JP2015059556A - タービン翼の自動探傷装置 - Google Patents

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拓也 渕
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Abstract

【課題】タービン翼の探傷検査を短時間かつ高精度で実施する。
【解決手段】タービンホイール2に植込み部10を介して結合される複数のタービン翼1の自動探傷装置において、前記複数のタービン翼1に取り付けられる円環状のガイドレール3と、前記ガイドレール3に沿って移動する走行装置4と、前記走行装置の端部に支持され前記植込み部10の探傷検査を行う探触子5と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば蒸気タービンプラントで用いられるタービン翼の自動探傷装置に関する。
一般の発電用の蒸気タービンプラントではタービン翼(動翼)とタービンロータ(車軸)はタービン翼とタービンホイールに形成された植込み部によって結合されている。図7に示すように、植込み部10は十分な強度を確保するために、複雑な噛み合わせ形状をしており、これによりタービン翼1をタービンホイール2に強固に固定している。
ところで、高速で回転する植込み部10が損傷するとタービン翼1が飛散する事故につながることから、運用において健全性を確認する検査を定期的に行う必要がある。現状の蒸気タービンプラントの定期検査時においては、定期点検期間の短縮化のために、タービン翼1をタービンホイール2から抜き取らずに植込み部10の探傷検査が行われている。
植込み部10の検査手段として、超音波探触子(UT)を用いた探傷検査手段が一般的に用いられる。ただし、タービン翼1の形状が複雑なため植込み部10の検査を実施する際は、手動で探触子を探傷面に密着させて探傷検査を実施している。例えば、特許文献1に提示されている探傷検査装置は、フォーク型の植込み部の平坦面に超音波探触子を設置し、植込み部に対し超音波を送受信することにより探傷検査を実施している。
また、探傷検査を自動で行う手段も提案されており、例えば特許文献2に提示されている探傷検査装置は、タービン翼下部の段差等の障害物との干渉を避けるため、超音波探触子が搭載された磁石クローラ式走行装置を、タービンロータの外周面に沿って走行させることで、タービンホイールの植込み部の自動探傷検査を実施している。
特開2012−47184号公報 特開2000−221178号公報
上述したように、現状の蒸気タービンプラントでは定期検査時間の短縮化が求められているが、特許文献1に開示の探傷検査手段は、手動で探触子を設置、移動させるため探傷検査に要する時間が長期化するという課題があった。また、特許文献2に開示の磁石クローラ式走行装置を用いた探傷検査手段は、タービンシャフトに走行案内用の凹凸部を形成する必要があり、そのため、タービンシャフトの製造工程が長期化、複雑化するという課題があった。また、クローラ式走行装置に搭載された探触子を検査対象の植込み部に正確に位置決めする手段が設けられておらず、迅速で信頼性の高い探傷検査を実施することが困難であった。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、タービン翼、特に、段差等の障害物が存在するタービン翼の植込み部に対し短時間で高精度の探傷検査を実施することができるタービン翼の自動探傷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るタービン翼の自動探傷装置は、タービンホイールに植込み部を介して結合される複数のタービン翼の自動探傷装置において、前記複数のタービン翼に取り付けられる円環状のガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動する走行装置と、前記走行装置の端部に固定され前記植込み部の探傷検査を行う探触子と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るタービン翼の自動探傷装置は、タービンホイールに植込み部を介して結合される複数のタービン翼の自動探傷装置において、前記タービン翼に隣接して設けられた支柱と、一端に探触子が取り付けられ他端が前記支柱に支持された第2の支持部材と、を有し、前記第2の支持部材は、前記探触子が間欠的に回転している前記植込み部に近接又は接触する位置、あるいは前記植込み部から離反する位置に配置するように移動可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るタービン翼の自動探傷装置は、タービンホイールに植込み部を介して結合される複数のタービン翼の自動探傷装置において、前記タービン翼に隣接して設けられた支柱と、一端に探触子が取り付けられ他端が前記支柱に支持された第3の支持部材と、を有し、前記第3の支持部材は、前記探触子が探傷検査を実施している間、連続的に回転している探傷検査対象の植込み部に当該探触子が追随するように移動可能に構成され、かつ、前記探触子が前記植込み部に近接又は接触する位置、あるいは前記植込み部から離反する位置に配置するように移動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、タービン翼の探傷検査を短時間かつ高精度で実施することができる。
(a)は第1の実施形態に係るガイドレールの模式図、(b)は走行装置が装着されたガイドレールの断面図、(c)は(b)の一部拡大図。 第1の実施形態に係る自動探傷装置の模式図。 タービン翼の基部に取り付けられた第1の実施形態に係る自動探傷装置の模式図。 第2の実施形態に係る自動探傷装置の模式図。 第3の実施形態に係る自動探傷装置の模式図。 第4の実施形態に係る自動探傷装置の模式図。 タービン植込み部の模式図。
以下、本発明に係るタービン翼の自動探傷装置の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、探傷検査の対象がタービン翼(動翼)の植込み部の例について説明するが、これに限定されず、動翼又は静翼自体、タービンホイールの植込み部、あるいはタービン静翼の取付部を探傷検査対象としてもよい。
[第1の実施形態]
第1の実施形態に係るタービン翼の自動探傷装置を図1により説明する。
(構成)
本実施形態に係るタービン翼の自動探傷装置は、図1〜図3に示すように、タービンホイール2の周囲に放射状に配置された複数のタービン翼(動翼)1の基部近傍に取り付けられる円環状のガイドレール3と、ガイドレール3に走行可能に取り付けられた自走式の走行装置4と、走行装置4の端部に設置され走行装置4とともにガイドレール3に沿って走行移動する探触子5と、から構成される。
走行装置4は内部に小型モータ(図示せず)とガイドレール3に沿って走行する駆動輪4aを有し、探触子5は植え込み部10に対し超音波を送受信する超音波送受信素子(トランスジューサ)5aを備えている(図1(b))。
円環状のガイドレール3は複数に分割可能に構成され、ガイドレール3をタービン翼1に取り付ける際は、分割したガイドレール3をタービン翼1に取り付け固定した後、公知の締結具によってガイドレール3の分割面3cを接続固定する(図示せず)。
また、ガイドレール3を簡便にタービン翼1に取り付けるために、図2に示すようにガイドレール3の外縁部にタービン翼1と嵌合する複数の位置決め溝3aを設けてもよい。これにより、図3に示すように、タービン翼1へのガイドレール3の取り付け固定作業を簡便に行うことができるとともに、ガイドレール3を所望の位置に位置決め固定することができる。
さらに、探触子5を各植込み部10に位置決めするために、図1(c)に示すように、走行装置4に対向するガイドレール3の外周面に複数の位置決め穴3bを設け、走行装置4の内面には位置決め穴3bに出没可能に嵌合する位置決めピン4bを設けている。各位置決め穴3bは、ガイドレール3がタービン翼1に取り付け固定される際に、各植込み部10に対応する位置にくるようにガイドレール3に形成される。
位置決めピン4bは、スプリング等の弾性部材により進退可能に構成され、例えば位置決めピン4bの先端部を曲面状に形成することで、位置決めピン4bに所定の横荷重がかかると位置決め穴3aから離脱できるように構成される(図示せず)。なお、位置決めピン4bをソレノイド等によって進退可能とすることで、位置決め穴3aから挿脱可能に構成してもよい(図示せず)。
また、走行装置4及び探触子5の電源及び制御部は走行装置4内に搭載してもよいが、外部からケーブルにより電源及び制御信号を供給するようにしてもよい(図示せず)。
(作用)
このように構成された本実施形態において、タービン翼1の植込み部10の探傷検査を実施する場合は、まず、円環状のガイドレール3をタービン翼1の基部に取り付け固定する。その際、ガイドレールの位置決め溝3aをタービン翼1に嵌合させ、その後、公知の締結具でタービン翼1に固定することで、ガイドレール3をタービン翼1に簡便に取り付け固定することができる。
次に、走行装置4をガイドレール3に沿って移動させ、位置決めピン4bがガイドレール3の位置決め穴3bに嵌合する位置で走行装置4を停止させ、探触子5によりその位置に対応する植込み部10の探傷検査を実施する。
