JP2015049725A - メール自動再送装置 - Google Patents

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Yoshihiro Kagiyama
佳宏 鍵山
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Abstract

【課題】返信や関連した動作を伴うメールを自動再送して着信を確実に知らせる。【解決手段】メール自動再送指示部(8)によって、メールデータ管理部(5)に対して、メールの自動再送が指示されると、上記メールデータ管理部(5)は、自動再送が指示された当該メールのデータあるいは当該メールの情報をメール自動再送管理部(13)に送出して自動再送登録を行い、上記メール自動再送管理部(13)は、情報監視部(11)から、情報取得部(10)で取得された取得情報が情報設定部(12)で設定された設定情報になったことを表す信号が出力されると、上記自動再送登録されている当該メールを、本メール自動再送装置および本メール自動再送装置と同じメールアカウントが設定された端末装置に宛てて再送信する。【選択図】図1

Description

この発明は、受信したメールを他の場所に自動的に再送するメール自動再送装置に関する。
携帯電話やスマートフォン(以下、携帯端末と言う)の普及によって、ユーザーは場所を問わず携帯端末によりメールを受信して内容を確認することができるようになった。さらに、近年の携帯端末の高機能化によって、主に短文のテキスト形式で送信されるキャリアメールだけではなく、従来はパーソナルコンピュータのメールソフトで表示することが前提とされていた長文メールやHTMLメールについても、携帯端末でストレス無く表示や確認を行うことができるようになっている。
また、メールサーバの大容量化に伴い、受信した携帯端末側でメールを管理するPOP3に代わって、サーバ側でメールを管理するIMAPやMicrosoft Exchange Activesyncプロトコルへの対応が、サーバとクライアントとの双方で進んでいる。また、タブレット端末の普及が急速に進んでいる。これらのことから、例えば、携帯端末とタブレット端末とで同じメールアカウントを設定しておくと、携帯端末で受信して読み終えたメールを、タブレット端末でも自動的に受信できる。さらに、それだけではなく、自動的に既読の状態に更新されるので、タブレット端末でメールを確認する際に、携帯端末で既に読んだメールを再度開かずに済むので、利便性が大幅に向上している。
ところで、受信したメールの内容によっては、ただ読むだけではなく、差出人に返信したり、あるいは、メール本文に記載されているURLへアクセスして、そのサイトを閲覧したり、手続きを行ったり、商品を購入したりする場合がある。ところが、これらの動作については、緊急性が無い場合はメールを携帯端末で受信した際に直ぐにその携帯端末で行わずに、別の場所へ移動してから、その場所で使用可能なより視認性がよく操作がし易いタブレット端末を使用して行うケースが考えられる。
その際に、上述のような場所の移動後に取る動作の予定を忘れないように、例えば、該当メールを未読の状態に戻したり、フラグを付けたりして、何かしらのマークを残しておく方法がある。ところが、移動後にメールを確認しない場合には、上記マークに気付かずに、移動後に取るべき行動を忘れたままになる可能性がある、という問題点がある。
このような問題点に対処する方法として、特開2005‐115424号公報(特許文献1)に開示された携帯端末がある。上記特許文献1に開示された従来の携帯端末においては、ユーザーが受信メールを閲覧した際に、返信を要するものである場合には、返信アラーム表示の時刻と表示時間間隔とを入力する。そうすると、返信アラーム表示時刻になったメールがあると、アラーム音を送出すると共に、返信アラーム通知画面を表示する。そして、ユーザーが返信の指示を行うと、該当メールのメール情報に基づいて返信メール画面を生成して表示するようにしている。
しかしながら、上記従来の携帯端末においては、返信アラーム表示時刻になったメールがあると返信アラーム通知画面を表示するのであるが、ユーザーが携帯端末を確認しなければ、返信アラーム通知画面の表示には気付かない。また、アラーム音も送出するのであるが、ユーザーがマナーモードに設定している場合には気付かないことになる。したがって、ユーザーが携帯端末をマナーモードに設定し、然も携帯端末を確認しない場合には、結局返信アラーム通知に気付かないという問題点が残ることになる。
さらに、ユーザーは、上記受信メールを閲覧した際に、返信アラーム表示の時刻と表示時間間隔とを入力するのであるが、この返信アラーム表示の時刻を設定する時点で、ユーザー自身が「返信アラーム表示の時刻」として何時に設定すれば最適なのかが分からない場合があるという問題がある。また、返信アラーム表示の時刻を設定する際に、その都度月,日,時,分を順番に設定する必要があり、面倒であるという問題もある。
特開2005‐115424号公報
そこで、この発明の課題は、操作者が携帯端末を見ない場合やマナーモードに設定している場合であっても、返信あるいは関連した動作を伴うメールの着信を知らせることが可能なメール自動再送装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のメール自動再送装置は、
通信網を介して受信したメールを自動的に再送するメール自動再送装置であって、
上記受信したメールのデータを管理するメールデータ管理部と、
ユーザーによって操作されて、上記メールデータ管理部に対して、メールの自動再送を指示するメール自動再送指示部と、
上記メールデータ管理部で管理されているメールを、上記通信網を介して再送信するメール自動再送管理部と、
ユーザーの指示により、位置情報および上記通信網へのアクセスポイント情報のうちの少なくとも何れか一方を設定する情報設定部と、
本メール自動再送装置の現在の位置を表す位置情報あるいは本メール自動再送装置が接続された上記アクセスポイントの情報を取得する情報取得部と、
