JP2015061108A - 通信システム、通信装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークの状態に応じて、最も高画質な拡大画像を表示可能な通信システム、通信装置および方法を提供すること。【解決手段】本発明の通信装置は、ネットワークの状態に応じた送信対象の撮影画像のデータ量の上限値を特定し、当該データ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量とに応じて、送信対象の自拠点の撮影画像の解像度を変換して拡大し、ネットワークを介して他拠点の通信装置に送信する。また、本発明の通信装置は、他拠点の通信装置から撮影画像を受信すると、他拠点の撮影画像を拡大する必要が有るか否か判断し、他拠点の撮影画像を拡大する必要が有る場合に、当該撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大する。【選択図】図2

Description

本発明は、映像および音声の通信を行う通信システムに関し、より詳細には、複数の拠点間で映像および音声の通信を行う通信システム、通信装置および方法に関する。
従来、インターネット等の高速データ通信が可能なネットワークの普及に伴い、遠隔地の複数の拠点間で映像や音声を相互に配信して会議等を行うテレビ会議システムが利用されている。
従来のテレビ会議システムの一例として、特許文献1は、送信側で拡大領域と符号化された画像データを多重化して送信し、受信側で当該データを分離して画像データを拡大し、表示部に表示する画像処理装置を開示する。
しかしながら、特許文献1が開示する画像処理装置は、ネットワークのデータ転送レートが高い場合でも、送信側で画像を拡大せず、受信側で一律に画像を拡大するため、送信側で画像を拡大した場合に比べて画質が劣化するという問題があった。例えば、画像拡大方法として超解像度処理を採用する場合、超解像度処理によって撮影の際に失われた高周波成分を復元するため、送信側で画像を拡大せずに受信側で画像を拡大すると、高画質の拡大画像を提供することができないという問題があった。
本発明は上述した課題を解決するものであり、ネットワークの状態に応じて、最も高画質な拡大画像を表示可能な通信システム、通信装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、ネットワークの状態に応じた送信対象の撮影画像のデータ量の上限値を特定し、当該データ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量とに応じて、送信対象の自拠点の撮影画像の解像度を変換して拡大し、ネットワークを介して他拠点の通信装置に送信する。また、本発明の通信装置は、他拠点の通信装置から撮影画像を受信すると、他拠点の撮影画像を拡大する必要が有るか否か判断し、他拠点の撮影画像を拡大する必要が有る場合に、当該撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大する。
本発明の情報処理装置は、上記手段を採用することにより、ネットワークの状態に応じて、最も高画質な拡大画像を表示することができる。
本発明の通信システムの一実施形態を示す図。 本発明の通信端末のハードウェア構成および機能構成の一実施形態を示す図。 送信側の通信端末が実行する処理の一実施形態を示すフローチャート。 受信側の通信端末が実行する処理の一実施形態を示すフローチャート。 撮影画像の一実施形態を示す図。 送信側の通信端末が実行する処理の別の実施形態を示すフローチャート。 受信側の通信端末が実行する処理の別の実施形態を示すフローチャート。 送信側の通信端末が実行する処理の他の実施形態を示すフローチャート。
以下、本発明について実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の通信システムの一実施形態を示す図である。本発明の通信システムは、複数の拠点間で画像および音声を相互に通信するシステムである。図1に示す通信システム100は、2つの拠点間で画像および音声を通信する通信システムであり、通信端末120aと、通信端末120bと、中継装置130とがネットワーク110を介して接続されている。
通信端末120a,120bは、中継装置130を介して、他拠点の通信端末との間で撮影画像および音声を通信して処理する通信装置である。通信端末120a,120bは、自拠点の撮影画像および音声を他拠点の通信端末に提供すると共に、他拠点の撮影画像および音声を表示および再生する。
通信端末120aは、自拠点の様子を撮影可能な撮影装置を備えている。通信端末120bは、当該撮影装置が撮影および集音した自拠点の撮影画像および音声を、ネットワーク110を介して中継装置130に送信する。
通信端末120aには、表示装置124aが接続されている。表示装置124aは、通信端末120aが提供する画像を表示する表示装置である。通信端末120aは、中継装置130からネットワーク110を介して他拠点の撮影画像を受信すると、当該撮影画像を表示装置124aに表示する。
