JP2015064551A - 取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手で容易に対象物に取り付けることが可能な取付具を提供する。【解決手段】対象物に取り付けられる取付具1aは、第1掛回部11aと第2掛回部11bとの間に、対象物が配置された状態において、第1掛回部11aと第2掛回部11bとは、その先端側において、第2掛回部11bが第1掛回部11aの上に配置され、互いに交差され、第1係合部13aと第2係合部13bとは、第2係合部13bが第1係合部13aの下に配置されることで、対象物に係止される。【選択図】 図1

Description

本発明は、園芸や農業の分野における植木や草花又は家庭菜園用の栽培植物等の対象物に、園芸用ラベル等の物品を取り付ける場合、対象物を固定する場合、並びに、鞄の吊り手等の対象物に、装飾品等の物品を取り付ける場合に用いられる取付具に関する。
従来より、園芸や農業の分野における植木や草花、家庭菜園用の栽培植物では、園芸用ラベルと呼ばれるネームプレートを幹や枝に取り付ける場合がある。
このような場合に用いる取付具として、ラベルの目的とする情報が記入されるラベル本体部と、その一端から帯状に延び、取付け対象に巻き付けられる巻付け部を有し、ラベル本体部に巻付け部の端部を差し込むための差込み用切込み部を設けた園芸用ラベルが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1の園芸用ラベルによれば、巻付け部を植物に巻き回し、その端部を差込み用切込み部に差し込むことで、ラベル本体部を植物に取り付けることができる。
特開2010−017108号公報
しかしながら、使用者は、特許文献1に開示された園芸用ラベルを植物に取り付ける場合、一方の手でラベル本体部を押さえながら、他方の手で巻付け部を植物に巻き回し、巻付け部の端部を摘まみ、差込み用切込み部に差し込むこととなる。
ところが、園芸用ラベルを植物に取り付ける場合、例えば、使用者は、一方の手で植物の葉等を押さえながら、植物の枝や幹に園芸用ラベルを取り付けたい場合もある。このような場合、特許文献1に開示された園芸用ラベルは、園芸用ラベルを取り付けるために、両手を使わなければならないので、容易に植物に取り付けることができない。
また、例えば、鞄の吊り手等の対象物に、装飾品等の物品を取り付ける場合に用いられる従来のキーホルダー等の取付具は、物品が取り付けられ一部が開口された環状の本体と、本体の開口を閉鎖する止め具を備え、開口から本体の内部に対象物が挿入され、止め具で本体の開口を塞ぐ。
このような取付具を用いて物品を対象物に取り付ける場合、使用者は、対象物を本体の内部に挿入し、一方の手で本体を押さえながら、他方の手で止め具を操作し、本体の開口を閉鎖することとなる。
このように、従来のキーホルダー等の取付具は、特許文献1に開示された園芸用ラベルと同様に、本体の開口を閉鎖するために、両手を使わなければならないので、容易に対象物に取り付けることができない。
本発明は、片手で容易に対象物に取り付けることが可能な取付具を提供することを目的とする。
(1) 対象物に取り付けられる取付具であって、
弾性変形可能な棒状体で形成され、掛け回し可能な形状をなす掛回部と、
前記掛回部の両端部に設けられた一対の係合部と、を備え、
前記掛回部は、互いに対向する、一方の端部側の第1掛回部と、他方の端部側の第2掛回部と、を有し、
一対の前記係合部は、前記第1掛回部の先端側において前記第2掛回部に対向する方向と反対方向に設けられた第1係合部と、前記第2掛回部の先端側において前記第1掛回部に対向する方向と反対方向に設けられた第2係合部と、であり、
前記第1掛回部と前記第2掛回部との間に、前記対象物が配置された状態において、
前記第1掛回部と前記第2掛回部とは、その先端側において、前記第2掛回部が前記第1掛回部の上に配置され、互いに交差され、
前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記第2係合部が前記第1係合部の下に配置されることで、前記対象物に係止される取付具。
(1)の構成によれば、使用者は、以下の手順により、取付具を対象物に係止する。以下の説明では、取付具を正面から視て、左側に第1掛回部が配置され、右側に第2掛回部が配置され、第1掛回部及び第2掛回部が互いに離間可能な状態から、離間できない状態(取付具が対象物に係止された状態)にする手順を説明する。
使用者は、掛回部の第1掛回部と第2掛回部との間に、対象物を配置する。この状態において、使用者は、例えば、右手を使う場合、人差し指親指を第1係合部に添え、親指を第2係合部に添え、第2係合部を第1係合部の上に擦り合わせるように右側から左側に移動させる。そして、使用者は、第1係合部の左側端部において、第2係合部をその右側端部から第1係合部の下に滑り込ませる。
