JP2015049975A - 電気コネクタ用ハウジング及び電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の一つの目的は、ケーブルの芯線がシェルに接触導通することを防ぐために絶縁シートを利用した電気コネクタを低背化することにある。
【解決手段】複数のケーブルを保持し、金属製のシェルに覆われる電気コネクタ用ハウジングであって、複数のケーブルの芯線と電気的に接続する、複数の端子の結線部を有するケーブル載置部と、ケーブル載置部よりも高い位置にあり、シェルが載置されるシェル載置部と、ケーブル載置部とシェル載置部との間の高さに位置し、絶縁シートを載置する段差面と、を有する電気コネクタ用ハウジングを提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気コネクタ用のハウジング及び当該ハウジングを含む電気コネクタに関し、特に、金属製のシェルにより信号が保護される電気コネクタ用ハウジング及び当該ハウジングを含む電気コネクタに関する。
パーソナルコンピュータや携帯電子機器等の電子機器には、多くの電子部品が搭載され、半導体集積回路(LSI)やその他の能動・受動部品等を搭載した配線基板、液晶ディスプレイ、RF回路、通信用回路等を接続する電気コネクタが必要となる。そして、RF回路や通信用回路等で用いられる高周波信号は、特に外部ノイズの影響を受けやすく、信号がコネクタを通る際に、外部ノイズの影響を受けて、信号が破壊されてしまうことがある。そこで、コネクタのハウジングを金属製のシェルで覆い、シェルをグランド電位に落として、外部ノイズから信号を保護する必要がある。
ハウジングが、金属製のシェルで覆われたコネクタとして、例えば、特許文献1(特開2005−251433号公報)に記載されたものがある。特許文献1に開示される電気コネクタは、複数の同軸ケーブルを配線基板に接続するためのコネクタであり、ハウジングが、シェルによって覆われている。また、特許文献1に開示される電気コネクタは、複数の同軸ケーブルの芯線をコネクタの端子に接続するために、芯線と端子を半田付けによって接続している。特許文献1は、芯線がシェルと接触導通することを防ぐために、シェルの内面に絶縁シート(絶縁テープ)を貼ることについて開示している。
特開2005−251433号公報
しかしながら、特許文献1に記載のようにシェルの内面に絶縁シートを貼る場合には、シェルの内面とハウジングの上面との間に絶縁シートが存在することとなり、絶縁テープの厚さの分、コネクタの高さが高くなってしまう。近年、電気デバイスや液晶画面の小型化が進み、コネクタの低背化に対する要求が厳しく、例えば、コネクタの高さは、数ミリメートルであるため、絶縁シートの厚さでさえも、無視できない厚さとなる。また、シェルの内側に絶縁シートを貼ると、絶縁シートが、シェルの内面に対して段差を作ることになり、コネクタ組み立て時に、絶縁シートがハウジング等の部品と接触して、剥がれてしまう原因にもなる。
そこで、本発明の一つの目的は、ケーブルの芯線がシェルに接触導通することを防ぐために絶縁シートを利用した電気コネクタを低背化することにある。また、コネクタを組み立てる際に、絶縁シートが、剥がれてしまうことを防ぐために、絶縁シートを他の部品に接触しにくくすることも本発明の目的の一つである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
本発明による電気コネクタ用ハウジングは、複数のケーブルを保持し、金属製のシェルに覆われる電気コネクタ用ハウジングであって、前記複数のケーブルの芯線と電気的に接続する、複数の端子の結線部を有するケーブル載置部と、前記ケーブル載置部よりも高い位置にあり、前記シェルが載置されるシェル載置部と、前記ケーブル載置部と前記シェル載置部との間の高さに位置し、絶縁シートを載置する段差面と、を有する電気コネクタ用ハウジングである。
前記電気コネクタ用ハウジングにおいて、前記結線部よりもケーブル延出側に位置し、グランドバーが配置されるグランドバー配置部を有し、前記段差面のケーブル延出側の端部は、前記グランドバーよりも、ケーブル延出側と逆側に位置することが好ましい。また、前記段差面のケーブル延出側の端部は、前記結線部よりもケーブル延出側にあってもよい。さらに、前記段差面のケーブル延出方向側と逆側の端部は、前記ケーブル載置部のケーブル延出方向側と逆側の端部よりも、ケーブル延出方向側と逆側にあることが好ましい。