次いで、位置決めピン4bを位置決め穴3bから離脱させ、次の植込み部10へ走行装置4を移動させ探傷検査を実施する。これを全ての植込み部10に対し順次実施する。
(効果)
本実施形態によれば、複雑な形状を有するタービン翼1に円環状のガイドレール3を取り付け、走行装置4と探触子5をガイドレール3に沿って走行させることで、短時間で効率的にタービン翼1の植込み部10の探傷検査を実施することができる。
また、走行装置4とガイドレール3にそれぞれ位置決めピン4bと位置決め穴3bからなる位置決め部材を設けたことにより、探触子5を所望の位置に簡便に位置決めすることができるため、高精度で信頼性の高い探傷検査を実施することができる。
さらに、ガイドレール3にタービン翼1と嵌合する位置決め穴3bを設けたことで、ガイドレール3を簡便にタービン翼1に取り付け固定することができる。
(変形例)
本変形例では、図1及び図3の矢線aで示すように、探触子5を走行装置4に対し移動可能に取り付ける構成としている。探触子5は、例えば、走行装置4の内部に設けられた小型モータにより(図示せず)、植込み部10に近接又は接触するように、あるいは離反するように移動する。
すなわち、探傷検査中は探触子5を植込み部10に近接又は接触する位置に配置させることで高精度の探傷検査を実施し、検査終了後は探触子5を植込み部10から離反させ、次の検査対象の植込み部10まで円滑に移動させる。これにより、探触子5は、植込み部10の段差等と干渉することなく円滑に移動することができるとともに、植込み部10の探傷検査を短時間かつ高精度で実施することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係るタービン翼の自動探傷装置を図4により説明する。
(構成)
上記第1の実施形態では、ガイドレール3をタービン翼1の基部に取り付けた例を説明したが、タービン翼1の基部には種々の部材が密集配置されているため、ガイドレール3の取り付け作業が困難となるケースがある。
そのため、本第2の実施形態では、図4に示すように、ガイドレール3をタービン翼1の中間部又は先端部に取り付ける構成としている。その場合、探触子5は走行装置4に第1の支持部材11により取り付けられる。また、第1の支持部材は、図4の矢線bに示すように、探触子5が植込み部10に対して接離可能なように、走行装置4側を中心として移動(回動)可能に構成する。この接離操作は例えば走行装置4の内部に設けられた小型モータにより駆動制御される(図示せず)。
(作用)
このように構成された本実施形態において、第1の支持部材は、走行装置4の走行中は探触子5を植込み部10から離反する位置に移動させ、走行装置4を円滑に走行させる。また、植込み部10の探傷検査中は、探触子5を植込み部10に近接又は接触する位置に移動させる。
(効果)
本第2の実施形態によれば、取り付け固定作業が比較的容易なタービン翼1の中間部又は先端部にガイドレール3を取り付け固定するため、取り付け固定作業を簡便に行うことができる。また、接触子5を植込み部10から接離可能に構成したことで、走行装置4を円滑に移動させることができるとともに、植込み部10の探傷検査を短時間かつ高精度で実施することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態に係るタービン翼の自動探傷装置を図5により説明する。なお、上記実施形態と同一又は類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成)
上記実施形態では、タービンを停止させた状態で探傷検査を実施する例を説明したが、本実施形態ではタービンを間欠回転させながら探傷検査を実施する。
本実施形態に係るタービン翼の自動探傷装置は、図5に示すように、タービンロータ7にタービンホイール2が配置された状態で植込み部10の探傷検査を行う探触子5と、タービン翼1に隣接して設けられた支柱12と、探触子5を略平行に支柱12に支持する第2の支持部材13とから構成される。第2の支持部材13は、図5の矢線cで示すように、探触子5が植え込み部10に近接又は接触する位置と植え込み部10から離反する位置に移動可能なように、支柱12側を中心として移動(回動)可能に構成されている。
(作用)
このように構成された本実施形態において、植込み部10の探傷検査を実施する際は、タービンロータ7に接続されたタービン翼1の回転を一時的に停止させ、第2の支持部材13を移動(回動)させることにより探触子5を探傷検査対象の植込み部10に近接又は接触する位置に移動させる。検査終了後は探触子5を植込み部10から離反するように移動させる。