これにより、第1掛回部と第2掛回部とは、第2掛回部が第1掛回部の上に配置されて互いに交差し、第2係合部が第1係合部の下に配置され、第1掛回部と第2掛回部とは互いに離間できない状態(取付具が対象物に係止された状態)となる。このように、使用者は、片手の2本の指だけで、取付具を対象物に係止できる。
よって、片手で容易に対象物に取り付けることが可能な取付具を提供できる。
(2) 前記第1係合部と第2係合部とは、前記第1掛回部と前記第2掛回部とが互いに交差された状態において、互いに重なり係合する(1)に記載の取付具。
(2)の構成によれば、以下の手順により、対象物に係止された取付具を、対象物から取り外す。以下の説明では、取付具を正面から視て、左側に第1掛回部が配置され、右側に第2掛回部が配置され、第2係合部が第1係合部の下に重ねて配置され、第1掛回部及び第2掛回部が互いに離間できない状態(取付具が対象物に係止された状態)から、離間可能な状態(取付具を対象物から取り外すことが可能な状態)にする手順を説明する。
使用者は、例えば、右手を使う場合、親指を第1係合部に添え、人差し指を第2係合部に添え、第1係合部を第2係合部の上に擦り合わせるように左側から右側に移動させる。そして、使用者は、第1係合部の左側端部において、第2係合部をその右側端部から第1係合部の上に押し出す。
これにより、第1掛回部と第2掛回部とは、互いに離間可能な状態(取付具を対象物から取り外すことが可能な状態)となる。
このように、使用者は、片手の2本の指だけで、対象物に係止された取付具を取り外すことができる。
よって、片手で対象物から取り外すことができる取付具を提供できる。
(3) 前記掛回部は、その中間部分がスプリング形状に形成され、
一対の前記係合部は、前記掛回部の両端部を環状にすることにより形成されている(1)又は(2)に記載の取付具。
(3)の構成によれば、係合部は掛回部の両端部を環状にすることで形成され、掛回部の中間部はスプリング形状に形成されている。
これにより、例えば、取付具を、園芸用ラベルを植物に取り付けるために用いた場合、仮に取付具を植物にぶつけてしまっても、両端部が鋭利な状態である場合(例えば、掛回部を形成する針金が切りっぱなしの状態)と異なり、係合部の両端部や掛回部の中間部がクッションとなり、植物を傷つけることがない。
また、掛回部が植物の生長に合わせて伸長するため、植物が傷つくことを防止できる。
本発明によれば、片手で容易に対象物に取り付けることが可能な取付具を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る取付具の正面図である。 第1実施形態に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る係合部の係合状態を示す平面図である。 植物の育成における第1実施形態に係る取付具の使用例を説明する図である。 第1実施形態の変形例1に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例1に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例2に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例2に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例3に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例3に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の上に配置された状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る係合部の係合状態を示す平面図である。 植物の育成における第2実施形態に係る取付具の使用例を説明する図である。 植物の育成における第2実施形態に係る取付具の使用例を説明する図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る取付具を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る取付具の正面図である。
以下に説明する例では、取付具1aは、「対象物」の一例である園芸や農業の分野における植木や草花、家庭菜園用の栽培植物の枝や幹に、取り付けられる。
なお、取付具1aは、植木等の枝や幹に限らず、例えば、鞄の吊り手等の対象物にも、取り付けられる。
第1実施形態に係る取付具1aは、掛回部11と、環部12と、一対の係合部13と、を備える。
掛回部11は、弾性変形可能な棒状体で形成され、掛け回し可能な形状をなす。