上記情報取得部で取得された取得情報を監視して、上記取得情報が上記情報設定部で設定された設定情報になると、上記取得情報が上記設定情報になったことを表す信号を出力する情報監視部と
を備え、
上記メール自動再送指示部によって、上記メールデータ管理部に対して、メールの自動再送が指示されると、
上記メールデータ管理部は、自動再送が指示された当該メールのデータあるいは当該メールの情報を上記メール自動再送管理部に送出して自動再送登録を行い、
上記メール自動再送管理部は、上記情報監視部から上記信号の出力があると、上記自動再送登録されている当該メールを、本メール自動再送装置および本メール自動再送装置と同じメールアカウントが設定された端末装置に宛てて再送信する
ことを特徴としている。
以上より明らかなように、この発明のメール自動再送装置は、ユーザーが、上記端末装置がある上記設定位置情報の位置内に移動するかあるいは本メール自動再送装置を指定アクセスポイントに接続すると、上記メール自動再送指示部によって自動再送が指示された当該メールが、上記メール自動再送管理部によって、本メール自動再送装置および上記端末装置に自動的に再送信される。
したがって、ユーザーが、本メール自動再送装置が搭載された携帯端末装置を見ない場合やマナーモードに設定している場合であっても、上記端末装置によって、返信や関連した動作を伴う当該メールの着信を確実に知らせることが可能になる。しかも、上記「返信や関連した動作」を行いたい上記端末装置がある場所で当該メールの受信が知らされるので、直ちに上記返信や上記関連した動作を行うことができ、上記「返信や関連した動作」を忘れることを防止できる。
さらに、上記位置情報および上記アクセスポイント情報のうちの少なくとも何れか一方を設定しておけばよく、ユーザー自身が「返信アラーム表示の時刻」を予測できない場合であっても、設定の場所で着信を確実に知らせることが可能になる。
この発明のメール自動再送装置が搭載された携帯端末装置のブロック図である。 図1の携帯端末装置等によるメール自動再送処理動作のフローチャートである。 図1とは異なる携帯端末装置のブロック図である。 図3の携帯端末装置等によるメール自動再送処理動作のフローチャートである。 図1および図3とは異なる携帯端末装置のブロック図である。 図5の携帯端末装置等によるメール自動再送処理動作のフローチャートである。 図1,図3および図5とは異なる携帯端末装置のブロック図である。 最初に受信されたメールのヘッダ情報の一例を示す図である。 図8のメールを自動再送した際のメールの特殊ヘッダ情報の一例を示す図である。 図7の携帯端末装置等によるメール自動再送処理動作のフローチャートである。 図1,図3,図5および図7とは異なる携帯端末装置のブロック図である。 図11の携帯端末装置等によるメール自動再送処理動作のフローチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態のメール自動再送装置が搭載された携帯端末装置1における概略ブロック図である。
図1において、データ通信部2は、通信網3を介してメールを含むデータの送受信等の通信を行うデータ通信インターフェースである。メール受信部4は、データ通信部2を介してメールを受信してメールデータ管理部5に送出する。メールデータ管理部5は、メール受信部4からのメールのデータを管理すると共に、着信音鳴動部6に着信音の鳴動を指示する。また、再送すべきメールのデータをメール自動再送管理部13に送出する。
メール表示処理部7は、操作部8からメール閲覧の指示があると、メールデータ管理部5に対して閲覧の対象となるメールの送出を要求する。そして、メールデータ管理部5から送出されるメールのデータを受け取って表示部9に送出して、表示させる。
上記情報設定部としての位置情報およびWiFi情報設定部12は、例えば操作部8からのユーザーの指示によって、「位置情報」と上記アクセスポイント情報としての「WiFi情報」とのうちの少なくとも何れか一方を設定する。そして、上記情報監視部としての位置情報あるいはWiFi情報監視部11は、上記情報取得部としての位置情報あるいはWiFi情報取得部10で取得された位置情報あるいはWiFi情報を監視し、位置情報およびWiFi情報設定部12で設定された設定情報になると、取得位置情報あるいは取得WiFi情報が設定情報になったことを表す情報をメール自動再送管理部13に送出する。そうすると、メール自動再送管理部13は、メールデータ管理部5から受け取った再送すべきメールのデータをユーザー宛にしてメール送信部14に送出する。そして、メール送信部14は、データ通信部2を介して通信網3にメールを再送信する。
その場合、上記位置情報およびWiFi情報設定部12が「位置情報」のみを設定している場合に、位置情報あるいはWiFi情報取得部10でWiFi情報が取得された場合には、位置情報あるいはWiFi情報監視部11は取得情報が設定情報になったことを表す情報をメール自動再送管理部13に送出せず、取得WiFi情報は再送条件として無視される。また、位置情報およびWiFi情報設定部12が「WiFi情報」のみを設定している場合に、位置情報あるいはWiFi情報取得部10で位置情報が取得された場合も、同様である。
図2は、上記携帯端末装置1,ユーザーおよび上記端末装置の一例としてのタブレット端末(図示せず)により実行されるメール自動再送処理動作のフローチャートである。図中、「A」はユーザー操作を、「B」は携帯端末装置1の動作を、「C」はタブレット端末の動作を示す。尚、携帯端末装置1は移動中のユーザーによって携帯されており、上記タブレット端末は移動先の指定エリアにあって携帯端末装置1と同じメールアカウントが設定されているとする。以下、ユーザーによるステップには「A」を付け、携帯端末装置1によるステップには「B」を付け、タブレット端末によるステップには「C」を付けている。
