JP2015059382A - 重心可変装置 - Google Patents

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【課題】掘削力を有効に高められる掘削機の重心可変装置を提供すること。
【解決手段】自走する走行体6と、走行体6の上部に設けられて走行体6に対して旋回し、後部にカウンタウェイト21を有する旋回体7と、旋回体7の前部に設けられて掘削動作する掘削体10と、を備える掘削機5に搭載される重心可変装置100であって、カウンタウェイト21に設けられ、カウンタウェイト21に対して回動する可動ウェイト40と、掘削体10によって掘削動作がされているか否かを検知する傾斜角度センサ51(掘削動作検知部)と、傾斜角度センサ51によって掘削動作が検知された場合に可動ウェイト40を回動制御するコントローラ70と、を備える構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の掘削機に搭載される重心可変装置に関する。
一般に、油圧ショベルには、走行する下部走行体の上部に上部旋回体が旋回可能に設けられる。上部旋回体には、掘削作業を行う掘削体が設けられるとともに、掘削体と釣り合う重量を持つカウンタウェイトが設けられる。これにより、油圧ショベルは、重量の釣り合いがとられ、掘削体が前方に振り出されても転倒しないようになっている。
特許文献1には、油圧ショベルの上部旋回体とカウンタウェイトの間にダンパシリンダが介装され、カウンタウェイトが上下動するのに伴ってダンパシリンダが伸縮作動して上部旋回体の揺れを抑える装置が開示されている。
上記装置は、上部旋回体の後部に取り付けられる加速度センサと、加速度センサからの信号に応じてダンパシリンダの油室に導かれる圧力を制御するコントローラと、を備えている。コントローラは、加速度センサからの信号に応じて上部旋回体の揺れを検出したときに、ダンパシリンダの油室に油圧源から供給される加圧作動油を導くように制御する。これにより、掘削作業時に上部旋回体の揺れが生じたときに、カウンタウェイトがダンパシリンダによって下方向に動かされ、上部旋回体の揺れを抑えられる。
特開平6−10374号公報
しかしながら、このような従来の装置にあっては、カウンタウェイトが上下方向に動かされて、油圧ショベルの重心が上下方向に移動するが、掘削力を有効に高められないという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、掘削力を有効に高められる重心可変装置を提供することを目的とする。
本発明は、自走する走行体と、走行体の上部に設けられて走行体に対して旋回し、後部にカウンタウェイトを有する旋回体と、旋回体の前部に設けられて掘削動作する掘削体と、を備える掘削機に搭載される重心可変装置であって、カウンタウェイトに設けられ、カウンタウェイトに対して回動する可動ウェイトと、掘削体によって掘削動作がされているか否かを検知する掘削動作検知部と、掘削動作検知部によって掘削動作が検知された場合に可動ウェイトを回動制御するコントローラと、を備えることを特徴とする。
本発明では、掘削動作が検知された場合に可動ウェイトをカウンタウェイトに対して回動する。例えば、掘削動作前に可動ウェイトが後方側にあった場合に、掘削動作時に可動ウェイトが前方側に移動するようにカウンタウェイトに対して回動する。これにより、掘削機の重心が前方に移動するので、掘削体による掘削力を高めることができる。
本発明の実施形態に係る掘削機の側面図である。 掘削機の斜視図である。 重心可変装置の構成図である。 掘削作業時を示す掘削機の側面図である。 掘削作業時を示す掘削機の斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1、図2に示すように、掘削機(油圧ショベル)5は、走行する走行体(走行体)6と、走行体6の上部で旋回する旋回体(旋回体)7と、旋回体7から前方に延びて土砂等を掘削する掘削体10と、を備える。
