JP2015055884A - プラント監視システム及びプラント監視方法 - Google Patents

プラント監視システム及びプラント監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性の低いタイムスタンプを適切に修正可能なプラント監視技術を提供する。【解決手段】実施形態によれば、プラント監視システム10において、プロセスデータ取得部22は、プラント内に設けられた複数のコントローラ3a,3b,3cからプロセスデータを取得する。記憶装置30は、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータを記憶する。タイムスタンプ判定部24は、プロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定する。タイムスタンプ修正部26は、プロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合には、当該タイムスタンプの時刻を、現在時刻に修正する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、プラント監視技術に関する。
原子力発電プラント等のプラントには、通常、プラント内の各種の機器を監視するためのシステム(以下、プラント監視システムと記す)を有している。加えて、プラント内には、各種の機器を制御する装置が、各所に設けられている。このような装置には、それぞれ、プラント内に設けられたセンサ等の信号を受けて、プラント内の各種の情報を示すデータ(以下、プロセスデータと記す)を生成するものがある。プラント監視システムは、当該装置からプロセスデータを取得し、これに基づいてプラントの各種の情報を運転員等当該システムの操作者に提供する。操作者は、プラント監視システムから、プラントに関する様々な事象(以下、単に「イベント」と記す)を示す情報を得ることができる。
このような装置は、時刻を示すデータいわゆるタイムスタンプを、プロセスデータに付加し、これをプラント監視システムに送信する場合がある。例えば、下記の特許文献1に記載の技術においては、端末装置が、監視対象からの情報信号を収集し、当該情報信号をヒューマン・マシン・インターフェイス(以下、HMIと記す)に送信している。端末装置は、監視対象からの情報信号があった場合、その時点の時刻の情報を示す信号を、監視対象からの情報信号に付加して、HMIに送信している。HMIは、受信した信号に含まれる情報からイベントの内容を生成している。
特開2007−334711号公報
このようなプラント監視システムにおいて、上述した装置の時刻が、当該システムが基準として用いている時刻に対してずれている場合がある。このような場合、プロセスデータに含まれるタイムスタンプの時刻は、実際にイベントが発生した時刻とは異なるものとなり、プラント監視システムは、イベントが発生した時刻を正確に特定することができないという問題がある。
また、上述した装置ごとに時刻が異なる場合において、複数のイベントがある時間帯に連続して生じた場合、各プロセスデータに含まれるタイムスタンプに基づいてイベントの前後関係を導き出しても、その前後関係が、実際に生じた前後関係と異なってしまう場合がある。なお、プラント監視システムが、各装置からプロセスデータを受信した順に、当該受信したプロセスデータにタイムスタンプを示すデータを付加することも考えられるが、送信元の装置ごとにプロセスデータの伝送遅れが異なるため、この方法により複数のイベントの前後関係を正確に特定するのは困難である。
したがって、プラント監視システムにおいては、取得したタイムスタンプのうち、信頼性の低いものについては、これを適切に修正して、イベントが発生したタイミングや前後関係を、より正確に把握するための技術が要望されている。
本発明の実施形態は、上記に鑑みてなされたものであって、信頼性の低いタイムスタンプを適切に修正可能なプラント監視技術を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の実施形態のプラント監視システムは、プラント内に設けられた複数の装置からプロセスデータを取得するプロセスデータ取得部と、前記プロセスデータ取得部により取得されたプロセスデータを記憶する記憶装置と、当該プロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定するタイムスタンプ判定部と、前記タイムスタンプ判定部によりプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合には、当該タイムスタンプの時刻を、現在時刻に修正するタイムスタンプ修正部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の実施形態のプラント監視方法は、プラント内に設けられた複数の装置からプロセスデータを、プロセスデータ取得部が取得するステップと、前記プロセスデータ取得部により取得されたプロセスデータを、記憶装置が記憶するステップと、当該プロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを、タイムスタンプ判定部が判定するステップと、前記タイムスタンプ判定部によりプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合には、タイムスタンプ修正部が、当該タイムスタンプの時刻を現在時刻に修正するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、信頼性の低いタイムスタンプを適切に修正して、イベントが発生したタイミングをより正確に把握することが可能となる。
