、2個のレーザ光源RLDとレーザ光源GLDに対応して、2個の光強度検出部35Rと光強度検出部35Gが設けられている。そして、それぞれの光強度検出部35Rと光強度検出部35Gに照射される映像光Lfに対して、赤色(Red)及び緑色(Green)の色毎に別個に強度を検出している。この光強度検出部35として、フォトダイオード(PD、Photodiode)を好適に用いている。
以上のように構成された本発明の第1実施形態の映像表示装置101における、効果について、以下に説明する。
本発明の第1実施形態の映像表示装置101は、熱伝導性に優れた基板16にレーザ光源LDが載置され、基板16の温度を検出する温度測定部材17と基板16の温度を調節する温調部材18とを有し、温度測定部材17の一部が基板16と接続されている。これにより、熱伝導性に優れた基板16を介してレーザ光源LDの温度を検出でき、この温度に基づいて、温調部材18により基板16の温度を調節することができる。このため、熱伝導性に優れた基板16を介してレーザ光源LDの温度を調節することができる。このことにより、温度変化によるレーザ光Lcの放射の不安定さを抑制することができ、観察者STが視認する表示画像を安定して表示することができる。
また、一方端子部17s以外の温度測定部材17の少なくとも一部が基板16に接しているので、この接する部分で基板16の温度の検出が確実にでき、基板16に搭載されたレーザ光源LDの温度を正確に測定できる。このことにより、温度変化によるレーザ光Lcの放射の不安定さをより抑制することができる。また、温度測定部材17の端子の他方端子部17tが基板16と電気的に接続されて接地されているので、他方端子部17tへの配線を省略することができる。このことにより、温度測定部材17を容易に実装することができ、レーザ光源モジュールMD4、ひいては映像表示装置101を容易に作製することができる。
また、メタル基板を用い、基板16及び回路基板19を一体に形成しているので、電力の供給や信号の送信等のための配線パターン19pを有した回路基板19と熱伝導のための基板16とを容易に形成できるとともに、お互いを容易に接続することができる。また、本発明の第1実施形態では、メタルコア基板を用いているので、基板16の載置面16p側にも配線を形成することができ、発明の第1実施形態で用いたディップタイプのレーザ光源LDでなく表面実装型のレーザ光源LDであっても、そのまま基板16の載置面16p側に実装することができる。
また、温度測定部材17がチップ型サーミスタであるので、回路基板19に表面実装することができる。このことにより、従来例の構成の場合と比較して、レーザ光源モジュールMD4、ひいては映像表示装置101をより容易に作製することができる。
また、レーザ光源モジュールMD4が温調部材18と接して配設される放熱部材M15を有しているので、温調部材18からの放熱をより効率的に行うことができる。このことにより、熱伝導性に優れた基板16を介してレーザ光源LDの温度を確実にしかも応答性良く調節することができる。
[第2実施形態]
図6は、本発明の第2実施形態の映像表示装置102を説明する構成図である。図7は、本発明の第2実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図7(a)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU2の上方斜視図であり、図7(b)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU2の下方斜視図である。なお、説明を容易にするため、熱伝導部材N55は破線で示している。図8は、本発明の第2実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図8(a)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU2の上面図であり、図8(b)は、レーザ光源LDが搭載されたユニットU2の底面図である。図9は、本発明の第2実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図9(a)は、図7(a)に示すY2側から見た正面図であり、図9(b)は、図8に示すIX−IX線における断面図である。図10は、本発明の第2実施形態の映像表示装置に係わるレーザ光源モジュールを説明する構成図であって、図10(a)は、図7(a)に示すX1側から見た側面図であり、図10(b)は、図8に示すX−X線における断面図である。また、第2実施形態の映像表示装置102は、第1実施形態に対し、画像生成部21及びレーザ光源LDが搭載されたユニットU2の構成が異なる。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態の映像表示装置102は、図6に示すように、事務用のレーザプロジェクタ等に搭載され、視聴者(観察者)STに対して映像を提供する映像表示装置として使用される。
