JP2015063885A - ロールスクリーンのスクリーン固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一の操作チェーンを比較的簡単な作業でスクリーンの左右のどちらにも設置でき、これにより操作チェーンの操作性を向上する。【解決手段】天井19に取付けられた一対の支持プレート12に巻取パイプ13の両端が支持され、巻取パイプに上縁が固定されたスクリーン14が巻取パイプに繰出し可能に巻取られ、巻取パイプを正転又は逆転させてスクリーンを繰出し又は巻取るために単一の操作チェーン16が操作される。巻取パイプの外周面にこの巻取パイプの長手方向に延びる凹条13aが形成され、スクリーンの上縁が凹条に固定部材35を介して固定される。固定部材が、凹条に中間部材30を介して係止する係止部36と、スクリーンの上縁に固着された固着部37とを備える。巻取パイプをスクリーンとともに左右反転させたときにスクリーンを巻取パイプに対し更に反転させて係止部を凹条に係止可能に構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、手動式のロールスクリーンの操作チェーンの操作により巻取られ又は繰出されるスクリーンを巻取パイプに固定する構造に関するものである。
従来、手動で巻取られ又は繰出されるスクリーンの巻取り又は繰出しのための操作部がロールスクリーン本体の両側又は両側及び中間に設けられ、ロールスクリーン本体の両側又は両側及び中間で操作可能なロールスクリーンが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このロールスクリーンを連結設置した際、或いはスクリーンの幅が広い場合に、スクリーンの両側又は両側及び中間に操作部である操作チェーンを設けることにより、両側又は中間の任意の場所で操作チェーンにて巻取り又は繰出しの操作を行うことができ、使い勝手が良好になる。
一方、回転式ブラケット操作部が第2ブラケットに接着又は一体的に形成され、その操作部が金属性球と環からなるタイプ、又はロープと球からなるタイプからできている球の付いたロープを備えた回転式ブラインドが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この回転式ブラインドでは、上記のように回転式ブラインド操作部が第1ブラケットに装備される一方、第2ブラケットが同様の回転式ブラインド操作部を備える。また回転式ブラインドの筒部である金属筒はその筒の端に沿って延びる溝を備え、その溝は細長のロッドを支持し、その細長のロッドは溝の内部に薄い回転ブラインド材を帯びる。
特開平10−72987号公報(請求項1、段落[0020]、図1) 特開2000−240379号公報(段落[0007]、[0008]、[0022]、図1、図2、図8、図9)
しかし、上記従来の特許文献1に示されたロールスクリーンや、上記従来の特許文献2に示された回転式ブラインドでは、操作チェーンや回転式ブラインド操作部(以下、単に操作チェーンという。)を両端部に備えているため、部品点数が増大するだけでなく、全体的に嵩張り見栄えも低下する不具合があった。また、両端部に備えた操作チェーンを頻繁に切り替えて使用することはないため、ロールスクリーン等の設置状況に応じて操作チェーンが固定的に決まってしまうことが多く、常時2本の操作チェーンを備えることは余剰となる。
一方、操作チェーンを1本しか備えていないロールスクリーン等では、設置した後で操作チェーンの位置を変更することは可能であるけれども、ロールスクリーン等を左右反転させて操作チェーンの位置を変更すると、スクリーン又は回転ブラインド材の室内側に位置すべき面、即ちスクリーン又は回転ブラインド材の意匠面が窓側になってしまい、見栄えを損なう問題点があった。このため、スクリーン又は回転ブラインド材のみ表裏を反転させる必要がある。例えば、従来の特許文献2に示された回転式ブラインドにおいて、回転ブラインド材のみ裏表を反転させるには、先ず第1及び第2ブラケットから金属筒を外してこの金属筒の溝からロッドを外し、次いで回転ブラインド材のみを表裏反転させ、次にこの回転ブラインド材の上縁をロッドとともに金属筒の溝に挿入し、更にこの金属筒を第1及び第2ブラケットに取付けなければならず、作業が極めて煩雑であり、作業時間が増大する問題点がある。
本発明の目的は、単一の操作チェーンを比較的簡単な作業でスクリーンの左右のどちらにも設置でき、これにより操作チェーンの操作性を向上できる、ロールスクリーンのスクリーン固定構造を提供することにある。
本発明の第1の観点は、図1〜図6に示すように、壁、窓枠又は天井19に所定の間隔をあけて取付けられた一対の支持プレート11,12と、両端がこれらの支持プレート11,12により回転可能に支持された巻取パイプ13と、この巻取パイプ13に上縁が固定され巻取パイプ13に繰出し可能に巻取られるスクリーン14と、巻取パイプ13を正転又は逆転させてスクリーン14を繰出し又は巻取るために操作される単一の操作チェーン16とを備えたロールスクリーンであって、巻取パイプ13の外周面にこの巻取パイプ13の長手方向に全長にわたって延びる凹条13aが形成され、スクリーン14の上縁が凹条13aに固定部材35を介して固定され、固定部材35が、凹条13aに中間部材30を介して又は凹条に直接離脱可能に係止する係止部36と、係止部36と一体的に設けられスクリーン14の上縁に固着された固着部37とを備え、巻取パイプ13をスクリーン14とともに左右反転させたときにスクリーン14を巻取パイプ13に対し更に反転させて係止部36を凹条13aに係止可能に構成されたことを特徴とする。
