JP2015056083A - 仕様変更支援装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

仕様変更支援装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仕様変更がある場合に、仕様の変更が及ぼす影響範囲について出力する。【解決手段】仕様変更支援装置1は、開発のために使用する仕様書の情報である2以上の仕様情報を格納し得る仕様情報格納部11と、仕様の変更を示す情報である変更情報を受け付ける受付部14と、前記変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、前記変更情報に関連する情報である関連情報を取得する関連情報取得部15と、前記仕様情報と前記関連情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、前記2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する検索部16と、前記検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する出力部17とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、仕様の変更が及ぼす影響範囲について出力できる仕様変更支援装置等に関するものである。
従来、あらかじめ定義された構成に基づいて仕様が記述された成果物の構成を、成果物構成データとして記憶する成果物構成モデル記憶手段と、複数の成果物間において、成果物内に記述された仕様の追跡可能性に係る関係をあらかじめトレーサビリティモデルデータとして記憶するトレーサビリティモデル記憶手段と、成果物を入出力のパラメータとして表すタスク、該タスク間の依存関係及びタスクを遂行する担当者に関するデータをプロジェクトライフサイクルモデルデータとして記憶するプロジェクトライフサイクルモデル記憶手段と、成果物に記述された仕様が変更されると、トレーサビリティモデルデータに基づいて、変更により影響を受ける下流工程の成果物に係る仕様を特定し、また、成果物構成データに基づいて、特定した仕様が記述された成果物を特定し、さらに、プロジェクトライフサイクルモデルデータに基づいて、特定した成果物を入力パラメータとするタスク及び該タスクの担当者を特定する影響範囲特定処理手段と、該影響範囲特定処理手段が特定した担当者に対する通知処理を行う通知処理手段とを備えることを特徴とするプロジェクト管理システムがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−204333号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来のシステムにおいては、影響のあるタスク及びタスクの担当者のみを特定できるに過ぎず、仕様変更による広い影響範囲を知ることができなかった。
本第一の発明の仕様変更支援装置は、開発のために使用する仕様書の情報である2以上の仕様情報を格納し得る仕様情報格納部と、仕様の変更を示す情報である変更情報を受け付ける受付部と、変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、変更情報に関連する情報である関連情報を取得する関連情報取得部と、仕様情報と関連情報とを用いて検索式を構成し、検索式を用いて、2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する検索部と、検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する出力部とを具備する仕様変更支援装置である。
かかる構成により、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる。
また、本第二の発明の仕様変更支援装置は、第一の発明に対して、検索式を構成するための情報であり、ランクに対応付けられた情報である2以上の検索式元情報を格納し得る検索式元情報格納部と、検索部は、仕様情報と関連情報と検索式元情報とを用いて検索式を構成し、検索式を用いて、2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索し、出力部は、検索部が検索した仕様情報を検索するために使用した検索式元情報に対応するランクを視覚的に区別可能なように、検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する仕様変更支援装置である。
かかる構成により、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる。
また、本第三の発明の仕様変更支援装置は、第二の発明に対して、仕様情報は、複数の項目を有する構造化されている情報であり、検索元情報は、項目を指定する情報を有する仕様変更支援装置である。
かかる構成により、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる。
また、本第四の発明の仕様変更支援装置は、第一から第三いずれかの発明に対して、出力部は、少なくとも検索部が検索した仕様情報を出力し、受付部は、出力部が出力した仕様情報に含まれる1以上の関連情報をもユーザから受け付け、関連情報取得部は、受付部が受け付けた関連情報を取得する仕様変更支援装置である。
かかる構成により、仕様変更がある場合に、影響範囲を容易に絞り込むことができ、影響範囲の特定のための操作が容易になる。
また、本第五の発明の仕様変更支援装置は、第一から第四いずれかの発明に対して、ユーザから受け付けた変更情報を含む履歴情報を格納し得る履歴情報格納部と、受付部が受け付けた履歴情報または受付部が受け付けた履歴情報と関連情報、および出力部が出力した特定情報を有する履歴情報を構成し、履歴情報格納部に蓄積する履歴情報蓄積部とをさらに具備し、受付部は、履歴情報の出力指示をも受け付け、出力部は、受付部が履歴情報の出力指示を受け付けた場合に、履歴情報格納部の履歴情報を出力する仕様変更支援装置である。
かかる構成により、仕様変更の影響範囲の調査が適切に行われたか否かを容易に確認できる。
また、本第六の発明の仕様変更支援装置は、第一から第五いずれかの発明に対して、変更情報は、一の表を構成する属性値であり、関連情報は、一の表の属性値に対応する属性を識別する属性識別子である仕様変更支援装置である。
かかる構成により、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる。
また、本第七の発明の仕様変更支援装置は、第一から第六いずれかの発明に対して、変更情報は、一の表を構成する属性識別子、または一の表を構成する属性値であり、関連情報は、一の表を識別する表識別子である仕様変更支援装置である。
かかる構成により、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる。
本発明による仕様変更支援装置によれば、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる。