通信端末120bには、撮影装置122bと、表示装置124bとが接続されている。撮影装置122bは、自拠点の様子を撮影可能なデジタルビデオカメラ等の撮影装置である。撮影装置122bが、自拠点の撮影画像および音声を生成して通信端末120bに提供すると、通信端末120bは、ネットワーク110を介して、これらの撮影画像および音声を中継装置130に送信する。
表示装置124bは、通信端末120bが提供する画像を表示する表示装置である。通信端末120bは、ネットワーク110を介して中継装置130から他拠点の撮影画像および音声を受信すると、当該撮影画像を表示装置124bに表示すると共に、当該音声を再生する。
図1に示す実施形態では、通信端末120bとしてデスクトップ型のパーソナルコンピュータを示しているが、撮影装置および表示装置が一体的に組み込まれたノート型PCやタブレット型PC、スマートフォンを通信端末120bとして使用してもよい。
中継装置130は、通信端末120a,120bとの間で画像を中継する装置である。中継装置130は、送信側の通信端末が提供する撮影画像を受信側の通信端末に中継する。また、中継装置130は、通信システム100に含まれる通信端末120a,120bおよび当該通信端末に接続された表示装置に関する情報(以下、「接続先端末情報」とする。)を保持しており、通信端末120a,120bの要求に応じて接続先端末情報を提供する。
本実施形態では、接続先端末情報として、表示装置124a,124bが有するEDID(Extended Display Identification Data)を使用することができる。EDIDは、表示装置のパネルの解像度や表示装置が処理可能な解像度、クロック周波数、メーカー名、型名、シリアル番号などの情報で構成される。また、接続先端末情報には、通信システム100を構成する各通信端末が画像拡大機能を有するか否かを示す情報が含まれている。
図2は、本発明の通信端末のハードウェア構成および機能構成の一実施形態を示す図である。以下、図2を参照して、通信端末120aのハードウェア構成および機能構成について説明する。なお、通信端末120bは、通信端末120aと同様のハードウェア構成および機能構成を備えるため、通信端末120bについては、通信端末120aとの相違点のみを説明する。
通信端末120aは、制御部200と、操作部201と、撮影装置202と、画像加工部203と、ネットワーク・インタフェース(I/F)204と、通信情報処理部205と、エンコーダ206と、デコーダ207と、画像加工部208と、表示装置I/F209とを含んで構成される。
制御部200は、通信端末120aの動作を制御する手段である。制御部200は、後述する機能手段を用いて、種々の処理を実行する。
操作部201は、通信端末120aに対するユーザの指示を受け付ける手段である。具体的には、操作部201は、通信端末120aに設置される操作ボタンや操作画面などの手段であり、撮影画像内の領域の指定や撮影画像の拡大、拡大率の指定、接続先の通信端末の指定などの種々の指示が可能である。
本実施形態では、ユーザが、通信端末の備える操作部201を用いて種々の指示を行うが、通信端末としてデスクトップ型PCを採用する場合には、ユーザは、操作部201の代わりに、マウス等の入力装置を用いて指示することができる。
撮影装置202は、自拠点の様子を撮影可能な撮影装置である。撮影装置202は、撮影画像を生成すると、当該撮影画像を画像加工部203に提供する。図2に示すように、通信端末120aは撮影装置202を備えているが、通信端末120bは、撮影装置202の代わりに、外部装置である撮影装置122bを接続可能な外部装置I/Fを備えている。通信端末120bの外部装置I/Fは、撮影装置122bから撮影画像を受信すると、当該撮影画像を画像加工部203に提供する。
画像加工部203は、制御部200の制御下で自拠点の撮影画像および他拠点の撮影画像を加工する手段である。画像加工部203は、撮影装置202から自拠点の撮影画像を受信すると、ネットワーク110の状態に応じて、自拠点の撮影画像のうちユーザが指定した領域(以下、「指定領域」とする。)を所定の解像度に変換して拡大し、または自拠点の撮影画像にクリップ処理を施して当該指定領域をトリミングする。
本実施形態では、自拠点の撮影画像の解像度の変換方法として、例えば、最近傍法、バイニリア法、1フレームベースの超解像処理、複数フレームの超解像度処理などを採用することができる。超解像度処理は、ML法、MAP法、POCS法、IBP法の種々の手法が提案されており、いずれの方法も採用することができる。超解像度処理では、撮影の際に失われた高周波成分が復元されるため、エンコーダによる符号化処理の前に撮影画像に超解像度処理を施して拡大することにより、高画質の画像を提供することができる。画像加工部203は、画像加工時のCPUの使用率に応じて、上述した解像度の変換方法を採用してもよい。
また、画像加工部203は、他拠点の撮影画像を受信すると、拡大処理が必要な場合には、当該撮影画像を所定の解像度に変換して拡大する。
