JP2015061595A - 目の動きを観察するためのヘッドギア - Google Patents

目の動きを観察するためのヘッドギア Download PDF

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Abstract

【課題】眼球振盪のような反射的な目の動きを抑制しつつ両目の少なくとも一方の動きを追うビデオゴーグルの提供。【解決手段】人間の左目と右目を覆うための装置は、人間の左目を覆うように構成された第1のアイピース14と、人間の右目を覆うように構成された第2のアイピース12を備えている。第1のアイピースおよび第2のアイピースは、可視光の透過を防ぐように構成されており、第1のアイピースおよび第2のアイピースの少なくとも一方は、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する領域を備えている。【選択図】図1

Description

2つのアイピースを備える新規な装置が提供される。2つのアイピースのそれぞれは、人間の両目のそれぞれ対応する方を覆い、それにより可視光が人間の両目に到達するのを防ぐように構成されている。アイピースは、例えば、赤外線および/または紫外線等の、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する。
好ましくは、新規な装置は使い捨てである。
ビデオ技術を、目の動きを記録し定量化するために適用することが知られている。通常、目の動きを記録する際には、人間が小さな赤外線カメラのついたビデオゴーグルを装着し、それにより、人間の片方の目(通常は右目)がカメラの視野内に捉えられる。そのためには、例えば、その目から出た赤外線の進路を変えて、カメラに入るようにするためのミラーを使う。
両方の目の動きを記録するための2つの赤外線カメラを備えたビデオゴーグルも知られている。
幾つかの測定について、従来技術のビデオゴーグルは、人間の目が光学的に固定されることによる、例えば眼球振盪のような反射的な目の動きを抑制することを避けるために、可視光が人間の両目に到達するのを防ごうと努める。そのため、従来技術のビデオゴーグルには、人間がビデオゴーグルを装着した時にビデオゴーグルの周辺部を取り囲むように完全遮光シールを設けることで、可視光が全くそのシールを通過できないようにするのが望ましい。人間の目は光に対して極めて敏感で、特に、暗闇にしばらくの間なじんでしまうと、とりわけ敏感になる。そのため、ビデオゴーグル内を照らす光は、たとえ非常に弱い光でも、反射的な目の動きを望ましくないかたちで抑制してしまいかねない。
上で求められているような遮光シールを、顔の解剖学的構造が異なっている様々な人間に使われるのを意図した従来技術のビデオゴーグルで得るのは困難である。そうであるから医師たちは、目の動きを調べるにあたって、暗室において実施するのをしばしば好む。それは、暗室の使用が、調査の実施をはるかに面倒にするという事実にも関わらず、である。
また、従来技術のビデオゴーグルは、様々な人間が使う際には、それぞれの人間が使った後、次の人間が使う前に適切な方法で洗浄しなければならない。
上記のおよびその他の困難を克服するために、2つのアイピースを備える装置が提供される。その装置は、人間の目を外部の環境から視覚的に切り離し、その人間が実質的に完全な暗闇を体験できるようにする。アイピースは可視光を透過しないようになっており、そしてそれぞれのアイピースは、人間に装着された際には、それぞれの目の周りを囲む遮光シールを形成するように構成されている。
そのため、人間の左目と右目を覆うように構成される装置が提供される。その装置は、
人間の左目を覆うように構成された第1のアイピースと、
前記人間の右目を覆うように構成された第2のアイピースを備えており、
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースは、可視光の透過を防ぐように構成されており、
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する領域を備えている。
本開示を通じて、第1のアイピースを左用アイピースと称することもあるし、第2のアイピースを右用アイピースと称することもある。
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する、例えば窓のような領域を有する。可視域から外れた波長域の電磁放射とはすなわち、400nm−700nmの可視域の外部に存在する波長を備える、赤外線や紫外線のような電磁放射のことである。例えば、赤外線としては、波長が700nm−1mmの範囲、例えば波長が700nm−5000nmの範囲、好ましくは740nm−2000nm、さらに好ましくは850nm−1100nmの範囲の赤外線があげられる。また例えば、紫外線としては、波長が20nm−400nmの範囲、例えば波長が200nm−400nm、好ましくは300nm−400nm、さらに好ましくは320nm−380nmの範囲の紫外線があげられる。
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを有する前記装置は、別体のビデオゴーグルの下で、すなわち両目と前記ビデオゴーグルの間で、前記人間によって装着されることを意図されている。前記ビデオゴーグルは、眼球振盪のような目の動きを観察するための、前記領域を通過した前記可視域から外れた電磁放射を記録することが可能な1つまたは複数のカメラを有している。そのようなカメラの例として、赤外線カメラや紫外線カメラ等がある。また前記ビデオゴーグルは、片方または両方の目を前記可視域から外れた電磁放射で照らすための電磁放射源を有する。その例としては、赤外線ダイオードや紫外線ダイオード等がある。
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを有する前記装置により暗闇が提供されるので、前記別体のビデオゴーグルは、可視光を通さないものである必要はなく、特に、遮光シールをその人間の目を囲むように設ける必要がなくなる。そのため、顔の解剖学的構造が異なっている人々に前記ビデオゴーグルをフィットさせることがはるかに容易になる。そのことはまた、一度使われた後、次に使われる前に前記ビデオゴーグルを洗浄する手間を減らす。
前記ビデオゴーグルはヘルメットやマスクの形状であってもよい。

前記第1のアイピースと前記第2のアイピースは、可視光がその人間の両目に到達するのを防ぎ、そうすることで、その人間の目が光学的に固定されるのを抑制する。それゆえ、前記1つまたは複数のカメラは、ゴーグルの中に配置される必要がない。それらはむしろ、眼球振盪のような目の動きが前記1つまたは複数のカメラの視野において観察されるべき目に対して、他のやり方で配置されてよい。
前記領域は、多様な構成のいずれかを有していてもよい。例えば、前記領域は、平らな前面を有していてよい。別の例では、例えば赤外線LEDのような電磁放射源の反射が発生する場合に、その反射を、目の動きを記録するために用いられるカメラの視野の外に移動させるために、前記領域は前方に向かって突き出している曲面形状の前面を有していてよい。
加えて、前記領域は、当該技術分野において既知のように、より良い画像を形成するための、多様な着色やコーティング(例えば、反射防止コーティング等)が施されていてもよい。
前記領域は、アクリル樹脂材料のような赤外線を透過する材料からなっていてもよい。そうしたアクリル樹脂材料の例としては、赤外線透過材PCマクロロン2405、色番号450601番等がある。
あるいは、前記領域は、可視光を透過する材料からなるが、可視光を通さない材料でコーティングが施されていてもよい。そのコーティングは、いわゆるコールドミラーCM−05という材料であってよい。詳しくは、下記ウェブページを参照のこと。
http://www.optical−filters.com/Cold_Mirror_CM−05_Transmission_Data.aspx
前記領域は、850−1100nmの波長域の赤外線について50%を超える透過率(すなわち、特定の波長を有する入射した電磁放射のうち、前記領域を通過する部分の比率)を有していてよい。好ましくは、透過率は60%超であり、より好ましくは70%超であり、最も好ましくは、80%超である。
前記領域と前記遮光シールとを組み合わせると、380nm−740nmの波長域の可視光に対して、1%未満の透過率を実現し得る。
前記第1のアイピースと前記第2のアイピースのそれぞれは、可視光を通さない材料からなってもよい。その材料はプラスチック材料であってよい。プラスチック材料としては、軟質プラスチック材料、または、標準的硬質黒色プラスチックのような、硬質プラスチック材料があげられる。
前記領域を有する、前記少なくとも一方のアイピースは、例えば窓のような前記領域を収容するための、開口部を有したフレームを備えていてよく、前記領域の材料とは異なる材料からなってもよい。その異なる材料とはすなわち、プラスチック材料であってよく、たとえば軟質プラスチック材料、または、標準的硬質黒色プラスチックのような硬質プラスチック材料であってよい。
あるいは、前記領域を有する前記アイピースは、前記領域と同じ材料でできていて、前記フレームと前記領域で単一の部品を成すようにしてよい。
両方のアイピースが、前記領域と同じ材料でできていてもよい。
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、それぞれ対応する目の周囲のエリアに適合する形状に形成された周辺フランジを有してよい。ここでいう目の周囲のエリアとは、例えば、それぞれ対応する目の眼窩縁およびそれに隣接したエリアである。
好ましくは、前記第1のアイピースと前記第2のアイピースは、例えば、ヘッドストラップおよび/または、ノーズストラップもしくはノーズピースによって相互に連結されていない方がよい。そうすることで、それぞれのアイピースは、個々に人間のそれぞれ対応する目に、他の目に対する装着作業とは独立して装着することができ、可視光が目に到達するのを防ぐことができる。前記第1のアイピースと前記第2のアイピースとを個別的にかつ相互に独立して位置決めすることができるので、標準的なサイズで標準的な形状のアイピース、すなわち、特定の人間の顔の解剖学的構造に個別にフィットするようにカスタマイズされていないアイピースによって、その人間の目の周囲に遮光シールをなすことが容易になる。
好ましくは、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方が、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの前記少なくとも一方に塗布された接着剤を用いて人間の顔に対して保持される。例えば、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、皮膚表面に取り付けることを意図された接着質の表面を有していてよい。
好ましくは、前記第1のアイピースと前記第2のアイピースの両方が、アイピースに塗布された接着剤を用いて、人間の顔に対して保持される。例えば、アイピースは、皮膚表面に取り付けることを意図された接着質の表面を有していてよい。
皮膚表面に取り付けることを意図された前記接着質の表面は、凹凸のある顔の表面によりなじむようなシーリング面を提供するために、ポリエチレンフォーム、シリコーン、成形された熱可塑性エストラマー等のような可撓性材料の層を好ましくは含んでいる。
前記接着質の表面が、前記可撓性材料の上に存在してもよい。
前記接着剤は、皮膚への接着用の、低刺激性のアクリル系接着剤であってよい。
前記接着質の表面は、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方に固定された、接着性テープの層を含んでいてよい。そのような接着性テープの例としては、3Mメディカルスペシャルティーズが販売している、医療用にデザインされたMSX−6674Cという、合成ゴムと低刺激性のアクリル系接着剤とによる二重コーティングのテープがある。
前記可撓性材料は、前記接着性テープに含まれていてよい。
前記接着剤は、両面接着性テープの一部であってよく、当該両面テープは、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方の後面に接着する別の接着性の表面を有している。
好ましくは、前記両面テープは、使用後に廃棄される。そうすることで、一度使われた後、次に使われる前にアイピースを洗浄する必要性が削減される。
アイピースを接着剤により顔の皮膚表面に取り付けることは、前記アイピースと前記皮膚表面との間に遮光シールを形成することを容易にする。皮膚は可撓性があるため、前記アイピースに接着している皮膚は、たとえ接着している面がわずかに動いたとしても、前記接着質の表面にくっつき続ける。それゆえに、1つのアイピースの接着性と可撓性のある表面を人間の一方の目の周りの顔の表面に押し付けることによって、遮光性シールが確実に形成される。前記の押し付ける圧力がなくなり、前記接着質の表面が付着している皮膚表面の弛緩した解剖学的構造にきちんと適合していないとしても、前記遮光シールは維持される。それは、その目の周囲の顔の表面にほぼ適合している前記接着質の表面の形に合わせて、皮膚が変形するからである。
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを有する前記装置は、前記2つのアイピースを相互に結合するヘッドストラップを有しないものの、前記2つのアイピースを相互に結合するノーズピースまたはノーズストラップを有していてよい。そのようなノーズピースまたはノーズストラップは、例えば、2つのアイピースの鼻側の端部を結合するようなものであってもよい。
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを有する前記装置は、前記2つのアイピースを相互に結合するノーズピースまたはノーズストラップ、および前記2つのアイピースを相互に結合するヘッドストラップを有していてよい。そのようなノーズピースまたはノーズストラップは、例えば、2つのアイピースの鼻側の端部を結合するようなものであってもよい。
前記ヘッドストラップは、弾力性のあるものでよく、または、調整可能なものであってよく、または、その両方であってもよい。前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを有する前記装置で、前記2つのアイピースがヘッドストラップで相互に結合されているものは、接着質の表面を有していなくてもよい。
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、アイピースが人間に装着された際に、両目のうちの一方の前に位置決めされる横断部と、前記横断部を取り囲んでおり、前記横断部から後方に延びる環状の周辺壁と、前記周辺壁に結合され、目の周囲の形状に適合するように形成された周辺フランジと、を有している。
目の動きを判定する方法が提供される。その方法は、
第1のアイピースと、第2のアイピースと、カメラを備える装置であって、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する領域を備える装置を提供するステップと、
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを用いて、人間の両目に可視光が到達するのを防ぐステップと、
