JP2017004631A - コネクタ装置 - Google Patents

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辰幸 榊原
Tatsuyuki Sakakibara
辰幸 榊原
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Abstract

【課題】配線板状部材が装着されるコネクタ装置であって、配線板状部材の装着を極めて簡単で容易な作業をもって行うことができ、配線板状部材を装着するための組立作業性の改善が図られたものを提供する。
【解決手段】シグナルコンタクト部材13と、グラウンドコンタクト部材14と、それらを支持し、グラウンドコンタクト部材14に設けられたシェル部18(18A,18B)によって覆われる端面部51aを有した絶縁ハウジング部材15とを備えて構成され、絶縁ハウジング部材15の端面部15aとそれを覆うシェル部18の部分との間に板状部材収容空間20が形成されて、板状部材収容空間20内に配線板状部材11が挿入されたとき、シグナルコンタクト部材13とグラウンドコンタクト部材14とが配線板状部材11に電気的に接続される状態が自動的にとられる。
【選択図】図12

Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、シグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた配線板状部材のシグナル用導体及びグラウンド用導体に夫々接触接続される、互いに絶縁されたシグナルコンタクト部材及びグラウンドコンタクト部材を備えて成り、他のコネクタ装置である相手方コネクタ装置に連結されるコネクタ装置に関する。
複数の電気/電子部品,電気装置あるいは電子機器間等における高周波シグナルの伝送には、中心導体とそれを内部絶縁体を介して包囲する外側導体とが表皮絶縁体により被覆されて成る同軸ケーブル、あるいは、外部ノイズの影響を受け難いシグナル伝送路を形成するための工夫がなされたもとでシグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた配線板状部材(高周波シグナル用の配線基板部材)が用いられることが多い。例えば、高周波シグナル用の配線基板部材が高周波シグナルを扱う回路基板に接続されて、当該回路基板への外部からの高周波シグナルの配線基板部材を通じた伝送、あるいは、当該回路基板からその外部への配線基板部材を通じた高周波シグナルの伝送が行われる。
高周波シグナル用の配線基板部材が高周波シグナルを扱う回路基板に接続されるにあたっては、配線基板部材に設けられたグラウンド導体に接続されるグラウンド部材を備えたコネクタ装置に配線基板部材が装着され、そのコネクタ装置が、例えば、回路基板において扱われる高周波シグナルが供給される中心シグナルコンタクト部と中心シグナルコンタクト部を包囲して配されてグラウンド電位が与えられる環状グラウンドコンタクト部とを備えて回路基板に取り付けられた相手方コネクタ装置に連結するようになすことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されているコネクタ装置(同軸コネクタ(10)) は、導電性金属により形成されていて、高周波シグナル用の配線基板部材(FPC(60))に設けられたグラウンド導体(グランド導体(63)) に接続されるグラウンド部材(シェル(20)) を備えている。グラウンド部材(20) は、筒状の接触嵌合部(シェル接触部(31)) と、配線基板部材(60)に設けられたグラウンド導体(63)に当接して接触接続されるグラウンド接触部(第1バネ部(43)及び第2バネ部(44)) とを有している。さらに、グラウンド部材(20) には、配線基板部材(60)に設けられた切り欠き部(66)に係合する係合部(45) ,配線基板部材(60)の側縁部に当接して配線基板部材(60)についての位置決めを行う突起部(47)、及び、配線基板部材(60)をグラウンド部材(20) に固定すべく折り曲げられる固定部(48)が設けられている。
このようなもとで、配線基板部材(60)は、それに設けられたシグナル導体(信号導体(62)) が有するシグナル用接点(接触部(62a))がグラウンド部材(20) における筒状の接触嵌合部(31)の内側に対応する位置に配されるようにされ、さらに、それに設けられたグラウンド導体(63)がグラウンド部材(20) におけるグラウンド接触部(43)及び(44)に接触接続されて、グラウンド部材(20) に装着される。斯かる際には、グラウンド部材(20) における突起部(47)が配線基板部材(60)の側縁部に当接するとともに、グラウンド部材(20) における係合部(45) が配線基板部材(60)に設けられた切り欠き部(66)に係合して、配線基板部材(60)を位置決めし、また、グラウンド部材(20) における固定部(48)が折り曲げられてその端縁部が配線基板部材(60)に設けられた表側絶縁層(64)に押圧当接せしめられるものとされて、配線基板部材(60)をグラウンド部材(20) に固定する。
