JP2015062401A - 昆虫誘引捕獲器 - Google Patents

昆虫誘引捕獲器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015062401A
JP2015062401A JP2014000655A JP2014000655A JP2015062401A JP 2015062401 A JP2015062401 A JP 2015062401A JP 2014000655 A JP2014000655 A JP 2014000655A JP 2014000655 A JP2014000655 A JP 2014000655A JP 2015062401 A JP2015062401 A JP 2015062401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insect attracting
housing
air inlet
attracting trap
bait
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014000655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5941932B2 (ja
Inventor
シャンチャン ファン
Xiangqian Fang
シャンチャン ファン
シャンチョン リュ
Shiann Hsiung Liu
シャンチョン リュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOLDWIN HOLDINGS Ltd
Original Assignee
GOLDWIN HOLDINGS Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GOLDWIN HOLDINGS Ltd filed Critical GOLDWIN HOLDINGS Ltd
Publication of JP2015062401A publication Critical patent/JP2015062401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5941932B2 publication Critical patent/JP5941932B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M1/00Stationary means for catching or killing insects
    • A01M1/10Catching insects by using Traps
    • A01M1/106Catching insects by using Traps for flying insects
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M1/00Stationary means for catching or killing insects
    • A01M1/02Stationary means for catching or killing insects with devices or substances, e.g. food, pheronones attracting the insects
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M1/00Stationary means for catching or killing insects
    • A01M1/02Stationary means for catching or killing insects with devices or substances, e.g. food, pheronones attracting the insects
    • A01M1/023Attracting insects by the simulation of a living being, i.e. emission of carbon dioxide, heat, sound waves or vibrations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M1/00Stationary means for catching or killing insects
    • A01M1/08Attracting and catching insects by using combined illumination or colours and suction effects
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Abstract

【課題】本発明は、簡単な構成で蚊を効率よく捕獲できる小型の昆虫誘引捕獲器を提供する。【解決手段】本発明の昆虫誘引捕獲器は、進気口及び排気口を有するハウジングと、前記ハウジング内に配置され、昆虫が進気口から吸入されるように前記ハウジングを通す気流を生成するファン装置と、ハウジングの排気口に連結され、ハウジング内に吸入された昆虫を収集する収集装置と、昆虫を誘引するためのベイトボックス及び発光装置とを備え、ベイトボックスは、進気口の付近に配置されて、進気口よりも気流の流れ方向上流でハウジングの外側に向かって餌を発散する。【選択図】図1

Description

本発明は、昆虫誘引捕獲器に関する。具体的に、本発明は、光源及び/または餌により例えば蚊及びショウジョウバエ等の昆虫を誘引捕獲する昆虫誘引捕獲器に関する。
全世界では、毎年百万人を越える人々が例えばマラリア、デング熱、脳炎または西ナイル川ウイルス感染などの蚊媒介性疾患により死んでいる。病気をもたらす可能性がある以外に、蚊のバイトも常に人間を妨害して人間の体と睡眠などが不調になる。化学殺虫剤を用いる蚊の駆除は、人体の健康に有害し、また環境を破壊する結果がある。蚊取り線香などは一時的に蚊を駆除する事は出来るが、その数を減らす事はできない。
特定の波長を持つ光源により蚊を誘引捕獲する蚊捕獲器が知られている。但し、研究によれば(文献1)、紫外線を利用して蚊を誘引する蚊捕獲器により殺された昆虫のうち、わずか約3%〜4%は、人を刺すメス蚊であるが、96%〜97%は、人を刺すメス蚊ではない。光源だけで蚊を誘引捕獲するのは理想的ではない。
蚊は二酸化炭素の濃度により血のソースを探してバイトの目標を判定するため、二酸化炭素を利用して蚊を誘引捕獲する蚊捕獲器も研究されている。既知の商業的に応用されている光触媒蚊捕獲器であって、該蚊捕獲器の内部に二酸化チタンコーティングを増加して、二酸化チタンが紫外線と作用してマイナスイオン酸素を生成し、マイナスイオン酸素が空気中の浮遊微生物と化学反応を起こして二酸化炭素と水を生成し、紫外線と二酸化炭素との誘引を結合することにより蚊を捕獲する効果を増加できるということが主張される。但し、光触媒蚊捕獲器で生成した二酸化炭素は、今までいかなる科学機器によっても検出されていない。該蚊捕獲器の蚊を捕獲する効果は、光源だけを有する蚊捕獲器と大差がない。
他にも、Wigtonらの米国特許出願第6,145,243号には、二酸化炭素を利用して蚊を誘引する対流式昆虫捕獲装置を開示する。該捕獲装置は、アルカンなどの燃料を燃焼・触媒させることによって生成した二酸化炭素を餌として排気管から排出し、二酸化炭素により排気管の出口付近に誘引された蚊は同円心で排気管をめぐていた吸入管に吸入される。このような昆虫捕獲装置は、二酸化炭素を餌として蚊を誘引するが、対流式の配置により構成が非常に複雑になる。また、二酸化炭素は気流の排出に伴って希釈される。従って、排気管の出口での希釈された二酸化炭素の濃度が昆虫を誘引できるレベルに達するためには、装置の内部で大量な二酸化炭素を生成することが必要である。さらに、装置に対して必要な大量な燃料、生成される大量な二酸化炭素及びその大きいサイズのため、このような装置は戸外のみに適用できる。また、このような昆虫捕獲装置は、製造プロセスが複雑、値段が高いので、その普及が制限されている。