前記電気コネクタ用ハウジングの好ましい実施形態においては、前記ケーブル載置部は、前記複数の端子の前記結線部間に上方に突出する突出部を有し、前記段差面は、前記突出部の上端よりも高い位置にある。
本発明はさらに、上述の電気コネクタ用ハウジングと、前記段差面に載置される絶縁シートと、前記シェル載置部に載置され、前記電気コネクタ用ハウジングを覆う金属製のシェルとを有する電気コネクタを提供する。
前記シェルが、ケーブル延出方向にスライドさせることによって固定される電気コネクタにおいて、前記電気コネクタは、特に有効である。
本願において開示される発明により、金属シェルとケーブルの芯線とを絶縁するために絶縁シートを用いた電気コネクタを低背化させることができる。また、コネクタを組み立てる際に、絶縁シートが他の部品と接触しにくくなる。
本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタ及び基板側コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタの構成を示す分解側面図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタの上シェルの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタの下シェルの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタのハウジングの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタにおいて、下シェルを取り付けた状態のハウジングのシェル取り付け領域付近を拡大した部分拡大平面図である。 図6に示されるA−A断面の断面図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタにおいて、複数の同軸ケーブルを載置した状態のハウジングの部分拡大平面図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタの組み立てを完了させた後の状態における、図7と同位置の断面図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタの組み立てにおいて、上シェルを取り付ける途中の様子を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタの組み立てにおいて、上シェルの取り付けを完了した後の様子を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタの組み立てにおいて、上シェルの取り付けを完了した後において、下側から見た平面を、シェル取り付け領域を中心に拡大して示す部分拡大平面図である。 図12の領域Bによって示される、上シェルと下シェルとの係合部分付近をさらに拡大して示す部分拡大平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態によるケーブル側コネクタ100及び基板側コネクタ200から構成される電気コネクタセット1の嵌合前の状態を示す斜視図である。
複数のケーブル2の末端に取り付けられるケーブル側コネクタ100は、配線基板(図示せず)に実装される基板側コネクタ200と着脱自在に嵌合させることができる。ケーブル側コネクタ100を基板側コネクタ200に嵌合させると、ケーブル側コネクタ100の下側に位置する端子21(図5等参照)が、基板側コネクタ200の端子230に接触するため、複数のケーブル2の芯線が基板配線に電気的に接続する。
基板側コネクタ200は、ハウジング210と、ハウジング210を覆うように取り付けられる金属製のシェル220と、ハウジング210の下側から上方向に挿入されて、取り付けられる端子230とを有する。基板側コネクタ200のハウジング210は、長手方向(ケーブル配列方向)に延びており、ケーブル側コネクタ100の端子と同じ間隔(ピッチ)で端子230を保持している。
ケーブル側コネクタ100の上シェル10の前壁片14が、グランド電位の基板側コネクタ200のシェル220の外面に接触することによって、シールド性能が向上する。また、ケーブル側コネクタ100の下側に取り付けられる下シェル30(図2等参照)も又、基板側コネクタ200のシェル220に接触することによって、グランド電位になり、信号を外部ノイズから保護する。基板側コネクタ200の長手方向の両端内側にあるロック用凸部240が、ケーブル側コネクタ100の上シェル10の両側外面に設けられた孔13aに嵌ることによって両コネクタ間でのロックが実現すると共にシェル同士(上シェル10、下シェル30、シェル220)が接触して、シールド性が向上する。
