JP2015043513A - 統計システム - Google Patents

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一之 風見
八木 健
Takeshi Yagi
健 八木
香百合 鈴木
Kayuri Suzuki
香百合 鈴木
淳史 田中
Junji Tanaka
淳史 田中
武昭 杉村
Takeaki Sugimura
武昭 杉村
貴次 青山
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貴次 青山
崇敏 土屋
Takatoshi Tsuchiya
崇敏 土屋
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Abstract

【課題】マーケティングなどに活用できる統計情報を簡便に生成する技術を提供する。【解決手段】統計システムは、ユーザが使用する移動端末と、前記移動端末との間で情報を送受信する上位装置とを含む。前記移動端末は、当該移動端末において生成される履歴情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記履歴情報を無線通信によって送信する送信部とを有し、前記上位装置は、前記移動端末から送信された前記履歴情報を受信する受信部と、前記受信部によって受信された複数の前記移動端末の前記履歴情報に基づいて統計情報を生成する統計情報生成部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、統計システムに関するものである。
従来、各ユーザの個別評価に基づく統計情報をユーザに送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−015787号公報
しかしながら、従来の技術は、個別評価というユーザの自発的な行為を基礎にするものであるため、情報(個別評価)を提供するユーザに負荷を与え、また、評価が恣意的になる虞もある。また、従来の技術は、あくまでユーザサイドの評価に基づくものであるため、提供サイドのマーケティング(例えば、タイムセールなどの短期的な販売促進活動)には直接的には活用できないという問題もある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、マーケティングなどに活用できる統計情報を簡便に生成する技術を提供する。
上記問題を解決するために、本発明の一態様である統計システムは、ユーザが使用する移動端末と、前記移動端末との間で情報を送受信する上位装置とを含む統計システムであって、前記移動端末は、当該移動端末において生成される履歴情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記履歴情報を無線通信によって送信する送信部とを有し、前記上位装置は、前記移動端末から送信された前記履歴情報を受信する受信部と、前記受信部によって受信された複数の前記移動端末の前記履歴情報に基づいて統計情報を生成する統計情報生成部とを有することを特徴とする。
本発明の態様によれば、マーケティングなどに活用できる統計情報を簡便に生成することができる。
本発明の実施形態による統計システムの適用場面の一例である。 本発明の実施形態による移動端末の機能ブロック図の一例である。 本発明の実施形態による移動端末に記憶される履歴情報の一例である。 本発明の実施形態による移動端末に記憶される関心カテゴリデータベースの一例である。 本発明の実施形態による移動端末に記憶される履歴情報等の一例である。 本発明の実施形態によるサーバの機能ブロック図の一例である。 移動統計情報の一例である。 関心統計情報の一例である。 本発明の実施形態による統計システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による統計システムの動作の他の例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施形態による統計システムの適用場面の一例である。本発明の実施形態による統計システム1は、ユーザが移動端末10を持って移動し得る様々な場所(例えば、ショッピングセンタ、アウトレットモール、商店街など)に適用される。統計システム1は、例えば、図1に示すように、複数台の移動端末10と、複数台のアクセスポイント20と、1台以上のサーバ(上位装置)30とを含む。図1においては、1台のサーバ30と、4台のアクセスポイント20と、9台の移動端末10(移動端末10−1、移動端末10−2、…、移動端末10−9)が存在している。アクセスポイント20の夫々(アクセスポイント20−1、アクセスポイント20−2、…、アクセスポイント20−4)は、夫々の通信カバーエリア90(通信カバーエリア90−1、通信カバーエリア90−2、…、通信カバーエリア90−4)を形成(提供)する。移動端末10は、通信カバーエリア90内においてアクセスポイント20経由でサーバ30と通信可能である。換言すれは、サーバ30は、アクセスポイント20を介して移動端末10と通信可能である。なお、アクセスポイント20の数は、例示した4台に限定されない。また、通信カバーエリア90同士は、図示の如く重複していなくてもよいし、重複していてもよい。
図2は、本発明の実施形態による移動端末の機能ブロック図の一例である。図3は、本発明の実施形態による移動端末に記憶される履歴情報(ログ情報とも称する)の一例である。図4は、本発明の実施形態による移動端末に記憶される関心カテゴリデータベースの一例である。図5は、本発明の実施形態による移動端末に記憶される履歴情報等の一例である。移動端末1は、図2に示すように、CPU100、タッチディスプレイ110、位置測定部120、通信部130、及び、記憶部190を備える。タッチディスプレイ110は、操作部112及び表示部114を含む。記憶部190は、種々の情報を記憶する。例えば、CPU100によって実行される各種プログラム、CPU100によって参照される各種情報、CPU100によって書き込まれる各種情報(例えば、各種履歴情報、プロフィール情報)を記憶する。
CPU100は、操作部112を介してユーザによる操作情報を取得する。一例として、CPU100は、表示部114に表示されている表示画面に配置されたボタンの押下情報を取得する。また、CPU100は、ユーザによる操作情報、通信部130を介して取得した実行命令、又は、他のプログラムからの実行命令などに応じて記憶部190に記憶されているプログラムを実行する。一例として、CPU100は、インターネット閲覧ソフト(ソフトウェア)、電子メールソフト、画像(動画画像、静止画像)再生ソフト、音楽再生ソフト、ファイルダウンロードソフト、無線通信プロトコル(例えば、IEEE802.11)に準拠した通信ソフトなどを実行する。
また、CPU100は、表示部114による表示を制御する。一例として、CPU100は、インターネット閲覧ソフトを実行し、通信部130を介して取得したインターネット上の情報を表示部114に表示させる。また、CPU100は、画像再生ソフトを実行し、記憶部190に記憶されている画像を表示部114に表示(表示部114において再生)し、又は、インターネット上のサーバに記憶されている画像を表示(表示部114においてストリーミング再生)する。
また、CPU100は、通信部130による通信を制御する。一例として、CPU100は、他のウェブページへのリンク情報が押下された場合に、当該他のウェブページを格納する他のサーバとの通信を制御する。
また、CPU100は、位置情報を取得する。例えば、CPU100は、位置測定部120(例えば、GPS)によって得られた位置情報を取得する。CPU100は、通信相手に関する情報(例えば、アクセスポイント20を識別する機器識別情報、アクセスポイント20によって形成される通信カバーエリア90を識別するエリア識別情報)を位置情報として取得してもよい。即ち、位置測定部120及び通信部130は、位置情報を取得する位置情報取得部として機能する。
また、CPU100は、プログラムの実行に応じて履歴情報を生成(又は更新)する。一例として、CPU100は、アクセス履歴情報を生成する。
アクセス履歴情報は、例えば図3(a)に示すように、アクセス日時と当該アクセスに関する情報とを対応付けて保持する履歴情報である。
アクセスに関する情報としては、実際にアクセスしたアクセス先に関する情報(アクセス先のURI(Uniform Resource Identifier。例えばURL)に加え、後にアクセスするアクセス先を検索する検索サイトにおいて入力した検索文字列なども含まれる。
また、CPU100は、アクセス履歴情報に代えて又は加えて、再生履歴情報を生成してもよい。再生履歴情報は、例えば図3(b)に示すように、コンテンツ(画像、音楽)の再生日時と当該再生に関する情報とを対応付けて保持する履歴情報である。再生に関する情報の一例は、再生したコンテンツに関する情報(例えば、コンテンツ名、ストリーミング再生の場合のURL)などである。また、CPU100は、アクセス履歴情報や再生履歴情報に代えて又は加えて、送受信履歴情報を生成してもよい。送受信履歴情報は、例えば図3(c)に示すように、コンテンツ(画像、音楽)の送受信日時と当該送受信に関する情報とを対応付けて保持する履歴情報である。送受信に関する情報の一例は、送信又は受信したコンテンツに関する情報(例えば、コンテンツ名)、送信又は受信の相手先に関する情報(例えば、相手先端末を識別するメールアドレスなどの情報、相手先サーバを特定するURL)などである。
CPU100は、上述の如く生成した履歴情報(アクセス履歴情報、再生履歴情報、送受信履歴情報)を記憶部190に書き込む。下記の関心履歴情報についても同様である。
また、CPU100は、記憶部190に記憶されている履歴情報などに基づいて、当該移動端末10のユーザの関心事項(注目事項)を時系列に格納する関心履歴情報を生成(又は更新)する。例えば、以下の如く、関心履歴情報を生成してもよい。
関心履歴情報の生成の準備段階として、予め、関心事項を複数のカテゴリ(「関心カテゴリ」と称する)に分類し、関心カテゴリ毎に、夫々の関連情報を記憶部190に記憶しておく。以下、予め記憶部190に記憶しておく関心カテゴリ毎の関連情報を関心カテゴリデータベースと称する。関心カテゴリの一例は、「ファッション」、「美容・健康」、「スポーツ」などである。関連情報の一例は、キーワード、URI(例えばURL)などである。
例えば、関心カテゴリデータベースには、キーワードに関して、図4(a)に示すように、関心カテゴリ「ファッション」に対応付けて、ファッションブランドの名称「ABCD」、ファッションに関係する頻出単語「古着」などが記憶されている。また、関心カテゴリ「美容・健康」に対応付けて、化粧品の名称「BCDE」、スポーツ用具の名称「CDEF」、美容に関係する頻出単語「体重」などが記憶されている。また、関心カテゴリ「スポーツ」に対応付けて、競技の名称「DEFG」、スポーツ用具の名称「CDEF」、スポーツに関係する頻出単語「試合速報」などが記憶されている。なお、数値「1」は関心(関連)有を示し、数値「0」は関心(関連)無を示している。また、関心カテゴリデータベースには、URLに関して、図4(b)に示すように、関心カテゴリ「ファッション」に対応付けてブランド品の販売に関係するURI「http://items.shop〜」などが記憶されている。また、関心カテゴリ「美容・健康」に対応付けて化粧品メーカに関係するURL「http://seiyaku.〜」などが記憶されている。また、関心カテゴリ「スポーツ」に対応付けてチームに関係するURL「http://team.〜」などが記憶されている。なお、図4(a)中の矢印に示すように、ある関連情報(キーワード、URI)が、複数の関心カテゴリの関連情報であってもよい。なお、図4(a)及び図4(b)の例では数値「1」と数値「0」を用いて関心有の場合と関心無の場合を示しているが、これに限られず、ユーザの関心度に対応させて関心有の場合に段階を設けるようにしてもよい。
関心履歴情報の生成段階として、CPU100は、記憶部190に記憶されているアクセス履歴情報、再生履歴情報、送受信履歴情報のうち少なくとも何れか1以上の履歴情報と、記憶部190に記憶されている関心カテゴリデータベースとを参照し、関心履歴情報を生成(又は更新)する。
具体的には、例えば、CPU100は、各履歴情報(アクセス履歴情報、再生履歴情報、送受信履歴情報)において、ある時刻に対応付けて記憶されているキーワードなどが、関心カテゴリデータベースにおいて、ある関心カテゴリの関連情報(キーワード)と一致したときには、関心履歴情報として、当該時刻に対応付けて、当該関心カテゴリに興味を示した旨の情報(「ヒット情報」と称する。ヒット情報は関心カテゴリ毎に予め定めた固有の情報とする)を記憶部190に書き込む。例えば、CPU100は、アクセス履歴情報において、時刻T1に対応付けて記憶されているキーワードが、関心カテゴリデータベースにおいて、関心カテゴリ「ファッション」の関連情報(キーワード)と一致したときには、関心履歴情報として、時刻T1とともに関心カテゴリ「ファッション」に対して予め定めた固有のヒット情報(例えば、“FA”)を記憶部190に書き込む。また、CPU100は、各履歴情報において、ある時刻に対応付けて記憶されているURLなどが、関心カテゴリデータベースにおいて、ある関心カテゴリの関連情報(URL)と一致したときには、関心履歴情報として、当該時刻に対応付けてヒット情報を記憶部190に書き込む。例えば、CPU100は、再生履歴情報において、時刻T2に対応付けて記憶されているURLが、関心カテゴリデータベースにおいて、関心カテゴリ「スポーツ」の関連情報(URL)と一致したときには、関心履歴情報として、時刻T2とともに関心カテゴリ「スポーツ」に対して予め定めた固有のヒット情報(例えば、“SP”)を記憶部190に書き込む。
図5(a)は、上述のようにして、生成(更新)される関心履歴情報の一例である。図5(a)において、ヒット情報「FA」は関心カテゴリ「ファッション」に対して予め定めた固有のヒット情報、ヒット情報「BK」は関心カテゴリ「美容・健康」に対して予め定めた固有のヒット情報、ヒット情報「SP」は関心カテゴリ「スポーツ」に対して予め定めた固有のヒット情報である。即ち、図5(a)の関心履歴情報は、当該ユーザが、2013年4月7日12時25分に関心カテゴリ「ファッション」に興味を示した旨、2013年3月30日9時40分に関心カテゴリ「美容・健康」と関心カテゴリ「スポーツ」に興味を示した旨を記憶している。
また、CPU100は、当該移動端末10の移動履歴を時系列に記憶した移動履歴情報を生成(更新)する。例えば、CPU100は、図3(d)に示すような移動履歴情報を生成する。なお、図3(d)における位置情報は、位置情報取得部によって取得された位置情報(位置測定部120によって得られた位置情報、又は、通信部130が通信した通信機器を識別する機器識別情報)である。
また、CPU100は、操作部112などを介してユーザによって入力された当該ユーザのプロフィール情報(図5(b)参照)を記憶部190に書き込む。プロフィール情報には、例えば、生年月日、性別、身長、体重、血液型、趣味などに関する情報が含まれる。
通信部130は、外部(例えば、アクセスポイント20、他の移動端末20、インターネット上のサーバなど)と通信する。例えば、通信部130は、記憶部190に記憶されている履歴情報(関心履歴情報、移動履歴情報)やプロフィール情報を無線通信によってアクセスポイント20を介してサーバ30に送信する。また、通信部130は、特典情報(例えば、クーポン券として利用可能な情報。単に、クーポンと称する)を、アクセスポイント20を介してサーバ30から受信する。
図6は、本発明の実施形態によるサーバの機能ブロック図の一例である。サーバ30は、図6に示すように、CPU200、操作部212、表示部214、通信部230、及び、記憶部290を備える。CPU200は、統計情報生成部202及び配信制御部204を含む。通信部230は、CPU200の制御に従って、外部(例えば、アクセスポイント20、インターネット上のサーバなど)と通信する。例えば、通信部230は、アクセスポイント20を介して、移動端末10から送信された履歴情報やプロフィール情報を受信する。また、通信部230は、アクセスポイント20を介して、移動端末10に各種の情報を配信(送信)する。例えば、通信部230は、配信情報として、特典情報(例えばクーポン)を配信する。
記憶部290は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部290は、統計情報生成部202の機能を実現するソフトウェア、配信制御部204の機能を実現するソフトウェア、移動端末10から送信された履歴情報やプロフィール情報、統計情報生成部202によって生成された移動統計情報を記憶する。また、記憶部290は、ターゲット指定情報(集客するターゲットを年齢層、性別などによって指定した情報)を記憶する。具体的には、記憶部290は、操作部212を介して入力されたターゲット指定情報、又は、通信部230によって受信されたターゲット指定情報を記憶する。なお、操作部212又は通信部230は、ターゲット指定情報を取得するターゲット指定情報取得部として機能する。
CPU200(統計情報生成部202)は、通信部230によって受信された履歴情報(複数の移動端末10から送信され、記憶部290に記憶されている履歴情報)に基づいて統計情報を生成する。例えば、統計情報生成部202は、複数の移動端末10の移動履歴情報に基づいて移動統計情報を生成する。また、統計情報生成部202は、複数の移動端末10の移動履歴情報とプロフィール情報とに基づいて移動統計情報を生成してもよい。統計情報生成部202は、移動統計情報に代えて又は加えて関心統計情報を生成してもよい。例えば、統計情報生成部202は、複数の移動端末10の関心履歴情報に基づいて関心統計情報を生成してもよい。統計情報生成部202は、上述のように生成した統計情報(移動統計情報、関心統計情報)を記憶部290に書き込む。
CPU200(配信制御部204)は、情報の配信を制御する。例えば、配信制御部204は、統計情報生成部202によって生成された移動統計情報に基づいて配信エリアを決定する。また、配信制御部204は、上記に代えて加えて、統計情報生成部202によって生成された移動統計情報と、ターゲット指定情報取得部(操作部212又は通信部230)によって取得されたターゲット指定情報と、通信部230によって受信された複数の移動端末10のプロフィール情報とに基づいて、配信エリアを決定してもよい。また、配信制御部204は、上記に加えて、更に、統計情報生成部202によって生成された関心統計情報に基づいて、配信エリアを決定してもよい。
また、配信制御部204は、配信エリアに代えて加えて配信情報(配信する情報の内容)を決定してもよい。例えば、配信制御部204は、統計情報生成部202によって生成された関心統計情報に基づいて配信情報を決定してもよい。また、配信制御部204は、統計情報生成部202によって生成された関心統計情報と、通信部230によって受信された複数の移動端末10のプロフィール情報とに基づいて、配信情報を決定してもよい。配信制御部204は、統計情報生成部202が移動統計情報を生成するとともに関心統計情報を生成したときには、統計情報生成部202によって生成された関心統計情報及び移動統計情報に基づいて配信情報及び配信エリアを決定してもよい。
また、CPU200は、表示部214による表示を制御する。一例として、CPU200は、統計情報生成部202によって生成された移動統計情報や関心統計情報を表示部214に表示させる。
図7は、移動統計情報の一例である。図7(a)は、複数の移動端末10の移動履歴情報に基づいて生成される移動統計情報の一例である。例えば、記憶部290に、取得日時と位置情報(例えば、通信カバーエリア90を識別するエリア識別情報)とを対応付けた複数の移動履歴情報が記憶されている場合、統計情報生成部202は、当該複数の移動履歴情報に基づいて、図7(a)のような、エリア別滞在人数推移(移動統計情報の一態様)を生成することが可能である。上述のエリア別滞在人数推移において、エリア1〜エリア4の夫々は通信カバーエリア90−1〜通信カバーエリア90−4の夫々に対応する。例えば、エリア1の「現在〜5分前の滞在人数」は現在〜5分前の何れかの時刻にエリア1内にいる人数(エリア1内に存在した移動端末10の端末数)、エリア1の「5〜10分前の滞在人数」は5〜10分前の何れかの時刻にエリア1内にいる人数である。つまり、ある移動端末10がある日時にある通信カバーエリア90内に存在するときには、当該移動端末10の移動履歴情報には、当該日時ととともに当該通信カバーエリア90を形成するアクセスポイント20の機器識別情報(若しくは、当該通信カバーエリア90自体を識別するエリア識別情報)が記憶される。従って、サーバ30は、複数の移動端末10から送信された移動履歴情報に基づいて、図7(a)のようなエリア別滞在人数推移を生成することができる。なお、図7(a)のエリア別滞在人数推の例では、5分単位の期間毎の推移を表しているが、上記期間は5分より短くてもよいし長くてもよい。
図7(b)は、複数の移動端末10の移動履歴情報とプロフィール情報とに基づいて生成される移動統計情報の一例である。例えば、記憶部290に、少なくとも年齢と性別とを含む、複数のプロフィール情報が記憶されている場合、統計情報生成部202は、移動履歴情報とプロフィール情報とに基づいて、図7(b)のような、客層別滞在人数(移動統計情報の一態様)を生成することが可能である。なお、図7(b)の客層別滞在人数の例は、エリア1における現在〜5分前の人数を表しているが、他のエリアの他の時間の人数も同様である。
図7(c)は、複数の移動端末10の移動履歴情報とプロフィール情報とに基づいて生成される移動統計情報の他の例である。例えば、記憶部290に、図7(b)の場合と同様の情報が記憶されている場合、統計情報生成部202は、図7(c)のような、エリア別滞在人数ランキング(移動統計情報の一態様)を生成することが可能である。なお、図7(c)のエリア別滞在人数ランキングは、現在〜5分前の客層「F1層」の人数の上位ランキングであるが、他の時間の他の客層の人数の上位ランキングも同様である。
