JP2015055827A - 表示システム、表示装置、表示制御プログラム及び表示制御方法 - Google Patents

表示システム、表示装置、表示制御プログラム及び表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設定された表示時間と、表示装置にコンテンツデータが表示される時間とを一致させることが可能な表示システム、表示装置、表示制御プログラム及び表示制御方法を提供することを目的としている。【解決手段】表示装置と、前記表示装置と通信可能な情報端末と、を含む表示システムであって、前記情報端末は、選択されたコンテンツデータと、前記選択されたコンテンツデータの再生を制御する再生制御情報とを前記表示装置へ送信する送信部を有し、前記表示装置は、前記コンテンツデータを前記表示装置に対応した表示用データに変換する画像処理部と、前記コンテンツデータが前記表示用データに変換された後に、前記再生制御情報に含まれる前記表示用データの表示時間のカウントを開始する制御部と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、コンテンツデータを表示する表示システム、表示装置、表示制御プログラム及び表示制御方法に関する。
従来では、表示装置において、複数のコンテンツデータを設定された表示時間毎に切り替えて表示させるスライドショーと呼ばれる技術が知られている。
従来のスライドショーでは、コンテンツデータの切り替えに係る時間を制御することで、任意の時間でスライドショーの再生を行う技術が知られている(特許文献1)。
上記従来の技術では、コンテンツデータの切り替えに係る時間については考慮されているが、例えばコンテンツデータを表示装置で表示可能なデータに変換する画像処理に係る時間は考慮されていない。
画像処理に係る時間を考慮しない場合、ユーザが設定した表示時間に画像処理に係る時間が含まれることになり、ユーザが設定した表示時間と、実際に表示装置にコンテンツデータが表示される時間とが異なるものとなる。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべくなされたものであり、設定された表示時間と、表示装置にコンテンツデータが表示される時間とを一致させることが可能な表示システム、表示装置、表示制御プログラム及び表示制御方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく、以下の如き構成を採用した。
本発明は、表示装置と、前記表示装置と通信可能な情報端末と、を含む表示システムであって、前記情報端末は、選択されたコンテンツデータと、前記選択されたコンテンツデータの再生を制御する再生制御情報とを前記表示装置へ送信する送信部を有し、前記表示装置は、前記コンテンツデータを前記表示装置に対応した表示用データに変換する画像処理部と、前記コンテンツデータが前記表示用データに変換された後に、前記再生制御情報に含まれる前記表示用データの表示時間のカウントを開始する制御部と、を有する。
本発明によれば、設定された表示時間と、表示装置にコンテンツデータが表示される時間とを一致させることができる。
第一の実施形態の表示システムのシステム構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の表示システムの利用シーンの一例を説明する図である。 第一の実施形態の表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の表示装置の機能構成を説明する図である。 第一の実施形態の表示システムの動作を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の表示時間と実表示時間との一致について説明する図である。 第二の実施形態の表示システムの動作を説明するフローチャートである。 第二の実施形態の表示時間と画像処理に係る時間について説明する図である。
本発明は、コンテンツデータを表示装置により表示可能なデータとする画像処理が終了した後に、設定された表示時間のカウントを開始する。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明り第一の実施形態について説明する。以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の表示システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態の表示システム100は、情報端末200と表示装置300とを有し、情報端末200と表示装置300とはネットワーク等のデータ伝送路Nを介して接続される。