サーバにメールが届くと、ステップB1で、メール受信部4によって自動的に当該メールが受信される。ステップB2で、着信音鳴動部6によって受信音が鳴動されてメール受信が知らされる。それと同時に、ステップC1で、上記指定エリアにあって、携帯端末装置1と同じメールアカウントが設定されているタブレット端末によって当該メールが自動受信される。そして、ステップC2で、上記タブレット端末において受信音が鳴動されてメール受信が知らされる。そうすると、移動中のユーザーは、携帯している携帯端末装置1における着信音鳴動部6の受信音によって、メールの着信を検知する。そして、ステップA1で、携帯端末装置1の操作部8が操作され、表示部9に表示されたメールが閲覧される。そうすると、ステップB3で、メールデータ管理部5によって、メール表示処理部7からの信号に基づいて、閲覧されたメールが既読化される。
ステップA2で、ユーザーによって、閲覧したメールが返信や関連した動作を伴うメールである場合には、携帯端末装置1の上記閲覧状態指示部としての操作部8が操作されて未読メールに戻すことが指示される。そうすると、ステップB4で、メールデータ管理部5によって、メール表示処理部7からの信号に基づいて、閲覧された当該メールが未読化される。さらに、当該メールがメール自動再送管理部13に送出されて、当該メールが自動再送の対象となったことが登録(自動再送登録)される。そして、ステップB5で、位置情報あるいはWiFi情報監視部11によって、位置情報あるいはWiFi情報取得部10で取得された位置情報あるいはWiFi情報の監視が開始される。
ステップA3で、ユーザーは、携帯端末装置1を携帯して指定エリア(つまり、タブレット端末があるエリア)内に移動するか、あるいは、携帯端末装置1を指定アクセスポイントに接続する。そして、上記ユーザーの動作が位置情報およびWiFi情報設定部12の設定情報に合致した場合には、ステップB6で、位置情報あるいはWiFi情報監視部11によって、再送条件が満たされたことが検出される。そして、ステップB7で、メール自動再送管理部13によって、上記ステップB4において自動再送登録されている当該メールが、ユーザー宛てに自動再送される。
ステップB8で、上記指定エリアにある携帯端末装置1のメール受信部4によって、自動的に当該メールが受信される。ステップB9で、着信音鳴動部6によって、受信音が鳴動されてメール受信が知らされる。それと同時に、ステップC3で、タブレット端末によって当該メールが自動受信される。そして、ステップC4で、タブレット端末の受信音が鳴動されてメール受信が知らされる。
そうすると、上記タブレット端末がある移動先(上記指定エリア)において、ユーザーは、上記タブレット端末と、携帯している携帯端末装置1における着信音鳴動部6との受信音によって、メールの再送信を検知する。そして、ステップA4で、上記タブレット端末の操作部、あるいは、携帯端末装置1の操作部8が操作され、上記タブレット端末の表示部、あるいは、携帯端末装置1の表示部9に表示された当該メールが再度閲覧される。そうした後に、メール自動再送処理動作が終了される。
以上のごとく、本実施の形態においては、閲覧したメールを未読化したユーザーが、タブレット端末がある上記指定エリア内に移動するかあるいは携帯端末装置1を指定アクセスポイントに接続すると、上記未読化された当該メールが、メール自動再送管理部13によって、携帯端末装置1および携帯端末装置1と同じメールアカウントが設定された上記タブレット端末に自動的に再送信される。
したがって、ユーザーが携帯端末装置1を見ない場合やマナーモードに設定している場合であっても、上記タブレット端末によって、返信あるいは関連した動作を伴うメールの着信を確実に知らせることが可能になる。しかも、上記「返信」あるいは上記「関連した動作」を行いたいタブレット端末がある場所でメールの受信が知らされるので、直ちに返信あるいは上記「関連した動作」を行うことができ、上記「返信」あるいは上記「関連した動作」を忘れることが防止される。
さらに、上記位置情報およびWiFi情報設定部12に、予め上記「指定エリア」および上記「指定アクセスポイント」のうちの少なくとも何れか一方を上記再送条件として設定しておけばよく、ユーザー自身が「返信アラーム表示の時刻」を予測できない場合であっても、指定の場所で着信を確実に知らせることが可能になる。
・第2実施の形態
図3は、本実施の形態のメール自動再送装置が搭載された携帯端末装置21における概略ブロック図である。携帯端末装置21は、上記第1実施の形態において図1に示す携帯端末装置1と略同じ構成を有している。そこで、図1に示す携帯端末装置1と同じ部材には同じ番号を付けて、詳細な説明は省略する。
本携帯端末装置21においては、上記計時部であるタイマー管理部22を有している。そして、タイマー管理部22は、メールデータ管理部5からの指示に従って、返信や関連した動作を伴うメールの自動再送が行われてからの時間を計時する。
図4は、本携帯端末装置21,ユーザーおよびタブレット端末(図示せず)によって実行されるメール自動再送処理動作のフローチャートである。尚、図4においては、移動中の場所での動作は図2に示すフローチャートと全く同様であるから、移動先の場所での動作のみを示している。
以下、本実施の形態における携帯端末装置21の動作を、図3および図4に従って説明する。
先ず、図2に示す上記第1実施の形態におけるメール自動再送処理動作のフローチャートと同様にして、サーバに届いたメールが、タブレット端末で自動受信されて受信音が鳴動される。それと同時に、携帯端末装置21によって当該メールが受信されて受信音が鳴動される。そして、移動中のユーザーによって、携帯している携帯端末装置21で当該メールが閲覧され、閲覧されたメールが既読化される。
そして、ユーザーによって、返信や関連した動作を伴うメールである場合には未読メールに戻され、携帯端末装置21によって当該メールが未読化される。そして、位置情報あるいはWiFi情報の監視が開始される。
こうして、移動中のユーザーによって未読メールに戻されて、位置情報あるいはWiFi情報の監視が開始されると、図4に示すメール自動再送処理動作のフローチャートに移行する。