ネットワークI/F204は、ネットワーク110と通信端末120aとの物理インタフェースであり、ネットワーク110を介して、種々のデータを中継装置130および他拠点の通信端末120bと通信する。
通信情報処理部205は、ネットワーク110を介したデータ通信に関する情報を処理する手段である。通信情報処理部205は、ネットワーク110の状態を監視し、その状態に応じて許容されるデータ転送レートを特定し、当該データ転送レートによるデータ転送が許容される撮影画像のデータ量の上限値を特定する。
具体的には、通信情報処理部205は、ネットワーク110を介して、接続先の通信端末にping等のネットワーク状態確認信号を送信し、ネットワーク状態情報であるRTT(Round Trip Time)やパケットロス率を導出する。通信端末120a,120bの記憶装置(図示せず)には、データ転送レートと、RTTおよびパケットロス率の少なくとも一方とが関連付けて保存されており、通信情報処理部205は、当該記憶装置を参照し、導出したRTTやパケットロス率に関連付けられているデータ転送レートを特定する。管理者は、RTTやパケットロス率を考慮して最適なデータ転送レートを関連付けることができる。
また、通信端末120a,120bの記憶装置には、データ転送レートと、当該データ転送レートによるデータ転送が許容される撮影画像のデータ量の上限値とが関連付けて登録されており、通信情報処理部205は、当該記憶装置を参照し、特定したデータ転送レートに関連付けられている撮影画像のデータ量の上限値を特定する。通信情報処理部205は、撮影画像のデータ量の上限値を特定すると、当該データ量の上限値を制御部200に通知する。
また、通信情報処理部205は、中継装置130に他拠点の接続先端末情報を要求する。通信情報処理部205は、中継装置130から接続先端末情報を受信すると、制御部200に当該接続先端末情報を提供する。
エンコーダ206は、自拠点の撮影画像を符号化して他拠点の通信端末に送信する手段である。エンコーダ206は、画像加工部203が提供する加工された撮影画像を符号化し、ネットワークI/F204を介して、通信情報処理部205が特定したネットワーク110の状態に応じて許容されるデータ転送レートで、当該符号化した撮影画像を送信する。
エンコーダ206は、符号化した撮影画像と共に、当該撮影画像を受信側の表示装置で表示する際の解像度(以下、「目標解像度」とする。)を記述したヘッダ情報を送信する。ユーザが撮影画像の指定領域を指定し、拡大率を指定しない場合は、加工前の撮影画像の解像度を目標解像度とすることができる。ユーザが撮影画像の指定領域および拡大率を指定した場合は、当該指定領域の解像度を当該拡大率によって拡大して得られる解像度を目標解像度とすることができる。
デコーダ207は、他拠点の撮影画像を復号化する手段である。デコーダ207は、ネットワークI/F204を介して中継装置130から他拠点の撮影画像を受信すると、当該撮影画像を復号化し、画像加工部208に提供する。
画像加工部208は、制御部200の制御下で、復号化された他拠点の撮影画像を加工する手段である。画像加工部208は、他拠点の撮影画像を取得すると、当該撮影画像の拡大が必要な場合には、制御部200の指示により、当該撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大し、表示装置I/F209に提供する。
表示装置I/F209は、表示装置124aと通信端末120aとの物理インタフェースである。表示装置I/F209は、画像加工部208から他拠点の撮影画像を受信すると、当該撮影画像を表示装置124aに出力して表示させる。
図3は、送信側の通信端末が実行する処理の一実施形態を示すフローチャートである。以下、図3を参照して、通信端末120a,120bが自拠点の撮影画像を送信する際に実行する処理の一実施形態について説明する。
図3の処理は、ステップS300から開始し、ステップS301では、通信情報処理部205が、接続先の通信端末にネットワーク状態確認信号を送信してネットワーク状態情報を取得する。ステップS302では、通信情報処理部205は、ネットワーク状態情報を使用して、ネットワークの状態に応じて許容されるデータ転送レートおよび撮影画像のデータ量の上限値を特定し、制御部200に通知する。ステップS303では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Aよりも大きいか否か判断する。
本実施形態では、撮影画像のオリジナルの解像度と同一の解像度を有する複数の撮影画像をエンコーダ206で符号化し、その符号化された撮影画像のデータ量の平均値を、閾値Aとして採用することができる。
当該データ量の上限値が閾値Aよりも大きい場合には(yes)、ステップS304に処理が分岐する。ステップS304では、画像加工部203が、撮影画像の指定領域の解像度を第1の解像度である目標解像度に変換して拡大する。本実施形態では、画像加工部203は、当該指定領域の解像度をオリジナルの撮影画像の解像度に変換する。
一方、当該データ量の上限値が閾値A以下である場合には(no)、ステップS305に処理が分岐する。ステップS305では、制御部200が、当該データ量の上限値が閾値Bよりも大きいか否か判断する。