図8は、関心統計情報の一例である。図8(a)は、複数の移動端末10の関心履歴情報に基づいて生成される関心統計情報の一例である。例えば、記憶部290に、日時とヒット情報とを対応付けた複数の関心履歴情報が記憶されている場合、統計情報生成部202は、当該複数の関心履歴情報に基づいて、図8(a)のような、関心カテゴリ別関心レベル別滞在人数(関心統計情報の一態様)を生成することが可能である。図8(a)において、例えば、ある関心カテゴリ「X」の関心レベル「大」の滞在人数は、全エリア(エリア1〜エリア4)に存在する全部の移動端末10から取得した複数の関心履歴情報のうち、所定の統計対象期間(例えば現在から30日内)における関心カテゴリ「X」に係るヒット情報の数量(Xに関心を示した回数)が、所定の第1閾値以上である関心履歴情報の数(即ち、移動端末10の端末数)である。また、ある関心カテゴリ「X」の関心レベル「中」の滞在人数は、上記複数の関心履歴情報のうち、所定の統計対象期間における関心カテゴリ「X」に係るヒット情報の数量が、所定の第2閾値以上、且つ、所定の第1閾値未満である関心履歴情報の数(即ち、移動端末10の端末数)である。また、ある関心カテゴリ「X」の関心レベル「小」の滞在人数は、上記複数の関心履歴情報のうち、所定の統計対象期間における関心カテゴリ「X」に係るヒット情報の数量が所定の第2閾値未満である関心履歴情報の数(即ち、移動端末10の端末数)である。なお、上述の統計対象期間、第1閾値、及び、第2閾値については、関心カテゴリ毎に異なるものであってもよい。また、関心レベルの段階数(レベル数)は3段階(「大」「中」「小」)に限定されず、2段階又は4段階以上であってもよい。また、関心レベルの段階数は関心カテゴリ毎に異なっていてもよい。
図8(b)は、複数の移動端末10の関心履歴情報とプロフィール情報とに基づいて生成される関心統計情報の一例である。例えば、記憶部290に、上述の関心履歴情報に加え、少なくとも年齢と性別とを含む、複数のプロフィール情報が記憶されている場合、統計情報生成部202は、関心履歴情報とプロフィール情報とに基づいて、図8(b)のような、曜日別客層別滞在人数(関心統計情報の一態様)を生成することが可能である。なお、図8(b)の曜日別客層別滞在人数は、関心カテゴリ「ファッション」における関心レベル「大」の客層別曜日別の人数(全エリア)であるが、他の関心カテゴリの他の関心レベルの客層別曜日別の人数(全エリア)も同様である。
図9は、本発明の実施形態による統計システムの動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、図9(a)のフローチャートは、移動統計情報を生成するサーバ30の動作の一例を示している。図9(b)のフローチャートは、関心統計情報を生成するサーバ30の動作の一例を示している。
図9(a)のフローチャートにおいて、サーバ30は、特典情報(クーポン)の配信要求があったか否かを判断する(ステップS10)。例えば、サーバ30は、ターゲットの指定があった場合(即ち、CPU200が、ターゲット指定情報取得部からターゲット指定情報を取得した場合)に特典情報の配信要求があったと判断してもよい。ステップS10において特典情報の配信要求がなかったと判断した場合(ステップS10:No)、図9(a)のフローチャートは終了する。
ステップS10において特典情報の配信要求があったと判断した場合(ステップS10:Yes)、サーバ30は、移動履歴情報及びプロフィール情報の送信を移動端末10に要求する(ステップS12)。具体的には、CPU200は、移動履歴情報及びプロフィール情報の送信を要求する要求情報を、複数のアクセスポイント20を介して複数の移動端末10に対して送信するように、通信部230を制御する。なお、上記要求情報を受信した夫々の移動端末10は、記憶部190に記憶されている移動履歴情報及びプロフィール情報をサーバ30宛てに送信する。ステップS12に続いて、サーバ30は、夫々の移動端末10から送信された移動履歴情報及びプロフィール情報を受信し、記憶部290に記憶する(ステップS14)。
ステップS14に続いて、サーバ30は、記憶部290に記憶した移動履歴情報及びプロフィール情報に基づいて、移動統計情報を生成し、記憶部290に記憶する(ステップS16)。なお、サーバ30は、操作部212を介して移動統計情報の生成指示を受け付けた後に移動統計情報を生成してもよいし、通信部230を介して上記生成指示を受信した後に移動統計情報を生成してもよいし、ステップS12において要求情報を送信してから所定時間経過後に移動統計情報を生成してもよいし、ステップS14において最初にある移動端末10から移動履歴情報等を受信してから所定時間経過後に移動統計情報を生成してもよい。
ステップS16に続いて、サーバ30は、記憶部290に記憶した移動統計情報に基づいて、特典情報の配信エリアを決定する(ステップS18)。例えば、ステップS16において移動統計情報として図7(b)に示すような客層別滞在人数を生成した場合に、ターゲットとして指定した客層に特典情報が効率的に配信されるように、当該ターゲットの客層の人数が最大であるエリアを、特典情報の配信エリアとして決定してもよい。あるいは、ターゲットを特定の場所に誘導させるために、当該特定の場所を含むエリア以外のエリアを特典情報の配信エリアとして決定してもよい。配信エリアを決定したサーバ30は、配信エリアとして決定したエリアを形成するアクセスポイント20に対し、特典情報を配信する(ステップS20)。そして、図9(a)のフローチャートは終了する。