前記カメラを用いて、前記両目の少なくとも一方の動きを追うステップを備えている。
また、目の動きを判定する方法が提供される。その方法は、
人間の両目に可視光が到達するのを防ぐために、前記人間の頭部に上述のような前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを備える装置を装着するステップと、
1つのカメラを、前記人間の片方の目が前記カメラの視野内に存在するように装着するステップと、
前記カメラを用いて目の動きを追うステップと、
前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを有する前記装置の少なくとも一部を廃棄するステップを備える。
好ましくは、前記アイピースは、同じ一人の人間によって使用された後に廃棄される。そうすることで、様々な人間が使用する間において、前記アイピースを洗浄する必要性がなくなる。
図面は、実施形態のデザインおよび有用性を示すものであり、図中、類似の要素は共通の符号により言及される。これらの図面は、実寸で描かれている場合もあれば、描かれていない場合もあり得る。上記のおよびその他の利点ならびに目的が、どのようにして実現されるかをよりよく理解するために、実施形態のより詳細な説明が提供され、それらの実施形態は添付の図面に示される。これらの図面は、例示的に実施形態を描いているに過ぎず、それゆえに、特許請求の範囲を制限するものとして理解すべきではない。
人間の頭を、新規なアイピースセットの一例とともに描いた斜視図を模式的に示す。 側面から見た人間の頭を、図1にも示された新規なアイピースセットとともに描いた図を模式的に示す。 赤外線カメラを有するビデオゴーグルの背後にある、図1のアイピースセットを描いた分解斜視図を模式的に示す。 赤外線カメラを有するビデオゴーグルの背後にある、図1のアイピースセットを描いた斜視図を模式的に示す。 図1のアイピースセットを描いた分解斜視図を模式的に示す。 図1に示されたアイピースセットを上から見た図である。 図1に示されたアイピースセットを前から見た図である。 人間の頭を、新規なアイピースセットの他の例とともに描いた斜視図を模式的に示す。 側面から見た人間の頭を、図8の新規なアイピースセットとともに描いた図を模式的に示す。 赤外線カメラを有するビデオゴーグルの背後にある、図8のアイピースセットを描いた分解斜視図を模式的に示す。 赤外線カメラを有するビデオゴーグルの背後にある、図8のアイピースセットを描いた斜視図を模式的に示す。 図8のアイピースセットを描いた分解斜視図を模式的に示す。 図8に示されたアイピースセットを上から見た図である。 図8に示されたアイピースセットを前から見た図である。 人間の頭を、新規なアイピースセットのさらに他の例とともに描いた斜視図を模式的に示す。 側面から見た人間の頭を、図15の新規なアイピースセットとともに描いた図を模式的に示す。 赤外線カメラを有するビデオゴーグルの背後にある、図15のアイピースセットを描いた分解斜視図を模式的に示す。 赤外線カメラを有するビデオゴーグルの背後にある、図15のアイピースセットを描いた斜視図を模式的に示す。 図15のアイピースセットを描いた分解斜視図を模式的に示す。 図15に示されたアイピースセットを上から見た図である。 図15に示されたアイピースセットを前から見た図である。 新規な方法のフローチャートである。
以下では添付の図面を参照しながら、添付の特許請求の範囲に係る新規なアイピースセット、ヘッドギア、および方法の多様な実施例が、より詳細に説明される。添付の図面には、新規なアイピースセット、ヘッドギア、および方法の多様な実施形態が図示されている。しかしながら、添付の特許請求の範囲に係る新規なアイピースセット、ヘッドギア、および方法は、異なる形態で実施されてもよく、本明細書に説明される実施形態に限定されるとみなすべきではない。さらに、説明される1つの実施形態に、あらゆる態様または利点が示されていなくともよい。ある特定の実施形態に関連して説明される1つの態様または1つの利点は、必ずしも当該実施形態に限られるというものではなく、たとえそのように示されておらず、またはそのようには明示的に説明されていないとしても、他のいかなる実施例においても実施することが可能である。添付の図面は模式的なものであり、明瞭さのために簡略化されており、新規なアイピースセット、ヘッドギア、および方法を理解するために不可欠な細部のみを示していて、他の細部については省略されているということに留意すべきである。
本明細書においては、単数形の「ある(a)」、「ある(an)」および「その(the)」は、文脈がそうでないことを明確に示していない限りは、1つまたは1つより多いことを示すものとする。