そして、このようにして配線基板部材(60)がグラウンド部材(20) に装着されたコネクタ装置(10)は、シグナルコンタクト部(相手側コンタクト(71)) とシグナルコンタクト部(71)を包囲するものとされたグラウンドコンタクト部(相手側シェル(72)) とを備えて、回路基板(プリント基板やFPC)に搭載された相手方コネクタ装置(相手側コネクタ(70)) に嵌合連結される。その際には、コネクタ装置(10)のグラウンド部材(20) における接触嵌合部(31)が相手方コネクタ装置(70)におけるグラウンドコンタクト部(72)に嵌合して接触接続されて、接触嵌合部(31)とグラウンドコンタクト部(72)とが電気的接続状態におかれ、また、グラウンド部材(20) に装着された配線基板部材(60)におけるシグナル導体(62)が有するシグナル用接点(62a) に、相手方コネクタ装置(70)におけるグラウンドコンタクト部(72)により包囲されたシグナルコンタクト部(71)が直接的に当接接触して、シグナル用接点(62a) とシグナルコンタクト部(71)とが電気的接続状態におかれる。その結果、コネクタ装置(10)のグラウンド部材(20) に装着された配線基板部材(60)が、相手方コネクタ装置(70)が搭載された回路基板に電気的に接続される。
特開2014−82119号公報
上述の特許文献1に開示されている従来提案されているコネクタ装置(10)においては、それが備えるグラウンド部材(20) に配線基板部材(60)が装着されるが、配線基板部材(60)をグラウンド部材(20) に装着するにあたっては、グラウンド部材(20) における突起部(47)を配線基板部材(60)の側縁部に当接させるとともに、グラウンド部材(20) における係合部(45) を配線基板部材(60)に設けられた切り欠き部(66)に係合させて、それにより配線基板部材(60)を位置決めしたもとにおいて、グラウンド部材(20) における固定部(48)を、その端縁部が配線基板部材(60)に設けられた表側絶縁層(64)に押圧当接するように折り曲げて、配線基板部材(60)をグラウンド部材(20) に固定するという煩わしい作業が必要とされる。それゆえ、コネクタ装置(10)にあっては、配線基板部材(60)をグラウンド部材(20) に装着するための組立作業性が悪いという問題が内在していることになる。
また、配線基板部材(60)がグラウンド部材(20) に装着されたコネクタ装置(10)が、回路基板に搭載された相手方コネクタ装置(70)に嵌合連結されるときには、グラウンド部材(20) に装着された配線基板部材(60)におけるシグナル導体(62)が有するシグナル用接点(62a) に、相手方コネクタ装置(70)におけるシグナルコンタクト部(71)が直接的に当接接触することにより、シグナル用接点(62a) とシグナルコンタクト部(71)との電気的接続状態がとられる。従って、コネクタ装置(10)の相手方コネクタ装置(70)との嵌合連結と嵌合連結の解除とが繰り返さる場合には、それに伴って、シグナル用接点(62a) に対するシグナルコンタクト部(71)の当接接触と当接接触の解除とが繰り返されることになり、その結果、配線基板部材(60)に配されたシグナル用接点(62a) の変形や削れが生じて、シグナル用接点(62a) とシグナルコンタクト部(71)との電気的接続が信頼性に欠けるものとなってしまう虞がある。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、シグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた配線板状部材が装着される状態がとられ、装着された配線板状部材におけるシグナル用導体及びグラウンド用導体に夫々接触接続される、互いに絶縁されたシグナルコンタクト部材及びグラウンドコンタクト部材を備えて、他のコネクタ装置である相手方コネクタ装置に連結されて使用されるものとして構成され、配線板状部材の装着を極めて簡単で容易な作業をもって行うことができて、配線板状部材を装着するための組立作業性の改善が図られ、しかも、相手方コネクタ装置との連結と連結解除とが繰り返される場合においても、配線板状部材のシグナル用導体と相手方コネクタ装置のシグナルコンタクト部との電気的接続及び配線板状部材のグラウンド用導体と相手方コネクタ装置のグラウンドコンタクト部との電気的接続との夫々における信頼性の低下がまねかれないコネクタ装置を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明に係るコネクタ装置(以下、本願発明に係るコネクタ装置という。)は、外部シグナルコンタクト部に係合して接触接続される接触係合部を有したシグナルコンタクト部材と、シグナルコンタクト部材の接触係合部の周囲に配されて外部グラウンドコンタクト部に嵌合して接触接続される接触嵌合部及びそれから伸びるシェル部を有したグラウンドコンタクト部材と、シグナルコンタクト部材とグラウンドコンタクト部材とを相互絶縁状態をもって支持し、シェル部によって覆われる端面部を有した絶縁ハウジング部材とを備えて構成され、シグナルコンタクト部材に、絶縁ハウジング部材の端面部からその外部に突出し、配線板状部材のシグナル用導体におけるシグナル接点部に接触接続されるシグナル接触部が設けられるとともに、グラウンドコンタクト部材におけるシェル部の、絶縁ハウジング部材の端面部を覆いシグナル接触部に対向する部分に、配線板状部材のグラウンド用導体におけるグラウンド接点部に接触接続されるグラウンド接触部が設けられ、絶縁ハウジング部材の端面部とそれを覆うシェル部の部分との間に板状部材収容空間が形成されて、板状部材収容空間内に配線板状部材が配されたとき、シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が配線板状部材のシグナル接点部に接触するとともにグラウンドコンタクト部材におけるグラウンド接触部が配線板状部材のグラウンド接点部に接触して、シグナルコンタクト部材とグラウンドコンタクト部材とが配線板状部材に対する電気的接続状態におかれることを特徴とするものとされる。