本実施形態では、指定領域の解像度よりも大きく、かつ、オリジナルの撮影画像よりも小さい解像度を有する複数の撮影画像をエンコーダ206で符号化し、その符号化された撮影画像のデータ量の平均値を、閾値Bとして採用することができる。例えば、指定領域の1.5倍の解像度を有する複数の撮影画像をエンコーダ206で符号化したデータ量の平均値を閾値Bとして採用する場合、指定領域の解像度が640ピクセル×360ピクセルであれば、その1.5倍の解像度(960ピクセル×540ピクセル)の複数の撮影画像を符号化したデータ量の平均値を閾値Bとすることができる。
当該データ量の上限値が閾値Bよりも大きい場合には(yes)、ステップS306に処理が分岐する。ステップS306では、画像加工部203が、撮影画像の指定領域の解像度を第2の解像度に変換して拡大する。本実施形態では、第2の解像度は、指定領域の解像度よりも大きく、かつ、オリジナルの撮影画像よりも小さい解像度である。例えば、指定領域の1.5倍の解像度を有する複数の撮影画像を符号化したデータ量の平均値を閾値Bとして採用する場合、画像加工部203は、当該倍率と同一の倍率で指定領域の解像度を変換して拡大する。
一方、当該データ量の上限値が閾値B以下である場合には(no)、ステップS307に処理が分岐する。ステップS307では、画像加工部203が、撮影画像にクリップ処理を施して指定領域をトリミングする。
ステップS308では、エンコーダ206が、画像加工部203によって加工された撮影画像を符号化し、ステップS302で特定したネットワークの状態に応じたデータ転送レートで、符号化した撮影画像およびヘッダ情報を接続先の通信端末に送信し、ステップS309で処理が終了する。
図4は、受信側の通信端末が実行する処理の一実施形態を示すフローチャートである。以下、図4を参照して、通信端末120a,120bが他拠点の撮影画像を受信した際に実行する処理について説明する。
図4の処理は、通信端末120a,120bが、中継装置130の送信した他拠点の撮影画像を受信することにより、ステップS400から開始する。ステップS401では、デコーダ207が、他拠点の撮影画像を復号化し、復号化した撮影画像を画像加工部208に提供する。ステップS402では、制御部200が、復号化した撮影画像に対して拡大処理が必要であるか否か判断する。
本実施形態では、制御部200は、符号化した他拠点の撮影画像の解像度と、当該撮影画像に付加されているヘッダ情報に記述されている目標解像度とを比較して、拡大処理が必要か判断することができる。撮影画像の解像度と目標解像度とが同じ場合は、拡大処理が必要ではないと判断し、これらの解像度が異なる場合は、拡大処理が必要であると判断する。
拡大処理が不要な場合には(no)、ステップS404に処理が分岐する。一方、拡大処理が必要な場合には(yes)、ステップS403に処理が分岐する。ステップS403では、画像加工部208が、復号化された他拠点の撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大する。ステップS404では、画像加工部208は、他拠点の撮影画像を表示装置124a,124bに送信し、ステップS405で処理が終了する。
図5は、撮影画像の一実施形態を示す図である。撮影画像500は、撮影装置202,122bが生成した自拠点の撮影画像であり、そのサイズは1280ピクセル×720ピクセルである。通信端末120a,120bは、自拠点の表示装置124a,124bや通信端末120a,120bが備える操作画面などに撮影画像500を表示することができる。
ユーザは、表示装置124a,124bや操作画面などに表示された撮影画像500を参照し、通信端末120a,120bの操作部201を使用して、他拠点の通信端末120a,120bの表示装置124a,124bで表示したい指定領域を指定する。図5は、ユーザが640ピクセル×360ピクセルの指定領域を指定した様子を示す。他拠点の通信端末の表示装置には、この指定領域の解像度が目標解像度に拡大されて表示される。
図6は、送信側の通信端末が実行する処理の別の実施形態を示すフローチャートである。以下、図6を参照して、通信端末120a,120bが自拠点の撮影画像を送信する際に実行する処理の別の実施形態について、図3に示す処理との相違点を中心に説明する。
図6の処理は、ステップS600から開始し、ステップS601では、通信情報処理部205が、接続先の通信端末にネットワーク状態確認信号を送信してネットワーク状態情報を取得すると共に、中継装置130に接続先端末情報を要求し、接続先の通信端末の接続先端末情報を取得する。ステップS602では、通信情報処理部205は、ネットワーク状態情報を使用して、ネットワークの状態に応じて許容される撮影画像のデータ転送レートおよびデータ量の上限値を特定し、制御部200に通知する。
ステップS603では、制御部200が接続先端末情報を使用して、接続先の通信端末が画像拡大機能を有するか否か判断する。接続先の通信端末が画像拡大機能を有する場合には(yes)、ステップS605に処理が分岐する。一方、接続先の通信端末が画像拡大機能を有しない場合には(no)、ステップS604に処理が分岐する。
