JP2015051073A - 集塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の削減、軽量化、コストダウンおよび外観の簡素化を図ることができる集塵装置を提供することを目的とする。【解決手段】電気掃除機の掃除機本体に着脱可能に取り付けられるサイクロン式の集塵装置であって、上方開口部を有するダストカップと、このダストカップの前記上方開口部に着脱可能に取り付けられるフィルターユニットと、前記フィルターユニットと前記ダストカップとを相互に取り外し可能に連結する雄ネジ部および雌ネジ部を有するネジ機構とを備えたことを特徴とする集塵装置。【選択図】図6

Description

本発明は、サイクロン方式の電気掃除機に備えられた集塵装置に関する。
従来のサイクロン方式の電気掃除機に備えられた集塵装置として、例えば、特許文献1には、上方開口部を有するダストカップと、このダストカップの前記上方開口部に着脱可能に嵌め込まれるフィルターユニットと、前記ダストカップの上方開口部にフィルターユニットが嵌め込まれた閉状態を解除可能にロックする第1ロック機構とを備える集塵装置が開示されている。
この集塵装置において、前記フィルターユニットは、HEPAフィルターからなる排気側フィルターと、この排気側フィルターを下方から着脱可能に収納するフィルターケースと、前記フィルターケースの下部に設けられた通気口を有する内筒部と、前記内筒部の前記通気口に設けられたネット状の吸気側フィルターと、前記フィルターケースに着脱可能に取り付けられて前記排気側フィルターを覆うフィルターカバーと、前記フィルターカバーにて前記フィルターケースを覆う閉状態を解除可能にロックする第2ロック機構とを備える。なお、前記第1ロック機構は前記フィルターケースにて前記ダストカップの上方開口部を覆う閉状態を解除可能にロックするよう構成されている。
また、前記フィルターユニットは、排気側フィルターに対して垂直な中心軸と、この中心軸に一体状に設けられて排気側フィルターと当接する当接部と、前記フィルターカバーを貫通するハンドルと、このハンドルを手動にて回転させた回転力を前記中心軸に伝達するギア部とを有してなる除塵機構を備えており、ユーザーが除塵機構のハンドルを手動で回すことにより当接部材が排気側フィルターの複数の襞部に衝突し、それにより排気側フィルターに振動が与えられて排気側フィルターに付着した塵埃がダストカップ内に落下するよう構成されている。
この従来のサイクロン方式の電気掃除機によれば、清掃時において、ゴミや塵埃を含む空気が集塵装置のダストカップ内に流入して旋回気流となり、その旋回気流は吸気側フィルターを通過して円筒部内に流入する。そして、円筒部内に流入した気流は排気側フィルターを通過した後、外部へ排気される。このとき、ダストカップ内では旋回気流の遠心力によって比較的重いゴミはダストカップ内の底部に溜まり、比較的軽い塵埃は吸気側フィルターおよび排気側フィルターによって捕獲される。
特開2012−70973号公報
前記従来の集塵装置は、第1ロック機構と第2ロック機構を備えるため、部品点数が増加し、それに伴って重量およびコストも増加すると共に、集塵装置の外周部はすっきりしない複雑な外観であった。
また、前記従来の集塵装置の場合、清掃時の比較的軽い塵埃は先ず吸気側フィルターにて捕獲され、吸気側フィルターで除去しきれなかったさらに小さな塵埃が排気側フィルターにて捕獲される。そのため、排気側フィルターよりも吸気側フィルターの方が目詰まりしやすい傾向にあり、吸気側フィルターは排気側フィルターと同等もしくはそれ以上の頻度でメンテナンス(清掃)されることが望ましい。
しかしながら、実際のユーザーによるフィルターのメンテナンス頻度は、吸気側フィルターよりも排気側フィルターの方が多くなっており、これは電気掃除機の吸引力の低下および掃除機本体内に設けられた電動送風機への過負荷に繋がっている。
この原因は、フィルター清掃時に、吸気側フィルターよりも排気側フィルターの方にユーザーが容易にアクセスしやすいためと考えられる。
すなわち、吸気側フィルターを清掃する場合、ユーザーは、電気掃除機の掃除機本体から集塵装置を取り外した後、第1ロック機構を解除してダストカップからフィルターユニットを取り外し、フィルターユニットを片手で持ちながらブラシを用いて吸気側フィルターを清掃するというステップを踏まなければならない。このとき、吸気側フィルターから除去された塵埃が周囲に散らないようゴミ箱の中で清掃する必要がある。
これに対し、排気側フィルターを清掃する場合、ユーザーは、掃除機本体から集塵装置を取り外すことなく第2ロック機構を解除してフィルターカバーを開き、除塵機構のハンドル操作により排気側フィルターの清掃(除塵)を手を汚すことなく楽に行える。
また、排気側フィルターを水洗いする際は、掃除機本体から集塵装置を取り外し、第2ロック機構を解除してフィルターカバーを開き、フィルターケースから排気側フィルターを取り外さなければならないが、ロック機構が2つあるためユーザーが誤って第1ロック機構を解除してしまうことがある。すなわち、ユーザーにとってはどちらのロック機構を解除すれば吸気側フィルターと排気側フィルターのどちらを清浄化できるのか分かり難いという面があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、部品点数の削減、軽量化、コストダウンおよび外観の簡素化を図ることができ、さらには、電気掃除機の吸引力低下の抑制、電動送風機の過負荷の抑制およびフィルターメンテナンス時の取り扱いやすさの改善を図ることができる集塵装置を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、電気掃除機の掃除機本体に着脱可能に取り付けられるサイクロン式の集塵装置であって、上方開口部を有するダストカップと、このダストカップの前記上方開口部に着脱可能に取り付けられるフィルターユニットと、前記フィルターユニットと前記ダストカップとを相互に取り外し可能に連結する雄ネジ部および雌ネジ部を有するネジ機構とを備えた集塵装置が提供される。
本発明の集塵装置によれば、フィルターユニットとダストカップとが簡素なネジ機構にて相互に取り外し可能に連結する構成であるため、部品点数の削減、軽量化、コストダウンおよび外観の簡素化を図ることができる。
また、ネジ機構によるフィルターユニットとダストカップの脱着操作はユーザーにとって分かりやすく、ネジ機構であるためフィルターユニットをダストカップに自然と正しい位置に装着することができ、位置合わせの必要がない。