図2は、ケーブル側コネクタ100の構成を示す分解側面図であり、ハウジング20に下シェル30のみが取り付けられた状態を示す。ケーブル側コネクタ100は、上シェル10、端子21を保持したハウジング20及び下シェル30からなる。また、ケーブル側コネクタ100は、絶縁シート7を備えることによって、ケーブル2の芯線3を上シェル10から確実に絶縁する。本実施形態においては、シェルが、二つの部品に分かれていて、二つのシェル10、30がハウジング20を挟み込んで、ケーブル側コネクタ100が組まれる構造をしているが、本発明において、シェルは、例えば、一つであってもよいし、三つ以上でもよい。ケーブル2の芯線3をハウジング20に保持された端子21に半田付けすることによって、電気的に接続する。そして、絶縁シート7をハウジング20に載置し、さらに、上シェル10をハウジング20に取り付ける。ケーブル2は、同軸ケーブルであり、銅線などの中心導体(芯線3)、ポリエチレンなどの誘電体4、網組導線などの外部導体(図示せず)、ビニルなどの絶縁性の外皮5などから構成される。また、複数の同軸ケーブル2の外部導体は、金属製のグランドバー6に挟持されていて、グランドバー6を介して、互いに電気的に接続されている。グランドバー6は、コネクタ1の組み立て後において、上シェル10及び下シェル30と電気的に接続して、外部導体が、グランド電位になるようにする。グランド電位になった外部導体は、ノイズを低減させて、芯線3を通る信号を保護する。本実施形態においては、複数のケーブル2は、同軸ケーブルであるが、これに限定されるものではなく、本発明に係る電気コネクタと共に通常(ディスクリートケーブルなど)の電線を用いることも可能である。
図3は、ケーブル側コネクタ100の上シェル10の構成を示す斜視図である。上シェル10は、ケーブル側コネクタ100の長手方向(X方向、ケーブル配列方向)に延びる本体部11と、この本体部11の長手方向の両側端部から下側(Z2方向)に向けて折り曲げられた第1係止片12及び第2係止片13、並びに、短手方向(Y方向、ケーブル延出方向)の奥側(Y2側、ケーブル延出側と逆側)において下側に向けて折り曲げられた前壁片14を有する。すなわち、第1係止片12、第2係止片13及び前壁片14は、それぞれ、コネクタ100が組み立てられた状態では、ハウジング20側に折り曲げられたものである。第1係止片12及び第2係止片13のそれぞれは、短手方向及び長手方向において異なる位置に形成される。具体的には、第1係止片12は、短手方向にあたっては第2係止片13よりもケーブル延出側から見て手前側(Y2側、ケーブル延出側)の位置に設けられており、長手方向にあっては第2係止片13よりも内側の位置に設けられている。上述の通り、第2係止片13は、孔13aが設けられており、基板側コネクタ200のロック用凸部240と嵌合して、ケーブル側コネクタ100と基板側コネクタ200とをロックする。また、第1係止片12は、L字形状をしており、本体部11と接続し、下方向に延びる根元部12bと根元部12bの先側から短手方向の手前側に延びるL片12aとからなる。L片12aは、後述するように、下シェル30の折り曲げ片34と係合して、両シェル10、30を固定する。
また、上シェル10の本体部11の手前側には、所定の間隔をもって複数の孔15が形成されている。電気コネクタ100の組み立て後に、孔15を利用して、上側シェル10とグランドバー6の間を半田付けにより接合し、グランドバー6に挟持される同軸ケーブル2を固定すると共に、上シェル10及びグランドバー6を介して、同軸ケーブル2の外部導体をグランド電位にすることができる。なお、上シェル10は、平板状(板状)の導電性金属(ステンレス等)を、金型で打ち抜き、その後に折り曲げ加工をすることによって成形される。
