JP2015049169A - 光断層画像取得装置 - Google Patents

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博知 河田
Hirotomo Kawada
博知 河田
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Kiminori Mizuuchi
公典 水内
靖士 平井
Yasushi Hirai
靖士 平井
克幸 金子
Katsuyuki Kaneko
克幸 金子
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Abstract

【課題】本発明は、光断層画像取得装置に関するもので、正確な断層画像を取得することを目的とするものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、光源10と、この光源10から出た光を、少なくとも一方と他方に分割する分割部31と、この分割された一方の光を走査する光走査部14と、この光走査部14で走査された光を光入出部3から測定対象に向けて照射し、その測定対象からの後方散乱光を、この光入出部3から測定光として取り込むOCTヘッド2と、前記測定対象を設置する設置部5と、を備え、OCTヘッド2の光入出部3は、設置部5に設置した測定対象に対して下方より光を照射する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば、医療用として活用される光断層画像取得装置に関するものである。
従来、医療用として活用される光断層画像取得装置の構成は、以下のような構成となっていた。
すなわち、光源と、この光源から出た光を分割する分割部と、この分割された一方の光を、光走査部によって照射位置を変えながらステージ上に設置された測定対象に向けて照射し、その測定対象からの後方散乱光を、前記光走査部を経由して測定光として取り込むOCT(Optical Coherence Tomography)ヘッドと、前記分割部によって分割された他方の光を反射する参照鏡と、この参照鏡から反射された参照光と、前記OCTヘッドが取り込んだ測定光と、を干渉させて干渉光を生成する干渉部と、この干渉部で生成された干渉光を演算処理して測定対象の断層画像情報を生成する断層画像用演算部と、を備えた構成となっていた(例えば、これに類似する技術は下記特許文献1に記載されている)。
特開2009−276327号公報
上記従来例における課題は、正確な光断層画像が取得できないことであった。
すなわち、上記上来の光断層画像取得装置では、測定対象の断層画像情報を取得するために、光を測定対象に向けて照射し、その測定対象からの後方散乱光を測定光としてOCTヘッドより取り込んでいたが、測定対象が細胞シートのように、シャーレ内に配置されている状態では、上方より光を照射した場合、照射された光は細胞シートで前方散乱する。この前方散乱光は、細胞シートを透過することで、細胞シート下に存在するシャーレで反射し、このシャーレによる反射光の影響を受けるため、測定対象の細胞の断層画像が正確に取得できないという現象が発生した。
そこで、本発明は、シャーレによる反射光を低減し、正確な断層画像を取得することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、光源と、この光源から出た光を、少なくとも一方と他方に分割する分割部と、この分割された一方の光を走査する光走査部と、この光走査部で走査された光を光入出部から測定対象に向けて照射し、その測定対象からの後方散乱光を、この光入出部から測定光として取り込むOCT(Optical Coherence Tomography)ヘッドと、前記測定対象を設置する設置部と、前記分割部によって分割された他方の光の経路補正を行う参照鏡と、この参照鏡によって経路補正された参照光と、前記OCTヘッドが取り込んだ測定光と、を干渉させて干渉光を生成する干渉部と、この干渉部で生成された干渉光を演算処理して測定対象の断層画像情報を生成するとともに、表示部への出力をする断層画像用演算部と、を備え、前記OCTヘッドの光入出部は、設置部に設置した測定対象に対して下方より光を照射する構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、光源と、この光源から出た光を、少なくとも一方と他方に分割する分割部と、この分割された一方の光を走査する光走査部と、この光走査部で走査れた光を光入出部から測定対象に向けて照射し、その測定対象からの後方散乱光を、この光入出部から測定光として取り込むOCT(Optical Coherence Tomography)ヘッドと、前記測定対象を設置する設置部と、前記分割部によって分割された他方の光の経路補正を行う参照鏡と、この参照鏡によって経路補正された参照光と、前記OCTヘッドが取り込んだ測定光と、を干渉させて干渉光を生成する干渉部と、この干渉部で生成された干渉光を演算処理して測定対象の断層画像情報を生成するとともに、表示部への出力をする断層画像用演算部と、を備え、前記OCTヘッドの光入出部は、設置部に設置した測定対象に対して下方より光を照射する構成としたものであるので、正確な光断層画像を取得することができる。
すなわち、本発明の光断層画像取得装置では、測定光として、測定対象であるシャーレ内に設置された細胞シートに光を照射し、細胞シートからの後方散乱光を測定光として解析することで、細胞シートの断層情報を取得するものであるが、細胞シートに光を照射した際に、照射された光は細胞シートで前方散乱する。この前方散乱光は、細胞シートを透過することで、細胞シート下に存在するシャーレで反射し、このシャーレによる反射光の影響を受ける。このシャーレによる前方散乱光の反射の影響を低減するために、測定対象に対してOCTヘッドからの光を、シャーレ下方より細胞シートに照射する構成としたので、細胞シートによって前方散乱した光はシャーレに照射されなくなり、正確な断層画像を取得することができるのである。
本発明の一実施形態の使用例を示す斜視図 その主要部の断面図 その分解斜視図 その表示部の表示を示す図 その主要部の斜視図 その主要部の断面図 その表示部の表示を示す図 その主要部の断面図 その主要部の断面図 その主要部の断面図 そのブロック図 その主要部の上面図 その主要部の上面図 本発明の一実施形態の使用例を示す斜視図 その主要部の断面図 その主要部の断面図 その主要部の斜視図 その主要部の斜視図 その干渉光の周波数スペクトラム図 その表示部の表示を示す図 そのブロック図 その表示部の表示を示す図 その主要部の断面図 その表示部の表示を示す図
以下、本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における光断層画像取得装置全体の外観斜視図を示す。
また、図2は、OCT本体1の内部構造を示す断面図となっている。
図1において、1はOCT本体で、このOCT本体1の内部には、図2に示すところの、OCTヘッド2が収納されている。OCTヘッド2の上方には、光入出部3が装着されている。
OCTは、Optical Coherence Tomography:光干渉断層計の略語である。
光入出部3の上方には、細胞シートの入ったシャーレ4を設置するための設置部5が設けられている。
設置部5は、シャーレ4をほぼ水平に保持するための設置面を備えている。そして、この設置部5の上方には、設置部5に置かれたシャーレ4内の細胞シートを上から観察するためのカメラ部6が、カメラ保持部7に保持された状態で設けられている。
次に、OCTヘッド2内には、光入出部3からの入出力光を、測定対象である細胞シートに対して走査を行う光走査部14が設けられている。この光走査部14についての詳細は図3を用いて後述する。
OCTヘッド2の下方には、干渉計ユニット8が設けられている。干渉計ユニット8内には、図1において、OCTヘッド2とケーブル9で接続された光源10からの光を、2つに分割する分割部と、参照鏡ユニットと、干渉部と、が設けられている。
分割部によって2つに分割された一方の光は、光入出部3から測定対象である細胞シートに向けて照射され、その測定対象からの反射光は、再び光入出部3から測定光として取り込まれる。分割部によって分割された他方の光は、参照鏡ユニットで経路補正が行われる。この参照鏡によって経路補正された光と、前記OCTヘッドが取り込んだ測定光と、を干渉させて干渉光を生成する干渉部が、干渉計ユニット8内に設けられている。
そして、光入出部3を測定対象に対して、XYZ軸において自在に可動させるためのX軸可動ステージ11、Y軸可動ステージ12、Z軸可動ステージ13が設けられている。
OCTヘッド2内に設けた光走査部14について、図3を用いて説明する。
図3では、光源10より、ケーブル9を経由して入力された測定用の近赤外光(中心波長850ナノメートル)を平行光とするコリメータレンズ15を有し、このコリメータレンズ15からの近赤外光は、光走査部14で一軸方向に走査され、続いて、それに直交する方向に移動後、再び一軸方向に走査される、つまり、従来のブラウン管テレビにおける画像形成のための走査状態と同じ状態で走査される。
そして、この走査された光が、スキャンレンズ16を介して光入出部3より、図2に示す測定対象としてのシャーレ4内の細胞シートの測定点に照射される。
そして、細胞シートの測定点に照射された光は、後方散乱光として照射時とは逆の経路を経由して、光入出部3、スキャンレンズ16、光走査部14、コリメータレンズ15、ケーブル9を介して、分割部に入り、干渉部、受光部を経て、断層画像演算部で演算され、表示部に、図4のごとく、細胞シートの断面画像として表示される。このあたりの信号処理については、図11において詳述する。
図5に細胞シートを入れるシャーレ4の斜視図、図6に細胞シートに照射された測定光の光路を示す。シャーレ4には、細胞シート17と、培養液18が入っている。光入出部3より照射した測定光19は、シャーレ4の蓋を経て、細胞シート17に照射され、後方散乱光20が再び光入出部3に戻る。このとき、測定光19は、細胞シート17に照射されることで、前方散乱光21も発生する。前方散乱光は、後方散乱光よりも光強度が強く、細胞シート17のような測定対象が薄い場合、前方散乱光が十分な光強度を維持したまま測定対象を通過することが可能となる。細胞シート17を通過した前方散乱光は、細胞シート17と接しているシャーレ4の底板22の上界面で反射し、反射光23のような経路を経て、光入出部3に入力される。
その結果として、図7に示すように、細胞シート17と接するシャーレ4の底板22の上界面を示す断層画像24は、細胞シートを示す断層画像25よりも信号強度が強くなり、正確な断層画像が表示できなくなってしまうのである。
その課題を解決するために、図8に示すように、光入出部3より照射した測定光19を設置部5およびシャーレ4の底板22を経て細胞シート17に照射することによって、細胞シート17で発生する前方散乱光21は、シャーレ4に照射されなくなり、シャーレ4での反射光による断層画像への影響を低減させることができるのである。
さらに、シャーレ4内に培養液18を注入することにより、シャーレ4の底板22の上界面における屈折率変化が小さくなり、シャーレ4の底板22の上界面からの反射光を低減させることができる。培養液18の屈折率は、シャーレ4の屈折率に近い程、シャーレ4の底板22の上界面からの反射光を低減させることができる。
図9に光入出部3より照射された測定光の光線軌跡を示す、上述したように、OCTヘッド2の光入出部3から出力される光の光軸をシャーレ4の底板22に対して垂直に照射すると、マージナル光線26はシャーレ4の底板22で正反射し、正反射光線28のような光路をたどる。これによってシャーレ4の底板22で正反射した正反射光線28は、ケーブル9に入力され、受光部で光電変換する際にサチレーションが発生してしまう。
その結果として、正確な測定対象の断層画像が表示できなくなってしまうのである。
その課題を解決するために、図10のようにOCTヘッド2の光入出部3から出力される光の光軸と、シャーレ4の底板22の垂線からなる光軸角29を、スキャンレンズ16の集光角30より大きくすることによって、シャーレ4の底板22における正反射光線28がケーブル9に入力されなくなり、測定対象までに存在する界面からの反射光の強度を低減でき、正確な断層画像が取得することができる。
より具体的には、設置部5の設置面に対する垂線に対して、OCTヘッド2の光入出部3から出力される光の光軸を傾斜させ、その傾斜角をスキャンレンズ16の集光角30より大きくすることによって、正確な断層画像が取得できるのである。
図11に本実施形態の光断層画像取得装置の制御ブロック図を示す。
まず、光源10は波長掃引光源で、この光源10から出た光は、干渉計ユニット8内に設けられた分割部31で分割され、その一方の光がケーブル9を介して光走査部14に供給され、細胞シート17に対するX軸方向とY軸方向への走査が行われるものとなる。
また、分割部31で分割された残りの光は、参照鏡ユニット32で反射され、それが干渉部33に供給される。干渉部33では、参照鏡ユニット32で反射された光と、光走査部14、ケーブル9を介して戻った光とを干渉をさせて干渉光を生成する。この干渉光は、受光部34で電気信号に変換し、さらにこの電気信号をA/D変換した後に、その結果を、制御部35を経由して、パーソナルコンピュータ36内の断層画像用演算部37に供給する。
断層画像用演算部37では、干渉光のA/D変換結果に対してFFT演算を行い、測定対象である細胞シート17の表面形状と、その断層画像情報を取得する。
また、設置部5に置かれたシャーレ4内の細胞シート17を上から観察する為のカメラ部6が設けられている。
このカメラ部6より取り込んだ画像情報について、カメラ画像用演算部38を制御し、表示部39に観察画像をリアルタイムに表示させる。また、断層画像用演算部37は、制御部35で制御され、表示部39に断層画像を表示させる。
さて、図12に示すように、細胞シート17は、光断層画像取得装置の光走査部14の走査範囲よりも大きいので、複数回に分割して断層情報を取り込んで、これらの断層情報を合成して細胞シートの断層情報として表示している。
図12においては、4回の走査を行い、4枚の断層情報を合成している。この合成においては、図11における制御部35が、設置部5に対して、細胞シート17のXYZ方向の位置の制御を行い、細胞シート17の全体の形状認識を、断層画像用演算部37内の形状認識処理部40で行う。
次に、制御部35は、形状認識処理部40で算出した細胞シート17の全体の形状について、どのように分割測定するかについての走査範囲を決定し、その走査範囲に従ってX軸可動ステージ11、Y軸可動ステージ12、Z軸可動ステージの制御を行いながらOCTヘッド2の位置を移動させ、細胞シート17の分割情報を取り込んでいく。
次に、強度補正処理部41において、光源10の出力光のコヒーレント長、もしくは、デフォーカスによる反射強度補正により、細胞シート17の複数の分割情報について、反射光の強度補正を行う。
次に、強度補正処理部41において、補正された細胞シート17の複数の分割情報を、画像結合処理部42において結合、合成していく。
そして、断層画像処理部43において、表示制御された1枚の画像情報が、表示部39に表示される構成となるのである。
この点において、更に詳しく説明をする。
光源10の光はOCTヘッド2の光入出部3から出力された後、測定対象である細胞シート17に到達する過程でレンズのデフォーカスの影響や光干渉におけるコヒーレンス性の影響を受け干渉信号が減衰する。そのため同じ細胞シート17であっても光入出部3に近い部分はより強く、遠い部分は弱い干渉信号となる。
今回のシステム構成では、OCTヘッド2の光入出部3を傾けるため、細胞シート17の表面までの距離が走査位置によって異なるため、上記課題により正しい画像を得ることができない。
そこで、前記断層画像用演算部37の強度補正処理部41は、光入出部3から測定対象までの距離より算出した反射強度補正により、干渉信号の強度補正を行う構成とした。
光入出部3から測定対象までの距離と、反射強度補正値の関係は、製品の出荷時に、予め計測しておき、制御部35の有するメモリに記録しておく。
このようにして、補正された細胞シート17の複数の分割情報を、画像結合処理部42において結合し、1枚の細胞シート17全体の画像に合成し、その断層画像を断層画像処理部43において、表示部39に表示制御するのである。
このようなプロセスを行うことで、複数に分割した情報を合成可能とする。さらには、光入出部3は測定対象に対して傾斜した状態で断層情報を取り込むので、測定対象の走査する面は、光入出部3からの距離が異なるため、この距離に応じて反射光の強度を補正することで正確な断層画像を取得することが可能となるのである。
(実施の形態2)
次に本発明の他の実施の形態による光断層画像取得装置について説明する。全体のブロック図に関しては第1の実施の形態と同様である。以下、上記実施の形態1の光断層画像取得装置と異なる部位について説明する。
図1に示すようにカメラ部6は、設置部5をはさんで、前記OCTヘッド2の光入出部3と対向する位置に、設けられている。本実施形態の光断層画像取得装置では、測定光として、測定対象に光を照射し、この測定光に対する測定対象からの後方散乱光を取り込んだ光を測定光として、測定対象の断層情報を取得している。この測定光は、波長が1.1um以下の近赤外線を用いているが、波長が1.1um以下の場合、Siディテクタが使用できる。カメラ部6の検出器にSiディテクタが使用されることが多く、Siディテクタは可視光から近赤外の光を検出できるので、本実施の形態に有効である。
