JP2015059603A - エンジン支持装置 - Google Patents
エンジン支持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015059603A JP2015059603A JP2013193305A JP2013193305A JP2015059603A JP 2015059603 A JP2015059603 A JP 2015059603A JP 2013193305 A JP2013193305 A JP 2013193305A JP 2013193305 A JP2013193305 A JP 2013193305A JP 2015059603 A JP2015059603 A JP 2015059603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- actuator
- acceleration
- engine support
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 64
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 16
- 230000008569 process Effects 0.000 description 15
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
Description
上記エンジン支持装置において、前記第1アクチュエーターは、前記第1軸線に沿う前記エンジン支持部の変位による荷重の一部を弾性変形に変換する弾性部材を有し、前記第2アクチュエーターは、前記第2軸線に沿う前記エンジン支持部の変位による荷重の一部を弾性変形に変換する弾性部材を有することが好ましい。
上記エンジン支持装置において、前記制御部は、前記エンジンの加速度が基準値以上となる場合に前記第1アクチュエーター及び前記第2アクチュエーターを駆動することが好ましい。
上記構成によれば、第1軸線と第2軸線とが直交していることから、第1軸線をエンジンマウントの圧縮方向に設定し、且つ、第2軸線をエンジンマウントのせん断方向に設定することができる。
以下、図1〜図5を参照して、本開示におけるエンジン支持装置の第1実施形態について説明する。
図2に示されるように、エンジンマウント15は、第1アクチュエーター201、第2アクチュエーター202、フレーム11に連結固定されるフレーム連結部21、エンジン10に連結固定されるエンジン支持部22、これらを備える。
図2に示されるように、第1アクチュエーター201の駆動及び第2アクチュエーター202の駆動は、ECU35によって各別に制御される。ECU35は、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロコンピューターであり、ROMに予め格納された制御プログラムや各種データに基づき、第1及び第2アクチュエーター201,202を駆動する駆動処理を実行する。
図3に示されるように、エンジン10の加速度aの大きさAは、エンジン回転速度Neと密接に関わる。これは、エンジン10の振動の周波数がエンジン10の形式や燃焼タイミングに依存するためである。第1実施形態の駆動処理において、ECU35は、エンジン回転速度Neが駆動対象範囲内であることを条件に第1及び第2アクチュエーター201,202を駆動する。駆動対象範囲は、予め行ったシミュレーションや実験等によって規定され、第1及び第2アクチュエーター201,202を駆動させない状態でエンジン10を駆動させた場合に、エンジン10の加速度aの大きさAが基準値Ath以上となるエンジン回転速度Neの範囲である。ECU35には、駆動対象範囲の最小エンジン回転速度Ne1と最大エンジン回転速度Ne2とを規定したデータが格納されている。
エンジン支持装置は、エンジン回転速度Neが駆動対象範囲外であるとき、第1及び第2アクチュエーター201,202を駆動しない。この際、第1アクチュエーター201は、第1軸線方向D1の制振力として支持ばね31の弾性変形に基づく弾性力をエンジン10に付与する。また、第2アクチュエーター202は、第2軸線方向D2の制振力として支持ばね31の弾性変形に基づく弾性力をエンジン10に付与する。
(1)1つのエンジンマウント15によって、第1軸線方向D1だけでなく第2軸線方向D2におけるエンジン10の振動が相殺される。その結果、従来のエンジン支持装置に比べて、エンジン10からフレーム11に伝播する振動が抑えられる。
次に、図6を参照してエンジン支持装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態のエンジン支持装置は、第1実施形態におけるエンジン支持装置とはECU35が実行する駆動処理が異なるだけで主要な構成が同じである。そのため、第2実施形態においては、第1実施形態と異なる部分について詳細に説明し、第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付すことによりその詳細な説明は省略する。
図6に示されるように、ステップS21においてECU35は、エンジン10の加速度aを取得する。次のステップS22においてECU35は、加速度aの大きさAが基準値Athよりも大きいか否かを判断する。大きさAが基準値Ath未満である場合(ステップS22:NO)、ECU35は、駆動処理を一旦終了する。
第2実施形態のエンジン支持装置は、エンジン10の加速度aの大きさAが基準値Ath以上である場合に第1及び第2アクチュエーター201,202を駆動する。そのため、エンジン回転速度Neに関わらずエンジン10の振動が大きくなったとしても、その振動のフレーム11への伝播が抑えられる。
(9)エンジン回転速度Neに関わらずエンジン10の振動が大きくなったとしても、その振動のフレーム11への伝播が抑えられる。
・第1アクチュエーター201の加振テーブル26は、エンジン支持部22あるいはフレーム連結部21に対して第2軸線方向D2に沿って相対移動可能であればよい。そのため、例えば、基礎部25がフレーム連結部21に連結固定され、且つ、加振テーブル26に対してエンジン支持部22が第2軸線方向D2に沿って移動可能に連結されてもよい。また例えば、加振テーブル26がエンジン支持部22に連結固定され、且つ、基礎部25が弾性体を介してフレーム連結部21に連結固定されてもよい。同様に、第2アクチュエーター202の加振テーブル26は、エンジン支持部22あるいはフレーム連結部21に対して第1軸線方向D1に沿って相対移動可能であればよい。
・ECU35は、エンジン回転速度Neやエンジン10の加速度aに関わらず、常に、第1及び第2アクチュエーター201,202を駆動してもよい。
Claims (5)
- エンジンを支持するエンジン支持部、前記エンジン支持部を第1軸線に沿って振動させる電磁式の第1アクチュエーター、及び、前記第1軸線に交差する第2軸線に沿って前記エンジン支持部を振動させる電磁式の第2アクチュエーターを備えるエンジンマウントと、
