JP2015042563A - 寸法可変パレット - Google Patents

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明 塩島
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Abstract

【課題】載置面の大きさを変更しても、荷物が載置できないデッドスペースを小さくする。【解決手段】基準デッキボードユニット3A側を基端として可動デッキボードユニット3B、3C側に向け、該ユニット内において軸周りに回転自在に延設されると共に、少なくとも前記可動デッキボードユニット側の軸方向に沿った所定範囲において周面に螺子溝が形成された軸棒20と、前記可動デッキボードユニット側の所定位置において、前記軸棒の周面に形成された螺子溝に螺接すると共に、前記軸棒の回転に対し共回りしない状態に保持された雌螺子部25、26とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、寸法可変パレットに関し、例えば、荷物の大きさに応じて載置面積を調整できる寸法可変パレットに関する。
従来から、荷物の大きさに応じて載置面の大きさ(面積)を調整できるように構成された寸法可変パレットが知られており、特許文献1にその構成が開示されている。
ここで、特許文献1に記載された寸法可変パレットについて、図18に基づいて説明する。
図18(a)に示すように、寸法可変パレット200は、両端部の裏面に横木216を取り付けた複数の板材210をY軸方向に平行に並べ、各板材210の間に、同じく両端部の裏面に横木216を取り付けた板材を長手方向(X軸方向)の途中で2分割した分割板材211a、211bを介在させ、隣り合う板材210と分割板材211a、211bとをそれぞれ「くの字状」のリンク機構212により結合して縦横方向(XY方向)に変位自在となるように構成されている。
なお、「くの字状」のリンク機構212は、板材210及び分割板材211a、211bのX軸方向に所要間隔を隔てた複数個所に取り付けられ、互いに隣り合う板材210と分割板材211a、211bとをそれぞれ結合して一体化させている。
そして、前記リンク機構212により、中央に配置された板材210を中心として、両脇の板材210がY軸方向へ、分割板材211a、211bがX軸方向へそれぞれ相対変位自在に動作できるようになっている。
また、寸法可変パレット200の裏面には、摺接可能に隣接された内側桟219と外側桟220とからなる一対の桟218がY方向と平行に配置されている。
また、内側桟219及び外側桟220には、その長手方向に複数のボルト孔が設けられ、内側桟219の任意のボルト孔と、外側桟220の任意のボルト孔にボルトを挿通してナットにて締め付けることにより内側桟219と外側桟220を一体化させることができるようになっている。
そして、板材210と分割板材211a、211bを伸長(或いは縮小)させたときに内側桟219と外側桟220の任意のボルト孔にボルトを挿入して固定することで、板材210と分割板材211a、211bを伸長した姿勢(或いは縮小した姿勢)で固定できるようになっている。
上記のように構成された寸法可変パレット200によれば、図18(b)に示すように荷物の大きさに応じて載置面の大きさを調節することができ、倉庫やトラックの荷台等のスペースに効率良く配置することができる。その結果、寸法可変パレット200を用いることにより、物流工程の省エネルギー化を実現することができる(配送回数を減少させて、物流コスト(燃料費や人件費等のコスト)を低減させることができる)。
また、寸法可変パレット200によれば、載置面の大きさを変更できるため(荷物の大きさ毎に、パレットを準備しなくてもいいため)、パレットのリユースが効率的に行えるようになる(省資源化を実現することができる)。
しかしながら、上述した従来技術の寸法可変パレット(図18参照)は、以下に示す技術的課題を有している。
具体的には、上述した従来技術の寸法可変パレット200は、X方向について、板材210の側面に配置された分割板材211a、211bだけが変位するように構成されている。