本発明の第2実施形態の映像表示装置102は、図6に示すように、レーザ光Lcを出射するレーザ光源LDを有したレーザ光源モジュールMJ4と、レーザ光Lcから所望の表示画像を生成する画像生成部21と、を備えて構成される。他に、映像表示装置102には、表示画像の映像光LfをスクリーンSCに導く光学部材OPと、レーザ光Lcの光強度を検出する光強度検出部35と、を有している。そして、画像生成部21により生成した表示画像の映像VMを、スクリーンSCに写し出し、観察者(視聴者)STに観察させる(視認させる)ようにしている。
先ず、映像表示装置102のレーザ光源モジュールMJ4について説明する。レーザ光源モジュールMJ4は、図6に示すように、レーザ光Lcを出射するレーザ光源LDを含むユニットU2と、レーザ光源LDに電力を供給するレーザ光源駆動部24と、光強度検出部35の検出結果に基づいてレーザ光源駆動部24の出力を制御する制御部54と、を有して構成される。
また、レーザ光源LDが搭載される部分のユニットU2には、図2ないし図5に示すように、レーザ光源LDが載置される熱伝導性に優れた基板26と、基板26の温度を測定する温度測定部材17と、熱伝導性に優れた熱伝導部材N55と、基板26と接し基板26の温度を調節する温調部材18と、温調部材18と接して配設される放熱部材M15と、温度測定部材17及びレーザ光源LDと電気的に接続する回路基板29と、を有している。
レーザ光源モジュールMJ4のレーザ光源LDは、図6に示すように、本発明の第2実施形態では、赤色(Red)、緑色(Green)及び青色(Blue)の3色のレーザ光源LD(RLD、GLD、BLD)が設けられている。また、詳細に図示はしていないが、赤色(Red)、緑色(Green)及び青色(Blue)を発光させるために、3種類の半導体レーザ素子を用いている。これにより、半導体レーザ素子を用いているので、高い可干渉性(コヒーレント)を有したレーザ光Lcをレーザ光源LDから出射させることができる。また、このようにレーザ光源LDが複数個設けられているので(本発明の第2実施形態では3種類で3個)、観察者STにより視認される映像VMの色を複数にすることができ、映像VMの表現を豊かにすることができる。
また、半導体レーザ素子として、例えば、赤色の場合は642nmの波長等の光を出射する素子が好適に用いられ、緑色の場合は515nmの波長等の光を出射する素子が好適に用いられ、青色の場合は445nmの波長等の光を出射する素子が好適に用いられている。
レーザ光源モジュールMJ4のレーザ光源駆動部24は、オペレーショナル・アンプリファイア(Operational Amplifier)が組み込まれた駆動回路であって、図6に示すように、それぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD、BLD)にレーザ光源駆動部24R、レーザ光源駆動部24G及びレーザ光源駆動部24Bが接続されて、それぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD、BLD)に電力を供給し、それぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD、BLD)を駆動している。
レーザ光源モジュールMJ4の制御部54は、第1実施形態と同様に、光強度検出部35(35R、35G、35B)の検出結果に基づいて、レーザ光源駆動部24(24R、24G、24B)の出力を制御しており、図6に示すように、それぞれの光強度検出部35(35R、35G、35B)及びそれぞれのレーザ光源駆動部24(24R、24G、24B)と接続されている。これにより、異なる色で異なる表示画像の面積であっても、制御部54によりそれぞれのレーザ光源LD(RLD、GLD、BLD)の出力を調整し、表示される映像VMのそれぞれの光強度(輝度)を所望の値に保持することができる。このことにより、観察者STにより視認される映像VMの表現をより豊かにすることができる。なお、この制御部54は、光強度検出部35の検出結果に基づいてレーザ光源LDの出力を調整する機能の他に、レーザ光源LDの発熱による温度変化に伴うレーザ光源LDの出力変化に対しても調整する機能を有している。