本発明の第2の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に図1〜図3に示すように、中間部材30が、凹条13aに挿入される挿入部33と、この挿入部33と一体的に設けられ巻取パイプ13の軸線を含みかつ凹条13aを上下に2分割する平面に対して上下対称になるように凹条13aからそれぞれ突設された第1及び第2被係止部31,32とを有し、係止部36が第1又は第2被係止部31,32のいずれか一方に選択的に係止可能に構成されたことを特徴とする。
本発明の第3の観点は、第2の観点に基づく発明であって、更に図1〜図3に示すように、第1被係止部31が、挿入部33と一体的に設けられ凹条13aから巻取パイプ13の外周面に突出し巻取パイプ13の外周面に沿って下方又は上方に延びる第1連結片31aと、第1連結片31aの表面に突設され巻取パイプ13の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ13の半径方向外側に延び先端が上方又は下方に屈曲する複数の第1突片31bとを有し、第2被係止部32が、挿入部33と一体的に設けられ凹条13aから巻取パイプ13の外周面に突出し巻取パイプ13の外周面に沿って上方又は下方に延びる第2連結片32aと、第2連結片32aの表面に突設され巻取パイプ13の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ13の半径方向外側に延び先端が下方又は上方に屈曲する複数の第2突片32bとを有し、係止部36が、固着部37と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片36aを有し、複数のフック片36aが第1又は第2突片31b,32bのうち先端が上側に屈曲している突片31b,32bに係止するように構成されたことを特徴とする。
本発明の第4の観点は、第2の観点に基づく発明であって、更に図8〜図10に示すように、第1被係止部71が、挿入部73のうち凹条63aから臨む露出面の下半分又は上半分に突設され巻取パイプ63の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ63の半径方向外側に延び先端が上方又は下方に屈曲する複数の第1突片71aを有し、第2被係止部72が、挿入部73のうち凹条63aから臨む露出面の上半分又は下半分に突設され巻取パイプ63の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ63の半径方向外側に延び先端が下方又は上方に屈曲する複数の第2突片72aを有し、係止部36が、固着部37と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片36aを有し、複数のフック片36aが第1又は第2突片71a,72aのうち先端が上側に屈曲している突片71a,72aに係止するように構成されたことを特徴とする。
本発明の第5の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に図11〜図13に示すように、係止部106が、凹条93aに巻取パイプ93の端部から巻取パイプ93の軸線に沿って挿入されることにより、係止部106が凹条93aに直接離脱可能に係止するように構成されたことを特徴とする。
本発明の第6の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に図14〜図16に示すように、係止部136が、凹条93aに巻取パイプ93の外周面から巻取パイプ93の中心に向い弾性変形させて挿入されることにより、係止部136が凹条93aに直接離脱可能に係止するように構成されたことを特徴とする。
本発明の第7の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に図17〜図19に示すように、中間部材160が、巻取パイプ153と一体的に設けられ巻取パイプ153の軸線を含みかつ凹条153aを上下に2分割する平面に対して上下対称になるように凹条153aの下部底面及び上部底面からそれぞれ突設された第1及び第2被係止部161,162を有し、第1被係止部161が、巻取パイプ153の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ153の半径方向外側に延び先端が上方又は下方に屈曲する複数の第1突片161aを有し、第2被係止部162が、巻取パイプ153の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ153の半径方向外側に延び先端が下方又は上方に屈曲する複数の第2突片162aを有し、係止部36が、固着部37と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片36aを有し、複数のフック片36aが第1又は第2突片161a,162aのいずれか一方に選択的に係止可能に構成されたことを特徴とする。
本発明の第1の観点のロールスクリーンのスクリーン固定構造では、固定部材の係止部を、凹条に中間部材を介して又は凹条に直接離脱可能に係止したので、巻取パイプをスクリーンとともに左右反転させた後に、スクリーンを巻取パイプに対し更に反転させて係止部を凹条に係止することにより、スクリーンの模様等を施した表面(意匠面)が室内側に向き、スクリーンの模様等を施していない裏面が窓側に向く。この結果、スクリーンの見栄えを損なわない。このような比較的簡単な作業で操作チェーンの位置を変更でき、これにより操作チェーンの操作性を向上できる。