このような本願発明に係るコネクタ装置にあっては、例えば、シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が、絶縁ハウジング部材の端面部からグラウンド接触部が設けられたグラウンドコンタクト部材におけるシェル部のシグナル接触部に対向する部分に向かって突出する弾性変位部を成すものとされ、板状部材収容空間内に配線板状部材が配されたとき、配線板状部材におけるシグナル接点部に当接して配線板状部材をそれにおけるグラウンド接点部に接触したグラウンド接触部側へと弾性押圧するものとされる。
また、例えば、板状部材収容空間は、それに、配線板状部材がグラウンドコンタクト部材の接触嵌合部の外部グラウンドコンタクト部に対する嵌合方向に直交する方向に沿って挿入されて配されるものとされ、グラウンドコンタクト部材には、板状部材収容空間内に配線板状部材が配されたとき、その配線板状部材に当接して配線板状部材を位置決めする位置決め当接部と配線板状部材に設けられた係合部に係合して配線板状部材を係止する係止部とが設けられる。
従って、板状部材収容空間内に、シグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた配線板状部材が、例えば、グラウンドコンタクト部材の接触嵌合部の外部グラウンドコンタクト部に対する嵌合方向に直交する方向に沿って挿入されて配されると、シグナルコンタクト部材のシグナル接触部が配線板状部材のシグナル用導体におけるシグナル接点部に接触するとともにグラウンドコンタクト部材におけるグラウンド接触部が配線板状部材のグラウンド用導体におけるグラウンド接点部に接触する状態が自動的にとられ、その際、例えば、シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が、配線板状部材をグラウンドコンタクト部材におけるグラウンド接触部側へと弾性押圧する。さらに、板状部材収容空間内に配された配線板状部材は、例えば、グラウンドコンタクト部材に設けられた位置決め当接部により位置決めされるとともに、同じくグラウンドコンタクト部材に設けられた係止部により係止される。
上述の本願発明に係るコネクタ装置においては、絶縁ハウジング部材の端面部とそれを覆うシェル部の部分との間に形成された板状部材収容空間内に、シグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた配線板状部材が、例えば、グラウンドコンタクト部材の接触嵌合部の外部グラウンドコンタクト部に対する嵌合方向に直交する方向に沿って挿入されて配されると、シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が配線板状部材のシグナル用導体におけるシグナル接点部に接触するとともにグラウンドコンタクト部材におけるグラウンド接触部が配線板状部材のグラウンド用導体におけるグラウンド接点部に接触する状態が自動的にとられ、その際、例えば、シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が、配線板状部材をグラウンドコンタクト部材におけるグラウンド接触部側へと押圧することにより、配線板状部材のシグナル接点部に対するシグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部の接触接続及び配線板状部材のグラウンド接点部に対するグラウンドコンタクト部材におけるグラウンド接触部の接触接続が、確実かつ安定に行われるものとされ、さらに、板状部材収容空間内に配された配線板状部材が、例えば、グラウンドコンタクト部材に設けられた位置決め当接部により位置決めされるとともに、同じくグラウンドコンタクト部材に設けられた係止部により係止されるものとされて、板状部材収容空間内における適正な位置をとる状態を維持するものとされるので、配線板状部材の装着を極めて簡単で容易な作業をもって行うことができて、配線板状部材を装着するための組立作業性の改善が図られることになる。
しかも、本願発明に係るコネクタ装置にあっては、例えば、相手方コネクタ装置のシグナルコンタクト部とされる、外部シグナルコンタクト部を、配線板状部材のシグナル用導体におけるシグナル接点部に、直接的に当接接触させることなく、シグナルコンタクト部材を介して接続して、配線板状部材のシグナル接点部との電気的接続状態をとらせるので、例えば、本願発明に係るコネクタ装置の相手方コネクタ装置との連結と連結解除とが繰り返される場合においても、配線板状部材のシグナル用導体におけるシグナル接点部の変形や削れが生じる事態を回避することができ、その結果、配線板状部材のシグナル用導体と相手方コネクタ装置のシグナルコンタクト部との電気的接続及び配線板状部材のグラウンド用導体と相手方コネクタ装置のグラウンドコンタクト部との電気的接続との夫々における信頼性の低下がまねかれないことになる。