次に、レーザ光源LDが搭載される部分のユニットU2について、図7ないし図10を用いて詳細に説明する。なお、図7ないし図10に示すレーザ光源LDは、赤色(Red)或いは緑色(Green)、或いは青色(Blue)のいずれかのレーザ光源LDを示しており、それぞれの色のレーザ光源LDに対して、同じ構成のユニットU2になっている。
レーザ光源LDは、第1実施形態と同様に、図7及び図9(b)に示すように、金属パッケージ内に半導体レーザ素子が実装されているキャンタイプのレーザ光源を用い、熱伝導性に優れた基板26の載置面26pに載置されている。そして、基板26の裏面26u(載置面26pとは反対の面)に配設された回路基板29の配線パターン29pと電気的に接続している。なお、レーザ光源LDの3本のピン端子と配線パターン29pとは、はんだによって接続されている。
基板26は、アルミニウム(Al)や銅(Cu)等の熱伝導性に優れた材料を用い、図7(a)、図8(a)及び図9(b)に示すように、矩形の板状に形成されている。また、基板26には、レーザ光源LDが載置され、基板26の載置面26pとレーザ光源LDの金属パッケージとがスポット溶接(図中に示すWd)され、レーザ光源LDが基板26に固着されている。これにより、レーザ光源LDで発熱した熱が容易に基板26に伝導するようになっている。
回路基板29は、一般に広く用いられているフレキシブルプリント基板(FPC、Flexible printed circuits)であり、図7(b)及び図8(b)に示すように、基板26の裏面26u(載置面26pとは反対の面)に配設され、回路基板29の配線パターン29pとレーザ光源LDの3本のピン端子とが電気的に接続されている。そして、図示はしていないが、ユニットU2の外部との電気的な接続のために、この回路基板29が延設されており、例えばこの配線パターン29pを介して、レーザ光源LDとレーザ光源駆動部24とが接続されている。
また、回路基板29がフレキシブルプリント基板であるので、基板26の裏面26u側にある程度自由を持たせてフレキシブルプリント基板を配設することができる。例えば、レーザ光源LDの光軸合わせ等でレーザ光源LDの実装角度が変化した際に、基板26の裏面26u側において、レーザ光源LDの3本のピン端子の配置に多少ズレを生じたとしても、そのズレに合わせてフレキシブルプリント基板を配設することができる。このことにより、レーザ光源モジュールMJ4をより容易に作製することができる。
また、回路基板29には、図7(b)、図8(b)及び図10(b)に示すように、基板26の温度を測定する温度測定部材17が搭載され、回路基板29の配線パターン29pと電気的に接続されている。これにより、基板26の裏面26u側のみで、レーザ光源LD及び温度測定部材17と回路基板29とを電気的に接続することができる。このように容易に接続することができるので、従来例に見られる、温度センサ913と回路基板801とを電気的に接続するのが難しいという問題を解決することができる。
また、本発明の第2実施形態でも、温度測定部材17として、チップ型サーミスタを用いている。これにより、回路基板29に表面実装することができる。この効果により、従来例のようなレーザホルダ916の側面に接して配置されている温度センサ913と回路基板801との接続の困難さが解決できる。このことにより、レーザ光源モジュールMJ4をより容易に作製することができる。
また、基板26の裏面26u側には、図8(b)に示すように、熱伝導性に優れた熱伝導部材N55が配設されており、この熱伝導部材N55は、温度測定部材17の端子の他方端子部17tと一方端子部17s以外の温度測定部材17の一部とを覆っているとともに、回路基板29と基板26とに亘って、回路基板29の一部と基板26の一部を覆っている。これにより、温度測定部材17の一部と基板26とが、熱伝導部材N55を介して接続されるようになる。このため、この熱伝導部材N55を介して、温度測定部材17による基板26の温度の検出が確実にできる。