Nasci,RS,CW.Harris and CK Porter.1983.Failure of an insect electrocuting device to reduce mosquito biting.Mosquito News.43:180〜184
米国特許US6,145,243
従って、蚊を効率よく捕獲することのできるとともに、小型且つ簡単に構成されて室内使用に適する昆虫誘引捕獲器が要求される。
本発明は、上記問題点を解決し、小型且つ簡単に構成された効率的な昆虫誘引捕獲器を提供する。
本発明は、昆虫誘引捕獲器を提供し、該昆虫誘引捕獲器は、進気口及び排気口を有するハウジングと、ハウジング内に配置され、昆虫が進気口から吸入されるように進気口からハウジングを通って排気口への気流を生成するファン装置と、ハウジングの排気口に連結され、ハウジング内に吸入された昆虫を収集する収集装置と、餌を収容するキャビティと餌の揮発物を発散する開口とを有するベイトボックスと、を備えてもよい。ベイトボックスは、ベイトボックスの開口が進気口の付近で進気口よりも気流の流れ方向上流に位置するとともに、ハウジングの外側に向かうように配置される。
本発明の一側面によれば、ハウジングは、中空筒体であり、ファン装置は、筒体の中空部に設置され、進気口及び排気口は中空部と連通し、進気口及び排気口の筒体における位置と向きは、排気口の排気が進気口付近の乱流を起こさないように設定されてもよい。進気口は筒体の一端部に、排気口は筒体の他端部に位置することができる。また、進気口は筒体の一端部の端面に設けられてもよい。ハウジングは、筒体の一端部を形成する進気口カバーを更に備え、進気口カバーは、進気口を形成する少なくとも一つの開口を備えてもよい。進気口は、筒体の一端部における側面に設けられてもよい。進気口カバーは、その端面に格子が形成されることにより進気口が形成され、ベイトボックスは、端面の中心に取り付けられ、端面の中心は、ファン装置の中心と一致する。
本発明の他の側面によれば、ベイトボックスはハウジングに着脱可能に取り付けられる。ベイトボックスは、進気口に隣接して設置されてもよい。ベイトボックスは、ハウジング内に取り付けられてもよい。ベイトボックスは、筒体の一端部の端面に取り付けられてもよく、筒体の一端部の端面の中心に取り付けられてもよい。ベイトボックスは複数であってよく、複数のベイトボックスは等間隔で配置されてもよい。
本発明のほかの側面によれば、収集装置は、通気性袋または通気ネツトを備えるボックスであってもよい。収集装置は、ハウジングに着脱可能に取り付けられてもよい。収集装置は、弁を備え、収集装置がハウジングに取り付けられた場合、進気口から吸入された昆虫が弁を通って収集装置内に進入できるように弁が開弁し、収集装置がハウジングから取り外された場合、収集装置内の昆虫が弁から逃が離さないように弁が閉弁するようにしてもよい。ハウジングは、ポゴピンをさらに備え、収集装置は、付勢手段を更に備え、弁はヒンジにより回動可能に収集装置に連結され、付勢手段は、弁を閉弁するよう付勢し、収集装置がハウジングに取り付けられる場合、ポゴピンにより、弁が開弁方向に回動するようにしてもよい。
本発明の他の側面によれば、餌は、フェロモン、乳酸、オクテノール、アンモニアガスを分解可能な化合物及び二酸化炭素を分解可能な化合物のいずれか一つまたはこれらの組み合わせであってよい。アンモニアガスを分解可能な化合物は、炭酸水素アンモニウムであってよい。二酸化炭素を分解可能な化合物は、炭酸水素アンモニウムであってよい。ベイトボックスの開口の内径が、餌の揮発度が0.1mg/hから10mg/hとなるように設定されてもよい。
本発明の他の側面によれば、昆虫誘引捕獲器は、昆虫を誘引する光を放出可能な発光装置を更に備えてもよい。発光装置は、発光ダイオード、蛍光灯、又は冷陰極管の少なくとも一つであってよい。
発光装置は、紫外線を放出する発光ダイオードであってよい。発光ダイオードの消費電力は、0.01W〜1Wの範囲であってよい。発光ダイオードの消費電力は0.06Wであってもよい。発光ダイオードは複数であってもよい。発光装置は、進気口カバーに取り付けられた、紫外線を放出可能な複数の発光ダイオードを備えてもよい。
本発明の他の側面によれば、昆虫は、蚊又はショウジョウバエであってよい。
本発明の実施例の昆虫誘引捕獲器によれば、ファン装置は、進気口からハウジングを通って排気口への気流を生成して、昆虫が進気口から吸入されるようにする。本発明の昆虫誘引捕獲器は、対流型の昆虫誘引捕獲器と比べて、進気口に一方向の気流のみを生成するため、より簡単な構成で、蚊の捕獲を実現しつつ乱流を防止することができ、餌の揮発物の濃度を昆虫を誘引する要求に容易に達させる。また、本発明の昆虫誘引捕獲器は、ベイトボックスの開口を、進気口の付近であって、進気口よりも気流の流れ方向上流に位置するとともに、ハウジングの外側に向かうように配置している。このような配置により、進気口付近での餌の揮発物の濃度が最高になる。餌の揮発物の一部は気流につれて進気口に進入して下流の排気口へ流れるが、気流により迅速に希釈される。この結果、蚊は、排気口付近よりも、進気口付近の餌の揮発物に容易に誘引されるため、本発明の構成では、蚊の捕獲効率を一層向上させることができる。
また、本発明によれば、ベイトボックスは、ハウジングの進気口端部の端面に配置させ、該端面には格子が形成され、前記端面の中心は、前記ファン装置の中心と一致する。この場合に、ベイトボックスの直前には圧力が小さいため、ベイトボックスの周りにファン装置が生じた気流による負圧が生じる。このような圧力分布は、ベイトボックスにおける餌の揮発物の揮発量を適切に増加できるとともに、ベイトボックスの開口付近での餌の揮発物の滞在時間を延長できるため、ベイトボックスの開口付近(即ち、進気口よりも上流付近)の餌の揮発物の濃度を増加させる。
また、本発明によれば、収集装置は、ハウジングに着脱可能に取り付けられ、ハウジングに着脱される場合に自動的に開閉する。このような配置により、収集装置を容易に取り外すことができ、また、取り外す場合の蚊の逃げを防止することができる。
また、本発明の昆虫誘引捕獲器によれば、構成が簡単であり、小型且つ低コストである。使用される餌は無毒性で環境汚染を引き起こさないため、環境に優しい。又、本発明の昆虫誘引捕獲器は室内使用に適する。
本発明の上述の目的や他の目的、特徴や利点は、図面を参照して以下の実施例を説明することにより、より明らかになるだろう。図面において、類似する図面の符号は、類似する部品を表示する。
本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器の全体構成を示す図である。 本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器の分解構成を示す図である。 本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器へのベイトボックスの取り付け構成を示す図である。 本発明の第1実施例によるハウジングへの収集装置の着脱に関する構成を示す図であり、図4のAは、収集装置がハウジングから取り外される状態を示し、図4のBは、収集装置がハウジングに取り付けられる状態を示している。 本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器の作動状態を示す図である。 図6のAは、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器及びベイトボックスの配置位置を示す図であり、図6のBは、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器及びベイトボックスの異なる有効な配置位置を示す図である。 図7のDは、本発明の第2の実施例による昆虫誘引捕獲器及びベイトボックスの配置位置を示す図であり、又図7のA、B及びCは、本発明の第2の実施例による昆虫誘引捕獲器及びベイトボックスの異なる有効な配置位置を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。