そこで、本実施形態では、測定対象のOCTヘッド2の光入出部3とは反対側に設けたカメラ部6によって、OCTヘッド2から測定対象に照射された光を観察可能としたので、測定対象のどの部分の光断層画像を取得しているのかを認識することができるのである。
図13に、細胞シート17における走査状態を示す。
まず図13(a)においては、制御部35が、光走査部14を細胞シート17に対してXY方向の位置制御を行い、細胞シート17の走査範囲を囲むように、OCTヘッド2の光入出部3から近赤外線の照射を行う。この状態において、制御部35はカメラ部6に対して、露光時間を光走査部14の走査周期の1倍以上となるよう露光制御を行う。その結果として、カメラ部6によって映された映像は、図13(b)のごとく、近赤外線の軌跡が走査範囲を示すようにカメラ部6によって映像化されることとなる。
次に、図13(c)に示すように、光走査部14は、細胞シート17の走査範囲に対して、走査を行い、断層画像を取り込んでいく。
この走査する間においても、制御部35はカメラ部6に対して露光状態となるよう制御を行うことによって、カメラ部6が撮った映像において、どの箇所を走査したかが認識可能となるのである。
以上のように、本実施形態では、測定対象のOCTヘッド2の光入出部3とは反対側に設けたカメラ部6によって、OCTヘッド2から測定対象に照射された光を観察可能としたので、測定対象のどの部分の光断層画像を取得しているのかを認識することができるのである。
(実施の形態3)
本発明のさらに他の実施の形態による光断層画像取得装置について説明する。以下、上記実施の形態2の光断層画像取得装置と異なる部位について説明する。
図14は、本実施の形態における光断層画像取得装置全体の外観斜視図を示す。
また、図15は、OCT本体1の内部構造を示す断面図となっている。
上記実施の形態2では、設置部5の上方にはカメラ部6が設置されていたのに対し、本実施の形態においては、設置部5の上方にはカメラ部6に代わって顕微鏡ヘッド44が設置されている。
顕微鏡ヘッド44には、照明部45、対物レンズ46、ハーフミラー47、CCDカメラ48からなり、照明部45から出た照明光49は、対物レンズ46を通って測定対象に集光され、測定対象から反射した光は、対物レンズを通って、CCDカメラ48上に結像する。顕微鏡ヘッド44は、測定対象から反射された照明光49を検出することで測定対象の外観を観察することが可能となる。
図16に細胞シート17の観察の様子を示す断面図を示す。
上述したように、OCTヘッド2の光入出部3より照射した測定光19は、シャーレ4の底板22を介して測定対象である細胞シート17に照射される。測定光19の一部は細胞シート17で後方散乱し、光入出部3へと入力される。一方、シャーレ4の上方から顕微鏡ヘッド44に付随する対物レンズ46から照明光49が照射される。照明光49は、対物レンズ46によって、細胞シート17の表面近傍に集光される。照明光49は細胞シートの表面で反射され、対物レンズ46を通って顕微鏡ヘッド44内のCCDカメラ48の撮像面上に集光する。これによって細胞シート表面の拡大像をCCDカメラの撮像信号として観察できる。一方、照明光49の一部は、細胞シート17を透過して、OCTヘッド2の光入出部3に入力される。顕微鏡ヘッド44の照明光49をOCTヘッド2の光入出部3に入力することで、顕微鏡ヘッド44の観察部分とOCTヘッド2の観察部の位置関係を把握することが可能となる。
上述したように、シャーレ4の底板22での測定光の反射の影響を抑圧するために、測定光の光軸角29をスキャンレンズ16の集光角30よりも広い角度で傾けることが望ましい。一方、顕微鏡ヘッド44の照明光49を効率よく検出するためには、顕微鏡ヘッド44の対物レンズ46の集光角50より小さい角度で測定光の光軸角29を傾けることで、照明光49の検出精度が向上する。すなわち、測定光の光軸角29は、スキャンレンズ16の集光角30よりも大きく、顕微鏡ヘッド44の対物レンズ46の集光角50よりも小さいことが望ましい。
次に顕微鏡ヘッド44の観察部分とOCTヘッド2の観察部の位置関係を把握する方法について図17を用いて説明する。
図17はOCTヘッド2のみで細胞シート17を観察している場合、図18はOCTヘッド2と顕微鏡ヘッド44の両方を用いて細胞シート17を観察している場合、の構成斜視図である。
