JP2015062148A - 磁気データ消去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はハードディスク(HD)等の磁気記録媒体を水平方向に対して所定の角度を有する取付台に取り付け、前後に高透磁率の部材を設置することによって、漏れ磁束無くし、取付台に取り付けられた磁気記録媒体に対して均一の磁界を与え、効率よく磁気記録媒体の磁気データ消去を行う磁気データ消去装置を提供するものである。
【解決手段】 磁気データ消去装置であって、水平方向に対して所定の角度を有する取付台を備え、該取付台に記録媒体が取り付けられた取付台固定部と、着磁コイルによって覆われ、該着磁コイルの中空部に前記取付台固定部を収納する着磁部と、前記取付台固定部の前後に設けられた高透磁率部材と、該着磁コイルに電流を流し、励磁される磁界によって前記記録媒体に記録されたデータの消去を行なう制御部と、を有し、前記着磁コイルによって励磁された磁界強度が前記取付台に取り付けられた記録媒体全てに一定となる幅に前記着磁コイルが設置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハードディスク(HDD)や磁気テープ等の磁気記録媒体に記録された磁気データを消去する磁気データ消去装置に関する。
今日、企業や個人で使用した磁気ディスク装置(以下、ハードディスクで示す)を廃棄する場合、ハードディスクに記録された情報を第三者に知られないため、例えばコンピュータに接続した状態で、しばしばオペレーティングシステムからフォーマット処理を行い、磁気情報を消去している。
しかし、上記消去方法では、ハードディスク内の磁気情報の配置等を管理する管理領域のみを消去し、実際の磁気情報はディスク上に残る。そこで、例えば磁気記録媒体に電磁石により生成された磁力を与え、磁気記録媒体に記録されている情報を消去する方法が行われている。
特許文献1は、廃棄する磁気ディスク装置に記録されたデータの漏洩防止のため、データ消去を簡単な操作で行うデータ消去装置の発明であり、磁気ディスク装置に対して磁石による水平方向の磁界を付与し、データ消去を行うデータ消去装置の発明である。
特開2007−66439号公報
しかしなから、最近磁気ディスク装置に対して垂直方向の磁界をかけ、データを記憶する垂直磁気記録方式が採用されている。この方式は、従来の記録方式(特許文献1の記録方式)である面内記録方式に比べてデータの記録密度を高めることができ、有効である。
このため、磁気ディスク装置に記録されたデータを消去する際、記録方式が判らない場合も多く、水平/垂直の2つの記録方式に対応する為、データ消去装置を操作し、水平方向の磁界を磁気ディスク装置に付与し、その後更に垂直方向の磁界を磁気ディスク装置に付与する操作を行う必要があった。また、低効率の磁束方向により、不充分な消去を避けるため、2〜3倍の磁界を掛けている。
さらに、今日磁気ディスク装置の高密度化に伴って保持力が年々大きくなり、強磁力を使用したデータ消去が必要となっている。
したがって、従来のデータ消去装置では、磁気記録媒体のデータ消去に時間を要し、煩雑な作業が必要であった。また、電磁石に供給する電力も大きな容量が必要となっている。
一方、磁気ディスク装置をデータ消去装置内に傾けてセットし、磁界をかけて磁気ディスク装置に記録されたデータを消去する方法も提案されている。しかし、この方法でも複数の磁気記録媒体を同時にデータ消去する場合、全ての磁気記録媒体を同じレベルでデータ消去することは困難である。
例えば、磁気データ消去装置内の収納部に複数の磁気記録媒体をセットし、同時にデータ消去を行なう場合、磁気データ消去装置内にセットされた磁気記録媒体の位置によってデータ消去にレベル差が生じる。すなわち、磁気データ消去装置内にセットされた磁気記録媒体の位置が装置内の入り口付近である場合、漏れ磁束によって磁化のレベルが低下し、装置内の真ん中付近にセットされた磁気記録媒体の磁化レベルより低くなる。
このことは、磁気データ消去装置内にセットされた磁気記録媒体の位置が装置の奥側である場合も同様であり、漏れ磁束によって磁化のレベルが低下し、装置内の真ん中付近にセットされた磁気記録媒体の磁化レベルより低くなる。