本発明の各要素の機能及び各要素同士の関係はの関係と機能は、以下の詳細な説明によりより明らかになるだろう。但し、本発明の以下の実施例はあくまでも例示であり、本発明は図面に示した実施例に限定されるものではない。また、以下の説明において、蚊を例として、本発明の実施例の構成及び機能を説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10の全体構成を示す図である。図2は、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器の分解構成を示す図である。図1及び図2に示すように、昆虫誘引捕獲器10は、ベイトボックス20と、発光装置30と、ハウジング40と、ファン装置50と、収集装置60とを備える。ベイトボックス20は、餌を収容し、餌の揮発物を発散することによって蚊を誘引する。発光装置30は、発光によって蚊を誘引する。ハウジング40は、中空筒体であり、その断面はほぼ円形である。ハウジング40は、一方の端部(該端部は、以下に「進気口端部」と呼ばれる。)に設置された進気口401と、他方の端部に設置された排気口402とを備える。進気口401及び排気口402は、筒体の中空部と連通する。ファン装置50はハウジング40の上記の中空部に設置され、昆虫が進気口401から吸入されるように、進気口401からハウジング40を通って排気口402への気流を生成する。収集装置60は、ハウジング40の排気口402に連結され、前記ハウジング402内に吸入された昆虫を収集するとともに、ファン装置50により生じた気流を排出する。
図2を再度参照すると、昆虫誘引捕獲器10のハウジング40は、進気口カバー41と排気口カバー42とを備え、そのうち、進気口カバー41は、進気口の端部として形成し、進気口カバー41の端面には、格子が形成され、格子間の開口は、進気口401を形成する。ハウジング40は、進気口カバー41及び排気口カバー42が、アウターリング70に固定され、アウターリング70が台座80に固定されることにより、形成される。
ベイトボックス20は、餌を収容する一つまたは複数のキャビティと、餌の揮発物を発散する一つまたは複数の開口とを有し、そのうち、異なるキャビティには、同じ種類または異なる種類の餌を収容することができる。ベイトボックス20は、ベイトボックス20の開口が進気口401の付近で、進気口401の気流が流れる方向について上流に位置するとともにハウジング40の外側に向かように、ハウジング40に着脱可能に取り付けられている。具体的には、図1及び図2に示すように、ベイトボックス20は、進気口カバー41の端面(即ち、ハウジング40の進気口の端部の端面)の中心に取り付けられ、当該端面の中心は、ファン装置50の中心と一致する。ベイトボックス20は、その開口から餌の揮発物を発散することにより蚊を進気口401付近に誘引し、ファン装置50で生じた気流により蚊を進気口401を介してハウジング40に吸入させる。
図3は、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器のベイトボックスとハウジングとの連結構成を示す図である。ベイトボックス20は、図3に示す連結構成により着脱可能にハウジング40に取り付けられる。図3に示すように、ベイトボックス20は、円柱体であり、その開口はベイトボックス20の、ハウジング40の外側に向かう端面に設置される。ベイトボックス20は、開口側端面の反対側の他方の端部にほぞ201が設置されている。ハウジング40の進気口カバー41は、進気口401が設けられている一端部の端面の中心に溝が形成され、溝の底部に、ベイトボックス20に設けられているほぞ201と係合可能なほぞ穴411が設置されている。ベイトボックス20のほぞ201をハウジング40の進気口カバー41に設置されたほぞ穴411に係入し、ベイトボックス20を回転させることにより、ベイトボックス20はハウジング40の進気口カバー41に固定される。逆操作により、ベイトボックス20はハウジング40の進気口本体41から取り外される。
本実施例において、ベイトボックス20における餌は、例えばアルコール類、酸類及びアンモニア類などの蚊を誘引する物質でよい。例えば、餌は、フェロモン、乳酸、オクテノール、分解する過程においてアンモニアガスを放出する化合物(例えば炭酸水素アンモニウム等)及び分解する過程において二酸化炭素を放出する化合物(例えば炭酸水素アンモニウム等)のうちのいずれか一種またはこれらの混合物である。
以下、図4を参照して本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10の収集装置60について詳しく説明する。本発明による収集装置60は、ハウジング40に着脱可能に取り付けられる。図4のAは、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10の収集装置60がハウジング40(排気口カバー42)から取り外される状態を示している。また、図4のBは、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10の収集装置60がハウジング40(排気口カバー42)に取り付けられた状態を示している。収集装置60は、弁61を備える。収集装置60がハウジング40に取り付けられた場合、進気口401から吸入された蚊が弁61を通って収集装置60内に進入するように、弁61は開弁される。収集装置60がハウジング40から取り外された場合、弁61は閉弁されて、収集装置60内の蚊が弁61から逃げることを防止する。また、収集装置60は、ボックス本体62及び通気ネツト63を更に備え、蚊がボックス本体62及び通気ネツト63内に収集され、ファン装置50が生じた気流は通気ネツト63のメッシュを通って排出される。
以下、本発明の収集装置60のハウジング40への着脱に関する構成について具体的に説明する。図4のAに示すように、収集装置60は、ボックス本体62の縁に、ハウジング40の排気口カバー42の縁に設置されたほぞ421と係合可能な係止口621が形成されている。図4Aに示されたハウジング40の排気口カバー42に設置されたほぞ421が収集装置60の係止口621に係合され、且つ図4Bに示すように、収集装置60が回転されることにより、収集装置60はハウジング40の排気口カバー42に固定される。逆操作により、収集装置60がハウジング40の排気口カバー42から取り外される。
以下、弁61の開閉動作に関する構成について具体的に説明する。弁61は、ヒンジにより回動できるようにボックス本体62に連結されている。収集装置60は、付勢手段としてのばね(図示せず)を更に備える。当該ばねは、弁61を閉弁するよう付勢する。従って、図4のAに示すように、収集装置60が前記ハウジング40から取り外された場合、ばねにより弁61が閉弁する。また、ハウジング40は、排気口カバー42の縁内側に弁61に対応するポゴピン422も設けられている。収集装置60が前記ハウジング40の排気口カバー42に取り付けられる場合、ポゴピン422は、対応する弁61を開弁方向に沿って回動させて、弁61を開けさせ、進気口401から吸入された蚊が開けられた弁61を通って収集装置60に進入できるようにする。収集装置60が前記ハウジング40の排気口本体41から取り外される場合、ばねは、弁61を閉弁するよう付勢して、弁61を閉めさせ、収集装置内の蚊が弁61から逃げることを離れを防止する。
本実施例において、収集装置60のボックス本体62は、プラスチック製でよく、通気ネツト63は、金属メッシュ(例えばステンレスなど)やプラスチックメッシュなどでよい。通気ネツト63のメッシュ数は、250メッシュであることが好ましい。メッシュが小さすぎると、気流に対する抵抗が大きくなって、気流の吸入力が弱すぎる。しかも、捕獲された蚊や埃などがメッシュを容易に閉塞し、気流の吸入力が低下する。メッシュが大きすぎると、蚊などが容易に逃げられる。なお、ボックス本体62と通気ネツト63との組み合わせに代わり、通気性袋を使用してもよい。