本発明の電気掃除機の実施形態1を示す斜視図である。 図1で示された電気掃除機における掃除機本体を示す斜視図である。 図2で示された掃除機本体の断面図である。 図2で示された掃除機本体の筐体の一部を取り外した状態を示す斜視図である。 図2で示された掃除機本体における電動送風機ユニットの断面図である。 図2で示された掃除機本体における集塵装置の断面図である。 図2で示された掃除機本体における集塵装置の側面図である。 図7の集塵装置の平面図である。 図7の集塵装置の下方から視た斜視図である。 図7の集塵装置におけるフィルターユニットの斜視図である。 図10のフィルターユニットの断面図である。 図10のフィルターユニットの上部の分解図である。 図10のフィルターユニットの下部の分解図である。 図7の集塵装置におけるダストカップからフィルターユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 図10のフィルターユニットにおけるロック機構の分解図である。 図10のフィルターユニットにおけるフィルターカバーをフィルターケースから取り外した状態を示す斜視図である。 図10のフィルターユニットにおけるロック機構の断面図であって、(A)はロック状態を示し、(B)はロック解除状態を示している。 図7の集塵装置における除塵機構に設けられたラチェット機構の一部断面平面図であって、(A)は除塵機構の停止状態を示し、(B)は除塵機構の回転状態を示している。 図2で示された掃除機本体から集塵装置を取り外した駆動装置を示す斜視図である。 実施形態1におけるダストカップとフィルターユニットとの間に設けられたストッパ機構を説明する図である。 図20のストッパ機構の作用を説明する図であって、(A)は作用前の状態を示し、(B)は作用時の状態を示している。 図20のストッパ機構の変形例を示す図であって、(A)は作用前の状態を示し、(B)は作用時の状態を示している。
(実施形態1)
図1は本発明の電気掃除機の実施形態1示す斜視図である。
この電気掃除機Aは、集塵装置110と駆動装置120とを有する掃除機本体100と、吸込口体300と、この吸込口体300と掃除機本体100とを接続する吸引ホース200とを備える。
<掃除機本体の駆動装置>
図2は図1で示された電気掃除機における掃除機本体を示す斜視図であり、図3は図2で示された掃除機本体の断面図であり、図4は図2で示された掃除機本体の筐体の一部を取り外した状態を示す斜視図である。
図2〜図4に示すように、掃除機本体100は、サイクロン方式の集塵装置110と、集塵装置110を前方にて着脱可能に支持する駆動装置120とを備える。
駆動装置120は、筐体121と、筐体121内に収納される電動送風機ユニット130、コードリールC、集塵駆動部Dおよび連結管127と、筐体121の左右両側に回転可能に設けられた一対の車輪122と、一対の車輪122を覆う車輪カバー123aと、筐体121の下部前方に首振り可能に設けられた前輪124と、筐体121の下部後方に設けられた後輪125と、筐体121の上方に設けられたハンドル126とを備える。
〔筐体〕
筐体121は、下カバー部材121aと、上カバー部材121bと、前カバー部材121cと、集塵駆動部カバー121dと、差込口カバー121eとを有してなる。
下カバー部材121aは、集塵駆動部Dを支持する支持プレート部121a1を前部に有すると共に、支持プレート部121a1の下部に吸引ホース200の可撓性ホース部211を差し込む差込口121a21を形成する差込口部121a2を有している。また、下カバー部材121aの後部には複数の排気孔121a3が形成されている。
そして、この下カバー部材121aの前部にて集塵駆動部Dが支持され、下カバー部材121aの中央部から後部に亘って電動送風機ユニット130が支持され、電動送風機ユニット130の左右一方側にコードリールCが配置されている。また、差込口部121a2には、図示しない差込口パッキンおよびコネクタが取り付けられ、さらにこれらの部品を押さえる差込口カバー121eがネジにて固定される。
なお、集塵駆動部Dは、後述する集塵装置110のゴミ圧縮およびフィルター清掃を行う動力源となる機構であり、正逆回転可能なモータDm、相互に噛合する複数のギアDg1〜Dg3、ギアDg3上に一体化されたギアDg4およびこれらを収納するケースDcとを備える。
図19は図2で示された掃除機本体100から集塵装置110を取り外した駆動装置120を示す斜視図である。図19に示すように、集塵駆動カバー121dの環状凸部121d2の内周面には窓部が形成されており、集塵装置110が取り外されることにより、この窓部を通してギアDg4の一部が集塵駆動カバー121dの上面(環状凸部121d2側)に露出する。
〔電動送風機ユニット〕
図5は図2で示された掃除機本体における電動送風機ユニットの断面図である。
図3〜図5に示すように、電動送風機ユニット130は、電動送風機131と、この電動送風機131をその回転軸が重力方向を向くように収納するファンカバー132と、このファンカバー132と電動送風機131との間に設けられた第1および第2パッキン133、134と、四角形のフィルター136と、ファンカバー132内の電動送風機131を支持する弾性支持部材137とを有し、第1、第2パッキン133、134および弾性支持部材137はゴムやシリコーン樹脂といった弾性材料からなる。
電動送風機131は、上方から視て円形に径方向に突出した外周突出部131aと、外周突出部131aよりも上部の回転軸心位置に配置された吸気口131bと、外周突出部131aの下部に配置された排気口131cとを有する。
ファンカバー132は、電動送風機131の上部を覆い前記吸気口131bと連通する上流側通気口132a11を有する吸気ダクト部材132aと、この吸気ダクト部材132aと接合され排気口131cと連通する下流側通気口132b13を有する排気ダクト部材132bとを有してなる。
吸気ダクト部材132aは、前記上流側通気口132a11および上流側通気口132a11の左右両側に設けられた一対の係止凹部132a12を有する第1部材132a1と、第1部材132a1と排気ダクト部材132bとを接続する第2部材132a2とを有してなる。なお、一対の係止凹部132a12の役割について詳しくは後述する。
排気ダクト部材132bは、電動送風機収納部132b1を上部に有すると共に、通気路形成部132b2を下部に有している。
電動送風機131を収納する電動送風機収納部132b1は、電動送風機131の下部を弾性支持部材137を介して支持する底壁132b11と、前面側に設けられた前記下流側通気口132b13とを有している。
通気路形成部132b2は、下流側通気口132b13の下に設けられたフィルター136を嵌め込む四角形の枠部132b21と、枠部132b21の左右辺から後方へ延設された一対の側壁132b22とを有する。なお、一方の側壁132b22にはコードリールCへ排気の一部を導入するための開口132b23が形成されている。