実施の形態1における仕様変更支援装置1のブロック図 同仕様変更支援装置1の動作例について説明するフローチャート 同関連情報取得処理について説明するフローチャート 同仕様情報の例を示す図 同仕様情報の例を示す図 同仕様情報の例を示す図 同検索元情報管理表を示す図 同履歴情報管理表を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同変更関連情報管理表を示す図 同他の変更関連情報管理表を示す図 同バッファに格納された出力情報の例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、仕様変更支援装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、仕様の変更を示す変更情報を受け付け、変更情報を含む仕様情報に記載されている関連情報をも用いて、仕様変更に関連する仕様情報を検索し、出力する仕様変更支援装置について説明する。
また、本実施の形態において、2以上の検索条件を有し、検索条件に応じて仕様情報にランクが付与され、ランクを視覚的に区別可能なように仕様情報を出力する仕様変更支援装置について説明する。
また、本実施の形態において、仕様情報は構造を有し、当該構造を構成する項目を用いた検索式を用いて、仕様変更に関連する仕様情報を検索し、出力する仕様変更支援装置について説明する。
また、本実施の形態において、検索された1以上の仕様情報を出力し、出力した仕様情報の中からユーザ指定した変更情報を受け付け、受け付けた変更情報を用いて、仕様変更に影響され得る仕様情報を再帰的に検索する仕様変更支援装置について説明する。
さらに、本実施の形態において、ユーザの操作、および検索結果の履歴を蓄積し、出力する仕様変更支援装置について説明する。
図1は、本実施の形態における仕様変更支援装置1のブロック図である。仕様変更支援装置1は、仕様情報格納部11、検索式元情報格納部12、履歴情報格納部13、受付部14、関連情報取得部15、検索部16、出力部17、および履歴情報蓄積部18を備える。
仕様情報格納部11は、2以上の仕様情報を格納し得る。仕様情報とは、開発のために使用する仕様書の情報である。仕様情報は、通常、仕様書である。仕様情報は、要件定義書、概要設計書、詳細設計書、機能設計書、帳票仕様書、画面定義書、入出力一覧表、関数設計書、スキーマ設計書、テーブル定義書等、どのような種類の仕様書等でも良い。また、仕様情報は、通常、ファイルであるが、データベース、データベースのレコード等でも良い。つまり、仕様情報のデータ構造は問わない。ただし、仕様情報は、複数の項目を有し、構造化されている情報であることは好適である。ここで、項目はタグにより識別できても良いし、複数の項目を有する仕様情報の構造を定義する情報により識別できても良い。また、仕様情報は、例えば、表項目、主要項目、見出し、ヘッダ、フッタ等の項目を有する。また、仕様情報がファイルである場合、ファイル名も項目として考えても良い。さらに、ここでの開発とは、通常、ソフトウェア開発であるが、ハードウェア等の開発でも良い。なお、仕様情報格納部11に格納されている2以上の仕様情報は、通常、一の開発における仕様情報である。
検索式元情報格納部12は、2以上の検索式元情報を格納し得る。検索式元情報とは、検索式を構成するための情報であり、ランクに対応付けられた情報である。検索式元情報とは、例えば、「Select 仕様情報識別子 from すべての仕様情報 where (属性識別子=$変更情報 or 属性識別子=$関連情報)」である。なお、この検索式元情報は、すべての仕様情報を条件「表項目=$変更情報 or 表項目=$関連情報」により検索し、条件に合致する仕様情報識別子を取得するための情報である。なお、「属性識別子」は予約語であり、表の属性を識別する識別子の意味である。また、「$」は変数を示し、「$変更情報」は取得された変更情報、「$関連情報」は取得された関連情報を示す。なお、変更情報は、例えば、一の表を構成する属性値、一の表を構成する属性識別子、一の表を識別する表識別子、帳票を識別する帳票識別子等である。なお、検索式元情報はプログラム中に埋め込まれていても良いことは言うまでもない。
履歴情報格納部13は、履歴情報を格納し得る。履歴情報は、仕様変更の影響範囲のための調査が適切か否かを判断するための情報である。また、履歴情報は、ユーザから受け付けた変更情報を含む情報であり、仕様変更の影響範囲のためのユーザ操作について、適切か否かを判断するための情報である。履歴情報は、通常、ユーザが入力した変更情報や関連情報、出力部17が出力した特定情報を含む。
受付部14は、情報や指示等を受け付ける。受付部14は、例えば、仕様の変更を示す情報である変更情報を受け付ける。また、受付部14は、出力部17が出力した仕様情報に含まれる1以上の関連情報をもユーザから受け付けても良い。さらに、受付部14は、履歴情報の出力指示をも受け付けても良い。なお、受付部14が受け付ける変更情報や関連情報は、例えば、属性識別子、表識別子、属性値、帳票識別子、画面を識別する画面識別子、関数を識別する関数識別子、メソッドを識別するメソッド識別子等である。また、変更情報が一の表の属性値である場合、例えば、関連情報は、当該一の表の属性値に対応する属性を識別する属性識別子、当該一の表の表識別子等である。また、変更情報が一の表の属性識別子である場合、例えば、関連情報は、当該一の表を識別する表識別子である。また、受付部14は、仕様情報を出力する指示を受け付けても良い。この指示は、出力部17が出力した仕様情報識別子で識別される仕様情報を出力する指示でも良い。さらに、ここで、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
関連情報取得部15は、変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、変更情報に関連する情報である関連情報を取得する。例えば、関連情報取得部15は、変更情報の種類を示す情報である変更情報種類情報(例えば、属性識別子)と関連情報の種類を示す情報である関連情報種類情報(例えば、表識別子)とを、対応付けて保持している。そして、関連情報取得部15は、受け付けられた変更情報を含む仕様情報を検索する。そして、当該検索した仕様情報に含まれる情報であり、受け付けられた変更情報の種類を示す変更情報種類情報と対になる関連情報種類情報を取得し、当該関連情報種類情報に対応する関連情報を、変更情報を含む仕様情報から取得する。
また、関連情報取得部15は、受付部14が受け付けた関連情報を取得しても良い。かかる関連情報は、変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、出力されている情報である。
検索部16は、仕様情報と関連情報とを用いて、2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する。検索部16は、通常、仕様情報と関連情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する。
また、検索部16は、仕様情報と関連情報と検索式元情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索しても良い。なお、かかる場合、検索部16は、仕様情報と関連情報とを検索式元情報に適用し、検索式を構成する。
出力部17は、検索部16が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する。ここで、特定情報とは、例えば、検索部16が検索した仕様情報を識別する仕様情報識別子や、仕様情報自体等である。仕様情報識別子は、例えば、仕様情報のファイル識別子や表識別子などである。