本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10は、発光装置30を更に備える。発光装置30は、蚊を誘引するための光を放出する。昆虫誘引捕獲器10の外部へ向かって発光さえできれば、発光装置30の設置位置及び数量は特に限定しない。発光装置30を昆虫誘引捕獲器10の進気口端部の外側に向かって発光させることが好ましく、発光装置30を進気口付近に設置する、または進気口に隣接するように設置させることがより好ましい。図1、図3及び図5に示すように、第1実施例において、発光装置30は、ハウジング40の進気口カバー41の端面に配置されて、蚊を進気口401付近に誘引する。
発光装置30は、発光ダイオード、蛍光灯、冷陰極管またはその他の適合な発光装置でよい。好ましくは、発光装置は、紫外線を放出する発光ダイオードである。より好ましくは、発光ダイオードから放出される紫外線の波長は385nmである。低出力光源は、蚊に対して十分な吸引力を有する一方、人の眼球に対するダメージを低減するとともに、望まない他の益虫に対する誘引捕獲を低減することができるため、発光装置30として低出力光源を用いることが好ましい。例えば、発光装置30は、消費電力0.01W〜0.1Wの発光ダイオードである。より好ましくは、発光ダイオードの消費電力は、0.06Wである。本発明の第1実施例において、発光装置30は、波長385nmの紫外線を放出する0.06Wの発光ダイオードを四つ備える。
以下、図5を参照して本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10の作動原理について詳しく説明する。図5は、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10の作動状態を示す図である。昆虫誘引捕獲器10が作動開始の前に、餌をベイトボックスのキャビティに入れる必要がある。
図5に示すように、餌を含むベイトボックスをハウジングに取り付けし昆虫誘引捕獲器10を起動した後、発光装置30は外部に向かって発光し、ファン装置50が作動して点線矢印bに示すように進気口からハウジングを通って排気口への気流が生成され、また、実線矢印aに示すように、ベイトボックス20はその開口から外部に餌の揮発物を発散する。ベイトボックス20の開口は、進気口の付近であって、進気口よりも気流bの流れ方向上流側に位置するため、ベイトボックス20の開口付近(即ち、進気口の上流付近)に昆虫を十分に誘引できる濃度の餌の揮発物が生成される。その後、餌の揮発物の一部は気流bにつれて進気口からハウジングを通って排気口へ流れる。気流bによる餌の揮発物の希釈により、進気口の下流から排気口まで餌の揮発物の濃度は著しく低下する。従って、蚊は餌の揮発物及び光線に容易に誘引されて進気口401付近までに飛んで来る。進気口401付近に誘引された蚊はファン装置50により生成された気流により進気口401からハウジング40に吸入され、吸入された蚊は気流につれて排気口401を経由し、開いている弁61を通って収集装置60内に入り、気流は収集装置60の通気ネツト63から排出されるが、蚊は収集装置60に収集される。同時に、ファン装置50により生成される気流により、蚊は収集装置60から気流に逆らいながら飛び出すのは難しい。
本実施例では、ベイトボックス20がハウジング40の進気口カバー41の端面の中心に取り付けられ、ファン装置30の中心がハウジング40の進気口カバー41の端面の中心と一致することである。さらに、該端面には、環状の格子が形成され、進気口401としての複数の開口が形成される。この場合、ベイトボックス20の直前には圧力が小さいため、ベイトボックス20の周りにファン装置50が生じた気流による負圧が生じる。このような圧力分布は、ベイトボックス20における餌の揮発物の揮発量を適切に増加できるとともに、ベイトボックス20の開口付近での餌の揮発物の滞在時間を延長できるため、ベイトボックス20の開口付近(即ち、進気口よりも上流付近)の餌の揮発物の濃度を増加させることができる。この結果、蚊の誘引・捕獲効率が一層向上する。
また、各種餌の揮発度によってベイトボックス20の開口の内径の大きさ及び開口数を設けることにより、餌の揮発度を制御する。餌の揮発度は、0.1mg/hから10mg/hであることが好ましい。また、餌は室温で自然に揮発してもよく、加熱装置などで温度を制御することにより適切な揮発度に達することもよい。
また、本実施例において、ファン装置50が生じた気流を適切に制御し、又該気流に対する要求によってファン装置50の規格を選定する。ファン装置50が生じた気流は、餌及び光線により進気口付近に誘引された蚊がハウジング内に吸入される程度、十分に大きくしなければならず、且つ進気口付近に誘引された蚊が空気の乱流を感じて進気口から逃げ離れないように、十分に小さくしなければならない。そして、ファン装置50が生じた気流は、収集装置60に進入した蚊が収集装置60から気流に逆らって飛び出すことができないように確保しなければならない。このような要求によって、本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器10は、12V、200μА、2000回/分の六寸のファンを採用することができる。ファン装置が生じた気流が上記の条件に満足すれば、昆虫誘引捕獲10は、他の規格のファン装置を採用してもよい。
(実施例2)
図7には、本発明による昆虫誘引捕獲器の第2の実施例を示す。第1実施例と比べて、第2の実施例は、主に進気口の位置及びベイトボックスの位置が異なる。図7に示すように、第2の実施例による昆虫誘引捕獲器は直立式の構成であり、ハウジング400は中空筒体であり、ファン装置500は、筒体の中空部に設けられる。ハウジング400の一端部(以下、「進気口端部」と呼ぶ)には進気口を備え、他端部には排気口を備える。ハウジング400は、進気口端部に複数の支柱800によりエンドカバー900が支持されて、複数の支柱800間の隙間が進気口を形成する。発光装置300は、エンドカバー900の下側に吊り下げられている。
図7のA〜Dは、ベイトボックス20の配置例を示している。例えば、図7のAに示すように、ベイトボックス200は、エンドカバー900の外側に、開口がエンドカバー900の外側に向かうように配置されてもよい。図7のBに示すように、ベイトボックス200は、エンドカバー900の底部に配置されてもよい。図7のCに示すように、ベイトボックス200は、ハウジング400のエンドカバー900に対向する表面に配置されてもよい。図7のDに示すように、ベイトボックス200は、ハウジング400の側面に配置されてもよい。つまり、本発明によれば、ベイトボックスは、開口がハウジングの進気口付近で進気口の気流の流れ方向上流に位置するとともに、ハウジングの外側に向かう可能であれば、ハウジングの任意の位置に配置されることができる。
(他の実施例)
以上、本発明の第1実施例及び第2の実施例による昆虫誘引捕獲器を詳細に説明したが、本発明は、他の実施の例も考えられる。
上述の実施例において、ハウジング40は、断面がほぼ円形の筒体である。但し、ハウジングの断面は、例えば方形や多辺形や他の不規則な形状のような他の形状であってもよい。
上述の実施例において、進気口はハウジングの一端部に形成され、排気口はハウジングの他端部に形成されている。但し、進気口及び/また排気口は、進気口及び排気口の位置・向きにより排気口の排気が進気口付近の乱流を起こさない限り、ハウジングの中部の側面などのような他の位置に形成されてもよい。本発明は、気流が進気口からハウジングを通って排気口へ流れる並流型を採用しているため、進気口と排気口とが向き合い或いは緊密に隣接しなければ、排気口の排気は、排気口で昆虫に影響を与える乱流を生成しない。
本発明の第1実施例の昆虫誘引捕獲器10において、図6Aに示すように、ベイトボックスは、単一のベイトボックスであり、ハウジングの進気口端部の端面の中心に配置されている。但し、ベイトボックスは、開口が進気口の付近であって進気口よりも気流の流れ方向上流に位置するとともに、ハウジングの外側に向かうように配置されば、ベイトボックスの位置及び数量は特に限定しない。図6のBに示すように、本発明の第1実施例において、ベイトボックスは複数であってもよく、又等間隔でハウジングの進気口端部の端面に配置される。図7に示した実施例において、複数のベイトボックスを配置してもよい。