ステップS604では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Cよりも大きいか否か判断する。閾値Cの求め方については、まず、端末でユースケースに沿った画像(動画)を複数種類撮影する。そして、各々の画像に対して、指定の拡大率に拡大を行い、その後、エンコーダの圧縮パラメータを何種類か振ったものを用意する。画質の見栄えと圧縮パラメータの強度はトレードオフであるため、画像を見て官能評価(主観評価)を行い、どの圧縮パラメータまで会議室用途で許容される画質であるかのデータを取得する。そして、例えば、評価者の80%以上が許容した圧縮パラメータで圧縮した場合の平均画像サイズを閾値Cと設定する。
撮影画像のデータ量の上限値が閾値Cよりも大きい場合には(yes)、ステップS606に処理が分岐する。一方、撮影画像のデータ量の上限値が閾値C以下である場合には(no)、ステップS609に処理が分岐する。
ステップS605では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Aよりも大きいか否か判断する。撮影画像のデータ量の上限値が閾値Aよりも大きい場合には(yes)、ステップS606に処理が分岐する。ステップS606では、画像加工部203が、撮影画像の指定領域の解像度を第1の解像度に変換して拡大する。
一方、ステップS605の判定で撮影画像のデータ量の上限値が閾値A以下である場合には(no)、ステップS607に処理が分岐する。ステップS607では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Bよりも大きいか否か判断する。撮影画像のデータ量の上限値が閾値Bよりも大きい場合には(yes)、ステップS608に処理が分岐する。ステップS608では、画像加工部203が、撮影画像の指定領域の解像度を第2の解像度に変換して拡大する。
一方、ステップS607の判定で撮影画像のデータ量の上限値が閾値B以下である場合には(no)、ステップS609に処理が分岐する。ステップS609では、画像加工部203が、撮影画像にクリップ処理を施して指定領域をトリミングする。本実施形態では、画像加工部203が指定領域をトリミングするが、他の実施形態では、トリミングは行わずに指定領域以外の領域の解像度を低減し、または指定領域以外の領域の画素を黒でマスクし、エンコーダ206による符号化後のデータ量を削減してもよい。
ステップS610では、エンコーダ206が、画像加工部203によって加工された撮影画像を符号化し、符号化した撮影画像およびヘッダ情報を、ステップS602で特定したデータ転送レートで接続先の通信端末に送信し、ステップS611で処理が終了する。
図6に示す実施形態では、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Cよりも大きい倍には、撮影画像の指定領域の解像度を第1の解像度に変換して拡大するが、他の実施形態では、別の閾値をさらに設定し、接続先の通信端末が画像拡大機能を有していない場合でも、指定領域の解像度を複数の解像度に変換して、撮影画像を段階的に拡大してもよい。
図7は、受信側の通信端末が実行する処理の別の実施形態を示すフローチャートである。以下、図7を参照して、通信端末120a,120bが他拠点の撮影画像を受信した際に実行する処理の別の実施形態について、図4に示す処理との相違点を中心に説明する。
図7の処理は、通信端末120a,120bが他拠点の撮影画像を受信することにより、ステップS700から開始する。ステップS701では、デコーダ207が、他拠点の撮影画像を復号化し、復号化した撮影画像を画像加工部208に提供する。ステップS702では、制御部200が、自拠点の通信端末が画像拡大機能を有するか否か判断する。
本実施形態では、通信端末120a,120bは画像拡大機能を有する場合、その旨を示す情報を保持しており、制御部200は、当該情報を用いて通信端末が画像拡大機能を有するか否か判断することができる。
画像拡大機能を有していない場合には(no)、ステップS705に処理が分岐する。一方、画像拡大機能を有する場合には(yes)、ステップS703に処理が分岐する。ステップS703では、制御部200が、撮影画像に付加されているヘッダ情報を用いて、撮影画像の拡大処理が必要か否か判断する。拡大処理が不要な場合には(no)、ステップS705に処理が分岐する。一方、拡大処理が必要な場合には(yes)、ステップS704に処理が分岐する。
ステップS704では、画像加工部208が、復号化された他拠点の撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大する。ステップS705では、画像加工部208は、他拠点の撮影画像を表示装置124a,124bに送信し、ステップS706で処理が終了する。
図8は、送信側の通信端末が実行する処理の他の実施形態を示すフローチャートである。以下、図8を参照して、通信端末120a,120bが自拠点の撮影画像を送信する際に実行する処理の他の実施形態について、図6に示す処理との相違点を中心に説明する。