第1の実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。 第1の実施形態のプラント監視システムの記憶装置に記憶される入力点データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態のプラント監視システムの記憶装置に記憶されるイベント保存データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態のプラント監視システムの処理装置が実行するタイムスタンプ修正制御を示すフローチャートである。 第2の実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。 第2の実施形態のプラント監視システムの処理装置が実行するコントローラごとのタイムスタンプ修正制御を示すフローチャートである。 第3の実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。 第3の実施形態のプラント監視システムにおいてコントローラが伝送するプロセスデータ(伝送パケット)の一例を示す図である。 第4の実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。 第4の実施形態のプラント監視システムの記憶装置に記憶される時刻同期用データベースの一例を示す図である。 第4の実施形態のプラント監視システムの処理装置が実行する時刻同期信号を付加した場合のタイムスタンプ修正制御を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態により、本発明が限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
〔第1の実施形態〕
まず、第1の実施形態のプラント監視システムの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。図2は、本実施形態のプラント監視システムの記憶装置に記憶される入力点データベースの一例を示す図である。図3は、第1の実施形態のプラント監視システムの記憶装置に記憶されるイベント保存データベースの一例を示す図である。図4は、本実施形態のプラント監視システムの処理装置が実行するタイムスタンプ修正制御を示すフローチャートである。
本実施形態のプラント監視システム10は、プラント内の各種の機器を監視するためのシステムである。プラント監視システム10は、プラント内にある機器を制御可能な複数のコントローラ3a,3b,3cを有しており、いわゆる分散制御システム(DCS:distributed control system)として構成されている。プラント監視システム10は、これらコントローラ3a,3b,3cからの信号を処理して各種のパラメータを演算する装置(以下、単に「処理装置」と記す)20を有している。処理装置20は、図示しない主記憶装置(RAM)を含んでいる。処理装置20は、通信線12を介してコントローラ3a,3b,3cからプロセスデータを受けている。
各コントローラ3a,3b,3cは、プラント内に設けられたセンサ等から信号を受けており、プラント内の各種の情報を示すプロセスデータを生成する。プロセスデータにより示される情報には、温度、圧力、流量等の物理量、機器の作動状態/非作動状態等がある。プロセスデータには、上述したタイムスタンプが付加されている。
また、プラント監視システム10は、各種の情報を記憶する補助記憶装置(以下、単に「記憶装置」と記す)30を有している。記憶装置30には、例えば、ハードディスクやEPROMが用いられ、処理装置20が実行する各種のプログラムやデータベースが予め記憶されている。本実施形態において、記憶装置30が記憶するデータベースには、入力点データベース33と、イベント保存データベース35がある。これらの詳細については、後述する。
加えて、プラント監視システム10は、プラントの運転員等、当該プラント監視システムの操作者による各種の入力を受け付ける入力装置40を有している。入力装置40には、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等を用いることができる。入力装置40は、操作者により入力された操作者の要求を示すデータを、処理装置20に伝送する。
また、プラント監視システム10は、処理装置20により処理された各種の情報を表示する表示装置43を有している。表示装置43には、例えば、コンピュータ・ディスプレイを用いることができる。表示装置43は、処理装置20が実行した各種の演算の結果等を表示することが可能となっている。なお、表示装置43の他に処理装置20により処理された各種の情報を出力する出力装置としてプリンタ等を備えるものとしても良い。
プラント監視システム10において、コントローラ3a,3b,3cと、処理装置20、記憶装置30、入力装置40、及び表示装置43は、通信線12を介して接続されており、各種の情報を示すデータを相互に送受信可能に構成されている。コントローラ3a,3b,3cは、生成したプロセスデータをそれぞれ処理装置20に送信する。また、処理装置20は、通信線12を介して、これらコントローラ3a,3b,3cを制御可能に構成されている。なお、処理装置20がコントローラ3a,3b,3cを制御するための構成については、説明を省略する。