本実施形態の情報端末200は、例えば3G(3rd Generation),LTE(Long Term Evolution),4G(4th Generation)の規格に準ずる通信方式による通信を行っても良い。また本実施形態の情報端末200は、例えばZigBeeやBluetooth(登録商標)等に準ずる通信方式よる通信を行っても良い。
本実施形態の情報端末200は、例えばスマートフォンや携帯電話等の無線通信端末であっても良い。また本実施形態の情報端末200は、例えばタブレットPC(Personal Computer)やノート型PCであっても良い。本実施形態の情報端末200は、表示装置300と通信を行えるものであれば良い。
本実施形態の情報端末200は、再生制御プログラム210がインストールされている。本実施形態の情報端末200は、再生制御プログラム210を実行して表示装置300に表示させるコンテンツデータの再生制御情報を生成し、コンテンツデータと再生制御情報とを表示装置300へ送信する。
本実施形態の再生制御情報は、例えばコンテンツデータの表示順、各コンテンツデータの表示時間、各コンテンツデータが格納された場所を示す情報及び表示するコンテンツデータを切り替える際の切り替え方を示す情報を含む。
本実施形態の表示装置300は、表示制御プログラム310がインストールされている。本実施形態の表示装置300は、表示制御プログラム310を実行することで、情報端末200から送信されたコンテンツデータを再生制御情報に基づき表示させる。
本実施形態の表示装置300は、情報端末200から送信された再生制御情報に基づきコンテンツデータを表示させることが可能な表示機能を有していれば良い。具体的には本実施形態の表示装置300は、例えばプロジェクタやディスプレイ等である。
以下の本実施形態の説明では、表示装置300が再生制御情報にしたがってコンテンツデータを表示させることを、コンテンツデータを再生する、と表現する。
また本実施形態のコンテンツデータとは、例えば画像データや動画データ等である。コンテンツデータとなる画像データは、例えば1枚の画像の画像データであっても良いし、複数枚の画像の画像データであっても良い。本実施形態のコンテンツデータは、表示装置300に表示させることが可能なデータであれば良い。
以下の本実施形態の説明では、表示装置300で再生されるコンテンツデータを再生コンテンツデータと呼び、それ以外の例えば所定の記憶領域に格納されているコンテンツデータを単にコンテンツデータと呼ぶ。本実施形態の再生コンテンツデータは、情報端末200において、表示装置300における表示対象として選択されたコンテンツデータである。本実施形態の再生コンテンツデータは、複数のコンテンツデータを含んでも良いし、1つのコンテンツデータであっても良い。
以下に図2を参照して本実施形態の表示システム100の利用シーンについて説明する。図2は、第一の実施形態の表示システムの利用シーンの一例を説明する図である。
図2の例では、情報端末200をスマートフォン又はタブレットPCとし、表示装置300をプロジェクタ301とスクリーン302を含む構成とし、表示システム100を例えば電子看板(Digital Signage)に用いた場合を示している。
本実施形態の情報端末200は、ユーザにより再生コンテンツデータの再生の仕方が設定されると、この設定に基づき再生コンテンツデータの再生制御情報を生成する。そして情報端末200は、再生コンテンツデータと再生制御情報とをプロジェクタ301へ送信する。プロジェクタ301は、受信した再生コンテンツデータを記憶部に保存し、再生制御情報にしたがって再生コンテンツデータを再生する。
本実施形態の表示システム100では、ユーザは、1度再生コンテンツデータと再生制御情報を表示装置300に送信すれば、所望の設定通りに再生コンテンツデータを継続して再生することができる。
すなわち本実施形態の表示システム100を電子看板等に適用した場合、自動的にユーザが望むようにコンテンツデータが再生されるため、ユーザはコンテンツデータの表示順や表示の切り替え等をその都度設定する手間を省くことができる。
また本実施形態の表示装置300は、コンテンツデータを表示装置で表示可能なデータに変換する画像処理が終了した後に、再生制御情報に設定されたコンテンツデータの表示時間のカウントを開始する。本実施形態の表示装置300は、この構成により設定された表示時間と、表示装置300にコンテンツデータが表示される時間とを一致させることができる。
