JP2015058592A - 画像処理装置、表示制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】過去の設定履歴を利用する利便性を向上する画像処理装置を提供する。【解決手段】画像処理が実行された画像データと当該画像処理の設定とを関連付けて格納する格納部から、画像処理を実行する画像データに対応する画像データに関連付けられた画像処理の設定を取得する。取得された画像処理の設定が複数ある場合、それら複数の画像処理の設定の差を識別可能に表示装置に表示させる。【選択図】図3
Description
本発明は、画像データの画像処理の履歴を表示する画像処理装置、表示制御方法およびプログラムに関する。
記録媒体の種類や印刷品質等の印刷設定の履歴を保存しておき、後で、保存している過去の履歴を選択することで、過去の設定で印刷を行う処理がある。その際には、履歴をリスト形式で表示してユーザに選択させる方法が多い。保存の際には、印刷する画像と、印刷時の設定情報とを関連づけて保存することが知られている(特許文献1)。また、これから印刷しようとしている画像と同じ画像を過去に印刷したことがある場合には、その過去の印刷設定を自動的に適用することで設定作業を省くことができることが知られている(特許文献2)。
従来の方法では、印刷に使用した画像や、画像に関連付けられた各設定内容については確認することができる。しかしながら、同じ画像を少しずつ設定変更して複数回印刷した場合には、各設定内容を詳細に比較しなければ、印刷画像ごとの設定の違いがどのように印刷されるのかが分からない。また、過去に印刷した画像と同じであればその時の設定内容が自動的に反映される構成であっても、他の画像の設定を使用したい場合には、直ちに反映することができない。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、過去の設定履歴を利用する利便性を向上させた画像処理装置、表示制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、画像データに対して画像処理を実行する実行手段と、画像処理が実行された画像データと当該画像処理の設定とを関連付けて格納する格納手段から、前記実行手段により画像処理を実行する画像データに対応する画像データに関連付けられた画像処理の設定を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像処理の設定が複数ある場合、当該複数の画像処理の設定の差を識別可能に表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、過去の設定履歴を利用する利便性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態における印刷システム10の概略構成を示すブロック図である。印刷システム10は、ホストコンピュータ20とプリンタ30とを含む。
本実施形態において、プリンタ30はインクジェット記録装置であるが、例えば、電子写真方式の記録装置や、オフセット印刷機などの他の記録方式による記録装置が使用されても良い。プリンタ30は、ネットワークを介して若しくは直接、PC等の外部のホストコンピュータ20と相互に通信可能に接続されている。
図1は、本実施形態における印刷システム10の概略構成を示すブロック図である。印刷システム10は、ホストコンピュータ20とプリンタ30とを含む。
本実施形態において、プリンタ30はインクジェット記録装置であるが、例えば、電子写真方式の記録装置や、オフセット印刷機などの他の記録方式による記録装置が使用されても良い。プリンタ30は、ネットワークを介して若しくは直接、PC等の外部のホストコンピュータ20と相互に通信可能に接続されている。
ホストコンピュータ20は、画像データに画像処理を行う画像処理装置である。ホストコンピュータは、CPU11、RAM12、ROM13、キーボードコントローラ(KBC)、ディスプレイコントローラ(DISPC)16、ディスクコントローラ(DKC)18、プリンタコントローラ(PRTC)21を備える。これらは、それぞれ内部のシステムバスに接続されている。さらに、キーボード(KB)15と、ディスプレイ17と、外部記憶部19を備える。
ホストコンピュータ20のCPU11は、RAM12等に格納された各種プログラムを実行し、内部のシステムバスに接続された各デバイスを総括的に制御する。RAM12は、CPU11の主メモリ若しくはワークエリアとして機能する。ROM13は、オペレーティングシステム、本実施形態の動作を実現するための制御プログラム、ブートプログラム、各種アプリケーション、ユーザファイル等を記憶する。CPU11は、ROM13からRAM12に制御プログラムをロードして実行することにより、本実施形態の動作を実行する。