そのため、図18(b)に示すように、寸法可変パレット200は、載置面を拡大した場合に、板材200に対して分割板材211a、211bの端部が突出した状態になり(図示する左右の縁辺部が凸凹形状になり)、突出した分割板材211a、211bの端部(図中の破線Wで示す領域)の剛性が確保できないという技術的課題を有していた。
その結果、寸法可変パレット200では、載置面を拡大した場合に、分割板材211a、211bの端部(破線Wで示す領域)に、重量の大きい荷物を載置できないことがあった。
また、寸法可変パレット200では、載置面を拡大させた状態(図18(b)に示す状態)にして、小型の荷物を多数載置しようとしても、前記破線Wで示す領域に荷物を載置できなかった。
すなわち、上記寸法可変パレット200は、載置面を拡大しても、荷物を置けない所謂デッドスペースができてしまい、載置面の有効活用ができなかった。
また、上述した寸法可変パレット200は、載置面の大きさを調整する場合に、リンク機構212を動かして載置面の大きさを変更した後、板材210及び分割板材211a、211bの裏面に設けられた桟218(内側桟219及び外側桟220)のボルト孔にボルトを挿入し締結する作業(以下、「ロック作業」という)を行う必要があり、その手間が面倒であると共に、調節作業に長時間かかってしまい使い勝手が悪かった。
また、ある程度の荷物を載置面に載せた後に、パレットの寸法を変更し、寸法固定することが不可能であった。
上記課題を解決するには、載置面の縁辺部に無駄な凹凸を形成することなく、全体の面積を変更可能な構成が必要である。
そのような構成を有するものとしては、パレットとは使用目的が異なるが、ワーク載置面の面積を変更可能な万力作業台の構成が特許文献2に開示されている。
図19に、特許文献2に開示された作業台の斜視図を示し、図20にその主要部の部分断面図を示す。
図19に示す作業台300は、頂部機体301と、この頂部機体301を所定の高さ位置で支持する脚部である支持機体302とを備えている。
前記頂部機体301は、略平行に配置された一対の細長い万力ビーム板303、304と、前記万力ビーム板303、304の長手方向両端において、それら万力ビーム板303,304と直交方向に細長く延設されると共に、それら万力ビーム板303,304を支持する一対の進退機構部310、311とを備えている。
前記進退機構部310、311の長手方向の一端側には、図示するように作業者が操作を行うためのハンドル328がそれぞれ設けられ、それら一対のハンドルの向きが揃った状態で、前記一対の進退機構部310、311は、前記支持機体302によって略平行な状態に保持されている。
また、前記一対のハンドルを左右いずれかの方向に回転させることにより、前記一対の進退機構部310、311が作動し、位置固定された一方の万力ビーム板303に対し、他方の万力ビーム板304が進退移動するようになっている。
より詳しくは、図20(進退機構部310のみを図示)に示すように、進退機構部310(311)は、万力ビーム板303、304の長手方向に直交して延びる支持部材321を有している。この支持部材321は、例えば金属材料により角パイプ状に形成されており、その上面には、支持部材321の長手方向に沿って直線状に延びる溝部321aが形成されている。
また、前記支持部材321の内部空間には、その長手方向に沿って延びる直棒状の万力螺子313が、軸周りに回転自在に設けられている。さらに、支持部材321内には、前記万力螺子313に螺接する雌螺子部315aを有するスライド部材315が設けられている。
また、前記支持部材321の上面において、その長手方向の一端側には、スペーサブロック322を介して万力ビーム板303が配置され、この万力ビーム板303とスペーサブロック322とは支持部材321に対しボルト螺子323により固定されている。一方、他端側には、スペーサブロック324を介して万力ビーム板304が配置され、この万力ビーム板304とスペーサブロック324とは、支持部材321内のスライド部材315に対し、溝部321aを介してボルト螺子325により固定されている。