次に、タービン翼1を間欠的に駆動させ、次の植込み部10が探触子5に対応する位置に到達するとタービン翼1の回転を停止し、上記と同様に探傷検査を実施する。このようにタービン翼1を間欠的に回転させながら、全植込み部10に対し探傷検査を実施する。
(効果)
本実施形態によれば、タービン翼1を間欠的に回転させることにより、簡便な探傷検査装置で短時間かつ効率的に植込み部10の探傷検査を実施することができる。
また、探触子5を植込み部10に対し接離可能に構成したことにより、探触子5は植込み部10の段差等と干渉することなく移動させることができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態に係るタービン翼の自動探傷装置を図6により説明する。なお、上記実施形態と同一又は類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成)
上記第3の実施形態では、タービン翼1を間欠的に回転させながら探傷検査を実施する例を説明したが、本実施形態ではタービン翼1を連続的に低速回転させながら探傷検査を実施する。
本実施形態に係るタービン翼1の自動探傷装置は、図6に示すように、植込み部10の探傷検査を行う探触子5と、タービン翼1に隣接して設けられた支柱12と、探触子5を略水平に支柱12に支持する第3の支持部材14と、探触子5の両端部に設けられた一対の第4の支持部材15a、15bと、当該一対の第4の支持部材15a、15bの先端に設けられ探傷検査対象の植込み部10に隣接する植え込み部10a、10bの表面に密着する例えば電磁石等からなる密着部材16a、16bと、から構成される。なお、吸着部材16a、16bとして、電磁石以外に真空吸引式による密着手段を用いてもよい。
第3の支持部材14は、探傷検査中に探触子5が探傷検査対象の植込み部10の回転に追随して移動可能なように、図6の矢線eで示すように、支柱12に対し上下動可能に構成されている。
さらに、第3の支持部材13は、図6の矢線cで示すように、探触子5が植込み部10に近接又は接触する位置と植込み部10から離反する位置に移動可能なように、支柱12側を中心として移動(回動)可能に構成されている。
(作用)
このように構成された本実施形態において、植込み部10の探傷検査を実施する際は、低速回転している探傷検査対象の植込み部10に第3の支持部材により探触子5を近接又は接触させ、同時に隣接する植込み部10a、10bに密着部材16a、16bを密着させることで、探触子5を位置決め固定する。その際、植込み部10は低速で回転しているため、接触子5の位置決め作業、及び密着部材16a、16bの密着作業を手動で容易に行うことができる。
探傷検査中、第3の支持部材14は、図6の矢線dで示すように、タービン翼1及び植込み部10の回転に追随して支柱12に対し上下に移動し、また、探触子5及び密着部材16a、16bも、図6の矢線eで示すように、タービン翼1の回転に追随して移動する。
探傷検査が終了した後は、手動で密着部材16a、16bを離脱させるとともに、第3の支持部材14を移動(回動)させることで探触子5を植込み部10から離反させる。
次の探傷検査を行う植込み部10は、直前に探傷検査を行った植込み部10に隣接する植込み部10ではなく、タービン翼1(植込み部10)が連続的に回転しているために、直前に探傷検査を行った植込み部10から数枚離間した植込み部10となる。
そして、上記作業と同様に、低速回転している次の探傷検査対象の植込み部10に探触子5を近接又は接触させ、同時に隣接する植込み部10a、10bに密着部材16a、16bを密着させることで探触子5を位置決めし、順次探傷検査を実施する。
このように、本実施形態では、タービン翼1(植込み部10)を複数回低速回転させている間に離散的に植込み部10の探傷検査を実施することで、全植込み部10の探傷検査を実施する。なお、各植込み部10の探傷検査順序等の管理及び操作制御は本探傷検査装置に付設された制御部により適宜制御される(図示せず)。
(効果)
本実施形態によれば、タービン翼1を低速回転させながら探傷検査を実施するため、大きな慣性力を有するタービン翼を停止させる必要がなく、これにより蒸気タービンプラントの運転効率を向上させることができる。また、タービン翼1を低速回転させながら探傷検査を実施することで、簡便な探傷検査装置で短時間かつ効率的に探傷検査を実施することができる。さらに、低速回転するタービン翼1(植込み部10)に探触子5が追随する構成としたため、植込み部10の探傷検査をより高精度で実施することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、ガイドレール3をタービン翼1の適宜な高さ位置に取り付けることにより、また、第1乃至第3の支持部材11、13、14の長さを調節することで、動翼や静翼自体、又は静翼の取り付け部も探傷検査対象とすることができる。