図1−図7は、別体となっている右用と左用のアイピース12、14を備える、第1および第2のアイピース12、14を備えた新規な装置10の一例を示す。右用および左用のアイピース12、14のそれぞれは、対応する方の人間の目を周囲の環境の可視光から切り離すように構成されている。図示されている実施例においては、右用と左用のアイピース12、14を備える装置10が、アイピース12、14を人間の頭部上のそれぞれの意図された動作位置に配置するように装着された時に、右用と左用のアイピース12、14のそれぞれが、それぞれ片方の目を覆い、その人間が前を向いた方向に対して実質的に垂直に広がるような、横断部16、18を備える。第1および第2のアイピース12、14のそれぞれはさらに、曲面形状の環状周辺壁20、22を備え、それらの壁20、22はそれぞれ対応する横断部16、18を取り囲み支持する。またそれらの壁20、22は、それぞれ対応するフランジ24、26を有し、フランジ24、26はそれぞれ対応する(図6に示す)後面28、30を有し、後面28、33は、人間の、眼窩縁のまたは眼窩縁に隣接した皮膚表面に取り付けられるように構成されている。
右用のアイピース12は領域32を、その横断部16内に有する。領域32は、赤外線を透過するので、赤外線カメラを用いて人間の右目を観察することができる。アイピース12、14が、それぞれ右目と左目を覆うようなその意図された動作位置に装着されると、アイピース12、14は装着者の顔に対して実質的な遮光シールを形成し、それにより、可視光が装着者の目に到達するのを防ぐ。そうすることで、その目の視線が合ってしまうような明るい対象がその目に提示されないという事実によって、眼球振盪のような目の動きの抑制が回避される。
それぞれのアイピース12、14は、比較的丈夫で硬質な、不透明なプラスチックであって、キズに強く、光学的性能の優れたものから作られるのが望ましい。適したプラスチックとしては、耐衝撃性のあるポリカーボネート材料があるが、多様な他の材料も用いることができる。
領域32は、アクリル樹脂材料のような赤外線を透過する材料で作られる。そうしたアクリル樹脂材料の例としては、赤外線透過材PCマクロロン2405、色番号450601番等がある。
アイピース12の領域32は、多様な構成のいずれを有してもよい。例えば、図示されたアイピース12においては、領域32は平らな前面を含んでいる。
他の実施例においては、領域32は、図1−3に示されるような平らな前方レンズ面ではなく、前方に向かって突き出している曲面形状の前面を持つように形成される。それは、例えば、赤外光源の反射が起こる場合にそれを、赤外線カメラの視野の外に移動させるためである。加えて、領域32は、当該技術分野においては知られているように、画像品質を改善するための多様な着色やコーティング(例えば、反射防止コーティング)が施されてよい。
フランジ24、26は、少なくとも、同フランジの鼻側の上部および下部またはそれらの一部が、眼窩縁の隣接するマージン内または眼輪筋の外側マージン内に位置するような大きさおよび形状になっている。鼻側の上部および下部の後面28、30(図6に示す)は、一般に、眼窩縁内の軟らかい組織、または眼輪筋の繊維に当たるように着座している。また、フランジ34、36の側頭部側の上部および下部の後面28、30は、一般に、眼窩縁の隣接する側頭部側マージンに当たるように着座している。
アイピース全体が眼窩縁内に収まる必要はなく、また、アイピース全体が眼輪筋によって係合可能であるようになっている必要もない。例えば、眼輪筋がアイピースの一部(例えば、鼻側の一部または側頭部側の一部)のみに係合して保持するようになっていてもよい。
加えて、装着者は、アイピース12、14の眼窩縁に対する正確な位置の決定に影響を及ぼすことができる。例えば、横断部16、18を、通常の視線に対して、わずかに下向きに傾けることにより、装着者はアイピースを、鼻側の上部、鼻側の下部、および側頭部側の端部34、36以外の側頭部側の下部が、眼窩縁内に位置するように位置決めすることができる。さらに、フランジ24、26の眼窩縁に対する位置決めは、装着者の顔の形態によってわずかに変化し得る。
1つの代替的実施形態においては、フランジ24、26は、実質的にあるいは全体的に眼窩縁内に収まるような大きさおよび形状になっていてもよい。他の代替的実施形態においては、フランジ24、26は、完全に眼窩縁の外側に存在するような大きさおよび形状になっていてもよい。
アイピース12、14の各種寸法は、多くの様々なアプローチを用いて決定されてよい。例えば、第1および第2のアイピース12、14は、特定の個人に対して特注で設計し、フィットさせてもよい。好ましくは、各種寸法は、人々から得られる統計的基準、またはそうした基準を記した文章や説明の、公刊されたものから得られる基準によってデザインされた、標準的な頭の形状を参照して決定されてもよい。
図示される右用のアイピース12においては、領域32および横断部16は、別々の材料で別体に形成され、その後に一体に組み合わされて、アイピース12を形成する。
領域32は、横断部16に恒久的に取り付けられていてもよいし、あるいは、取り外しが可能なように横断部に結合されてもよい。
第1および第2のアイピース12、14を備える、他の装置10においては、アイピース12、14のそれぞれは、1つの部品からなる、すなわち一体の構造になっている。