図8の処理は、ステップS800から開始し、ステップS801では、通信情報処理部205が、接続先の通信端末にネットワーク状態確認信号を送信してネットワーク状態情報を取得すると共に、中継装置130に接続先端末情報を要求し、接続先の通信端末の接続先端末情報を取得する。ステップS802では、通信情報処理部205は、ネットワーク状態情報を使用して、ネットワークの状態に応じて許容されている撮影画像のデータ転送レートおよびデータ量の上限値を特定し、制御部200に通知する。
ステップS803では、制御部200が接続先端末情報を使用して、接続先の通信端末が画像拡大機能を有するか否か判断する。接続先の通信端末が画像拡大機能を有する場合には(yes)、ステップS807に処理が分岐する。一方、接続先の通信端末が画像拡大機能を有しない場合には(no)、ステップS804に処理が分岐する。
ステップS804では、制御部200が接続先端末情報を使用して、接続先の通信端末の表示装置が画像拡大機能を有するか否か判断する。接続先端末情報には、上述したように、表示装置のパネルの解像度や表示装置が処理可能な解像度が含まれており、制御部200は、これらの解像度を比較することにより、接続先の表示装置が画像拡大機能を有するか否か判断することができる。例えば、表示装置が処理可能な解像度が複数存在し、そのうちの最小の解像度と表示装置のパネルの解像度が相違する場合には、画像拡大機能を有すると判断することができる。
接続先の通信端末の表示装置が画像拡大機能を有する場合には(yes)、ステップS805に処理が分岐する。一方、接続先の表示装置が画像拡大機能を有しない場合には(no)、ステップS811に処理が分岐する。
ステップS805では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Cよりも大きいか否か判断する。撮影画像のデータ量の上限値が閾値Cよりも大きい場合には(yes)、ステップS808に処理が分岐する。一方、撮影画像のデータ量の上限値が閾値C以下である場合には(no)、ステップS806に処理が分岐する。
ステップS806では、制御部200が、接続先端末情報を使用して、接続先の表示装置の画像拡大機能を分析して閾値Bを決定する。具体的には、制御部200は、接続先の表示装置の拡大処理の質や拡大率の上限値を分析して閾値Bを決定する。
表示装置の拡大処理の質を利用する実施形態では、中継装置130が、送信側の通信端末に対し、受信側の通信端末の表示装置の既定の拡大処理の質を、接続先端末情報と共に通知することができる。また、中継装置130が、受信側の通信端末の接続先端末情報に含まれるメーカー名や型名を用いて拡大処理の質を判断して、送信側の通信端末に当該拡大処理の質を通知してもよい。さらに、制御部200が、受信側の通信端末の接続先端末情報に含まれるメーカー名や型名を用いて拡大処理の質を判断してもよい。
受信側の表示装置の拡大処理の質が低い場合には、制御部200は、送信側で選択画像を拡大するように閾値Bの値を設定する。これにより、表示装置に表示される画像品質を向上させることができる。
受信側の表示装置の拡大処理の質が高い場合には、閾値Bの値は、ステップS807の閾値Aと同様に設定することができる。具体的には、閾値Cの算出方法と同様に、指定の拡大率により拡大処理を行い、それに対して、複数種類の圧縮パラメータでエンコードした画像と、拡大領域をクリップしてデフォルトの圧縮パラメータでエンコード/デコードした後に、質の良い拡大処理を実施した画像とで、官能評価を実施し、順位付けをする。そして、質の良い拡大処理を実施した画像よりも評価の良かった圧縮パラメータを抽出し、その圧縮パラメータで圧縮した場合の平均画像サイズを閾値Bと設定する。
表示装置の拡大率の上限値を利用する実施形態では、制御部200は、接続先端末情報に含まれる表示装置の処理可能な解像度の最小値と表示装置のパネルの解像度とを使用して、拡大率の上限値を算出することができる。
例えば、ユーザが撮影画像(1280ピクセル×720ピクセル)の半分の解像度の指定領域(640ピクセル×360ピクセル)を指定した場合、指定領域をオリジナルの解像度(1280ピクセル×720ピクセル)で表示するためには、指定領域を2倍に拡大する必要がある。ここで、受信側の表示装置の拡大率の上限値が1.5倍である場合、送信側の通信端末で指定領域を1.33倍に拡大し、当該拡大された指定領域を受信側の表示装置でさらに1.5倍に拡大すれば、送信側および受信側全体で指定領域を2倍に拡大することができる。
したがって、この場合では、制御部200は、指定領域(640ピクセル×360ピクセル)の1.33倍の複数の撮影画像(854ピクセル×480ピクセル)を符号化したデータ量の平均値を閾値Bとすることができる。すなわち、受信側の表示装置が使用可能な拡大率の上限値で指定領域を拡大する場合に、指定領域を目標解像度にするために必要な拡大率で拡大した撮影画像の符号化データ量の平均値を閾値Bとする。
