JP2015057284A - 中空糸膜モジュールユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中空糸膜モジュールユニット1において、フレーム2の上部に、下側に開口する複数の溝7を備えた上部保持部材5が設けられ、フレーム2の下部に、上部保持部材5の各溝7に対向した上側に開口する溝8を備えた下部保持部材6が設けられ、上部保持部材5の複数の溝7と下部保持部材6の複数の溝8との間に、上部ハウジング11と下部ハウジング12とが保持された複数の中空糸膜モジュール10が一定間隔をもって配置されており、上部保持部材11の溝7は、上部ハウジング11を幅方向で受け入れる受け入れ部と、受け入れ部の奥側で上部ハウジング11を幅方向で位置決めする固定部とが段差部を介して連続的に形成されている中空糸膜モジュールユニット1。
【選択図】図1
Description
特許文献3には、平型の膜モジュールを、一定間隔で形成された複数の溝が設けられたパネルの溝に固定する、膜モジュールの固定方法が開示されている。このような固定方法とすることによって、膜モジュールが互いに対面し、かつ、一定間隔でユニット内に配置される。
請求項3に記載した発明は、前記保持手段を形成する材料の硬度は、前記ハウジングを形成する材料の硬度と同じか、前記ハウジングを形成する材料の硬度よりも低硬度であることを特徴とする。
請求項3に記載した発明によれば、中空糸膜モジュールの固定の際に、上部ハウジングが上部保持部材によって破損する可能性を低減することができる。
本実施形態の中空糸膜モジュールユニット1は、各構成要素を設置可能に構成されたフレーム2と、フレーム2の下部に配置されている膜洗浄用の散気装置3と、フレーム2に水平方向に挿入されて固定される複数の中空糸膜モジュール10と、フレーム2の上方に配置される合流管4とを主な構成要素として備えている。散気装置3には図示しないブロワーが接続されており、合流管4は図示しない吸引ポンプと接続されている。
また、各上部ハウジング11には取水口15形成されており、この取水口15が取水管20によって合流管4と接続される。
図3に示すように、上部保持部材5,5は長尺形状の部材であり、フレーム2の上部前面側、及び上部後面側、つまりフレーム2の上部両側に一対設けられている。同様に、下部保持部材6,6もフレーム2の下部の前面側及び後面側、つまりフレーム2の下部両側に一対設けられている。
上部溝7及び下部溝8は、概略コ字状の切欠きが、保持部材5,6の一側面から他側面に貫通することで形成されており、保持部材5,6は側面から見た形状が櫛歯形状となっている。また、上部溝7は、上部保持部材5がフレーム2の上部に固定された際、下側に開口するように形成され、下部溝8は、下部保持部材6がフレームの下部に固定された際、上側に開口するように形成される。
図3に示すように、上部溝7は断面概略コ字状の溝であり、上部保持部材5の一側面51から他側面52まで貫通している。
上部溝7は、受け入れ部71と受け入れ部71の奥側の固定部72とから構成されており、受け入れ部71と固定部72とは段差部73を介して連続して形成されている。受け入れ部71の幅(図4の左右方向の幅)は、固定部72の幅に対してやや大きい。段差部73は、受け入れ部71の側壁71aと固定部72の側壁72aとを、なだらかに接続する斜面である。
また、上部溝7同士の間隔は、中空糸膜モジュール10及び中空糸膜モジュールユニット1の仕様によって決められるが、本実施形態の間隔は、45mmとされている。また、上部保持部材5には、後述する上下動部材9を固定するためのネジ孔が形成されている。
さらに、上部保持部材5及び下部保持部材6の材料は、中空糸膜モジュール10の上部ハウジング11と下部ハウジング12の材料よりも硬度の低い材料がより好適である。ハウジングは、基本的にABS樹脂であるため、保持部材をより低硬度のもの(例えば、低硬度ウレタン樹脂、低硬度ポリエチレンやポリプロピレン等)とした場合がより好ましい。
固定板部92,92は板状の部材であり、L字部91の両端部に固定板部92の面がL字部91の長手方向に直交し、フレーム2の後面側に延びるように取り付けられている。各固定板部92の裏面には、2つのウェルドナット93,93がフレーム2の前後方向に離間して溶接されているとともに、このウェルドナット93,93に対応する箇所に貫通孔が形成されている。
上下動部材9の材料としては、アルミニウム、ステンレス等の耐錆性を有する金属が好ましく、本実施形態においては、ステンレス(SUS304)を採用している。
長孔23,23の上下方向の上端は、ボルト22が長孔23の上端にあるときに、中空糸膜モジュール10の上部ハウジング11の上端が少なくとも上部保持部材5の段差部73よりも下方、かつ、上部保持部材5の下端より上方に位置するように設定されている。長孔23,23の上下方向の下端は、ボルト22が長孔23の下端に至る手前で少なくとも中空糸膜モジュール10の上部ハウジング11の上部が固定部72に位置決めされるように設定されている。
その後、ボルト22を締め付けて、上部保持部材5を縦フレーム2Tに固定すれば、中空糸膜モジュール10の取付作業が終了する。
また、段差部73が形成され、受け入れ部71の側面に対する段差部73の側面の角度は約17°と、なだらかに形成されていることにより、上部保持部材5を下方に移動させ、中空糸膜モジュール10を固定部72に挿入する際、上部ハウジング11が、段差部73に引っ掛かることがなくスムーズに案内できる。
さらに、上部保持部材5及び下部保持部材6をABS樹脂で形成すると共に、ハウジング11,12をABS樹脂で形成したことによって、中空糸膜モジュール10の固定の際に、ハウジング11,12が保持部材5,6によって破損する可能性を低減することができる。
2 フレーム
5 上部保持部材
6 下部保持部材
7 上部溝(溝)
8 下部溝(溝)
9 固定部材
10 中空糸膜モジュール
11 上部ハウジング
12 下部ハウジング
71 受け入れ部
72 固定部
73 段差部
Claims (3)
- フレームの上部に、下側に開口する複数の溝を備えた上部保持部材が設けられ、前記フレームの下部に、前記上部保持部材の各溝に対向した上側に開口する溝を備えた下部保持部材が設けられ、
前記上部保持部材の複数の溝と前記下部保持部材の複数の溝との間に、上部ハウジングと下部ハウジングとが保持された複数の中空糸膜モジュールが一定間隔をもって配置される中空糸膜モジュールユニットであって、
前記上部保持部材の溝は、前記中空糸膜モジュールの前記上部ハウジングを幅方向で受け入れる受け入れ部と、該受け入れ部の奥側で前記上部ハウジングを幅方向で位置決めする固定部とが段差部を介して連続的に形成されている中空糸膜モジュールユニット。 - 前記上部保持部材と前記下部保持部材は、フレームの上部両側及び下部両側に一対設けられ、前記上部ハウジング及び前記下部ハウジングの両端部を位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の中空糸膜モジュールユニット。
- 前記保持手段を形成する材料の硬度は、前記ハウジングを形成する材料の硬度と同じか、前記ハウジングを形成する材料の硬度よりも低硬度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の中空糸膜モジュールユニット。
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2014
- 2014-11-14 JP JP2014231631A patent/JP5880666B2/ja active Active
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