また、出力部17は、変更情報、関連情報、および特定情報を出力しても良い。かかる場合、出力部17は、ユーザの操作手順が分かる態様で、変更情報、関連情報、および特定情報を出力することは好適である。例えば、出力部17は、変更情報を入力する元になった仕様情報の仕様情報識別子、変更情報、当該変更情報を用いて検索された仕様情報の仕様情報識別子、検索された仕様情報に含まれる関連情報、当該関連情報を用いて検索された仕様情報の仕様情報識別子を階層的に出力することは好適である。なお、階層的に前記情報を出力することにより、ユーザの操作の手順が視覚的に出力されることになり、適切な影響範囲調査が行われていることを容易に確認できる。
また、出力部17は、検索部16が検索した仕様情報を検索するために使用した検索式元情報に対応するランクを視覚的に区別可能なように、検索部16が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力することは好適である。
さらに、出力部17は、受付部14が履歴情報の出力指示を受け付けた場合に、履歴情報格納部13の履歴情報を出力することは好適である。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
履歴情報蓄積部18は、受付部14が受け付けた履歴情報または受付部14が受け付けた履歴情報と関連情報、および出力部17が出力した特定情報を有する履歴情報を構成し、履歴情報格納部13に蓄積する。
仕様情報格納部11、検索式元情報格納部12、および履歴情報格納部13は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。仕様情報格納部11等に仕様情報等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して仕様情報等が仕様情報格納部11で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された仕様情報等が仕様情報格納部11で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された仕様情報等が仕様情報格納部11で記憶されるようになってもよい。
受付部14が受け付ける変更情報等の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。受付部14は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
関連情報取得部15、検索部16、および履歴情報蓄積部18は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。関連情報取得部15等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部17は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部17は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
なお、受付部14が、上記で説明していない指示等を受け付けた場合、図示しない処理部が受け付けた指示に応じた処理を行う。なお、指示が一のファイルのオープン指示である場合、図示しない処理部は当該一のファイルをオープンし、出力する。
次に、仕様変更支援装置1の動作例について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)受付部14は、仕様の変更を示す変更情報を受け付けたか否かを判断する。変更情報を受け付ければステップS202に行き、変更情報を受け付けなければステップS212に行く。
(ステップS202)履歴情報蓄積部18は、ステップS201で受け付けられた変更情報を履歴情報格納部13に蓄積する。なお、この変更情報は、履歴情報の一例である。
(ステップS203)関連情報取得部15は、ステップS201で受け付けられた変更情報またはステップS211で受け付けられた関連情報に関連する関連情報を取得する。かかる関連情報取得処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、本ステップで、関連情報を取得できなくても良い。
(ステップS204)検索部16は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS205)検索部16は、検索式元情報格納部12に、i番目の検索式元情報が存在するか否かを判断する。i番目の検索式元情報が存在すればステップS206に行き、i番目の検索式元情報が存在しなければステップS209に行く。
(ステップS206)検索部16は、i番目の検索式元情報を用いて、検索式を構成する。なお、通常、検索部16は、i番目の検索式元情報に、変更情報、または変更情報と関連情報とを適用し、検索式を構成する。
(ステップS207)検索部16は、ステップS206で構成した検索式を用いて、仕様情報格納部11を検索する。ここで、検索部16は、通常、1以上の仕様情報を検索し、1以上の特定情報を取得する。
(ステップS208)検索部16は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS205に戻る。
(ステップS209)出力部17は、ステップS207で取得された1以上の特定情報を用いて、出力する情報(以下、適宜、「出力情報」という。)を構成する。なお、出力部17は、ステップS207で取得された1以上の特定情報、および受け付けられた変更情報、関連情報等を用いて、出力情報を構成することは好適である。また、出力部17は、検索式元情報に対応するランクを視覚的に区別可能なように、検索部16が取得した特定情報を有する出力情報を構成することは好適である。
(ステップS210)出力部17は、ステップS209で構成した出力情報を出力する。
(ステップS211)履歴情報蓄積部18は、受付部14が受け付けた変更情報および出力部17が出力した特定情報を有する履歴情報を構成し、履歴情報格納部13に蓄積する。また、履歴情報蓄積部18は、受付部14が受け付けた変更情報と関連情報および出力部17が出力した特定情報を有する履歴情報を構成し、履歴情報格納部13に蓄積しても良い。
(ステップS212)受付部14は、関連情報を受け付けたか否かを判断する。関連情報を受け付ければステップS213に行き、関連情報を受け付けなければステップS214に行く。
(ステップS213)履歴情報蓄積部18は、ステップS212で受け付けられた関連情報を履歴情報格納部13に蓄積する。ステップS203に行く。なお、この関連情報は、履歴情報の一例である。
(ステップS214)受付部14は、履歴情報の出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付ければステップS215に行き、出力指示を受け付けなければステップS201に戻る。
(ステップS215)出力部17は、履歴情報格納部13から1以上の履歴情報を読み出す。
(ステップS216)出力部17は、1以上の履歴情報から出力する情報を構成する。
(ステップS217)出力部17は、ステップS214で構成した情報を出力する。ステップS201に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、検索式元情報は一つでも良い。