ステップS811では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Cよりも大きいか否か判断する。撮影画像のデータ量の上限値が閾値Cよりも大きい場合には(yes)、ステップS812に処理が分岐する。一方、撮影画像のデータ量の上限値が閾値C以下である場合には(no)、ステップS803に処理が分岐する。
ステップS807では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Aよりも大きいか否か判断する。撮影画像のデータ量の上限値が閾値Aよりも大きい場合には(yes)、ステップS808に処理が分岐する。一方、撮影画像のデータ量の上限値が閾値A以下である場合には(no)、ステップS809に処理が分岐する。
ステップS808では、画像加工部203が、撮影画像の指定領域の解像度を第1の解像度に変換して拡大する。ステップS809では、制御部200が、撮影画像のデータ量の上限値が閾値Bよりも大きいか否か判断する。撮影画像のデータ量の上限値が閾値Bよりも大きい場合には(yes)、ステップS810に処理が分岐する。ステップS810では、画像加工部203が、ユーザが指定した撮影画像の指定領域を所定の倍率で拡大する。
本実施形態では、受信側の表示装置で拡大率の上限値で指定領域を拡大する場合に、指定領域を目標解像度にするために必要な拡大率で指定領域を拡大する。上述した例では、制御部200は、640ピクセル×360ピクセルの指定領域を1.33倍して854ピクセル×480ピクセルの画像に拡大する。
一方、撮影画像のデータ量の上限値が閾値B以下である場合には(no)、ステップS812に処理が分岐する。ステップS812では、画像加工部203が、撮影画像にクリップ処理を施して指定領域をトリミングする。
ステップS813では、エンコーダ206が、画像加工部203によって加工された撮影画像を符号化し、ステップS802で特定したデータ転送レートで、符号化した撮影画像およびヘッダ情報を接続先の通信端末に送信し、ステップS814で処理が終了する。
図8に示す実施形態では、受信側の表示装置は、通信端末から他拠点の撮影画像およびヘッダ情報を受信すると、当該撮影画像の解像度と、当該ヘッダ情報に含まれる目標解像度とを比較し、撮影画像を拡大する必要があるか否か判断する。表示装置は、撮影画像を拡大する必要があると判断した場合、当該撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大表示する。
これまで本発明の幾つかの実施形態について説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、上述した実施形態の構成要素を変更若しくは削除し、または上述した実施形態の構成要素に他の構成要素を追加するなど、当業者が想到することができる範囲内で変更することができる。いずれの態様においても本発明の作用効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…通信システム、110…ネットワーク、120a,120b…通信端末、122b…撮影装置、124a,124b…表示装置、130…中継装置
特開2000−165876

Claims (9)

  1. 画像を処理する通信装置であって、
    ネットワークの状態を示すネットワーク状態情報を取得する取得手段と、
    ネットワーク状態情報を使用して、ネットワークの状態に応じた送信対象の撮影画像のデータ量の上限値を特定する特定手段と、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量とに応じて、自拠点の撮影画像を加工する第1の画像加工手段と、
    前記第1の画像加工手段が加工した自拠点の撮影画像を、ネットワークを介して他拠点の通信装置に送信する送信手段と、
    他拠点の通信装置からネットワークを介して他拠点の撮影画像を受信する受信手段と、
    前記他拠点の撮影画像を拡大する必要が有るか否か判断する判断手段と、
    前記他拠点の撮影画像を拡大する必要が有る場合に、前記他拠点の撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大する第2の画像加工手段と
    を備え、
    前記第1の画像加工手段は、
    撮影画像のデータ量の上限値と、送信対象の撮影画像のデータ量とに応じて、送信対象の撮影画像の解像度を変換して拡大することを特徴とする、通信装置。
  2. 前記通信装置は、
    自拠点の撮影画像の送信先の通信装置が画像拡大機能を有するか判断する判断手段をさらに備え、
    前記第1の画像加工手段は、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量と、自拠点の撮影画像の送信先の通信装置の画像拡大機能の有無とに応じて、自拠点の撮影画像を加工することを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、
    自拠点の撮影画像の送信先の通信装置の表示装置が画像拡大機能を有するか判断する判断手段をさらに備え、