アイピース12、14を人間の顔に対して保持するのを助けるために、図示されるアイピース12、14のそれぞれは、図示される接着性テープ層38、40の形で提供される接着層を有している。接着性テープ層38、40はそれぞれ対応する後面28、30に重ね合わされている(図6を参照)。接着性テープ層38、40のそれぞれは、従来技術の「両面」テープまたは「両面コート」テープであってもよい。そうしたテープは、それぞれ対応するアイピース12、14のそれぞれ対応する後面28、30に固定される第1の接着質の表面42、44および、人間の皮膚に向けて配置される第2の接着質の表面46、48と、を有している。アイピース12、14のそれぞれは、取り外し可能な保護用カバー層(図示省略)を含むことができる。保護用カバー層は、テープの第2の接着質の表面46、48と重ね合わされて、第2の接着質の表面が、使用前に、無関係なものにくっついてしまうのを防ぐ。
アイピース12、14は、アイピース12、14の後面28、30に貼り付けるような形状をしている2枚の別々の両面接着性テープと、アイピースにテープをどのように貼り付けたらよいかについての情報を人間にあたえるための指示とともに、提供されてもよい。
第2の接着質の表面46、48は、アイピース12、14を通常の使用状況下において、人の皮膚にくっつけるのに適した接着力であって、かつ、アイピース12、14を、不快感を最小限に抑えて外せるような接着力を示すのが望ましい。テープの第1の接着質の表面42、44は、通常の使用状況下においておよびアイピースを外す際に、アイピース12、14からテープがはがれてしまうのを防ぐのに十分な接着力を提供するのが望ましい。
第1および第2のアイピース12、14を備える新規な装置10の実施形態のいくつかにおいて、両面テープは、アイピースを他の人間が使用する前に廃棄される。そのような場合には、第1および第2のアイピース12、14を備える装置10がある人間によって使用された後に取り外されて、次に同じ人間または他の人間によって再び使用される際に、テープが交換される。そのようなテープ交換ができるように、第1の接着質の表面42、44もまた、テープがアイピース12、14の後面28、30から剥離されるのを可能にする。
好ましくは、後面は、ポリエチレンフォームのような可撓性材料の層を含む。それは、凹凸のある顔の表面によりなじむようなシーリング面を提供するためである。可撓性材料は、接着性テープ内に含まれていてもよい。接着剤は、接着性テープの層を形成してもよい。そのような接着性テープの例としては、3Mメディカルスペシャルティーズが販売している、医療用にデザインされたMSX−6674Cという、合成ゴムと低刺激性のアクリル系接着剤とによる二重コーティングのテープがある。
実施形態のいくつかにおいては、適切な接着剤(例えばアクリル樹脂系)の層が、アイピース12、14の後面28、30の上に直接形成されていてもよい。
好ましくは、このタイプの新規な装置10は、その人間から取り外された後で廃棄される。そうすることで、アイピースを一人の人間が使った後、他の人間が使う前に適切に洗浄する必要がなくなる。
アイピース12、14を相互に結合するためのヘッドバンド、およびノーズピースまたはノーズストラップを有しない場合、それぞれの対応する目に対してそれぞれのアイピースを、遮光できるように位置決めすることが容易になる。なぜならそれぞれのアイピースは、その向きを自由に変えられ、他方のアイピースがどのような向きにどんな位置におかれているかとは独立して、その人間の顔に対して当てることができるからである。
図3は、第1および第2のアイピース12、14、ならびにビデオゴーグル100を備える新規な装置10の組立品を描いた模式的分解図である。
図4は、組立品が、その人間の頭の意図された動作位置に装着された状態を示す。
第1および第2のアイピース12、14を備える装置10は、その人間によって、別体のビデオゴーグル100の下に装着される。ビデオゴーグル100は、眼球振盪のような右目の動きを観察するための赤外線カメラ110を有する。また、ビデオゴーグル100は、右目を赤外線で照らすための赤外線ダイオード(図示省略)を有する。右用のアイピース12は、赤外線を透過するが可視光を透過しない領域32を有する。右目で反射した赤外線は、ミラー120で進路を変えられて、赤外線カメラ110により記録される。
第1および第2のアイピース12、14を備える装置10が暗闇を提供するので、別体のビデオゴーグル100は、可視光を透過しないものである必要はなく、とりわけ、遮光シールをその人間の目の周囲に提供する必要がない。このことにより、顔の解剖学的構造が異なっている人々に、ビデオゴーグル100をフィットさせることがはるかに容易になる。また、ビデオゴーグルが一度使われた後、次に使われる前にビデオゴーグルを洗浄する努力を軽減することができる。
図8−図14は、右用と左用のアイピース12、14を備える別の装置10を示す。図8−図14のアイピース12、14のそれぞれは、図1−図7に示される装置10のアイピース12、14と類似した構造を有するが、図15−図21に示される装置10は、アイピース12、14の鼻側の隣接する端部どうしを相互に結合するノーズピース52を含んでいるという点と、可撓性部材50が両面接着性テープに代わって用いられているという点とで、異なる。
図示された右用のアイピース12、左用のアイピース14、およびノーズピース52は、単独の部品として製造され、単一ピースのユニットを形成する。