図17において、OCTヘッド2から出力した測定光19は、測定対象である細胞シート17の下方から照射される。細胞シート17で散乱した光の一部は、後方散乱となって測定光としてOCTヘッド2の光入出部3に入力される。光入出部3に入力された測定光は、参照光と干渉させ、干渉信号となり、この干渉信号から深さ方向の情報を求めることで断層画像を構築する。さらに、測定光19を2次元で走査することで細胞シート17の3次元情報を得ることが可能となる。
次に、OCTヘッド2と顕微鏡ヘッド44の両方を用いて観察した場合について図18を用いて説明する。
顕微鏡ヘッド44から出力された照明光49は、対物レンズ46で細胞シート17の表面に集光される。集光された照明光49は細胞シート17を透過して、OCTヘッド2の光入出部3に入力される。照明光49がOCTヘッド2の光入出部3に入力されると、強いノイズ成分となって干渉信号に影響する。
図19おいて干渉信号をフーリエ変換した結果を示す。干渉信号をフーリエ変換することによって、周波数と散乱光強度の関係が求まる。周波数は、深さ方向の距離に比例する。通常の干渉信号は、図19(a)に示すように深さ方向に散乱光強度が変化する信号である。これに対して、顕微鏡ヘッド44の照明光49がOCTヘッド2の光入出部3に入力されると、大きなノイズが発生して図19(b)に示すように信号が飽和したような状態になることが分かった。図19(a)と図19(b)の信号を比較することで、照明光49が照射されている位置を特定することができる。
図20(a)はOCTヘッド2のみで観察した場合、図20(b)はOCTヘッド2と顕微鏡ヘッド44の両方で観察を行った場合、のOCTで観察した2次元の断層画像を示す。
図20(b)に示すように、照明光49が照射された部位では、信号が飽和して白い線となっており、照明光49の照射位置が検出できている。これにより、顕微鏡ヘッド44の観察部位とOCTヘッド2の観察部位の位置関係を把握することが可能となる。
図21に本実施の形態の光断層画像取得装置の制御ブロック図を示す。
上述したように、まず、光源10は波長掃引光源で、この光源10から出た光は、干渉計ユニット8内に設けられた分割部31で分割され、その一方の光がケーブル9を介して光走査部14に供給され、細胞シート17に対するX軸方向とY軸方向への走査が行われるものとなる。
また、分割部31で分割された残りの光は、参照鏡ユニット32で反射され、それが干渉部33に供給される。干渉部33では、参照鏡ユニット32で反射された光と、光走査部14、ケーブル9を介して戻った光とを干渉をさせて干渉光を生成する。この干渉光は、受光部34で電気信号に変換し、さらにこの電気信号をA/D変換した後に、その結果を、制御部35を経由して、パーソナルコンピュータ36内の断層画像用演算部37に供給する。
断層画像用演算部37では、干渉光のA/D変換結果に対してFFT演算を行い、測定対象である細胞シート17の表面形状と、その断層画像情報を取得する。
また、設置部5に置かれたシャーレ4内の細胞シート17を上から観察する為の顕微鏡ヘッド44が設けられている。
この顕微鏡ヘッド44で取り込んだ画像情報は、顕微鏡画像演算部51に供給される。制御部35は、顕微鏡画像演算部51を制御し、表示部39に顕微鏡画像をリアルタイムに表示させる。また、断層画像用演算部37は、制御部35で制御され、表示部39に断層画像を表示させる。
一方、制御部35は、照明部45をオン/オフ制御を行い、位置検出部54は、照明部45がオンの場合の断層画像と、照明部45がオフの場合の断層画像を比較し、OCTヘッド2の観察部と顕微鏡ヘッド44の観察部の位置関係を検出する。この位置関係をもとに、画像合成部55が断層画像と顕微鏡の表面画像を合成することで、断層画像と顕微鏡画像を合成することができる。
さらに、顕微鏡ヘッド44の照明部45から照射された部位を高速で検出するためには、光走査部14においてOCTの測定光を高速に走査するとともに、制御部35が顕微鏡ヘッド44の照明部45をスイッチング制御し、照明部45をオンの場合とオフの場合の干渉信号を高速で取得して比較することが望ましい。制御部35が照明部45をスイッチング制御しながらOCTの干渉信号を比較することで、顕微鏡ヘッド44の観察位置を求めることができるのである。
なお、光源10に使用する光源の種類は、波長掃引型の光源、広帯域のスーパルミネッセントダイオード(SLD)、ハロゲンランプ、スーパコンディニアム光源(SC光源)など、スペクトル幅の広い高原であれば同様に使用できる。SLDは各種波長の光源が低価格で入手可能なので有用である。
