JP2010113789A - 磁気記録媒体のデータ消去装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明はパーソナルコンピュータ(PC)等に搭載された磁気記録媒体のデータ消去装置に関し、特にハードディスク(HD)へのデータ記録方式が垂直磁気記録方式であっても、水平磁気記録方式(面内記録方式)であっても、短時間でハードディスクのデータ消去を行うことを可能とする磁気記録媒体のデータ消去装置を提供するものである。
【解決手段】 磁気記録媒体のデータ消去装置であって、ハードディスクが内蔵されたコンピュータと、該コンピュータの平面に対して所定の角度を有する磁束を供給するデータ消去手段と、該データ消去手段を前記コンピュータに内蔵されたハードディスクの位置に移動し、該ハードディスクに記憶されたデータの消去を行うデータ消去手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 磁気記録媒体のデータ消去装置であって、ハードディスクが内蔵されたコンピュータと、該コンピュータの平面に対して所定の角度を有する磁束を供給するデータ消去手段と、該データ消去手段を前記コンピュータに内蔵されたハードディスクの位置に移動し、該ハードディスクに記憶されたデータの消去を行うデータ消去手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ(PC)等に搭載された磁気記録媒体のデータ消去装置に関する。
現在、企業や個人で使用した磁気ディスク装置(以下、ハードディスクで示す)を廃棄する場合、ハードディスクに記録された情報を第三者に知られないため、例えばコンピュータに接続した状態でオペレーティングシステムからフォーマット処理を行い、磁気情報を消去している。
しかし、上記消去方法では、ハードディスク内の磁気情報の配置等を管理する管理領域のみを消去し、実際の磁気情報はディスク上に残る。そこで、例えば磁気記録媒体に電磁石により生成された磁力を与え、磁気記録媒体に記録されている情報を消去する方法が行われている。
特許文献1は、廃棄する磁気ディスク装置に記録されたデータの漏洩防止のため、データ消去を簡単な操作で行うデータ消去装置の発明であり、磁気ディスク装置に対して磁石による水平方向の磁界を付与し、データ消去を行うデータ消去装置の発明である。
特開2007−66439号公報
しかしなから、最近磁気ディスク装置に対して垂直方向の磁界をかけ、データを記憶する垂直磁気記録方式が採用されている。この方式は、従来の記録方式(特許文献1の記録方式)である面内記録方式に比べてデータの記録密度を高めることができ、有効である。
このため、磁気ディスク装置に記録されたデータを消去する場合、データ消去装置を操作し、水平方向の磁界を磁気ディスク装置に付与し、その後更に垂直方向の磁界を磁気ディスク装置に付与する操作を行う必要があった。
このため、磁気ディスク装置に記録されたデータを消去する場合、データ消去装置を操作し、水平方向の磁界を磁気ディスク装置に付与し、その後更に垂直方向の磁界を磁気ディスク装置に付与する操作を行う必要があった。
したがって、従来のデータ消去装置では、磁気記録媒体のデータ消去に時間を要し、煩雑な作業が必要であった。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、ハードディスク(HD)へのデータ記録方式が垂直磁気記録方式であっても、水平磁気記録方式(面内記録方式)であっても、短時間でハードディスクのデータ消去を行うことを可能とする磁気記録媒体のデータ消去装置を提供するものである。
上記課題は第1の発明によれば、ハードディスクが内蔵されたコンピュータと、該コンピュータの平面に対して所定の角度を有する磁束を供給するデータ消去手段と、該データ消去手段を前記コンピュータに内蔵されたハードディスクの位置に移動し、該ハードディスクに記憶されたデータの消去を行うデータ消去手段とを有する磁気記録媒体のデータ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第2の発明によれば、前記ハードディスクは水平磁気記録方式、又は垂直磁気記録方式で記録されたデータが記録されている磁気記録媒体のデータ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第2の発明によれば、前記ハードディスクは水平磁気記録方式、又は垂直磁気記録方式で記録されたデータが記録されている磁気記録媒体のデータ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第3の発明によれば、前記データ消去手段は、永久磁石によって構成される磁気記録媒体のデータ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第4の発明によれば、前記データ消去手段は、電磁石によって構成されている磁気記録媒体のデータ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第5の発明によれば、前記所定の角度は、コンピュータの平面に対して45度である磁気記録媒体の位置検出装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第4の発明によれば、前記データ消去手段は、電磁石によって構成されている磁気記録媒体のデータ消去装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第5の発明によれば、前記所定の角度は、コンピュータの平面に対して45度である磁気記録媒体の位置検出装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第6の発明によれば、前記データ消去手段で生成される磁束は、コンピュータの平面に対して45度の角度で出力される磁気記録媒体の位置検出装置を提供することによって達成できる。
本発明によれば、ハードディスク(HD)へのデータ記録方式が垂直磁気記録方式であっても、水平磁気記録方式(面内記録方式)であっても、1回のデータ消去の操作によってハードディスクのデータ消去を行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態の磁気記録媒体のデータ消去装置を使用した全体システムを説明する図である。同図において、磁気記録媒体のデータ消去装置(以下、単にデータ消去装置で示す)1はノート型のパーソナルコンピュータ(PC)の平面(正面又は裏面)近傍に配設されている。また、パーソナルコンピュータ(PC)はコンピュータ保持具2に載置されている。