これにより、万力螺子313が軸周りいずれかの方向に回転すると、その回転方向に従い前記スライド部材315が進退移動し、万力ビーム板304は、スライド部材315と共に前記溝部321aを頼って移動するように構成されている。
また、前記万力螺子313の万力ビーム板303側の端部には、ハンドル328が設けられ、作業者がこのハンドル328を回転させることにより、万力螺子313が軸周りに回転するようになされている。
このように構成された作業台300によれば、図19に示すように左右手前に設けられた一対のハンドル328を同方向に回すことにより、万力ビーム板303に対し万力ビーム板304が進退移動し、万力ビーム板303,304によって形成されるワーク載置面の面積を変更することができる。
特開平8−217071号公報 特開昭52−155498号公報
しかしながら、上記の作業台300(の頂部機体301)の構成をそのままパレットに適用する場合、以下に示す技術的課題があった。
即ち、図19、図20に示す作業台300の構成にあっては、万力ビーム板304を進退移動させる進退機構部310、311において、一対の万力ビーム板303,304によるワーク載置面の大きさを変化させても、それら万力ビーム板303,304を支持する支持部材321の全長は変化しない。また、支持部材321(進退機構部310、311)の位置がずれないように支持する支持機体302も必要である。
そのため、一対の万力ビーム板303,304によるワーク載置面の大きさを縮小した場合に、上面縁辺には凹凸がなくても土台(支持部材321、支持機体302)の形状は変化せず、パレットに適用した場合に全体の寸法は変化していないという課題があった。
また、特許文献2に開示された作業台にあっては、ワークを一対の万力ビーム板303,304によって挟み込み、螺子の締結によって、全体の寸法を保持するのに対し、寸法可変パレットにあっては、ワーク載置前にパレットの寸法を変更し、ワーク載置後にそのパレット寸法を保持しなければならないという用途上の違いがある。
前記した用途を可能とするために、前記特許文献2に開示された作業台にあっては、構成部品の点数が多く、そのために部品間の摩擦発生箇所が多くなり、寸法変更時に、引っ掛かりや力の伝達不足等の支障が生じる虞が多いという課題があった。
さらには、用途構成上、各部品同士に十分な余裕を作らなければならず、パレットとして使用する上で、可変後の寸法保持に課題があった。
また、前記のような課題があるため、寸法可変パレットとして使用する上での基本的な要求事項である、低コストによる製造、寸法可変のし易さ、変更した寸法の維持といったことの実現が困難であった。
本発明は、上記技術的課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、荷物を載置する載置面の大きさを変更できる寸法可変パレットであって、載置面の大きさを変更しても、荷物が載置できないデッドスペースを小さくすることができる寸法可変パレットを提供することにある。
前記した課題を解決するために、本発明に係る寸法可変パレットは、少なくとも1枚の板状のデッキボードを並列に配置して形成された矩形状の載置面を有する複数のデッキボードユニットを備え、前記複数のデッキボードユニットは、パレット端に配置された基準デッキボードユニットと、少なくとも1つの可動デッキボードユニットとからなり、前記基準デッキボードユニットと前記可動デッキボードユニットとが床面上に並列に配置され、少なくとも一側部にリフターのフォークが挿入可能なフォーク挿入部を有する寸法可変パレットであって、前記基準デッキボードユニット側を基端として前記可動デッキボードユニット側に向け、該ユニット内において軸周りに回転自在に延設されると共に、少なくとも前記可動デッキボードユニット側の軸方向に沿った所定範囲において周面に螺子溝が形成された少なくとも1本の軸棒と、前記可動デッキボードユニット側の所定位置において、前記軸棒の周面に形成された螺子溝に螺接すると共に、前記軸棒の回転に対し共回りしない状態に保持された雌螺子部とを有し、前記軸棒を軸周りに回転させることにより、前記雌螺子部を保持する可動デッキボードユニットは、前記軸棒の長手方向に沿って前記基準デッキボードユニットに対し相対的に離間または近接方向に移動し、前記軸棒の長さ寸法以上の所定範囲でパレットの寸法が変化することに特徴を有する。