ここで、「掛け回し可能な形状」とは、例えば、湾曲形状や屈曲形状、螺旋形状、多角形状など、対象物の周面に沿わせられる形状に曲げられて、内方に空間を形成する形状を意味する。また、「掛け回し可能な形状をなす」とは、予め掛回部11が湾曲形状等に形成されている態様に加え、取付具1aを対象物に係止させる前は直線形状であり、取付具1aを対象物に係止させることで、掛回部11が弾性変形し、湾曲形状に変形する態様も含む意味である。
掛回部11は、環部12を挟んで互いに対向する、一方の端部側の第1掛回部11aと、他方の端部側の第2掛回部11bと、を有する。
掛回部11は、1本の線材がその中間がねじられ環部12が形成され、この環部12を挟んで、一方側(例えば、図1中L側)が第1掛回部11aとなり、他方側(例えば、図1中R側)が第2掛回部11bとなる。
第1掛回部11aと第2掛回部11bとは、それぞれ第1円弧部111と、第2円弧部112と、を有する。
第1円弧部111は、環部12側を基端とし、先端側に向かって、第1掛回部11aにおいては第2掛回部11bから離れる方向に膨出し、第2掛回部11bにおいては第1掛回部11aから離れる方向に膨出する円弧形状に形成されている。
第2円弧部112は、第1円弧部111の先端に連なり、第1掛回部11aにおいては第2掛回部11bの方向に膨出し、第2掛回部11bにおいては第1掛回部11aの方向に膨出する円弧形状に形成されている。
環部12は、掛回部11が折り曲げられて環状をなしており、この環状部分に、物品(例えば、園芸用ラベル、装飾品等)を取り付けることが可能となっている。
一対の係合部13は、掛回部11の両端部に設けられている。
詳細には、一対の係合部13は、第1係合部13aと、第2係合部13bと、である。
本実施形態において、一対の係合部13は、掛回部11の両端部を環状にすることにより形成されている。しかしながら、一対の係合部13は、これに限らず、例えば、掛回部11とは別に形成した線材を環状に形成した物や、板材を任意の形状に形成した物を、掛回部11の両端部に、溶接、接着等の任意の方法で固定してもよい。
第1係合部13aは、第1掛回部11aの先端側において第2掛回部11bに対向する方向と反対方向(図1中L方向)に設けられている。
具体的には、第1係合部13aは、第1掛回部11aの先端に連なり、第2掛回部11bに対向する方向と反対方向(図1中L方向)に延びて、外周が環状に形成され、外周より内側に巻き込む渦巻状に形成されている。
第2係合部13bは、第2掛回部11bの先端側において第1掛回部11aに対向する方向と反対方向(図1中R方向)に設けられている。
具体的には、第2係合部13bは、第2掛回部11bの先端に連なり、第1掛回部11aに対向する方向と反対方向(図1中R方向)に延びて、外周が環状に形成され、外周より内側に巻き込む渦巻状に形成されている。
図2は、第1実施形態に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。
図2に示すように、取付具1aは、第1掛回部11aと第2掛回部11bとの間に、対象物の一例である植物の枝6aが配置される。
そして、図3に示すように、取付具1aは、図2に示す状態から、第1掛回部11aと第2掛回部11bとの先端側において、第2掛回部11bが第1掛回部11aの上に配置され、互いに交差され、第2係合部13bが第1係合部13aの下に配置されることで、枝6aに係止される。
図1に戻って、第1係合部13aは、第1掛回部11aの第2円弧部112における第2掛回部11bの方向に最も膨出する頂部112aにおいて、第1掛回部11aに近接している。
また、第2係合部13bは、第2掛回部11bの第2円弧部112における第1掛回部11aの方向に最も膨出する頂部112aにおいて、第2掛回部11bに近接している。
上記構成により、図3に示す状態において、第1係合部13aの外周の左端は、第2掛回部11bにおける第2円弧部112の第2係合部13bが近接する部分(第2円弧部112が形成する円弧の内側)に当接する。
また、第2係合部13bの外周の右端は、第1掛回部11aにおける第2円弧部112の第1係合部13aが近接する部分(第2円弧部112が形成する円弧の内側)に当接する。
これにより、第1係合部13aと第2係合部13bとは、第1掛回部11aと第2掛回部11bとが互いに交差された状態において、互いに重なり係合する。
図4は、第1実施形態に係る係合部の係合状態を示す平面図である。
図4に示すように、第2係合部13bと第1掛回部11aとの接合点P11と、第1係合部13aと第2掛回部11bとの接合点P12とは、相互に重なった第1係合部13a及び第2係合部13bを挟んで対向配置される。
そして、第1実施形態において、接合点P11の接線L11と、接合点P12の接線L12とは、平行となる。これにより、接合点P11及びP12には、第1掛回部11a及び第2掛回部11bによる弾性力がバランスよく作用する。
なお、第1実施形態において、取付具1aは、第1係合部13aを、第1掛回部11aの頂部112aにおいて、第1掛回部11aと近接させ、第2係合部13bを、第2掛回部11bの頂部112aにおいて、第2掛回部11bと近接させている。