また、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS203の関連情報取得処理の例について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)関連情報取得部15は、ステップS201で受け付けられた変更情報またはステップS211で受け付けられた関連情報の種類を示す情報を取得する。なお、種類を示す情報は、変更情報または関連情報に付されているタグでも良いし、変更情報または関連情報が有するデータ構造から取得しても良い。種類を示す情報の取得方法は問わない。また、変更情報または関連情報の種類を示す情報は、ここでは、変更情報種類情報と言う。
(ステップS302)関連情報取得部15は、ステップS301で取得した変更情報種類情報をキーとして、変更情報種類情報と関連情報種類情報とを対応づける情報を検索し、1以上の関連情報種類情報を取得する。
(ステップS303)関連情報取得部15は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS304)関連情報取得部15は、仕様情報格納部11の中にi番目の仕様情報が存在するか否かを判断する。i番目の仕様情報が存在すればステップS305に行き、i番目の仕様情報が存在しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS305)関連情報取得部15は、ステップS201で受け付けられた変更情報または/およびステップS211で受け付けられた関連情報を用いて、i番目の仕様情報を検索する。
(ステップS306)関連情報取得部15は、ステップS305において、変更情報または関連情報が、i番目の仕様情報に存在するか否かを判断する。存在すればステップS307に行き、存在しなければステップS308に行く。
(ステップS307)関連情報取得部15は、i番目の仕様情報の中の情報であり、ステップS302で取得された1以上のいずれかの関連情報種類情報に対応する情報であり、ステップS201で受け付けられた変更情報またはステップS211で受け付けられた関連情報に対応する1以上の情報を取得する。かかる情報は、関連情報である。
(ステップS308)関連情報取得部15は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS205に戻る。
以下、本実施の形態における仕様変更支援装置1の具体的な動作について説明する。
今、仕様情報格納部11は、図4、図5、図6等に示す多数の仕様情報を格納している、とする。また、仕様情報格納部11の仕様情報は、例えば、ファイルであり、仕様情報を識別する仕様情報識別子(例えば、ファイル名)を有する。図4の仕様情報識別子は「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」であり、図5の仕様情報識別子は「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D101.xlsx」であり、図6の仕様情報識別子は「[デモ]物理データ設計書_テーブル定義.xlsx」である、とする。なお、[デモ]は、図においては墨付き括弧とする。
また、検索式元情報格納部12は、図7に示す検索元情報管理表を格納している。検索元情報管理表は、「ID」「ランク」「検索式元情報」を有するレコードを1以上格納している。図7において、4つの検索式元情報を格納している。また、検索元情報管理表において、各仕様情報に対して、「ID=1」から順に検索式元情報が適用され、いずれかのレコードに合致した場合に、検索式元情報の適用が終了する。また、図7の「ランク」は、重要度と考えても良く、ランクが大きい検索式元情報に合致する仕様情報ほど、仕様変更の影響度が大きいと考えられる。また、検索式元情報の「$」ではじまる変数には、変更情報または関連情報が代入され、検索式が構成される。そして、図7の「ID=1」のレコードにおける検索式元情報「属性識別子=$変更情報に対応する属性識別子 AND 属性値=$変更情報」は、受け付けられた変更情報に対応する属性識別子(属性名と言っても良い)と同一の属性識別子を有し、かつ、当該属性識別子で識別される属性の属性値として、変更情報と同一の値を有することを意味である。また、検索式元情報「ヘッダ include $変更情報」は、仕様情報の一項目であるヘッダの項目の中に、変更情報が含まれる場合に合致する意味である。つまり、「=」や「include」は検索に使用される演算子である。
さらに、履歴情報格納部13は、図8に示す構造の履歴情報管理表を保持している。履歴情報管理表は「ID」「対象となる仕様情報識別子」「変更情報/関連情報」「特定情報」「リンク」を有する1以上のレコードを有する。「ID」はレコードを識別する情報である。「対象となる仕様情報識別子」は、表示されている仕様情報の識別子であり、ユーザが入力する変更情報または関連情報が含まれる仕様情報の識別子である。「変更情報/関連情報」は、ユーザが入力する変更情報または関連情報である。「特定情報」は、ユーザが入力した変更情報または関連情報を使用して検索された仕様情報に関する特定情報(ここでは、仕様情報識別子)である。「リンク」は、レコード間のリンクを示す。図8において、「ID=1」の属性「リンク」の属性値が「2」であるが、このリンク「2」は、「ID=1」のレコードの次に、「ID=2」のレコードが連結していることを示す。なお、連結しているレコードは、一連の調査のための操作において取得された履歴情報(レコード)であることを示す。
かかる状況において、以下の2つの具体例について説明する。
(具体例1)
具体例1は、関連情報はユーザが入力する場合の例である。ここで、ユーザは、仕様情報「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」の中の帳票ID「L101」で示される帳票の仕様を変更する場合の影響範囲を調べる作業を行う、とする。
まず、ユーザは、仕様情報「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」をオープンし、当該仕様情報を表示させる。次に、ユーザは、仕様変更する情報を示す「L101」を指示する(図9の901参照)。そして、ユーザは、操作メニューを表示させ、メニュー項目「トレーサビリティー」を選択する。すると、受付部14は、変更情報「L101」を受け付ける(図9の902参照)。そして、仕様変更支援装置1は、以下のようなトレーサビリティーの処理を開始する。
次に、履歴情報蓄積部18は、受け付けられた変更情報が含まれる仕様情報の識別子「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」と受け付けられた変更情報「L101」とを履歴情報格納部13に蓄積する。ここで、履歴情報蓄積部18は、図8の「ID=1」の「対象となる仕様情報識別子」と「変更情報/関連情報」とを、履歴情報管理表に蓄積したこととなる。
次に、関連情報取得部15は、受け付けられた変更情報「L101」に関連する関連情報を取得しようとするが、ここでは関連情報は取得できなかった、とする。