以下に本実施形態の表示装置300について説明する。図3は、第一の実施形態の表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の表示装置300は、それぞれバスB2で相互に接続されているCPU31、記憶部32、入力部33、外部インターフェイス部34、ネットワーク制御部35、表示部36、ドライバ37を有する。
CPU31は、表示装置300の各種動作を制御する。記憶部32は、表示装置300の動作や演算に係る各種情報や、表示装置300で実行される各種プログラム、表示装置300で再生されるコンテンツデータ等が格納される。入力部33は、各種信号や情報を入力するために用いられる。入力部33は、例えば表示装置300を操作する操作部材等である。
本実施形態の外部インターフェイス部34は、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリスロットやNFC(Near field communication)等である。ネットワーク制御部35は、表示装置300のネットワークへの接続を制御する。表示部36は、表示装置300が表示指示を受けたコンテンツデータを表示させる。
本実施形態の表示制御プログラム310は、表示装置300を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。表示制御プログラム310は例えば記録媒体38の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。また表示制御プログラム310を記録した記録媒体38がドライバ37にセットされると、表示制御プログラム310は記録媒体38からドライバ37を介して記憶部32にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた表示制御プログラム310は、ネットワーク制御部35を介して記憶部32にインストールされる。
記憶部32は、インストールされた表示制御プログラム310を格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。CPU31は記憶部32に格納された表示制御プログラム310に従って、後述するような各部の処理を実現している。
図4は、第一の実施形態の表示装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の表示装置300のCPU31は、読込部311、表示時間設定部312、タイマ制御部313、切替制御部314を有する。また本実施形態の表示装置300は、画像処理部320と、メモリ321とを有する。また本実施形態の表示装置300の表示部36は、制御部361を有する。
本実施形態の読込部311は、例えば情報端末200から受信し、記憶部32に格納された再生コンテンツデータと、再生制御情報とを読み込む。
表示時間設定部312は、再生制御情報に含まれる各コンテンツデータの表示時間を取得し、CPU31の有するタイマ(図示せず)に取得した表示時間を設定する。表示時間の詳細は後述する。尚、各コンテンツデータとは、再生コンテンツデータにコンテンツデータを示す。
タイマ制御部313は、制御部361からの指示に基づきタイマに設定された表示時間のカウントを開始する。切替制御部314は、タイマ制御部313により表示時間のカウントが完了したか否かを判断し、カウントが完了した後にコンテンツデータの表示を切り替える。
本実施形態の画像処理部320は、読込部311が読み込んだコンテンツデータを表示部36により表示可能なデータへ変換する画像処理を行う。本実施形態の画像処理部320は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)等であっても良い。画像処理部320は、画像処理を施した変換後のデータをメモリ321へ格納する。本実施形態では、画像処理部320による画像処理が施されたコンテンツデータを表示用データと呼ぶ。
具体的には例えば、表示装置300がプロジェクタであった場合には、表示部36は、表示させるコンテンツデータと対応する制御データに基づき発光素子の点灯/消灯を制御して、画像を投影させる。したがって本実施形態の画像処理部320は、コンテンツデータを発光素子の点灯/消灯を制御する制御データに変換する処理を行う。また例えば、表示装置300が液晶ディスプレイ等であった場合には、画像処理部320は、コンテンツデータを液晶ディスプレイに表示可能な画像データに変換する画像処理を行う。
本実施形態のメモリ321は、例えば記憶部32の一部であっても良い。本実施形態のメモリ321には、画像処理部320から出力される表示用データが一時的に格納される。
尚、図4の例では、画像処理部320とメモリ321はCPU31の外部に設けられるものとしたが、これに限定されない。画像処理部320とメモリ321は、CPU31の一部であっても良い。また画像処理部320のみがCPU31の一部であっても良い。