このような構成によれば、軸棒の回転操作により、容易に可動デッキボードユニットを基準デッキボードユニットに対し相対的に離間または近接方向に移動させることができる。
即ち、パレット全体の面積を自在に可変することができ、荷物が載置できないデッドスペースを小さくすることができる。
また、少なくとも前記デッキボードの長手方向の両端側にそれぞれ前記軸棒が設けられると共に、各軸棒は、前記デッキボードの長手方向に直交するように前記複数のデッキボードユニットに軸通されていることが望ましい。
或いは、前記デッキボードの長手方向の中央側において、1本の前記軸棒が、前記デッキボードの長手方向に直交するように前記複数のデッキボードユニットに軸通され、且つ軸棒の軸方向に移動不可能な状態で設けられ、且つ、少なくとも前記デッキボードの長手方向の両端側のいずれかにおいて、前記基準デッキボードユニットと前記可動デッキボードユニットとのいずれか一方に、前記デッキボードの長手方向に直交するように延設されたガイド部材を有し、他方のデッキボードユニットが前記ガイド部材に対しデッキボードの直交方向に摺動自在となされているように構成してもよい。
このように構成することにより、1本の軸棒のみの場合には、基準デッキボードユニットに対し可動デッキボードユニットを軸周りに回転させることなくパレット面積を変えることができ、2本以上の軸棒を備える場合には、軸を回転させる際の負荷を軽減し、作業者がより容易にパレット面積の可変作業を行うことができると共に、パレットの剛性を向上させることができる。
また、前記基準デッキボードユニットと、複数の前記可動デッキボードユニットとが並列に配置されてもよく、その場合、各可動デッキボードユニットに、螺子溝のピッチの異なる前記雌螺子部がそれぞれ保持されると共に、前記螺子溝のピッチは、前記基準デッキボードユニットから遠い側の可動デッキボードユニットほど大きく形成され、前記基準デッキボードユニット側を基端として前記複数の可動デッキボードユニット側に延設された前記軸棒において、その周面に形成されている前記螺子溝のピッチは、各可動デッキボードユニットに保持された前記雌螺子部に螺接するよう段階的に変化していることが望ましい。
このように構成すれば、基準デッキボードユニットから離れた可動デッキボードユニットほど速く離間するため、短時間でパレット面積を拡大することができる。
一方、パレット面積を縮小したい場合には、軸棒を逆方向に回転させることで、同じく短時間でパレット面積を縮小することができる。
また、並列に配置された前記基準デッキボードユニットと前記可動デッキボードユニットのうち、一端のデッキボードユニットに固定され、他端のデッキボードユニットに向けて延設された少なくとも1つのレール部材を備え、前記レール部材が固定されないデッキボードユニットが、前記レール部材に沿って摺動可能であることが望ましい。
このような構成によれば、前記軸棒だけでなく、レール部材によっても各デッキボードユニットを支持することができ、剛性をさらに向上することができる。
また、前記複数のデッキボードユニットは、デッキボードの長手方向に少なくとも2つに分割され、分割された一端側のユニットから他端側のユニットに向けて軸周りに回転自在に設けられると共に、前記他端側のユニットの軸方向に沿った所定範囲において周面に螺子溝が形成された軸棒と、前記他端側のユニットに、前記軸棒の回転に対し共回りしない状態で保持され、前記軸棒の周面に形成された螺子溝に螺接する雌螺子部とを有し、前記軸棒を軸周りに回転させることにより、前記分割された一端側のユニットに対し前記他端側のユニットが離間または近接方向に移動することが望ましい。