次に、検索部16は、図7の1番目の検索式元情報に変更情報「L101」を代入し、検索式「属性識別子=L101に対応する属性識別子 AND 属性値=L101」を構成する。そして、検索部16は、L101に対応する属性識別子「帳票ID」を取得する。なお、例えば、「$変更情報に対応する属性識別子」の「に対応する属性識別子」は、検索部16が保持している予約語であり、検索部16は「$変更情報」の属性識別子を取得し、当該属性識別子を「$変更情報に対応する属性識別子」に代入するものとする。
そして、検索部16は、検索式「属性識別子=帳票ID AND 属性値=L101」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。そして、ここでは、いずれの仕様情報も検索式(条件)を満たさなかった、とする。
次に、検索部16は、図7の2番目の検索式元情報に変更情報「L101」を代入し、検索式「ヘッダ include L101」を構成する。そして、検索部16は、検索式「ヘッダ include L101」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。そして、ここでは、いずれの仕様情報も検索式(条件)を満たさなかった、とする。
次に、検索部16は、図7の3番目の検索式元情報に変更情報「L101」を代入し、検索式「ファイル名 include L101」を構成する。そして、検索部16は、検索式「ファイル名 include L101」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。そして、ここでは、いずれの仕様情報も検索式(条件)を満たさなかった、とする。
さらに、検索部16は、図7の4番目の検索式元情報に変更情報「L101」を代入し、検索式「仕様情報 include L101」を構成する。そして、検索部16は、検索式「仕様情報 include L101」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。
そして、ここでは、1つの仕様情報に合致した、とする。1つの仕様情報は、「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D101.xlsx」である。
次に、出力部17は、上記の1つの特定情報を用いて、出力情報を構成し、出力する。
次に、履歴情報蓄積部18は、出力部17が出力した1つの特定情報を有する履歴情報を図8の履歴情報管理表に蓄積する。ここで、蓄積された1つの特定情報は、図8の「ID=1」の特定情報である。
次に、ユーザは、出力された特定情報「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D101.xlsx」を指示し、「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D101.xlsx」をオープンした、とする(図10の101参照)。
次に、ユーザは、直前の変更情報または関連情報(ここでは変更情報「L101」)に関連する関連情報を示す「基本情報テーブル」を指示する(図10の102参照)。そして、ユーザは、操作メニューを表示させ、メニュー項目「トレーサビリティー」を選択する。すると、受付部14は、関連情報「基本情報テーブル」を受け付ける(図10の103参照)。そして、仕様変更支援装置1は、さらなるトレーサビリティーの処理(トレーサビリティーの再帰処理)を開始する。
次に、履歴情報蓄積部18は、受け付けられた関連情報が含まれる仕様情報の識別子「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D101.xlsx」と受け付けられた関連情報「基本情報テーブル」とを履歴情報格納部13に蓄積する。ここで、履歴情報蓄積部18は、図8の「ID=2」の「対象となる仕様情報識別子」と「変更情報/関連情報」とを、履歴情報管理表に蓄積したこととなる。また、履歴情報蓄積部18は、図8の「ID=1」の属性「リンク」の属性値として、値「2」(次のレコードのID)を蓄積する。この「ID=1」のリンク「2」の値は、図8の「ID=1」のレコードの蓄積に続いて、一連のトレーサビリティーの処理(再帰的なトレーサビリティーの処理)により、「ID=2」のレコードが蓄積されたことを示す。
次に、関連情報取得部15は、受け付けられた関連情報「基本情報テーブル」に関連する関連情報を取得しようとするが、ここでは関連情報は取得できなかった、とする。
次に、検索部16は、図7の1番目の検索式元情報に関連情報「基本情報テーブル」を代入し、検索式「属性識別子=基本情報テーブル AND 属性値=基本情報テーブル」を構成する。そして、検索部16は、検索式「属性識別子=基本情報テーブル AND 属性値=基本情報テーブル」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。そして、ここでは、いずれの仕様情報も検索式(条件)を満たさなかった、とする。
同様に、検索部16は、図7の2番目および3番目の検索式元情報と関連情報「基本情報テーブル」とを用いて、仕様情報格納部11を検索するが、ここでは、いずれの仕様情報も検索式(条件)を満たさなかった、とする。
さらに、検索部16は、図7の4番目の検索式元情報に関連情報「基本情報テーブル」を代入し、検索式「仕様情報 include 基本情報テーブル」を構成する。そして、検索部16は、検索式「仕様情報 include 基本情報テーブル」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。
そして、ここでは、5つの仕様情報に合致した、とする。5つの仕様情報は、「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D102.xlsx」、「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D103.xlsx」、「[デモ]機能設計書_画面仕様書_G501.xlsx」、「[デモ]機能設計書_画面仕様書_G502.xlsx」、「[デモ]物理データ設計書_テーブル定義.xlsx」である。
次に、出力部17は、上記の5つの特定情報を用いて、出力情報を構成する。そして、出力部17は、図10の104に示すように5つの特定情報を出力する。
次に、履歴情報蓄積部18は、出力部17が出力した5つの特定情報を有する履歴情報を図8の履歴情報管理表に蓄積する。ここで、履歴情報蓄積部18は、図8の「ID=2」の「特定情報」を、履歴情報管理表に蓄積したこととなる。
次に、ユーザは、出力された特定情報「[デモ]物理データ設計書_テーブル定義.xlsx」を指示し、「[デモ]物理データ設計書_テーブル定義.xlsx」をオープンした、とする(図11の111参照)。
次に、ユーザは、直前の変更情報または関連情報(ここでは関連情報「基本情報テーブル」)に関連する関連情報を示す「ユーザNO」を指示する(図11の112参照)。そして、ユーザは、操作メニューを表示させ、メニュー項目「トレーサビリティー」を選択する。すると、受付部14は、関連情報「基本情報テーブル」を受け付ける(図11の113参照)。そして、仕様変更支援装置1は、さらなるトレーサビリティーの処理(トレーサビリティーの再帰処理)を開始する。