処理装置20は、コントローラ3a,3b,3cにより生成されたプロセスデータを取得するプロセスデータ取得部22を有している。本実施形態において、プロセスデータ取得部22は、コントローラ3a,3b,3cから通信線12を介して各種のプロセスデータを受けている。なお、プロセスデータ取得部22は、これらコントローラ3a,3b,3c以外の装置(例えば、センサ等)からプロセスデータを取得するものとしても良い。
処理装置20は、取得されたプロセスデータのうちタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定するタイムスタンプ判定部24を有している。加えて、処理装置20は、タイムスタンプ判定部24によりタイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合に、当該タイムスタンプの時刻を現在の時刻に修正するタイムスタンプ修正部26を有している。タイムスタンプ判定部24及びタイムスタンプ修正部26の詳細な機能については、後述する。
なお、プラント監視システム10は、原子時計を内蔵したGPS衛星からもたらされる時刻と同期している図示しないリアルタイムクロックを有している。また、各コントローラ3a,3b,3cも、図示しないリアルタイムクロックをそれぞれ有している。プラント監視システム10が有するリアルタイムクロックの時刻は、各コントローラ3a,3b,3cが有するリアルタイムクロックの時刻に比べて信頼性が高い。以下の説明においてプラント監視システム10が有するリアルタイムクロックの時刻を「システム時刻」と記す。
本実施形態のプラント監視システム10において処理装置20が実行するタイムスタンプ修正制御について図1及び図4を用いて説明する。ステップS02において、処理装置20のプロセスデータ取得部22がコントローラ3a,3b,3cからのプロセスデータを取得する。取得されたプロセスデータには、タイムスタンプが含まれている。
そして、ステップS04において、取得されたタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定する。具体的には、タイムスタンプ判定部24が、取得されたタイムスタンプの時刻が、現在のシステム時刻(以下、「現在時刻」と記す)に対して所定の時間内のものであるか否かを判定する。本実施形態においては、タイムスタンプの時刻が、現在時刻に対して過去1分以内のものであるか否かを判定している。
タイムスタンプの時刻が、過去1分以内のものである場合、すなわち現在時刻との時間差が、所定の値以下である場合、タイムスタンプ判定部24は、タイムスタンプの信頼性が高いと判定する。この場合(S04、No)、処理装置20は、取得されたプロセスデータについて、タイムスタンプ修正部26によりタイムスタンプの時刻を修正することなく、入力点データベース33に記憶する。
入力点データベース33は、プラント監視システム10で扱う全てのプロセスデータの項目について定義したものである。入力点データベース33に記憶される情報には、例えば、図2に示すように、計測点の信号の種類を特定するためのタグ番号(Tag No.)33a、計測点の名称(以下、単に「名称」と記す)33c、計測されたプロセス値の現在値(以下、単に「プロセス値」と記す)33e、およびプロセス値が変化した時刻(以下、単に「変化時刻」と記す)33g等がある。なお、プロセス値には、計測された物理量だけでなく、ON/OFFのような二値化された情報が含まれている。
一方、タイムスタンプの時刻が、過去1分以内のものではない、すなわち現在時刻との時間差が、所定の値を超える場合、タイムスタンプ判定部24は、コントローラの時刻が、システム時刻と合っておらず、タイムスタンプの信頼性が低いと判定する。
タイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合(S04、Yes)、タイムスタンプ修正部26は、タイムスタンプの時刻を現在時刻に変更して修正する。そして、タイムスタンプの時刻が現在時刻に修正されたタイムスタンプは、プロセスデータの他の項目と共に、入力点データベース33に記憶される。
以上に説明したタイムスタンプ修正制御(S02〜S06)は、タイムスタンプが付加されたプロセスデータが取得される度に、処理装置20により実行される。
加えて、本実施形態のプラント監視システム10において、処理装置20は、イベントに関する情報を処理するイベント処理部28を有している。イベント処理部28は、入力点データベース33に記憶されているプロセスデータや、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータに基づいて、イベントに関する情報を生成し、イベント保存データベース35に記憶する。
イベント保存データベース35は、イベントに関するデータを保存するものである。イベント保存データベースに記憶される情報には、例えば、図3に示すように、イベントが発生した時刻(以下、イベント時刻と記す)35a、イベントの種別(以下、イベント種別と記す)35c、イベントの内容(以下、イベント内容と記す)35eおよびイベントの状態(以下、イベント状態と記す)35g等がある。イベント保存データベース35には、これらのイベントに関する項目(35a,35c,35e,35g)を一組として、イベントが発生した順に記憶される。