プリンタコントローラ(PRTC)21は、プリンタ30とホストコンピュータ20との間で、印刷対象の画像データやコマンド等の送受信を制御する。キーボードコントローラ(KBC)14は、キーボード15や不図示のポインティングデバイスを制御して、ユーザ操作を受け付ける。ディスプレイコントローラ(DISPC)16は、ディスプレイ17を制御して、印刷設定等を受付可能なユーザインタフェース画面を表示する。ディスクコントローラ(DKC)18は、ハードディスク(HDD)やフロッピーディスク(FDD)等の外部記憶部19との間で、書込み/読出しを制御する。
プリンタは、印刷制御部22と、印刷エンジン23と、不揮発性記憶部24と、を備える。プリンタ30の印刷制御部22は、ホストコンピュータ20から印刷対象の画像データや、印刷ジョブ等のコマンドを受信し、印刷エンジン23を制御して記録媒体への印刷処理を制御する。印刷制御部22は、プリンタ30全体を統括するCPUや、印刷を行うための印刷制御プログラムや印刷対象のデータ等が記憶されるROMを含む。不揮発性記憶部(RAM)24は、プログラムやデータ等を一時的に記憶する。
図2は、ホストコンピュータ20において本実施形態の動作を実現するための印刷制御プログラムの機能構成を示すブロック図である。印刷制御プログラム202は、色調整部203、色変換部204、コマンド部205、ファイル変換部206を備え、印刷対象の入力画像データ201を、PDL形式等プリンタ30が解釈可能な形式に変換してプリンタ30に送信する動作を実現する。
色調整部203は、入力画像データ201の例えばRGB値に基づいて、明るさ、コントラスト、トーンカーブ等の調整を行う。色調整部203は、例えば、ディスプレイ17に上記各パラメータを調整するための設定画面を表示し、ユーザからの設定操作を受け付けて、各パラメータを調整する。
色変換部204は、入力画像データ201を色変換ルックアップテーブルを用いて、デバイス依存の色空間データに変換する。コマンド部205は、色変換部204により変換された画像データに対して、プリンタ30が解釈可能な、例えばPDLコマンドを付加して、プリンタ30に送信する。ファイル変換部206は、色変換部204により変換された画像データをプリンタ30に送信せずに外部記憶部19に格納しておく場合に、その画像データをTiffやJPEG形式のデータに変換する。
図3は、ディスプレイ17に表示される、入力画像データの印刷履歴の表示画面の一例を示す図である。入力画像リスト300は、過去に印刷やファイル出力(以下、「印刷」を代表例として説明する)に使用した入力画像データ201の見出し画像の一覧をファイル名とともに表示する。ユーザは、入力画像リスト300に表示された一覧から、所望の入力画像データを選択して特定することができる。入力画像リスト300は、過去に印刷した入力画像データを全て表示する。若しくは、入力画像リスト300を、現在、印刷の対象となっている画像303と同じファイル名の入力画像データに着目して表示するようにしても良い。なお、本実施形態では、印刷履歴の表示部310に、印刷の対象となっている画像303と、その画像の印刷設定を表示する。入力画像リスト300は、画像303の上に表示される。なお、ここでいう印刷設定は、例えば、明るさ、コントラスト、トーンカーブ等の各種調整パラメータであり、印刷の際に反映させるものである。
ユーザが入力画像リスト300に表示された一覧から所望の入力画像データを選択すると、その選択された入力画像データに基づいて、図3の下段の入力画像リスト300のように表示される。すなわち、入力画像データが選択されると、入力画像リスト300には、選択された入力画像データのみが表示されると共に、選択されていない入力画像データを表示できるようにスクロールバーが表示される。さらに、ユーザが履歴の適用リスト301を選択すると、入力画像リスト300で選択された入力画像データに基づいて過去に印刷した履歴の一覧が、図3の下段の履歴の適用リスト301のように表示される。例えば、「CI0502.tiff」というファイルを過去に異なる印刷設定で複数回、印刷していた場合には、複数回の印刷履歴の一覧が表示される。図3の下段の履歴の適用リスト301では、複数回の印刷履歴それぞれの印刷設定及び履歴情報と、各印刷設定を反映した見出し画像とが、設定候補として表示される。また、図3の下段の履歴の適用リスト301に表示される印刷設定は、基準となる画像の印刷履歴との差分のみが表示される。例えば、「CI0502.tiff」は、2011年2月1日12:00に印刷されていたことが分かる。さらに、そのファイルは、2011年6月1日12:00、2011年6月1日17:00にも印刷されているが、その時には、明るさがそれぞれ+20、+10に変更されて印刷されていたことが分かる。本実施形態では、図3の下段の履歴の適用リスト301に示すように、例えば変更された明るさについての差分のみを表示する。このように、下段の履歴の適用リスト301内で、基準となる画像およびその印刷設定と、印刷設定の変更分およびその変更分が反映されたサムネイル画像とが並列に表示されることで、ユーザは、各印刷設定が反映された各画像を容易に比較することができる。
