JP2015059818A - 磁性異物検出方法及び磁性異物検出装置 - Google Patents

磁性異物検出方法及び磁性異物検出装置 Download PDF

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章博 吉澤
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Abstract

【課題】磁性異物を最大に磁化した状態で検出することが可能な磁性異物検出方法及び磁性異物検出装置を提供すること。【解決手段】本発明の磁性異物検出装置100は、一様な直流磁場空間を作り出す磁場発生手段101zと、磁場発生手段により作り出された磁場分布を検出する磁気センサ102zと、磁性異物のない良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布と、測定対象物を直流磁場空間に配置した場合の磁場分布と、を比較することにより磁性異物の有無を判定する異物判定手段103と、を備えたものである。【選択図】図2

Description

本発明は、磁性異物検出方法及び磁性異物検出装置に関する。
製造工程中に製品に付着または混入する磁性異物を検出する方法として、測定対象物を帯磁装置で磁化させた後に、着磁された磁性異物を磁気センサにより検出する金属検出装置が知られている(特許文献1)。特許文献1に開示された金属検出装置では、測定対象物が帯磁装置から磁気センサまで移動装置により運搬される構成となっている。
特開2006−98117号公報
金属等の磁性体は、磁場がかかった状態では飽和磁束まで磁化させることができるが、磁場がかからなくなると、自己磁場により減磁してしまう。特許文献1に開示された金属検出装置においても、帯磁装置により着磁された磁性異物は、着磁された直後は最も磁化が大きく、時間がたつにつれて減磁が進む。そのため、測定対象物が帯磁装置から磁気センサまで移動して、磁気センサの直下まで来たときには、磁気センサの信号強度が低下して磁性異物を検出することが困難となる。また、磁性異物を磁化できる強度には、材質により定まる限界がある。そのため、帯磁装置の磁場強度を大きくするだけでは、磁気センサにおいて十分に大きい信号強度を得ることができない。
本発明は、このような問題を解決するためなされたものであり、磁性異物を最大に磁化した状態で検出することが可能な磁性異物検出方法及び磁性異物検出装置を提供することを目的とする。
本発明の磁性異物検出方法は、
一様な直流磁場空間に測定対象物を配置して、磁場分布を測定する磁性異物検出方法であって、
磁性異物のない良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布と、測定対象物を直流磁場空間に配置した場合の測定磁場分布と、を比較することにより磁性異物を検出する
ことを特徴とする。
本発明では、
前記測定磁場分布と前記基準磁場分布との差が閾値以上の場合に、前記測定対象物内に磁性異物があると判定する
ことが好ましい。
また、本発明では、
少なくとも2以上の方向から測定対象物に磁場をかける
ことが好ましい。
本発明の磁性異物検出装置は、
一様な直流磁場空間を作り出す磁場発生手段と、
前記磁場発生手段により作り出された磁場分布を検出する磁気センサと、
磁性異物のない良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布と、測定対象物を直流磁場空間に配置した場合の磁場分布と、を比較することにより磁性異物の有無を判定する異物判定手段と、を備える
ことを特徴とする。
本発明では、
前記異物判定手段が、前記測定磁場分布と前記基準磁場分布との差が閾値以上の場合に、前記測定対象物内に磁性異物があると判定する
ことが好ましい。
また、本発明では、
前記磁場発生手段が、少なくとも2以上の方向から測定対象物に磁場をかける
ことが好ましい。
本発明では、
前記磁場発生手段が、ヘルムホルツコイルである
ことが好ましい。
また、本発明では、
測定対象物運搬手段をさらに備え、前記測定対象物運搬手段は一の前記ヘルムホルツコイルの内側を通る
ことが好ましい。
本発明によれば、磁性異物を最大に磁化した状態で検出することが可能な磁性異物検出方法及び磁性異物検出装置を提供することができる。
実施の形態1にかかる磁性異物検出装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる磁性異物検出装置の3軸ある磁場発生手段のうちZ軸方向の磁場発生手段のみ図示し、残りの2軸は不図示とした斜視図である。 実施の形態1にかかる磁性異物検出装置において、測定対象物の周囲の磁場が一様な場合の磁場を示す模式図である。 実施の形態1にかかる磁性異物検出装置において、測定対象物の周囲の磁場が一様な場合の、XY平面における磁場の様子を示す図である。 実施の形態1にかかる磁性異物検出装置において、測定対象物に磁性異物が混入していた場合の磁場の乱れを示す模式図である。 実施の形態1にかかる磁性異物検出装置において、測定対象物の周囲の磁場が磁性異物の周辺で乱れた場合の、XY平面における磁場の様子を示す図である。 実施の形態1にかかる磁性異物検出方法を示すフローチャートである。
[実施の形態1]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2を用いて、本実施形態にかかる磁性異物検出装置100の構成を説明する。磁性異物検出装置100は、磁場発生手段101x、101y、101zと、磁気センサ102x、102y、102zと、異物判定手段103と、測定対象物運搬手段104と、制御手段105と、を備える。図1において、磁気センサ102x、102y、102zは、磁場発生手段101x、101y、101zに隠れて見えないので、破線の矢印で場所を示した。磁性異物検出装置100は、非磁性体で構成される測定対象物200中に混入した磁性異物を検出する。磁性異物検出装置100の測定対象物200としては、例えば、電池がある。