さて、図22に示すように、OCTヘッド2による断層画像52は、顕微鏡画像53よりも大きいので、複数回に分割して顕微鏡画像を取り込んで、これらの画像を断層画像に合成して表示している。
顕微鏡ヘッド44、OCTヘッド2ともに一度に観察できる範囲が限られているので、複数回に分けて観察して、大きな面積の測定対象の全体像を把握することも可能である。また、OCT観察によって見つかった注目点のみ詳細な顕微鏡画像を取得して表示することも可能である。大面積の測定には測定時間が長くなり、かつ、大面積で詳細な画像を取得するとメモリ使用量が膨大になってしまう。OCTで全体像を把握し、必要な部分のみ詳細な顕微鏡画像を取得して合成することで測定時間の短縮、使用メモリの削減が可能となる。
なお、顕微鏡ヘッド44の顕微鏡としては、通常の光学顕微鏡以外に、共焦点顕微鏡、干渉顕微鏡、蛍光顕微鏡、位相差顕微鏡など、他の顕微手段で測定した2次元データも同様の手法でOCTの3次元画像と合成することが可能である。蛍光顕微鏡や共焦点は光源としてレーザ光を使う場合が多い。レーザ光は指向性があって、散乱光が強いため、OCTの干渉信号への影響が大きくなるので、より簡単に観察位置を特定することができる。また微少領域に集光するため、位置精度が向上して正確な位置関係が把握できる。
さらに、蛍光顕微鏡では、蛍光発光している部分のみの形状しか検出できないため、全体の組織構成と蛍光部分の関係把握が難しい。これに対して、OCTの3次元画像で周辺構造との関係がリアルタイムに検出できると、生体の構造などがより詳細に分析できる。レーザ光をスイッチングして、照明光のノイズ信号の有無を高速で検出することで合成画像取得の高速化ができる。
なお、OCTの測定波長は1.1ミクロン以下の波長が好ましい。OCTの測定波長が1.1ミクロン以下の場合、OCTの検出器はSiディテクタが使用できる。Siディテクタは可視光の測定が可能であるため、一般の顕微鏡照明光に利用される可視から近赤外の光を検出できるので本件の構成に有効である。
さて、本実施の形態では、測定対象に対してOCTヘッド2からの光を、シャーレ4の下方より細胞シートに照射する構成としたものであるが、これは、上方より光を照射した場合、照射された光は細胞シートで前方散乱し、この前方散乱光は、細胞シートを透過することで、細胞シート下に存在するシャーレで反射し、このシャーレによる反射光の影響を受けるため、測定対象の細胞の断層画像が正確に取得できないというという課題を解決する手段である。
さらには、シャーレ4の上面内側に付着した水滴による影響で、正確な断層画像が取得できないという課題もある。
図23、図24にこの課題について示す。
細胞シートは、インキュベータ内で37℃環境下で培養されており、測定の際にインキュベータから外に出すと外気との気温差でシャーレ4の上蓋が結露し、水滴56が発生する。この状態で、シャーレ4の上方から測定光19を照射すると、水滴56によって測定光19が散乱し、ノイズとして断層画像に表示される、確な断層画像が取得できなくなる。
図24は、このような状況下で計測した断層画像の表示結果であるが、水滴56によって散乱した光をOCTヘッドが取り込むことによって、図24に示すように画面全体にノイズが発生してしまい、正確な断層画像が取得できないのである。
以上のように本発明は、光源と、この光源から出た光を、少なくとも一方と他方に分割する分割部と、この分割された一方の光を走査する光走査部と、この光走査部で走査れた光を光入出部から測定対象に向けて照射し、その測定対象からの後方散乱光を、この光入出部から測定光として取り込むOCT(Optical Coherence Tomography)ヘッドと、前記測定対象を設置する設置部と、前記分割部によって分割された他方の光の経路補正を行う参照鏡と、この参照鏡によって経路補正された参照光と、前記OCTヘッドが取り込んだ測定光と、を干渉させて干渉光を生成する干渉部と、この干渉部で生成された干渉光を演算処理して測定対象の断層画像情報を生成するとともに、表示部への出力をする断層画像用演算部と、を備え、前記OCTヘッドの光入出部は、設置部に設置した測定対象に対して下方より光を照射する構成としたものであるので、正確な光断層画像を取得することができる。