図4は、ディスプレイ17に表示される、入力画像データの印刷履歴の表示画面の他の例を示す図である。図3の入力画像リスト300や履歴の適用リスト301では、見出し画像を一覧表示していた。これに対し、図4では、ファイル名、印刷設定、及び履歴情報のうち少なくとも一つが一覧表示され、ユーザにより選択されたファイル名、印刷設定及び履歴情報のうち少なくとも一つに対応する見出し画像のみが、表示400及び401に表示される。そして、ユーザが入力画像リストに表示された一覧から所望の入力画像データを選択すると、その選択された入力画像データに基づいて、図4の下段の入力画像リストのように表示される。すなわち、入力画像データが選択されると、入力画像リストには、選択された入力画像データのみが表示されると共に、選択されていない入力画像データを表示できるようにスクロールバーが表示される。さらに、ユーザが履歴の適用リストを選択すると、入力画像リストで選択された入力画像データに基づいて過去に印刷した履歴の一覧が、図4の下段の履歴の適用リストのように表示される。図4の下段の履歴の適用リストでは、複数回の印刷履歴それぞれの印刷設定及び履歴情報が設定候補として表示される。このとき、図3と同様に、履歴の適用リストに表示される印刷設定は、基準となる画像の印刷履歴との差分のみが表示される。
図5は、履歴の適用リスト301の表示305を表示するための表示条件を設定する設定画面の一例を示す図である。本実施形態では、入力画像リスト300で選択して特定された入力画像データと、表示条件に従って同じ範囲内とみなされる入力画像データが、外部記憶部19から検索される。例えば、図5の設定500では、検索対象として、拡張子を含んだファイル名が同じものか、拡張子を含まずにファイル名が同じものか、先頭から指定された文字数分のファイル名が同じものか、画像の画素数が同じもののいずれかを選択可能である。また、設定501では、印刷履歴の検索範囲を設定することができる。例えば、月日の範囲を設定することができ、また、検索範囲を指定なしとすることもできる。なお、印刷履歴の検索範囲は、これに限定されるものではなく、例えば、複数のユーザがホストコンピュータやプリンタを使用する場合は、ユーザを選択することができるようにしてもよい。
設定502では、履歴の適用リスト301での印刷設定の差分の表示方法を選択することができる。例えば、図3の履歴の適用リスト301で表示されているように、基準となる最上段の「CI0502.tiff」の印刷設定からの差分を表示するように設定可能である。また、基準となる入力画像データの印刷設定からの差分ではなく、直前の履歴の印刷設定との差分を表示するように設定することもできる。
設定503では、印刷設定の項目が複数あって履歴の適用リスト301で印刷設定の差分を表示する場合に、印刷設定のいずれの項目についての差分を優先的に表示するかを設定することができる。例えば、第1優先として、トーンカーブについての差分を履歴の適用リスト301の一覧上の上位に表示するように設定することができる。設定503では、第2優先として、例えば、日時についての差分を表示するように設定している。また、設定503では、第2優先までの設定しかないが、第3優先以上を設定可能としても良い。また、印刷設定の項目が複数ある場合に、その項目の所定の並び順を履歴の適用リスト301の表示形態に反映するようにしても良い。
図6は、入力画像データ201をPDL形式等のデータに変換してプリンタ30に送信するか、若しくは、ファイルとして外部記憶部19に保存するかを選択するための設定画面の一例を示す図である。ユーザが出力先設定1601で「保存先を選択」を選択した場合には、例えば、外部記憶部19内の保存領域の一覧(不図示)がさらに表示され、ユーザが所望の保存先を選択することができる。また、変換可能なファイル形式の一覧も表示され、ユーザが所望のファイル形式を選択するようにしても良い。図2のファイル変換部206は、色変換部204により変換された画像データを、図6の設定画面で選択されたファイル形式に変換し、ユーザにより選択された保存先に保存する。一方、ユーザが出力先設定1601で「プリンタ」を選択した場合には、図2のコマンド部205は、色変換部204により変換された画像データに対して、プリンタ30が解釈可能な、例えばPDLコマンドを付加してプリンタ30に送信する。
図7は、履歴の適用リスト301の表示の一例を示す図である。図7は、ある入力画像データに対して、ユーザが過去にトーンカーブの設定を2回行った例を示している。履歴の適用リスト301には、履歴701と履歴702が表示されている。履歴701は、ユーザが2011年2月1日12:00に、トーンカーブを、RGB階調=(32,0)、(73,62)、(184,220)、(255,255)の各点を通るように設定したことを示している。また、履歴702は、ユーザが2011年2月1日12:03に、トーンカーブを、RGB階調=(32,0)、(73,62)、(203,198)、(255,255)の各点を通るように設定したことを示している。