走行体6は、左右のクローラ装置9と、左右のクローラ装置9を支持する車体4と、を備える。クローラ装置9は、クローラベルト(履帯)19を循環させて走行する。
旋回体7は、後述するターンテーブル40の作動によって走行体6に対して鉛直軸まわりに旋回する。旋回体7には、掘削体10と、運転室20と、カウンタウェイト21と、図示しないエンジン、燃料タンク、バッテリ、油圧源等と、が搭載される。
なお、「鉛直軸」は、掘削機5が水平面上にある状態で、掘削機5の鉛直方向に延びる軸を意味する。
掘削体10は、旋回体7の左右方向に延びる水平軸まわりに回動自在に支持されるブーム11と、ブーム11の先端部に回動自在に支持されるアーム12と、アーム12の先端部に回動自在に支持されて土砂等を掘削するバケット13と、を備える。ブーム11、アーム12、バケット13は、それぞれ駆動シリンダ(図示省略)によって駆動される。
なお、「水平軸」は、掘削機5が水平面上にある状態で、掘削機5の水平方向に延びる軸を意味する。
カウンタウェイト21は、旋回体7の後方に固定して設けられる。カウンタウェイト21の重量が掘削体10及び運転室20等の重量と釣り合うことにより、掘削機5の転倒が防止される。
掘削作業前に、掘削機5は、走行体6を駆動して走行し、足場となる場所に移動する。掘削作業時に、走行体6による走行を停止し、旋回体7を旋回させて掘削体10を掘削する方向に向ける。旋回体7が旋回を停止した状態で、掘削体10のブーム11、アーム12、バケット13をそれぞれ作動させることによってバケット13が土砂等に押し込まれた後に、バケット13を回動させて掘削した土砂等をすくい取る。その後、旋回体7を旋回させて掘削体10を他方向に向け、バケット13を掘削作業時と逆方向に回動させることによってすくい取った土砂等を放出する。掘削作業時には、こうした掘削体10の動作が繰り返し行われる。
掘削機5は、掘削体10が土砂等を掘削する掘削作業時に、掘削機5の重心を旋回体7の前後方向について変更可能な重心可変装置100を備える。
重心可変装置100は、カウンタウェイト21と分離して設けられるマス部30と、マス部30を旋回体7の前後方向に移動する可動ウェイト40と、を備える。
重心可変装置100は、カウンタウェイト21と分離して設けられる左右のマス部30をカウンタウェイト21に対して回動する可動ウェイト40と、可動ウェイト40の作動を制御するコントローラ70と、掘削動作を検知する傾斜角度センサ51と、を備える。
可動ウェイト40は、マス部30を回動させる駆動機構42を備える。カウンタウェイト21の後部には、後方に突出する凸状のケーシング部22が形成される。ケーシング部22の内部には、駆動機構42が収容される。
駆動機構42は、油圧モータ45(図3参照)によって回転駆動されるシャフト43と、シャフト43の両端から延在し、シャフト43を中心に回動する左右のスイングアーム41と、を備える。シャフト43の両端部は、ケーシング部22の左右の側面22Aからそれぞれ突出される。シャフト43の両端部には、左右のスイングアーム41の基端部がそれぞれ連結される。駆動機構42によってシャフト43が回転駆動されることによって、左右のスイングアーム41が互いに同期して回動する。
左右のスイングアーム41の先端部には、マス部30が連結される。マス部30は、シャフト43及び左右のスイングアーム41によって旋回体7の左右方向に延びる水平軸まわりに回動自在に支持される。
マス部30は、旋回体7の左右方向に延びる円筒状のセンターマス部31と、センターマス部31の両端に設けられる円盤状のサイドマス部32と、を有する。
図1、図2に示すように、マス部30がカウンタウェイト21の後部に吊り下げられた状態で、マス部30の重量とカウンタウェイト21の重量とを加算した重量が、旋回体7から前方に延びた掘削体10の重量と釣り合うように設定される。
図3に示すように、駆動機構42は、シャフト43を回転駆動する油圧モータ45を備える。油圧モータ45には、油圧源(図示省略)に通じた油圧通路47が接続される。油圧源から導かれる作動油は、油圧通路47を通じて油圧モータ45に給排される。油圧通路47には、電磁切換弁46が介装される。