このように構成することにより、パレット面積を一軸方向だけでなく、二軸方向に可変することができ、よりパレット面積を荷物の載置面積に合わせ、デッドスペースを小さくすることができる。
また、前記複数のデッキボードユニットの裏面に設けられ、前記複数のデッキボードユニットと床面との間に所定の隙間を形成する複数の脚部を備え、四方の側面において、前記複数の脚部の間には、リフターのフォークが挿入可能なフォーク挿入部が形成されていることが望ましい。
このように複数の脚部を設けることにより、デッキボードユニットの下方に間隙を形成することができる。特に、前記脚部をコマ状の部材により形成することで、可変寸法パレットの前後左右の側面が前記間隙に連通し、リフターのフォークを四方から差すことができ、利便性を大幅に向上することができる。
また、リフターのフォークは、パレット下面からパレット全体を支持して持ち上げることができるため、パレットに対するダメージを極力小さくすることができる。
また、隣り合う複数のデッキボードユニットの間において、前記デッキボードの長手方向に沿って延設され、該長手方向に直交する方向に前記軸棒が挿通された長尺の中間部材と、前記デッキボードユニット及び前記中間部材の前記軸棒に沿った移動距離をそれぞれ制限するストッパ手段とを備え、前記ストッパ手段により、前記デッキボードユニットと前記中間部材との間の隙間寸法が所定寸法以下となされることが望ましい。
このように中間部材とストッパ手段とを設けることにより、パレット上下面に大きな隙間をあけることなく、変更する寸法距離をかせぐことができる。
尚、デッキボードユニットと中間部材との間の隙間寸法を例えばリフターのフォーク幅以下に制限することにより、リフターのフォークにより安定してパレットを支持することができる。
また、前記軸棒に目盛が記されていることが望ましく、それによりパレット寸法を正確に変更することができる。
また、少なくとも前記複数のデッキボードユニットのいずれかの一側部にリフターのフォークが挿入可能なフォーク挿入部を有することが望ましい。
そのようにフォーク挿入部を有することにより、リフターのフォークをパレットに挿して作業を行うことができる。
本発明によれば、荷物を載置する載置面の大きさを変更できる寸法可変パレットにおいて、載置面の大きさを変更しても、荷物が載置できないデッドスペースを小さくすることができる。
図1は、本発明に係る寸法可変パレットの一実施の形態を示す斜視図である。 図2は、図1の寸法可変パレットの裏面側の斜視図である。 図3は、図1の寸法可変パレットの後端側裏面の拡大図である。 図4は、図1の寸法可変パレットの後端を斜視する拡大図である。 図5は、図1の寸法可変パレットの後端側の斜視図である。 図6は、図1の寸法可変パレットの前端側の一部拡大図である。 図7は、送り手段の構成を模式的に示す側面図である。 図8は、軸棒に目盛を記した状態を示す斜視図である。 図9は、本発明に係る寸法可変パレットの変形例を示す斜視図である。 図10は、本発明に係る寸法可変パレットの他の変形例を示す斜視図である。 図11は、本発明に係る寸法可変パレットのさらに他の変形例を示す斜視図である。 図12は、図11を部分的に示す平面図である。 図13は、本発明に係る寸法可変パレットのさらに他の変形例を部分的に示す平面図である。 図14は、本発明に係る寸法可変パレットにリフターのフォークを差し込んだ状態を示す正面図である。 図15(a)は、本発明に係る寸法可変パレットのさらに他の変形例に正面側からリフターのフォークを差し込んだ状態を示す正面図であり、図15(b)は側面側からリフターのフォークを差し込んだ状態を示す側面図である。 図16(a)、(b)は、本発明に係る寸法可変パレットのさらに他の変形例の動作を説明するために模式的に示す平面図である。 図17(a)、(b)は、図16に続いて動作を説明するために寸法可変パレットを模式的に示す平面図である。 図18は、従来の寸法可変パレットの平面図である。 図19は、従来の作業台であって、載置面の面積を変更可能な作業台の斜視図である。 図20は、図19の作業台の主要部の部分断面図である。
