JP2015046680A - 送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で入力された記号に対応する情報を送信することが可能な送信装置を提供する。
【解決手段】送信装置は、記号と複数の周波数との対応関係が規定されたテーブルに基づいて、記号に対応する、所定の期間ごとに変化する複数の周波数を持つ送信信号を生成する信号生成手段と、送信信号を送信する送信手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法に関し、特に、周波数ホッピング技術を用いた送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法に関する。
水の比誘電率は約80と非常に高いため、大気中と比較して水中では電波の減衰量が非常に大きく、水中の無線通信や探索装置では電波ではなく音波が用いられる場合が多い。例えば、特許文献1には、一定周期のバルク波によって送波素子が励振されるソーナーシステムが記載されている。また、特許文献2には、周波数が直線的に変化する励振信号と、周波数が非直線的に変化する励振信号とが用いられた水中目標物探索システムが記載されている。そして、特許文献1及び2では、音波の送信に周波数ホッピング技術が用いられている。周波数ホッピング技術は、搬送波の周波数が高速に変化する信号(周波数ホッピング信号)を用いた通信技術であり、伝送される信号が伝送路の状態の変化の影響を受けにくいという特徴がある。
特開2012−168122号公報(段落[0032]−[0039]、図1、図2、図4) 特開2011−038993号公報(段落[0034]、図1)
水中通信では、機器が使用される環境上、通信機器の大きさや重量が制限される場合がある。このため、水中通信に用いられる送信装置や受信装置は単純な構成とし、小型軽量化が図られることが望ましい。しかしながら、特許文献1又は特許文献2に記載されたような周波数ホッピング技術を用いた送信装置及び受信装置には、周波数ホッピング信号を生成あるいは受信する機能に加えて、伝送される情報(記号列や文字列)によって搬送波を変調(1次変調)する変調器や、受信信号から情報を復元するための復調器が必要である。このため、周波数ホッピング技術を用いた通信システムには、小型化が困難であるという課題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、入力された情報を、簡単な構成で伝送することができる送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法を提供することにある。
本発明の送信装置は、記号と、前記記号毎に相異なる、複数の周波数及び前記複数の周波数の順序との対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する、所定の期間ごとに前記順序に従って変化する前記複数の周波数を持つ送信信号を生成する信号生成手段と、前記送信信号を送信する送信手段と、を備える。
本発明の受信装置は、所定の期間ごとに変化する複数の周波数の組み合わせで構成される送信信号を受信して受信信号に変換する受信手段と、記号と、前記記号毎に相異なる、前記複数の周波数及び前記変化の順序と、の対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数を持つレプリカ信号を生成し、前記受信信号と前記レプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号から前記記号を復元する記号復元手段と、を備える。
本発明の送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法は、入力された情報を、簡単な構成で伝送することができる。
第1の実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。 送信装置の構成を示すブロック図である。 記号列と、記号列に対応して割り当てられる複数の周波数の組(ホッピングパターン)を規定したテーブルの例である。 テーブルで規定されたホッピングデータの例を示す図である。 受信装置の構成を示すブロック図である。 復号器の基本的な構成を示すブロック図である。 レプリカ相関処理結果の出力例を示す図である。 第2の実施形態で用いられるテーブルの例である。 搬送波の周波数帯域が相手先AA〜DD毎に分割された例を示す図である。 第3の実施形態で用いられるテーブルの例である。 第4の実施形態で用いられるテーブルの例である。 第5の実施形態の送信装置の構成を示すブロック図である。 第6の実施形態の受信装置の構成を示すブロック図である。
以下に説明する実施形態では、周波数ホッピング技術を用いた水中におけるデータ通信において、搬送波の周波数の組み合わせ(ホッピングパターン)と送信される情報とを対応させることにより、送信装置及び受信装置の構成が単純化される。周波数ホッピング技術により切り替えられる搬送波の周波数の組み合わせは、送信される情報と対応している。すなわち、各実施形態では、周波数ホッピング技術は、搬送波の伝送だけではなく、情報の伝送のためにも用いられる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の通信システム100の構成を示すブロック図である。通信システム100は、送信装置200と、受信装置300と、を備える。送信装置200から送信された信号は、受信装置300で受信される。第1の実施形態では、搬送波として音波が用いられる。しかしながら、搬送波の形態は音波に限定されない。
図2は、送信装置200の構成を示すブロック図である。送信装置200は、入力部201、符号器202、D/A(digital to analog)変換器203、増幅器204、送信器205を備える。符号器202とD/A変換器203とは、合わせて信号生成部と呼ばれることがある。
入力部201は、入力された情報を符号器202へ出力する。本実施形態では、記号列は、複数の記号からなる、通信システム100で伝送される情報であり、たとえば、「START」といった文字列である。入力部201として、例えばキーボード及びマウス等の入力デバイスを備えるPC(パーソナルコンピュータ)が用いられてもよい。ユーザがPCを操作することによって、入力された記号列が、符号器202へ出力される。あるいは、入力部201は、記号列のデータを他の装置から受信して符号器202へ出力してもよい。
図3は、記号と、記号に対応して割り当てられる複数の搬送波の周波数の組(以下、「ホッピングパターン」という。)を規定したテーブル400の例である。「記号」で示された記号に対して、周波数1〜周波数Nに記載された周波数で搬送波の周波数が変化する。ここで、Nは自然数であり、1つの記号に対応する搬送波の周波数の個数を示す。
ホッピングパターンを構成する周波数は、異なるホッピングパターンにより生成された送信信号の間の相関値が所定の値よりも小さくなるように選択される。これにより、後述するように、受信装置300において算出される相関値の大小に基づいて、受信信号に含まれる記号を復元できる。
符号器202は、テーブル400を保持している。符号器202は、テーブル400に基づき、入力部201から出力された記号毎に、対応するホッピングパターンに基づいて周波数ホッピングデータを生成する。周波数ホッピングデータはデジタルデータであり、ホッピングパターンに従って変化する搬送波の周波数の情報を含んでいる。たとえば、文字「A」の周波数ホッピングデータは、9000Hz(周波数1)、10248Hz(周波数2)、・・・、5921Hz(周波数N)の順に、搬送波の周波数が変化するという情報を含んでいる。
D/A変換器203は、符号器202で生成されたデジタル信号である周波数ホッピングデータを、周波数ホッピング信号に変換する。周波数ホッピング信号は、増幅器204や送信器205が処理可能なアナログ信号である。たとえば、文字「A」の周波数ホッピング信号は、9000Hz、10248Hz、・・・、5921Hzの順に、搬送波の周波数がN通りに変化する信号である。
増幅器204は、D/A変換器203で生成された周波数ホッピング信号を、送信器205に適合した振幅に増幅する。そして、送信器205は、増幅器204によって増幅された周波数ホッピング信号を音波に変換して受信装置300に向けて送信する。
図4は、テーブル400で規定されたホッピングデータの例を示す図である。図4では、「a」、「b」等の1個の記号に対応する周波数ホッピング信号の周波数が、時系列上に配列して示される。図4において、1つの記号を構成する周波数ホッピング信号は、継続時間がt秒のPCW(pulse continuous wave)が時間的に順にN個配列されている。すなわち、図4に記載された周波数ホッピング信号は、合計でT秒(T=t×N)のPCWである。このような搬送波の構成は、一般的なNホップの周波数ホッピング方式と同様である。
たとえば、文字「A」が送信される場合の搬送波の周波数は、最初のt秒は9000Hz、次のt秒は10248Hz、とテーブル400の記載に従って順に変化する。そして、最後はt秒の5921Hzの搬送波が送信されて文字「A」の伝送が終了する。
配列されるPCWの周波数及び個数は、送信される記号の個数、送信器及び受信器の周波数帯域によって規定され、テーブル400に記載される。また、送信装置200と受信装置300とで、PCWの継続時間(t秒)は統一される。
なお、送信装置200は、さらに、CPU(central processing unit、中央処理装置)及びメモリを備えていてもよい。そして、CPUは、送信装置200の各部の機能を、メモリに記憶されたプログラムによって実現してもよい。
図5は、受信装置300の構成を示すブロック図である。受信装置300は、受信器301、A/D(analog to digital)変換器302、復号器303、表示器304を備える。
受信器301は、送信装置から送信され、空間中を伝播した音波を受信し、電気信号であるアナログ信号へ変換する。A/D変換器302は、受信器301によって変換されたアナログ信号を、デジタル信号である周波数ホッピングデータへ変換する。
復号器303は、送信装置200と同一のテーブル400を保持している。復号器303は、テーブル400の記載に基づいて、送信装置の符号器202で生成される周波数ホッピングデータを複製した信号(以下、「レプリカ信号」という。)を、記号毎に生成する。レプリカ信号は、A/D変換器302で変換された周波数ホッピングデータとの間で相関処理が可能な形式を持つ。なお、復号器303とA/D変換器302とは、合わせて記号復元部と呼ばれることもある。
復号器303は、A/D変換器302から出力された周波数ホッピングデータとデジタルレプリカ信号とのレプリカ相関処理を行い、その結果に基づいて、送信装置200から受信した信号から、記号列を復元する。
表示器304は、ディスプレイを備え、復号器303で復元された記号列をディスプレイに表示する。
図6は、復号器303の基本的な構成を示すブロック図である。複合器303は、M個のレプリカ相関処理部311〜31Mと、レプリカ相関処理部311〜31Mにおける処理結果を解析する記号化処理部321を備える。ここで、Mは使用される記号の数であり、Mは自然数である。レプリカ相関処理部311〜31Mには、図3に基づいて生成されたM種類の記号のレプリカ信号がそれぞれ1個ずつ設定されている。A/D変換器302から入力された周波数ホッピングデータは、レプリカ相関処理部311〜31Mへ分配される。レプリカ相関処理部311〜31Mは、デジタル信号処理により、分配された周波数ホッピングデータと、各々異なるレプリカ信号(1〜M)とのレプリカ相関処理が行われる。相関処理の結果は、記号化処理部321へ入力され、受信された記号が復元される。 図7は、レプリカ相関処理の結果の一例を示す図である。レプリカ相関処理の出力結果(相関値)は、A/D変換器から入力された周波数ホッピングデータとレプリカ信号とのホッピングパターンの類似度によって変化する。2つの信号のホッピングパターンの類似度が高いと相関値も高くなり、類似度が低いと相関値が低くなる。
M個のレプリカ相関処理部311〜31Mには、テーブル400に記載されたM個の記号のいずれかが設定されている。従って、送信装置200と同一のテーブル400に基づいて送信された信号がレプリカ相関処理部311〜31Mに入力された場合には、レプリカ相関処理部311〜31Mのいずれかの相関処理の結果が高い相関値を示す。
分配された周波数ホッピングデータとレプリカ信号との相関値は、それぞれのホッピングパターンが周波数の変化する順序を含めて同一である場合に最大となる。従って、両者のホッピングパターンに含まれる周波数1〜周波数Nのうち1箇所でも周波数が異なっていれば相関値は最大値よりも低くなる。
記号化処理部321は、レプリカ相関処理部311〜31Mから入力される相関値を所定の閾値と比較し、相関処理された信号がテーブル400に記載された記号のいずれかに対応すると判断可能かどうかを判定する。相関値が閾値よりも高い場合には、その際に相関処理された受信信号は、記号として判定可能であると判断される。そして、記号化処理部321は、相関値が閾値を超えたレプリカ相関処理部に設定されたレプリカ信号の記号を、復号結果として表示器へ出力する。
なお、受信装置300は、さらに、CPU及びメモリを備えていてもよい。そして、CPUは、受信装置300の各部の機能を、メモリに記憶されたプログラムによって実現してもよい。
一般に、周波数ホッピング技術を用いた送信装置には、周波数ホッピング信号を発生させる2次変調のための変調器の前段に、情報を1次変調するための変調器がさらに必要である。そして、周波数ホッピング信号を受信する一般的な受信装置においても、周波数ホッピング信号の復調後に、情報を復元するための復調器がさらに必要である。
これに対して、第1の実施形態の通信システム100においては、搬送波のホッピングパターンと伝送される記号とが対応づけられている。言い換えれば、通信システム100では、記号毎に異なるホッピングパターンにより、搬送波が変調される。その結果、送信装置200においては、搬送波を記号で1次変調するための変調器を備える必要がない。また、受信装置300においても、受信信号のホッピングパターンから記号が直接復元されるため、周波数ホッピング信号の復調後に、記号を復元するための復調回路をさらに備える必要がない。その結果、第1の実施形態の通信システム100は、入力された情報に対応する信号を、簡単な構成で伝送することが可能であるという効果を奏する。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態で用いられるテーブル410の例である。テーブル410は、第1の実施形態と同様の送信装置200及び受信装置300で用いられる。
第1の実施形態では、「a」、「b」等の1個の記号に対して、1個のホッピングパターンを割り当てた。しかしながら、複数の記号からなる1個の記号列に対して、1個のホッピングパターンが割り当てられてもよい。第2の実施形態のテーブル410では、通信において頻繁に用いられる記号列(「YES」、「NO」、「OK」、「NG」)に対して、1個のホッピングパターンが割り当てられている。
記号列に対してホッピングパターンを割り当てることにより、1文字ごとに信号を送信する場合と比較して送信時間を短縮できる。このため、第2の実施形態のテーブル410を第1の実施形態の通信システム100に適用することにより、通信システム100は、さらに、通信のターンアラウンド時間が短縮できるとともに、送信装置及び受信装置の消費電力を低減できるという効果を奏する。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について説明する。図9は、送信装置200が送信する搬送波の周波数帯域が、相手先(受信装置300)AA〜DD毎に分割された例を示す図である。第3の実施形態では、第1の実施形態の送信装置200が送信可能な搬送波の周波数帯域がいくつかのブロックに分割され、各ブロックの周波数範囲毎に、記号とホッピングパターンとの対応が作成される。そして、第3の実施形態では、相手先毎に異なる周波数帯の搬送波が用いられる。
図10は、第3の実施形態で用いられるテーブル420の例を示す図である。テーブル420は、第1の実施形態と同様の送信装置200及び受信装置300で用いられる。受信装置300は、それぞれ自身に割り当てられた周波数帯の搬送波を受信する。
第1の実施形態のテーブル400に代えてテーブル420を用いることで、送信装置200は、複数の受信装置300に対して独立に記号列を送信できる。テーブル420において、送信装置200が送信する搬送波の周波数は、相手先AAに対しては1000Hz以上4000Hz未満、相手先BBに対しては4000Hz以上7000Hz未満、相手先CCに対しては7000Hz以上10000Hz未満、相手先DDに対しては10000Hz以上13000Hz未満である。
このように、第3の実施形態では、搬送波の周波数帯域を複数のブロックに分割し、各ブロックの周波数範囲毎にテーブルが作成される。すなわち第3の実施形態のテーブル420を第1の実施形態の通信システム100に適用することにより、通信システム100は、1対多数の通信が可能となるという効果をさらに奏する。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について説明する。図11は、第4の実施形態におけるテーブル430を示す図である。テーブル430は、第1の実施形態と同様の送信装置200及び受信装置300で用いられる。テーブル430に記載されたホッピングパターンでは、1000Hz、2000Hz、3000Hz、4000Hzの4種類の搬送波のみが使用される。しかしながら、ホッピングパターン毎に送信される搬送波の周波数の順序が異なっているため、少ない搬送波で多くの種類の記号が送信可能である。
第4の実施形態のテーブル430は、同一の周波数の組を用いている場合でも、異なる順序で周波数が変化する場合には、異なる記号を対応させている。通信システム100では、使用される搬送波の周波数が重複していても、周波数の時間的な変化が異なっていれば、相関処理において異なる記号であると判断される。このように、テーブル430を使用することで、通信システム100は、使用できる搬送波の周波数に制限がある場合でも多くの種類の記号を伝送できる。すなわち、第4の実施形態のテーブル430を第1の実施形態の通信システム100に適用することにより、通信システム100は、周波数の有効利用を図ることができるという効果をさらに奏する。
なお、本実施形態においては、受信された搬送波の周波数が1000Hz、2000Hz、3000Hz、4000Hz、1000Hz・・・と変化している場合には、受信された記号が「a」であるか「c」であるかの判別が困難となる可能性がある。従って、このような場合に備えて、送信装置200及び受信装置300は、ホッピングパターンの先頭を識別可能とするための構成を備えていてもよい。例えば、送信装置200は、1個の記号の送信後に搬送波が送信されない期間(ギャップ)を設けてもよい。そして、受信装置300は、搬送波のギャップの検出後に受信された搬送波の周波数がホッピングパターンの先頭の周波数(周波数1)であると判断してもよい。
なお、以上説明した第1〜第4の実施形態におけるテーブル400〜430の内容は、排他的に用いられるものではない。第1〜第4の実施形態においては、ホッピングパターンが異なっていれば、記号及び記号列を混在させて伝送させることも可能である。従って、テーブル400〜430は、互いに組み合わせて用いられてもよい。また、テーブル400〜430に記載された記号やホッピングパターンは一例であり、その内容を限定するものではない。
(第5の実施形態)
図12は、本発明の第5の実施形態の送信装置500の構成を示すブロック図である。送信装置500は、信号生成部510と、送信部520と、を備える。信号生成部510は、記号と周波数との対応関係が規定されたテーブルに基づいて、入力された記号に対応する周波数を持つ送信信号を生成する。送信部520は、生成された送信信号を送信する。
このような構成を備えた送信装置500は、入力された記号に対応して送信信号の周波数が変化するため、簡単な構成で、入力された情報に対応する信号を送信することができる。
(第6の実施形態)
図13は、本発明の第6の実施形態の受信装置600の構成を示すブロック図である。受信装置600は、受信部610と、記号復元部620と、を備える。受信部610は、周波数が時間的に変化する送信信号を受信して受信信号に変換する。記号復元部620は、周波数と記号との対応関係が記載されたテーブルに基づいて、記号に対応する周波数を持つレプリカ信号を生成し、受信信号とレプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて受信信号から記号を復元する。
このような構成を備えた受信装置600は、受信された信号の周波数に対応する記号を受信信号とレプリカ信号との相関処理によって直接受信信号から復元するため、簡単な構成で受信信号に対応する情報を復元することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明の実施形態は、以下の付記のようにも記載されうるが、これらには限定されない。
[付記1]
記号と、前記記号毎に相異なる、複数の周波数及び前記複数の周波数の順序との対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する、所定の期間ごとに前記順序に従って変化する前記複数の周波数を持つ送信信号を生成する信号生成手段と、
前記送信信号を送信する送信手段と、
を備える送信装置。
[付記2]
前記送信信号は、PCW(pulse continuous Wave)であることを特徴とする、付記1に記載された送信装置。
[付記3]
前記信号生成手段は、
前記テーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数の情報を持つデジタル信号であるデジタル送信信号を生成して出力する符号化手段と、
前記デジタル送信信号をアナログ信号に変換して前記送信信号を生成するデジタル−アナログ変換手段を備える、
ことを特徴とする付記1又は2に記載された送信装置。
[付記4]
前記テーブルにおいて、複数の前記記号を含む記号列と、前記記号毎に相異なる、複数の周波数及び前記複数の周波数の順序と、の対応関係が規定されていることを特徴とする、付記1乃至3のいずれかに記載された送信装置。
[付記5]
前記テーブルにおいて、前記複数の周波数の周波数帯域がブロックに分割され、前記ブロックの周波数範囲毎に前記対応関係が規定されていることを特徴とする、付記1乃至4のいずれかに記載された送信装置。
[付記6]
前記テーブルにおいて、前記複数の周波数が送信される順序に対応して、異なる前記記号との対応関係が規定されていることを特徴とする、付記1乃至5のいずれかに記載された送信装置。
[付記7]
前記送信手段は、前記送信信号を音波として送信することを特徴とする、付記1乃至6のいずれかに記載された送信装置。
[付記8]
所定の期間ごとに変化する複数の周波数の組み合わせで構成される送信信号を受信して受信信号に変換する受信手段と、
記号と、前記記号毎に相異なる、前記複数の周波数及び前記変化の順序と、の対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数を持つレプリカ信号を生成し、前記受信信号と前記レプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号から前記記号を復元する記号復元手段と、
を備える受信装置。
[付記9]
前記受信信号は、PCW(pulse continuous Wave)であることを特徴とする、付記8に記載された受信装置。
[付記10]
前記記号復元手段は、
前記受信信号をデジタル信号へ変換してデジタル受信信号として出力するアナログ−デジタル変換手段と、
前記テーブルに基づいて、前記デジタル受信信号との相関処理を行うためのデジタルレプリカ信号を生成し、前記デジタル受信信号と前記デジタルレプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号に対応する記号列を復元する復号手段と、
を備えることを特徴とする付記6乃至8のいずれかに記載された受信装置。
[付記11]
前記テーブルにおいて、複数の前記記号を含む記号列と、前記記号毎に相異なる、前記複数の周波数及び前記変化の順序と、の対応関係が規定されていることを特徴とする、付記8乃至10のいずれかに記載された受信装置。
[付記12]
前記テーブルにおいて、前記複数の周波数が受信される順序に対応して、異なる前記記号との対応関係が規定されていることを特徴とする、付記8乃至11のいずれかに記載された受信装置。
[付記13]
前記受信手段は、音波として送信された前記送信信号を受信することを特徴とする、付記8乃至12のいずれかに記載された受信装置。
[付記14]
付記1に記載された送信装置から送信された送信信号が、付記8に記載された受信装置で受信されるように配置された通信システム。
[付記15]
記号と、前記記号毎に相異なる、複数の周波数及び前記複数の周波数の順序との対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する、所定の期間ごとに前記順序に従って変化する前記複数の周波数を持つ送信信号を生成し、
前記送信信号を送信する、
ことを特徴とする送信方法。
[付記16]
所定の期間ごとに変化する複数の周波数の組み合わせで構成される送信信号を受信して受信信号に変換し、
記号と、前記記号毎に相異なる、前記複数の周波数及び前記複数の周波数の順序との対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数を持つレプリカ信号を生成し、前記受信信号と前記レプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号から前記記号を復元する、
ことを特徴とする受信方法。
[付記17]
送信装置のコンピュータに、
記号と、前記記号毎に相異なる、複数の周波数及び前記変化の順序と、の対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する、所定の期間ごとに前記順序に従って変化する前記複数の周波数を持つ送信信号を生成する手順、
前記送信信号を送信する手順、
を実行させるための送信装置の制御プログラム。
[付記18]
受信装置のコンピュータに、
所定の期間ごとに変化する複数の周波数の組み合わせで構成される送信信号を受信して受信信号に変換する手順、
記号と、前記記号毎に相異なる、前記複数の周波数及び前記複数の周波数の順序との対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数を持つレプリカ信号を生成し、前記受信信号と前記レプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号から前記記号を復元する手順、
を実行させるための受信装置の制御プログラム。
100 通信システム
200 送信装置
201 入力部
202 符号器
203 D/A変換器
204 増幅器
205 送信器
300 受信装置
301 受信器
302 A/D変換器
303 復号器
304 表示器
311−31M レプリカ相関処理部
321 記号化処理部
400、410、420、430 テーブル
500 送信装置
510 信号生成部
520 送信部
600 受信装置
610 受信部
620 記号復元部

Claims (10)

  1. 記号と、前記記号毎に相異なる、複数の周波数及び前記複数の周波数の順序と、の対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応した、所定の期間ごとに前記順序に従って変化する前記複数の周波数を持つ送信信号を生成する信号生成手段と、
    前記送信信号を送信する送信手段と、
    を備える送信装置。
  2. 前記信号生成手段は、
    前記テーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数の情報を持つデジタル信号であるデジタル送信信号を生成して出力する符号化手段と、
    前記デジタル送信信号をアナログ信号に変換して前記送信信号を生成するデジタル−アナログ変換手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載された送信装置。
  3. 前記テーブルにおいて、前記複数の周波数に対して、複数の前記記号を含む記号列との対応関係が規定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載された送信装置。
  4. 前記テーブルにおいて、前記送信信号の周波数帯域がブロックに分割され、前記ブロックの周波数範囲毎に前記対応関係が規定されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載された送信装置。
  5. 前記テーブルにおいて、前記複数の周波数が送信される順序に対応して、異なる前記記号との対応関係が規定されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載された送信装置。
  6. 所定の期間ごとに変化する複数の周波数の組み合わせで構成される送信信号を受信して受信信号に変換する受信手段と、
    記号と、前記記号毎に相異なる、前記複数の周波数及び前記変化の順序と、の対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数を持つレプリカ信号を生成し、前記受信信号と前記レプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号から前記記号を復元する記号復元手段と、
    を備える受信装置。
  7. 前記記号復元手段は、
    前記受信信号をデジタル信号へ変換してデジタル受信信号として出力するアナログ−デジタル変換手段と、
    前記テーブルに基づいて、前記デジタル受信信号との相関処理を行うためのデジタルレプリカ信号を生成し、前記デジタル受信信号と前記デジタルレプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号に対応する記号列を復元する復号手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載された受信装置。
  8. 前記テーブルにおいて、前記複数の周波数が受信される順序に対応して、異なる前記記号との対応関係が規定されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載された受信装置。
  9. 記号と、前記記号毎に相異なる、複数の周波数及び前記複数の周波数の順序と、の対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する、所定の期間ごとに前記順序に従って変化する前記複数の周波数を持つ送信信号を生成し、
    前記送信信号を送信する、
    ことを特徴とする送信方法。
  10. 所定の期間ごとに変化する複数の周波数の組み合わせで構成される送信信号を受信して受信信号に変換し、
    記号と、前記記号毎に相異なる、前記複数の周波数及び前記変化の順序と、の対応関係が規定されたテーブルに基づいて、前記記号に対応する周波数を持つレプリカ信号を生成し、前記受信信号と前記レプリカ信号との相関処理を行った結果に基づいて前記受信信号から前記記号を復元する、
    ことを特徴とする受信方法。
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