本実施形態の制御部361は、メモリ321から表示用データを読み出し、表示部36に表示用データを表示させる。また本実施形態の制御部361は、表示用データをメモリ321から読み取った際に、タイマ制御部313にタイマのカウントの開始指示を行う。
以下に本実施形態における表示と再生について説明する。
本実施形態における表示とは、1つのコンテンツデータが表示部36において視認可能に表示された状態を示している。また本実施形態における表示の開始とは、制御部361が表示用データを取得したときを示しており、表示の停止とは、表示部36における表示用データの使用を停止するまでを示している。
本実施形態では、表示の開始から終了までの時間が、実際に表示装置300にコンテンツデータが表示されている時間である。よって以下の説明では、表示の開始から終了までの時間を実表示時間と呼ぶ。
また、以下の説明では、再生制御情報に含まれるユーザにより設定された時間を単に表示時間と呼ぶ。
本実施形態の再生とは、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータを再生制御情報に従い連続して表示させることを示す。また本実施形態における再生コンテンツデータの再生時間とは、表示順が最初のコンテンツデータの表示の開始から、表示順が最後のコンテンツデータの表示の終了までの時間を示す。
次に図5を参照して本実施形態の表示システム100の動作を説明する。図5は、第一の実施形態の表示システムの動作を説明するフローチャートである。
本実施形態の表示システム100において、情報端末200は、ユーザにより再生制御情報に含まれる所定項目の設定の入力を受け付ける(ステップS501)。所定項目とは、例えばコンテンツデータの表示順や表示時間、コンテンツデータの表示の切り替え方法等を含む。
続いて表示装置300は、情報端末200において再生コンテンツデータの再生要求がなされると(ステップS502)、再生コンテンツデータの再生準備を行う(ステップS503)。再生準備とは、例えば表示装置300が情報端末200から再生制御情報と再生コンテンツデータとを受信し、再生制御情報と再生コンテンツデータとを記憶部32へ格納することを含む。
続いて本実施形態の表示装置300は、読込部311により、記憶部32に格納された再生制御情報を読み込む。そして表示時間設定部312は、再生制御情報に含まれるコンテンツデータに設定された表示時間をタイマに設定する(ステップS504)。より具体的には表示時間設定部312は、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータのうち、表示順が1番目のコンテンツデータの表示時間をタイマに設定する。
続いて読込部311は、記憶部32に格納された再生コンテンツデータを読み込む(ステップS505)。より具体的には読込部311は、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータのうち、表示順が1番目のコンテンツデータを読み込む。
続いて画像処理部320は、ステップS505で読み込んだコンテンツデータを伸張する(ステップS506)。続いて画像処理部320は、伸張後のコンテンツデータを表示部36により表示可能なサイズへ変換する(ステップS507)。ステップS507の処理を施したコンテンツデータが、表示用データとなる。尚、本実施形態の画像処理部320は、コンテンツデータの伸張及びサイズ変換以外の処理を行っても良い。本実施形態の画像処理部320は、情報端末200において選択されたコンテンツデータを表示部36において使用可能な表示用データに変換する処理であれば、どのような処理を行っても良い。具体的には例えば、本実施形態の画像処理部320は、コンテンツデータの縮小、回転、画質変更、表示輝度変更及び台形補正のうち少なくとも1つを行っても良い。
本実施形態の画像処理部320は、コンテンツデータを表示用データとする処理を完了すると、表示用データをメモリ321へ格納する(ステップS508)。表示用データがメモリ321へ格納されると、表示部36の制御部361は、表示用データをメモリ321から取得する(ステップS509)。本実施形態の制御部361は、このときタイマ制御部313へタイマのカウント開始の指示を行う。
続いてタイマ制御部313は、この指示を受けてステップS505で読み込んだコンテンツデータの表示時間が設定されたタイマのカウントを開始する(ステップS510)。また本実施形態の制御部361は、タイマのカウント開始と同時に表示用データを表示させる(ステップS511)。