本発明の第2の観点のロールスクリーンのスクリーン固定構造では、凹条に中間部材の挿入部を挿入し、巻取パイプの軸線を含みかつ凹条を上下に2分割する平面に対して上下対称になるように第1及び第2被係止部を凹条からそれぞれ突設し、更に係止部を第1又は第2被係止部に選択的に係止するように構成したので、ロールスクリーンを天井等に取付けた後に、操作チェーンの位置をスクリーンの右側から左側に或いは左側から右側に変更する作業は、次のように手順で行う。先ずスクリーンを全て繰出してスクリーン上縁の係止部を第1又は第2被係止部から外す。次にスクリーンを取外したロールスクリーンを天井等から外し左右反転させて再び天井等に取付ける。更に巻取パイプをその回転軸を中心に半回転させてスクリーン上縁の係止部を第2又は第1被係止部に係止させる。これによりスクリーンの模様等を施した表面(意匠面)が室内側に向き、スクリーンの模様等を施していない裏面が窓側に向くので、スクリーンの見栄えを損なわない。このような比較的簡単な作業で操作チェーンの位置を変更でき、これにより操作チェーンの操作性を向上できる。なお、スクリーンを巻取パイプから取外す作業はロールスクリーンを左右反転させた後に行ってもよい。
本発明の第3の観点のロールスクリーンのスクリーン固定構造では、先端が下方に屈曲する複数のフック片を第1又は第2突片のうち先端が上側に屈曲している突片に係止させるので、ロールスクリーンを天井等に取付けた後に、操作チェーンの位置をスクリーンの右側から左側に或いは左側から右側に変更する作業は、次のような手順で行う。先ずスクリーンを全て繰出して、スクリーン上縁のフック片の先端が下向きであってこのフック片が係止している第1又は第2突片の先端が上向きの状態で停止して、フック片を第1又は第2突片から外す。次にスクリーンを取外したロールスクリーンを天井等から外し左右反転させて再び天井等に取付ける。更に巻取パイプをその回転軸を中心に半回転させ、第2又は第1突片の先端が上向きになった状態で停止して、スクリーン上縁の先端下向きのフック片を先端上向きの第2又は第1突片に係止させる。これによりスクリーンの模様等を施した表面(意匠面)が室内側に向き、スクリーンの模様等を施していない裏面が窓側に向くので、スクリーンの見栄えを損なわない。このような比較的簡単な作業で操作チェーンの位置を変更でき、これにより操作チェーンの操作性を向上できる。なお、スクリーンを巻取パイプから取外す作業はロールスクリーンを左右反転させた後に行ってもよい。
本発明の第4の観点のロールスクリーンのスクリーン固定構造では、先端が下方に屈曲する複数のフック片を第1又は第2突片のうち先端が上側に屈曲している突片に係止させるので、上記第3の観点のスクリーン固定構造と同様の効果を奏する。また中間部材が上記第3の観点のスクリーン固定構造の中間部材より単純な形状であるため、中間部材を成形するための金型の作製工数を低減できるとともに、中間部材自体の製造コストを低減できる。
本発明の第5の観点のロールスクリーンのスクリーン固定構造では、巻取パイプをスクリーンとともに左右反転させた後に、スクリーンを巻取パイプに対し更に反転させて係止部を凹条に係止するときに、係止部を、凹条に巻取パイプの端部から巻取パイプの軸線に沿って挿入する。このため、係止部を凹条に係止するための作業性は低下するけれども、中間部材を用いずに済むので、部品点数を削減できる。
本発明の第6の観点のロールスクリーンのスクリーン固定構造では、巻取パイプをスクリーンとともに左右反転させた後に、スクリーンを巻取パイプに対し更に反転させて係止部を凹条に係止するときに、係止部を、凹条に巻取パイプの外周面から巻取パイプの中心に向い弾性変形させて挿入する。このため、係止部を凹条に係止するための作業性を向上できるとともに、中間部材を用いずに済むので、部品点数を削減できる。
本発明の第7の観点のロールスクリーンのスクリーン固定構造では、先端が下方に屈曲する複数のフック片を第1又は第2突片のうち先端が上側に屈曲している突片に係止させるので、上記第3の観点のスクリーン固定構造と同様の効果を奏する。また中間部材の第1及び第2被係止部を巻取パイプと一体的に設けたので、部品点数を削減できる。
本発明第1実施形態のロールスクリーンのスクリーン固定構造を示す図4のA−A線断面図である。 スクリーンを巻取パイプから取外した後に支持バーを巻取パイプとともに左右反転させてブラケットに取付けた状態を示す図5のB−B線断面図である。 スクリーンを巻取パイプから取外して巻取パイプを回転軸を中心に半回転させた後にスクリーンを左右反転させて再びスクリーンを巻取パイプに取付けた状態を示す図6のC−C線断面図である。 図1のD矢視図である。 図2のE矢視図である。 図3のF矢視図である。 天井に取付けられたブラケットからロールスクリーンの支持バーを取外す手順を示す図4のG−G線断面図である。 本発明第2実施形態のロールスクリーンのスクリーン固定構造を示す図1に対応する断面図である。 図2に対応する断面図である。 図3に対応する断面図である。 本発明第3実施形態のロールスクリーンのスクリーン固定構造を示す図1に対応する断面図である。 図2に対応する断面図である。 図3に対応する断面図である。 本発明第4実施形態のロールスクリーンのスクリーン固定構造を示す図1に対応する断面図である。 図2に対応する断面図である。 図3に対応する断面図である。 本発明第5実施形態のロールスクリーンのスクリーン固定構造を示す図1に対応する断面図である。 図2に対応する断面図である。 図3に対応する断面図である。
次に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施の形態>
図1及び図4に示すように、ロールスクリーン10は、天井19に所定の間隔をあけて取付けられた第1及び第2支持プレート11,12と、両端が第1及び第2支持プレート11,12により回転可能に支持された巻取パイプ13と、この巻取パイプ13に上縁が固定され巻取パイプ13に繰出し可能に巻取られるスクリーン14と、巻取パイプ13を正転又は逆転させてスクリーン14を繰出し又は巻取るために操作される単一の操作チェーン16とを備える。上記第1及び第2支持プレート11,12は、支持バー17及び一対のブラケット18,18を介して天井19に取付けられる。即ち、窓の上方に位置する天井19には、第1及び第2支持プレート11,12の間隔より狭い間隔をあけて一対のブラケット18,18がビス23によりそれぞれ取付けられ、これらのブラケット18,18に単一の支持バー17が窓の幅方向に延びかつ天井19に沿って取付けられ、更にこの支持バー17の両端に互いに対向するように上記第1及び第2支持プレート11,12が取付けられる。上記ブラケット18と第1及び第2支持プレート11,12は、鋼板のプレス成形により又は樹脂の成形などにより形成され、支持バー17はアルミニウムやアルミニウム合金等の押出し成形又は引抜き成形などにより形成される。
一方、巻取パイプ13は断面円形の筒状に形成される(図1)。この巻取パイプ13の一端は第1回転軸21を介して第1支持プレート11に回転可能に保持される(図4)。また巻取パイプ13の他端は抵抗付与装置24及び第2回転軸22を介して第2支持プレート12に一定の抵抗が付与された状態で回転可能に保持される。更に第2回転軸22にはプーリ(図示せず)が嵌着され、このプーリに無端のリング状の操作チェーン16が巻き掛けられる。この操作チェーン16の手前側又は後ろ側のいずれか一方を、抵抗付与装置24による一定の抵抗に抗して引下げることにより巻取パイプ13は第1及び第2回転軸21,22を中心に回転し、スクリーン14が巻取パイプ13に巻取られて上昇したり、或いは繰出されて下降するように構成される(図1及び図4)。なお、上記抵抗付与装置24は、スクリーン14の自重及びこのスクリーン14の下縁に取付けられたウエイトバー26の自重によってスクリーン14が繰出される方向に巻取パイプ13が回転するのを阻止する機能を有する。また、巻取パイプ13は、アルミニウムやアルミニウム合金等の押出し成形又は引抜き成形により形成される。
一方、巻取パイプ13の外周面にこの巻取パイプ13の長手方向に全長にわたって延びる凹条13aが形成され、スクリーン14の上縁が凹条13aに固定部材35を介して固定される(図1)。上記凹条13aは、巻取パイプ13の外周面に露出し幅が狭く形成された狭隘溝部13bと、この狭隘溝部13bに連なり幅が上下に広く形成された幅広溝部13cとを有する。また上記固定部材35は、凹条13aに中間部材30を介して離脱可能に係止する係止部36と、係止部36と一体的に設けられスクリーン14の上縁に固着された固着部37とを備える。これにより巻取パイプ13をスクリーン14とともに左右反転させたときに、スクリーン14を巻取パイプ13に対し更に反転させて係止部36を凹条13aに中間部材30を介して係止可能に構成される。
上記中間部材30は、凹条13aに挿入される挿入部33と、この挿入部33と一体的に設けられた第1及び第2被係止部31,32とを有する。挿入部33の横断面は凹条13aの横断面に相応する形状に形成され、挿入部33の全長は凹条13aの全長と略同一に形成される。即ち、挿入部33は、凹条13aの狭隘溝部13bに挿入される狭隘片33aと、狭隘片33aと一体的に設けられ凹条13aの幅広溝部13cに挿入される幅広片33bとからなる。そして挿入部33は巻取パイプ13の端部からこの巻取パイプ13の軸線に沿って凹条13aに挿入される。また第1及び第2被係止部31,32は、巻取パイプ13の軸線を含みかつ凹条13aを上下に2分割する平面に対して上下対称になるように凹条13aからそれぞれ突設される。
具体的には、図1の拡大図に示すように、第1被係止部31は、挿入部33の狭隘片33aと一体的に設けられ凹条13aから巻取パイプ13の外周面に突出し巻取パイプ13の外周面に沿って下方に延びる第1連結片31aと、第1連結片31aの表面に突設され巻取パイプ13の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ13の半径方向外側に延び先端が上方に屈曲する複数の第1突片31bとを有する。また第2被係止部32は、挿入部33の狭隘片33aと一体的に設けられ凹条13aから巻取パイプ13の外周面に突出し巻取パイプ13の外周面に沿って上方に延びる第2連結片32aと、第2連結片32aの表面に突設され巻取パイプ13の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ13の半径方向外側に延び先端が下方に屈曲する複数の第2突片32bとを有する。更に係止部36は第1又は第2被係止部31,32のいずれか一方に選択的に係止可能に構成される。具体的には、係止部36は、固着部37と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片36aを有する。そして、複数のフック片36aが第1又は第2突片31b,32bのうち先端が上側に屈曲している突片31b,32bに係止するように構成される。なお、互いに一体的に設けられた第1被係止部31、第2被係止部32及び挿入部33を有する中間部材30や、互いに一体的に設けられた係止部36及び固着部37は、ポリエチレンや塩化ビニール等のプラスチック、或いは天然ゴムや合成ゴム等のエラストマーなどにより形成される。
一方、一対のブラケット18,18には、支持バー17をこれらのブラケット18,18に着脱させるための着脱装置40がそれぞれ設けられる(図1、図4及び図7)。支持バー17は上面が開口する略チャンネル状に形成され、開口の両側縁には互いに近付く方向に突出する第1及び第2突起17a,17bが設けられる(図7)。着脱手段40は、第1突起17aが係合可能に形成されブラケット18に固定された第1係合片41と、第2突起17bが係合可能に形成され第1係合片41に接近する方向に摺動可能にブラケット18に取付けられた第2係合片42と、第2係合片42を第1係合片41から離す方向に付勢する圧縮コイルばね43と、第2係合片42と一体的に設けられブラケット18から突設されたレバー44とを有する。ここで、支持バー17を左右反転させることにより、支持バーの第1突起17aが第2係合片42に係合し、支持バー17の第2突起17bが第1係合片41に係合するようになっている(図2及び図3)。
なお、図1中の符号16aは操作チェーン16に取付けられた第1ストッパであり、符号16bは操作チェーン16に取付けられた第2ストッパである。第1ストッパ16aは、スクリーン14を全て繰出して、凹条13aが図1に示す位置に到来したとき、即ち凹条13aが巻取パイプ13の軸線を含む水平面に位置しかつ固定部材35の係止部36が係止している第1被係止部31から離脱しない位置に到来したときに、スクリーン14の下降を阻止する機能を有する。第2ストッパ16bは、スクリーン14を全て巻取ったときに、スクリーン14の更なる巻取りを阻止する機能を有する。但し、ロールスクリーン10を左右反転させてスクリーン14の係止部36のフック片36aを第2被係止部32の第2突片32bに係止させたとき、第1ストッパ16aと第2ストッパ16bの機能は入れ替わる。また、図1中の符号13dは巻取パイプ13の外周面に形成され第1被係止部31の第1連結片31aを収容可能な第1窪み部であり、符号13eは巻取パイプ13の外周面に形成され第2被係止部32の第2連結片32aを収容可能な第2窪み部である。
このように構成されたロールスクリーン10の天井19への取付方法を図1及び図4に基づいて説明する。先ず支持バー17の両端に第1及び第2支持プレート11,12を取付け、第1及び第2支持プレート11,12間に巻取パイプ13を取付ける。このとき巻取パイプ13の凹条13aに中間部材30の挿入部33を予め挿入しておくとともに、操作チェーン16をプーリに巻き掛けておく。次いで一対のブラケット18,18を所定の間隔をあけて天井にビス23により固定し、これらのブラケット18,18に着脱装置40を介して支持バー17を取付ける。次に操作チェーン16を操作して巻取パイプ13の凹条13aを窓側に向け、この状態で第1ストッパ16aがプーリに接するまで第1ストッパ16aを操作チェーン16上でずらす。このとき第1被係止部31の複数の第1突片31bの先端は上向きになる。更にスクリーン14の上縁に取付けられた係止部36の先端下向きのフック片36aを第1被係止部31の先端上向きの第1突片31bに係止した後に、操作チェーン16を操作してスクリーン14を全て巻取り、この状態で第2ストッパ16bがプーリに接するまで第2ストッパ16bを操作チェーン16上でずらす。
次に操作チェーン16をスクリーン14の右側から左側に移行するためにロールスクリーン10を反転させる作業を説明する。図4に示すように、操作チェーン16がスクリーン14の右側に位置していたけれども、部屋の模様替え等を行ったことにより、操作チェーン16をスクリーン14の左側に移行する必要が生じた場合、先ず操作チェーン16を操作してスクリーン14を全て繰出し(図1)、この状態で係止部36のフック片36aを第1被係止部31の第1突片31bから外すことにより、スクリーン14を巻取パイプ13から取外す。次いで着脱手段40のレバー44を圧縮コイルばね43の弾性力に抗してブラケット18内に押込む(図7(b))。これにより第2係止片42が第1係止片41に近付いて第2係止片42が支持バー17の第1突起17aから外れるので、支持バー17をブラケット18から取外すことができる。次に支持バー17を左右反転させた後に再びブラケット18に取付ける(図2及び図5)。これにより操作チェーン16がスクリーン14の右側から左側に移行する。この状態で操作チェーン16を操作して凹条13aが窓側を向くように巻取パイプ13を半回転させた後に(図3)、第2ストッパ16bがプーリに接するまで第2ストッパ16bを操作チェーン16上でずらす(図6)。このとき第2被係止部32の複数の第2突片32bの先端は上向きになる(図3)。更にスクリーン14の上縁に取付けられた係止部36の先端下向きのフック片36aを第2被係止部32の上向きの第2突片32bにそれぞれ係止して、スクリーン14を巻取りパイプ13に取付けた後に(図3)、操作チェーン16を操作してスクリーン14を全て巻取り、この状態で第1ストッパ16aがプーリに接するまで第1ストッパ16aを操作チェーン16上でずらす。これによりスクリーン14の模様等を施した表面(意匠面)が室内側に向き、スクリーン14の模様等を施していない裏面が窓側に向くので、スクリーン14の見栄えを損なうことはない。このような比較的簡単な作業で、既に天井19に取付けられたロールスクリーン10の操作チェーン16の位置をスクリーン14の右側から左側に変更することができる(図3及び図6)。これにより操作チェーン16の操作性を向上できる。なお、スクリーン14を巻取パイプ13から取外す作業はロールスクリーン10を左右反転させた後に行ってもよい。
<第2の実施の形態>
図8〜図10は本発明の第2の実施の形態を示す。図8〜図10において図1〜図3と同一符号は同一部品を示す。この実施の形態では、巻取パイプ63の外周面に形成された凹条63aの狭隘溝部63bが幅広溝部63cの幅よりは狭いけれども第1の実施の形態の狭隘溝部より幅広に形成される。そして、中間部材70の挿入部73が幅広溝部63cに挿入される幅広片73aを有する。但し、上記挿入部73は、第1の実施の形態の挿入部における狭隘片を有しない。また第1被係止部71は、挿入部73のうち凹条63aから臨む露出面の下半分に突設され巻取パイプ63の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ63の半径方向外側に延び先端が上方に屈曲する複数の第1突片71aを有する。但し、第1被係止部71は、第1の実施の形態の第1被係止部における第1連結片を有しない。更に第2被係止部72は、挿入部73のうち凹条63aから臨む露出面の上半分に突設され巻取パイプ63の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ63の半径方向外側に延び先端が下方に屈曲する複数の第2突片72aを有する。但し、第2被係止部72は、第1の実施の形態の第2被係止部における第2連結片を有しない。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成されたロールスクリーン60では、中間部材70が第1の実施の形態の中間部材より単純な形状であるため、中間部材70を成形するための金型の作製工数を低減できるとともに、中間部材70自体の製造コストを低減できる。一方、ロールスクリーン60の天井19への取付方法や、操作チェーン16をスクリーン14の右側から左側に移行するためにロールスクリーン60を左右反転させる作業は、第1の実施の形態と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
<第3の実施の形態>
図11〜図13は本発明の第3の実施の形態を示す。図11〜図13において図1〜図3と同一符号は同一部品を示す。この実施の形態では、固定部材105の係止部106が、凹条93aに巻取パイプ93の端部から巻取パイプ93の軸線に沿って挿入されることにより、係止部106が凹条93aに直接離脱可能に係止するように構成される。即ち、この実施の形態では、第1及び第2の実施の形態のような中間部材は用いられない。具体的には、巻取パイプ93の凹条93aは、巻取パイプ93の外周面に露出し幅が狭く形成された狭隘溝部93bと、この狭隘溝部93bに連なり幅が上下に広く形成された幅広溝部93cとを有する。但し、上記巻取パイプ93には、第1の実施の形態の巻取パイプのような第1及び第2窪み部は形成されない。また係止部106は、凹条93aの狭隘溝部93bに挿入される狭隘片106aと、狭隘片106aと一体的に設けられ凹条93aの幅広溝部93cに挿入される幅広片106bとからなる。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成されたロールスクリーン90の天井19への取付方法は、固定部材105の係止部106を巻取パイプ93の凹条93aにその端部からその軸線に沿って予め挿入しておくこと以外は、第1の実施の形態の取付方法と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
次に操作チェーン16をスクリーン14の右側から左側に移行するためにロールスクリーン90を反転させる作業を説明する。先ず操作チェーン16を操作してスクリーン14を全て繰出し(図11)、着脱手段40のレバー44を圧縮コイルばねの弾性力に抗してブラケット18内に押込む。これにより第2係止片42が第1係止片41に近付いて第2係止片42が支持バー17の第1突起17aから外れるので、ロールスクリーン90をブラケット18から取外すことができる。次いで巻取パイプ93を第1及び第2支持プレート11,12から外した後に、固定部材105の係止部106を巻取パイプ105の凹条93aから巻取パイプ93の軸方向に引抜いて、スクリーン14を巻取パイプ93から外す。次にスクリーン14を左右反転させた後に、係止部106を凹条93aに巻取パイプ93の端部から巻取パイプ93の軸線に沿って挿入する(図12)。この状態で巻取パイプ93を第1及び第2支持プレート11,12に取付け、支持バー17を左右反転させた後に、再びブラケット18に取付ける(図13)。これにより操作チェーン16がスクリーン14の右側から左側に移行する。更に第2ストッパ16bがプーリに接するまで第2ストッパ16bを操作チェーン16上でずらした後に、操作チェーン16を操作してスクリーン14を全て巻取り、この状態で第1ストッパ16aがプーリに接するまで第1ストッパ16aを操作チェーン16上でずらす。これによりスクリーン14の模様等を施した表面(意匠面)が室内側に向き、スクリーン14の模様等を施していない裏面が窓側に向くので、スクリーン14の見栄えを損なうことはない。この実施の形態では、上述のように作業性は低下するけれども、中間部材を用いずに済むので、第1及び第2の実施の形態より部品点数を削減できる。
<第4の実施の形態>