図9(b)のフローチャートにおいて、サーバ30は、特典情報(クーポン)の配信要求があったか否かを判断する(ステップS30)。例えば、サーバ30は、操作部212を介して特典情報の配信指示を受け付けたか否か(又は、通信部230を介して上記配信指示を受信したか否かを)判断する。ステップS30において特典情報の配信要求がなかったと判断した場合(ステップS30:No)、図9(b)のフローチャートは終了する。
ステップS30において特典情報の配信要求があったと判断した場合(ステップS30:Yes)、サーバ30は、関心履歴情報及びプロフィール情報の送信を移動端末10に要求する(ステップS32)。具体的には、CPU200は、関心履歴情報及びプロフィール情報の送信を要求する要求情報を、複数のアクセスポイント20を介して複数の移動端末10に対して送信するように、通信部230を制御する。なお、上記要求情報を受信した夫々の移動端末10は、記憶部190に記憶されている関心履歴情報及びプロフィール情報をサーバ30宛てに送信する。ステップS32に続いて、サーバ30は、夫々の移動端末10から送信された関心履歴情報及びプロフィール情報を受信し、記憶部290に記憶する(ステップS34)。
ステップS34に続いて、サーバ30は、記憶部290に記憶した関心履歴情報及びプロフィール情報に基づいて、関心統計情報を生成し、記憶部290に記憶する(ステップS36)。なお、サーバ30は、操作部212を介して関心統計情報の生成指示を受け付けた後に関心統計情報を生成してもよいし、通信部230を介して上記生成指示を受信した後に関心統計情報を生成してもよいし、ステップS32において要求情報を送信してから所定時間経過後に関心統計情報を生成してもよいし、ステップS34において最初にある移動端末10から関心履歴情報等を受信してから所定時間経過後に関心統計情報を生成してもよい。
ステップS36に続いて、サーバ30は、記憶部290に記憶した関心統計情報に基づいて、配信する特典情報(クーポンの種類)を決定する(ステップS38)。例えば、ステップS36において図8(a)に示すような関心カテゴリ別関心レベル別滞在人数を生成した場合に、関心レベル「大」の人数が最も多い(若しくは、関心レベル「大」or「中」の人数が最も多い)関心カテゴリに応じた特典情報を配信する特典情報として決定する。なお、サーバ30は、関心カテゴリと特典情報との対応関係を示した情報を記憶部290に記憶し、当該情報に基づいて、関心カテゴリに応じた特典情報を配信する特典情報として決定すればよい。配信情報を決定したサーバ30は、夫々のアクセスポイント20に対し、特典情報を配信する(ステップS40)。そして、図9(b)のフローチャートは終了する。
図10は、本発明の実施形態による統計システムの動作の他の例を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、移動統計情報及び関心統計情報を生成するサーバ30の動作の一例を示している。
図10のフローチャートにおいて、サーバ30は、特典情報(クーポン)の配信要求があったか否かを判断する(ステップS50)。例えば、サーバ30は、図9(a)のステップS10と同様、ターゲットの指定があった場合に特典情報の配信要求があったと判断してもよい。ステップS50において特典情報の配信要求がなかったと判断した場合(ステップS50:No)、図10のフローチャートは終了する。
ステップS50において特典情報の配信要求があったと判断した場合(ステップS50:Yes)、サーバ30は、移動履歴情報、関心履歴情報及びプロフィール情報の送信を移動端末10に要求する(ステップS52)。具体的には、CPU200は、移動履歴情報、関心履歴情報及びプロフィール情報の送信を要求する要求情報を、複数のアクセスポイント20を介して複数の移動端末10に対して送信するように、通信部230を制御する。なお、上記要求情報を受信した夫々の移動端末10は、記憶部190に記憶されている移動履歴情報、関心履歴情報及びプロフィール情報をサーバ30宛てに送信する。ステップS52に続いて、サーバ30は、夫々の移動端末10から送信された移動履歴情報、関心履歴情報及びプロフィール情報を受信し、記憶部290に記憶する(ステップS54)。
ステップS54に続いて、サーバ30は、記憶部290に記憶した移動履歴情報、関心履歴情報及びプロフィール情報に基づいて移動統計情報を生成し、記憶部290に記憶した関心履歴情報及びプロフィール情報に基づいて関心統計情報を生成し、記憶部290に記憶する(ステップS56)。なお、サーバ30は、操作部212を介して統計情報の生成指示を受け付けた後に夫々の統計情報を生成してもよいし、通信部230を介して上記生成指示を受信した後に夫々の統計情報を生成してもよいし、ステップS52において要求情報を送信してから所定時間経過後に夫々の統計情報を生成してもよいし、ステップS54において最初にある移動端末10から移動履歴情報等を受信してから所定時間経過後に夫々の統計情報を生成してもよい。
ステップS56に続いて、サーバ30は、記憶部290に記憶した関心統計情報に基づいて例えば図9(b)のステップS38の如く特典情報(クーポンの種類)を決定し、記憶部290に記憶した移動統計情報に基づいて例えば図9(a)のステップS18の如く特典情報の配信エリアを決定する(ステップS58)。サーバ30は、決定した配信エリアにおいて決定した配信情報を配信する(ステップS60)。そして、図10のフローチャートは終了する。
以上、本発明の実施形態による統計システム1によれば、移動端末10に記憶された履歴情報に基づいて、マーケティングに活用できる統計情報(移動統計情報、関心統計情報)を簡便に生成することができる。