続いてタイマ制御部313は、タイマのカウントが設定された表示時間に達したか否かを判断する(ステップS512)。ステップS512において表示時間に達していた場合、切替制御部314は、コンテンツデータの表示を終了し、後述するステップS513へ進む。ステップS512において表示時間に達していない場合、表示装置300はステップS511へ戻り、表示時間に達するまで待機する。
ステップS512において、表示時間に達していた場合、読込部311は、ステップS505で読み込んだコンテンツデータが、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータのうち表示順が最後のコンテンツデータか否かを判断する(ステップS513)。ステップS513において最後のコンテンツデータでない場合、表示装置300は、ステップS504へ戻り、表示順が次のコンテンツデータについてステップS504以降の処理を行う。ステップS513において最後のコンテンツデータであった場合、表示装置300は、再生コンテンツデータの再生を終了する。
以上のように本実施形態では、制御部361がメモリ321から表示用データを取得した時を表示の開始とし、表示の開始と同時にタイマによる表示時間のカウントを開始する。したがって本実施形態では、表示の開始と、表示時間のカウントの開始が同じタイミングとなる。また本実施形態では、タイマのカウントが表示時間に達すると、切替制御部314によりコンテンツデータの表示を終了して次のコンテンツデータの表示の切り替えを行う。したがって本実施形態では、表示の終了と、表示時間のカウントの終了が同じタイミングとなる。すなわち本実施形態では、表示時間に画像処理部320による画像処理に係る時間が含まれず、表示時間と実表示時間とを一致させることができる。
尚本実施形態では、表示装置300は、情報端末200からコンテンツデータを受信するものとしたが、これに限定されない。本実施形態の表示装置300は、例えばネットワーク上のコンテンツ提供サーバ等からコンテンツデータを受信しても良い。また本実施形態の表示装置300は、例えば表示装置300と接続可能な外部メモリからコンテンツデータを取得しても良い。
以下に図6を参照して、表示時間と実表示時間との一致について説明する。図6は、第一の実施形態の表示時間と実表示時間との一致について説明する図である。図6(A)は、画像処理部320による画像処理に係る時間が表示時間に含まれる場合を説明する図である。図6(B)は、画像処理部320による画像処理に係る時間を表示時間に含まない場合を説明する図である。
図6(A)は、表示時間設定部312が再生制御情報からコンテンツデータの表示時間を取得してタイマに設定した時点から、タイマのカウントを開始した場合を示す。この場合、表示時間のカウントは、画像処理部320による画像処理の開始と同時に始まるため、表示時間t1には画像処理に係る時間t2が含まれる。よって表示部36にコンテンツデータが表示される実表示時間は、t1−t2=t3となり、実表示時間t3はユーザが設定した表示時間よりも短くなる。
図6(B)は、本実施形態を適用した例である。本実施形態では、画像処理部320による画像処理が終了し、制御部361が表示用データを取得したとき、すなわち表示部36におけるコンテンツデータの表示が開始されたとき、表示時間が設定されたタイマのカウントを開始する。したがって図6(B)では、表示時間t1=実表示時間t3′となり、ユーザが設定した時間と同じ時間コンテンツデータを表示させることができる。
例えば本実施形態の表示装置300にコンテンツデータを表示させる度に、コンテンツデータの表示時間に応じた金額が情報端末200のユーザに課金される場合について考える。
この場合、例えば図6(A)の例では、ユーザが設定した表示時間t1よりも実表示時間t3が短いにも関わらず、表示時間に応じた金額が課金されることになり、ユーザにとって不利益が生じる。
これに対して図6(B)の例では、ユーザが設定した表示時間t1と実表示時間t3′とが一致しており、ユーザが所望した時間コンテンツデータを表示することができる。
尚本実施形態では、制御部361が表示用データを取得すると、タイマ制御部313に表示時間のカウントを開始させるものとしたが、これに限定されない。タイマ制御部313は、例えば画像処理部320が表示用データをメモリ321に出力したタイミングで、表示時間のカウントを開始しても良い。本実施形態のタイマ制御部313は、コンテンツデータが表示用データに変換された後に表示時間のカウントを開始すれば良い。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態では、コンテンツデータを表示している間に次のコンテンツデータに対して画像処理を行う点のみ第一の実施形態と相違する。よって以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