電磁切換弁46は、ポジションa、b、cを有し、油圧モータ45に対する作動油の給排を切換える。作動ポジションaでは、油圧源からの作動油が油圧通路47を通じて油圧モータ45を一方向に回転させるように導かれる。停止ポジションbでは、油圧通路47が遮断されることにより、油圧モータ45の回転作動が停止される。作動ポジションcでは、油圧源からの作動油が油圧通路47を通じて油圧モータ45を逆方向に回転させるように導かれる。
マス部30が図1、図2に示すようにカウンタウェイト21の後部に吊り下げられた後退位置にある状態から、油圧モータ45がシャフト43を正方向に回転駆動すると、図4、図5に示すように、マス部30が旋回体7の前方へと回動してカウンタウェイト21の中央部上方の前進位置へと移動する。一方、油圧モータ45がシャフト43を逆方向に回転駆動すると、マス部30が前進位置から後退位置へと移動する。
なお、駆動機構42は、油圧モータ55に代えて油圧シリンダ及びリンク機構によってシャフト43を回転駆動する構成としてもよい。
コントローラ70は、運転者によって操作される操作レバー74から出力される掘削指令信号Sを受信するとともに、傾斜角度センサ51から出力される傾斜角度Dの検出信号を受信し、可動ウェイト40の作動を制御する。
掘削指令信号Sは、運転者による操作レバー74の操作に基づいて掘削体10を掘削動作させるときに出力される。
傾斜角度センサ51は、旋回体7に取り付けられ、旋回体7の前後方向に延びる水平線に対する傾斜角度Dを検出する。傾斜角度センサ51は、掘削機5の傾斜角度を検出する傾斜角度検出器として設けられる。
コントローラ70は、旋回体7の前部が上向きに回動する傾斜角度Dの変化分(増加量)ΔDを演算するとともに、傾斜角度Dの変化分ΔDの時間的変化である変化速度Fを演算する。そして、演算した傾斜角度Dの変化分ΔDがしきい値Cを超える掘削作業時に、マス部30を演算した変化速度Fに応じた動作速度Vで前方に移動する制御を行う。一方、演算した傾斜角度Dの変化分ΔDがしきい値Eを超えた後に低下する掘削作業時に、マス部30を演算した動作速度Vで前方から後方に移動する制御を行う。コントローラ70が有するメモリにしきい値C、Eが予め記憶されている。動作速度Vは、油圧モータ45がシャフト43を回転駆動する角速度である。
上記制御において、コントローラ70は、掘削体10が作動する掘削作業前に操作者の操作によるリセット信号を受信すると、その時点で検出される傾斜角度Dを掘削作業前傾斜角度D0として記憶する。そして、コントローラ70は、掘削体10が作動する掘削作業時に検出される傾斜角度Dを掘削作業時傾斜角度D1として読み込み、傾斜角度Dの変化分ΔDを掘削作業時傾斜角度D1と掘削作業前傾斜角度D0との角度差D1−D0として演算する。
バケット13が土砂等に押し込まれる掘削作業時において、土砂等が固い場合には、バケット13が土砂等から受ける反力によって掘削体10と共に旋回体7の前部が上向きに回動し、掘削機5の前部が浮き上がる。
上記旋回体7の前部が浮き上がる掘削動作時において、コントローラ70は、傾斜角度Dの変化分ΔDがしきい値Cを超えることを判定すると、スイングアーム41を回動させる指令をし、マス部30を図1、図2に示すようにカウンタウェイト21の後部に吊り下げられた後退位置から、図4、図5に示すようにカウンタウェイト21の中央部上方の前進位置へと移動する。このときに、旋回体7が上向きになる動きに連動して、マス部30が前方に移動する。こうしてマス部30が移動する重量分によって掘削機5の重心が前方から後方へと移動し、掘削機5の浮き上がりが抑えられ、バケット13が土砂等に押し込まれる掘削力を高められる。
一方、バケット13が土砂等をすくい取って運ぶ搬送作業時には、バケット13が土砂等から受ける反力が小さくなるのに伴って旋回体7の前部が下向きに回動し、掘削機5の前部が降下する。