図14〜図16は本発明の第4の実施の形態を示す。図14〜図16において図1〜図3と同一符号は同一部品を示す。この実施の形態では、固定部材135の係止部136が、凹条93aに巻取パイプ93の外周面から巻取パイプ93の中心に向い弾性変形させて挿入されることにより、係止部136が凹条93aに直接離脱可能に係止するように構成される。即ち、この実施の形態では、第1及び第2の実施の形態のような中間部材は用いられない。具体的には、巻取パイプ93の凹条93aは、巻取パイプ93の外周面に露出し幅が狭く形成された狭隘溝部93bと、この狭隘溝部93bに連なり幅が上下に広く形成された幅広溝部93cとを有する。但し、上記巻取パイプ93には、第1の実施の形態の巻取パイプのような第1及び第2窪み部は形成されない。また係止部136は、凹条93aの狭隘溝部93bに遊挿される狭隘片136aと、狭隘片136aと一体的に設けられ凹条93aの幅広溝部93cに弾性変形した状態で挿入される幅広片136bとからなる。上記幅広片136bはその横断面が略V字状に形成され、狭隘片136aは幅広片136bの屈曲部に連設され、狭隘片136a及び幅広片136bの横断面は略Y字状に形成される。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成されたロールスクリーン120の天井19への取付方法は、固定部材135の係止部136を巻取パイプ93の凹条93aにその外周面から巻取パイプ93の中心に向い、凹条93aの狭隘溝部93bを通過できるように弾性変形させて予め挿入しておくこと以外は、第1の実施の形態の取付方法と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
次に、操作チェーン16をスクリーン14の右側から左側に移行するためにロールスクリーン120を反転させる作業は、スクリーン14を巻取パイプ93から取外すとき、巻取パイプ93の凹条93aに挿入された固定部材135の係止部136を巻取パイプ93の中心から半径方向外側に向って引っ張ることにより、係止部136の幅広片136bが弾性変形して凹条93aから引抜かれ、スクリーン14を巻取パイプ93に取付けるとき、固定部材135の係止部136を巻取パイプ93の凹条93aにその外周面から巻取パイプ93の中心に向い、凹条93aの狭隘溝部93bを通過できるように弾性変形させて挿入すること以外は、第1の実施の形態の作業と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。また、この実施の形態では、係止部136を凹条93aに係止するための作業性が第3の実施の形態より向上する。更に、中間部材を用いずに済むので、第1及び第2の実施の形態より部品点数を削減できる。
<第5の実施の形態>
図17〜図19は本発明の第5の実施の形態を示す。図17〜図19において図1〜図3と同一符号は同一部品を示す。この実施の形態では、中間部材160が、巻取パイプ153と一体的に設けられた第1及び第2被係止部161,162を有する。第1及び第2被係止部161,162は、巻取パイプ153の軸線を含みかつ凹条153aを上下に2分割する平面に対して上下対称になるように凹条153aの下部底面及び上部底面からそれぞれ突設される。具体的には、第1被係止部161は、巻取パイプ153の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ153の半径方向外側に延び、先端が上方又は下方に屈曲する複数の第1突片161aを有する。また第2被係止部162は、巻取パイプ153の軸線に沿って延びかつ巻取パイプ153の半径方向外側に延び、先端が下方又は上方に屈曲する複数の第2突片162aを有する。更に係止部36は、固着部37と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片36aを有する。複数のフック片36aが第1又は第2突片161a,162aのいずれか一方に選択的に係止可能に構成される。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成されたロールスクリーンでは、中間部材160の第1及び第2被係止部161,162を巻取パイプ153と一体的に設けたので、部品点数を削減できる。一方、ロールスクリーン150の天井19への取付方法や、操作チェーン16をスクリーン14の右側から左側に移行するためにロールスクリーン150を左右反転させる作業は、第1の実施の形態と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。なお、上記第1〜第5の実施の形態では、一対の支持プレートを天井に取付けたが、一対の支持プレートを壁又は窓枠に取付けてもよい。
10,60,90,120,150 ロールスクリーン
11 第1支持プレート
12 第2支持プレート
13,63,93,153 巻取パイプ
13a,63a,93a,153a 凹条
14 スクリーン
16 操作チェーン
19 天井
30,70,160 中間部材
31,71,161 第1被係止部
31a 第1連結片
31b,71a,161a 第1突片
32,72,162 第2被係止部
32a 第2連結片
32b,72a,162a 第2突片
33,103,133 固定部材
34,104,134 係止部
34a フック片
36 固着部
37,77 挿入部

Claims (7)

  1. 壁、窓枠又は天井(19)に所定の間隔をあけて取付けられた一対の支持プレート(11,12)と、両端がこれらの支持プレート(11,12)により回転可能に支持された巻取パイプ(13,63、93,153)と、この巻取パイプ(13,63,93,153)に上縁が固定され前記巻取パイプ(13,63,93,153)に繰出し可能に巻取られるスクリーン(14)と、前記巻取パイプ(13,63,93,153)を正転又は逆転させて前記スクリーン(14)を繰出し又は巻取るために操作される単一の操作チェーン(16)とを備えたロールスクリーンであって、
    前記巻取パイプ(13,63,93,153)の外周面にこの巻取パイプ(13,63,93,153)の長手方向に全長にわたって延びる凹条(13a,63a,93a,153a)が形成され、
    前記スクリーン(14)の上縁が前記凹条(13a,63a,93a,153a)に固定部材(35,105,135)を介して固定され、