図1−図7に示される装置10と同様に、アイピース12、14は、その人間のそれぞれ対応する目の周囲の皮膚表面に取り付けるための接着質の表面を有する。
皮膚表面に取り付けることを意図された接着質の表面46、48は、例えば、フォームやゴムなどで作られる可撓性部材50の上に形成される。それは凹凸のある顔の表面になじむことができるようなシーリング面を提供するためである。可撓性部材50は、アイピース12、14とそれぞれ対応する目との間に一定の距離を作るような厚みを有する。それにより、図示された、第1および第2のアイピースを備える装置10は、着け心地の良いものとなる。
可撓性部材50は、それぞれ対応するアイピース12、14の後面28、30に接着するための第1の接着質の表面42、44と、人間の顔の皮膚表面に接着するための第2の接着質の表面46、48と、を有する。
図1−図7に示される装置10と同様に、右目用アイピース12は、例えば、眼球振盪のような目の動きを赤外線カメラで観察するための、赤外線を透過する領域を有する。
また、第1および第2のアイピースを備える類似の装置(図示省略)が提供されるが、その装置は図8−図14に示される装置10と類似の構造を有する。ただし、その類似の装置は、接着質の表面を有しないという点で異なっている。そのかわり、その類似の装置がその動作位置に保持され続けるためには、ビデオゴーグルを装着することによって、第1および第2のアイピースを備える装置を、その人間の皮膚表面に対して押し当てるようなっている。
図15−図21は、第1および第2のアイピース12、14を備えるさらに別の装置を示す。第1および第2のアイピース12、14は、右用と左用のアイピース12、14を備えており、図1−図7に示される装置10のアイピース12、14と類似の構造を有する。ただし、図8−図14に示される装置10は、フランジ24、26の隣接する鼻側の端部どうしを相互に結合しているノーズストラップ52と、フランジ24、26の側頭部側の端部に結合され、頭部の後ろ側を囲むように伸びる、弾性のあるヘッドストラップ54を含むという点で異なる。本実施形態においては、接着剤の層46、48は必要ない。なぜならノーズストラップ52およびヘッドストラップ54が協働して、アイピース12、14を頭部にしっかりと保持するからである。図1−図7に示される装置10と同様に、右目用アイピース12は、例えば眼球振盪のような目の動きを、赤外線カメラを用いて観察するための赤外線を透過する領域を有する。
図22は新規な方法100のフローチャートを示す。その方法100は、
ステップ202:人間の目に可視光が到達するのを防ぐために、上述した第1および第2のアイピースを備える装置を、人の頭に装着するステップと、
ステップ204:1つのカメラを、人間の1つの目がカメラの視野内に存在するように装着するステップと、
ステップ206:カメラを用いて目の動きを追うステップと、
ステップ208:第1および第2のアイピースを備える装置の少なくとも一部分、好ましくは、第1および第2のアイピースを備える装置を廃棄するステップと、を備える。
第1および第2のアイピース12、14を備える装置を装着する際には、その人間はまず、自分の目を大きく開いて、眼輪筋を広げるようにする。そして、既に述べたように、アイピース12、14を両目それぞれの上に位置決めし、アイピース12、14を顔に押し付けて、それぞれ対応する接着質の表面46、48と皮膚とを確実に良好に接着させる。アイピースを顔に押し付けると、両目とそれぞれ対応するアイピースとの間に、小さな真空状態が作り出されやすい。この真空状態が、アイピース12、14を使用中に、アイピース12、14を顔に対して保持する助けとなる。アイピース12、14が適切に位置決めされると、眼輪筋を弛緩させることができる。
特定の実施形態を上に示し説明してきたが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記好ましい実施形態に限定されることを意図していないことは理解されるであろう。また、特許請求の範囲に記載された発明の精神と範囲から逸脱することなく、多様な変更、修正を加えてもよいということは、当業者には明らかであろう。したがって、本明細書および図面は、例示を意図したものとしてみなされるべきであり、限定を意図したものとしてみなされるべきではない。特許請求の範囲に記載された発明は、代替例、変更例、および等価物をカバーすることを意図している。

Claims (16)

  1. 人間の左目および右目を覆うための装置であって、
    人間の左目を覆うように構成された第1のアイピースと、
    前記人間の右目を覆うように構成された第2のアイピースと、
    別体のビデオゴーグルを備えており、
    前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースは、可視光の透過を防ぐように構成されており、
    前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する領域を備えており、