以下、本発明にかかる寸法可変パレットの実施の形態につき、図面に基づいて説明する。本発明にかかる寸法可変パレットは、床面に載置されて使用されるものであり、その上面に並列に配置された複数の板状のデッキボードにより矩形状の載置面が形成され、前記載置面に荷物が載置される。
図1は、本発明に係る寸法可変パレットの一実施の形態を示す斜視図である。図2は、図1の寸法可変パレットの裏面側の斜視図である。
尚、図1に示すx軸の正方向を前側、負方向を後側とし、y軸方向を幅(左右)方向として以下説明する。
図1に示す寸法可変パレット1は、上面に複数の板状のデッキボード2を並列に配置した第1デッキボードユニット3A(基準デッキボードユニット)と、第2デッキボードユニット3B(可動デッキボードユニット)と、第3デッキボードユニット3C(可動デッキボードユニット)とを備える。
前記第1デッキボードユニット3Aは、図1に示すように、その上面側に幅方向に延びる複数の板状のデッキボード2が並列に配置され、図2に示すように下面側に複数の板状のベースボード18、19が並列に配置されている。前記複数のデッキボード2とベースボード18、19とは、それらの左右両端側に設けられたブロック部材4、5および中央に設けられたブロック部材10、11の上下面に対し、それぞれ固定されている。
尚、前記ベースボード18、19のうちベースボード19は、消耗が激しいパレットを長期にわたり使用し、寸変をスムーズに行い続けるために設けられている。即ち、このベースボード19は、ユニット間の離間部付近に受け材として設けられる。また、ベースボード19は、ベースボード18と同様の材質(例えば木材)により形成されてもよいが、好ましくはベースボード18よりも強い材質(例えば鉄など)により形成されることによって、パレットの耐久性をより向上することができる。
また、前記第2デッキボードユニット3Bは、図1に示すように上面側に複数のデッキボード2が並列に配置され、図2に示すように下面側にベースボード18、19が配置されている。前記複数のデッキボード2とベースボード18、19とは、それらの左右両端側に設けられたブロック部材7および中央に設けられたレール版15の上下面に対し、それぞれ固定されている。
また、前記第3デッキボードユニット3Cは、図1に示すように上面側に複数のデッキボード2が並列に配置され、図2に示すように下面側に複数のベースボード18、19が並列に配置されている。前記複数のデッキボード2とベースボード18、19とは、それらの左右両端側に設けられたブロック部材8、9および中央に設けられたブロック部材12、13の上下面に対し、それぞれ固定されている。
このように各デッキボードユニットは、デッキボード2とベースボード18、19との間をブロック部材により連結する構成であるため、デッキボード2とベースボード18、19との間には、所定の高さ寸法の間隙(図示せず)が形成されることになる。
この間隙は、寸法可変パレット1のx方向の前後端部に形成された開口部であるフォーク挿入部1aから連通しており、リフターのフォークをフォーク挿入部1aから挿入することによって、全てのデッキボードユニットをリフターのフォークで支持し、持ち上げることが可能に構成されている。
また、前記第2デッキボードユニット3Bは、前記第1デッキボードユニット3Aに対し前後方向(x軸方向)に離間または近接するよう移動可能となされている。
さらに、前記第3デッキボードユニット3Cも、前記第1デッキボードユニット3Aに対し前後方向(x軸方向)に離間または近接するよう移動可能となされている。
具体的に説明すると、図2に示すように、寸法可変パレット1の裏面側には、デッキボード2の長手方向(パレット幅方向)に直交して延びる複数(図では3枚)のレール板15が、その幅方向が立設された状態で所定間隔を空けて配置されている。本実施の形態においては、各レール板15は第1デッキボードユニット3Aの左右両端のブロック部材4、5および中央のブロック部材10、11に左右から摺動可能な程度に挟んだ状態で配置されると共に、第2デッキボードユニット3Bの左右両端のブロック部材7に固定され、それらの前端側が前記第2デッキボードユニット3Bを通過して第3デッキボードユニット3C側に延びている。