図3と図5に示すように、ファンカバー132は、排気ダクト部材132bにおける前方位置に前記下流側通気口132b13を有している。
また、ファンカバー132と下カバー部材121aと前カバー部材121cとによって、排気ダクト部材132bの下流側通気口132b13から排出した気流を後方へUターンさせるよう、排気ダクト部材132bの下流側通気口132b13の前方位置および排気ダクト部材132bの下方位置に通風経路Vが形成されている。
詳しく説明すると、排気ダクト部材132bの下流側通気口132b13の前方には前カバー部材121cが設けられ、前カバー部材121cおよび排気ダクト部材132bは下方の下カバー部材121aにて支持されている。そのため、排気ダクト部材132bの前方から下方後方へ折り返す通風経路Vが形成されている。
<掃除機本体の集塵装置>
図6は図2で示された掃除機本体における集塵装置の断面図であり、図7は図2で示された掃除機本体における集塵装置の側面図であり、図8は図7の集塵装置の平面図であり、図9は図7の集塵装置の下方から視た斜視図である。また、図10は図7の集塵装置におけるフィルターユニットの斜視図であり、図11は図10のフィルターユニットの断面図であり、図12は図10のフィルターユニットの上部の分解図であり、図13は図10のフィルターユニットの下部の分解図であり、図14は図7の集塵装置におけるダストカップからフィルターユニットを取り外した状態を示す斜視図である。
図6〜図14に示されるように、集塵装置110は、上方開口部を有するダストカップ111と、このダストカップ111の上方開口部に着脱可能に取り付けられるフィルターユニット112と、フィルターユニット112とダストカップ111とを相互に取り外し可能に連結する雄ネジ部111a3および雌ネジ部112c3を有するネジ機構Nとを備える。
〔ダストカップ〕
ダストカップ111は、塵埃の流入口111a1が形成された円筒状の集塵容器111aと、集塵容器111aの底を開閉可能に塞ぐ底蓋111bと、底蓋111bに設けられた第1回転力伝達機構111cとを有する。なお、底蓋111bは集塵容器111aの下方開口端縁に軸を介して枢着されており、底蓋111b近傍に設けられたロック機構によって底蓋111bの閉状態が維持され、ロック機構のロックを解除して底蓋111bが開くように構成されている。本実施形態のロックの解除は、ロック解除摘み111dを矢印方向に移動させることでロック解除摘み111dの移動に連動して底蓋111bを係止していた状態を解除することになる。なお、ロック解除摘み111dを離すと元の位置に戻る。
集塵容器111aは、上方に向かって拡径する上方開口端縁を有し、その上方開口端縁の外周面に雄ネジ部111a3が形成されており、フィルターユニット112の後述するフィルターカバー112cの下方開口部の内周面に形成された雌ネジ部112c3と螺合する。なお、ダストカップ111内に溜まったゴミの圧力でもネジ機構Nが解除し難いように、ダストカップ111とフィルターユニット112とを相対的に1回転以上させることができるように雄ネジ部111a3および雌ネジ部112c3を形成することが好ましい。
また、集塵容器111aにおいて、流入口111a1は集塵容器111aの周側面から該周側面の接線方向に沿って延びるように形成され、先端には前記連結管127の下流側開口部127a(図4参照)との接続を確実にするフランジが形成されている。
第1回転力伝達機構111cは、底蓋111bの中央位置を貫通して回転可能に設けられた軸部111c1と、軸部111c1の上端に設けられた係合凸部111c2と、軸部111c1の下端に設けられたギア111c3とを有してなる。
駆動装置120に集塵装置110が装着された状態において、ギア111c3は、集塵駆動部D(図4参照)のギアDg4と噛合する。これにより、集塵駆動部Dからの回転力がギアDg4を介して第1回転力伝達機構111cに伝わる。これについて詳しくは後述する。
〔フィルターユニット〕
フィルターユニット112は、排気側フィルター(例えば、HEPAフィルター)112aと、この排気側フィルター112aを下方から着脱可能に収納するフィルターケース112bと、フィルターケース112bに着脱可能に取り付けられて排気側フィルター112aを覆うフィルターカバー112cと、フィルターケース112bの下部にネジ112xにて連結された内筒部112dと、内筒部112dの外周面に形成された複数のスリット112d21を覆うように設けられた吸気側フィルター112e(図10参照)と、排気側フィルター112aを振動させて除塵する除塵機構112fと、駆動装置120の除塵駆動部Dからの回転力を除塵機構112fに伝達する第2回転力伝達機構と、フィルターカバー112cにてフィルターケース112bを覆う閉状態を解除可能にロックするロック機構112gとを備える。
排気側フィルター112aは、プリーツ状のHEPAフィルターからなるフィルター本体112a1と、フィルター本体112a1を保持する円環状の枠体112a2と、フィルター本体112a1に対して垂直方向に貫通する中心ボス部112a3と、中心ボス部112a3と枠体とを連結する連結部112a4とを有する。なお、枠体112a2の外周面にはシール部材112S1が嵌め込まれる。
フィルターケース112bは、排気側フィルター112aの枠体112a2に嵌め込まれたシール部材112S1と密着する上方開口端縁112b1と、段部112b12を介して上方開口端縁112b1に連設された上方開口端縁112b1よりも小径の胴部112b2と、胴部112b2から下方へ向かって縮径するテーパ部112b3と、テーパ部112b3の下部に連設された連結筒部112b4とを有する。なお、テーパ部112b3の外面にはシール部材112S2が取り付けられる。
また、フィルターケース112bの上方開口端縁112b1と胴部112b2との間の段部112b12の外面の一部には摘み片112b13が設けられている。この摘み片112b13は、フィルターカバー112cを持ち上げてフィルターケース112bから取り外す際に指で摘む部分である。
また、段部112b12の外面全体は、後述するフィルターカバー112cに設けられるロック機構112gのロック爪112g14が引っ掛かる係止部となっている。
フィルターカバー112cは、カバー本体112c1と、カバー本体112c1の上面側に揺動可能に設けられた略A字形のハンドル部112c2と、ロック機構112gとを有する。
カバー本体112c1の上面にはハンドル部112c2を収納する凹部112c11が設けられている。そして、この凹部112c11にハンドル部112c2が収納された状態において、カバー本体112c1の上面とハンドル部112c2の上面とによって段差のない凸曲面を形成している。なお、凹部112c11におけるユーザーの手を差し入れるためのハンドル部112c2の孔112c21に対応する位置は、ハンドル部112c2を握りやすくするために前方に向かって徐々に深くなっている。