なお、イベント処理部28は、プロセスデータ取得部22からイベント変化通知を受ける。イベント変化通知には、上述したタグ番号33a、プロセス値(現在値)33e、および変化時刻(タイムスタンプ)33gが含まれている。イベント処理部28は、通知された変化時刻(タイムスタンプ)33gをイベント時刻35aに更新する。また、タグ番号33aに応じてイベント種別35cを決定する。また、イベント処理部28は、タグ番号33aに基づいて入力点データベース33から取得した名称33cをイベント内容35eに更新する。また、イベント処理部28は、プロセス値33eをイベント状態35gに更新する。このとき、イベント処理部28は、イベント時刻35aが時系列順となるよう、イベント種別35c、イベント内容35e及びイベント状態35gを並べ替えて、イベント保存データベース35に記憶する。
加えて、プラント監視システム10は、入力装置40が受け付けた操作者の要求に応じて、イベント保存データベース35からイベントに関する情報を取得するイベント取得部29と、イベント取得部29が取得したイベントのリスト(以下、単に「イベントリスト」と記す)を表示装置43に表示させる表示制御部45とを有している。
イベント取得部29は、入力装置40が受け付けた操作者の要求に応じて、要求された条件に合致したイベントに関する情報をイベント保存データベース35から検索して取得する。イベント取得部29は、操作者の要求に応じて取得したイベントのリスト(以下、単に「イベントリスト」と記す)を取得する。イベント取得部29は、取得したイベントリストを表示制御部45に送る。表示制御部45は、イベント取得部29により取得されたイベントリストを、表示装置43に表示させる。
以上に説明したように本実施形態のプラント監視システム10は、プラント内に設けられたコントローラ3a,3b,3cからプロセスデータを取得するプロセスデータ取得部22と、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータを記憶する記憶装置30とを備えている。記憶装置30は、入力点データベース33と、イベント保存データベース35を有している。さらに、プラント監視システム10は、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータのうち、時刻を示す情報であるタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定するタイムスタンプ判定部24と、タイムスタンプ判定部24によりタイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合に、当該タイムスタンプの時刻を、現在時刻に修正するタイムスタンプ修正部26とを有するものとした。信頼性が低いタイムスタンプの時刻を、プラント監視システム10が有する現在のシステム修正することにより、イベントが発生したタイミングをより正確に把握することが可能となる。
なお、本実施形態のプラント監視システム10において、タイムスタンプ判定部24は、上述したタイムスタンプの時刻と現在時刻との時間差が所定の値(1分)を超える場合に、タイムスタンプの信頼性が低いと判定するものとした。しかし、タイムスタンプ判定部24が、タイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定する手法は、タイムスタンプの時刻と現在時刻との時間差に限定されるものではない。例えば、タイムスタンプの信頼性に関する情報をプロセスデータから取得して、当該情報に基づいてタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定するものとしても良い。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態のプラント監視システムの構成と処理装置が実行する制御について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、本実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。図6は、本実施形態のプラント監視システムの処理装置が実行するコントローラごとのタイムスタンプ修正制御を示すフローチャートである。なお、本実施形態のプラント監視システムについて、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態のプラント監視システム10Bにおいて、記憶装置30Bには、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプのうち最も新しいもの(以下、最新タイムスタンプと記す)を、コントローラ3a,3b,3cごとに記憶する最新タイムスタンプ記憶部37を有している。最新タイムスタンプ記憶部37は、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータにタイムスタンプを付加したコントローラ(以下、送信元のコントローラと記す)3a,3b,3cごとに、最新タイムスタンプを記憶している。
本実施形態の処理装置20Bが実行するタイムスタンプ修正制御について図6を用いて説明する。まず、ステップS12において、プロセスデータ取得部22がプロセスデータを取得する。
そして、ステップS14において、タイムスタンプ判定部24が、プロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻が、現在時刻から過去1分以内のものであるか否か、すなわちタイムスタンプの信頼性を判定する。
過去1分以内のものではなく、信頼性が低いと判定した場合(S14、Yes)、タイムスタンプ修正部26が、当該タイムスタンプの時刻を、現在時刻に修正する(S16)。そして、ステップS18に進む。
一方、タイムスタンプの時刻が、過去1分以内のものであり、信頼性が高い(S14、No)と判定した場合、タイムスタンプの時刻を、現在時刻に修正することなく、ステップS18に進む。