図4は、ケーブル側コネクタ100の下シェル30の構成を示す斜視図である。下シェル30は、長手方向に延びる本体部31と、この本体部31の長手方向の両側端部から上側(Z1側)に折り曲げられた側壁片33と、本体部31のケーブル延出側から見て奥側(Y2側)において、側方からみてU字形状になり、先端が上側に向くように折り曲げられた挿入部32を有する。また、側壁片33は、先端部において長手方向外側に向けて折り曲げられた折り曲げ片34を有する。折り曲げ片34は、組み立てた状態において、上シェル10のL片12aと係合する。なお、下シェル30も、上シェル10と同様に、平板状(板状)の導電性金属(ステンレス等)板を、金型で打ち抜き、その後折り曲げ加工することによって、成形される。
図5は、ケーブル側コネクタ100の端子付ハウジング20の構成を示す斜視図である。ハウジング20の中心部からケーブル延出側には、ケーブル載置部22がある。ケーブル載置部22は、長手方向に所定の間隔を持って配置される複数の端子21を有している。ケーブル載置部22に露出している端子21の結線部21aは、半田付けされることによって、ケーブル2の芯線3と電気的に接続する。端子21は、基板側コネクタ200の相手端子230と接触する接点部21d(図7等参照)を有し、接点部21dが相手端子230と接触することによって、ケーブル2の芯線3は、端子21及び相手端子230を介して、基板上の回路と電気的に接続する。本実施形態においては、端子21は、ハウジング20と一体形成されているが、別部品としての端子をハウジングに取り付ける構成であってもよい。
ケーブル載置部22よりも高い位置にあるハウジング20の上面は、上シェル10を載置する上シェル載置部27となっている。上シェル載置部27は、上方から見て、ケーブル延出側(Y1側、手前側)の辺を欠いた略コの字形状をしているが、本発明においては、別の形状であってもよい。また、本実施形態においては、上シェル載置部27は、面状になっているが、これに限られるものではなく、例えば、上シェルの形状に合わせて凹凸があってもよい。
また、ハウジング20は、長手方向の両側端域に、上シェル10と下シェル20が取り付けられるシェル取り付け領域23を有する。ハウジング20の短手方向の奥側(Y2側、ケーブル延出側と逆側)の側面には、凸部29が設けられ、組み立て時に上シェル10の前壁片14に設けられた孔に嵌るようになっている。ハウジング20の長手方向の両側にあるシェル取り付け領域23には、短手方向の手前側(Y1側、ケーブル延出側)に延びるスリット24と、下シェル30の側壁片33(第3係止部、図4参照)が取り付けられる下シェル取り付け部分26が形成される。取り付け部分26には長手方向の外側に向けて突出して形成された押さえ部26aが設けられている。
図6は、下シェル30を取り付けた状態にあるハウジング20のシェル取り付け領域23付近を拡大した部分拡大平面図である。図7は、図6に示されるA−A断面の断面図である。図8は、グランドバー6に挟持された複数の同軸ケーブル2を載置した状態のハウジング20の部分拡大平面図である。図9は、組み立てを完了させた後の状態のケーブル側コネクタの断面図である。図9の断面は、図7と同位置を示す。また、図9では、ケーブル2が、端子21に半田付けされているが、ケーブル2及び半田9は、断面ではなく、側方から見た形状を示す。
図6及び図7に示されるように、ケーブル載置面22は、各端子21間に、上方に向けて突出する突出部22aを有している。突出部22aは、芯線3を所定の端子21の結線部21a上に配置し易くする。また、突出部22aにより、結線部21a上に配置された芯線3が端子21の結線部21aに半田付けされる前に、結線部21a上から外れてしまうことを防ぐことができる。ハウジング20の長手方向の両端内側の短手方向の手前側(Y1側、ケーブル延出側)には、長手方向の外側にくぼんだ溝状のグランドバー配置部25が設けられている。図8に示されるように、グランドバー6の長手方向の両端を、グランドバー配置部25に配置し、グランドバー6の位置決めをすることができる。
上シェル載置部27の内側には、絶縁シート7を載置する絶縁シート載置面28が設けられている。絶縁シート載置面28は、上方から見て、ケーブル載置部22を囲み、短手方向の手前側の辺を欠いた略コの字形状の面である。すなわち、絶縁シート載置面28は、ケーブル載置部22よりも短手方向奥側(Y2側)に位置し、長手方向(X方向)に延びる奥側部分28xと、奥側部分28xの長手方向の両端から短手方向の手前側(Y1側)に伸びる両端部分28yから構成される。両端部分28yの間には、ケーブル載置部22が位置する。