以下に図6を参照して本実施形態の概要について説明する。
図6(A)では、表示時間t1に画像処理に係る時間t2が含まれるが、再生コンテンツデータの再生時間T1は、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータの数×表示時間となる。
これに対して図6(B)では、表示時間t1に画像処理に係る時間t2が含まれないため、再生コンテンツデータの再生時間T2は、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータの数×(表示時間t1+画像処理に係る時間t2)となる。
すなわち図6(B)の例では、再生時間T2にコンテンツデータの表示時間以外に画像処理に係る時間が含まれるため、コンテンツデータの表示時間に基づく再生時間T2の設定を行うことが難しくなる。尚、図6の例では、再生コンテンツデータに含まれる各コンテンツデータの表示時間を全て同一とした。
以下の本実施形態では、コンテンツデータを表示している間に次のコンテンツデータに対して画像処理を行うことにより、表示時間と実表示時間とを一致させ、且つコンテンツデータの表示時間に基づき再生コンテンツデータの再生時間を設定できるようにした。
図7は、第二の実施形態の表示システムの動作を説明するフローチャートである。
図7のステップS701からステップS711までの処理は、図5のステップS501からステップS511までの処理と同様であるから、説明を省略する。
ステップS711において表示部36にコンテンツデータが表示されると、制御部361は読込部311に次のコンテンツデータの読み込みを指示する。読込部311は、この指示を受けて再生コンテンツデータのうち、表示順がステップS711で表示されたコンテンツデータの次のコンテンツデータを読み込む(ステップS712)。読込部311は、読み込んだコンテンツデータを画像処理部320へ出力する。図7のステップS713とステップS714は、ステップS706とステップS707の処理と同様であるから説明を省略する。
続いて切替制御部314は、タイマがステップS710でカウントを開始した表示時間に達したか否かを判断する(ステップS715)。ステップS715において表示時間に達していない場合、ステップS711へ戻る。ステップS715において表示時間に達した場合、ステップS716へ進む。
ステップS715において、表示時間に達していた場合、読込部311は、ステップS705で読み込んだコンテンツデータが、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータのうち表示順が最後のコンテンツデータか否かを判断する(ステップS716)。
ステップS716において最後のコンテンツデータであった場合、表示装置300は、再生コンテンツデータの再生を終了する。
ステップS716において最後のコンテンツデータでない場合、表示時間設定部312は、ステップS712で読み込んだコンテンツデータに対して設定された表示時間をタイマに設定する(ステップS717)。続いてタイマ制御部313は、タイマに設定された表示時間のカウントを開始し(ステップS718)、ステップS711へ戻る。このときステップS711で表示されるコンテンツデータは、ステップS712で読み込まれたコンテンツデータである。
以上のように本実施形態では、コンテンツデータの表示中に次のコンテンツデータの画像処理を行い、コンテンツデータの表示が終了したタイミングで、画像処理が施された次のコンテンツデータに設定された表示時間のカウントと表示を開始する。すなわち本実施形態では、コンテンツデータの表示と、次に表示されるコンテンツデータの画像処理を並行して行うため、表示時間と実表示時間とを一致させ、且つコンテンツデータの表示時間に基づき再生コンテンツデータの再生時間を設定できる。
以下に図8を参照して本実施形態の表示時間と画像処理に係る時間について説明する。図8は、第二の実施形態の表示時間と画像処理に係る時間について説明する図である。
本実施形態では、再生コンテンツデータに含まれるコンテンツデータのうち、表示順が2番目以降のコンテンツデータの画像処理に係る時間t2は、コンテンツデータの表示時間に含まれる。また本実施形態では、表示順が1番目のコンテンツデータを表示する際は、画像処理が終了してから表示時間が設定されたタイマのカウントを開始する。
よって本実施形態では、表示時間と実表示時間とを一致させることができる。