そして、ステップS18において、取得されたプロセスデータを送信した送信元のコントローラが、いずれのコントローラ3a,3b,3cであるかを判定する。
送信元のコントローラが、コントローラ3aである場合(S18、3a)、において、タイムスタンプ判定部24は、ステップS20において、コントローラ3aからプロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻が、最新タイムスタンプ記憶部37に記憶されているコントローラ3aの最新タイムスタンプの時刻に比べて古いか否かを判定する。
コントローラ3aから取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻が、コントローラ3aの最新タイムスタンプの時刻に比べて古いものである場合(S20、Yes)、タイムスタンプ修正部26は、ステップS22において、当該タイムスタンプの時刻を、最新タイムスタンプの時刻に修正する。
一方、コントローラ3aから取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻が、コントローラ3aの最新タイムスタンプの時刻に比べて古いものでない場合(S20、No)、当該タイムスタンプの時刻を修正することなく、ステップS24において、最新タイムスタンプ記憶部37に記憶されているコントローラ3aの最新タイムスタンプを、当該タイムスタンプに更新する。
ステップS18〜S24に示す制御を行うことで、コントローラ3aからプロセスデータ取得部22にプロセスデータが取得された順序と、当該コントローラ3aが送信したプロセスデータに付加されているタイムスタンプが示す時刻の順序が異なってしまう場合に、タイムスタンプの時刻を、プロセスデータ取得部22により取得された順に修正することができる。
なお、ステップS18において、送信元のコントローラが、コントローラ3bであると判定した場合、タイムスタンプ判定部24は、ステップS20と同様に、コントローラ3bから取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻が、最新タイムスタンプ記憶部37に記憶されているコントローラ3bの最新タイムスタンプの時刻に比べて古いか否かを判定する。古いものであると判定された場合、タイムスタンプ修正部26は、取得されたタイムスタンプの時刻を、コントローラ3bの最新タイムスタンプの時刻に修正する。古いものではないと判定した場合には、コントローラ3bの最新タイムスタンプを当該タイムスタンプに更新する。プラント監視システム10Bは、送信元のコントローラが、コントローラ3a,3b以外のコントローラである場合も、同様の制御を行う。
以上に説明したように本実施形態のプラント監視システム10Bにおいて、記憶装置30Bは、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプのうち最も新しいものである最新タイムスタンプを、送信元のコントローラ3a,3b,3cごとに記憶する最新タイムスタンプ記憶部37を有している。タイムスタンプ判定部24は、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻が、最新タイムスタンプ記憶部37に記憶されている最新タイムスタンプの時刻に比べて古いものであるか否かを判定する。タイムスタンプ修正部26は、タイムスタンプ判定部24により当該タイムスタンプの時刻が、最新タイムスタンプの時刻に比べて古いものであると判定された場合には、当該タイムスタンプの時刻を、最新タイムスタンプの時刻に修正する。送信元のコントローラごとに、プロセスデータが取得された順序と、タイムスタンプが示す時刻の順序が異なる場合に、タイムスタンプの時刻を、取得された順に修正することができる。
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態のプラント監視システムの構成と、当該システムが実行する制御について、図7及び図8を用いて説明する。図7は、本実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。図8は、本実施形態のプラント監視システムにおいて、コントローラが伝送するプロセスデータ(伝送パケット)の一例を示す図である。なお、本実施形態のプラント監視システムについて、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のプラント監視システム10Cにおいて、コントローラ3a,3b,3cと、プロセスデータ取得部22Cは、パケットを用いてデータの伝送を行うことが可能に構成されている。コントローラ3a,3b,3cからそれぞれプロセスデータ取得部22Cに伝送されるプロセスデータを含むパケット(以下、単に「伝送パケット」と記す)50は、図8に示すように、伝送データ52と、伝送ヘッダ51とを有している。
伝送ヘッダ51には、伝送パケット50の送信元のコントローラを識別するための情報(以下、コントローラ情報と記す)53と、当該コントローラの作動状態(例えば、正常又は異常)を示す情報(以下、コントローラ状態と記す)54が含まれている。また、伝送ヘッダ51には、コントローラが動作している間に周期的にカウントアップされて付された番号(以下、サイクリックカウンタと記す)55と、伝送パケット50のデータサイズ(以下、伝送長と記す)56が含まれている。