具体的には、コンピュータ保持具2には長手方向に溝3が形成され、この溝3はパーソナルコンピュータ(PC)の側端面の形状に成形されており、この溝3にパーソナルコンピュータ(PC)を横向きに移動し、不図示のロック機構を機能させることによって、コンピュータ保持具2にパーソナルコンピュータ(PC)を保持している。
データ消去装置1はパーソナルコンピュータ(PC)の平面に対して45°傾いた状態で配置され、パーソナルコンピュータ(PC)に内蔵されたハードディスク(HD)のデータを消去する。
図2はデータ消去装置1の斜視図であり、ヨーク(継鉄)5に永久磁石(以下、単に磁石で示す)6、7を貼着した構成であり、ケース8に収納されている。磁石6はヨーク5側がS極に帯磁され、パーソナルコンピュータ(PC)に対面する側がN極に帯磁されている。一方、磁石7はヨーク5側がN極に帯磁され、パーソナルコンピュータ(PC)に対面する側がS極に帯磁されている。
したがって、図2に示すように、データ消去装置1のパーソナルコンピュータ(PC)と対面する側には、磁力線が形成される。この磁力線はデータ消去装置1とパーソナルコンピュータ(PC)が平行に対面する時、ハードディスク(HD)に形成された水平磁気を消去する。しかし、本例のデータ消去装置1はパーソナルコンピュータ(PC)の平面(正面及び裏面)に対して45°傾いて配置されており、水平磁気のみならず垂直磁気の消去も行う。
すなわち、本例のデータ消去装置1は水平磁気記録方式(面内記録方式)によってデータが記録されたハードディスク(HD)のみならず、垂直磁気記録方式によってデータが記録されたハードディスク(HD)に対してもデータの消去を行うことができる。したがって、ハードディスク(HD)のデータ消去処理を単一のデータ消去装置1によって行うことができる。
尚、上記実施形態例ではデータ消去装置1をパーソナルコンピュータ(PC)に対して45°傾ける構成としたが、45°に限定されるものではなく、例えば環境に対応させて35°〜55°の範囲で最もデータ消去が最適な位置にデータ消去装置1を設定してもよい。
また、図3は上記媒体位置検出装置1をパーソナルコンピュータ(PC)の両側に設置した例であり、より効率よくパーソナルコンピュータ(PC)内に取り付けられたハードディスク(HD)のデータを消去することができる。
さらに、図4はデータ消去装置として電磁石を使用した例であり、データ消去装置10はヨーク11にコイル12が巻装された構成であり、このデータ消去装置10をパーソナルコンピュータ(PC)の平面に対して45°の角度で配置し、コイル12に電流を流すことによってヨーク10の配設方向に磁束が発生し、パーソナルコンピュータ(PC)に取り付けられたハードディスク(HD)のデータ消去を行うことができる。
このデータ消去装置10を使用する場合も、本例のデータ消去装置10はパーソナルコンピュータ(PC)の平面(正面及び裏面)に対して45°傾いて配置されており、水平磁気記録方式(面内記録方式)によってデータが記録されたハードディスク(HD)のみならず、垂直磁気記録方式によってデータが記録されたハードディスク(HD)に対しても1回でデータ消去を行うことができる。
また、上記実施形態の説明では、データ消去装置1、又は10を45°傾けて配設する構成としたが、データ消去装置1、又は10から出力する磁束を45°傾ける構成としてもよい。
1・・・データ消去装置
2・・・コンピュータ保持具
3・・・溝
5・・・ヨーク(継鉄)
6、7・・永久磁石
8・・・ケース
10・・データ消去装置
11・・ヨーク
12・・コイル
PC・・パーソナルコンピュータ
2・・・コンピュータ保持具
3・・・溝
5・・・ヨーク(継鉄)
6、7・・永久磁石
8・・・ケース
10・・データ消去装置
11・・ヨーク
12・・コイル
PC・・パーソナルコンピュータ
Claims (6)
- ハードディスクが内蔵されたコンピュータと、
該コンピュータの平面に対して所定の角度を有する磁束を供給するデータ消去手段と、
該データ消去手段を前記コンピュータに内蔵されたハードディスクの位置に移動し、該 ハードディスクに記憶されたデータの消去を行うデータ消去手段と、
を有することを特徴とする磁気記録媒体のデータ消去装置。 - 前記ハードディスクは水平磁気記録方式、又は垂直磁気記録方式で記録されたデータが記録されていることを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体のデータ消去装置。
- 前記データ消去手段は、永久磁石によって構成されていることを特徴とする請求項1、又は2記載の磁気記録媒体のデータ消去装置。
- 前記データ消去手段は、電磁石によって構成されていることを特徴とする請求項1、又は2記載の磁気記録媒体のデータ消去装置。
- 前記所定の角度は、コンピュータの平面に対して45度であることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の磁気記録媒体の位置検出装置。
- 前記データ消去手段で生成される磁束は、コンピュータの平面に対して45度の角度で出力されることを特徴とする請求項1、又は2記載の磁気記録媒体の位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008288281A JP2010113789A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | 磁気記録媒体のデータ消去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008288281A JP2010113789A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | 磁気記録媒体のデータ消去装置 |
Publications (1)
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JP2008288281A Withdrawn JP2010113789A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | 磁気記録媒体のデータ消去装置 |
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2008
- 2008-11-10 JP JP2008288281A patent/JP2010113789A/ja not_active Withdrawn
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