    前記ビデオゴーグルは、目の動きを記録するように構成されており、かつ前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの外側に装着されるように構成されている、装置。
  2. 人間の左目および右目を覆うための装置であって、
    人間の左目を覆うように構成された第1のアイピースと、
    前記人間の右目を覆うように構成された第2のアイピースを備えており、
    前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースは、可視光の透過を防ぐように構成されており、
    前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する領域を備えており、
    前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの前記少なくとも一方を前記人間の皮膚表面に接着して固定するための接着質の表面を備えている、装置。
  3. 前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースは、それぞれ左目と右目における位置決めを個別的におよび相互に独立して行えるように、互いに結合されていない、請求項1または2の装置。
  4. 前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの前記少なくとも一方を前記人間の皮膚表面に接着して固定するための接着質の表面を備えている、請求項1または3の装置。
  5. 前記接着質の表面は可撓性材料上にある、請求項4の装置。
  6. 前記接着質の表面は、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの前記少なくとも一方に固定される接着性テープの層を含む、請求項4または5の装置。
  7. 前記接着質の表面は両面テープの一部であり、前記両面テープは、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの前記少なくとも一方の後面に接着する別の接着質の表面を有する、請求項6の装置。
  8. 前記可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する前記領域は、可視光を通さない材料でコーティングされた可視光を透過する材料からなる、請求項1から7の何れか一項の装置。
  9. 前記可視域から外れた前記波長域の電磁放射を透過する前記領域は、前記左目または前記右目を覆う表面の少なくとも一部を備えている、請求項1から8の何れか一項の装置。
  10. 前記可視域から外れた前記波長域の電磁放射を透過する前記領域を備える前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの前記少なくとも一方は、前記領域を規定する窓を収容する開口部を備えるフレームを備えており、前記フレームは前記窓の材料とは異なる材料からなる、請求項1から8の何れか一項の装置。
  11. 前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、前記左目または前記右目の眼窩縁の形状に適合する形状である周辺フランジを備える、請求項1から10の何れか一項の装置。
  12. 前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、
    前記人間により装着された際に、両目のうちの一方の前に位置決めされる横断部と、
    前記横断部を取り囲んでおり、前記横断部から後方に延びる環状の周辺壁と、
    前記周辺壁を取り囲んでおり、両目のうちの一方の眼窩縁の形状に適合する形状である周辺フランジを備えている、請求項1から10の何れか一項の装置。
  13. 前記第1のアイピースと前記第2のアイピースを相互に結合し、前記人間の鼻を跨いでフィットするように構成されているノーズピースをさらに備えている、請求項1から12の何れか一項の装置。
  14. 前記第1のアイピースと前記第2のアイピースを相互に結合し、前記人間の頭の後部を回ってフィットするように構成されているヘッドストラップをさらに備えている、請求項13の装置。
  15. 前記領域は、850−1100nmの波長域の赤外線について50%を超える透過率を有する、請求項1から14の何れか一項の装置。
  16. 目の動きを判定する方法であって、
    第1のアイピースと、第2のアイピースと、カメラを備える装置であって、前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースの少なくとも一方は、可視域から外れた波長域の電磁放射を透過する領域を備える装置を提供するステップと、
    前記第1のアイピースおよび前記第2のアイピースを用いて、人間の両目に可視光が到達することを防ぐステップと、
    前記カメラを用いて、前記両目の少なくとも一方の動きを追うステップを備える方法。
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