したがって、従来の磁気データ消去装置では複数の磁気記録媒体を同時に効率よくデータ消去することが出来なかった。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、ハードディスク(HD)等の磁気記録媒体のデータ消去を効率よく行い、磁気コイルの形成範囲をより短くし、電力消費を抑える磁気データ消去装置を提供するものである。
上記課題は第1の発明によれば、水平方向に対して所定の角度を有する取付台を備え、該取付台に記録媒体が取り付けられた取付台固定部と、着磁コイルによって覆われ、該着磁コイルの中空部に前記取付台固定部を収納する着磁部と、前記取付台固定部の前後に設けられた高透磁率部材と、該着磁コイルに電流を流し、励磁される磁界によって前記記録媒体に記録されたデータの消去を行なう制御部と、を有し、前記着磁コイルによって励磁された磁界強度が前記取付台に取り付けられた記録媒体全てに一定となる幅に前記着磁コイルが設置されている磁気データ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第2の発明によれば、前記着磁コイルの設置幅は、前記取付台固定部の前後方向に対する幅である磁気データ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第3の発明によれば、前記高透磁率部材は、前記着磁コイルによって励磁された磁界が前記取付台固定部の前後から漏れることを防止する磁気データ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第4の発明によれば、前記取付台固定部の前後に設けられた高透磁率部材は、相互の押圧作用によって前記取付台固定部が装置本体からの外れることを防止する磁気データ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第5の発明によれば、前記記録媒体はハードディスク(HDD)又は磁気デープである磁気データ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第6の発明によれば、前記高透磁率部材は鉄板である磁気データ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第7の発明によれば、前記高透磁率部材はケイ素鋼帯、又はケイ素鋼板である磁気データ消去装置を提供することによって達成できる。
本発明によれば、ハードディスク(HD)等の磁気記録媒体のデータ消去を効率よく行い、磁気コイルの形成範囲もより短くし、電力消費を抑えることができる。
本実施形態の磁気データ消去装置の斜視図である。 蓋部が開放された状態を示す磁気データ消去装置の正面図である。 着磁装置に着脱自在に構成された引出収納部の斜視図である。 引出収納部の取付台にデータ消去を行なうハードディスク(HDD)を取り付けた状態を示す図である。 磁気データ消去装置の内部構造を説明する図である。 引出収納部の前後に鉄板を設けた場合における磁気データ消去装置内の磁界強度の特性を説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態の磁気記録媒体の着磁装置の構成を説明する図であり、着磁装置の斜視図である。
同図において、磁気データ消去装置である着磁装置1の正面には、操作表示部2、及び後述する引出収納部を収納する際開放する蓋部3が設けられている。操作表示部2には電源ランプ4、警告表示ランプ5、液晶ディスプレイ6、操作開始ボタン7、及びチャージランプ8が配設されている。
電源ランプ4は不図示の電源スイッチをオンすることによって点灯し、警告表示ランプ5は、温度センサによって予め設定された温度以上の温度を検出した場合や、後述する計測用巻線に流れる電流が異常な場合、更に駆動回路の異常等、着磁装置1に問題が生じた際に点灯する。また、液晶ディスプレイ6には、上記警告表示ランプ5が点灯した際の警告情報等が表示される。
操作開始ボタン7はハードディスク(HDD)等の磁気記録媒体を着磁装置1内に収納した後、操作するボタンであり、このボタン操作によって磁気記録媒体に記憶されたデータの消去が行われる。尚、チャージランプ8は操作ボタン7の操作後、例えば不図示のコンデンサを使用して次の着磁処理に必要な電力を充電する間点灯するランプである。