    前記第1の画像加工手段は、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量と、自拠点の撮影画像の送信先の通信装置の画像拡大機能の有無と、前記送信先の通信装置の表示装置の画像拡大機能の有無とに応じて、自拠点の撮影画像を加工することを特徴とする、請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第1の画像加工手段は、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量とに応じて、自拠点の撮影画像内の指定領域をトリミングし、または指定領域以外の領域の解像度を低減し、または指定領域以外の領域をマスクすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 画像を処理する通信装置が実行する方法であって、前記方法は、前記通信装置が、
    ネットワークの状態を示すネットワーク状態情報を取得するステップと、
    ネットワーク状態情報を使用して、ネットワークの状態に応じた送信対象の撮影画像のデータ量の上限値を特定するステップと、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量とに応じて、自拠点の撮影画像を加工するステップと、
    加工した自拠点の撮影画像を、ネットワークを介して他拠点の通信装置に送信するステップと、
    他拠点の通信装置からネットワークを介して他拠点の撮影画像を受信するステップと、
    前記他拠点の撮影画像を拡大する必要が有るか否か判断するステップと、
    前記他拠点の撮影画像を拡大する必要が有る場合に、前記他拠点の撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大するステップと
    を含み、
    前記自拠点の撮影画像を加工するステップは、
    撮影画像のデータ量の上限値と、送信対象の撮影画像のデータ量とに応じて、送信対象の撮影画像の解像度を変換して拡大するステップを含む、方法。
  6. 前記方法は、前記通信装置が、
    自拠点の撮影画像の送信先の通信装置が画像拡大機能を有するか判断するステップをさらに含み、
    前記自拠点の撮影画像を加工するステップは、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量と、自拠点の撮影画像の送信先の通信装置の画像拡大機能の有無とに応じて、自拠点の撮影画像を加工するステップを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法は、前記通信装置が、
    自拠点の撮影画像の送信先の通信装置の表示装置が画像拡大機能を有するか判断するステップをさらに含み、
    前記自拠点の撮影画像を加工するステップは、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量と、自拠点の撮影画像の送信先の通信装置の画像拡大機能の有無と、前記送信先の通信装置の表示装置の画像拡大機能の有無とに応じて、自拠点の撮影画像を加工するステップを含む、請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記自拠点の撮影画像を加工するステップは、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量とに応じて、自拠点の撮影画像内の指定領域をトリミングし、または指定領域以外の領域の解像度を低減し、または指定領域以外の領域をマスクするステップを含む、請求項5〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 画像を処理する複数の通信装置を含む通信システムであって、
    前記通信装置は、
    ネットワークの状態を示すネットワーク状態情報を取得する取得手段と、
    ネットワーク状態情報を使用して、ネットワークの状態に応じた送信対象の撮影画像のデータ量の上限値を特定する特定手段と、
    送信対象の撮影画像のデータ量の上限値と、自拠点の撮影画像のデータ量とに応じて、自拠点の撮影画像を加工する第1の画像加工手段と、
    前記第1の画像加工手段が加工した自拠点の撮影画像を、ネットワークを介して他拠点の通信装置に送信する送信手段と、
    他拠点の通信装置からネットワークを介して他拠点の撮影画像を受信する受信手段と、
    前記他拠点の撮影画像を拡大する必要が有るか否か判断する判断手段と、
    前記他拠点の撮影画像を拡大する必要が有る場合に、前記他拠点の撮影画像の解像度を目標解像度に変換して拡大する第2の画像加工手段と
    を備え、
    前記第1の画像加工手段は、
    撮影画像のデータ量の上限値と、送信対象の撮影画像のデータ量とに応じて、送信対象の撮影画像の解像度を変換して拡大することを特徴とする、通信システム。
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