また、本発明の第1実施例によれば、ハウジングの進気口端部の端面には、環状の格子が形成され、格子間の開口が上記進気口を形成する。但し、ハウジングの進気口端部の端面には、他の適当な形状及び結構に形成されてもよい。
また、本発明の第1実施例によれば、ベイトボックスはほぞとほぞ穴の構成により着脱可能にハウジングに取り付けられるが、ベイトボックスは、例えばスナップ、磁気連結、摩擦連結などのような他の適当な連結構成により着脱可能にハウジングに取り付けられてもよい。また、ベイトボックスは、ハウジングに固定される構成であってよい。また、開口或いは開閉可能な蓋構成によりキャビティに餌を添加するように構成してもよい。
また、本発明の第1実施例によれば、収集装置は、ほぞとほぞ穴の構成により着脱可能にハウジングに取り付けられるが、収集装置は、例えばスナップ、磁気連結、摩擦連結などのような他の適当な連結構成により着脱可能にハウジングに取り付けられてもよい。ベイトボックスまた、収集装置は、ポゴピンとばねなどのような付勢手段によって、弁の自動開閉を実現しているが、本発明は、例えば、カム溝のような機械構成や電磁構成などのようなほかの形態により弁の自動開閉を実現することもできる。
また、上述の実施例において、昆虫誘引捕獲器は、発光装置を備える。但し、必要に応じて、発光装置を備えなくてもよく、発光装置用のスイッチを設置してもよい。
また、上記では、蚊を例として本発明を説明したがが、本発明の昆虫誘引捕獲器は、餌の種類、発光装置から放出される光の波長又は収集装置のメッシュサイズなどを変更することにより、例えばショウジョウバエなどのような他の種類の飛翔昆虫を捕獲することもできる。本分野において、ショウジョウバエ用餌として、バナナ、楊梅、及び糖酢などが常用される。例えば、中国専利出願公開第102805110A号は、ショウジョウバエ用餌及びその製造方法を開示している。
(効果)
前記において、本発明の実施例による昆虫誘引捕獲器の構成及び機能を詳細に説明した。本発明の昆虫誘引捕獲器は、以下のようなメリットがある。
本発明の昆虫誘引捕獲器によれば、ファン装置は、進気口からハウジングを通って排気口への気流を生成して、昆虫が進気口から吸入されるようにする。本発明の昆虫誘引捕獲器は、対流型の昆虫誘引捕獲器と比べて、進気口に一方向の気流のみを生成するため、より簡単な構成で、蚊の捕獲を実現しつつ乱流を防止することができ、餌の揮発物の濃度を昆虫を誘引する要求に容易に達させる。また、本発明の昆虫誘引捕獲器は、ベイトボックスの開口を、進気口の付近であって、進気口よりも気流の流れ方向上流に位置するとともに、ハウジングの外側に向かうように配置している。このような配置により、進気口付近での餌の揮発物の濃度が最高になる。餌の揮発物の一部は気流につれて進気口に進入して下流の排気口へ流れるが、気流により迅速に希釈される。この結果、蚊は、排気口付近よりも、進気口付近の餌の揮発物に容易に誘引されるため、本発明の構成では、蚊の捕獲効率を一層向上させることができる。
また、本発明の好ましい実施例において、ベイトボックスは、ハウジングの進気口端部の端面に配置させ、該端面には格子が形成され、前記端面の中心は、前記ファン装置の中心と一致する。この場合に、ベイトボックスの直前には圧力が小さいため、ベイトボックスの周りにファン装置が生じた気流による負圧が生じる。このような圧力分布は、ベイトボックスにおける餌の揮発物の揮発量を適切に増加できるとともに、ベイトボックスの開口付近での餌の揮発物の滞在時間を延長できるため、ベイトボックスの開口付近(即ち、進気口よりも上流付近)の餌の揮発物の濃度を増加させる。
また、本発明の昆虫誘引捕獲器は、弁を備える。収集装置が前記ハウジングに取り付けられると、進気口から吸入された蚊が収集装置に進入できるように、弁が開弁される。ハウジングから取り外されると、弁が閉弁されて蚊の逃げが防止される。
従って、本発明の昆虫誘引捕獲器によれば、構成が簡単であり、小型且つ低コストである。使用される餌は無毒性で環境汚染を引き起こさないため、環境に優しい。又、本発明の昆虫誘引捕獲器は室内使用に適する。
以下、2組の実験によって本発明の昆虫誘引捕獲器の蚊の捕獲効果を説明する。
(実験1)
図6のAに示す本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器と比較例1としての昆虫誘引捕獲器と、図7のDに示す本発明の第2実施例による昆虫誘引捕獲器と比較例2としての昆虫誘引捕獲器を用いて実験を行った。そのうち、比較例1は、図6のAに示す昆虫誘引捕獲器からベイトボックスを除去したものであり、比較例2は、市販の蚊取りの達人の第二代(台湾のInaday’s製)であり、本発明で示すベイトボックスを有しない。また、図6のAに示す昆虫誘引捕獲器と比較例1の昆虫誘引捕獲器では、発光装置として発光ダイオードを使用し、図7のDに示す昆虫誘引捕獲器と比較例2の昆虫誘引捕獲器では、発光装置として冷陰極管を使用した。実験が行われる2組の昆虫誘引捕獲器は、発光装置の消費電力が異なり、相互干渉を防止するために、異なる場所に放置して実験を行った。
中国広東地域では、五月の平均温度は23°Cから30°Cで、六月は雨が多く、平均温度は25°Cから31°Cである。蚊は三月から活動し、五月に最も活発になり、七、八月には35°C以上の高温であるため、蚊の活動力が低下しひいては人間を悩まさせない。従って、一年のうち五月から六月までの蚊が頻繁に活動する期間、広東の蚊が多いある工場において、24時間の連続的な比較試験を行った。実験場所は、面積が18平方メートルと小さい電気室と面積が210平方メートルと大きい作業場とし、二つの実験場所の窓には、いずれも防蚊網戸がない。
5月9日から5月31日の第1期の実験では、電気室には、図6のAに示す第1の実施例の昆虫誘引捕獲器と比較例1としての昆虫誘引捕獲器を各1台配置し、面積が大きい作業場内には、図7のDに示す昆虫誘引捕獲器と比較例2としての昆虫誘引捕獲器各1台配置した。同組の2台の昆虫誘引捕獲器同士の距離は、1.5mとした。6月1日から6月27日の第2期の実験では、2組の昆虫誘引捕獲器の位置を置き換えた。
2組の昆虫誘引捕獲器のそれぞれにより捕獲された蚊の数統計し、その結果を以下の表1に示す。
表1中の実験結果から、同じ時間帯において、図6のAに示す昆虫誘引捕獲器と比較例1を比較すると、面積の小さい電気室内において、蚊を捕獲する効率は53%高くなるが、面積の大きい作業場内において、蚊を捕獲する効率は41%高くなる。類似的に、7のDに示す昆虫誘引捕獲器と比較例2を比較すると、面積の小さい電気室内において、蚊を捕獲する効率は45%高くなるが、面積の大きい作業場内において、蚊を捕獲する効率は34%高くなる。
これからわかるように、ベイトボックス及び発光装置を同時に使用して蚊を誘引する昆虫誘引捕獲器は、ベイトボックスを使用しなく、発光装置のみを使用して蚊を誘引する昆虫誘引捕獲器と比べると、その蚊を捕獲する効率がよりずっと高い。なお、同じ昆虫誘引捕獲器でも、面積のが小さい電気室内より面積の大きい作業場内の方が蚊を捕獲する効率が約10%高くなる。該相違は、主に小さい空間内の餌揮発物の濃度が高いことと関連する。
(実験2)
図6のAに示す本発明の第1実施例による昆虫誘引捕獲器と比較例3及び比較例4の昆虫誘引捕獲器によって実験を行った。比較例3は、図6のAに示す昆虫誘引捕獲器のベイトボックスを収集装置のネット内に収容するものであり、比較例4は、図6のAに示す昆虫誘引捕獲器からベイトボックスを除去したものであり、その以外、昆虫誘引捕獲器の他の配置は同じである。8月30日から9月19日の間、作業場内で24時間の連続的な比較試験を行い、実験場所の窓には防蚊網戸がない。実験の際、もう9月だったので、環境温度は23℃から33℃であり、虫は少なかった。
図6のAに示す昆虫誘引捕獲器と、比較例3の昆虫誘引捕獲器と、比較例4の昆虫誘引捕獲器を各1台面積が大きい作業場内に配置し、昆虫誘引捕獲器同士の距離は、1.5mとした。
実験が終了した後、昆虫誘引捕獲器のそれぞれによる蚊捕獲数を統計し、その結果を以下の表2に示す。