図7から示されるように、絶縁シート載置面28は、上シェル載置部27に対する段差面であり、ケーブル載置部22と上シェル載置部27との間の高さにある。絶縁シート載置面28と上シェル載置部27との高さ方向の距離28aは、絶縁シート7の厚みよりも大きい。すなわち、図9に示されるように、絶縁シート7を絶縁シート載置面28に載置した状態において、絶縁シート7の上面8が、上シェル載置面27よりも下方に位置する。絶縁シート7の上面8が上シェル載置部27よりも下方に位置することにより、上シェル10をハウジング20に取り付ける際に、上シェル10が絶縁シート7に接触しにくくなり、絶縁シート7が剥がれにくくなる。特に、本実施形態のように、上シェル10を、上シェル載置部27に載置後にスライド移動させてハウジング20に取り付ける構成では、上シェル10のスライド移動により絶縁シート7が剥がれやすくなるため、絶縁シート7の上面が上シェル載置部27よりも低い高さに位置することは、絶縁シート7を剥がすことなく組み立てを行う上で重要である。
また、絶縁シート載置面28を設けることにより、絶縁シート7の高さをハウジング20の高さの一部とすることができるため、ケーブル側コネクタ100の全体の高さを低くすることが、可能となる。当然、絶縁シート載置面28と上シェル載置部27との高さ方向の距離28aを大きくして、取り扱いの容易さや、強度などによって本来必要となるハウジングの高さを超えてしまうと、ケーブル側コネクタ100の全体の高さが高くなってしまうため、距離28aは、絶縁シートの厚みに近い方が好ましい。本実施形態においては、絶縁シート載置面28と上シェル載置部27の上下方向の距離28aは、0.1mm程度である。また、本実施形態においては、絶縁シート7は、距離28aよりも小さい0.03〜0.08mm程度の厚みのものを用いることが好ましい。なお、本実施形態においては、ケーブル載置部22(端子21の結線部21a)と絶縁シート載置面28との高さ方向の距離28bは、0.25mm程度である。
また、絶縁シート載置面28は、突出部22aの上端よりも高い位置にある。これは、絶縁シートを絶縁シート載置面28に載置した状態において、突出部22aが、絶縁シートに接触して、絶縁シートを押し上げることを防ぐためである。
絶縁シート載置面28に、絶縁シート7を載置することによって、図9に示されるように、組み立て後において、上シェル10と芯線3との間に絶縁シート7が位置することになる。そのため、芯線3を端子21に接続するための半田9が、上シェル10に触れるような高さまで上方に突出してしまった場合であっても、信号が通る芯線7とグランド電位にある上シェル10とが、直接接触して短絡することを防止することができる。また、例えば、芯線3と端子21との半田付けが不十分で、芯線3が端子21から外れて、浮いてしまった場合であっても絶縁シートにより、芯線3が上シェル10に接触することはなく、通常大電流が流れる危険な短絡状態での故障ではなく、信号線のオープン状態での故障となり、より安全な製品開発に役立つ。
図9に示されるように、絶縁シート載置面28の奥側の端部28dは、結線部21aの奥側の端部21cよりも奥側に位置する。本実施形態においては、ハウジング20の奥側の内壁面22bと、結線部21aの奥側の端部21cとが接しているが、内壁面22bと端部21cとが接していない実施形態の場合には、絶縁シート載置面28の奥側の端部28dは、絶縁シート7とハウジング20の奥側内壁面22bとの間に隙間ができないように、ケーブル載置部22よりも奥側に位置することが好ましいと言える。
一方で、端子21の結線部21a上に、芯線3を配置し、半田付けするため、絶縁シート載置面28の手前側の端部28cは、端子21の結線部21aの手前側の端部21bよりも、手前側(Y1側、ケーブル延出側)に位置する。すなわち、ケーブル載置面28は、短手方向について結線部21aを内側に含んでいる。さらに、本実施形態においては、絶縁シート載置面28の手前側の端部28cが、ケーブル2の誘電体4が露出する範囲の上方に位置する。このことにより、芯線3が露出する範囲のうち手前側(Y1側)を覆うことができ、芯線3と上シェル10との短絡を防ぐことができる。また、絶縁シート7の手前側の端部28cを誘電体4上に載置することができ、特に芯数が多い場合(絶縁シートが長手方向(X方向)に長い場合)に、絶縁シートを下側から支えることで絶縁シートの姿勢の安定化につながる。図9に示される実施形態においては、絶縁シート7は、絶縁シート載置面28の手前側の端部28cから奥側端部28dまでの幅を持つが、絶縁シート7よりも幅が狭い絶縁シートを用いることもできる。