扉部3は着磁装置1に引出収納部を収納する際開放する扉であり、レバー9が設けられている。例えば、ユーザがこのレバー9を操作して扉部3を手前に開く。図2は着磁装置1の扉部3が開いた状態を示す図である。尚、同図に示す状態は、着磁装置1の内部に取手11を備えた引出収納部10が収納されている状態を示す。
図3は着磁装置1に着脱自在に構成された引出収納部10の斜視図であり、引出収納部10の前面に取手11が設けられている。ユーザはこの取手11を持って、引出収納部10を着磁装置1に装着する。引出収納部10には同図に示すように、磁気記録媒体であるハードディスク(HDD)の取付台12a、12b、12cが引出収納部10の手前から順次配設されている。
取付台12a、12b、12cの角度は全て、例えば60°に設定されている。但し、この取付台12a〜12cの設置角度は60°に限定される訳ではなく、例え0°±10°の角度まで設定可能である。
また、引出収納部10の前後には鉄板13、14が設けられている。前側の鉄板13は引出収納部10の前面と上記取付台12aとの間に設けられ、後側の鉄板14は上記取付台12cと引出収納部10の後面との間に設けられている。鉄板13及び14は共に、例えば厚さ6mmで構成され、後述する磁界が励磁された際、磁束漏れを防止する機能を有する。尚、鉄板13、14に代えて、ケイ素鋼板やケイ素鋼帯等の透磁率の高い材料を使用する構成としてもよい。
図4は引出収納部10の取付台12a〜12cにデータ消去を行なうハードディスク(HDD)を取り付けた状態を示す。それぞれの取付台12a〜12cには、同図に示すように2台ずつハードディスク(HDD)が取り付けられ、不図示の機構によってそれぞれ対応する取付台12a〜12cに固定される。尚、同図において、取付台12cには未だハードディスク(HDD)が取り付けられていない状態を示す。
一方、図5は着磁装置1の内部構造を説明する図である。着磁装置1の内部は着磁コイル形成部15、上記引出収納部10が装着される中空部16、及び放熱板17で構成されている。着磁コイル形成部15には巻線が施され、巻線の両端はリード線18、19を介して不図示の電力供給回路に接続されている。また、巻線としては、例えば平角線や角線を使用するが、通常の銅線を巻回した構成でもよい。
中空部16は上記引出収納部10が収納可能な大きさであり、この中空部16には着磁コイルによって磁界が形成され、着磁装置1の正面から裏面に向かって、又は着磁装置1の裏面から正面に向かって、磁界が形成される。
上記着磁コイル形成部15の上層には、例えば1〜2Tの計測用巻線20が施されている。この計測用巻線20は着磁コイル形成部15によって形成される磁束密度を測定するコイルであり、測定データは不図示のリード線を介して制御部に供給される。尚、この計測用巻線20に流れる電流は前述の着磁装置1の正面に設けられた表示ランプを点灯させ、着磁処理が行われていることをユーザに知らせる。
放熱板15は上記着磁コイル形成部15の上面及び下面に当接して配設され、固定手段21によって着磁コイル形成部15に固定されている。
以上のように構成された着磁装置1において、ハードディスク(HDD)のデータを消去する際には、先ず引出収納部10を着磁装置1から引き出し、図4に示すようにそれぞれの取付台12a〜12cにハードディスク(HDD)を取り付ける。したがって、本例の着磁装置1では、6台のハードディスク(HDD)が引出収納部10にセットされる。
次に、引出収納部10の取手11を持って、ハードディスク(HDD)が収納された引出収納部10を着磁装置1の所定位置に装着し、レバー9を操作して扉部3を閉じる。
この状態で操作ボタン7を操作し、不図示の電流供給回路から着磁コイル15に電流を流し、着磁コイル15を励磁し、着磁装置1の中空部16に磁界を形成する。この磁界は、例えば着磁装置1の裏面から正面に向けて形成され、中空部16に収納された引出収納部10内のハードディスク(HDD)には水平方向に対して60度の角度で磁束が通過する。
このため、ハードディスク(HDD)は着磁され、ハードディスク(HDD)に記録されたデータは消去される。このとき、水平方向に対して60度の角度で磁束が通過するため、垂直磁気記録方式のハードディスク(HDD)であっても、面内記録方式のハードディスク(HD)であっても効果的にデータを消去することができる。