ステップA11で、ユーザーは、携帯端末装置21を携帯して指定エリア内に移動する、あるいは、携帯端末装置21を指定アクセスポイントに接続する。そうすると、携帯端末装置21によって、ステップB11〜ステップB14で、上記第1実施の形態における図2に示すフローチャートのステップB6〜ステップB9と同様にして、再送条件が満たされたことの検出、上記未読化された当該メールの自動再送、再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動が行われる。さらに、上記タブレット端末で、ステップC11およびステップC12によって、上記再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動とが行われる。但し本実施の形態においては、上記未読化された当該メールの自動再送の際に、タイマー管理部22による計時が開始される。
ここまでは、図2に示す上記第1実施の形態におけるメール自動再送処理動作のフローチャートと全く同じである。以後、上記第1実施の形態においては、上記タブレット端末がある移動先において、ユーザーが当該メールを再度閲覧しているが、本実施の形態は、何らかの事情で、移動先において、ユーザーによって当該メールが閲覧されない場合を想定している。
ステップB15で、上記携帯端末装置21のメールデータ管理部5によって、メール表示処理部7からの信号に基づいて、当該メールがユーザーによって再度閲覧されたか否かが判別される。その結果、再度閲覧されていればステップB16に進む一方、再度閲覧されていなければステップB17に進む。ステップB16で、メールデータ管理部5によって、再度閲覧された当該メールが既読化される。
ステップB17で、上記メールデータ管理部5によって、タイマー管理部22からの信号に基づいて、当該メールが自動再送されてから、予め設定された設定時間が経過したか否かが判別される。その結果、経過していればステップB12にリターンして、当該メールがユーザー宛てに自動再送されると共に、タイマー管理部22の計時がリセットされる。一方、経過していなければ上記ステップB15にリターンして、上記設定時間が経過するのを待つ。
ステップA12で、上記携帯端末装置21の操作部8がユーザーによって操作され、携帯端末装置21の表示部9に表示された当該メールが再度閲覧される。そして、上記ステップB16において、再度閲覧された当該メールが既読化されてメール自動再送処理動作が終了される。
すなわち、本実施の形態においては、上記ステップB15,B17によって上記メール自動再送繰り返し部を構成するのである。
以上のごとく、本実施の形態によれば、ユーザーが携帯端末装置21を見ない場合やマナーモードに設定している場合であっても、上記タブレット端末によって、ユーザーが携帯端末装置21で閲覧するまで、上記設定時間毎に繰り返して、返信あるいは関連した動作を伴うメールの着信を確実に知らせることが可能になる。
ところで、本実施の形態においては、ユーザーが上記携帯端末装置21で当該メールを再度閲覧することによって、携帯端末装置21で当該メールが既読化される。ところが、上記タブレット端末で当該メールを再度閲覧した場合には、携帯端末装置21側では当該メールは未読状態のままであり、携帯端末装置21のメールデータ管理部5では正しくメール情報を管理できないことになる。
以下、上記タブレット端末で当該メールを再度閲覧した場合について説明する。
図5は、上記タブレット端末で当該メールを再度閲覧した場合に対処可能な携帯端末装置31における概略ブロック図である。携帯端末装置31は、メールデータ同期部32を有している点で、図3に示す携帯端末装置21とは異なる。そこで、携帯端末装置21と同じ部材には同じ番号を付けて、詳細な説明は省略する。
上記メールデータ同期部32は、通信網3およびデータ通信部2を介して送信されてくる上記「返信や関連した動作を伴うメール」に関する既読情報に基づいて、携帯端末装置31側における当該メールの既読情報の同期を行い、その結果をメールデータ管理部5に送出する。
図6は、上記携帯端末装置31,ユーザーおよび上記タブレット端末(図示せず)によって実行されるメール自動再送処理動作のフローチャートである。以下、ユーザーによるステップには「A」を付け、携帯端末装置31によるステップには「B」を付け、タブレット端末によるステップには「C」を付け、サーバによるステップには「D」を付けている。尚、図6においては、移動中の場所での動作は図2に示すフローチャートと全く同様であるから、移動先の場所での動作のみを示している。
また、移動先の場所での動作において、図4に示すフローチャートと全く同様のステップには図4に示すフローチャートと同じステップ名を付けて、簡単な説明に止める。
先ず、図2に示す上記第1実施の形態におけるメール自動再送処理動作のフローチャートと同様にして、移動中のユーザーによって、閲覧されたメールが返信や関連した動作を伴うメールである場合には未読メールに戻され、携帯端末装置31によって当該メールが未読化される。そして、位置情報あるいはWiFi情報の監視が開始されると、図6に示すメール自動再送処理動作のフローチャートに移行する。
そして、図4の場合と同様にして、ステップA11で、ユーザーは、指定エリア内に移動するか、あるいは、携帯端末装置31を指定アクセスポイントに接続する。そうすると、携帯端末装置31で、ステップB11〜ステップB17によって、再送条件が満たされたことの検出、上記未読化された当該メールの自動再送および計時の開始、再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動、当該メールの再度閲覧の有無の判別、再度閲覧されている場合の当該メールの既読化、再度閲覧されていない場合の自動再送されてからの設定時間の経過の判別、上記設定時間が経過した場合の当該メールの自動再送が行われる。また、上記タブレット端末で、ステップC11およびステップC12によって、上記自動再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動とが行われる。
その状態で、ステップA13に進む。そして、ステップA13で、上記タブレット端末がユーザーによって操作されて、当該メールが再度閲覧される。そして、ステップC13で、上記タブレット端末によって、再度閲覧された当該メールが既読化される。