すなわち、絶縁シートを絶縁シート載置面28に載置した状態において、この絶縁シートの奥側(Y2側)の端部28dが、結線部21aの奥側の端部21cと絶縁シート載置面28の奥側の端部28dとの間に位置する範囲で調整すればよい。絶縁シート7よりも、奥側部分28xの短手方向の幅の一部に相当する長さだけ幅狭に絶縁シートを切り出すことが可能である。絶縁シートの切り出し作業の正確性について、奥側部分28xの短手方向の幅の一部に相当する長さだけ余裕があり、作業性を向上させることができる。同様に、両端部分28yの長手方向の長さだけ、絶縁シートの長手方向に関する切り出し作業について、正確性について余裕を持たせることができる。
図8に戻ると、絶縁シート載置面28の短手方向(Y方向、ケーブル延出方向)の手前側(Y1側、ケーブル延出側)の端部28cは、グランドバー配置部25よりも奥側(Y2側、ケーブル延出側と逆側)に位置し、図8に示すように短手方向において誘電体4の範囲内に位置ことが好ましい。絶縁シートがグランドバー6と上シェル10との間に挟まり、グランドバー6が、上シェル10に接触しなくなると、グランドバー6がグランド電位とならず、同軸ケーブルの外部導体がグランド電位にならなくなることを防ぐためである。なお、ディスクリートケーブルを用いる場合には、図8で誘電体4がある位置にはディスクリートケーブルの外皮(絶縁体)が配置されるようにすることが好ましい。
上述の通り、本実施形態においては、絶縁シート載置面28は、略コの字形状の面である。しかし、絶縁シートを絶縁シート載置面に載置した状態において、絶縁シートが、ケーブル載置部上の空間と上シェルが位置する空間との間を分け隔て、芯線と上シェルとの短絡を防ぐことができれば、絶縁シート載置面は、別の形状であってもよい。
ケーブル側コネクタ100は、例えば、以下のように組み立てられる。
(1)下シェル30をハウジング20に取り付ける。
端子21を一体成形したハウジング20に対して、下シェル30を下側から上方に移動させて、下シェルの挿入部32がハウジング20の対応する溝20a(図7又は図9参照)に挿入させて、保持させると共に、下シェル30の側壁片33が、ハウジング20の下シェル取り付け部26に取り付けられる。図2に示されるように、下シェル30をハウジング20に取り付けると、下シェル30の折り曲げ片34が、押さえ部26aの下側に位置することになる。
(2)ケーブル2をハウジング20に取り付ける。
グランドバー6によって、整列して挟持されている複数のケーブル2をハウジング20に配置する。図8に示されるように、グランドバー6の長手方向の両端をグランドバー配置部25に配置することにより、グランドバー6の位置決めをすることができる。ケーブル2をハウジング20に配置した後に、芯線3を、半田付けにより端子21の結線部21aに接続する。
(3)絶縁シート7をハウジング20に載置する。
絶縁シート載置面28に合わせて切り取られた絶縁シート7を絶縁シート載置面28に載置する。例えば、絶縁シート7のY1側の端部を、絶縁シート載置面28の手前側の端部28c上に位置する側壁28eに当接させて位置決めし、絶縁シート7をシート載置面28側に倒して、絶縁シート7をシート載置面28に載置する。側壁28eを利用して、絶縁シート7を位置決めすることによって、絶縁シート7が、芯線3と上シェル10との間に確実に位置することになる。すなわち、絶縁シート7のY方向の幅は、シート載置面28のY方向の幅よりも短く切り取ることが通常であるが、絶縁シート7のY2側の端部が、端部28cを基準に、絶縁シート載置面28の奥側部分28x上まで達すれば、芯線3を覆うことができる。また、絶縁シート載置面28に対面する絶縁シート7の下面には、粘着剤が塗布されており、粘着剤によって、絶縁シート7を、絶縁シート載置面上に貼り付けて、固定することが通常である。しかし、粘着剤を用いなくても、ハウジング20及び上シェル10といった他の部品によって絶縁シートの位置決めをすることは可能であり、本発明を実施する場合に、粘着剤を用いることは必須ではない。つまり、本発明を実施する場合において、絶縁シート載置面28上に載置した絶縁シート7は、粘着剤等により固定させてもよいし、固定させなくてもよい。例えば、ハウジング20の絶縁シート載置面28及びその周囲の壁面(28e等)並びに上シェル10の下面により、粘着剤を用いることなく、絶縁シート7を絶縁シート載置面28上に位置決めをすることもできる。
(4)上シェル10をハウジング20に取り付ける。