図1は、磁性異物検出装置100の構成を示す斜視図である。図2は、説明の都合上、3軸ある磁場発生手段101x、101y、101zのうちZ軸方向の磁場発生手段101zのみ図示し、残りの2軸は不図示としたものである。図2では、磁気センサ102x、102y、102zについても磁場発生手段101zと同様に、Z軸方向の磁気センサ102zのみ図示している。
測定対象物200である電池は、例えばリチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池等である。リチウムイオン二次電池は、リチウムイオンを吸蔵・放出する正極および負極の間を、非水電解液中のリチウムイオンが移動することで充放電可能な二次電池である。リチウムイオン二次電池は、正極活物質を担持した正極材、負極活物質を担持した負極材、正極材および負極材の間に介在するセパレータ、並びに非水電解液を備える。リチウムイオン二次電池は、例えば帯状の正極材と帯状の負極材とを帯状のセパレータを介して捲回した捲回状の電極体を備えるものや、複数の正極材と複数の負極材とを、セパレータを介して交互に積層した積層状の電極体を備えるものなどが挙げられる。リチウムイオン二次電池中に導電性の磁性異物が混入すると、正極材と負極材との短絡を引き起こし、不良品の原因となる。
磁場発生手段101x、101y、101zは、一様な直流磁場空間を作り出す。磁場発生手段101x、101y、101zは、測定対象物200中にある磁性異物を飽和磁化させることが可能な程度の強度の磁場を発生させる。図1では、磁場発生手段101x、101y、101zは、それぞれ、測定対象物200を挟むように配置された2つの部品からなる。
磁場発生手段101x、101y、101zとしては、例えば、ヘルムホルツコイルや磁石が用いられる。ここで、ヘルムホルツコイルとは、2つの同等の円形コイルをその中心軸を揃えて半径分の間隔を隔てて配置したものをいう。このヘルムホルツコイルでは、2つのコイルに同量の電流を流して同じ向きの磁場を発生させると、2つのコイルの共通の中心軸線上で、均一な磁場を得ることが可能である。
磁場発生手段101x、101y、101zは、X軸、Y軸、Z軸の互いに直交する3軸方向に設けられており、3軸方向に磁場を発生できる。磁場発生手段101は必ずしも3軸方向に一つずつ設けなくてもよく、1軸方向または2軸方向であってもよい。図2において、Z軸方向の磁場発生手段101zが発生させた磁場Mzを図示する。磁場を発生させる方向が1軸方向だけの場合には、平たい磁性異物の薄い面が磁場の方向を向いていると、磁性異物が磁化されにくくなり、検出するのが難しいことがある。磁場を3軸方向に発生させることにより、多様な形状の磁性異物も検出できるようになり、1軸方向のみの場合よりも磁性異物の検出精度を上げることができる。
磁気センサ102x、102y、102zは、磁場発生手段101x、101y、101zにより作り出された磁場分布を検出する。磁気センサ102x、102y、102zとしては、絶対磁場を計測できるものを用いるのが好適であり、例えば、SQUID(Superconducting Quantum Interference Device:超伝導量子干渉素子)センサや、MI(Magneto-Impedance:磁気インピーダンス)センサを用いる。磁気センサ102x、102y、102zの感度は、磁場が発生している箇所(換言すれば、磁性異物のある箇所)からの距離に依存する。よって、磁気センサ102x、102y、102zは、測定対象物200に近づけて配置することが好ましい。特に、測定対象物200の表面に接するように磁気センサ102x、102y、102zを配置することで、磁気センサの感度を向上させることができる。
磁気センサ102x、102y、102zは、磁場発生手段101x、101y、101zに対応して設けられており、磁性異物検出装置100ではX軸、Y軸、Z軸の3軸方向に設けられている。磁気センサ102x、102y、102zは、測定物運搬手段と連動しており、空間的な磁場分布を測定することが可能である。図1では、磁気センサ102x、102y、102zは、磁場発生手段101x、101y、101zに隠れていて見えない。図2では、磁気センサ102zはY軸方向に1列に並べられており、X軸方向に走査することにより、測定対象物200の周囲の磁場Mzを2次元(XY平面)で測定できる。磁気センサ102x、102y、102zは、1列に配列して配列方向と直交する方向に走査する構成に限られず、2次元に配列されてもよい。
異物判定手段103は、測定対象物200中の磁性異物の有無を判定する。より具体的には、磁性異物のない測定対象物200の良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布と、測定対象物200を直流磁場空間に配置した場合の磁場分布と、を比較することにより磁性異物の有無を判定する。磁性異物の有無を判定するだけではなく、磁性異物の個数の計測も可能である。基準磁場分布は、測定開始前に事前に測定して用意しておく。
測定対象物運搬手段104は、測定対象物200を移動させる。測定対象物運搬手段104は、磁気センサ102x、102y、102zと連動しており、測定対象物200がある座標にきたときの磁場分布を磁気センサ102x、102y、102zにより測定できる。図1および図2では、測定対象物運搬手段104はベルトコンベアとなっている。ベルトコンベアは、載せられた測定対象物200をY軸方向に次々と運搬していくので、多数の測定対象物200を効率よく検査できる。測定対象物運搬手段104はベルトコンベアに限定されるものではなく、3軸方向に移動可能なステージでもよい。
また、磁場発生手段101x、101y、101zとしてヘルムホルツコイルを用いる場合には、測定対象物運搬手段104が円形コイルの内側の中心付近を通る構成とすることにより、測定対象物200が移動する方向と平行な方向にも磁場を印加することができる。
制御手段105は、磁気センサ102x、102y、102zと測定対象物運搬手段104とを制御する。磁気センサ102x、102y、102zと測定対象物運搬手段104と連動させて制御することにより、3軸方向の磁場分布を空間的に測定し、記録できる。
図3〜図6を用いて、磁性異物検出装置100が磁性異物を検出する原理を説明する。図3および図5は、磁性異物検出装置100をY軸方向から見た図である。図3および図5においては、X軸方向の磁場発生手段101xおよび磁気センサ102x、並びにY軸方向の磁場発生手段101yおよび磁気センサ102yは図示されていない。図3に示すように、非磁性体で構成されている測定対象物200に磁場発生手段101zにより一様な磁場Mzを印加すると、測定対象物200の周囲の磁場Mzの一様性は乱れず、一様なままである。図4には、測定対象物200の周囲の磁場Mzが一様な場合の、XY平面における磁場Mzの様子を示す。
図5は、測定対象物200に磁性異物201が混入していた場合の磁場Mzの乱れを示す図である。測定対象物200に印加された一様な磁場Mzは、磁性異物201の周囲で曲げられることにより、磁性異物201の周囲で磁場Mzの乱れが発生する。図6には、測定対象物200の周囲の磁場Mzが磁性異物201の周辺で乱れた場合の、XY平面における磁場Mzの様子を示す。測定対象物200の周囲に一様な磁場Mzが印加されている中で、磁性異物201の周辺のみ磁場Mzの強度が変わっていることがわかる。
図7を用いて、本実施形態にかかる磁性異物検出装置100を用いた磁性異物検出方法について説明する。なお、磁性異物検出装置100を用いた磁性異物検出は、軸ごと(X軸、Y軸、Z軸)に行われるのは当然である。
磁場発生手段101x、101y、101zにより一様な直流磁場を発生させて、想定される磁性異物201よりも十分に大きな直流磁場空間を作り出す(ST701)。磁場発生手段101x、101y、101zが磁場を発生させる方向は3軸方向に限定されず、1軸方向又は2軸方向でもよい。
次に、一様な直流磁場の中に測定対象物200を配置する(ST702)。測定対象物運搬手段104が、測定対象物200を測定位置まで移動させる。測定対象物運搬手段104は、複数の測定対象物200を連続して測定位置に送り込んでもよい。
次に、測定対象物200を直流磁場空間に配置した場合の磁場分布を、磁気センサ102x、102y、102zにより測定する(ST703)。一様な直流磁場の中に測定対象物200を配置したまま磁場分布を測定することにより、磁性異物201を最大に磁化した状態で検出することができる。
次に、異物のない測定対象物200の良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布と、測定対象物200を直流磁場空間に配置した場合の測定磁場分布との差を計算する(ST704)。磁性異物201のない測定対象物200の良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布は事前に測定しておく。
次に、測定磁場分布と基準磁場分布との差が閾値以上であるか否かを判定する(ST705)。測定磁場分布と基準磁場分布との差が閾値以上となる箇所がない場合(ST705 NO)には、測定対象物200内に磁性異物201がないと判定する(ST706)。磁性異物201がない測定対象物200は良品と判断され、次工程へと送られる。
測定磁場分布と基準磁場分布との差が閾値以上となる箇所がある場合(ST705 YES)に、測定対象物200内に磁性異物201があると判定する(ST707)。測定対象物200内に磁性異物201があると判定した場合には、磁性異物201の場所と個数を計測して記憶する(ST708)。磁性異物201があると判定されても、磁性異物201の存在する場所と個数が良品の基準内の場合は、測定対象物200は良品と判断され、次工程へと送られる。磁性異物201の存在する場所と個数が良品の基準外の場合は、測定対象物200は不良品と判断されて、磁性異物201の除去工程へと送られるか、または廃棄処分となる。
以上、説明したように、上述の構成により、磁性異物を最大に磁化した状態で検出することが可能な磁性異物検出方法及び磁性異物検出装置を提供することができる。
さらに、本実施形態の磁性異物検出装置100において、磁場発生手段が3つ設けられているので、少なくとも2以上の方向から測定対象物200に磁場をかけることができる。この構成により、多様な形状の磁性異物も検出できるようになり、磁性異物の検出精度を上げることができる。
また、本実施形態の磁性異物検出装置100において、磁場発生手段としてヘルムホルツコイルを用いると、ヘルムホルツコイルの中心付近には物が配置されない空間を作ることができる。測定対象物運搬手段104がヘルムホルツコイルの中心付近を通るような構造にすることにより、測定対象物200が移動する方向と平行な方向にも磁場をかけることができる。これにより、測定対象物運搬手段104により磁性異物検出装置100に測定対象物200を連続して送り込むような構成をとる場合であっても、複数方向の磁場を印加することができるので、磁性異物の検出精度を上げることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態1においては、磁場発生手段101x、101y、101zが3軸方向に備えられている場合について説明したが、磁場発生手段101x、101y、101zが発生する磁場は3軸方向に限定されず、1軸方向又は2軸方向でもよい。つまり、磁場発生手段は3つに限定されず、一つまたは二つであってもよい。また、磁性異物検出装置の測定対象物200は電池に限定されず、非磁性体により構成される測定対象物であればよい。
100 磁性異物検出装置
101x、101y、101z 磁場発生手段
102x、102y、102z 磁気センサ
103 異物判定手段
104 測定対象物運搬手段
105 制御手段
200 測定対象物
201 磁性異物