図7では、履歴702に示すように、前回、即ち履歴701と異なる点の数値(203,198)のみが表示されている。履歴702中に表示されている上向きの矢印は、直前の履歴701中で矢印で示された数値と同じことを示している。履歴702に示すような表示により、ユーザは、トーンカーブの変更点を容易に認識することができる。
表示711には、ユーザが履歴の適用リスト301で選択した履歴の印刷設定が反映された画像が表示される。また、履歴701及び702にも、各印刷設定が反映された見出し画像が表示される。表示702には、ユーザが履歴の適用リスト301で選択した履歴の印刷設定、即ちトーンカーブが表示される。図7は、ユーザが履歴701を選択した場合を示しており、表示711には、履歴701の印刷設定(トーンカーブ)が反映された画像が表示され、表示712には、履歴701のトーンカーブが表示される。図8は、ユーザが履歴702を選択した場合を示しており、表示711には、履歴702の印刷設定(トーンカーブ)が反映された画像が表示され、表示712には、履歴702のトーンカーブが表示される。
図9は、入力画像リスト300の表示制御処理の手順を示すフローチャートである。図9は、ホストコンピュータ20のCPU11により実行される処理フローである。図9に示す処理が開始される前に、過去に入力画像データ201に対して、ユーザにより画像データの編集作業が実行されているとする。つまり、色調整部203や色変換部204による処理が実行された画像データが、印刷設定及び属性情報と関連付けられて外部記憶部19に保存されている。ここで、属性情報とは、例えば、画像データのファイル名や画素数である。
まず、S901において、外部記憶部19に保存されている画像データのリストを取得する。この画像データのリストには、画像データと、各画像データの属性情報が含まれている。S902において、現在選択されている画像と同じ画像がS901で取得されたリストにあるか判定する。本実施形態では、図3の現在の印刷対象の画像303の属性情報と同じ属性情報を有する画像データがS901で取得されたリストにあるか否かを判定する。ここで、あると判定された場合には、S903に進み、ないと判定された場合にはS904に進む。属性情報の一致の条件としては、例えば、ファイル名の一致であっても良いし、画素数でも良い。
S903においては、同じ属性情報を有する画像データの見出し画像とファイル名を、図3の下段の入力画像リスト300のようにデフォルト表示する。つまり、図3の上段の入力画像リスト300のように一覧表示された場合には、最上段に表示されることになる。なお、同じ属性情報を有する画像データが複数ある場合は、その先頭をデフォルト表示する。
S904においては、S901で取得されたリストの先頭に位置する画像データの見出し画像と属性情報(例えば、ファイル名)を選択可能な状態としてデフォルト表示する。S905において、現在の印刷対象の画像303に対応する画像データは、その属性情報と関連付けて外部記憶部19に保存される。
図10は、履歴の適用リスト301の表示制御処理の手順を示すフローチャートである。図10は、ホストコンピュータ20のCPU11により実行される処理フローである。図10では、S1001〜S1004において、図5の設定画面で設定された表示条件を取得する。まず、S1001において、設定500で設定された履歴画像表示条件(検索条件)を取得する。次に、S1002において、設定501で設定された印刷履歴の検索範囲を取得し、S1003において、設定502で設定された差分表示条件を取得する。そして、S1004において、設定503で設定された差分表示順を取得する。なお、これらの表示上限の取得順はこれに限定されるものではない。
S1005において、入力画像リスト300でユーザより選択された画像データと、S1001〜S1004で取得された条件に合致する画像データを外部記憶部19から検索する。S1006では、検索の結果、合致する画像データがあるか否かを判定する。ここで、合致する画像データがあると判定された場合には、S1007に進み、合致する画像データがないと判定された場合には、S1008に進む。
S1007において、合致すると判定された画像データのリストを作成し、履歴の適用リスト301として、見出し画像と印刷設定を表示する。一方、S1008においては、図3の履歴の適用リスト301の「適用しない」のように、該当する画像データがない旨を表示する。
図11は、履歴の適用リスト301を表示し、ユーザにより所望の履歴が選択された後の処理の手順を示すフローチャートである。図11は、ホストコンピュータ20のCPU11により実行される処理フローである。S1101において、ユーザにより選択された履歴の印刷設定を取得する。例えば、ユーザにより図7の履歴701が選択された場合には、RGB階調=(32,0)、(73,62)、(203,198)、(255,255)の各点を通るトーンカーブの設定を取得する。