本願発明に係るコネクタ装置の一例をそれに装着される配線板状部材と共に示す斜視図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例を示す斜視図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例を示す底面側から見た斜視図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例を示す底面図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例が備えるグラウンドコンタクト部材を示す斜視図である。 図4におけるVI−VI線断面を示す断面図である。 図4における VII−VII 線断面を示す断面図である。 図1に示される配線板状部材を示す平面図である。 図1に示される配線板状部材を示す底面図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例に図1に示される配線板状部材が装着された状態を示す斜視図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例に図1に示される配線板状部材が装着された状態を示す底面図である。 図11における XII−XII 線断面を示す断面図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例が嵌合連結される相手方コネクタ装置の一例を示す斜視図である。 本願発明に係るコネクタ装置の一例がそれに図1に示される配線板状部材が装着されたもとで図13に示される相手方コネクタ装置に嵌合連結された状態を示す断面図である。
本願発明を実施するための形態は、以下に述べられる本願発明についての実施例をもって説明される。
図1は、本願発明に係るコネクタ装置の一例とそれに装着される配線板状部材とを示す。図1に示される本願発明に係るコネクタ装置の一例を成すコネクタ装置10は、実際の使用にあたっては、シグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた図1に示される配線板状部材11が装着されたもとで、回路基板における部品搭載面に取り付けられた相手方コネクタ装置(一例が基板側コネクタ装置40として後述される図13に示されている。)に嵌合連結される。
コネクタ装置10は、図2〜図4にも示されるように、主要構成要素として、導電性材料により形成されたシグナルコンタクト部材13と、導電性材料により形成されたグラウンドコンタクト部材14と、合成樹脂材等の絶縁材料により形成されてシグナルコンタクト部材13とグラウンドコンタクト部材14とを相互絶縁状態をもって支持する絶縁ハウジング部材15と、を備えて構成されている。絶縁ハウジング部材15は、相互対向する一対の端面部である第1の端面部15aと第2の端面部15bとを有している。
シグナルコンタクト部材13は、コネクタ装置10が相手方コネクタ装置に嵌合連結されたもとにおいて当該相手方コネクタ装置のシグナルコンタクト部とされる外部シグナルコンタクト部に係合して接触接続される接触係合部16を有しており、接触係合部16が、絶縁ハウジング部材15に形成されて第2の端面部15bに開口する矩形孔15c内に収容されるものとされて、絶縁ハウジング部材15により支持されている。また、グラウンドコンタクト部材14は、コネクタ装置10が相手方コネクタ装置に嵌合連結されたもとにおいて当該相手方コネクタ装置のグラウンドコンタクト部とされる外部グラウンドコンタクト部に嵌合して接触接続される接触嵌合部17を有しており、接触嵌合部17が、シグナルコンタクト部材13の接触係合部16の周囲に配されて接触係合部16を包囲するものとされて、絶縁ハウジング部材15により支持されている。さらに、グラウンドコンタクト部材14は、接触嵌合部17に加えて、接触嵌合部17から伸びて絶縁ハウジング15の第1の端面部15aを覆うシェル部18を有している。
グラウンドコンタクト部材14を単独で示す図5に明瞭に示されるように、グラウンドコンタクト部材14の接触嵌合部17は、筒状体を成すものとされており、その筒状体の仮想中心軸線に沿う方向に伸びるスリット17aが形成されていて、スリット17aの幅を狭める方向の弾性力を生じる弾性を具えたものとされている。そして、接触嵌合部17は、それが成す筒状体の仮想中心軸線に沿う方向を嵌合方向として外部グラウンドコンタクト部に嵌合し、その際、外部グラウンドコンタクト部にスリット17aの幅を狭める方向の弾性力を作用させる。
また、グラウンドコンタクト部材14のシェル部18は、相互対向配置された一対のシェル半体18A及び18Bを含んで構成されており、シェル半体18Aが屈曲連結部19Aによって接触嵌合部17に連結されていて、シェル半体18Bが屈曲連結部19Bによって接触嵌合部17に連結されている。それにより、シェル部18の全体が、接触嵌合部17から伸びるものとされている。
このようにして、シグナルコンタクト部材13とグラウンドコンタクト部材14とを相互絶縁状態をもって支持し、相互対向する第1の端面部15aと第2の端面部15bとを有した絶縁ハウジング部材15を備えているコネクタ装置10にあっては、図4におけるVI−VI線断面を示す図6及び図4における VII−VII 線断面を示す図7に示されるように、絶縁ハウジング部材15の第1の端面部15aと、一対のシェル半体18A及び18Bとを含んで構成されたシェル部18における第1の端面部15aを覆う部分と、の間に、配線板状部材11が配される板状部材収容空間20が形成されている。そして、シグナルコンタクト部材13に、絶縁ハウジング部材15の第1の端面部15aから第1の端面部15aの外部である板状部材収容空間20内に突出する弾性変位部を成すシグナル接触部21が設けられている。