そうすると、ステップD1で、上記サーバによって、当該メールの既読情報が、上記タブレット端末に同期されて既読化される。そして、ステップB18で、携帯端末装置31のメールデータ同期部32によって、当該メールの既読情報が上記サーバに同期される。そして、ステップB16で、メールデータ管理部5によって、上記同期された既読情報に基づいて、再度閲覧された当該メールが既読化されてメール自動再送処理動作が終了される。
以上のごとく、本変形例においては、上記タブレット端末によって再度閲覧されて既読化されたメールの既読情報に、携帯端末装置31の既読情報を、サーバを経由して同期させるようにしている。
このように、上記携帯端末装置31から自動再送された当該メールが、上記タブレット端末によって受信されて再度閲覧された場合であっても、携帯端末装置31において当該メールは既読化され、自動再送が中止される。したがって、携帯端末装置31および上記タブレット端末の何れの端末で当該メールを開封しても、同じ結果を得ることができる。
・第3実施の形態
図7は、本実施の形態のメール自動再送装置が搭載された携帯端末装置41における概略ブロック図である。携帯端末装置41は、上記第1実施の形態において図1に示す携帯端末装置1と略同じ構成を有している。そこで、図1に示す携帯端末装置1と同じ部材には同じ番号を付けて、詳細な説明は省略する。
本携帯端末装置41においては、メールヘッダ検索部42を有している。このメールヘッダ検索部42は、メールデータ管理部5で管理されているメールの中から、元メールと同じ特殊ヘッダを有するメール、あるいは、元メールのメッセージIDを含む特殊ヘッダを有するメールを検索する。
図8は、上記メール受信部4によって最初に受信された元メールのヘッダ情報の一例であり、メッセージIDのフィールド値は「ABC123」である。
図9は、上記メール自動再送管理部13およびメール送信部14によって、図8に示す元メールを自動再送したメールの特殊ヘッダ情報の一例である。図9において、43に示すように、X‐アラームメッセージIDのフィールド値は、元メールのメッセージIDである「ABC123」に等しくなっている。
図10は、本携帯端末装置41,ユーザーおよびタブレット端末(図示せず)によって実行されるメール自動再送処理動作のフローチャートである。尚、図10においては、移動中の場所での動作は図2に示すフローチャートと全く同様であるから、移動先の場所での動作のみを示している。
また、移動先の場所での動作において、図4に示すフローチャートと全く同様のステップには図4に示すフローチャートと同じステップ名を付けて、簡単な説明に止める。
以下、本実施の形態における携帯端末装置41の動作を、図7〜図10に従って説明する。
先ず、図2に示す上記第1実施の形態におけるメール自動再送処理動作のフローチャートと同様にして、移動中のユーザーによって、閲覧されたメールが返信や関連した動作を伴うメールである場合には未読メールに戻され、携帯端末装置41によって当該メールが未読化される。そして、位置情報あるいはWiFi情報の監視が開始されると、図10に示すメール自動再送処理動作のフローチャートに移行する。
そして、図4の場合と同様にして、ステップA11で、ユーザーは、指定エリア内に移動するか、あるいは、携帯端末装置41を指定アクセスポイントに接続する。そうすると、携帯端末装置41で、ステップB11〜ステップB14によって、再送条件が満たされたことの検出、上記未読化された当該メールの自動再送、再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動が行われる。また、上記タブレット端末で、ステップC11およびステップC12によって、上記再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動とが行われる。
その状態で、ステップA12に進む。そして、ステップA12で、ユーザーによって、上記携帯端末装置41の操作部8が操作され、携帯端末装置41の表示部9に表示された当該メールが再度閲覧される。そして、ステップB19で、携帯端末装置41のメールデータ管理部5によって、再度閲覧された当該メールが既読化される。
ステップB20で、上記携帯端末装置41のメールデータ管理部5によって、上記ステップA12において再度閲覧された再閲覧メールに、図9に示すような特殊ヘッダが存在する(つまり携帯端末装置41によって再送されたメールである)か否かが判別される。その結果、特殊ヘッダがある場合にはステップB23に進み、ない場合にはステップB21に進む。ステップB21で、メールヘッダ検索部42によって、上記再閲覧メールには特殊ヘッダが無い(つまり、携帯端末装置41によって再送されたメールではなく、他者から送信されたオリジナルのメールである)ので、メールデータ管理部5で管理されているメールの中から、上記再閲覧メールのメッセージIDを含む特殊ヘッダを有するメール(つまり、上記オリジナルメールがメール自動再送管理部13によって再送されたメール)が検索される。そして、ステップB22で、メールデータ管理部5によって、上記検索されたメールが削除される。そうした後、メール自動再送処理動作が終了される。
ステップB23で、上記メールヘッダ検索部42によって、メールデータ管理部5で管理されているメールの中から、上記再閲覧メールと同じ特殊ヘッダを有するメールが検索される。そして、ステップB24で、メールデータ管理部5によって、上記検索されたメール(上記再閲覧メールを含む)が削除される。そうした後、メール自動再送処理動作が終了される。
以上のごとく、本実施の形態によれば、上記メール自動再送管理部13によってメールをユーザー宛てに自動再送する際に、再送メールには、元メールのメッセージIDを含むX‐アラームメッセージIDを追加した特殊ヘッダ情報を付加する。
そして、ユーザーが上記指定エリア内において再度閲覧したメールに上記特殊ヘッダが付加されている場合には、メール自動再送管理部13によって自動再送されたメールであるから、同じ特殊ヘッダが付加されている全ての自動再送されたメールを検索して削除する。一方、再度閲覧したメールに上記特殊ヘッダが付加されていない場合には、他者から送信されたオリジナルメールであるから、このオリジナルメールがメール自動再送管理部13によって自動再送されて特殊ヘッダが付加されているメールが存在すればその全てを検索して削除するようにしている。