上記旋回体7の前部が降下する動作状態において、コントローラ70は、傾斜角度Dの変化分ΔDがしきい値Eより低下するのことを判定すると、スイングアーム41を回動させる指令をし、マス部30を図4、図5に示すようにカウンタウェイト21の中央部上方の前進位置から図1、図2に示すようにカウンタウェイト21の後部に吊り下げられる後退位置へと移動する。こうして搬送作業時では、マス部30が移動される重量分によって掘削機5の重心が前方から後方へと移動し、掘削機5の安定性を高められる。これにより、掘削機5が掘削体10等の重量によって前方へ転倒することが防止される。
また、掘削機5の掘削作業時以外の搬送作業時や走行時において、コントローラ70は、傾斜角度Dがしきい値H、Iを超えて掘削機5の姿勢が前後方向に大きく傾く場合に、可動ウェイト40の作動を以下のように制御する。コントローラ70が有するメモリにしきい値H、Iが予め記憶されている。
掘削機5が坂を上るときに、コントローラ70は、傾斜角度Dがしきい値Hを超えて掘削機5の姿勢が後方向に大きく傾くことを判定すると、マス部30を図1、図2に示すようにカウンタウェイト21の後部に吊り下げられた後退位置から、図4、図5に示すようにカウンタウェイト21の中央部上方の前進位置へと移動する。こうしてマス部30が移動される重量分によって掘削機5の重心が後方から前方へと移動することにより、掘削機5のバランスが維持され、掘削機5が後方向に転倒することを未然に防止できる。
また、掘削機5が上る坂の傾斜が緩やかになるときに、コントローラ70は、傾斜角度Dがしきい値Iより小さくなることを判定すると、可動ウェイト40を作動させてマス部30を図4、図5に示すようにカウンタウェイト21の中央部上方の前進位置から図1、図2に示すようにカウンタウェイト21の後部に吊り下げられる後退位置へと移動する。こうしてマス部30が移動される重量分によって掘削機5の重心が前方から後方へと移動することにより、掘削機5のバランスが維持され、掘削機5が前方向に転倒することを未然に防止できる。コントローラ70が有するメモリにしきい値H、Iが予め記憶されている。
上記制御システムでは、掘削体10によって掘削動作がされているか否かを検知する掘削動作検知部として、傾斜角度センサ51が用いられる。なお、上述した構成に限らず、掘削体10によって掘削動作がされているか否かを検知する掘削動作検知部として、掘削機5が傾斜する角速度を検出する角速度センサを用いてもよい。
以上の実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
〔1〕掘削機5の重心を変更可能な重心可変装置100において、カウンタウェイト21に設けられ、カウンタウェイト21に対して回動する可動ウェイト40と、掘削体10によって掘削動作がされているか否かを検知する掘削動作検知部(傾斜角度センサ51)と、掘削動作検知部によって掘削動作が検知された場合に可動ウェイト40を回動制御するコントローラ70と、を備える構成とした。
上記構成に基づき、重心可変装置100では、掘削動作が検知された場合に可動ウェイト40をカウンタウェイト21に対して回動する。例えば、掘削動作前に可動ウェイト40が後方側にあった場合に、掘削動作時に可動ウェイト40が前方側に移動するようにカウンタウェイト21に対して回動する。これにより、掘削機5の重心が前方に移動するので、掘削体10による掘削力を高めることができる。
〔2〕可動ウェイト40は、旋回体7の左右方向であってカウンタウェイト21に設けられるシャフト43と、シャフト43の両端から延在し、シャフト43を中心に回動するスイングアーム41と、スイングアーム41に設けられ、スイングアーム41の回動と共に回動するマス部30と、を備える構成とした。
上記構成に基づき、重心可変装置100では、シャフト43が回転すると、シャフト43を中心にスイングアーム41が回動すると共にマス部30が回動する。例えば、可動ウェイト40の重量を変更したい場合には、マス部30を取り外して、新たなマス部30を装着する。これにより、可動ウェイト40の重量を簡単に変更することができる。
〔3〕掘削動作検知部は、旋回体7の前後方向の水平線に対する傾斜角度Dを検出する傾斜角度検出部(傾斜角度センサ51)を含み、コントローラ70は、傾斜角度検出部によって検出された傾斜角度Dが所定の角度以上であった場合にシャフト43を回動する構成とした。