しかしながら、これに限らず、第1係合部13aを、第1掛回部11aの頂部112aにおいて、第1掛回部11aと離間させ、第2係合部13bを、第2掛回部11bの頂部112aにおいて、第2掛回部11bと離間させてもよい。この場合、第1掛回部11aと第2掛回部11bとを、その先端側において交差させたとき、第1掛回部11aと第2掛回部11bとが交差する位置は、頂部112a近傍となる。これにより、第1係合部13aは、第2係合部13bの左側(図1中L側)に配置される。
(使用方法)
次に、図2及び図3を参照して、取付具1aを、第1掛回部11a及び第2掛回部11bが互いに離間可能な状態から、離間できない状態(取付具1aが対象物である枝6aに係止された状態)にする手順を説明する。
使用者は、掛回部11の第1掛回部11aと第2掛回部11bとの間に、枝6aを配置し、図2に示す状態とする。この状態において、使用者は、例えば、右手を使う場合、人差し指親指を第1係合部13aに添え、親指を第2係合部13bに添え、第2係合部13bを第1係合部13aの上で互いに擦り合わせるように右側(図2中R側)から左側(図2中L側)に移動させる。そして、使用者は、第1係合部13aの左側端部において、第2係合部13bをその右側端部から第1係合部13aの下に滑り込ませる。
これにより、取付具1aは、図3に示す状態となり、第1掛回部11aと第2掛回部11bとは互いに離間できない状態(取付具が枝6aに係止された状態)となる。
次に、取付具1aを、第1掛回部11a及び第2掛回部11bが互いに離間できない状態(取付具1aが対象物である枝6aに係止された状態)から、離間可能な状態(取付具1aを対象物である枝6aから取り外すことが可能な状態)にする手順を説明する。
使用者は、図3に示す状態の取付具1aにおいて、例えば、右手を使う場合、親指を第1係合部13aに添え、人差し指を第2係合部13bに添え、第1係合部13aを第2係合部13bの上に擦り合わせるように左側(図3中L側)から右側(図3中R側)に移動させる。そして、使用者は、第1係合部13aの左側端部において、第2係合部13bをその右側端部から第1係合部13aの上に押し出す。
これにより、取付具1aは、図2に示す状態となり、第1掛回部11aと第2掛回部11bとは、互いに離間可能な状態(取付具を枝6aから取り外すことが可能な状態)となる。
(使用例)
次に、植物の育成における取付具1aの使用例を説明する。
図5は、植物の育成における第1実施形態に係る取付具の使用例を説明する図である。なお、ここでは、取付具1aの使用例について説明するが、後述する各種の取付具についても同様である。
植物の育成において取付具1aは、図5に示すように、植物6の幹や枝6aを囲むように、掛回部11を巻き付けた後、第1係合部13aと第2係合部13bとを交差させて、相互に引っ掛けて係合させる。この際、環部12には、例えば、二重環のリング部材9を装着させた上で、そのリング部材9に対して園芸用ラベル7等を係止させる。
(作用・効果)
第1実施形態に係る取付具1aによれば、第1掛回部11aと第2掛回部11bとは、第2掛回部11bが第1掛回部11aの上に配置されて互いに交差し、第2係合部13bが第1係合部13aの下に配置され、第1掛回部11aと第2掛回部11bとは互いに離間できない状態(取付具が対象物に係止された状態)となる。このように、使用者は、片手の2本の指だけで、取付具1aを対象物に係止できる。
よって、片手で容易に対象物に取り付けることが可能な取付具1aを提供できる。
また、取付具1aによれば、使用者は、片手の2本の指だけで、対象物に係止された取付具1aを取り外すことができる。
よって、片手で対象物から取り外すことができる取付具1aを提供できる。
(変形例1)
図6は、第1実施形態の変形例1に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。
図7は、第1実施形態の変形例1に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。
第1実施形態の変形例1に係る取付具1bは、第1係合部14a及び第2係合部14bが、第1実施形態に係る取付具1aと異なる。なお、以下の変形例の説明において、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その機能等は特に言及しない限り同一であり、その説明は省略する。
第1係合部14a及び第2係合部14bは、渦巻状に形成されるとともに、各渦巻状の中心部分が、互いに反対方向に向けて突出するようにドーム状となっている。
このような構成とすることで、取付具1bは、図7に示すように、第1係合部14a及び第2係合部14bを相互に引っ掛けて係合させた際、第1係合部14a及び第2係合部14bの内部に所定の空間Sが形成される。
変形例1に係る取付具1bによれば、例えば、取付具1bを装飾品の取付具として使用した場合には、空間Sには、宝石等の装飾物5を配置させることができる。また、取付具1bを園芸や農業に用いる取付具として使用した場合には、空間Sには、固形肥料を配置させることができる。
(変形例2)
図8は、第1実施形態の変形例2に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。
図9は、第1実施形態の変形例2に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。
第1実施形態の変形例2に係る取付具1cは、第1係合部15a及び第2係合部15bが、第1実施形態に係る取付具1aと異なる。
第1係合部15a及び第2係合部15bは、一部が環状に形成されるとともに、その内部に、正面視で互いに反転した三角形状の部材が配置されている。このような構成とすることで、取付具1cは、図9に示すように、第1係合部15a及び第2係合部15bを相互に引っ掛けて係合すると、第1係合部15a及び第2係合部15bの互いに反転した三角形状が重なり合い、正面視で星の形状が表される。
変形例2に係る取付具1cによれば、第1係合部15a及び第2係合部15bを係合させることで、所定の形状を表すことができる。
よって、取付具1cは、例えば、室内に設置した植物に取り付けた場合でも、インテリアとしての意匠性も高めることができる。また、取付具1cは、その高い意匠性により、日用品やキーホルダー、アクセサリーなどの装飾品としても利用可能である。
(変形例3)
図10は、第1実施形態の変形例3に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。
図11は、第1実施形態の変形例3に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の下に配置された状態を示す斜視図である。
第1実施形態の変形例3に係る取付具1dは、第1係合部19a及び第2係合部19bが、第1実施形態に係る取付具1aと異なる。
第1係合部19a及び第2係合部19bは、外周部分の一部が螺旋状の部材が形成されているとともに、中心部分には円盤状の部材が形成されている。この円盤状の部材の表面には、図示していないが、例えば、人工石や、天然石などの装飾用の石が貼り付けられるなど各種のデザインを施すことが可能である。
変形例3に係る取付具1dによれば、第1係合部19a及び第2係合部19bは、一部に螺旋状の部材を有するとともに中心部において、表面にデザインが施された円盤状の部材を有する。
よって、取付具1dは、螺旋状の部材によって係合状態を担保しつつ、円盤状の部材によってインテリアとしての意匠性を高めることができる。
なお、第1係合部及び第2係合部の形状は、第1実施形態、変形例1から3において説明した例に限らない。
即ち、第1係合部及び第2係合部の形状は、第1係合部と第2係合部とを重ねた場合に、第1係合部の外周が第2掛回部11b(図3参照)の第2円弧部112(図3参照)に当接し、第2係合部の外周が第1掛回部11a(図3参照)の第2円弧部112(図3参照)に当接すれば、円形状、矩形状又はその他の多角形状等の任意の形状とすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る取付具2aについて説明する。
図12は、本発明の第2実施形態に係る取付具の使用状態を示す斜視図である。
図13は、第2実施形態に係る取付具の使用状態において、第2係合部が第1係合部の上に配置された状態を示す斜視図である。
第2実施形態に係る取付具2aは、掛回部16を伸縮部材で形成した点が、第1実施形態に係る取付具1aと異なる。
掛回部16は、伸縮性を有するスプリングで形成されている。なお、このスプリングの巻き数は任意であるが、本実施形態では、巻き数を比較的少なくしており、比較的伸び易くしている。
なお、掛回部16は、スプリングの巻き数を比較的多くすることで、掛回部16の強度を比較的大きくすることができる。これにより、例えば、キーホルダー等の比較的重量のある物品を取付具2aに吊しても、掛回部16が伸び過ぎてしまうことを防止できる。
そして、この掛回部16の両端には、相互に引っ掛けることにより係合される一対の係合部18a,18bが形成されている。一対の係合部18a,18bは、全てが螺旋状に形成されている。取付具2aは、一対の係合部18a,18bが相互に引っ掛けられることで、図13に示すように、一対の係合部18a,18bが重なり合う。
図14は、第2実施形態に係る係合部の係合状態を示す平面図である。
図14に示すように、掛回部16と、各係合部18a,18bとのそれぞれの接合点P21,P22は、相互に引っ掛けられた状態の係合部18a,18b周縁上で、平面視で一致するように配置される。そして、接合点P21,P22の接線L21及び法線L22とは一致する。これにより、一対の係合部18a,18bを相互に引っ掛けた際に、伸縮性を有する掛回部16からの引張力は、係合部18a,18bに作用する。これら引張力は、平面視的に一致された接合点P21,P22で釣り合う。よって、取付具2aは、係合部18a,18bの係合状態を適正に保持することができる。
(使用例)
次に、植物の育成における取付具2aの使用例を説明する。
図15及び図16は、植物の育成における第2実施形態に係る取付具の使用例を説明する図である。
取付具2aは、植物の枝を支柱に止めて所定方向に枝を伸ばす誘引器具としても用いることができる。
即ち、図15に示すように、使用者は、バラなどの茎6bと、この茎6bと平行に伸びた支柱8と、を囲むように掛回部16を巻き付け、そして係合部18a,18bを係合させることで、茎6bを支柱8に固定する。
また、図16に示すように、使用者は、園芸用ラベル7を取り付けた取付具2aを、トマト6e等の野菜・果物類の茎6cを囲うように掛回部16を巻き付ける。そして、使用者は、係合部18a,18bを係合させることで、野菜・果物類の茎6cに園芸用ラベル7を取り付けることができる。
また、使用者は、枝6dと支柱8とを囲むように、掛回部16を巻き付けて、枝6dを支柱8に固定してもよい。なお、植物としては、例えば、トマト、ナス、キュウリ、ゴーヤ、ピーマン、ぶどう等の野菜・果実類や、バラ、クレマチスなどの草木など種々の植物が挙げられる。なお、第2実施形態に係る取付具2aは、第1実施形態のように、園芸用ラベル7を環部12(図13参照)に取り付け、図5に示す植物6の枝6aを囲むように、掛回部16を巻き付けて、枝6aに固定してもよい。
(作用・効果)
このような第2実施形態によれば、第1実施形態と同様な効果を奏する。更に、第2実施形態において、掛回部16は、伸縮性のあるスプリングで形成されているので、例えば、取付具2aを、園芸用ラベル7を植物に取り付けるために用いた場合、仮に取付具2aを植物にぶつけてしまっても、係合部18a,18bの両端部や掛回部16の中間部がクッションとなり、植物を傷つけることがない。
また、掛回部16が植物の生長に合わせて伸長するため、植物が傷つくことを防止できる。
各実施形態の取付具の寸法は、正面図から見て、例えば、全長1.5〜5cm、幅1.0〜2.5cm程度であり、棒状体及びスプリングの針金の太さは、0.25mm〜1mm程度、スプリングの巻き数は50〜100、巻き径は1.5mm〜5mm程度である。なお、本発明に係る取付具は、上記の寸法に限らず、対象物の大きさや用途に応じて、任意の寸法で形成することができる。
また、取付具は、例えば、プラスチックなどの合成樹脂、防水加工された金属部材、木材などの弾性を有する線材で形成することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
L11,L12,L21,…接線
L22…法線
P11,P12,P21,P22…接合点
1a〜1d,2a…取付具
5…装飾物
6…植物
6a,6d…枝
6b,6c…茎
6e…トマト
7…園芸用ラベル
8…支柱
9…リング部材
11…掛回部
11a…第1掛回部
11b…第2掛回部
12…環部
13a,14a,15a,19a…第1係合部
13b,14b,15b,19a…第2係合部
16…掛回部
18a,18b…係合部

Claims (3)

  1. 対象物に取り付けられる取付具であって、
    弾性変形可能な棒状体で形成され、掛け回し可能な形状をなす掛回部と、
    前記掛回部の両端部に設けられた一対の係合部と、を備え、
    前記掛回部は、互いに対向する、一方の端部側の第1掛回部と、他方の端部側の第2掛回部と、を有し、
    一対の前記係合部は、前記第1掛回部の先端側において前記第2掛回部に対向する方向と反対方向に設けられた第1係合部と、前記第2掛回部の先端側において前記第1掛回部に対向する方向と反対方向に設けられた第2係合部と、であり、
    前記第1掛回部と前記第2掛回部との間に、前記対象物が配置された状態において、
    前記第1掛回部と前記第2掛回部とは、その先端側において、前記第2掛回部が前記第1掛回部の上に配置され、互いに交差され、
    前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記第2係合部が前記第1係合部の下に配置されることで、前記対象物に係止される取付具。
  2. 前記第1係合部と第2係合部とは、前記第1掛回部と前記第2掛回部とが互いに交差された状態において、互いに重なり係合する請求項1に記載の取付具。
  3. 前記掛回部は、その中間部分がスプリング形状に形成され、
    一対の前記係合部は、前記掛回部の両端部を環状にすることにより形成されている請求項1又は2に記載の取付具。
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