この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、組み合わせ、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…タービン翼(動翼)、2…タービンホイール、3…ガイドレール、3a…位置決め溝、3b…位置決め穴、3c…分割面、4…走行装置、4a…駆動輪、4b…位置決めピン、5…探触子、5a…トランスジューサ、7…タービンロータ、10…植込み部、11…第1の支持部材、12…支柱、13…第2の支持部材、14…第3の支持部材、15a、15b…第4の支持部材、16a、16b…密着部材。

Claims (12)

  1. タービンホイールに植込み部を介して結合される複数のタービン翼の自動探傷装置において、
    前記複数のタービン翼に取り付けられる円環状のガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動する走行装置と、前記走行装置の端部に固定され前記植込み部の探傷検査を行う探触子と、を有することを特徴とするタービン翼の自動探傷装置。
  2. 前記ガイドレールはタービン翼の基部に取り付けられることを特徴とする請求項1記載のタービン翼の自動探傷装置。
  3. 前記探触子は、探触子が前記植込み部に近接又は接触する位置、あるいは前記植込み部から離反する位置に配置するように前記走行装置に対して移動可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載のタービン翼の自動探傷装置。
  4. 前記ガイドレールはタービン翼の中間部又は先端部に取り付けられるとともに、前記探触子は第1の支持部材によって前記走行装置に支持されることを特徴とする請求項1記載のタービン翼の自動探傷装置。
  5. 前記第1の支持部材は前記探触子が前記植込み部に近接又は接触する位置、あるいは前記植込み部から離反する位置に配置するように移動可能に構成されていることを特徴とする請求項4記載のタービン翼の自動探傷装置。
  6. 前記探触子を前記植込み部に対向させるために前記走行装置とガイドレールに位置決め部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のタービン翼の自動探傷装置。
  7. 前記位置決め部材は、走行装置の内周面に進退可能に設けられた位置決めピンと、前記ガイドレールに設けられ当該位置決めピンと嵌合する位置決め穴とからなることを特徴とする請求項6記載のタービン翼の自動探傷装置。
  8. 前記ガイドレールにタービン翼と嵌合する複数の位置決め溝を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のタービン翼の自動探傷装置。
  9. タービンホイールに植込み部を介して結合される複数のタービン翼の自動探傷装置において、
    前記タービン翼に隣接して設けられた支柱と、一端に探触子が取り付けられ他端が前記支柱に支持された第2の支持部材と、を有し、
    前記第2の支持部材は、前記探触子が間欠的に回転している前記植込み部に近接又は接触する位置、あるいは前記植込み部から離反する位置に配置するように移動可能に構成されていることを特徴とするタービン翼の自動探傷装置。
  10. タービンホイールに植込み部を介して結合される複数のタービン翼の自動探傷装置において、
    前記タービン翼に隣接して設けられた支柱と、一端に探触子が取り付けられ他端が前記支柱に支持された第3の支持部材と、を有し、
    前記第3の支持部材は、前記探触子が探傷検査を実施している間、連続的に回転している探傷検査対象の植込み部に当該探触子が追随するように移動可能に構成され、かつ、前記探触子が前記植込み部に近接又は接触する位置、あるいは前記植込み部から離反する位置に配置するように移動可能に構成されていることを特徴とするタービン翼の自動探傷装置。
  11. 前記探触子は一対の密着部材を備え、前記探触子が前記植込み部の探傷検査を実施している間、前記一対の密着部材は前記探傷検査対象の植込み部の両隣の植込み部に密着していることを特徴とする請求項10記載のタービン翼の自動探傷装置。
  12. 探傷検査対象が動翼又は静翼であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のタービン翼の自動探傷装置。

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