図10から図13を用いて上シェル10の取り付け方法を説明する。図10は、上シェル10をハウジング20に取り付けている途中の状態を示し、図11は、上シェル10のハウジング20への取り付けが完了した後の状態を示す。また、図12は、上シェル10のハウジング20への取り付けが完了した後の状態において、シェル取り付け領域23付近を拡大して、下側から見た部分拡大平面図である。さらに図13は、図12のBによって示される、上シェル10と下シェル30との係合部分をさらに拡大して示す部分拡大平面図である。
まず、上シェル10をハウジング20の上側から下方に移動させて、上シェル10を上シェル載置部27に載置し、上シェル10と下シェル30とがハウジング20を挟みこんだ状態にする。図10と図11に示される上シェル10の位置を比較すれば理解できるように、上シェル10の最初の載置位置(図10参照)は、最終的な位置(図11参照)よりも短手方向の奥側(Y2側、ケーブル延出側と逆側)にある。また、上シェル10の第1係止片12は、ハウジング20のスリット24の内部に位置する。スリット24により、ハウジング20に対する上シェル10の長手方向の位置決めがなされる。
上シェル10を上シェル載置部27に載置して、上シェル10と下シェル30とがハウジング20を挟み込んだ状態で、下シェル30に対して上シェル10をスリット24に沿って、短手方向の手前側(Y1側、ケーブル延出側)にスライド移動させる。第1係止片12の根元部分12bの手前側の側面12cが、ハウジング20の押さえ部26aの奥側の側面26bに接触するので、上シェル10の手前側へのスライド移動が規制される。また、上シェル10のスライド移動後には、上シェル10の第1係止片12のL片12aが下シェル30の側壁片33の折り曲げ片34の下側に位置するとともに、凸部29(図5参照)が、上シェル10の前壁片14に設けられた孔に嵌合するため、上シェル10が、上側に移動することも規制される。さらに、下シェル30の側壁片33には、長手方向の外側に向けて係止突起33aが形成されている。上シェル10の第1係止片12には、長手方向の内側に向けて係止突起12dが設けられている。図12及び図13に示されるように、上シェル10をスライド移動させると、上シェル10の係止突起12dが、下シェルの係止突起33aよりも手前側に位置するようになる。一度、上シェル10の係止突起12dを下シェル30の係止突起33aよりも手前側に移動させると、上シェル10を奥側にスライド移動をさせようとしても、係止突起12dと係止突起33aとが係合して、奥側へのスライド移動が規制される。従って、ハウジング20の押さえ部26aの奥側の側面26bと、係止突起33aとによって、上シェル10の短手方向の位置決めがなされる。本実施形態においては、上シェル10の長手方向の両端にある第1係止片12に係止突起12dが設けられているため、例えば、本体部11の奥側に係止片を設けて、ハウジング20の上面に設けた溝に係合し、上シェル10を固定する場合と比べて、コネクタの短手方向の大きさを小さくすることが可能になる。また、上シェル10及び下シェル30は、共に金属製であるため、ハウジング等の樹脂性の部品と金属製の部品とを係合させる場合と異なり、部品が削れにくく耐久性に優れている。また、樹脂製の部品が、金属製の部品によって削れると、削られたもの(樹脂のゴミ)が、他の部品との間に入るなどして、不具合の原因となりえる。すなわち、本実施形態においては、金属製部品同士を係合させることにより、不具合を減少させることができると言える。
第1係止片12は、内側に突出した導電用突起12eを有している。導電用突起12eは、下シェル10の側壁片33と接触し、上シェル10と下シェル30とを電気的に接続させる。係止突起12dと係止突起33aとの接触は、本来電気的な接続を行うためのものではなく、接触面積が比較的小さく、電気接続の観点から不十分であることがある。一方で、導電用突起12bは、組み立て後の状態において、下シェル30の側壁片を長手方向内側に押圧することにより、上シェル10と下シェル30との電気的接続を安定化することができる。また、上シェル10が、振動等により、短手方向にスライド移動したり、上下方向に移動したりしても、上シェル10と下シェル30との電気的な接続を維持することが可能である。本実施形態においては、組み立て後において、上シェル10の第1係止片12が、下シェル30の側壁片33の外側に位置するが、例えば、第1係止片に係止突起を設け、当該係止片に係合する係止突起を側壁片が持てば、上シェルの第1係止片が、下シェルの側壁片の内側に位置する構成で上シェル固定することも可能である。また、導電要突起を下シェルに設けることも可能である。
