JP2015058059A - 輸液ポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
次に、ポンプ機構2の具体的な構成例について図3〜図5を参照して説明する。図4において、各フィンガについては切断しないで表記している。
送液部20は、3つの送液フィンガ21・・21を備えている。これら3つの送液フィンガ21・・21のうち、輸液送り方向の上流側のものを第1送液フィンガ21、中流部のものを第2送液フィンガ21、下流側のものを第3送液フィンガ21と言う場合もある。なお、本実施形態において、第1送液フィンガ21と、第2送液フィンガ21と、第3送液フィンガ21とは同じ構成であるので、以下の説明では、1つの送液フィンガ21(第1送液フィンガ21)の構成についてのみ、図3〜図5を参照して説明する。
次に、上流側のバルブ部30A及び下流側のバルブ部30Bについて図3〜図5を参照して説明する。これら上流側のバルブ部30Aと下流側バルブ部30Bとは同じ構成であるので、以下の説明では、一方のバルブ部(上流側のバルブ部30A)についてのみ説明する。
駆動部200は、図5に示すように、送液部20の送液フィンガ21・・21を個別に進退駆動するためのカム221a,221b,221c、上流側及び下流側のバルブ部30A,30Bの閉塞フィンガ31,31をそれぞれ個別に進退駆動するためのカム231a,231b、カム軸201、及び、ステッピングモータ202などを備えており、各カム221a,221b,221c,231a,231bはカム軸201に一体回転可能に取り付けられている。カム軸201は、ポンプ本体11の上下方向(フィンガ21・・21,31,31の配列方向)に沿って配置されている。
液晶表示部3は、液晶パネル3a及びその駆動ドライバ(図示せず)などによって構成されており、その液晶パネル3aが扉12の前面に配置されている。液晶パネル3aの画面上には、積算量[mL]、輸液の予定量[mL]、流量[mL/h]などの動作情報、警報情報(メッセージ等)、及び、ユーザが各種設定を行うためのユーザ設定画面などが表示される。
次に、制御部300について説明する。
次に、ポンプ機構2の動作について図7〜図9を参照して説明する。なお、図7〜図9において、各フィンガについては切断しないで表記している。
次に、本実施形態の特徴部分について説明する。
まず、600mL/h以下の通常使用流量域での制御・処理について説明する。
本実施形態では、上記したように、通常は600mL/h以下の通常使用流量域において送液を行うようになっているが、高流量での輸液が必要である場合に高流量モードを設定することができる。
上記した操作により、高流量モードが設定されている場合、制御部300は以下の制御・処理を行う。
以上説明したように、この例によれば、滴下センサ8の出力に基づく流量異常判定の精度を保証できる通常使用流量域よりも大きな流量(601mL/h以上の流量)で送液を行う高流量モードの設定が可能であるので、高流量での輸液が必要な場合には、それに対応することができる。しかも、高流量モードが設定された場合、滴下センサ8の出力に基づく流量判定を行わないようにしているので、上記した「液滴がつながること」に起因する流量判定の精度低下の問題を解消することができる。
制御部300が実行する高流量モードでの制御・処理の他の例について説明する。
この例によれば、高流量モード設定時において、低精度ではあるものの滴下センサの出力に基づく流量異常判定を実行することが可能になる。これにより、高流量モード設定時において、例えば、実際の流量が設定流量から大幅にずれているか否かを判定することが可能になる。また、高流量モード設定時において、低精度判定モードでの流量判定を行っている旨を報知するようにしているので、看護師等のユーザに注意を促すことができる。
以上の実施形態では、600mL/hを閾値として通常使用流量域と高流量域とを切り分けているが、その閾値については、ポンプ機構2の設定状態などに応じて適宜の値を設定するようにしてもよい。
11 ポンプ本体
12 扉
2 ポンプ機構
20 送液部
21 送液フィンガ
30A 上流側のバルブ部
30B 下流側のバルブ部
31 閉塞フィンガ
3 液晶表示部
3a 液晶パネル
4 操作部
8 滴下センサ
100 点滴筒
200 駆動部
300 制御部
Claims (1)
- 輸液チューブを押圧して当該輸液チューブ内の輸液を送液するポンプ機構と、前記ポンプ機構の輸液送り方向の上流側に配置された点滴筒内を滴下する液滴を検出する滴下センサとを備え、設定流量に応じて前記ポンプ機構の駆動を制御する流量制御、及び、前記滴下センサの出力に基づいて送液の流量を判定する流量判定の実行が可能な輸液ポンプにおいて、
前記ポンプ機構の制御モードとして、前記滴下センサの出力に基づく流量判定の精度を保証できる通常使用流量域よりも大きな流量で送液を行う高流量モードの設定が可能であり、
前記高流量モードが設定された場合、前記滴下センサの出力に基づく流量判定を非実行とし、その流量判定を行わない旨を報知する処理、または、前記滴下センサの出力に基づく流量判定として前記通常使用流量域での判定精度よりも低い精度で判定を行う低精度判定モードのみを実行し、その低精度判定モードでの流量判定である旨を報知する処理を行うように構成されていることを特徴とする輸液ポンプ。
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JP6187075B2 JP6187075B2 (ja) | 2017-08-30 |
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