また本実施形態の再生時間T4において、コンテンツデータの数×表示時間以外に含まれる時間は、表示順が1番目のコンテンツデータに対する画像処理に係る時間t2′のみである。画像処理に係る時間t2′は、再生時間T4に比べた場合に無視できる程度に十分短い時間である場合が多い。
よって本実施形態では、コンテンツデータの表示時間に基づき再生コンテンツデータの再生時間を設定することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 表示システム
200 情報端末
210 再生制御プログラム
300 表示装置
310 表示制御プログラム
311 読込部
312 表示時間設定部
313 タイマ制御部
314 切替制御部
320 画像処理部
321 メモリ
特開2009−38826号公報

Claims (7)

  1. 表示装置と、前記表示装置と通信可能な情報端末と、を含む表示システムであって、
    前記情報端末は、
    選択されたコンテンツデータと、前記選択されたコンテンツデータの再生を制御する再生制御情報とを前記表示装置へ送信する送信部を有し、
    前記表示装置は、
    前記コンテンツデータを前記表示装置に対応した表示用データに変換する画像処理部と、
    前記コンテンツデータが前記表示用データに変換された後に、前記再生制御情報に含まれる前記表示用データの表示時間のカウントを開始する制御部と、を有することを特徴とする表示システム。
  2. 表示装置と、プログラムと、を含む表示システムであって、
    前記プログラムは、前記表示装置と通信可能な情報端末に、
    選択されたコンテンツデータと、前記選択されたコンテンツデータの再生を制御する再生制御情報とを前記表示装置へ送信する送信手順を
    実行させ、
    前記表示装置は、
    前記コンテンツデータを前記表示装置に対応した表示用データに変換する画像処理部と、
    前記コンテンツデータが前記表示用データに変換された後に、前記再生制御情報に含まれる前記表示用データの表示時間のカウントを開始する制御部と、を有することを特徴とする表示システム。
  3. 情報端末と通信可能であり、コンテンツデータを再生する表示装置であって、
    前記情報端末において選択されたコンテンツデータと、前記選択されたコンテンツデータの再生を制御する再生制御情報とを受信する受信部と、
    前記コンテンツデータを前記表示装置に対応した表示用データに変換する画像処理部と、
    前記コンテンツデータが前記表示用データに変換された後に、前記再生制御情報に含まれる前記表示用データの表示時間のカウントを開始する制御部と、を有することを特徴とする表示装置。
  4. 前記画像処理部は、
    前記表示用データを記憶部に格納し、
    前記制御部は、
    前記記憶部から前記表示用データを取得した時、前記表示時間のカウントを開始することを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記画像処理部は、
    前記表示用データが表示されている間に、次に表示される前記コンテンツデータを表示用データに変換することを特徴とする請求項3又は4記載の表示装置。
  6. 情報端末と通信可能であり、コンテンツデータを表示する表示装置において実行される表示制御プログラムであって、
    前記表示装置に、
    前記情報端末において選択されたコンテンツデータと、前記選択されたコンテンツデータの再生を制御する再生制御情報とを受信する受信手順と、
    前記コンテンツデータを前記表示装置に対応した表示用データに変換する画像処理手順と、
    前記コンテンツデータが前記表示用データに変換された後に、前記再生制御情報に含まれる前記表示用データの表示時間のカウントを開始する制御手順と、を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  7. 情報端末と通信可能であり、コンテンツデータを表示する表示装置による表示制御方法であって、
    前記情報端末において選択されたコンテンツデータと、前記選択されたコンテンツデータの再生を制御する再生制御情報とを受信する受信手順と、
    前記コンテンツデータを前記表示装置に対応した表示用データに変換する画像処理手順と、
    前記コンテンツデータが前記表示用データに変換された後に、前記再生制御情報に含まれる前記表示用データの表示時間のカウントを開始する制御手順と、を有することを特徴とする表示制御方法。
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