図8に示すように、伝送ヘッダ51には、送信元のコントローラのタイムソースに関する情報(以下、タイムソース情報と記す)57が含まれている。ここで、タイムソースとは、図7に示すプラント監視システム10Cや各コントローラ3a,3b,3c等の複数の装置が、時刻を一致させるために、時刻を同期させる先の対象(ソース)である。信頼性が高く且つ高精度のタイムソースには、例えば、原子時計を内蔵したGPS衛星からもたらされる時刻と同期しているリアルタイムクロックを有するタイムサーバー等がある。
タイムソース情報57には、送信元のコントローラ3a,3b,3cが、時刻を同期させているタイムソースに関する各種の情報が含まれている。本実施形態において、タイムソース情報57には、タイムソースの種別を示す情報(以下、単に「タイムソース種別」と記す)、及びタイムソースの作動状態、例えば、正常/異常を示す情報(以下、単に「タイムソース状態」と記す)が含まれている。
本実施形態の処理装置20Cにおいて、タイムスタンプ判定部24Cは、各コントローラ3a,3b,3cから伝送された伝送パケット50のうち、タイムソース情報57に基づいて、プロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定する。
例えば、タイムスタンプ判定部24Cは、送信元のコントローラのタイムソース種別が、GPS衛星と時刻が同期しているタイムサーバーであり、且つ当該タイムサーバーが正常に作動している、すなわちタイムソース状態が正常である場合に、当該送信元のコントローラからのプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が高いと判定する。この場合、当該プロセスデータに付加されているタイムスタンプを、タイムスタンプ修正部26により修正することなく、当該プロセスデータ及びタイムスタンプを記憶装置30に記憶する。
一方、タイムスタンプ判定部24Cが、タイムソース情報57(タイムソース種別及びタイムソース状態)に基づいて、当該コントローラから取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いと判定した場合には、当該タイムスタンプの時刻をタイムスタンプ修正部26により修正する。タイムスタンプを修正する具体的な手法については、上述した第1の実施形態の手法を用いることができる。
以上に説明したように、本実施形態のプラント監視システム10Cは、コントローラから伝送されるプロセスデータを含む伝送パケット50には、当該コントローラのタイムソースに関する情報であるタイムソース情報57が含まれており、タイムスタンプ判定部24Cは、タイムソース情報57に基づいて、当該コントローラから取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定する。伝送パケット50に含まれるコントローラのタイムソースに関する情報を利用して、当該コントローラから取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性を判定することができる。
〔第4の実施形態〕
第4の実施形態のプラント監視システムの構成と、当該システムが実行する制御について、図9〜図11を用いて説明する。図9は、本実施形態のプラント監視システムの構成を模式的に示すブロック図である。図10は、本実施形態のプラント監視システムの記憶装置に記憶される時刻同期用データベースの一例を示す図である。なお、本実施形態のプラント監視システムについて、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態のプラント監視システム10Dは、タイムスタンプの時刻を修正するための共通の信号(以下、時刻同期信号と記す)を、複数のコントローラ3a,3b,3cに対して同時に送出する装置(以下、時刻同期信号送出装置と記す)60を有している。時刻同期信号送出装置60は、所定の周期でオン/オフを繰り返す時刻同期信号を各コントローラ3a,3b,3cに送出する。
各コントローラ3a,3b,3cは、それぞれ時刻同期信号送出装置60からの時刻同期信号をプロセスデータとしてタイムスタンプを付加してプラント監視システム10Dの処理装置20Dに伝送する。処理装置20Dのうちプロセスデータ取得部22は、各コントローラ3a,3b,3cからの時刻同期信号をプロセスデータとして取得することが可能となっている。
本実施形態のプラント監視システム10Dの記憶装置30Dは、時刻同期用データベース70を有している。時刻同期用データベース70は、コントローラ番号71、時刻同期信号タグ番号72、時刻同期信号タイムスタンプ73、時刻同期信号タイムスタンプ73の時刻と現在時刻との時刻差(以下、単に「時刻差」と記す)74と、時刻修正量75の項目を有している。なお、時刻修正量75を設定する処理は、後述する時刻修正量設定部25により行われる。
時刻同期用データベース70は、当該時刻同期信号を伝送する各コントローラ3a,3b,・・・,3nの番号が、それぞれコントローラ番号71に予め登録されている。また、時刻同期用データベース70は、プロセスデータ取得部22により取得されるプロセスデータ(時刻同期信号)のタグ番号が、時刻同期信号データベース70の時刻同期信号タグ番号72に予め登録されている。また、各コントローラ3a,3b,3cの時刻修正量75の項目には、未だ時刻同期信号を受けていない場合、初期値として、当該時刻修正量を用いてタイムスタンプの時刻を修正できないことを示す値(NaN:Not a Number)が設定されている。
処理装置20Dは、コントローラ3a,3b,3cごとに時刻修正量を設定する時刻修正量設定部25を有している。以下に、プラント監視システム10Dにおいて、時刻修正量を設定する手法と、当該時刻修正量に基づいてタイムスタンプの時刻を修正する手法について、図11を用いて説明する。