上記構成に基づき、重心可変装置100では、旋回体7の傾斜角度Dが所定の角度以上であった場合に可動ウェイト40を回動する。例えば、掘削機5が坂を下るときに旋回体7の傾斜角度Dが所定の傾斜角度以上になった場合に、可動ウェイト40を前方側から後方側に移動するようにカウンタウェイト21に対して回動する。これにより、掘削機5の重心が後方に移動するので、掘削機5が坂を下るときであっても掘削機5のバランスを維持することができる。また、例えば、掘削機5が坂を上るときに旋回体7の傾斜角度Dが所定の角度以上になった場合に、可動ウェイト40を後方側から前方側に移動するようにカウンタウェイト21に対してシャフト43を回動する。これにより、掘削機5の重心が前方に移動するので、掘削機5が坂を上るときであっても掘削機5のバランスを維持することができる。
〔4〕コントローラ70は、傾斜角度Dの時間的変化である変化速度Fを演算し、演算した変化速度Fに応じて可動ウェイト40の動作速度Vを決定する構成とした。
上記構成に基づき、重心可変装置100では、傾斜角度Dの変化速度Fに応じて可動ウェイト40の動作速度Vを決定する。例えば、掘削機5の前部が上向きに傾いた場合に、その変化速度Vを演算する。そして、演算した変化速度Vと同じ速度の動作速度で可動ウェイト40を移動させる。これにより、傾斜角度変化に連動して可動ウェイト40の動作速度が変化するので、タイミング良く掘削機5のバランスを維持することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記可動ウェイト40では、スイングアーム41が回動する機構によってマス部30が旋回体7の前後方向に移動する構成としたが、他の機構によってマス部30が旋回体7の前後方向に移動する構成であってもよい。
また、運転者に操作されるスイッチを設け、コントローラ70はスイッチからの信号を受信し、運転者の指令に基づいて可動ウェイト30の移動を制御する構成としてもよい。
5 掘削機
6 走行体
7 旋回体
10 掘削体
21 カウンタウェイト
30 マス部
40 可動ウェイト
41 スイングアーム
42 駆動機構
43 シャフト
51 傾斜角度センサ(傾斜角度検出部、掘削動作検知部)
70 コントローラ
100 重心可変装置

Claims (4)

  1. 自走する走行体と、前記走行体の上部に設けられて前記走行体に対して旋回し、後部にカウンタウェイトを有する旋回体と、前記旋回体の前部に設けられて掘削動作する掘削体と、を備える掘削機に搭載される重心可変装置であって、
    前記カウンタウェイトに設けられ、前記カウンタウェイトに対して回動する可動ウェイトと、
    前記掘削体によって掘削動作がされているか否かを検知する掘削動作検知部と、
    前記掘削動作検知部によって掘削動作が検知された場合に前記可動ウェイトを回動制御するコントローラと、を備えることを特徴とする重心可変装置。
  2. 前記可動ウェイトは、
    前記旋回体の左右方向であって前記カウンタウェイトに設けられるシャフトと、
    前記シャフトの両端から延在し、前記シャフトを中心に回動するスイングアームと、
    前記スイングアームに設けられ、前記スイングアームの回動と共に回動するマス部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の重心可変装置。
  3. 前記掘削動作検知部は、前記旋回体の前後方向の水平線に対する傾斜角度を検出する傾斜角度検出部を含み、
    前記コントローラは、前記傾斜角度検出部によって検出された傾斜角度が所定の角度以上であった場合に前記シャフトを回動することを特徴とする請求項2に記載の重心可変装置。
  4. 前記コントローラは、前記傾斜角度の時間的変化である変化速度を演算し、演算した変化速度に応じて可動ウェイトの動作速度を決定することを特徴とする請求項3に記載の重心可変装置。
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