また、本発明の第2実施形態では、熱伝導部材N55は、はんだ部材を用いている。これにより、温度測定部材17と回路基板29の配線パターン29pとの電気的接続を行う際に、同時に温度測定部材17と基板26とを接続することができる。このことにより、レーザ光源モジュールMJ4を容易に作製することができる。なお、熱伝導部材N55としてはんだ部材を好適に用いているが、熱伝導性接着材を用いて、熱伝導部材N55としても良い。
また、基板26の裏面26uには、図7ないし図10に示すように、基板26の温度を調節する温調部材18が設けられている。この温調部材18には、本発明の第1実施形態と同様に、ペルティエ効果を利用した半導体素子であるペルティエ素子を好適に用いている。そして、この温調部材18による基板26への冷却作用を調整することにより、基板26の温度を調節することができる。このため、温度測定部材17で検出した温度に基づいて、熱伝導性に優れた基板26を介して、レーザ光源LDの温度を調節することができる。このことにより、温度変化によるレーザ光Lcの放射の不安定さを抑制することができ、観察者STが視認する表示画像を安定して表示することができる。
また、基板26の裏面26u側には、本発明の第1実施形態と同様に、図7ないし図10に示すように、温調部材18の他方面側(図9に示すZ2側)に接して、放熱部材M15が配設されている。この放熱部材M15には、アルミニウム(Al)や銅(Cu)等の熱伝導性に優れた材料を用いた放熱板(所謂、ヒートシンク)を好適に用いている。これにより、温調部材18からの放熱をより効率的に行うことができる。このことにより、熱伝導性に優れた基板26を介してレーザ光源LDの温度を確実にしかも応答性良く調節することができる。
最後に、映像表示装置102の画像生成部21、光学部材OP及び光強度検出部35について説明する。
映像表示装置102の画像生成部21は、図6に示すように、3つのレーザ光Lcを合波して出射するミラー部41と、ミラー部41から出射したレーザ光Leを走査して映像光Lfとする駆動走査ミラー61と、所定の周波数の駆動信号を生成する信号生成部81と、信号生成部81により生成された駆動信号に基づいて駆動走査ミラー61を駆動するミラー駆動部91と、を備えて構成される。
画像生成部21のミラー部41は、例えば、特定の波長の光を透過して、それ以外の波長の光を反射するダイクロイックミラー等であり、複数のレーザ光源LDからの各色のレーザ光Lcを合波して1軸の光軸を有するレーザ光Leとし、そのレーザ光Leを駆動走査ミラー61に出射する。
画像生成部21の駆動走査ミラー61は、電磁的な駆動によって、レーザ光源LDから出射されミラー部41で合波されたレーザ光Leを二次元方向に反射させ、スクリーンSCに映像光Lfを投射して走査する走査手段として機能を有している。この駆動走査ミラー61は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems:微小電気機械システム)技術を利用したMEMSミラーを好適に用いている。MEMSミラーは、マイクロマシニング技術を利用して、シリコンウエハ上に機械的な機構と電気回路とを集積することにより製造される微小な装置であり、このMEMSミラーを用いることにより、装置全体の小型化を図ることができる。
画像生成部21の信号生成部81は、制御部54による制御に応じて、駆動走査ミラー61を主走査方向と、主走査方向と直交する副走査方向に駆動させるための駆動信号を生成している。特に、信号生成部81は、走査信号生成手段として機能し、駆動走査ミラー61がレーザ光Leを左右方向に主走査するための駆動信号であるパルス信号を生成しているとともに、駆動走査ミラー61がレーザ光Leを上下方向に副走査するための駆動信号を生成している。
画像生成部21のミラー駆動部91は、駆動走査ミラー61に接続され、信号生成部81において生成された駆動信号に基づき、駆動走査ミラー61を駆動する。特に、ミラー駆動部91は、信号生成部81において生成されたパルス信号に応じて、駆動走査ミラー61を主走査方向(左右方向)に往復させる駆動手段として機能している。
映像表示装置102の光学部材OPは、主に、ミラー部41から出射されたレーザ光Leを駆動走査ミラー61に導く光学部品から構成され、本発明の第2実施形態では、図6に示すように、光を集光またはコリメートする光学レンズ62を有している。なお、光学部材OPの光学レンズ62は、一般に使用されている光学部品を用いており、特別な仕様を有するものではない。