また、カバー本体112c1は、その後部に排気口112c12を有する。この排気口112c12は、図1に示した集塵装置110が駆動装置120に装着された状態において、電動送風機ユニット130の吸気ダクト部材132aの上流側通気口132a11(図4参照)と密封状に接続される。
図15は図10のフィルターユニットにおけるロック機構の分解図であり、図16は図10のフィルターユニットにおけるフィルターカバーをフィルターケースから取り外した状態を示す斜視図である。また、図17は図10のフィルターユニットにおけるロック機構の断面図であって、(A)はロック状態を示し、(B)はロック解除状態を示している。
カバー本体112c1は、円形の下方開口端縁112c13の内周面に前記雌ネジ部112c3を有しているが、その下方開口端縁112c13の後端には前記ロック機構112gが設けられているため、この位置には雌ネジ部112c3が形成されていない。なお、カバー本体112c1の下方開口端縁112c13の内面側であってロック機構112gよりも上方位置には、前記フィルターケース112bの上方開口端縁112b1が指し込まれる折り曲げ部112c19が設けられている。
一方、下方開口端縁112c13の後端の外周面には、周方向に長い囲い壁112c14と、囲い壁112c14の内側領域のスリット112c15と、スリット112c15の横の凸部112c16とが設けられ、囲い壁112c14の上下位置には取付孔112c17が形成されている。
ロック機構112gは、ロック部材112g1と、弾発部材112g2とを有する。
ロック部材112g1は、囲い壁112c14の内側領域に収納される揺動片112g11と、揺動片112g11の外面における長手方向の一端側に設けられた中空の押しボタン部112g12と、揺動片112g11の上下端面における押しボタン部112g12よりも長手方向中間部寄りに設けられた軸部112g13と、揺動片112g11の内面における長手方向の他端側に設けられたロック爪112g14とを有する。なお、カバー本体112c1に設けられた囲い壁112c14、スリット112c15、凸部112c16および一対の取付孔112c17もロック機構112gの構成要素とされる。
弾発部材112g2はコイルスプリングからなり、凸部112c16の位置に配置される。そして、ロック部材112g1の一対の軸部112g13を各取付孔112c17に嵌め込み、押しボタン部112g12内に弾発部材112g2を収納する。このようにロック部材112g1をカバー本体112c1に取り付けることにより、ロック爪112g14がスリット112c15を通って下方開口端縁112c13の内面側に突出する。
このとき、弾発部材112g2によって押しボタン部112g12が外方へ押されることにより、ロック爪112g14が下方開口端縁112c13の内面側へ付勢されている(図17(A)参照)。そして、ユーザーが押しボタン部112g12を指で押すことにより、一対の軸部112g13廻りに揺動片112g11が揺動してロック爪112g14が下方開口端縁112c13の外面側へ移動する(図17(B)参照)。
このフィルターユニット112は、集塵容器111aの前記雄ネジ部111a3とフィルターケース112bの前記雌ネジ部112c3との螺合を解除してダストカップ111からフィルターユニット112を取り外すことにより、ロック機構112gが解除可能となるように構成されている。なお、これについて詳しくは後述する。
ハンドル部112c2において、その左右後端付近はカバー本体112c1の後部に水平軸112c4にて枢着されると共に、左右後端面には係止爪112c22が設けられている。これにより、ハンドル部112c2はカバー本体112c1に対して水平軸112c4廻りに揺動可能とされている。
集塵装置110が駆動装置120に装着された状態において、一対の係止爪112c22が吸気ダクト部材132aの一対の係止凹部132a12に係止しており、これにより集塵装置110が駆動装置120から不意に脱落しないようになっている。また、ユーザーがハンドル部112c2を握って持ち上げることにより、ハンドル部112c2の前端が上方へ揺動し、かつ後端の左右一対の係止爪112c12が下方へ揺動し、それによりハンドル部112c2側の一対の係止爪112c22が駆動装置120側の一対の係止凹部132a12から離脱するため、集塵装置110を駆動装置120から取り外すことができる。
また、ハンドル部112c2を握りながら集塵装置110を駆動装置120に装着した後、ハンドル部112c2を離せば自重でハンドル部112c2の先端が降下し、それによりハンドル部112c2側の一対の係止爪112c22が上昇して駆動装置120側の一対の係止凹部132a12に係止する。なお、図示省略するが、ハンドル部112c2の先端を弾発部材(例えば、コイルスプリング)によってカバー本体112c1側に付勢するように構成してもよく、これにより係止凹部132a12に対する係止爪112c22の係止力を強くすることができる。
内筒部112dは、上方へ向かって拡径する上方開口端縁112d1と、複数のスリット112d21を有する胴部112d2とを有する。なお、胴部112d2の外周にはメッシュ状の吸気側フィルター112eが巻き付けられている(図10参照)。
内筒部112dの上方開口端縁112d1は、フィルターケース112bのテーパ部112b3とネジ112xにて接合される。このとき、内筒部112の上方開口端縁112d1とフィルターケース112bのテーパ部112b3との間はシール部材112S2にてシールされる。なお、内筒部112dの胴部112d2の下端には、内筒部112dと下連結筒部112hとの間にシール部材112S3が設けられる。
第2回転力伝達機構は、内筒部112dの下端に回転可能に設けられた下連結筒部112hと、内筒部112dの内側に回転可能に設けられると共に下連結筒部112hと一体回転可能に連結する上連結筒部112iと、下連結筒部112hの下端開口部に設けられてダストカップ111の第1回転力伝達機構111cの係合凸部111c2と係脱可能に係合する係合凹部112jとを有する。
さらに詳しく説明すると、上連結筒部112iは、相互にネジ112yにて連結された上部材112i1と下部材112i2とからなり、これらにも複数のスリットが形成されている。なお、上部材112i1の上端には、後述する除塵機構112fのワイパー部材112f3に設けられた突片112f31と当接可能な複数の当接片112i11が設けられている。