本発明は前述の引出収納部10の前後に鉄板13、14を設けることによって上記中空部16内に一定の磁界を形成するものであり、図6に測定結果を示す。同図に示す特性A1、A2は引出収納部10の前後に鉄板13、14を設けた場合の測定結果であり、同図に示す特性B1、B2は鉄板13、14を設けない場合の従来の測定結果である。
尚、特性A1、B1は同図に示すように、出力を75%に設定した場合の測定結果であり、特性A2、B2は出力が100%の場合の測定結果である。また、同図に示すコイルチェンバーはハードディスク(HDD)が配設される幅を示し、具体的には前述の図4に示す“L”である。
先ず、出力が75%の場合について説明する。この場合、引出収納部10の前後に鉄板13、14を設けない場合、同図の特性B1に示すように、引出収納部10の前後において磁束密度が低下する。例えば、同図の例では、ピーク時の12500G(ガウス)に対して、引出収納部10の前後において10500G(ガウス)以下にまで磁束密度が低下する。この測定結果から、鉄板13、14を設けない場合、ピーク時に対して引出収納部10の前後において約15%以上磁束密度が低下することが分かる。
一方、引出収納部10の前後に鉄板13、14を設けた場合、同図の特性A1に示すように、引出収納部10の前後において磁束密度の低下は殆どない。例えば、同図の例では、ピーク時の11500G(ガウス)に対して、引出収納部10の前後において殆ど磁束密度の低下がない。この測定結果から、鉄板13、14を設けた場合、引出収納部10の真ん中に位置する取付台12b上のハードディスク(HDD)と、引出収納部10の前後に位置する取付台12a、12c上のハードディスク(HDD)には同じ磁束密度の磁界が供給され、効率良く6台のハードディスク(HDD)に一定レベルの着磁を行うことができる。
このことは、出力が100%の場合も同様であり、例えば引出収納部10の前後に鉄板13、14を設けない場合、同図の特性B2に示すように、引出収納部10の前後において磁束密度が低下する。同図の例では、ピーク時の16500G(ガウス)に対して、引出収納部10の前後において14000G(ガウス)以下にまで磁束密度が低下する。この測定結果から、出力100%においても、鉄板13、14を設けない場合、ピーク時に対して引出収納部10の前後において磁束密度が約15%以上低下することが分かる。
一方、引出収納部10の前後に鉄板13、14を設けた場合、同図の特性A2に示すように、引出収納部10の前後において磁束密度の低下は殆どない。例えば、同図の例では、ピーク時の15500G(ガウス)に対して、引出収納部10の前後において殆ど磁束密度の低下がない。したがって、出力100%場合においても、引出収納部10の真ん中に位置する取付台12b上のハードディスク(HDD)と、引出収納部10の前後に位置する取付台12a、12c上のハードディスク(HDD)には同じ磁束密度の磁界が供給され、効率良く6台のハードディスク(HDD)に一定レベルの着磁を行うことができる。
尚、上記説明では鉄板13及び14を6mmに設定した場合の例であり、鉄板13及び14をより厚い構成とすれば、ハードディスク(HDD)の配設幅Lにおいて、より一定の磁束密度を得ることができる。また、鉄板13、14に代えてケイ素鋼板やケイ素鋼帯を使用することによって、より薄い材料によってハードディスク(HDD)の配設幅Lにおいて一定の磁束密度を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、引出収納部10内のハードディスク(HDD)が配設された範囲において、着磁コイル15によって励磁された磁界強度を一定に保持することができ、引出収納部10に収納されたハードディスク(HDD)に一定の磁力を与えることができ、引出収納部10に収納された全てのハードディスク(HDD)のデータを確実に消去することができる。