映像表示装置102の光強度検出部35は、映像光Lfの光強度を検出しており、図6に示すように、レーザ光源LDの近傍に配置され、3個のレーザ光源RLD、レーザ光源GLD及びレーザ光源BLDに対応して、3個の光強度検出部35R、光強度検出部35G及び光強度検出部35Bが設けられている。そして、それぞれの光強度検出部35R、光強度検出部35G及び光強度検出部35Bに照射されるレーザ光Lcに対して、赤色(Red)、緑色(Green)及び青色(Blue)の色毎に別個に強度を検出している。この光強度検出部35として、フォトダイオード(PD、Photodiode)を好適に用いている。
以上のように構成された本発明の第2実施形態の映像表示装置102における、効果について、以下に説明する。
本発明の第2実施形態の映像表示装置102は、熱伝導性に優れた基板26にレーザ光源LDが載置され、基板26の温度を検出する温度測定部材17と基板26の温度を調節する温調部材18とを有し、温度測定部材17の一部が基板26と接続されている。これにより、熱伝導性に優れた基板26を介してレーザ光源LDの温度を検出でき、この温度に基づいて、温調部材18により基板26の温度を調節することができる。このため、熱伝導性に優れた基板26を介してレーザ光源LDの温度を調節することができる。このことにより、温度変化によるレーザ光Lcの放射の不安定さを抑制することができ、観察者STが視認する表示画像を安定して表示することができる。
また、温度測定部材17の一部と基板26とが、熱伝導部材N55を介して接続されているので、この熱伝導部材N55を介して、温度測定部材17による基板26の温度の検出が確実にできる。このことにより、温度変化によるレーザ光Lcの放射の不安定さをより抑制することができる。
また、熱伝導部材N55がはんだ部材であるので、温度測定部材17と回路基板29の配線パターン29pとの電気的接続を行う際に、同時に温度測定部材17と基板26とを接続することができる。このことにより、レーザ光源モジュールMJ4を容易に作製することができる。
また、回路基板29がフレキシブルプリント基板であるので、基板26の裏面26u側にある程度自由を持たせてフレキシブルプリント基板を配設することができる。例えば、レーザ光源LDの光軸合わせ等でレーザ光源LDの実装角度が変化した際に、基板26の裏面26u側において、レーザ光源LDの3本のピン端子の配置に多少ズレを生じたとしても、そのズレに合わせてフレキシブルプリント基板を配設することができる。このことにより、レーザ光源モジュールMJ4をより容易に作製することができる。
また、温度測定部材17がチップ型サーミスタであるので、回路基板29に表面実装することができる。このことにより、従来例の構成の場合と比較して、レーザ光源モジュールMJ4、ひいては映像表示装置102をより容易に作製することができる。
また、レーザ光源モジュールMJ4が温調部材18と接して配設される放熱部材M15を有しているので、温調部材18からの放熱をより効率的に行うことができる。このことにより、熱伝導性に優れた基板26を介してレーザ光源LDの温度を確実にしかも応答性良く調節することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
図11は、本発明の実施形態の変形例を説明する図であって、図11(a)は、第1実施形態の変形例1のユニットCU1の底面図であり、図11(b)は、第1実施形態の変形例3のユニットCU2の底面図である。
<変形例1>
上記第1実施形態のユニットU1に、図11(a)に示すような封止部材CF7を設けたユニットCU1にした構成でも良い。この封止部材CF7により、この部分に結露が生じて、温度測定部材17へ悪影響を与えるのを防止できる。
<変形例2>
上記第1実施形態では、基板16及び回路基板19として、メタル基板を用い、基板16及び回路基板19を一体として好適に構成したが、例えば基板にアルミニウムまたは銅の板材を用い、回路基板にプリント配線板を用いて、別体にして構成しても良い。
<変形例3>
上記第2実施形態では、熱伝導部材N55にはんだ部材を用いて好適に構成したが、これに限らず、例えば、図11(b)に示すようなシート状の熱伝導部材CN55を用いた構成でも良い。
<変形例3>
上記実施形態では、温度測定部材17として、チップ型サーミスタを好適に用いたが、これに限るものではなく、例えば、リードタイプ型サーミスタでも良い。