また、下連結筒部112hは、上連結筒部112iの下部材112i2を一体回転可能に支持する大径部112h1と、大径部112h1の下面と連設された小径部112h2とを有してなり、大径部112h1から小径部112h2に亘ってそれらの外周面に2重の螺旋羽根112kが設けられている。なお、大径部112h1の範囲のみには、螺旋羽根112k以外に2重の螺旋羽根112k1が設けられている。この螺旋羽根112k1は、大径部112h1の範囲について、螺旋羽根112k1が回転することで塵埃を確実に圧縮できるようにしている。
なお、各螺旋羽根112kは、回転することによってダストカップ111内のゴミおよび塵埃を圧縮する機能を有し、それらの下面には複数の小さな突起112k1が形成されている。これらの突起112k1は各螺旋羽根112kの回転時にゴミおよび塵埃と接触して下方へ押しやるため、それによってゴミおよび塵埃の圧縮率が高められる。
図18は図7の集塵装置における除塵機構に設けられたラチェット機構の一部断面平面図であって、(A)は除塵機構の停止状態を示し、(B)は除塵機構の回転状態を示している。
図6、図11、図12および図18に示すように、除塵機構112fは、排気側フィルター112aの中心ボス部112a3内に回転可能に挿通された中心軸112f1と、この中心軸112f1の上端と連結する除塵ユニット112f2と、中心軸112f1の下端と連結すると共に回転時にフィルターケース112bの逆テーパ状の底面と摺接して塵埃をダストカップ111内に落下させる一対のワイパー部材112f3と、中心軸112f1の下端と中心ボス部112a3の下端の間をシールするシール部材112f4とを有する。なお、各ワイパー部材112f3の下端には中心軸112f1を中心とした180°の対向位置に一対の突片112f31が設けられている。
除塵ユニット112f2は、中心軸112f1の上端と連結するラチェット機構112f21と、ラチェット機構112f21の外周に設けられた複数の当接部112f22と、複数の当接部112f22とラチェット機構112f21とを連結する円形枠体112f23とを備える。
ラチェット機構112f21は、中心軸112f1に固定された駆動ギア112f211と、2個のフリーギア112f212と、駆動ギア112f211に2個のフリーギア112f212が噛合するようにこれらを収納する長円形のギアケース112f213とを備える。
また、ギアケース112f213を構成する周囲壁の内面には、駆動ギア112f211が一方向に回転した時のみ各フリーギア112f212の回転を阻止する一対の突起部112f214が点対称位置に設けられている。
実施形態1の場合、図18(A)に示す駆動ギア112f211が時計回りに回転した状態であり、このとき、駆動ギア112f211に噛合する各フリーギア112f212は各突起部112f214から離れた位置に移動して回転する。そのため、駆動ギア112f211の回転力がギアケース112f213には伝達されないため、円形枠体112f23は回転しない。この場合、フリーギア112f212は、空回りする状態になる。
また、実施形態1の場合、図18(B)に示す駆動ギア112f211が反時計回りに回転した状態であり、このとき、駆動ギア112f211に噛合する各フリーギア112f212は各突起部112f214の方へ移動するため、各フリーギア112f212の歯が各突起部112f214に当たり、それによって各フリーギア112f212の回転が阻止される。そのため、駆動ギア112f211の回転力がギアケース112f213に伝達され、円形枠体112f23が回転する。
なお、ラチェット機構112f21におけるいずれか一方のフリーギア112f212と突起部112f214の組み合わせを省略しても、除塵ユニット112f2を前述のように動作させることは可能であるが、1個のフリーギア112f212に過大な力をかけ過ぎることなく除塵ユニット112f2を円滑に動作させることができる上で、駆動ギア112f211の両側にフリーギア112f212および突起部112f214が設けられることが好ましい。
当接部112f22は、排気側フィルター112aのプリーツ状の山に当接する半球部を有する当接部材112f221と、当接部材112f221を排気側フィルター112aの方へ弾発付勢する弾発部材(例えば、コイルスプリング)112f222と、弾発部材112f222および当接部材112f221を保持するよう円形枠体112f23に連結されたホルダ部112f223とを有する。
このように構成された集塵装置110によれば、駆動装置120の除塵駆動部Dからの回転力は、ギア111c3に伝達され、係合凸部111c2および係合凹部112jを介して下連結筒部112hおよび上連結筒部112iに伝達され、当接片112i11および突片112f31を介してワイパー部材112f3および中心軸112f1に伝達される。このとき、中心軸112f1の回転方向が図18(A)で示した時計回りの場合は円形枠体112f2は回転せず、中心軸112f1の回転方向が図18(B)に示した反時計回りの場合は円形枠体112f2が回転して複数の当接部112f22が円運動する。
各当接部112f22が円運動することにより、排気側フィルター112aのプリーツ状の山に衝突して排気側フィルター112aを振動させ、それによって排気側フィルター112aの下面側に付着した塵埃がダストカップ111内に振り落とされる。なお、フィルターケース112bのテーパ部112b3上の塵埃は回転するワイパー部材112f3によってダストカップ111内に落とされる。
なお、図12に示すように、除塵ユニット112f2、排気側フィルター112a、シール部材112S1、シール部材112f4、中心軸112f1およびワイパー部材112f3を組み立てたものが排気フィルターユニット112Aである。
<吸引ホース>
図1に示すように、実施形態1の場合、吸引ホース200は、掃除機本体100に接続される一端を有する可撓性ホース部211、可撓性ホース部211の他端に接続される操作部212および操作部212に設けられたハンドル213を有するホース本体210と、ホース本体210と吸込口体300とを接続する延長ホース220とを備える。
<吸込口体>
図1に示すように、実施形態1の場合、吸込口体300は、吸込口本体310と、接続管330と、吸込口本体310と接続管330とを連結する連結管320とを備える。
吸込口本体310は、その下面に集塵開口部を有すると共に、回転ブラシを集塵開口部に回転可能に有している。また、吸込口本体310の内部には、回転ブラシを回転させるモータおよびモータからの回転力を回転ブラシに伝達する回転力伝達機構が設けられている。
連結管320は吸込口本体310に対して前後方向に首振り可能に連結され、接続管330は連結管320に対して前後方向に首振り可能に接続されている。