Claims (8)

  1. 一様な直流磁場空間に測定対象物を配置して、磁場分布を測定する磁性異物検出方法であって、
    磁性異物のない良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布と、測定対象物を直流磁場空間に配置した場合の測定磁場分布と、を比較することにより磁性異物を検出する
    ことを特徴とする磁性異物検出方法。
  2. 請求項1に記載の磁性異物検出方法であって、
    前記測定磁場分布と前記基準磁場分布との差が閾値以上の場合に、前記測定対象物内に磁性異物があると判定する
    ことを特徴とする磁性異物検出方法。
  3. 請求項1又は2に記載の磁性異物検出方法であって、
    少なくとも2以上の方向から測定対象物に磁場をかける
    ことを特徴とする磁性異物検出方法。
  4. 一様な直流磁場空間を作り出す磁場発生手段と、
    前記磁場発生手段により作り出された磁場分布を検出する磁気センサと、
    磁性異物のない良品サンプルを直流磁場空間に配置した場合の基準磁場分布と、測定対象物を直流磁場空間に配置した場合の磁場分布と、を比較することにより磁性異物の有無を判定する異物判定手段と、を備えた
    磁性異物検出装置。
  5. 請求項4に記載の磁性異物検出装置であって、
    前記異物判定手段が、前記測定磁場分布と前記基準磁場分布との差が閾値以上の場合に、前記測定対象物内に磁性異物があると判定する
    ことを特徴とする磁性異物検出装置。
  6. 請求項4又は5に記載の磁性異物検出装置であって、
    前記磁場発生手段が、少なくとも2以上の方向から測定対象物に磁場をかける
    ことを特徴とする磁性異物検出装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の磁性異物検出装置であって、
    前記磁場発生手段が、ヘルムホルツコイルである
    ことを特徴とする磁性異物検出装置。
  8. 請求項7に記載の磁性異物検出装置であって、
    測定対象物運搬手段をさらに備え、前記測定対象物運搬手段は一の前記ヘルムホルツコイルの内側を通る
    ことを特徴とする磁性異物検出装置。
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