すなわち、本発明の光断層画像取得装置では、測定光として、測定対象であるシャーレ内に設置された細胞シートに光を照射し、細胞シートからの後方散乱光を測定光として解析することで、細胞シートの断層情報を取得するものであるが、細胞シートに光を照射した際に、照射された光は細胞シートで前方散乱する。この前方散乱光は、細胞シートを透過することで、細胞シート下に存在するシャーレで反射し、このシャーレによる反射光の影響を受ける。このシャーレによる前方散乱光の反射の影響を低減するために、測定対象に対してOCTヘッドからの光を、シャーレ下方より細胞シートに照射する構成としたので、細胞シートによって前方散乱した光はシャーレに照射されなくなり、正確な断層画像を取得することができるのである。
したがって、たとえば、細胞シート検査用の光断層画像取得装置として、広く活用が期待されるものである。
1 OCT本体
2 OCTヘッド
3 光入出部
4 シャーレ
5 設置部
6 カメラ部
7 カメラ保持部
8 干渉計ユニット
9 ケーブル
10 光源
11 X軸可動ステージ
12 Y軸可動ステージ
13 Z軸可動ステージ
14 光走査部
15 コリメータレンズ
16 スキャンレンズ
17 細胞シート
18 培養液
19 測定光
20 後方散乱光
21 前方散乱光
22 底板
23 反射光
24 断層画像
25 断層画像
26 測定光のマージナル光線
27 測定光の光軸
28 正反射光線
29 光軸角
30 集光角
31 分割部
32 参照鏡ユニット
33 干渉部
34 受光部
35 制御部
36 パーソナルコンピュータ
37 断層画像用演算部
38 カメラ画像用演算部
39 表示部
40 形状認識処理部
41 強度補正処理部
42 画像結合処理部
43 断層画像処理部
44 顕微鏡ヘッド
45 照明部
46 対物レンズ
47 ハーフミラー
48 CCDカメラ
49 照明光
50 集光角
51 顕微鏡画像演算部
52 断層画像
53 顕微鏡画像
54 位置検出部
55 画像合成部
56 水滴

Claims (9)

  1. 光源と、この光源から出た光を、少なくとも一方と他方に分割する分割部と、この分割された一方の光を走査する光走査部と、前記走査部で走査された光を光入出部から測定対象に向けて照射し、その測定対象からの後方散乱光を、この光入出部から測定光として取り込むOCT(Optical Coherence Tomography)ヘッドと、前記分割部によって分割された他方の光の経路補正を行う参照鏡と、この参照鏡によって経路補正された参照光と、前記OCTヘッドが取り込んだ測定光と、を干渉させて干渉光を生成する干渉部と、この干渉部で生成された干渉光を演算処理して測定対象の断層画像情報を生成するとともに、表示部への出力をする断層画像用演算部と、を備え、
    前記OCTヘッドの上方に前記測定対象を設置する設置部を設け、前記設置部の下方から、前記測定対象に向けて前記OCTヘッドの光入出部から光を照射する構成とした光断層画像取得装置。
  2. 前記OCTヘッドの光入出部から照射される光の光軸を、前記設置部の設置面に対する垂線に対して角度を有する構成とした請求項1に記載の光断層画像取得装置。
  3. 前記OCTヘッドの光入出部から照射される光の光軸と、前記設置部の設置面に対する垂線に対しての角度は、前記OCTヘッドの照射光学系の集光角よりも大きい構成とした請求項2に記載の光断層画像取得装置。
  4. 前記OCTヘッドは、前記設置部に対して可動となるよう構成した請求項1から3のいずれか一つに記載の光断層画像取得装置。
  5. 前記断層画像用演算部は、前記光入出部から測定対象までの距離より算出した干渉信号強度補正により、反射光の強度補正を行う構成とした請求項1から4のいずれか一つに記載の光断層画像取得装置。
  6. 前記断層画像用演算部は、測定対象の断層画像情報を複数に分けて取得し、これら複数の断層画像情報を結合する構成とした請求項1から5のいずれか一つに記載の光断層画像取得装置。
  7. 前記断層画像用演算部が断層画像情報を出力する表示部を備えた請求項1から6のいずれか一つに記載の光断層画像取得装置。
  8. 前記光源から出力された光は近赤外光とした請求項1から7のいずれか一つに記載の光断層画像取得装置。
  9. 前記測定対象が液中に設置されている請求項1から8のいずれか一つに記載の光断層画像取得装置。
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