また、連結管320は、その軸心廻りに回動可能に相互に連結した第1筒部321および第2筒部322を有してなり、第1筒部321は吸込口本体310と連結し、第2筒部322は接続管330と連結している。
<電気掃除機の動作>
このように構成された本発明の電気掃除機Aは、図1および図3に示すように、電動送風機131を駆動させることにより、被清掃面付近に存在するゴミや塵埃を含む空気は、集塵開口部から吸込口体300内に吸い込まれ、吸引ホース200を介して駆動装置120の差込口121a21に送られ、連結管127を介して集塵装置110のダストカップ111内に旋回しながら流入する。そして、遠心分離により、重いゴミや塵埃がダストカップ111内の底部に溜まり、それよりも軽い塵埃は吸気側フィルター112e(図10参照)にて捕獲される。なお、図3中の実線矢印および点線矢印は気流を表している。
吸気側フィルター112eを通過した細かい塵埃を含む空気は、内筒部112d内を通って排気側フィルター112aに到達し、排気側フィルター112aにて細かい塵埃が捕獲される。そして、排気側フィルター112aを通過した空気は、集塵装置110の排気口112c11通って電動送風機ユニット130の吸気ダクト部材132a内に流入する。
そして、図3と図5に示すように、空気は吸気ダクト部材132aから電動送風機131内に流入して排気口131cから排気ダクト部材132b内に送られる。排気ダクト部材132b内に流入した空気は、下流側通気口132b13から通風経路Vに送られ、通風経路V内でUターンしてフィルター136に到達し、フィルター136にて空気中に含まれる電動送風機131の回転素子から発生する粉塵などのゴミが捕獲される。そして、フィルター136を通過したクリーンな空気は、電動送風機ユニット132の下方の通風経路Vを通って複数の排気孔121a3から外部へ排気される。なお、フィルター136を通過した空気の一部はコードリールCへ送られて冷却した後、排気孔121a3から外部へ排気される。
本発明の電気掃除機Aは、電動送風機131の駆動時または駆動から停止に切り替わった直後に、除塵駆動部Dを駆動させ、それによって集塵装置110の螺旋羽根112kが正回転し(図18(A)参照)、ダストカップ111内のゴミや塵埃を圧縮するように構成されている。このとき、ワイパー部材112f3に設けられた突片112f31と当接可能な複数の当接片112i11とが係止されることで、ワイパー部材112f3も正回転してフィルターケース112b内の塵埃をダストカップ111内に落下させる。このとき、除塵ユニット112f2は回転しないため、複数の当接部112f22が排気側フィルター112aのヒダ山に衝突する衝突音がせず、電気掃除機Aによる騒音が低減する。
さらに、本発明の電気掃除機Aは、電動送風機131の駆動から停止に切り替わった直後に、螺旋羽根112kが逆回転することにより(図18(B)参照)、その回転力が除塵ユニット112f2に伝わって複数の当接部112f22を円運動させて排気側フィルター112aを振動させ、それによって排気側フィルター112aの下面側に付着した塵埃をダストカップ111内に振り落とすように構成されている。このとき、電動送風機131は停止状態であるため清掃音はせず、除塵ユニット112f2による除塵音のみであるため比較的静かである。
<ゴミの廃棄およびフィルターメンテナンス>
本発明の電気掃除機Aによる室内の清掃が終了し、集塵装置110内のゴミを廃棄する際、図1と図7に示すように、まず、ユーザーはハンドル112c2を持ち上げて集塵装置110を駆動装置120から取り外す。そして、ダストカップ111の底蓋111bをロック解除摘み111dを操作することで開けば内部に圧縮されて溜まったゴミが落下して廃棄される。
図6に示すように、駆動装置120から取り外された集塵装置110は、ダストカップ111とフィルターユニット112のフィルターカバー112cとはネジ機構Nによって結合した状態であると共に、フィルターユニット112のフィルターカバー112cとフィルターケース112bとはロック機構112gによって結合した状態である。
そのため、この状態のときにユーザーがロック機構112gの押しボタン部112g12を指で押すことにより、図17(A)と(B)で説明したように揺動片112g11が揺動してフィルターケース112bの段部112b12へ係止していたロック爪112g14の係止が解除しても、排気側フィルター112aおよびフィルターケース112bを上下から挟み込むダストカップ111とフィルターカバー112cとはネジ機構Nにて結合されたままの状態であるため、フィルターカバー112cを開いてフィルター112aを取り外すことはできない。
したがって、集塵装置110のフィルターメンテナンスを行う場合、図6と図14に示すように、ユーザーは、ダストカップ111とフィルターカバー112cとを相対的に回転させてネジ機構Nの雄ネジ部111a3と雌ねじ部112c3との螺合を解除し、ダストカップ111からフィルターユニット112を取り外すという行動に自然と誘導される。このように、ユーザーは、フィルターメンテナンスの際に、フィルターユニット112の内筒部112dに設けられたメッシュ状の吸気側フィルター112eに最初にアクセスすることができ、吸気側フィルターの清掃を優先的に行うことができる(図10、図11および図16参照)。
図10と図11に示すように、ダストカップ111から取り外されたフィルターユニット112は、フィルターカバー112cとフィルターケース112bとロック機構112gによって結合した状態である。したがって、排気側フィルター112aを清掃する際は、図17(A)と(B)で説明したようにロック機構112gの押しボタン112g12を押すことにより、フィルターケース112bの段部112b12へ係止していたロック爪112g14の係止を解除する。そして、この状態を維持しながら、図16に示すように、フィルターカバー112cとフィルターケース112bとを分離させる。このとき、ロック爪112g14がフィルターケース112bの段部112b12を乗り越えた後は、押しボタン112g12から指を離しても再びロックすることはない。
その後、フィルターケース112bから排気側フィルター112aを取り外し、排気側フィルター112aのブラシを用いた清掃や水洗いを行い乾燥させるといったメンテナンスを行うことができる。このとき、排気側フィルター112aには除塵機構112fが組み付けられているため、除塵機構112fを図12に示すように分解して各部品を排気側フィルター112aから取り外してもよい。
フィルターメンテナンス後、図16に示すように、除塵機構112fが組み付けられた排気側フィルター112aをフィルターケース112b内に収納し、フィルターカバー112cをフィルターケース112bに被せる。このとき、図17(B)に示すように、ロック機構112gのロック爪112g14がフィルターケース112bの上方開口端縁112b1の外周面上を摺接しながら乗り越えて段部112b12に係止し、これによってフィルターカバー112cとフィルターケース112bとがロック機構112gによって再び結合する。
なお、ロック爪112g14はフィルターケース112bの段部112b12の全周に亘って係止可能であり、フィルターケース112bに対してフィルターカバー112cを回しロック爪112g14を周方向に移動させても摘み片112b13等の突起物に引っ掛かることはないため、ロック機構112gは摘み片112b13以外の位置にあってもよい。したがって、フィルターケース112bとフィルターカバー112cとの位置は、どこの位置にあっても係止可能である。また、本実施形態では、ロック機構112gは1個所であるが、1個所に限らず複数箇所設けてもよい。
その後、フィルターユニット112の下部をダストカップ111内に挿入しこれらを相対的に回転させて雄ネジ部111a3と雌ネジ部112c3とを螺合させることにより、集塵装置110の組み立てを完了し、集塵装置110を駆動装置120に装着する。なお、フィルターユニット112とダストカップ111との相対的な回転ができなくなったところで雄ネジ部111a3と雌ネジ部112c3とが完全に螺合した状態となり、この状態では常にフィルターユニット112とダストカップ111とが適切な位置関係となるため、この位置関係にユーザーが気を付ける必要はない。なお、後述するストッパ機構によって、フィルターユニット112とダストカップ111とは適切な位置関係となる。
図20は実施形態1におけるダストカップとフィルターユニットとの間に設けられたストッパ機構を説明する図である。また、図21は図20のストッパ機構の作用を説明する図であって、(A)は作用前の状態を示し、(B)は作用時の状態を示している。なお、図20では、フィルターユニット112における排気フィルターユニット112A(図12参照)が図示省略されている。
ストッパ機構は、ダストカップ111の上方開口端縁であって雄ネジ部111a3よりも下方位置に設けられた第1突起部111a4と、フィルターユニット112の112cの下方開口端縁であって雌ネジ部112c3よりも下方位置に設けられた第2突起部112c5とを有してなる。
このストッパ機構は、ダストカップ111とフィルターユニット112とを相対的に回転させてそれらの雄ネジ部111a3と雌ネジ部112c3とを螺合させる際に、それらの相対的な回転が1周以上したときに第1突起部111a4と第2突起部112c5とが当接するように構成されている。これにより、ユーザーは、ネジ止めを完全にした状態を手の感触やストッパ機構の第1突起部111a4と第2突起部112c5との衝突音などで容易に判断することができる。
図22は図20のストッパ機構の変形例を示す図であって、(A)は作用前の状態を示し、(B)は作用時の状態を示している。図22に示すように、ストッパ機構は、第1突起部111a4と第2突起部112c5との当接部分に凹部111a41と凸部112c51とが設けられてもよく、凹部111a41と凸部112c51とが係合するように構成してもよい。このようにすれば、ダストカップ111とフィルターユニット112の雄ネジ部111a3と雌ネジ部112c3のネジ止めが緩み難くなると共に、凹部111a41と凸部112c51とが係合したときの係合音によってユーザーはネジ止めが完全に行われたことを容易に確認できる。
(実施形態2)
実施形態1における集塵装置110から除塵機構112fを省略してもよい。この場合、実施形態1のように自動的に排気側フィルター112aの除塵を行うのではなく、フィルターメンテナンスの際にユーザーが、例えばブラシの柄を使って排気側フィルター112aのプリーツ状の山を擦って振動させて除塵すればよい。
(実施形態3)
実施形態1における集塵装置110から螺旋羽根112k、螺旋羽根112k1を省略してもよい。
(実施形態4)
実施形態1における電気掃除機Aから集塵駆動部Dを省略すると共に、集塵装置110から第1回転力伝達機構111c、第2回転力伝達機構、除塵機構112fおよび螺旋羽根112kを省略してもよい。
(まとめ)
本発明の集塵装置は、電気掃除機の掃除機本体に着脱可能に取り付けられるサイクロン式の集塵装置であって、上方開口部を有するダストカップと、このダストカップの前記上方開口部に着脱可能に取り付けられるフィルターユニットと、前記フィルターユニットと前記ダストカップとを相互に取り外し可能に連結する雄ネジ部および雌ネジ部を有するネジ機構とを備える。
本発明の集塵装置は、次のように構成されてもよい。
(1)前記フィルターユニットは、排気側フィルターと、この排気側フィルターを下方から着脱可能に収納するフィルターケースと、前記フィルターケースに着脱可能に取り付けられて前記排気側フィルターを覆うフィルターカバーと、前記フィルターカバーにて前記排気側フィルターおよび前記フィルターケースを覆う閉状態を解除可能にロックするロック機構とを備え、
前記ネジ機構において、前記ダストカップに前記雄ネジ部が設けられ、前記フィルターカバーに前記雌ネジ部が設けられ、
前記雄ネジ部と前記雌ネジ部との螺合を解除して前記ダストカップから前記フィルターユニットを取り外した状態において、前記ロック機構を解除し前記フィルターカバーを開いて前記フィルターケースから前記排気側フィルターを取り外し可能に構成されてもよい。
このようにすれば、ダストカップからフィルターユニットを取り外さなければロック機構を解除することができないため、フィルターメンテナンス時にユーザーは初めに吸気側フィルターにアクセスできるよう誘導される。そのため、吸気側フィルターのメンテナンス頻度が増加し、この結果、電気掃除機の吸引力低下および電動送風機の過負荷を抑制することができる。
(2)前記フィルターユニットは、前記フィルターを振動させて除塵する除塵機構と、前記掃除機本体側に設けられた駆動ギアの回転力を前記除塵機構に伝達する回転力伝達機構とをさらに備え、
前記除塵機構は、前記排気側フィルターに対して回転可能に設けられた中心軸と、この中心軸と連結すると共に前記排気側フィルターと当接する当接部とを有し、
前記駆動ギアの回転力を前記回転力伝達機構を介して前記中心軸に伝達して回転させることにより、前記当接部が回転して前記排気側フィルターに振動を与えて前記排気側フィルターに付着した塵埃を前記ダストカップ内に落下させるように構成されてもよい。
このようにすれば、フィルターメンテナンスに関して、排気側フィルターの清掃(除塵)は自動化されるため、ユーザーは吸気側フィルターの清掃に専念できる。
(3)前記フィルターユニットは、前記フィルターカバーに水平軸心廻りに揺動可能に取り付けられたハンドルをさらに有し、
前記ハンドルは、前記掃除機本体側に設けられた係止凹部と係脱可能に係合する係止爪を、前記水平軸心と直交する方向に配置された端部に有してもよい。
このようにすれば、ハンドルを持ち上げたときにハンドルが揺動することにより係止爪が係止凹部から離脱し、それによって集塵装置を掃除機本体から取り外せることが可能となる、という簡素なロック機構を構成することが可能となる。
また、このような簡素なロック機構の実現により、ハンドルの下にロック機構を設けることを回避できるため、ハンドルを上方へ湾曲させずフラットに形成することが可能となり、集塵装置の高さを低く抑えることができる。この結果、掃除機本体のコンパクト化を実現することが可能となる。
(4)電気掃除機の掃除機本体に着脱可能に取り付けられるサイクロン式の集塵装置であって、上方開口部を有するダストカップと、このダストカップの前記上方開口部に着脱可能に取り付けられるフィルターユニットとを備え、
前記フィルターユニットは、排気側フィルターと、この排気側フィルターを下方から着脱可能に収納するフィルターケースと、ゴミ圧縮用の螺旋羽根が一体状に形成されて回転可能に設けられた内筒部と、前記排気側フィルターを振動させて除塵する除塵機構とをさらに備え、
前記除塵機構は、前記排気側フィルターに対して回転可能に設けられた中心軸と、この中心軸と連結すると共に前記排気側フィルターと当接する当接部とを有し、
前記除塵機構において、前記中心軸と前記当接部との間に、前記螺旋羽根が前記ダストカップ内のゴミを圧縮する正回転方向に前記中心軸が回転するときに前記当接部を回転させず、前記中心軸が逆回転方向に回転するときに前記当接部を一体状に回転させるラチェット機構が設けられてもよい。
このようにすれば、例えば、電気掃除機による清掃中に中心軸を正回転させることにより螺旋羽根を回転させてダストカップ内のゴミを圧縮できると同時に、当接部を停止させておくことができる。したがって、清掃中に当接部がHAPAフィルターのような排気側フィルターの複数の襞部に衝突し続けることにより発生する衝突音を無くすことができる。この結果、清掃時の電気掃除機の騒音(音量)を低減することができると共に、当接部が排気側フィルターへ長時間衝突することによる破損を抑制することができる。この場合、電気掃除機による清掃終了時に中心軸と共に当接部を逆回転させて排気側フィルターの除塵を行うことができるので、電動送風機の駆動時は当接部を回転させず、電動送風機の停止時に当接部を回転させるようにすることができるため、電気掃除機による清掃中の騒音を低減することができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100 掃除機本体
110 集塵装置
111 ダストカップ
111a3 雄ネジ部
111c 第1回転力伝達機構
112 フィルターユニット
112a 排気側フィルター
112b フィルターケース
112c フィルターカバー
112c2 ハンドル
112c22 係止爪
112c3 雌ネジ部
112c4 水平軸
112d 内筒部
112e 吸気側フィルター
112f 除塵機構
112f1 中心軸
112f21 ラチェット機構
112f22 当接部
112g ロック機構
112k 螺旋羽根
132a12 係止凹部
A 電気掃除機
Dg4 ギア
N ネジ機構

Claims (5)

  1. 電気掃除機の掃除機本体に着脱可能に取り付けられるサイクロン式の集塵装置であって、上方開口部を有するダストカップと、このダストカップの前記上方開口部に着脱可能に取り付けられるフィルターユニットと、前記フィルターユニットと前記ダストカップとを相互に取り外し可能に連結する雄ネジ部および雌ネジ部を有するネジ機構とを備えたことを特徴とする集塵装置。
  2. 前記フィルターユニットは、排気側フィルターと、この排気側フィルターを下方から着脱可能に収納するフィルターケースと、前記フィルターケースに着脱可能に取り付けられて前記排気側フィルターを覆うフィルターカバーと、前記フィルターカバーにて前記排気側フィルターおよび前記フィルターケースを覆う閉状態を解除可能にロックするロック機構とを備え、
    前記ネジ機構において、前記ダストカップに前記雄ネジ部が設けられ、前記フィルターカバーに前記雌ネジ部が設けられ、
    前記雄ネジ部と前記雌ネジ部との螺合を解除して前記ダストカップから前記フィルターユニットを取り外した状態において、前記ロック機構を解除し前記フィルターカバーを開いて前記フィルターケースから前記排気側フィルターを取り外し可能に構成されている請求項1に記載の集塵装置。
  3. 前記フィルターユニットは、前記フィルターを振動させて除塵する除塵機構と、前記掃除機本体側に設けられた駆動ギアの回転力を前記除塵機構に伝達する回転力伝達機構とをさらに備え、
    前記除塵機構は、前記排気側フィルターに対して回転可能に設けられた中心軸と、この中心軸と連結すると共に前記排気側フィルターと当接する当接部とを有し、
    前記駆動ギアの回転力を前記回転力伝達機構を介して前記中心軸に伝達して回転させることにより、前記当接部が回転して前記排気側フィルターに振動を与えて前記排気側フィルターに付着した塵埃を前記ダストカップ内に落下させるように構成されている請求項2に記載の集塵装置。
  4. 前記フィルターユニットは、前記フィルターカバーに水平軸心廻りに揺動可能に取り付けられたハンドルをさらに有し、
    前記ハンドルは、前記掃除機本体側に設けられた係止凹部と係脱可能に係合する係止爪を、前記水平軸心と直交する方向に配置された端部に有している請求項2〜3のいずれか1つに記載の集塵装置。
  5. 電気掃除機の掃除機本体に着脱可能に取り付けられるサイクロン式の集塵装置であって、上方開口部を有するダストカップと、このダストカップの前記上方開口部に着脱可能に取り付けられるフィルターユニットとを備え、
    前記フィルターユニットは、排気側フィルターと、この排気側フィルターを下方から着脱可能に収納するフィルターケースと、ゴミ圧縮用の螺旋羽根が一体状に形成されて回転可能に設けられた内筒部と、前記排気側フィルターを振動させて除塵する除塵機構とをさらに備え、
    前記除塵機構は、前記排気側フィルターに対して回転可能に設けられた中心軸と、この中心軸と連結すると共に前記排気側フィルターと当接する当接部とを有し、
    前記除塵機構において、前記中心軸と前記当接部との間に、前記螺旋羽根が前記ダストカップ内のゴミを圧縮する正回転方向に前記中心軸が回転するときに前記当接部を回転させず、前記中心軸が逆回転方向に回転するときに前記当接部を一体状に回転させるラチェット機構が設けられたことを特徴とする集塵装置。
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