次に、履歴情報蓄積部18は、受け付けられた関連情報が含まれる仕様情報の識別子「[デモ]物理データ設計書_テーブル定義.xlsx」と受け付けられた関連情報「ユーザNO」とを履歴情報格納部13に蓄積する。ここで、履歴情報蓄積部18は、図8の「ID=3」の「対象となる仕様情報識別子」と「変更情報/関連情報」とを、履歴情報管理表に蓄積したこととなる。また、履歴情報蓄積部18は、図8の「ID=2」の属性「リンク」の属性値として、値「3」(次のレコードのID)を蓄積する。この「ID=2」のリンク「3」の値は、図8の「ID=2」のレコードの蓄積に続いて、一連のトレーサビリティーの処理(再帰的なトレーサビリティーの処理)により、「ID=3」のレコードが蓄積されたことを示す。
次に、関連情報取得部15は、受け付けられた関連情報「ユーザNO」に関連する関連情報を取得しようとするが、ここでは関連情報は取得できなかった、とする。
次に、検索部16は、図7の1番目〜3番目の検索式元情報に変更情報「ユーザNO」を代入し、検索式を構成し、仕様情報格納部11を検索する。そして、ここでは、いずれの仕様情報も検索式(条件)を満たさなかった、とする。なお、かかる処理は上述した処理と同様である。
次に、検索部16は、図7の4番目の検索式元情報に関連情報「ユーザNO」を代入し、検索式「仕様情報 include ユーザNO」を構成する。そして、検索部16は、検索式「仕様情報 include ユーザNO」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。
そして、ここでは、5つの仕様情報に合致した、とする。5つの仕様情報は、「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D101.xlsx」、「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D102.xlsx」、「[デモ]機能設計書_帳票仕様書_D103.xlsx」、「[デモ]機能設計書_画面仕様書_G501.xlsx」、「[デモ]機能設計書_画面仕様書_G502.xlsx」である。
次に、出力部17は、上記の5つの特定情報を用いて、出力情報を構成する。そして、出力部17は、図11の114に示すように5つの特定情報を出力する。
次に、履歴情報蓄積部18は、出力部17が出力した5つの特定情報を有する履歴情報を図8の履歴情報管理表に蓄積する。ここで、履歴情報蓄積部18は、図8の「ID=3」の「特定情報」を、履歴情報管理表に蓄積したこととなる。
以上により、ユーザは、トレーサビリティーのための操作を終了する、とする。
次に、例えば、ユーザは、仕様変更支援装置に対して、履歴情報の出力指示を入力する、とする。ここで、履歴情報の出力指示の入力のための画面例を図12に示す。図12において、ボタン「トレーザビリティツール」のメニュー項目「履歴」を選択する、とする(図12の121参照)。
すると、仕様変更支援装置の出力部17は、図13に示す画面を出力する。なお、履歴情報管理表の履歴情報は、ユーザを識別するユーザ識別子と対にして、蓄積されても良い。なお、かかる場合、履歴情報蓄積部18は、ユーザ識別子と履歴情報とを対にして、履歴情報格納部13に蓄積する。つまり、例えば、履歴情報管理表のレコードはユーザ識別子を有しても良い。
次に、受付部14は、履歴情報の出力指示を受け付ける。
次に、出力部17は、履歴情報管理表から1以上のレコード(履歴情報)を読み出す。そして、出力部17は、1以上の履歴情報から出力する情報を構成する。次に、出力部17は、構成した情報を、例えば、図14の141のように出力する。
なお、かかる履歴情報の出力により、あるユーザが適正にトレーサビリティーの操作を行ったか否かを判断できる。
(具体例2)
具体例1は、関連情報が自動取得される場合の例である。また、本具体例において、特定情報は、ランクが視覚的に区別できる態様で出力される。
今、関連情報取得部15は、図15に示す変更関連情報管理表を保持している。変更関連情報管理表は、変更情報に対応する関連情報を管理する表であり、「ID」「変更情報」「関連情報」を有するレコードを1以上、保持している。「ID」はレコードを識別する情報である。「変更情報」は変更情報を特定する情報である。「関連情報」は関連情報を特定する情報である。なお、図15の「ID=1」のレコードは、変更情報が属性識別子である場合、関連情報は当該属性識別子を有する表の表識別子であることを示す。また、図15の「ID=2」のレコードは、変更情報が属性値である場合、関連情報は当該属性値を有する属性の属性識別子であることを示す。また、図15の「ID=3」のレコードは、変更情報がメッセージである場合、関連情報は当該メッセージに対して呼び出されるメソッドであることを示す。また、図15の「ID=4」のレコードは、変更情報が属性識別子(属性識別子1)である場合、関連情報は当該属性識別子(属性識別子1)を一部に含む属性識別子(属性識別子2)であることを示す。つまり、図15の「ID=4」のレコードは、変更情報が「テーブル名」の場合、「テーブル名/ファイル名」という属性識別子は関連情報となる。さらに、また、図15の「ID=5」のレコードは、変更情報が属性識別子(属性識別子1)である場合、関連情報は当該属性識別子(属性識別子1)の一部である属性識別子(属性識別子2)であることを示す。つまり、図15の「ID=4」のレコードは、変更情報が「テーブル名/ファイル名」の場合、「ファイル名」という属性識別子は関連情報となる。
また、関連情報取得部15は、図16に示す変更関連情報管理表を保持していても良い。図16の変更関連情報管理表は、「変更情報のタイプ」「変更情報」「関連情報」を有するレコードを1以上、保持している。「変更情報のタイプ」は、変更情報の種類を示し、ここでは属性識別子、属性値を挙げているが、表識別子等でも良い。また、「変更情報」は変更情報そのものを示し、「関連情報」は関連情報そのものを示す。そして、「ID=1」のレコードは、属性識別子「帳票ID」と属性識別子「帳票番号」とは、変更情報と関連情報の関係にあることを意味する。また、「ID=2」のレコードは、属性識別子「テーブル名/ファイル名」と属性識別子「テーブル名」とは、変更情報と関連情報の関係にあることを意味し、かつ属性識別子「テーブル名/ファイル名」と属性識別子「ファイル名」とは、変更情報と関連情報の関係にあることを意味する。つまり、「ID=2」の「テーブル名、ファイル名」は、「テーブル名」または「ファイル名」の意味である。また、「ID=3」のレコードは、属性識別子「データタイプ」と属性識別子「データ型」とは、変更情報と関連情報の関係にあることを意味する。また、「ID=4」のレコードは、属性値「基本情報テーブル」と属性値「基本情報TBL」とは、変更情報と関連情報の関係にあることを意味する。さらに、「ID=5」のレコードは、属性値「消費税率」と属性値「消費税」とは、変更情報と関連情報の関係にあることを意味する。
なお、図15、図16の変更関連情報管理表のレコードは例であり、変更情報と関連情報との関係はいかように定義しても良い。
今、仕様変更支援装置1は、図4の仕様情報「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」を出力している、とする。
かかる状況において、ユーザは、仕様変更する情報を示す「帳票ID」を指示した、とする。そして、ユーザは、操作メニューを表示させ、メニュー項目「トレーサビリティー」を選択する。すると、受付部14は、変更情報「帳票ID」を受け付ける。そして、仕様変更支援装置1は、以下のようなトレーサビリティーの処理を開始する。