また、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Aの絶縁ハウジング部材15の第1の端面部15aを覆いシグナルコンタクト部材13のシグナル接触部21に対向する部分に、グラウンド接触部22Aが板状部材収容空間20内に突出するものとして設けられているとともに、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Bの絶縁ハウジング部材15の第1の端面部15aを覆いシグナルコンタクト部材13のシグナル接触部21に対向する部分に、グラウンド接触部22Bが板状部材収容空間20内に突出するものとして設けられている。従って、シグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21は、絶縁ハウジング部材15の第1の端面部15aからグラウンド接触部22A及び22Bが夫々設けられたシェル半体18A及び18Bの各々のシグナル接触部21に対向する部分に向かって突出する弾性変位部を成していることになる。
さらに、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Aには、板状部材収容空間20に配線板状部材11が配されたとき、配線板状部材11に当接して配線板状部材11を位置決めする位置決め当接部23Aと配線板状部材11における係合部35(図1)に係合して配線板状部材11を係止する係止部24Aとが設けられている。同様に、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Bには、板状部材収容空間20に配線板状部材11が配されたとき、配線板状部材11に当接して配線板状部材11を位置決めする位置決め当接部23Bと配線板状部材11における係合部36(図1)に係合して配線板状部材11を係止する係止部24Bとが設けられている。
図1に示される配線板状部材11は、誘電体材料で形成された全体として矩形板状体を成す基体30と基体30を挟んで相互対向配置された一対の補強板部材31及び32を備えて構成されている。基体30の外面を部分的に覆う補強板部材31及び32の夫々は、絶縁体を成すものとされている。基体30には、配線部を構成するシグナル用導体とグラウンド用導体とが配されており、図8にも示されるように、グラウンド用導体は、それにおける一対のグラウンド接点部33が補強板部材31を貫通してその外部に露出するものとされており、また、図9に示されるように、シグナル用導体は、それにおけるシグナル接点部34が補強板部材32を貫通してその外部に露出するものとされている。そして、配線板状部材11には、その長手方向の一端部側に、各々が段部を形成する一対の係合部35及び36が設けられている。
配線板状部材11がコネクタ装置10に装着される際には、図1,図6及び図7に示される板状部材収容空間20に、配線板状部材11が、一対の係合部35及び36が設けられた端部を先頭にして、グラウンドコンタクト部材14における接触嵌合部17の外部グラウンドコンタクト部に対する嵌合方向に直交する方向に沿って挿入されて、図10,図11及び図11における XII−XII 線断面を示す図12に示されるように、配線板状部材11における一対の補強板部材31及び32が配された部分が、板状部材収容空間20内に配される状態がとられる。
配線板状部材11が板状部材収容空間20に挿入されるときには、板状部材収容空間20内において、配線板状部材11における一対の係合部35及び36が設けられた端部が、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Aに設けられた係止部24A及びグラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Bに設けられた係止部24Bに当接して、係止部24A及び24Bの夫々を、それが弾性変位を生じて板状部材収容空間20内から一時的に退避する方向に押圧する。その後、配線板状部材11が板状部材収容空間20に更に挿入されると、配線板状部材11の端部が係止部24A及び24Bを通り過ぎて係止部24A及び24Bから外れ、それにより、係止部24A及び24Bの夫々が自己の弾性復元力によって元の位置に戻り、係止部24Aが配線板状部材11における係合部35に係合するとともに係止部24Bが配線板状部材11における係合部36に係合して、係止部24A及び24Bが配線板状部材11を係止する。
また、このとき、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Aに設けられた位置決め当接部23A及びグラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Bに設けられた位置決め当接部23Bが、板状部材収容空間20内において、配線板状部材11における一対の係合部35及び36が設けられた端部に当接して、配線板状部材11の位置決めを行う。従って、板状部材収容空間20内においては、配線板状部材11における一対の補強板部材31及び32が配された部分が、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18A及び18Bに夫々設けられた位置決め当接部23A及び23Bによる位置決めを受けるとともに、シェル半体18A及び18Bに夫々設けられた係止部24A及び24Bによる係止を受けて、適正かつ安定に配されることになる。