したがって、メールボックスに、内容は元メールと同じである不要な重複メールが溜まることがなく、メッセージIDを有するオリジナルのメールだけを残すことができる。すなわち、ユーザーに不要なメールを削除させる手間を無くすことができるのである。
ところで、本実施の形態においては、ユーザーが上記携帯端末装置41で当該メールを再度閲覧することにより、携帯端末装置41で当該メールが既読化され、不要な重複メールが削除される。ところが、上記タブレット端末で当該メールを再度閲覧した場合には、携帯端末装置21側では当該メールは未読状態のままであり、当該メールに関する不要な重複メールも削除されない。そのため、携帯端末装置41のメールデータ管理部5では正しくメール情報を管理できないことになる。
以下、上記タブレット端末で当該メールを再度閲覧した場合について説明する。
図11は、上記タブレット端末で当該メールを再度閲覧した場合に対処可能な携帯端末装置51における概略ブロック図である。携帯端末装置51は、メールデータ同期部52を有している点で、図7に示す携帯端末装置41とは異なる。そこで、携帯端末装置41と同じ部材には同じ番号を付けて、詳細な説明は省略する。
上記メールデータ同期部52は、通信網3およびデータ通信部2を介して送信されてくる上記「返信や関連した動作を伴うメール」に関する既読情報に基づいて、携帯端末装置51側における当該メールの既読情報の同期化を図り、その結果をメールデータ管理部5に送出する。
図12は、上記携帯端末装置51,ユーザーおよび上記タブレット端末(図示せず)によって実行されるメール自動再送処理動作のフローチャートである。ユーザーによるステップには「A」を付け、携帯端末装置31によるステップには「B」を付け、タブレット端末によるステップには「C」を付け、サーバによるステップには「D」を付けている。尚、図12においては、移動中の場所での動作は図2に示すフローチャートと全く同様であるから、移動先の場所での動作のみを示している。
また、移動先の場所での動作において、図10に示すフローチャートと全く同様のステップには図10に示すフローチャートと同じステップ名を付けて、簡単な説明に止める。
先ず、図2に示す上記第1実施の形態におけるメール自動再送処理動作のフローチャートと同様にして、移動中のユーザーによって、閲覧されたメールが返信や関連した動作を伴うメールである場合には未読メールに戻され、携帯端末装置51によって当該メールが未読化される。そして、位置情報あるいはWiFi情報の監視が開始されると、図12に示すメール自動再送処理動作のフローチャートに移行する。
そして、図10の場合と同様にして、ステップA11で、ユーザーは、指定エリア内に移動する、あるいは、携帯端末装置51を指定アクセスポイントに接続する。そうすると、携帯端末装置51で、ステップB11〜ステップB14によって、再送条件が満たされたことの検出、上記未読化された当該メールの自動再送、再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動が行われる。また、上記タブレット端末で、ステップC11およびステップC12によって、上記再送された当該メールの自動受信と受信音の鳴動とが行われる。
その状態で、ステップA14に進む。そして、ステップA14で、上記タブレット端末がユーザーによって操作されて、当該メールが再度閲覧される。そして、ステップC14で、上記タブレット端末によって、再度閲覧された当該メールが既読化される。
そうすると、ステップD2で、上記サーバによって、当該メールの既読情報が上記タブレット端末に同期されて既読化される。そして、ステップB25で、携帯端末装置51のメールデータ同期部52によって、当該メールの既読情報が上記サーバに同期される。そして、ステップB26で、メールデータ管理部5によって、上記同期された既読情報に基づいて、再度閲覧された当該メールが既読化される。
そして、ステップB27〜ステップB31で、図10に示すフローチャートにおけるステップB20〜ステップB24と同様にして、再閲覧メールに特殊ヘッダがあるか否かの判別、上記再閲覧メールのメッセージIDを含む特殊ヘッダを有するメールの検索、検索されたメールの削除、上記再閲覧メールと同じ特殊ヘッダを有するメールの検索、検索されたメールの削除が行われる。
そうすると、ステップD3で、上記サーバによって、削除されたメールの削除情報が携帯端末装置51に同期されて削除される。そして、ステップC15で、上記タブレット端末によって、当該メールの削除情報が上記サーバに同期される。ステップC16で、上記タブレット端末において、上記同期化された削除情報に基づいて、不要な重複メールが削除される。そうした後、メール自動再送処理動作が終了される。
このように、上記携帯端末装置51から自動再送された返信や関連した動作を伴うメールが、上記タブレット端末によって受信されて再度閲覧された場合であっても、携帯端末装置51において当該メールは既読化される。さらに、携帯端末装置51において不要の重複メールを削除した場合であっても、上記タブレット端末によって同じメールが削除される。したがって、携帯端末装置51および上記タブレット端末の何れの端末で当該メールを開封しても、同じ結果を得ることができる。
尚、上記各実施の形態においては、ユーザーが閲覧したメールが返信や関連した動作を伴うメールである場合には、操作部8を操作して当該メールの閲覧情報を未読状態に戻すことを指示することによって、当該メールの自動再送が指示されるようになっている。
しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、メール自動再送を指示するための専用のソフトキー等でなるメール自動再送指示部を設けても良い。但し、その場合は、閲覧したメールの閲覧情報は既読状態のままであるから、図5,図11に示す携帯端末装置31,51のメールデータ同期部32,52は、不必要となる。