表2の実験結果から、図6のAに示す第1の実施例の昆虫誘引捕獲器は、比較例3よりも、同一期間、同一作業場内で蚊を捕獲する効率が126%向上したことを発見した。また、ベイトボックスを備える第1の実施例は、ベイトボックスを備えない比較例4に比べても、蚊を捕獲する効率が著しく向上したことを発見した。
これからわかるように、ベイトボックスを進気口の付近に配置する昆虫誘引捕獲器は、ベイトボックスを進気口から離れた(例えば、進気口よりも排気口に近接する)位置に配置する昆虫誘引捕獲器よりも、蚊の捕獲効率がもっと高い。なお、実験において昆虫誘引捕獲器により捕獲された蚊の合計捕獲数はいずれも多くなかったが、これは、実験期間(9月)における蚊の数が少なくなったことと関係があると考えられる。
以上、本発明の実施例を詳細に説明したが、本発明は、前述した実施例または構成に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施例に対して種々な変更及び置き換えを行うことができる。
10 昆虫誘引捕獲器
20、200 ベイトボックス
30、300 発光装置
40、400 ハウジング
41 進気口カバー
42 排気口カバー
50 ファン装置
60 収集装置
61 弁
62 ボックス本体
63 通気ネツト
70 アウターリング
80 台座
201 ほぞ
401 進気口
402 排気口
411、421 ほぞ穴
621 係止口
422 ポゴピン
900 エンドカバー
800 支柱
500 ファン装置
a 点線矢印
b 気流

Claims (30)

  1. 進気口及び排気口を有するハウジングと、
    前記ハウジング内に配置され、昆虫が前記進気口から吸入されるように前記進気口から前記ハウジングを通って前記排気口への気流を生成するファン装置と、
    前記ハウジングの前記排気口に連結され、前記ハウジング内に吸入された昆虫を収集する収集装置と、
    餌を収容する少なくとも一つのキャビティと餌の揮発物を発散する開口とを有するベイトボックスと、
    を備え、
    前記ベイトボックスは、前記ベイトボックスの前記開口が前記進気口の付近で前記進気口よりも前記気流の流れ方向上流に位置するとともに、前記ハウジングの外側に向かうように配置されることを特徴とする昆虫誘引捕獲器。
  2. 前記ハウジングは、中空の筒体であり、
    前記ファン装置は、前記筒体の中空部に設置され、
    前記進気口及び前記排気口は前記中空部と連通し、
    前記進気口及び前記排気口の前記筒体における位置と向きは、前記排気口の排気が前記進気口付近の乱流を起こさないように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の昆虫誘引捕獲器。
  3. 前記進気口は、前記筒体の一端部に位置し、前記排気口は、前記筒体の他端部に位置することを特徴とする請求項2に記載の昆虫誘引捕獲器。
  4. 前記進気口は前記筒体の一端部の端面に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の昆虫誘引捕獲器。
  5. 前記ハウジングは、前記筒体の前記一端部を形成する進気口カバーを更に備え、前記進気口カバーは、進気口を形成する少なくとも一つの開口を備えることを特徴とする請求項4に記載の昆虫誘引捕獲器。
  6. 前記進気口は前記筒体の前記一端部における側面に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の昆虫誘引捕獲器。
  7. 前記ベイトボックスは、前記ハウジングに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  8. 前記ベイトボックスは、前記進気口に隣接して設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  9. 前記ベイトボックスは、前記ハウジング内に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  10. 前記ベイトボックスは、前記筒体の前記一端部の前記端面に取り付けられることを特徴とする請求項3乃至請求項9のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  11. 前記ベイトボックスは、前記筒体の前記一端部の前記端面の中心に取り付けられることを特徴とする請求項10に記載の昆虫誘引捕獲器。
  12. 前記ベイトボックスは複数備えられていることを特徴とする請求項11に記載の昆虫誘引捕獲器。
  13. 複数の前記ベイトボックスは、等間隔で配置されていることを特徴とする請求項12に記載の昆虫誘引捕獲器。
  14. 前記進気口カバーの端面には格子が形成されることにより、進気口が形成され、前記ベイトボックスは、前記端面の中心に取り付けられ、前記端面の中心は、前記ファン装置の中心と一致することを特徴とする請求項5に記載の昆虫誘引捕獲器。
  15. 前記収集装置は、通気性袋、または通気ネツトを備えるボックスであることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  16. 前記収集装置は、前記ハウジングに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  17. 前記収集装置は、弁を備え、
    前記収集装置が前記ハウジングに取り付けられた場合、前記進気口から吸入された昆虫が前記弁を通って前記収集装置内に進入できるように前記弁は開弁し、
    前記収集装置が前記ハウジングから取り外された場合、前記収集装置内の昆虫が前記弁から逃が離さないように前記弁は閉弁している、ことを特徴とする請求項16に記載の昆虫誘引捕獲器。
  18. 前記ハウジングは、ポゴピンを備え、
    前記収集装置は、付勢手段を更に備え、
    前記弁は、ヒンジにより回動可能に前記収集装置に連結され、
    前記付勢手段は、前記弁を閉弁するよう付勢し、
    前記収集装置が前記ハウジングに取り付けられる場合、前記ポゴピンにより、前記弁は開弁方向に回動することを特徴とする請求項17に記載の昆虫誘引捕獲器。
  19. 前記餌は、フェロモン、乳酸、オクテノール、アンモニアガスを分解可能な化合物及び二酸化炭素を分解可能な化合物のいずれか一つまたはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  20. 前記アンモニアガスを分解可能な化合物は、炭酸水素アンモニウムであることを特徴とする請求項19に記載の昆虫誘引捕獲器。
  21. 前記酸化炭素を分解可能な化合物は、炭酸水素アンモニウムであることを特徴とする請求項19に記載の昆虫誘引捕獲器。
  22. 前記ベイトボックスの前記開口の内径は、前記餌の揮発度が0.1mg/h〜10mg/hとなるように設定されていることを特徴とする請求項19乃至請求項21のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  23. 昆虫を誘引する光を放出する発光装置を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項22のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  24. 前記発光装置は、発光ダイオード、蛍光灯、又は冷陰極管の少なくとも一つであることを特徴とする請求項23に記載の昆虫誘引捕獲器。
  25. 前記発光装置は、紫外線を放出する発光ダイオードであることを特徴とする請求項23に記載の昆虫誘引捕獲器。
  26. 前記発光ダイオードの消費電力は、0.01W〜1Wの範囲であることを特徴とする請求項25に記載の昆虫誘引捕獲器。
  27. 前記発光ダイオードの消費電力は、0.06Wであることを特徴とする請求項26に記載の昆虫誘引捕獲器。
  28. 前記発光ダイオードは複数備えられていることを特徴とする請求項23乃至請求項27のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