このようにして、コネクタ装置10における板状部材収容空間20に配線板状部材11における一対の補強板部材31及び32が配された部分が配されて、コネクタ装置10に配線板状部材11が装着されたたもとにあっては、図12に示されるように、コネクタ装置10のシグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21が、配線板状部材11における補強板部材32を貫通してその外部に露出するシグナル用導体のシグナル接点部34に当接接触するとともに、コネクタ装置10のグラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Bに設けられたグラウンド接触部22Bが配線板状部材11における補強板部材31を貫通してその外部に露出するグラウンド用導体の一対のグラウンド接点部33の一方に当接接触する。さらに、図示が省略されているが、コネクタ装置10のグラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18を構成するシェル半体18Aに設けられたグラウンド接触部22Aも、配線板状部材11における補強板部材31を貫通してその外部に露出するグラウンド用導体の一対のグラウンド接点部33の他方に当接接触する。
斯かる際、配線板状部材11におけるシグナル用導体のシグナル接点部34に当接接触するシグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21は、配線板状部材11を、シェル半体18Aのシグナル接触部21に対向する部分及びシェル半体18Bのシグナル接触部21に対向する部分に夫々設けられたグラウンド接触部22A及び22B側へと弾性押圧する弾性押圧部を形成している。それにより、配線板状部材11は、それにおけるシグナル用導体のシグナル接点部34にシグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21が当接接触し、それによりグラウンドコンタクト部材14におけるグラウンド接触部22A及び22B側へと押圧されるもとで、それにおけるグラウンド用導体の一対のグラウンド接点部33にグラウンドコンタクト部材14におけるグラウンド接触部22A及び22Bが当接接触するものとされ、それにより、シグナル用導体のシグナル接点部34に対するシグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21の当接接触、及び、グラウンド用導体のグラウンド接点部33に対するグラウンドコンタクト部材14におけるグラウンド接触部22A及び22Bの当接接触が確実かつ安定に行われることになる。
図13は、配線板状部材11が装着されたコネクタ装置10が嵌合連結せしめられる相手方コネクタ装置の一例を成す基板側コネクタ装置40を示す。基板側コネクタ装置40は、実際の使用にあたっては、回路基板41(図14に示されている。)における部品搭載面上に固定される。
基板側コネクタ装置40は、合成樹脂材等の絶縁材料により形成されて、基板側コネクタ装置40が固定される回路基板41の部品搭載面上に配される絶縁基体43を備えている。絶縁基体43は、基板側コネクタ装置40が固定される回路基板41の部品搭載面に対接する底面部分とそれに対向する上面部分とを有している。
また、基板側コネクタ装置40は、例えば、合金板材とされる弾性を有した導電材料により形成され、絶縁基体43を底面部分側から上面部分側へと貫通して、絶縁基体43に組み付けられるシグナルコンタクト部45を備えている。シグナルコンタクト部45には、絶縁基体43において底面部分側から上面部分側へと伸びる円柱状部を成す接触接続部45aと,絶縁基体43の底面部分において接触接続部45aから絶縁基体43の外部へと伸びるシグナル用接続部45bとが設けられている。接触接続部45aは、基板側コネクタ装置40に嵌合接続されたコネクタ装置10のシグナルコンタクト部材13における接触係合部16が係合して接触接続されるものとされ、シグナル用接続部45bは、絶縁基体43が配される部品搭載面を有する回路基板41に設けられたシグナル端子(図示が省略されている。)に、例えば、半田付けにより接続される。
さらに、基板側コネクタ装置40は、例えば、合金板材とされる弾性を有した導電材料により形成され、絶縁基体43の上面部分に配される環状体を成すものとして絶縁基体43に組み付けられたグラウンドコンタクト部46を備えている。グラウンドコンタクト部46には、それから絶縁基体43を貫通して絶縁基体43の底面部分側において絶縁基体43の外部へと伸びる複数のグラウンド接続部46aが設けられている。グラウンドコンタクト部46は、基板側コネクタ装置40に嵌合連結されたコネクタ装置10におけるグラウンドコンタクト部材14における接触嵌合部17が嵌合して接触接続されるものとされ、グラウンド接続部46aは、絶縁基体43が配される部品搭載面を有した回路基板41に設けられたグラウンド端子47(図14に示されている。)に、例えば、半田付けにより接続される。
そして、図14に示されるように、上述のようにして回路基板41における部品搭載面上に固定された基板側コネクタ装置40に、前述の配線板状部材11が装着されたコネクタ装置10が嵌合連結される。