また、上記各実施の形態においては、ユーザーが上記指定エリアに到着したか、あるいは、携帯端末装置1を指定アクセスポイントに接続したかを、上記位置情報あるいはWiFi情報によって判定している。その場合における上記「位置情報」は、特に特定されるものではなく、例えば電気通信事業者によって提供される種々のアプリケーションプソフトウェアによる情報や、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)等を用いた情報等がある。
また、上記各実施の形態においては、上記メールデータ管理部5から再送すべきメールのデータをメール自動再送管理部13に送出することによって、上記「自動再送登録」を行うようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、再送すべきメールの情報を送出することによって、上記「自動再送登録」を行っても良い。その場合には、メール自動再送管理部13は、自動再送を実行する際にメールデータ管理部5から再送すべきメールのデータを取得する必要がある。
以上のように、この発明のメール自動再送装置は、
通信網3を介して受信したメールを自動的に再送するメール自動再送装置であって、
上記受信したメールのデータを管理するメールデータ管理部5と、
ユーザーによって操作されて、上記メールデータ管理部5に対して、メールの自動再送を指示するメール自動再送指示部8と、
上記メールデータ管理部5で管理されているメールを、上記通信網3を介して再送信するメール自動再送管理部13と、
ユーザーの指示により、位置情報および上記通信網へのアクセスポイント情報のうちの少なくとも何れか一方を設定する情報設定部12と、
本メール自動再送装置の現在の位置を表す位置情報あるいは本メール自動再送装置が接続された上記アクセスポイントの情報を取得する情報取得部10と、
上記情報取得部10で取得された取得情報を監視して、上記取得情報が上記情報設定部12で設定された設定情報になると、上記取得情報が上記設定情報になったことを表す信号を出力する情報監視部11と
を備え、
上記メール自動再送指示部8によって、上記メールデータ管理部5に対して、メールの自動再送が指示されると、
上記メールデータ管理部5は、自動再送が指示された当該メールのデータあるいは当該メールの情報を上記メール自動再送管理部13に送出して自動再送登録を行い、
上記メール自動再送管理部13は、上記情報監視部11から上記信号の出力があると、上記自動再送登録されている当該メールを、本メール自動再送装置および本メール自動再送装置と同じメールアカウントが設定された端末装置に宛てて再送信する
ことを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザーが、上記端末装置がある上記設定位置情報の位置内に移動するかあるいは本メール自動再送装置を指定アクセスポイントに接続すると、上記メール自動再送指示部8によって自動再送が指示された当該メールが、上記メール自動再送管理部13によって、本メール自動再送装置が搭載された携帯端末装置1,21,31,41,51および上記端末装置に自動的に再送信される。
したがって、ユーザーが上記携帯端末装置1,21,31,41,51を見ない場合やマナーモードに設定している場合であっても、上記端末装置によって、返信あるいは関連した動作を伴うメールの着信を確実に知らせることが可能になる。しかも、上記「返信や関連した動作」を行いたい上記端末装置がある場所でメールの受信が知らされるので、直ちに上記返信や上記関連した動作を行うことができ、上記「返信や関連した動作」を忘れることを防止できる。
さらに、上記位置情報および上記アクセスポイント情報のうちの少なくとも何れか一方を設定しておけばよく、ユーザー自身が「返信アラーム表示の時刻」を予測できない場合であっても、指定の場所で着信を確実に知らせることが可能になる。
また、一実施の形態のメール自動再送装置では、
上記メールデータ管理部5は、上記管理している各メールの閲覧状態を未読状態と既読状態との何れかに設定するようになっており、
上記メール自動再送指示部8は、上記メールデータ管理部5に対して、メールの閲覧状態の設定を指示する閲覧状態指示部であり、
上記メールデータ管理部5は、上記閲覧状態指示部8によって、上記既読状態に設定されたメールの上記閲覧状態を上記未読状態に戻すことが指示されると、当該メールの上記閲覧状態を上記未読状態に戻すと共に、当該メールのデータあるいは当該メールの情報を上記メール自動再送管理部13に送出して自動再送登録を行うようになっている。
この実施の形態によれば、ユーザーが、上記閲覧状態指示部8を操作して、閲覧して既読状態に設定されているメールの上記閲覧状態を上記未読状態に戻すことを指示すると、当該メールが上記自動再送登録されて、自動再送待機状態となる。
また、一実施の形態のメール自動再送装置では、
上記メール自動再送管理部13が当該メールを再送信してからの時間を計時する計時部22と、
上記再送信されて本メール自動再送装置で再度受信された当該メールの上記閲覧状態が未読状態であり、且つ上記計時部22で計時された時間が予め設定された設定時間に至ると、上記メールデータ管理部5に対して上記自動再送登録を指示する動作を、当該メールの上記閲覧状態が既読状態になるまで繰り返す、メール自動再送繰り返し部B15,B17と
を備えている。
この実施の形態によれば、ユーザーが本メール自動再送装置が搭載された携帯端末装置21を見ない場合やマナーモードに設定している場合であっても、上記端末装置により、ユーザーが上記携帯端末装置21で閲覧するまで、上記設定時間毎に繰り返して、返信あるいは関連した動作を伴うメールの着信を確実に知らせることが可能になる。
また、一実施の形態のメール自動再送装置では、
通信網3を介して送信されてくる上記再送信された当該メールの既読情報に基づいて、本メール自動再送装置における当該メールの既読情報の同期を行うと共に、その結果を上記メールデータ管理部5に送信するメールデータ同期部32,52を備え、
上記再送信された当該メールが上記端末装置で受信され、上記端末装置において当該メールの閲覧状態が既読化されると、この上記端末装置における当該メールの既読情報が、サーバを介して本メール自動再送装置で受信され、上記メールデータ同期部32,52によって当該メールの既読情報が同期されてその結果が上記メールデータ管理部5に送信され、上記メールデータ管理部5によって当該メールの閲覧状態が既読化されるようになっている。