図11に示すように、処理装置20Dは、ステップS32において、プロセスデータ取得部22がプロセスデータを取得する。そして、ステップS34において、取得されたプロセスデータが、時刻同期信号でないか否かを判定する。
取得されたプロセスデータが時刻同期信号である場合(S34、No)、時刻同期信号の専用の処理である時刻修正量設定処理を行う(S36)。時刻修正量設定部25は、プロセスデータ取得部22によりプロセスデータとして時刻同期信号が取得された場合、図10に示すように、時刻同期信号タイムスタンプ73を、時刻同期用データベース70の時刻同期信号タイムスタンプ73にコントローラ3a,3b,3cごとに記憶させる。最初に時刻同期信号が取得されてから、所定の時間(例えば、10秒)経過した後に、コントローラ3a,3b,3cごとに記憶された時刻同期信号タイムスタンプ73の時刻を、現在時刻と比較して、それぞれ時刻差74を算出する。
時刻修正量設定部25は、時刻同期用データベース70に記憶された時刻同期信号タイムスタンプのうち、算出された時刻差74が最も小さいもの(以下、時刻差最小タイムスタンプと記す)について、対応するコントローラの時刻修正量75をゼロに設定する。その他の時刻同期信号タイムスタンプについては、当該時刻差最小タイムスタンプとの時刻差74の差異に基づいて、それぞれ対応するコントローラの時刻修正量を設定する。
なお、時刻同期信号タイムスタンプが取得されなかった又は更新されなかったコントローラがある場合には、時刻修正量設定部25は、時刻修正量75の項目に、当該コントローラの時刻修正量が使用できないことを示す値(NaN)を設定する。
これにより、時刻同期用データベース70の時刻修正量75の項目には、タイムスタンプの時刻が最も新しいコントローラについては、基準値としてのゼロが入力され、その他のコントローラについては、ぞれぞれの時刻修正量、又は時刻修正量が使用できないことを示す値が設定される。
一方、図11に示すステップS34において、取得されたプロセスデータが、時刻同期信号ではないと判定された場合(S34、Yes)、処理装置20Dは、取得されたプロセスデータの送信元のコントローラの時刻修正量75が、既に設定されているか否かを判定する(S38)。すなわち、処理装置20Dは、取得されたプロセスデータの送信元のコントローラについて、時刻修正量設定部25により時刻修正量が既に時刻同期データベース70に設定されているか、それとも時刻修正量が使用できないことを示す値(NaN)が設定されているかを判定する。
送信元のコントローラの時刻修正量75が既に設定されていると判定した場合(S38、Yes)、タイムスタンプ修正部26Dは、当該プロセスデータのタイムスタンプの時刻を、時刻同期用データベース70に設定されている時刻修正量75に基づいて修正する(S44)。具体的には、タイムスタンプ修正部26Dは、タイムスタンプの時刻から時刻修正量を減じた値が、新たな時刻となるよう修正する。時刻が修正されたタイムスタンプは、入力点データベース33に記憶される。
一方、送信元のコントローラの時刻修正量が未だ設定されていない場合(S38、No)、ステップS40において、第1の実施形態と同様に、タイムスタンプの信頼性が低いか否かの判定を行い、信頼性が低いと判定した場合には、当該タイムスタンプの時刻を、現在時刻に修正する(図4参照)。具体的には、タイムスタンプ判定部24が、前記タイムスタンプの時刻と現在時刻との時間差が所定の値(例えば、1分)を超える場合に、当該タイムスタンプの信頼性が低いと判定し、タイムスタンプ修正部26Dが当該タイムスタンプの時刻を現在時刻に修正する。時刻が修正されたタイムスタンプは、入力点データベース33に記憶される。
なお、ステップS40において、タイムスタンプの信頼性が高いと判定された場合には、第1の実施形態と同様に、取得されたプロセスデータは、タイムスタンプ修正部26Dによりタイムスタンプの時刻を修正することなく、入力点データベース33に記憶される。
以上に説明したように、本実施形態のプラント監視システム10Dは、タイムスタンプの時刻を修正するための共通の信号である時刻同期信号を、複数のコントローラ3a,3b,3cに対して同時に送出する時刻同期信号送出装置60と、当該時刻同期信号に応じて各コントローラにおいて付加されたタイムスタンプの時刻に基づいて、送信元のコントローラごとに時刻修正量を設定する時刻修正量設定部25とを備えている。記憶装置30Dは、時刻修正量設定部25により設定された時刻修正量を、コントローラ3a,3b,3cごとに記憶している。タイムスタンプ修正部26Dは、プロセスデータ取得部22により取得されたプロセスデータの送信元のコントローラについて時刻修正量設定部25により時刻修正量が既に設定されている場合には、当該プロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻を、時刻修正量設定部25により設定された時刻修正量75に基づいて修正するものとした。この態様によっても、信頼性の低いタイムスタンプを適切に修正することができ、プラント監視システム10Dの操作者が、イベントが発生したタイミングや前後関係を、より正確に把握することが可能となる。
〔他の実施形態〕