次に、履歴情報蓄積部18は、受け付けられた変更情報が含まれる仕様情報の識別子「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」と受け付けられた変更情報「帳票ID」とを履歴情報格納部13に蓄積する。
次に、関連情報取得部15は、仕様情報「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」の構造(例えば、タグ)から、受け付けられた変更情報「帳票ID」の変更情報種類情報は属性識別子である、と判断する。次に、関連情報取得部15は、図15の変更関連情報管理表を参照し、「ID=1」のレコードから、関連情報種類情報「表識別子」を取得する。次に、関連情報取得部15は、変更情報「帳票ID」に対応する表識別子「入出力一覧(帳票)」を、図4の仕様情報から取得した、とする。
次に、検索部16は、図7の1番目の検索式元情報に変更情報「帳票ID」、関連情報「入出力一覧(帳票)」を代入し、検索式を構成する。そして、検索部16は、検索式を用いて、仕様情報格納部11を検索する。そして、ここでは、いずれの仕様情報も検索式(条件)を満たさなかった、とする。
次に、検索部16は、図7の2番目の検索式元情報に変更情報「帳票ID」、関連情報「入出力一覧(帳票)」を代入し、検索式「(ヘッダ include 帳票ID) OR (ヘッダ include 「入出力一覧(帳票))」を構成する。そして、検索部16は、当該検索式を用いて、仕様情報格納部11を検索する。そして、検索部16は、仕様情報「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」、「[デモ]関数仕様書_入出力一覧(帳票)」という2つの仕様情報を検索した、とする。そして、かかる2つの仕様情報のランクは、図7の2番目の検索式元情報に対応するランク「3」である。そして、検索部16は、ランク「3」と、2つの仕様情報「[デモ]要求定義書_入出力一覧(帳票).xlsx」、「[デモ]関数仕様書_入出力一覧(帳票)」とを対応付けて、一時バッファに蓄積する。
次に、検索部16は、図7の3番目の検索式元情報に変更情報「帳票ID」、関連情報「入出力一覧(帳票)」を代入し、検索式「(ファイル名 include 帳票ID) OR (ファイル名 include 入出力一覧(帳票))」を構成する。そして、検索部16は、当該検索式を用いて、仕様情報格納部11を検索する。そして、検索部16は、仕様情報「帳票ID.docx」という1つの仕様情報を検索した、とする。そして、かかる1つの仕様情報のランクは、図7の3番目の検索式元情報に対応するランク「2」である。そして、検索部16は、ランク「2」と、1つの仕様情報「帳票ID.docx」とを対応付けて、一時バッファに蓄積する。
さらに、検索部16は、図7の4番目の検索式元情報に変更情報「帳票ID」、関連情報「入出力一覧(帳票)」を代入し、検索式「仕様情報 include 帳票ID」を構成する。そして、検索部16は、検索式「仕様情報 include 入出力一覧(帳票)」を用いて、仕様情報格納部11を検索する。
そして、ここでは、3つの仕様情報に合致した、とする。3つの仕様情報は、「[デモ]AAA.docx」、「[デモ]BBB.xlsx」、「[デモ]CCC.docx」である。そして、かかる3つの仕様情報のランクは、図7の4番目の検索式元情報に対応するランク「1」である。そして、検索部16は、ランク「1」と、3つの仕様情報「[デモ]AAA.docx」、「[デモ]BBB.xlsx」、「[デモ]CCC.docx」とを対応付けて、一時バッファに蓄積する。
以上より、バッファには、図17に示す情報が蓄積された。次に、出力部17は、バッファの内容を用いて、出力情報を構成し、出力する。ここで、出力部17は、検索部16が検索した仕様情報を検索するために使用した検索式元情報に対応するランクを視覚的に区別可能なように、検索部16が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する。つまり、出力部17は、通常、ランクが高い仕様情報を、ランクが低い仕様情報と比較して、目立つ態様で出力する。
次に、履歴情報蓄積部18は、出力部17が出力した1つの特定情報を有する履歴情報を履歴情報管理表に蓄積する。なお、履歴情報蓄積部18が特定情報を蓄積する方法等については、具体例1において説明したので、ここでの詳細な説明は省略する。
また、以降、本具体例において、具体例1で説明したように、ユーザが選択した関連情報をも用いて、繰り返し、仕様変更により影響を受け得る仕様情報を取得することは好適である。
以上、本実施の形態によれば、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる。
また、本実施の形態によれば、仕様変更がある場合に、関連情報の入力を受け付けながら、繰り返しを容易に絞り込むことができ、漏れのない影響範囲の調査が可能となる。
また、本実施の形態によれば、履歴情報を蓄積し、利用することにより、仕様変更の影響範囲の調査が適切に行われたか否かを容易に確認できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記憶媒体は、開発のために使用する仕様書の情報である2以上の仕様情報を格納し得る仕様情報格納部を有し、コンピュータを、仕様の変更を示す情報である変更情報を受け付ける受付部と、前記変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、前記変更情報に関連する情報である関連情報を取得する関連情報取得部と、前記仕様情報と前記関連情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、前記2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する検索部と、前記検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム 、である。
また、上記プログラムにおいて、前記記憶媒体は、前記検索式を構成するための情報であり、ランクに対応付けられた情報である2以上の検索式元情報を格納し得る検索式元情報格納部をも有し、前記検索部は、前記仕様情報と前記関連情報と前記検索式元情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、前記2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索し、前記出力部は、前記検索部が検索した仕様情報を検索するために使用した検索式元情報に対応するランクを視覚的に区別可能なように、前記検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記仕様情報は、複数の項目を有する構造化されている情報であり、前記検索元情報は、前記項目を指定する情報を有するものとしてコンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記出力部は、少なくとも前記検索部が検索した仕様情報を出力し、前記受付部は、前記出力部が出力した仕様情報に含まれる1以上の関連情報をもユーザから受け付け、前記関連情報取得部は、前記受付部が受け付けた関連情報を取得するものとしてコンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記記憶媒体は、ユーザから受け付けた変更情報を含む履歴情報を格納し得る履歴情報格納部をさらに有し、コンピュータを、前記受付部が受け付けた履歴情報または前記受付部が受け付けた履歴情報と関連情報、および前記出力部が出力した特定情報を有する履歴情報を構成し、前記履歴情報格納部に蓄積する履歴情報蓄積部としてさらに機能させ、前記受付部は、前記履歴情報の出力指示をも受け付け、前記出力部は、