本実施形態では、ハウジング20が、絶縁シート載置面28を有しているため、絶縁シートの上面が、上シェル載置部27よりも下方に位置する。従って、上シェル10を取り付ける際に、絶縁シート7が、上シェル10等と接触しにくく、組み立て時において、絶縁シート7がハウジング20から剥がれにくい。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1:電気コネクタセット
2:ケーブル
3:芯線
4:誘電体
5:外皮
6:グランドバー
7:絶縁シート
8:絶縁シートの上面
9:半田
10:上シェル
11:本体部
12:第1係止片
12a:L片
12b:第1系紙片の根元部分
12c:根元部分のケーブル延出側側面
12d:係止突起
12e:導電用突起
13:第2係止片
13a:孔
14:前壁片
14a:前壁片
15:孔
20:ハウジング
20a:溝
21:端子
21a:結線部
21b:手前側の端部
21c:奥側の端部
21d:接点部
22:ケーブル載置部
22a:突出部
22b:奥側内壁面
23:シェル取り付け領域
24:スリット
25:グランドバー配置部
26:下シェル取り付け部
26a:押さえ部
26b:奥側の側面
27:上シェル載置面
28:絶縁シート載置面
28a:絶縁シート載置面と上シェル載置部との上下方向の距離
28b:ケーブル載置部と絶縁シート載置面との上下方向の距離
28c:絶縁シート載置面の手前側の端部
28d:絶縁シート載置面の奥側の端部
28e:端部28c上の側壁
28x:奥側部分
28y:両端部分
29:凸部
30:下シェル
31:本体部
32:挿入部
33:側壁片
33a:係止突起
34:折り曲げ片
100:ケーブル側コネクタ
200:基板側コネクタ
210:ハウジング
220:シェル
230:端子
240:ロック用凸部

Claims (7)

  1. 複数のケーブルを保持し、金属製のシェルに覆われる電気コネクタ用ハウジングであって、
    前記複数のケーブルの芯線と電気的に接続する、複数の端子の結線部を有するケーブル載置部と、
    前記ケーブル載置部よりも高い位置にあり、前記シェルが載置されるシェル載置部と、
    前記ケーブル載置部と前記シェル載置部との間の高さに位置し、絶縁シートを載置する段差面と、
    を有する電気コネクタ用ハウジング。
  2. 前記結線部よりもケーブル延出側に位置し、グランドバーが配置されるグランドバー配置部を有し、
    前記段差面のケーブル延出側の端部は、前記グランドバー配置部よりも、ケーブル延出側と逆側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ用ハウジング。
  3. 前記段差面のケーブル延出側の端部は、前記結線部よりもケーブル延出側にある、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気コネクタ用ハウジング。
  4. 前記段差面のケーブル延出方向側と逆側の端部は、前記ケーブル載置部のケーブル延出方向側と逆側の端部よりも、ケーブル延出方向側と逆側にある、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気コネクタ用ハウジング。
  5. 前記ケーブル載置部は、前記複数の端子の前記結線部間に上方に突出する突出部を有し、
    前記段差面は、前記突出部の上端よりも高い位置にある、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気コネクタ用ハウジング。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電気コネクタ用ハウジングと、
    前記段差面に載置される絶縁シートと、
    前記シェル載置部に載置され、前記電気コネクタ用ハウジングを覆う金属製のシェルと、
    を有する電気コネクタ。
  7. 前記シェルは、ケーブル延出方向にスライドさせることによって前記電気コネクタに固定されることを特徴とする請求項6に記載の電気コネクタ。
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