    前記固定部材(35,105,135)が、前記凹条(13a,63a,93a,153a)に中間部材(30,70,160)を介して又は凹条(93a)に直接離脱可能に係止する係止部(36,106,136)と、前記係止部(36,106,136)と一体的に設けられ前記スクリーン(14)の上縁に固着された固着部(37)とを備え、
    前記巻取パイプ(13,63,93,153)を前記スクリーン(14)とともに左右反転させたときに前記スクリーン(14)を前記巻取パイプ(13,63,93,153)に対し更に反転させて前記係止部(34,104,134)を前記凹条(13a,63a,93a,153a)に係止可能に構成された
    ことを特徴とするロールスクリーンのスクリーン固定構造。
  2. 前記中間部材(30,70)が、前記凹条(13a,63a)に挿入される挿入部(33,73)と、この挿入部(33,73)と一体的に設けられ前記巻取パイプ(13,63)の軸線を含みかつ前記凹条(13a,63a)を上下に2分割する平面に対して上下対称になるように前記凹条(13a,63a)からそれぞれ突設された第1及び第2被係止部(31,32,71,72)とを有し、
    前記係止部(36)が前記第1又は第2被係止部(31,32,71,72)のいずれか一方に選択的に係止可能に構成された請求項1記載のロールスクリーンのスクリーン固定構造。
  3. 前記第1被係止部(31)が、前記挿入部(33)と一体的に設けられ前記凹条(13a)から前記巻取パイプ(13)の外周面に突出し前記巻取パイプ(13)の外周面に沿って下方又は上方に延びる第1連結片(31a)と、前記第1連結片(31a)の表面に突設され前記巻取パイプ(13)の軸線に沿って延びかつ前記巻取パイプ(13)の半径方向外側に延び先端が上方又は下方に屈曲する複数の第1突片(31b)とを有し、
    前記第2被係止部(32)が、前記挿入部(33)と一体的に設けられ前記凹条(13a)から前記巻取パイプ(13)の外周面に突出し前記巻取パイプ(13)の外周面に沿って上方又は下方に延びる第2連結片(32a)と、前記第2連結片(32a)の表面に突設され前記巻取パイプ(13)の軸線に沿って延びかつ前記巻取パイプ(13)の半径方向外側に延び先端が下方又は上方に屈曲する複数の第2突片(32b)とを有し、
    前記係止部(36)が、前記固着部(37)と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片(36a)を有し、
    前記複数のフック片(36a)が前記第1又は第2突片(31b,32b)のうち先端が上側に屈曲している突片(31b,32b)に係止するように構成された請求項2記載のロールスクリーンのスクリーン固定構造。
  4. 前記第1被係止部(71)が、前記挿入部(73)のうち前記凹条(63a)から臨む露出面の下半分又は上半分に突設され前記巻取パイプ(63)の軸線に沿って延びかつ前記巻取パイプ(63)の半径方向外側に延び先端が上方又は下方に屈曲する複数の第1突片(71a)を有し、
    前記第2被係止部(72)が、前記挿入部(73)のうち前記凹条(63a)から臨む露出面の上半分又は下半分に突設され前記巻取パイプ(63)の軸線に沿って延びかつ前記巻取パイプ(63)の半径方向外側に延び先端が下方又は上方に屈曲する複数の第2突片(72a)を有し、
    前記係止部(36)が、前記固着部(37)と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片(36a)を有し、
    前記複数のフック片(36a)が前記第1又は第2突片(71a,72a)のうち先端が上側に屈曲している突片(71a,72a)に係止するように構成された請求項2記載のロールスクリーンのスクリーン固定構造。
  5. 前記係止部(106)が、前記凹条(93a)に前記巻取パイプ(93)の端部から前記巻取パイプ(93)の軸線に沿って挿入されることにより、前記係止部(106)が前記凹条(93a)に直接離脱可能に係止するように構成された請求項1記載のロールスクリーンのスクリーン固定構造。
  6. 前記係止部(136)が、前記凹条(93a)に前記巻取パイプ(93)の外周面から前記巻取パイプ(93)の中心に向い弾性変形させて挿入されることにより、前記係止部(136)が前記凹条(93a)に直接離脱可能に係止するように構成された請求項1記載のロールスクリーンのスクリーン固定構造。
  7. 前記中間部材(160)が、前記巻取パイプ(153)と一体的に設けられ前記巻取パイプ(153)の軸線を含みかつ前記凹条(153a)を上下に2分割する平面に対して上下対称になるように前記凹条(153a)の下部底面及び上部底面からそれぞれ突設された第1及び第2被係止部(161,162)を有し、
    前記第1被係止部(161)が、前記巻取パイプ(153)の軸線に沿って延びかつ前記巻取パイプ(153)の半径方向外側に延び先端が上方又は下方に屈曲する複数の第1突片(161a)を有し、
    前記第2被係止部(162)が、前記巻取パイプ(153)の軸線に沿って延びかつ前記巻取パイプ(153)の半径方向外側に延び先端が下方又は上方に屈曲する複数の第2突片(162a)を有し、
    前記係止部(36)が、前記固着部(37)と一体的に設けられ先端が下方に屈曲する複数のフック片(36a)を有し、
    前記複数のフック片(36a)が前記第1又は第2突片(161a,162a)のいずれか一方に選択的に係止可能に構成された請求項1記載のロールスクリーンのスクリーン固定構造。
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