前記受付部が前記履歴情報の出力指示を受け付けた場合に、前記履歴情報格納部の履歴情報を出力するものとしてコンピュータを機能させることは好適である。
また、図17は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の仕様変更支援装置を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図17は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図18は、システム300のブロック図である。
図17において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図18において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の仕様変更支援装置の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の仕様変更支援装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる仕様変更支援装置は、仕様変更がある場合に、影響範囲の広い特定が容易になる、という効果を有し、仕様変更支援装置等として有用である。
1 仕様変更支援装置
11 仕様情報格納部
12 検索式元情報格納部
13 履歴情報格納部
14 受付部
15 関連情報取得部
16 検索部
17 出力部
18 履歴情報蓄積部

Claims (9)

  1. 開発のために使用する仕様書の情報である2以上の仕様情報を格納し得る仕様情報格納部と、
    仕様の変更を示す情報である変更情報を受け付ける受付部と、
    前記変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、前記変更情報に関連する情報である関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記仕様情報と前記関連情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、前記2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する検索部と、
    前記検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する出力部とを具備する仕様変更支援装置。
  2. 前記検索式を構成するための情報であり、ランクに対応付けられた情報である2以上の検索式元情報を格納し得る検索式元情報格納部と、
    前記検索部は、
    前記仕様情報と前記関連情報と前記検索式元情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、前記2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索し、
    前記出力部は、
    前記検索部が検索した仕様情報を検索するために使用した検索式元情報に対応するランクを視覚的に区別可能なように、前記検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する請求項1記載の仕様変更支援装置。
  3. 前記仕様情報は、
    複数の項目を有する構造化されている情報であり、
    前記検索元情報は、
    前記項目を指定する情報を有する請求項2記載の仕様変更支援装置。
  4. 前記出力部は、
    少なくとも前記検索部が検索した仕様情報を出力し、
    前記受付部は、
    前記出力部が出力した仕様情報に含まれる1以上の関連情報をもユーザから受け付け、
    前記関連情報取得部は、
    前記受付部が受け付けた関連情報を取得する請求項1から請求項3いずれか記載の仕様変更支援装置。
  5. ユーザから受け付けた変更情報を含む履歴情報を格納し得る履歴情報格納部と、
    前記受付部が受け付けた履歴情報または前記受付部が受け付けた履歴情報と関連情報、および前記出力部が出力した特定情報を有する履歴情報を構成し、前記履歴情報格納部に蓄積する履歴情報蓄積部とをさらに具備し、
    前記受付部は、
    前記履歴情報の出力指示をも受け付け、
    前記出力部は、
    前記受付部が前記履歴情報の出力指示を受け付けた場合に、前記履歴情報格納部の履歴情報を出力する請求項1から請求項4いずれか記載の仕様変更支援装置。
  6. 前記変更情報は、
    一の表を構成する属性値であり、
    前記関連情報は、
    前記一の表の属性値に対応する属性を識別する属性識別子である請求項1から請求項5いずれか記載の仕様変更支援装置。
  7. 前記変更情報は、
    一の表を構成する属性識別子、または一の表を構成する属性値であり、
    前記関連情報は、
    前記一の表を識別する表識別子である請求項1から請求項6いずれか記載の仕様変更支援装置。
  8. 記憶媒体は、
    開発のために使用する仕様書の情報である2以上の仕様情報を格納し得る仕様情報格納部を有し、
    受付部、関連情報取得部、検索部、および出力部により実現され得る情報処理方法であって、
    前記受付部が、仕様の変更を示す情報である変更情報を受け付ける受付ステップと、
    前記関連情報取得部が、前記変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、前記変更情報に関連する情報である関連情報を取得する関連情報取得ステップと、
    前記検索部が、前記仕様情報と前記関連情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、前記2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する検索ステップと、
    前記出力部が、前記検索ステップで検索された仕様情報を特定する特定情報を出力する出力ステップとを具備する情報処理方法。
  9. コンピュータがアクセス可能な記憶媒体は、
    開発のために使用する仕様書の情報である2以上の仕様情報を格納し得る仕様情報格納部を有し、
    コンピュータを、
    仕様の変更を示す情報である変更情報を受け付ける受付部と、
    前記変更情報を有する仕様情報に含まれる情報であり、前記変更情報に関連する情報である関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記仕様情報と前記関連情報とを用いて検索式を構成し、当該検索式を用いて、前記2以上の仕様情報の中から、仕様の変更に影響を受け得る仕様情報を検索する検索部と、
    前記検索部が検索した仕様情報を特定する特定情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
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