なお、上記実施形態においては、滞在人数が最大であるエリア(即ち客が集まっている場所)を配信エリアとする例、及び、客を集めるべき特定場所を含むエリア以外のエリア(即ち、当該特定場所に未だ集まっていない客がいる場所)を配信エリアとする例などについて説明したが、統計情報から配信エリアを決定する方法は上記に限定されない。例えば、移動履歴情報(例えば半年分の移動履歴情報)に基づいて移動統計情報を生成し、普段は殆ど来ない客や初めて来た客のいる場所を含むエリアを配信エリアとしてもよい。
また、特典情報の一例としてクーポン(クーポン券として利用可能な情報)を挙げたが、特典情報(若しくはクーポン)には、商品又はサービス(商品等)を条件(当選、先着)に応じて又は無条件に割引価格にて購入できる権利が付与されているものや、所定の商品等を条件に応じて又は無条件に獲得できる権利が付与されているものや、所定の商品等を購入した場合に更に他の商品等(又は同一の商品等)を条件に応じて又は無条件に獲得できる権利が付与されているものや、所定の商品等を購入した場合に条件に応じて又は無条件に既存の会員ポイントに付与されるポイントが通常時よりも有利になる権利が与えられているものなども含まれる。また、サーバ30が配信する配信情報の一例として特典情報を挙げたが、配信情報には特典情報以外の情報も含まれる。例えば、配信情報には、特典を有しない広告情報や案内情報なども含まれる。
なお、サーバ30が生成する統計情報は、図7及び図8に示したものに限定されない。例えば、夫々の関心カテゴリ別に関心度の高い(例えば、関心レベル「大」である)客層を抽出した統計情報や、天候と集客との関係を示した統計情報などを生成してもよい。なお、サーバ30は、日時毎の天候実績情報を記憶部290に記憶しておくことによって天候と集客の関係を示した統計情報を生成してもよいし、外部に記憶された日時毎の天候実績情報を参照することによって天候と集客の関係を示した統計情報を生成してもよい。
また、上記実施形態においては、移動端末10が記憶する移動履歴情報には、位置情報取得部(位置測定部120、通信部130)によって取得された位置情報が記憶されると説明し、フローチャート等においては移動履歴情報に記憶される位置情報として、通信部130によって取得されたアクセスポイント20の機器識別情報を用いた例を挙げているが、移動履歴情報に記憶される位置情報として位置測定部120(例えば、GPS)によって得られた位置情報を用いる場合には、サーバ30は、より広域を対象とする統計情報を生成することができる。
例えば、サーバ30は、過去1週間の競合商業施設における買物回数に関する統計情報、過去1年間の新幹線の乗車回数に関する統計情報(新幹線の線路軌道上に位置情報がプロットされることにより乗車を判別)、過去数年間の北海道へのプライベートの旅行に関する統計情報(曜日からオンかオフかを簡易的に判別)などを生成することができる。 また、サーバ30は、上述のような統計情報を生成した場合には、生成した統計情報に応じて、配信エリアや配信情報を決定する。例えば、サーバ30は、過去1週間の競合商業施設における買物回数に関する統計情報に基づいて、競合商業施設における買物回数の頻度が多い客をターゲットとして配信エリアを決定してもよい。また、サーバ30は、過去1年間の新幹線の乗車回数に関する統計情報に基づいて、新幹線の利用回数が多い客をターゲットとし、移動時間を潰せる新刊やゲームを案内する案内情報を配信情報として決定してもよい。また、サーバ30は、過去数年間の北海道へのプライベートの旅行に関する統計情報に基づいて、北海道に最近遊びとして行っていない客をターゲットとし、北海道旅行を案内する案内情報(直近数年間の登場した新たな見所情報等)を配信情報として決定してもよい。
また、上記実施形態においては、サーバ30が、移動端末10から取得した履歴情報に基づいて統計情報を生成し、生成した統計情報に基づいて配信エリアや配信情報を決定するが、サーバ30は、移動端末10から取得した履歴情報に基づいて生成した統計情報を別の装置に送信し、当該別の装置が、サーバ30から送信された統計情報に基づいて配信エリアや配信情報を決定してもよい。
また、上記実施形態では、移動端末10が関心履歴情報を生成するが、サーバ30が関心履歴情報を生成してもよい。即ち、サーバ30は、夫々の移動端末10からアクセス履歴情報、再生履歴情報、送受信履歴情報のうちの何れか1以上の履歴情報を受信し、上記1以上の履歴情報に基づいて、移動端末10毎の関心履歴情報を生成してもよい。なお、移動端末10に代えてサーバ30が関心履歴情報を生成する態様においては、サーバ30のCPU200は、図4に示したような関心カテゴリデータベースを記憶部290に記憶しておき、記憶部290に記憶されている関心カテゴリデータベースを参照して関心履歴情報を生成してもよいし、外部に図4に示したような関心カテゴリデータベースを記憶しておき、CPU200は、外部に記憶されている関心カテゴリデータベースを参照して関心履歴情報を生成してもよい。
また、上記実施形態では、図9及び図10に示したように、特典情報の配信要求の有無に応じてサーバ30が移動端末10から履歴情報を取得(受信)し始める例について説明したが、これに限られず、例えば、サーバ30が常に移動端末10から履歴情報を取得、記憶するようにしてもよい。そして、上記実施形態と同様にして統計情報を生成、記憶し、サーバ30に対して特典情報の配信要求があれば、当該統計情報に基づいて特典情報、配信エリアを決定し、特典情報を配信するようにしてもよい。