<変形例4>
上記実施形態では、2種類のレーザ光源LD(RLD、GLD)或いは3種類のレーザ光源LD(RLD、GLD、BLD)を用いて構成したが、更に、黄色(Yellow)を加えた4種類の光源を用いる構成であっても良いし、更に、4種類以上の光源を用いる構成であっても良い。その際には、光源の種類に対応したレーザ光源駆動部をそれぞれ設けるようにすると良い。また、逆に1種類の光源を用いる構成であっても良い。
<変形例5>
上記実施形態では、金属パッケージ内に半導体レーザ素子が実装されているキャンタイプのレーザ光源を用いたが、これに限るものではなく、例えば合成樹脂を用いたパッケージタイプでも良い。
<変形例6>
上記実施形態では、車両に搭載されたヘッドアップディスプレイ(HUD、Head-Up Display)やレーザプロジェクタへの適用であったが、これに限るものでなく、例えば、三次元ディスプレイやヘッドマウントディスプレイ(HMD、Head Mounted Display)にも適用可能である。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
11、21 画像生成部
14、14G、14R、24、24B、24G、24R レーザ光源駆動部
16、26 基板
16p、26p 載置面
16u、26u 裏面
17 温度測定部材
17s 一方端子部
17t 他方端子部
18 温調部材
19、29 回路基板
LD、RLD、GLD、BLD レーザ光源
Lc、Le レーザ光
MD4、MJ4 レーザ光源モジュール
M15 放熱部材
N55、CN55 熱伝導部材
ST 観察者(運転者、視聴者)
VM 映像
101、102 映像表示装置

Claims (8)

  1. レーザ光を出射するレーザ光源及び該レーザ光源に電力を供給するレーザ光源駆動部を有したレーザ光源モジュールと、
    前記レーザ光から所望の表示画像を生成する画像生成部と、を備え、
    前記表示画像の映像を観察者に観察させる映像表示装置であって、
    前記レーザ光源モジュールは、前記レーザ光源が載置される熱伝導性に優れた基板と、
    該基板の温度を測定する温度測定部材と、
    前記基板と接し前記基板の温度を調節する温調部材と、
    前記温度測定部材及び前記レーザ光源と電気的に接続する回路基板と、を有し、
    前記回路基板は、前記レーザ光源が載置される載置面とは反対の裏面に配設され、
    前記温度測定部材は、前記回路基板に搭載され、
    前記温度測定部材の一部は、前記基板と接続されていることを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記温度測定部材の端子の一方端子部は、前記回路基板と電気的に接続され、
    該一方端子部以外の前記温度測定部材の少なくとも一部が前記基板に接しているとともに、前記温度測定部材の端子の他方端子部が、前記基板と電気的に接続されて接地されていることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記基板及び前記回路基板は、これらを一体に形成したメタル基板であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 前記レーザ光源モジュールは、熱伝導性に優れた熱伝導部材を有し、
    前記温度測定部材の一部と前記基板とが、前記熱伝導部材を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  5. 前記熱伝導部材は、はんだ部材であることを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記回路基板は、フレキシブルプリント基板であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 前記温度測定部材は、チップ型サーミスタであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の映像表示装置。
  8. 前記レーザ光源モジュールは、前記温調部材と接して配設される放熱部材を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の映像表示装置。
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