配線板状部材11が装着されたコネクタ装置10が、回路基板41における部品搭載面上に固定された基板側コネクタ装置40に嵌合連結されたもとにあっては,コネクタ装置10のグラウンドコンタクト部材14における接触嵌合部17が、基板側コネクタ装置40のグラウンドコンタクト部46に嵌合して接触接続される。それとともに、コネクタ装置10における絶縁ハウジング部材15の第2の端面部15bが、基板側コネクタ装置40のグラウンドコンタクト部46の内側に配されて、絶縁ハウジング部材15に形成されて第2の端面部15bに開口する矩形孔15c内に、基板側コネクタ装置40のシグナルコンタクト部45における接触接続部45aが挿入され、矩形孔15c内に収容されたコネクタ装置10におけるシグナルコンタクト部材13における接触係合部16が、基板側コネクタ装置40のシグナルコンタクト部45における接触接続部45aに係合して接触接続される。
このようにして、コネクタ装置10のグラウンドコンタクト部材14における接触嵌合部17が、基板側コネクタ装置40のグラウンドコンタクト部46に嵌合して接触接続されることにより、コネクタ装置10のグラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18に設けられたグラウンド接触部22A及び22Bとの電気的接続がなされた配線板状部材11のグラウンド用導体が、グラウンドコンタクト部材14におけるシェル部18及び接触嵌合部17と基板側コネクタ装置40のグラウンドコンタクト部46とを介して、回路基板41に設けられたグラウンド端子47に電気的に連結されることになり、また、コネクタ装置10のシグナルコンタクト部材13における接触係合部16が、基板側コネクタ装置40のシグナルコンタクト部45における接触接続部45aに係合して接触接続されることにより、コネクタ装置10のシグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21との電気的接続がなされた配線板状部材11のシグナル用導体が、シグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21及び接触係合部16と基板側コネクタ装置40のシグナルコンタクト部45における接触接続部45aを介して、回路基板41に設けられたシグナル端子に電気的に連結されることになる。
上述のような本願発明に係るコネクタ装置の一例を成すコネクタ装置10においては、絶縁ハウジング部材15の第1の端面部15aとそれを覆うシェル部18の部分との間に形成された板状部材収容空間20内に、シグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた配線板状部材11が、グラウンドコンタクト部材14の接触嵌合部17の基板側コネクタ装置40のグラウンドコンタクト部46に対する嵌合方向に直交する方向に沿って挿入されて配されると、シグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21が配線板状部材11のシグナル用導体におけるシグナル接点部34に当接接触するとともにグラウンドコンタクト部材14におけるグラウンド接触部22A及び22Bが配線板状部材11のグラウンド用導体における一対のグラウンド接点部33に当接接触する状態が自動的にとられ、その際、シグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21が、配線板状部材11をグラウンドコンタクト部材14におけるグラウンド接触部22A及び22Bへと弾性押圧することにより、配線板状部材11のシグナル接点部34に対するシグナルコンタクト部材13におけるシグナル接触部21の接触接続及び配線板状部材11の一対のグラウンド接点部33に対するグラウンドコンタクト部材14におけるグラウンド接触部22A及び22Bの接触接続が、確実かつ安定に行われるものとされる。さらに、コネクタ装置10においては、板状部材収容空間20内に配された配線板状部材11が、グラウンドコンタクト部材14に設けられた位置決め当接部23A及び23Bにより位置決めされるとともに、同じくグラウンドコンタクト部材14に設けられた係止部24A及び24Bにより係止されるものとされて、板状部材収容空間20内における適正な位置をとる状態を維持するものとされるので、配線板状部材11の装着を極めて簡単で容易な作業をもって行うことができて、配線板状部材11を装着するための組立作業性の改善が図られることになる。
しかも、コネクタ装置10にあっては、基板側コネクタ装置40のシグナルコンタクト部45を、配線板状部材11のシグナル用導体におけるシグナル接点部34に、直接的に当接接触させることなく、シグナルコンタクト部材13を介して接続して、配線板状部材11のシグナル接点部34との電気的接続状態をとらせるので、例えば、配線板状部材11が装着されたコネクタ装置10の基板側コネクタ装置40との連結と連結解除とが繰り返される場合においても、配線板状部材11のシグナル用導体におけるシグナル接点部34の変形や削れが生じる事態を回避することができ、その結果、配線板状部材11のシグナル用導体と基板側コネクタ装置40のシグナルコンタクト部45との電気的接続及び配線板状部材11のグラウンド用導体と基板側コネクタ装置40のグラウンドコンタクト部46との電気的接続との夫々における信頼性の低下がまねかれないことになる。