なお、上述した処理装置や記憶装置の各構成、機能は、それらの一部又は全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより、ソフトウェアで実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク等の記憶装置、または、SDカードやDVD等の記録媒体におくことができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態はその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明と均等の範囲に含まれる。
3a,3b,3c コントローラ
10,10B,10C,10D プラント監視システム
12 通信線
20,20B,20C,20D 処理装置
22,22C プロセスデータ取得部
24,24C タイムスタンプ判定部
25 時刻修正量設定部
26,26D タイムスタンプ修正部
28 イベント処理部
29 イベント取得部
30,30B,30D 記憶装置(補助記憶装置)
33 入力点データベース
35 イベント保存データベース
37 最新タイムスタンプ記憶部
40 入力装置
43 表示装置
45 表示制御部
50 伝送パケット
51 伝送ヘッダ
52 伝送データ
55 サイクリックカウンタ
56 伝送長
57 タイムソース情報
60 時刻同期信号送出装置
70 時刻同期用データベース

Claims (6)

  1. プラント内に設けられた複数の装置からプロセスデータを取得するプロセスデータ取得部と、
    前記プロセスデータ取得部により取得されたプロセスデータを記憶する記憶装置と、
    当該プロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定するタイムスタンプ判定部と、
    前記タイムスタンプ判定部によりプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合には、当該タイムスタンプの時刻を、現在時刻に修正するタイムスタンプ修正部と、
    を備えることを特徴とするプラント監視システム。
  2. 前記タイムスタンプ判定部は、タイムスタンプの時刻と現在時刻との時間差が所定の値を超える場合に、当該タイムスタンプの信頼性が低いと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラント監視システム。
  3. 前記記憶装置は、前記プロセスデータ取得部により取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプのうち最も新しいものである最新タイムスタンプを、送信元のコントローラごとに記憶しており、
    前記タイムスタンプ判定部は、前記プロセスデータ取得部により取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻が、前記記憶装置に記憶されている最新タイムスタンプの時刻に比べて古いものであるか否かを判定し、
    前記タイムスタンプ修正部は、前記タイムスタンプ判定部により当該タイムスタンプの時刻が、最新タイムスタンプの時刻に比べて古いものであると判定された場合には、当該タイムスタンプの時刻を、最新タイムスタンプの時刻に修正する
    ことを特徴とする請求項2に記載のプラント監視システム。
  4. 前記プロセスデータ取得部が取得するプロセスデータには、送信元のコントローラのタイムソースに関する情報であるタイムソース情報が含まれており、
    前記タイムスタンプ判定部は、当該タイムソース情報に基づいて、当該コントローラから取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラント監視システム。
  5. タイムスタンプの時刻を修正するための共通の信号である時刻同期信号を、複数の装置に対して同時に送信する時刻同期信号送出装置と、
    当該時刻同期信号に応じて各コントローラにおいて付加されたタイムスタンプの時刻に基づいて、送信元のコントローラごと時刻修正量を設定する時刻修正量設定部と、
    を備え、
    前記記憶装置は、前記時刻修正量設定部により設定された時刻修正量を、送信元のコントローラごとに記憶しており、
    前記時刻修正量設定部により設定された時刻修正量に基づいて、前記プロセスデータ取得部により取得されたプロセスデータに付加されているタイムスタンプの時刻を修正するタイムスタンプ修正部を、さらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラント監視システム。
  6. プラント内に設けられた複数の装置からプロセスデータを、プロセスデータ取得部が取得するステップと、
    前記プロセスデータ取得部により取得されたプロセスデータを、記憶装置が記憶するステップと、
    当該プロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いか否かを、タイムスタンプ判定部が判定するステップと、
    前記タイムスタンプ判定部によりプロセスデータに付加されているタイムスタンプの信頼性が低いと判定された場合には、タイムスタンプ修正部が、当該タイムスタンプの時刻を現在時刻に修正するステップと、
    を含むことを特徴とするプラント監視方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020135308A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 アズビル株式会社 コントローラ、施設監視システム、および、機器の監視方法

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