S1102において、S1101で取得された印刷設定において、色調整部203の処理に関するものがある場合には、その色調整設定に基づいて、色調整部203は、入力画像データ201に対して色調整処理を行う。次に、S1103において、S1101で取得された印刷設定において、色変換部204の処理に関するものがある場合には、その色変換設定に基づいて、色変換部204は、色調整部203から出力された画像データに対して色変換処理を行う。
次に、S1104において、ファイル変換部206は、色変換部204から出力された画像データをJPEGやTiff等のファイル形式のデータに変換し、属性情報と関連付けて外部記憶部19に保存する。その際に、画像データをサムネイル画像等の表示用のサイズの小さいファイル形式で保存するようにしても良い。また、ユーザにより入力画像データ201の印刷の指示を受付けている場合には、S1104において、コマンド部205は、色変換部204から出力された画像データをPDL等のデータ形式に変換してプリンタ30に送信する。
以上のように、本実施形態においては、過去の履歴表示において、印刷設定候補を反映した見出し画像も合わせて表示し、さらに、同じ画像を印刷設定を変更して複数回印刷していた場合には、各見出し画像に各印刷設定を反映して表示する。その際に、印刷設定候補間の差分について識別可能なように表示する。その結果、ユーザは、過去にどの画像に対してどのような印刷設定を行ったのかを容易に認識することができ、過去の印刷設定を利用する利便性が向上する。なお、上述した実施形態では、画像処理を行う画像データとファイル名が同じか画素数が同じを対応する画像データであるとしたが、これに限定されるものではない。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
Claims (8)
- 画像データに対して画像処理を実行する実行手段と、
画像処理が実行された画像データと当該画像処理の設定とを関連付けて格納する格納手段から、前記実行手段により画像処理を実行する画像データに対応する画像データに関連付けられた画像処理の設定を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像処理の設定が複数ある場合、当該複数の画像処理の設定の差を識別可能に表示装置に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、各設定と、前記実行手段により画像処理を実行する画像データに関連付けられた設定と、の差を識別可能に前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、各設定に対応する画像を前記表示装置にさらに表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記実行手段により画像処理を実行する画像データに関連付けられた設定との差が所定の範囲内の設定を有する画像データを前記格納手段において検索する検索手段、をさらに備え、
前記取得手段は、前記検索手段により検索された画像データに関連付けられた設定を取得する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記所定の範囲を設定する設定手段、をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記所定の範囲は、ファイル名の一致と、画像の画素数と、日時と、のうちの少なくとも1つに基づくことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像処理装置。
- 画像処理装置において画像処理が実行された画像データと当該画像処理の設定とを関連付けて格納する格納手段から、前記画像処理装置により画像処理を実行する画像データに対応する画像データに関連付けられた画像処理の設定を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された画像処理の設定が複数ある場合、当該複数の画像処理の設定の差を識別可能に表示装置に表示させる表示制御工程と、
を有することを特徴とする表示制御方法。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017198862A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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JP7447681B2 (ja) | 2020-06-03 | 2024-03-12 | コニカミノルタ株式会社 | 文書検索システム、プログラムおよび文書検索方法 |
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