  29. 前記発光装置は、前記進気口カバーに取り付けられた、紫外線を放出する複数の発光ダイオードを備えることを特徴とする請求項14に記載の昆虫誘引捕獲器。
  30. 前記昆虫は、蚊又はショウジョウバエであることを特徴とする請求項1乃至請求項29のいずれか一項に記載の昆虫誘引捕獲器。
JP2014000655A 2013-09-25 2014-01-06 昆虫誘引捕獲器 Active JP5941932B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201310451010.2A CN104430262B (zh) 2013-09-25 2013-09-25 昆虫诱捕器
CN201310451010.2 2013-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015062401A true JP2015062401A (ja) 2015-04-09
JP5941932B2 JP5941932B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=52741944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014000655A Active JP5941932B2 (ja) 2013-09-25 2014-01-06 昆虫誘引捕獲器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20160212984A1 (ja)
JP (1) JP5941932B2 (ja)
CN (1) CN104430262B (ja)
TW (1) TWI549607B (ja)
WO (1) WO2015043179A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3302049A4 (en) * 2015-05-29 2019-02-27 Ecolab USA Inc. DEVICE AND METHOD FOR ANCHORING AND CATCHING FLYING INSECTS
US10180248B2 (en) 2015-09-02 2019-01-15 ProPhotonix Limited LED lamp with sensing capabilities
KR102536913B1 (ko) * 2015-09-25 2023-05-30 서울바이오시스 주식회사 포충기
KR20170095142A (ko) * 2016-02-11 2017-08-22 서울바이오시스 주식회사 Uv led를 사용한 슬림형 포충기
KR20170106882A (ko) * 2016-03-14 2017-09-22 서울바이오시스 주식회사 포충기
CN107836429B (zh) * 2017-03-01 2023-05-05 岭南师范学院 一种基于并行机构的智能激光害虫捕杀装置及其使用方法
WO2019036463A1 (en) * 2017-08-14 2019-02-21 Trakitnow, Inc. TRAP FOR MOSTIC IDENTIFICATION CLASSIFICATION AND METHOD OF USE
US10701924B2 (en) * 2017-11-28 2020-07-07 Ningbo Dayang Industry And Trade Co., Ltd. Mosquito-killing illuminating lamp
US20210176975A1 (en) * 2019-12-12 2021-06-17 William Walker Bug Fan
CN212116770U (zh) * 2019-12-30 2020-12-11 宁波大央科技有限公司 一种虫子诱捕器
WO2021198869A1 (en) * 2020-03-30 2021-10-07 Shirish Yograj Khedikar Mosquito eradicating apparatus
CN111550732B (zh) * 2020-05-19 2021-11-26 台州豪鑫汽车部件有限公司 一种市政路灯
CN113749076A (zh) * 2020-06-03 2021-12-07 北京必和易达知识产权咨询中心(有限合伙) 一种昆虫杀灭装置
US11490609B2 (en) * 2020-06-25 2022-11-08 Satish K. CHerukumalli Mosquito identification classification trap and method to use
CN111713470A (zh) * 2020-08-11 2020-09-29 烟台市畜牧兽医工作站 一种活体蜜蜂的采样装置
CN111990364B (zh) * 2020-09-11 2021-11-30 上海旭宇信息科技有限公司 一种简易叠装组合式白蚁诱捕装置
CN116471930A (zh) * 2020-10-07 2023-07-21 南佛罗里达大学 用于蚊虫分类的智能捕蚊器
US20220132824A1 (en) * 2020-10-30 2022-05-05 19 Thrasio Nineteen, Inc. Insect capture device
CN214102884U (zh) * 2020-12-02 2021-09-03 浙江硕而博科技股份有限公司 一种灭蚊灯
US20220248654A1 (en) * 2021-02-08 2022-08-11 Stratex Partners LLC Insect trap assembly and method of use
CN113100200B (zh) * 2021-05-27 2022-09-02 山东爱树生物科技发展有限公司 一种昆虫诱捕装置及使用方法
CN113367107B (zh) * 2021-06-11 2022-08-02 吉林建筑大学 一种用于种群随机乱序多目标遗传算法的跟踪装置及方法
CN114223631B (zh) * 2021-12-15 2023-04-11 中国林业科学研究院亚热带林业研究所 一种方便拆洗的便携式诱捕装置
CN114831093B (zh) * 2022-05-09 2023-06-13 湖南省丰炜实业有限责任公司 风吹式诱虫装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051016A (ja) * 2004-03-29 2006-02-23 Sunaim Inc 虫類捕獲装置
CN202218574U (zh) * 2011-07-20 2012-05-16 丛安 多功能电子蚊虫捕杀器

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1807550A (en) * 1930-05-02 1931-05-26 Louis J L Rector Insect trap
GB589810A (en) * 1944-09-02 1947-07-01 Gerald Bunn Method of and means for the destruction of winged pests
US2325820A (en) * 1940-05-16 1943-08-03 Hoover Co Suction cleaner dirt bag
US3196577A (en) * 1962-04-09 1965-07-27 Dublin Entpr Inc Insect exterminator
US5255468A (en) * 1991-07-26 1993-10-26 Bugvac U.S.A., Inc. Insect attracting and capturing apparatus
US5157865A (en) * 1991-10-03 1992-10-27 Chang Che Yuan Cantilever type mosquito catcher
IT1276687B1 (it) * 1995-06-08 1997-11-03 Mo El Srl Dispositivo per catturare insetti e simili