前記エンジンに対して制振力が付与されるように前記第1アクチュエーターの駆動及び前記第2アクチュエーターの駆動を各別に制御する制御部と、備える
エンジン支持装置。 - 前記制御部は、
前記エンジンの加速度を取得し、前記取得した加速度に基づいて前記エンジンの加速度が下がるように前記第1アクチュエーターの駆動量と前記第2アクチュエーターの駆動量とを制御する
請求項1に記載のエンジン支持装置。 - 前記第1アクチュエーターは、
前記第1軸線に沿う前記エンジン支持部の変位による荷重の一部を弾性変形に変換する弾性部材を有し、
前記第2アクチュエーターは、
前記第2軸線に沿う前記エンジン支持部の変位による荷重の一部を弾性変形に変換する弾性部材を有する
請求項1または2に記載のエンジン支持装置。 - 前記制御部は、
前記エンジンの加速度が基準値以上となる場合に前記第1アクチュエーター及び前記第2アクチュエーターを駆動する
請求項1〜3のいずれか一項に記載のエンジン支持装置。 - 前記第1軸線と前記第2軸線とが互いに直交する
請求項1〜4のいずれか一項に記載のエンジン支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013193305A JP6266283B2 (ja) | 2013-09-18 | 2013-09-18 | エンジン支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013193305A JP6266283B2 (ja) | 2013-09-18 | 2013-09-18 | エンジン支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015059603A true JP2015059603A (ja) | 2015-03-30 |
JP6266283B2 JP6266283B2 (ja) | 2018-01-24 |
Family
ID=52817305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013193305A Active JP6266283B2 (ja) | 2013-09-18 | 2013-09-18 | エンジン支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6266283B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05202977A (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-10 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振マウントと該防振マウントを用いたパワープラント支持装置および該パワープラント支持装置における防振マウントの制御方法 |
JPH09222150A (ja) * | 1996-02-19 | 1997-08-26 | Bridgestone Corp | 除振支持装置 |
JPH11325165A (ja) * | 1998-05-13 | 1999-11-26 | Honda Motor Co Ltd | 制御エンジンマウント |
JP2005048944A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Hyundai Motor Co Ltd | 非対称可変剛性を有する車両用マウント装置 |
JP2007285378A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Aisin Seiki Co Ltd | 振動減衰装置 |
-
2013
- 2013-09-18 JP JP2013193305A patent/JP6266283B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05202977A (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-10 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振マウントと該防振マウントを用いたパワープラント支持装置および該パワープラント支持装置における防振マウントの制御方法 |
JPH09222150A (ja) * | 1996-02-19 | 1997-08-26 | Bridgestone Corp | 除振支持装置 |
JPH11325165A (ja) * | 1998-05-13 | 1999-11-26 | Honda Motor Co Ltd | 制御エンジンマウント |
JP2005048944A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Hyundai Motor Co Ltd | 非対称可変剛性を有する車両用マウント装置 |
JP2007285378A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Aisin Seiki Co Ltd | 振動減衰装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6266283B2 (ja) | 2018-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101153579B1 (ko) | 자동차 차체의 진동을 저감하는 자동차용 제진장치 | |
EP2278189B1 (en) | Vibration control device for vehicle | |
CN103038998A (zh) | 直线运动驱动器驱动装置 | |
JP2013028303A (ja) | 車両用防振装置 | |
JP6369901B2 (ja) | ダイナミックダンパ制御装置 | |
JP6266283B2 (ja) | エンジン支持装置 | |
JP2009275828A (ja) | 制振装置及び加振指令テーブルの製造方法 | |
JP6264952B2 (ja) | 振動低減装置 | |
JP2011144879A (ja) | 防振装置 | |
JP2018135942A (ja) | 振動低減方法及び振動低減装置 | |
JP5845884B2 (ja) | アクティブ制振装置 | |
JP5085360B2 (ja) | 能動型防振装置 | |
JP2016075380A (ja) | 能動型防振装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6266283 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |