JP2015045305A - 車両の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】還元成分を含む液体を排気系に供給する車両の排気浄化装置に関し、簡素な構成で液体の供給と液抜きとを効率的に実施する。
【解決手段】車両の排気系に還元成分を含む液体を供給するノズル3と液体を貯留するタンク1との間を接続する供給路4を設ける。
また、車両の乗降に伴う荷重変動を受けて収縮,膨張する変形室6と、供給路4と変形室6との間を接続する第一通路7とを有し、変形室6の膨張時に第一通路7を介して供給路4内の液体を吸引し、変形室6の収縮時に第一通路7を介して液体を供給路4に排出する手動ポンプ5を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の排気系に還元剤を供給することによって排気を浄化する排気浄化装置に関する。
従来、排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を低減させるための触媒として、尿素添加型のNOx選択還元触媒〔尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)触媒〕を用いる手法が知られている。すなわち、NOx選択還元触媒よりも上流側の排気通路内に還元剤としての尿素水を噴射し、尿素の加水分解によりアンモニアを生成して、窒素酸化物をアンモニアで窒素に還元させるものである。この手法は、例えばディーゼルエンジンの排気ガスのように、酸素濃度が比較的高い雰囲気下での窒素酸化物の浄化に極めて有効である。
このような尿素SCRシステムでは、車両の排気系に上記の尿素SCR触媒が設けられ、その上流側に尿素水を供給するための噴射ノズルが設けられる。また、尿素水を貯留するタンクは、尿素水の補充がしやすい位置に設けられる。噴射ノズルとタンクとの間は供給路で接続され、必要に応じて、タンク内の尿素水が電動ポンプでノズルまで供給される。
ところで、尿素水の凝固点(融点)は約-11[℃](32.5[%]水溶液の場合)であり、外気温の低い寒冷地では凍結するおそれがある。そこで、従来の尿素SCRシステムでは、尿素水の凍結を防止するための様々な工夫が提案されている。例えば、エンジンの停止後に電動ポンプを逆回転させ、尿素水を供給するための噴射ノズルを開くことによって、供給路の中の尿素水を吸い戻し、タンク内に回収することが提案されている(特許文献1参照)。また、尿素水をタンク側からノズル側へと圧送する電動ポンプと、ノズル側からタンク側へと圧送する電動ポンプとを個別に設けて、供給路内の水抜き(尿素水抜き)を行うことも提案されている。これらの構成により、エンジンの不使用時に尿素水が供給路内に残留することが防止され、尿素水の凍結による不具合の発生が回避される。
特開2008-101564号公報
しかしながら、上記のような従来の尿素SCRシステムでは、尿素水の圧送方向を反転させることのできる高価な電動ポンプを供給路上に設けなければならない。あるいは、尿素水の圧送方向を制御するために複数の電動ポンプを用意しなければならない。また、供給路内の水抜き(尿素水抜き)の際に噴射ノズルを開くため、供給路内に排気系に残留した排ガスを吸い込む。したがって、尿素水の供給回路が複雑化し、製品コストが上昇するという課題に加え、供給路内の腐食や噴射ノズルの詰まりの懸念がある。また、尿素水を供給路内から吸い戻すために電動ポンプを駆動することで、車両に搭載されたバッテリーの電力が消費されることとなり、車両の燃費及び電費が低下するという課題もある。
本件の目的の一つは、上記のような課題に鑑み創案されたものであって、排気系に還元成分を含む液体を供給することで排気を浄化する車両の排気浄化装置において、簡素な構成で液体の供給と液抜きとを効率的に実施することである。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
(1)ここで開示する車両の排気浄化装置は、車両の排気系に還元成分を含む液体を供給するノズルと前記液体を貯留するタンクとの間を接続する供給路を備える。また、前記車両の乗降に伴う荷重変動を受けて収縮,膨張変形する変形室と、前記供給路と前記変形室との間を接続する第一通路とを有し、前記変形室の膨張時に前記第一通路を介して前記供給路内の前記液体を吸引し、前記変形室の収縮時に前記第一通路を介して前記液体を前記供給路に排出するポンプを備える。
ここでいう「還元成分」には、尿素,アンモニア(水酸化アンモニウム,蟻酸アンモニウム等の窒素含有物質),炭化水素等が含まれる。また、ここでいう「供給路」には、尿素SCRシステムにおける尿素水供給路や、アンモニアSCRシステムにおけるアンモニア含有水溶液の供給路や、HC-SCRシステムにおける燃料供給路等が含まれる。
(2)前記供給路内から吸引された前記液体の代わりに前記供給路内に導入される気体を貯留する空気室と、前記供給路と前記空気室との間を接続する第二通路とを備えることが好ましい。
(3)前記第二通路上に介装され、前記車両のエンジン作動時に前記第二通路を閉鎖し、前記車両のエンジン停止時に前記第二通路を開放する気体開閉弁を備えることが好ましい。
(4)前記空気室が、密閉された容器内に設けられることが好ましい。
(5)前記第一通路及び前記第二通路の何れか一方が、前記ノズルの近傍における前記供給路から分岐形成されることが好ましい。
(6)前記第一通路上に介装され、前記車両のエンジン作動時に前記第一通路を閉鎖し、前記車両のエンジン停止時に前記第一通路を開放する液体開閉弁を備えることが好ましい。
(7)前記荷重変動を検出するセンサーと、前記センサーで検出された前記荷重変動に応じて前記液体開閉弁の開閉状態を制御する制御装置とを備えることが好ましい。
開示の車両の排気浄化装置によれば、車両の乗降動作(離着席動作)に伴う荷重変動を受けて収縮,膨張する室を利用することで、例えば液体をノズルからタンク側に逆流させるポンプ(正逆回転可能なポンプ)を用いることなく、供給路内の液体をポンプの室内に吸引して液抜きすることができるとともに、液抜きされた液体を供給路内に排出して元の状態に戻すことができる。したがって、簡素な構成で液体の供給と液抜きとを効率的に実施することができる。
一実施形態に係る車両の排気浄化装置の構成を例示する図である。 排気浄化装置での制御手順を例示するフローチャートである。 (A)〜(D)は、図1中の尿素供給システムの動作を説明するための図である。 変形例としての排気浄化装置の構成を例示する図であり、(A)は第一通路に複数の逆止弁及び液体開閉弁を介装したもの、(B)は液体開閉弁を省略したもの、(C)は第一通路をノズルの近傍に配置し第二通路を電動ポンプの近傍に配置したもの、(D)は空気室を省略したものである。
図面を参照して、実施形態としての車両の排気浄化装置について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることが可能である。
[1.構成]
[1−1.エンジン]
本実施形態の排気浄化装置は、図1に示すエンジン20に適用される。このエンジン20は、軽油を燃料とするディーゼルエンジンであり、排気圧を利用した過給システム(ターボシステム)と排気の一部を吸気側に再循環させるEGRシステム(Exhaust Gas Recirculation;排気再循環システム)とを有する。また、エンジン20の排気通路上には、排気中に含まれる窒素酸化物を浄化するための尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムが設けられる。図1中には、エンジン20に設けられる複数のシリンダーのうちの一つを例示する。
エンジン20の吸気通路21及び排気通路31には、ターボチャージャー30(過給機)が介装される。このターボチャージャー30は、図1中に示すように、排気通路31上に設けられたタービン30Aの回転軸と吸気通路21上に設けられたコンプレッサー30Bの回転軸とを連結した構造を持つ。タービン30Aは、排気通路31内の排気圧で回転し、その回転力をコンプレッサー30Bに伝達する。これを受けて、コンプレッサー30Bは、吸気通路21内の空気をその下流側へと圧縮しながら送給し、シリンダーへの過給を行う。
タービン30Aよりも上流側の排気通路31とコンプレッサー30Bよりも下流側の吸気通路21との間には、排気を吸気側に導入するためのEGR通路23が設けられ、EGR通路23上には還流ガスを冷却するためのEGRクーラー24が介装される。また、EGR通路23と吸気通路21との合流部には、排気ガスの還流量を調節するためのEGR弁25が介装される。EGR弁25の弁開度は可変である。シリンダーから排出された高温の排気は、EGRクーラー24で冷却された後に外気と混合されて、再びシリンダーに導入される。吸入空気の温度が低温であるほどシリンダー内での燃焼温度が低下し、窒素酸化物の発生率が低下する。
エンジン20の吸気通路21には、吸気流の下流側(燃焼室側)から上流側に向かう順に、サージタンク22,EGR弁25,スロットルバルブ26,インタークーラー27,エアクリーナー28が設けられる。サージタンク22は、インテークマニホールド内に設けられる空洞部である。インテークマニホールドは、サージタンク22よりも下流側で複数のシリンダーに向かって分岐するように形成され、サージタンク22はその分岐点に位置する。サージタンク22は、各々のシリンダーで発生しうる吸気脈動や吸気干渉を緩和するように機能する。
EGR弁25及びスロットルバルブ26は、シリンダーに導入される空気量を調節するためのバルブである。EGR弁25が排気系から吸気系へと再循環させる排気の量(EGR量)を調節するように機能するのに対し、スロットルバルブ26は車両外部からの空気量(外気量)を調節するように機能する。これらのバルブの開度は、エンジン20の運転状態や車両の走行状態等に応じて、図示しないエンジン制御装置によって制御される。
インタークーラー27は、吸気通路21上においてコンプレッサー30Bよりも下流側に配置された冷却装置であり、過給によって温度上昇した空気を冷却するものである。また、エアクリーナー28は、コンプレッサー30Bよりも上流側に配置された濾過装置であり、車両の外部から取り込まれる空気を濾過してその下流側へと流通させる。
なお、吸気通路21におけるコンプレッサー30Bの上流側及び下流側をバイパスする通路を設けて、外部から取り込まれる空気の一部がターボチャージャー30を迂回してシリンダー側に導入されるような吸気構造を設けてもよい。排気通路31においても同様に、タービン30Aの上流側及び下流側をバイパスする通路を設けて、タービン30Aの回転速度を制御するような排気構造を設けてもよい。
排気通路31におけるタービン30Aよりも下流側には、排気浄化用の触媒装置として、酸化触媒32,フィルター33及び選択還元触媒34が介装される。
酸化触媒32は、触媒貴金属を含有する触媒装置であり、排気中に含まれる酸化窒素(NO)を酸化して二酸化窒素(NO2)を生成し、これを下流側のフィルター33へ供給するものである。また、酸化触媒32は、排気中の未燃燃料(HC)を酸化させて酸化熱を発生させ、排気温度を上昇させるようにも機能する。具体的な酸化触媒32の構造としては、例えば、ケーシングの内部にコーディエライト,セラミックス等のハニカム状の担体を固定し、担体上にアルミナ粉末を塗布(コーティング)するとともにプラチナ,ロジウム,パラジウム等の触媒貴金属の微粒子を担持させたものが挙げられる。
フィルター33は、排気中に含まれるパティキュレートマター(炭素Cを主体とする粒子状物質であってPMとも呼ばれる物質)を捕集する機能と、捕集したPMを酸化させて除去する機能とを併せ持つ多孔質体(Diesel Particulate Filter;DPF)である。フィルター33の内部には、例えば、炭化ケイ素製やコーディエライト製のセラミック多孔質体が収容される。また、多孔質体の表面には、捕集されたPMに対する酸化能を持つ触媒が担持される。触媒の種類としては、例えば貴金属触媒,セリア系酸化物触媒,ジルコニウム系酸化物触媒等が挙げられる。
図1中に模式的に示すように、フィルター33の内部は、排気の流通方向に沿って、多数の壁体によって複数のセルに分割される。この壁体には、PMの粒径に見合った大きさの細孔が多数形成される。また、それぞれのセルは、排気流の上流側及び下流側の何れか一方が目封じされる(閉塞される)。上流側が閉塞されたセルと下流側が閉塞されたセルとの配置は、それぞれが同種のセルと隣接しないような千鳥格子配置とされる。したがって、フィルター33に流入した排気は、少なくとも一つ以上の壁体を通過した後に、フィルター33から排出される。このとき、排気中に含まれるPMは、壁体表面又は壁体中に捕集されるため、排気が濾過されることになる。捕集されたPMは、例えば酸化触媒32で生成されたNO2を酸化剤として、所定の温度条件下で焼却される。これにより、フィルター33の壁体に蓄積されたPMが取り除かれて、フィルター33が再生浄化される。
選択還元触媒34は、尿素添加型のNOx選択還元触媒である。選択還元触媒34は、上流側から供給される尿素〔(NH2)2CO〕をNH3に加水分解し、このNH3を還元剤として排気中のNOxを還元する機能を持つ。NH3は、排気温度が所定温度(例えば180〜200[℃])以上であるときに生成され、NOやNO2を窒素N2へと還元する。選択還元触媒34に担持される触媒の具体例としては、バナジウム系酸化物触媒や遷移金属を含むゼオライト系触媒等が挙げられる。また、選択還元触媒34よりも上流側には、排気通路31内に尿素水を供給するための尿素供給システム10が設けられる。
[1−2.尿素供給システム]
図1に示すように、選択還元触媒34の上流側には、排気通路31内に尿素水を供給するためのノズル3が設けられる。ノズル3から噴射される尿素水は、車両の任意の位置に設けられるタンク1内に貯留される。タンク1とノズル3との間は供給路4で接続され、タンク1と供給路4との接続部近傍には電動ポンプ2が設けられる。
ノズル3は、その先端の噴孔から尿素水の噴霧を噴射するインジェクターである。ノズル3から噴射された尿素水の噴霧は、排気通路31内で排気中に混合されて気化し、選択還元触媒34へと搬送される。また、供給路4の外周は断熱材で被覆される。
電動ポンプ2は、少なくともタンク1内の尿素水をノズル3側へと送給する機能を持った圧送装置である。ノズル3側からタンク1側へと尿素水を吸い込む機能(尿素水の圧送方向を反転させる機能)は持たなくてもよい。電動ポンプ2及びノズル3の動作は、図示しないエンジン制御装置によって制御される。なお、ノズル3から噴射される尿素水の噴射量及び噴射タイミングは、例えばエンジン20の運転状態,車両の走行状態,選択還元触媒34の触媒温度等に応じて制御される。
図3(A)に示すように、この尿素供給システム10の供給路4には、二本の分岐通路7,9が形成される。以下、それぞれの分岐通路7,9のことを、第一通路7,第二通路9と呼ぶ。
第一通路7は、車両の乗降に伴う荷重変動を受けて収縮,膨張する変形室6と供給路4との間を接続する通路である。変形室6は、図1中に示すように、蛇腹状に形成されたケースの内部空間として設けられ、シート14の下方に配置される。蛇腹状のケースは、外力に対して弾性的に変形する。例えば、車両の運転者がシート14に着席すると、運転者の体重荷重がケース上面に作用して蛇腹状の部位が押し縮められ、変形室6が収縮する。また、運転者がシート14から離席すると、蛇腹状の部位が弾性的に伸長して変形室6が膨張し、ケースの形状が復元する。
上記の変形室6及び第一通路7は、手動ポンプ5として機能する。すなわち、変形室6の膨張時には、第一通路7を介して供給路4内の尿素水が変形室6の内部に吸引され、変形室6の収縮時には、第一通路7を介して変形室6内の尿素水が供給路4に排出される。本実施形態では、車両の乗降に伴う荷重変動を利用して変形室6を収縮,膨張させることで、供給路4内の水抜き作業(液抜き作業)が実施される。
第二通路9は、空気室8と供給路4との間を接続する通路である。この第二通路9は、供給路4のうちノズル3の近傍に対して接続される。空気室8は、供給路4から変形室6に吸引された尿素水の代わりに供給路4内に導入される気体を貯留する、密閉容器の内部空間として設けられる。空気室8の内部に貯留される気体は、例えば外気と同成分の空気であってもよいし、外気よりも酸素濃度の低い空気や不活性ガス等を利用してもよい。また、空気室8の具体的な形状や配置は任意であり、変形室6と同様に伸縮可能な形状としてもよい。例えば、蛇腹状のケーシングの内部空間を、空気室8としてもよい。
第一通路7上には、液体開閉弁7aが介装され、第二通路9上には、気体開閉弁9aが介装される。これらの液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aは、それぞれの通路7,9を開放又は閉鎖する機能を持った二位置切換弁である。図3(A)中に示すように、これらの開閉弁7a,9aは、通電時に通路を閉鎖し、非通電時に通路を開放する。これらの開閉弁7a,9aの通電状態は、電子制御装置11によって制御される。
また、図1に示すように、シート14の下部には、運転者がシート14に着座したことを検出する着座センサー15が内蔵される。着座センサー15は、例えばシート14の下面に作用する荷重や圧力を検出するセンサーであり、所定値以上の荷重,圧力の作用時に着座信号を出力する。ここで出力された着座信号は、電子制御装置11に伝達される。
車両の任意の位置には、エンジン20の始動キースイッチ16が設けられる。始動キースイッチ16は、運転者によるエンジンキーの操作位置を検出し、その操作位置に対応する信号を電子制御装置11やエンジン制御装置等に出力するものである。始動キースイッチ16の操作位置としては、図1中に示すように、オフ位置(OFF),アクセサリ位置(ACC),オン位置(ON),スタート位置(START)等が設けられる。オフ位置はエンジン20の停止状態に対応する操作位置であり、オン位置はエンジン20の運転状態(作動中の状態)に対応する操作位置である。なお、スタート位置はエンジン20の始動時に操作される位置であり、アクセサリ位置はエンジン20が停止した状態で車載電装品の電源が生きている状態に対応する操作位置である。なお、本実施形態では、少なくとも「エンジン20が運転中であるか否かの情報」が電子制御装置11に伝達される。
[1−3.電子制御装置]
電子制御装置11は、例えばCPU(Central Processing Unit)に代表されるマイクロプロセッサ(MPU,Micro Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory),不揮発メモリ等を集積した電子デバイスである。マイクロプロセッサは、制御ユニット(制御回路)や演算ユニット(演算回路),キャッシュメモリ(レジスタ群)等を内蔵する処理装置(プロセッサ)である。また、ROM,RAM及び不揮発メモリは、プログラムや作業中のデータが格納されるメモリ装置である。不揮発メモリの具体例としては、フラッシュメモリ,PCM(Phase Change Memory),ReRAM(Resistive RAM),強誘電体メモリ(Ferroelectric RAM),MRAM(Magneto-resistive RAM)等が挙げられる。電子制御装置11での制御内容は、例えばアプリケーションプログラムとしてROMや不揮発メモリ内に記録される。また、プログラムの実行時には、プログラムの内容がRAMや不揮発メモリ内のメモリ空間内に展開され、マイクロプロセッサによって実行される。
本実施形態の電子制御装置11は、車載ネットワーク網の通信ラインに接続され、他の電子制御装置と通信可能に設けられる。電子制御装置11では、運転者のシート14への着座状態に基づいて、エンジン20の始動制御が実施されるとともに、エンジン20の作動状態とに基づいて、液体開閉弁7a,気体開閉弁9a及びノズル3の開閉状態が制御される。この制御を機能的に分類すると、電子制御装置11には判定部12及び制御部13が設けられる。
判定部12は、エンジン20の始動と液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aへの通電とを制御するための条件を判定するものである。エンジン20の始動は、着座センサー15で運転者がシート14に着座していることが検出された場合に許可され、着座が検出されない場合に禁止される。
また、液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aへの通電は、エンジン20が作動中である場合に許容され、エンジン20の停止中には禁止される。エンジン20の作動状態は、始動キースイッチ16の操作位置に基づいて判定される。これらの判定結果は、制御部13に伝達される。
制御部13は、判定部12での判定結果に基づいて液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aの通電状態を制御する制御信号を出力するものである。ここで制御される開閉弁7a,9aの開閉状態とその条件との関係を以下の表1に示す。なお、液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aの開放時には、ノズル3の噴孔が閉鎖状態となるように制御される。これにより、排気通路31内の排気がノズル3の先端から供給路4内に進入することが防止される。
Figure 2015045305
[2.フローチャート]
図2は、電子制御装置11で実行される制御の手順を例示するフローチャートである。
ステップA10では、判定部12において、着座センサー15から着座信号が伝達されているか否かが判定される。ここで着座信号が伝達されている場合にはステップA20に進み、伝達されていない場合にはそのままこのフローを終了する。続くステップA20では、始動キースイッチ16の操作位置がオン位置(又はスタート位置)であるか否かが判定される。この条件が成立する場合にはステップA30に進み、この条件が成立しない場合にはステップA40に進む。
ステップA30では、液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aを通電させる制御信号が、制御部13から各開閉弁7a,9aへと出力される。これにより、変形室6及び空気室8のそれぞれが供給路4から遮断された状態となる。また、このときエンジン20が始動していなければ、エンジン20を始動させるための制御信号が、制御部13からエンジン制御装置へと出力される。
一方、ステップA40では、始動キースイッチ16の操作位置がオフ位置(又はアクセサリ位置)である。ここでは、液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aへの通電を停止する制御信号が、制御部13から各開閉弁7a,9aへと出力される。これにより、変形室6と供給路4とが連通した状態とされ、かつ、空気室8と供給路4とが連通した状態となる。また、このときエンジン20が停止していなければ、エンジン20を停止させるための制御信号が、制御部13からエンジン制御装置へと出力される。
[3.作用]
図3(A)は、エンジン20の作動中における尿素水の供給状態を示す図である。運転者がシート14に着座しており、かつ、エンジン20が作動しているときには、液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aがともに通電されて閉鎖状態となる。これにより、タンク1内の尿素水は、変形室6や空気室8側へ移動することなく、電動ポンプ2でノズル3側へと供給される。
続いて、運転者が始動キースイッチ16をオフ位置に操作してエンジン20を停止させると、液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aへの通電が遮断される。これにより、図3(B)に示すように、第一通路7及び第二通路9が連通状態となる。しかし、運転者がシート14から離席していなければ、運転者の体重荷重が変形室6に作用するため、変形室6は収縮した状態のままである。
運転者がシート14から離席して降車すると、変形室6に作用していた体重荷重が取り除かれ、変形室6が弾性的に膨張する。このとき、第一通路7を介して、尿素水が供給路4側から変形室6側へと吸い上げられる。一方、第二通路9では、空気室8側から供給路4側へと気体が導入される。したがって、図3(C)に示すように、少なくとも第一通路7と第二通路との間の供給路4内の尿素水が、空気室8内の気体と置き換えられる。
運転者が再び車両に搭乗してシート14に着席すると、図3(D)に示すように、運転者の体重荷重によって変形室6が収縮し、尿素水が第一通路7を介して供給路4の内部へと押し戻される。このとき、供給路4内に充填されていた気体も、第二通路9を介して空気室8へと押し戻される。その後、運転者が始動キースイッチ16をスタート位置(オン位置)に操作してエンジン20を始動させると、液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aが通電される。これにより、第一通路7及び第二通路9がともに遮断され、図3(A)に示す状態となる。
[4.効果]
(1)上記の排気浄化装置では、車両の乗降動作(離着席動作)に伴う荷重変動を受けて収縮,膨張する変形室6を利用して、手動ポンプ5の要領で尿素水の水抜き(液抜き,尿素水抜き)が行われる。これにより、尿素水をノズル3からタンク1側に逆流させるための高価な電動ポンプ(正逆回転可能なポンプ)を用いることなく、あるいは、複数の電動ポンプ2を併用することなく、供給路4内の尿素水を吸引して水抜き(尿素水抜き)をすることができ、かつ、水抜きした尿素水を供給路4内に排出して元の状態に戻すことができる。
したがって、簡素な構成で尿素水の供給と水抜きとを効率的に実施することができ、製品の機能を維持しつつ製品コストを削減することができる。また、尿素水の水抜きに係る電力を消費しないため、バッテリー電力を温存することができ、車両の燃費及び電費を改善することができる。
(2)上記の排気浄化装置では、供給路4内の尿素水が変形室6に吸い上げられるときに、尿素水の代わりとなる気体が供給路4内に導入される。つまり、排気通路31内の排気が供給路4内に進入しないため、排気成分による供給路4の腐食を防止することができる。また、排気成分がノズル3から吸い込まれることがないため、排気成分によるノズル3の噴孔の詰まりを防止することができる。
(3)上記の排気浄化装置では、空気室8と供給路4とを接続する第二通路9上に気体開閉弁9aが設けられる。このように、第二通路9上に気体開閉弁9aを介装することで、車両の乗降動作だけでなく、エンジン20の作動状態に合わせて空気室8と供給路4との開通状態を切り換えることができる。
例えば、気体開閉弁9aは、エンジン20の作動中には第二通路9を閉鎖し、エンジン20の停止中にのみ開放される。このような制御により、エンジン20の停止中に供給路4から水抜きをすることができる。また、エンジン20の作動中には、空気室8内の気体が供給路4内に入り込まないようにすることができる。これにより、タンク1からノズル3への尿素水の供給が妨げられることがなく、すなわち、尿素水を安定してノズル3に供給することができる。
(4)同様に、上記の排気浄化装置では、変形室6と供給路4とを接続する第一通路7上に液体開閉弁7aが設けられる。このように、第一通路7上に液体開閉弁7aを介装することで、車両の乗降動作だけでなく、エンジン20の作動状態に合わせて変形室6と供給路4との開通状態を切り換えることができる。
例えば、液体開閉弁7aは、エンジン20の作動中には第一通路7を閉鎖し、エンジン20の停止中にのみ開放される。このような制御により、エンジン20の停止中に供給路4から水抜きをすることができる。また、エンジン20の作動中には、供給路4内の尿素水が変形室6に吸い上げられないようにすることができる。これにより、タンク1からノズル3への尿素水の供給が妨げられることがなく、すなわち、尿素水を安定してノズル3に供給することができる。
(5)上記の排気浄化装置では、空気室8が、大気開放されていない密閉容器の内部として設けられる。したがって、気体開閉弁9aが開放された状態で蒸発した尿素水が車両外部に漏出することがなく、尿素水の濃度を一定に保つことができる。また、空気室8の内部に空気以外の気体(例えば、不活性ガス)を用いた場合であっても、その気体の漏洩を防止することができ、水抜きされた供給路4内に確実に気体を充填することができる。
(6)上記の排気浄化装置では、図1,図3(A)等に示すように、第二通路9がノズル3の近傍における供給路4から分岐形成されている。これにより、ノズル3の近傍の供給路4から尿素水を吸い出すことができ、特にノズル3と供給路4との接続部における尿素水の凍結を抑制することができる。これにより、尿素水供給ラインの破損,故障の発生を抑制することができる。
(7)上記の排気浄化装置では、シート14の下部に設けられた着座センサー15での検出情報に基づいて液体開閉弁7a及び気体開閉弁9aの開閉状態が制御される。このような制御構成により、変形室6が収縮,膨張したタイミングに合わせて、変形室6と供給路4との開通状態を精度よく切り換えることができる。したがって、尿素水の不使用時には適切に水抜きをすることができるとともに、尿素水の通常使用時にはその供給安定性を向上させることができる。
[5.変形例]
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
例えば、図4(A)に示すように、変形室6と供給路4とを接続する第一通路7を二系統に分岐し、それぞれの通路上に逆止弁7b,7cを介装することが考えられる。一方の逆止弁7bは、供給路4から変形室6への尿素水の流通を許容し、他方の逆止弁7cは、変形室6から供給路4への尿素水の流通を許容する。また、各々の逆止弁7b,7cと直列に液体開閉弁7d,7eを介装する。一方の液体開閉弁7dは、通電時にのみ第一通路7を閉鎖し、他方の液体開閉弁7eは、非通電時にのみ第一通路7を閉鎖するものとする。
このような構成により、エンジン20の作動状態と第一通路7で許容される尿素水の流通方向とを対応させることができる。すなわち、エンジン20の作動中には、供給路4から変形室6への尿素水の吸い込み(尿素水抜き)を禁止して、変形室6から供給路4への流通のみを許可することができる。反対に、エンジン20の停止中には、供給路4から変形室6への尿素水の吸い込み(尿素水抜き)のみを許可して、変形室6から供給路4への流通を禁止することができる。したがって、尿素水抜きの制御性を向上させることができる。
また、上記の実施形態では、第一通路7,第二通路9のそれぞれに液体開閉弁7a,気体開閉弁9aを介装した回路を例示したが、これらの開閉弁7a,9aは省略することが可能である。例えば、エンジン20の作動中には運転者が離席しないものと仮定すれば、図4(B)に示すように、図4(A)中の液体開閉弁7d,7eを省略することが可能である。同様に、上述の実施形態における液体開閉弁7aや気体開閉弁9aも省略することができる。
また、上記の実施形態では、第二通路9がノズル3の近傍における供給路4から分岐形成されたものを例示したが、供給路4に対する第一通路7及び第二通路9のそれぞれの接続箇所は任意である。なお、図4(C)に示すように、第一通路7及び第二通路9の何れか一方をノズル3の近傍に接続し、他方をタンク1又は電動ポンプ2の出口近傍に接続すれば、供給路4のほぼ全長にわたって尿素水抜きを実施することができる。
また、図4(D)に示すように、上述の実施形態の空気室8は省略することができる。ただしこの場合、尿素水抜きが実施されたときには、ノズル3の噴孔を開く必要があるため、ノズル3の噴孔から排気が供給路4内に進入することになる。したがって、供給路4内の腐食の発生を抑制する上では、尿素水の代わりに空気室8内の気体を供給路4内に導入することが好ましい。
また、上記の実施形態では、尿素SCRシステムの排気浄化装置を例示したが、上記の水抜きに関する装置構成は尿素SCRシステム以外にも適用可能である。例えば、アンモニアSCRシステムやHC-SCRシステムにおいても、上記の実施形態と同様に、アンモニア含有水溶液の水抜きやHCの吸い上げ(HC抜き)を実施することが可能である。
また、上記の実施形態では、変形室6がシート14の下方に配置されたものを例示したが、変形室6の配設位置はこれに限定されない。例えば、車両のフロアパネルの下方に配置した場合であっても、運転者が着座したときの体重荷重を利用して変形室6を収縮させることができる。つまり、車両への乗降に伴う荷重変動が変形室6に伝達される構造であれば、変形室6の配設位置を任意の位置に設定することができる。
1 タンク
2 電動ポンプ
3 ノズル
4 供給路
5 手動ポンプ(ポンプ)
6 変形室
7 第一通路
7a 液体開閉弁
8 空気室
9 第二通路
9a 気体開閉弁
11 電子制御装置

Claims (7)

  1. 車両の排気系に還元成分を含む液体を供給するノズルと前記液体を貯留するタンクとの間を接続する供給路と、
    前記車両の乗降に伴う荷重変動を受けて収縮,膨張変形する変形室と、前記供給路と前記変形室との間を接続する第一通路とを有し、前記変形室の膨張時に前記第一通路を介して前記供給路内の前記液体を吸引し、前記変形室の収縮時に前記第一通路を介して前記液体を前記供給路に排出するポンプと、
    を備えたことを特徴とする、車両の排気浄化装置。
  2. 前記供給路内から吸引された前記液体の代わりに前記供給路内に導入される気体を貯留する空気室と、
    前記供給路と前記空気室との間を接続する第二通路と、
    を備えたことを特徴とする、請求項1記載の車両の排気浄化装置。
  3. 前記第二通路上に介装され、前記車両のエンジン作動時に前記第二通路を閉鎖し、前記車両のエンジン停止時に前記第二通路を開放する気体開閉弁
    を備えたことを特徴とする、請求項2記載の車両の排気浄化装置。
  4. 前記空気室が、密閉された容器内に設けられる
    ことを特徴とする、請求項2又は3記載の車両の排気浄化装置。
  5. 前記第一通路及び前記第二通路の何れか一方が、前記ノズルの近傍における前記供給路から分岐形成される
    ことを特徴とする、請求項2〜4の何れか1項に記載の車両の排気浄化装置。
  6. 前記第一通路上に介装され、前記車両のエンジン作動時に前記第一通路を閉鎖し、前記車両のエンジン停止時に前記第一通路を開放する液体開閉弁
    を備えたことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の車両の排気浄化装置。
  7. 前記荷重変動を検出するセンサーと、
    前記センサーで検出された前記荷重変動に応じて前記液体開閉弁の開閉状態を制御する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする、請求項6記載の車両の排気浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019027364A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Soken 尿素水噴射装置

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