US5669176A (en) * 1995-11-15 1997-09-23 American Biophysics Corp. Insect trap including methanol fuel cell for generating carbon dioxide and water vapor as attractants
US20050060926A1 (en) * 2001-07-20 2005-03-24 Kyeong-Won Lee Mosquito attracting and killing apparatus with air cleaning function
US6662489B2 (en) * 2002-02-19 2003-12-16 Lentek International, Inc. Insect trapping apparatus
US8067469B2 (en) * 2002-05-08 2011-11-29 Woodstream Corporation System for trapping flying insects with attractant lures
AU2003287146A1 (en) * 2002-10-18 2004-05-13 American Biophysics Corp. System for trapping flying insects and a method for making the same
US6840003B2 (en) * 2003-02-04 2005-01-11 Dale Moore Light emitting insect trap
US20060242888A1 (en) * 2005-04-27 2006-11-02 Bedoukian Research, Inc. Attractant compositions and method for attracting biting insects
NZ539860A (en) * 2005-05-06 2007-11-30 Black Mantis Ltd An insect trap and a method of attracting insects using variable infra-red emission
CN2817436Y (zh) * 2005-08-17 2006-09-20 沈红军 一种电子灭蚊器
CN200953798Y (zh) * 2006-09-22 2007-10-03 中山市民众镇钛光诱饵电子厂 一种飞虫捕捉器
TWM311262U (en) * 2006-10-18 2007-05-11 Tzu-Yi Yang Suction-type flying insects trapping device
US20080168702A1 (en) * 2006-10-27 2008-07-17 Delta Search Labs, Inc. Insect trap
US8336251B2 (en) * 2008-02-14 2012-12-25 Orchard Stanley A Trapping system utilizing video attractants
CN202085618U (zh) * 2010-10-15 2011-12-28 张剑 一种led捕蚊器
CN202179060U (zh) * 2011-06-09 2012-04-04 施金驰 一种综合型农用灭蚊器
CN202179059U (zh) * 2011-06-09 2012-04-04 施金驰 一种综合型家用灭蚊器
US20130291427A1 (en) * 2011-12-05 2013-11-07 John D. Prohaska Apparatus and Method for Generating Carbon Dioxide as an Attractant for Biting Arthropods
CN202680298U (zh) * 2012-07-19 2013-01-23 德清科中杰生物科技有限公司 一种飞虫诱捕器
US9326497B2 (en) * 2012-12-19 2016-05-03 Dynamic Solutions Worldwide, LLC Solar powered insect trap
CN203040488U (zh) * 2013-01-04 2013-07-10 钱宾 一种昆虫诱捕器
CN203709103U (zh) * 2013-09-25 2014-07-16 荣金集团有限公司 昆虫诱捕器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051016A (ja) * 2004-03-29 2006-02-23 Sunaim Inc 虫類捕獲装置
CN202218574U (zh) * 2011-07-20 2012-05-16 丛安 多功能电子蚊虫捕杀器

Also Published As

Publication number Publication date
CN104430262B (zh) 2019-07-05
CN104430262A (zh) 2015-03-25
WO2015043179A1 (zh) 2015-04-02
US20160212984A1 (en) 2016-07-28
TW201511680A (zh) 2015-04-01
TWI549607B (zh) 2016-09-21
JP5941932B2 (ja) 2016-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5941932B2 (ja) 昆虫誘引捕獲器
KR100978590B1 (ko) 날벌레 포획시스템 및 상기 시스템 제조방법
US8347549B2 (en) System for trapping flying insects and a method for making the same
JP2021516068A (ja) 飛翔害虫捕獲装置及び捕獲昆虫の計数方法
JP2004254523A (ja) 害虫誘引捕獲器
US11154044B2 (en) Insect trap
KR101854414B1 (ko) 해충 유인형 포충기
US20180288992A1 (en) Insect Trap To Control Mosquito Population
CN204733790U (zh) 害虫诱捕装置
CN205040480U (zh) 具有空气净化功能的害虫诱捕装置
KR20130053672A (ko) 해충퇴치기
WO2016119274A1 (zh) 一种捕蚊方法及用于该方法中的引诱剂装置
JP2007020509A (ja) 虫類捕獲装置
KR101621958B1 (ko) 농업용 해충 포획장치
TWI732378B (zh) 飛蟲捕捉裝置
WO2016034933A1 (en) Insect traps and methods of trapping insects
CN203709103U (zh) 昆虫诱捕器
JP2016182131A (ja) 接触式捕捉器
KR102396188B1 (ko) 해충 포획장치
CN217160863U (zh) 一种灯笼形诱蚊灭蚊装置
US20230389532A1 (en) Light-emitting diode fitted insect trapping device
KR200426538Y1 (ko) 모기 포획 장치
KR102616208B1 (ko) 포충기
CN201097567Y (zh) 色光引诱昆虫捕捉器
KR20180016766A (ko) 파리와 모기를 분리유인하는 포획기

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151006

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5941932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250