この実施の形態によれば、本メール自動再送装置が搭載された携帯端末装置31,51から自動再送された当該メールが、上記端末装置によって受信されて再度閲覧された場合であっても、上記携帯端末装置31,51において当該メールは既読化され、自動再送が中止される。したがって、上記携帯端末装置31,51および上記タブレット端末の何れの端末で当該メールを開封しても、同じ結果を得ることができる。
また、一実施の形態のメール自動再送装置では、
上記メールデータ管理部5で管理されているメールの中から、アラームメッセージIDのフィールド値が元メールのメッセージIDのフィールド値と同じ特殊ヘッダを有するメールを検索して削除するメールヘッダ検索部42
を備えている。
この実施の形態によれば、メールボックスに、内容は元メールと同じである不要な重複メールが溜まることがなく、メッセージIDを有するオリジナルのメールだけを残すことができる。すなわち、ユーザーに不要なメールを削除させる手間を無くすことができる。
1,21,31,41,51…携帯端末装置、
2…データ通信部、
3…通信網、
4…メール受信部、
5…メールデータ管理部、
6…着信音鳴動部、
7…メール表示処理部、
8…操作部、
9…表示部、
10…位置情報あるいはWiFi情報取得部、
11…位置情報あるいはWiFi情報監視部、
12…位置情報およびWiFi情報設定部、
13…メール自動再送管理部、
14…メール送信部、
22…タイマー管理部、
32,52…メールデータ同期部、
42…メールヘッダ検索部。

Claims (5)

  1. 通信網を介して受信したメールを自動的に再送するメール自動再送装置であって、
    上記受信したメールのデータを管理するメールデータ管理部と、
    ユーザーによって操作されて、上記メールデータ管理部に対して、メールの自動再送を指示するメール自動再送指示部と、
    上記メールデータ管理部で管理されているメールを、上記通信網を介して再送信するメール自動再送管理部と、
    ユーザーの指示により、位置情報および上記通信網へのアクセスポイント情報のうちの少なくとも何れか一方を設定する情報設定部と、
    本メール自動再送装置の現在の位置を表す位置情報あるいは本メール自動再送装置が接続された上記アクセスポイントの情報を取得する情報取得部と、
    上記情報取得部で取得された取得情報を監視して、上記取得情報が上記情報設定部で設定された設定情報になると、上記取得情報が上記設定情報になったことを表す信号を出力する情報監視部と
    を備え、
    上記メール自動再送指示部によって、上記メールデータ管理部に対して、メールの自動再送が指示されると、
    上記メールデータ管理部は、自動再送が指示された当該メールのデータあるいは当該メールの情報を上記メール自動再送管理部に送出して自動再送登録を行い、
    上記メール自動再送管理部は、上記情報監視部から上記信号の出力があると、上記自動再送登録されている当該メールを、本メール自動再送装置および本メール自動再送装置と同じメールアカウントが設定された端末装置に宛てて再送信する
    ことを特徴とするメール自動再送装置。
  2. 請求項1に記載のメール自動再送装置において、
    上記メールデータ管理部は、上記管理している各メールの閲覧状態を未読状態と既読状態との何れかに設定するようになっており、
    上記メール自動再送指示部は、上記メールデータ管理部に対して、メールの閲覧状態の設定を指示する閲覧状態指示部であり、
    上記メールデータ管理部は、上記閲覧状態指示部によって、上記既読状態に設定されたメールの上記閲覧状態を上記未読状態に戻すことが指示されると、当該メールの上記閲覧状態を上記未読状態に戻すと共に、当該メールのデータあるいは当該メールの情報を上記メール自動再送管理部に送出して自動再送登録を行うようになっている
    ことを特徴とするメール自動再送装置。
  3. 請求項2に記載のメール自動再送装置において、
    上記メール自動再送管理部が当該メールを再送信してからの時間を計時する計時部と、
    上記再送信されて本メール自動再送装置で再度受信された当該メールの上記閲覧状態が未読状態であり、且つ上記計時部で計時された時間が予め設定された設定時間に至ると、上記メールデータ管理部に対して上記自動再送登録を指示する動作を、当該メールの上記閲覧状態が既読状態になるまで繰り返す、メール自動再送繰り返し部と
    を備えたことを特徴とするメール自動再送装置。
  4. 請求項2あるいは請求項3に記載のメール自動再送装置において、
    通信網を介して送信されてくる上記再送信された当該メールの既読情報に基づいて、本メール自動再送装置における当該メールの既読情報の同期を行うと共に、その結果を上記メールデータ管理部に送信するメールデータ同期部を備え、
    上記再送信された当該メールが上記端末装置で受信され、上記端末装置において当該メールの閲覧状態が既読化されると、この上記端末装置における当該メールの既読情報が、サーバを介して本メール自動再送装置で受信され、上記メールデータ同期部によって当該メールの既読情報が同期されてその結果が上記メールデータ管理部に送信され、上記メールデータ管理部によって当該メールの閲覧状態が既読化されるようになっている
    ことを特徴とするメール自動再送装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか一つに記載のメール自動再送装置において、
    上記メールデータ管理部で管理されているメールの中から、アラームメッセージIDのフィールド値が元メールのメッセージIDのフィールド値と同じ特殊ヘッダを有するメールを検索して削除するメールヘッダ検索部
    を備えたことを特徴とするメール自動再送装置。
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