前記第2デッキボードユニット3Bにおいて、前記ブロック部材6、7は、前記第1デッキボードユニット3Aの左右両側から延びるレール板15を左右から狭持し固定した状態で配置されている。
これにより、前記ブロック部材6、7に固定された第2デッキボードユニット3Bは、前記第1デッキボードユニット3Aに対し前後方向に摺動自在となされている。
また、前記第3デッキボードユニット3Cにおいて、中央の前記ブロック部材12、13は、前記第1デッキボードユニット3Aの中央から第2デッキボードユニット3Bを通過して延びるレール板15を左右から摺動可能な程度に挟んだ状態で配置されている。さらに左右両側の前記ブロック部材8、9は、前記第1デッキボードユニット3Aの左右両側から第2デッキボードユニット3Bを通過して延びるレール板15を左右から摺動可能な程度に挟んだ状態で配置されている。
これにより、前記ブロック部材8、9、12、13に固定された第3デッキボードユニット3Cは、前記第1デッキボードユニット3Aに対し前後方向に摺動自在となされている。
また、この寸法可変パレット1においては、作業者が、前記第1デッキボードユニット3Aに対して前記第2デッキボードユニット3Bおよび前記第3デッキボードユニット3Cを容易に移動させるための構造として、送り手段16を備えている。
この送り手段16は、本実施の形態において、図2に示すように寸法可変パレット1の左右両側にそれぞれ設けられている。
各送り手段16の構成について、図3乃至図6の一部拡大図、並びに図7の模式図を用いて説明する。
尚、図3は寸法可変パレット1の後端側裏面の拡大図(説明のために一部ベースボード18、19を取り除いている)、図4は寸法可変パレット1の後端を斜視する拡大図、図5は寸法可変パレット1の後端側の斜視図、図6は寸法可変パレット1の前端側の一部拡大図である。また、図7は、送り手段16の構成を模式的に示す側面図である。
各送り手段16は、パレットの前後方向に延設され、全デッキボードユニットにわたって軸通された軸棒20を有する。この軸棒20は、寸法可変パレット1の左右両側にそれぞれ軸周りに回転自在に設けられている。
また、寸法可変パレット1の左右両側に配置された前記ブロック部材4、6、8には、それぞれ前後方向に貫通する貫通孔が形成されており、前記軸棒20は、前記ブロック部材4、6、8の貫通孔に回転自在な状態で挿通されている。尚、このように軸棒20が挿通される前記ブロック部材4、6、8が設けられることにより、各デッキボードユニット内における前記軸棒20の直進性が保持されている。
また、軸棒20は、パレットの左右両端側において、それぞれ前記第1デッキボードユニット3Aから第2デッキボードユニット3Bを通って第3デッキボードユニット3Cまで軸通されているため、基本的にはこの軸棒20のみでパレットの剛性を維持することができる。さらには、前記したように複数のレール板15が前記軸棒20と同様に第1デッキボードユニット3Aから第3デッキボードユニット3Cまで延設されているため、パレットとしてより強い剛性を持ち、リフターのフォークによる突き、昇降動作に対して充分な耐性を有する構成となされている。
また、前記軸棒20は、径及びピッチの小さい螺子溝を有する細軸部20aと、その前端側に形成された径及びピッチのより大きい螺子溝(例えば細軸部20aの2倍のピッチ)を有する太軸部20bとを有する。即ち、1本の軸棒20において、周面に形成された螺子溝のピッチが段階的(本実施形態では2段階)に変化している。
図7に示すように、前記軸棒20の細軸部20aは、前記ブロック部材4、6の貫通孔に挿通されており、太軸部20bは、前記ブロック部材8の貫通孔に挿通されている。
また、パレット後端側の第1デッキボードユニット3Aにおいて、前記ブロック部材4は、図3に示すように前後方向にブロック4aとブロック4bとに分割され、その間の隙間に細軸部20aの周面に径方向に突起して形成されたフランジ部21が軸周りに回転自在に設けられている。即ち、このフランジ部21によって、軸棒20は、パレット前後左右方向に移動することなく、その軸周りにのみ回転可能となされている。