なお、本発明の実施形態による移動端末又は上位装置の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の実施形態による移動端末又は上位装置の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、SDカード、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…統計システム 10…移動端末 20…アクセスポイント(無線ルータ) 30…サーバ(上位装置) 90…通信カバーエリア 100…CPU 110…タッチディスプレイ 112…操作部 114…表示部 120…位置測定部 130…通信部(送信部、受信部) 190…記憶部 200…CPU 202…統計情報生成部 204…配信制御部 212…操作部 230…通信部(受信部、配信部) 290…記憶部

Claims (8)

  1. ユーザが使用する移動端末と、前記移動端末との間で情報を送受信する上位装置とを含む統計システムであって、
    前記移動端末は、
    当該移動端末において生成される履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記履歴情報を無線通信によって送信する送信部と
    を有し、
    前記上位装置は、
    前記移動端末から送信された前記履歴情報を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された複数の前記移動端末の前記履歴情報に基づいて統計情報を生成する統計情報生成部と
    を有することを特徴とする統計システム。
  2. 請求項1に記載の統計システムにおいて、
    前記移動端末は、
    位置情報を取得する位置情報取得部を更に備え、
    前記記憶部は、
    前記位置情報取得部によって取得された位置情報に基づいて生成される移動履歴情報を記憶し、
    前記統計情報生成部は、
    複数の前記移動端末の前記移動履歴情報に基づいて移動統計情報を生成することを特徴とする統計システム。
  3. 請求項2に記載の統計システムにおいて、
    前記上位装置は、
    前記移動端末への配信を制御する配信制御部を更に備え、
    前記配信制御部は、
    前記統計情報生成部によって生成された前記移動統計情報に基づいて配信エリアを決定することを特徴とする統計システム。
  4. 請求項3に記載の統計システムにおいて、
    前記送信部は、
    ユーザのプロフィール情報を送信し、
    前記上位装置は、
    集客ターゲットを指定するターゲット指定情報を取得するターゲット指定情報取得部を更に備え、
    前記配信制御部は、
    前記統計情報生成部によって生成された前記移動統計情報と、前記ターゲット指定情報取得部によって取得された前記ターゲット指定情報と、前記受信部によって受信された複数の前記移動端末の前記プロフィール情報とに基づいて、前記配信エリアを決定することを特徴とする統計システム。
  5. 請求項1に記載の統計システムにおいて、
    前記記憶部は、
    当該移動端末におけるコンテンツの再生若しくは送受信、ウェブページへのアクセスに応じて生成される関心履歴情報を記憶し、
    前記統計情報生成部は、
    複数の前記移動端末の前記関心履歴情報に基づいて関心統計情報を生成することを特徴とする統計システム。
  6. 請求項5に記載の統計システムにおいて、
    前記上位装置は、
    前記移動端末へ情報の配信を制御する配信制御部を更に備え、
    前記配信制御部は、
    前記統計情報生成部によって生成された前記関心統計情報に基づいて配信情報を決定することを特徴とする統計システム。
  7. 請求項6に記載の統計システムにおいて、
    前記送信部は、
    ユーザのプロフィール情報を送信し、
    前記配信制御部は、
    前記統計情報生成部によって生成された前記関心統計情報と、前記受信部によって受信された複数の前記移動端末の前記プロフィール情報とに基づいて、前記配信情報を決定することを特徴とする統計システム。
  8. 請求項1に記載の統計システムにおいて、
    前記移動端末は、
    位置情報を取得する位置情報取得部を更に備え、
    前記記憶部は、
    前記位置情報取得部によって取得された位置情報に基づいて生成される移動履歴情報と、当該移動端末におけるコンテンツの再生若しくは送受信、ウェブページへのアクセスに応じて生成される関心履歴情報とを記憶し、
    前記上位装置は、
    前記移動端末への配信を制御する配信制御部を更に備え、
    前記統計情報生成部は、
    複数の前記移動端末の前記移動履歴情報に基づいて移動統計情報を生成するとともに複数の前記移動端末の前記関心履歴情報に基づいて関心統計情報を生成し、
    前記配信制御部は、
    前記統計情報生成部によって生成された前記関心統計情報及び前記移動統計情報に基づいて配信情報及び配信エリアを決定することを特徴とする統計システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018106640A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社日立ソリューションズ 特徴分析装置および特徴分析方法

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