また、引出収納部10の前後に設けられた鉄板13、14によって、着磁コイル15によって励磁された磁束の漏れを防止することができる。すなわち、引出収納部10の前後に鉄板13、14を設けることによって、着磁コイル15によって励磁された磁束は引出収納部10の前後から漏れることなく、鉄板13及び14を通り、着磁コイル15に戻る磁気回路が形成される。したがって、効率よくハードディスク(HDD)のデータ消去を行うことができる。
さらに、鉄板13及び14をより内側に設けることはより効果的であり、また鉄板13及び14を放熱板としても機能させることができる。尚、鉄板13及び14を着磁コイル15側に設ける構成としてもよい。
以上のように、本発明は少なくとも引出収納部10内に取り付けられたハードディスク(HDD)をカバーする長さLの範囲において、着磁コイル15によって励磁された磁束を一定に与える構成であり、着磁コイル15の配設定幅をこの基準によって設定するものである。
また、上記引出収納部10の前後に設けられた鉄板13、14は、相互の押圧作用によって引出収納部10が装置本体からの外れることを防止する機能を有する。
また、上記実施形態の説明では、ハードディスク(HDD)を取り付ける取付台12a、12b、12cを引出収納部10に設ける構成としたが、取付台固定部としては引出収納部10に限定される訳ではなく、前述の中空部16に予め設置された取付台にハードディスク(HDD)を直接取り付ける取付台固定部構成としてもよい。また、引出収納部10に設置する取付台を3台に限るものではなく、より多くの取付台を設置し、同時に多くのハードディスク(HDD)のデータ消去を行う構成としてもよい。
さらに、上記実施形態の説明において、磁気記録媒体としてハードディスク(HDD)の例で説明したが、ハードディスク(HDD)に限らず、例えば磁気デープ等に記録されたデータを消去する場合でも同様に実施することができる。
1・・・着磁装置
2・・・操作表示部
3・・・蓋部
4・・・電源ランプ
5・・・警告表示ランプ
6・・・液晶ディスプレイ
7・・・操作開始ボタン
8・・・チャージランプ
9・・・レバー
10・・引出収納部
11・・取手
12a、12b、12c・・取付台
13、14・・鉄板
15・・着磁コイル形成部
16・・中空部
17・・放熱板
18、19・・リード線
20・・計測用巻線
21・・固定手段

Claims (7)

  1. 水平方向に対して所定の角度を有する取付台を備え、該取付台に記録媒体が取り付けられた取付台固定部と、
    着磁コイルによって覆われ、該着磁コイルの中空部に前記取付台固定部を収納する着磁部と、
    前記取付台固定部の前後に設けられた高透磁率部材と、
    該着磁コイルに電流を流し、励磁される磁界によって前記記録媒体に記録されたデータの消去を行なう制御部と、を有し、
    前記着磁コイルによって励磁された磁界強度が前記取付台に取り付けられた記録媒体全てに一定となる幅に前記着磁コイルが設置されていることを特徴とする磁気データ消去装置。
  2. 前記着磁コイルの設置幅は、前記取付台固定部の前後方向に対する幅であることを特徴とする請求項1に記載の磁気データ消去装置。
  3. 前記高透磁率部材は、前記着磁コイルによって励磁された磁界が前記取付台固定部の前後から漏れることを防止することを特徴とする請求項1、又は2に記載の磁気データ消去装置。
  4. 前記取付台固定部の前後に設けられた高透磁率部材は、相互の押圧作用によって前記取付台固定部が装置本体からの外れることを防止することを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の磁気データ消去装置。
  5. 前記記録媒体はハードディスク(HDD)又は磁気デープであることを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の磁気データ消去装置。
  6. 前記高透磁率部材は鉄板であることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載の磁気データ消去装置。
  7. 前記高透磁率部材はケイ素鋼帯、又はケイ素鋼板であることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載の磁気データ消去装置。
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