以上のような本願発明に係るコネクタ装置は、シグナル用導体とグラウンド用導体とが設けられた配線板状部材が装着される状態がとられ、装着された配線板状部材におけるシグナル用導体及びグラウンド用導体に夫々接触接続される互いに絶縁されたシグナルコンタクト部材及びグラウンドコンタクト部材を備えて、他のコネクタ装置である相手方コネクタ装置に連結されて使用されるものとされるもとで、配線板状部材の装着を極めて簡単で容易な作業をもって行うことができて、配線板状部材を装着するための組立作業性の改善が図られ、しかも、相手方コネクタ装置との連結と連結解除とが繰り返される場合においても、配線板状部材のシグナル用導体と相手方コネクタ装置のシグナルコンタクト部との電気的接続及び配線板状部材のグラウンド用導体と相手方コネクタ装置のグラウンドコンタクト部との電気的接続との夫々における信頼性の低下がまねかれないものとして、各種の電子機器等に広く適用され得るものである。
10・・・コネクタ装置, 11・・・配線板状部材, 13・・・シグナルコンタクト部材, 14・・・グラウンドコンタクト部材, 15・・・絶縁ハウジング部材, 15a・・・第1の端面部, 15b・・・第2の端面部, 16・・・接触係合部, 17・・・接触嵌合部, 18・・・シェル部, 18A,18B・・・シェル半体, 19A,19B・・・屈曲連結部, 20・・・板状部材収容空間, 21・・・シグナル接触部, 22A,22B・・・グラウンド接触部, 23A,23B・・・位置決め当接部, 24A,24B・・・係止部, 30・・・基体, 31,32・・・補強板部材, 33・・・グラウンド接点部, 34・・・シグナル接点部, 35,36・・・係合部, 40・・・基板側コネクタ装置(相手方コネクタ装置), 41・・・回路基板, 43・・・絶縁基体, 45・・・シグナルコンタクト部, 45a・・・接触接続部, 45b・・・シグナル用接続部, 46・・・グラウンドコンタクト部, 46a・・・グラウンド接続部

Claims (6)

  1. 外部シグナルコンタクト部に係合して接触接続される接触係合部を有したシグナルコンタクト部材と、
    上記接触係合部の周囲に配されて外部グラウンドコンタクト部に嵌合して接触接続される接触嵌合部及び該接触嵌合部から伸びるシェル部を有したグラウンドコンタクト部材と、
    上記シグナルコンタクト部材と上記グラウンドコンタクト部材とを相互絶縁状態をもって支持し、上記シェル部によって覆われる端面部を有した絶縁ハウジング部材と、
    を備えて構成され、
    上記シグナルコンタクト部材に、上記絶縁ハウジング部材の端面部から該端面部の外部に突出し、配線板状部材のシグナル用導体におけるシグナル接点部に接触接続されるシグナル接触部が設けられるとともに、
    上記グラウンドコンタクト部材におけるシェル部の、上記絶縁ハウジング部材の端面部を覆い上記シグナル接触部に対向する部分に、上記配線板状部材のグラウンド用導体におけるグラウンド接点部に接触接続されるグラウンド接触部が設けられ、
    上記絶縁ハウジング部材の端面部と該端面部を覆う上記シェル部の部分との間に板状部材収容空間が形成されて、該板状部材収容空間内に上記配線板状部材が配されたとき、上記シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が上記シグナル接点部に接触するとともに上記グラウンドコンタクト部材におけるグラウンド接触部が上記グラウンド接点部に接触して、上記シグナルコンタクト部材と上記グラウンドコンタクト部材とが上記配線板状部材に対する電気的接続状態におかれることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 上記シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が、上記絶縁ハウジング部材の端面部から上記グラウンド接触部が設けられた上記グラウンドコンタクト部材におけるシェル部の上記シグナル接触部に対向する部分に向かって突出する弾性変位部を成すことを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 上記シグナルコンタクト部材におけるシグナル接触部が、弾性を具えたものとされ、上記板状部材収容空間内に上記配線板状部材が配されたとき、該配線板状部材における上記シグナル接点部に当接して上記配線板状部材を上記グラウンドコンタクト部材におけるシェル部の上記シグナル接触部に対向する部分に設けられた上記グラウンド接触部側へと弾性押圧する弾性押圧部を形成していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  4. 上記配線板状部材が配される上記板状部材収容空間が、該板状部材収容空間内に上記配線板状部材が上記グラウンドコンタクト部材の接触嵌合部の上記外部グラウンドコンタクト部に対する嵌合方向に直交する方向に沿って挿入されるものとされることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  5. 上記グラウンドコンタクト部材におけるシェル部が相互対向配置された一対のシェル半体を備えて構成され、該一対のシェル半体の各々に上記グラウンド接触部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  6. 上記グラウンドコンタクト部材が、上記板状部材収容空間内に上記配線板状部材が配されたとき、該配線板状部材に当接して該配線板状部材を位置決めする位置決め当接部と上記配線板状部材に設けられた係合部に係合して該配線板状部材を係止する係止部とが設けられたものとされることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
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