尚、前記フランジ部21は、前記細軸部20aの周面(螺子切りされている必要なし)に軸棒と一体的に形成されてもよいし、或いは、螺子切りされた細軸部20aにナットを螺合させ、それを溶接等で固定して形成してもよい。
また、ブロック部材4bの後端面には、図4に示すようにハンドル挿入孔23が形成され、このハンドル挿入孔23は、図7に示すように細軸部20aの後端に連通している。細軸部20aの後端は、例えば六角形状となされており、図5に示すように、そこに係合可能なソケットを先端に有するハンドル部材24をハンドル挿入孔23から挿入し、先端を前記細軸部20aの後端に係合させ、ハンドル部材24を軸周りに回転させることにより軸棒20を軸周りに容易に回転させることができる。
また、図6に示すように、第2デッキボードユニット3Bにおいて、ブロック部材6は、前後方向にブロック6aとブロック6bとに分割され、その間に前記細軸部20aの螺子溝に螺接する小ナット25(雌螺子部)が、軸棒20の回転に対し共回りしない状態に保持されている。即ち、細軸部20aは、小ナット25に螺接した状態でブロック6a、6bの貫通孔に挿通されている。
これにより、軸棒20が軸周りに回転すると、軸棒20(細軸部20a)に対して小ナット25が相対的に前後方向に移動するため、小ナット25が設けられた第2デッキボードユニット3Bが第1デッキボードユニット3Aに対して前後いずれかの方向に移動する。
また、図6に示すように、第3デッキボードユニット3Cにおいて、ブロック部材8は、前後方向にブロック8aとブロック8bとに分割され、その間に前記太軸部20bの螺子溝に螺接する大ナット26(雌螺子部)が軸棒20の回転に対し共回りしない状態に保持されている。即ち、太軸部20bは、大ナット26に螺接した状態でブロック8a、8bの貫通孔に挿通されている。
これにより、軸棒20が軸周りに回転すると、軸棒20に対して大ナット26が相対的に前後方向に移動するため、大ナット26が設けられた第3デッキボードユニット3Cが第1デッキボードユニット3Aに対して前後いずれかの方向に移動する。
尚、第2デッキボードユニット3Bに設けられた小ナット25の螺子溝ピッチ(細軸部20aの螺子溝ピッチ)よりも、第3デッキボードユニット3Cに設けられた大ナット26の螺子ピッチ(太軸部20bの螺子溝ピッチ)が大きいため、図7(a)、図7(b)に示すように軸棒20の回転に対する第2デッキボードユニット3Bの移動距離(速度)よりも第3デッキボードユニット3Cの移動距離(速度)が大きくなる。そのため、第2デッキボードユニット3Bと、第3デッキボードユニット3Cとの干渉を避けることができ、また、各デッキボードユニット間の距離(間隔)を略等しくすることができる。
また、前記したように軸棒20は、パレットの左右両側に設けられているため、前記第2デッキボードユニット3Bおよび第2デッキボードユニット3Bをスムーズに移動させるには、左右両側の軸棒20を同時に軸周りの同方向に回転させる必要がある。
ここで、予め図8に示すように軸棒20に目盛27を記しておくことにより、左右両側のハンドル操作(軸棒20の回転操作)によるデッキボードユニットの移動距離を正確に知ることができ、パレット面積の拡大作業の精度を向上することができる。
このように構成された寸法可変パレット1において、パレット面積を拡大したい場合、作業者が第1デッキボードユニット3Aのブロック4bの後端面に形成されたハンドル挿入孔23からハンドル部材24を挿入し、軸棒20を軸周り所定方向に回転させる。
これにより、ブロック部材6に固定された第2デッキボードユニット3Bが、細軸部20aの螺子溝ピッチに基づき、所定の速度で第1デッキボードユニット3Aから離間する方向に移動する。
更には、軸棒20の細軸部20aの螺子溝ピッチよりも太軸部20bの螺子溝ピッチが大きいため、ブロック部材8に固定された第3デッキボードユニット3Cが、太軸部20bの螺子溝ピッチに基づき、より速い速度で第1デッキボードユニット3Aから離間する。
即ち、位置固定された第1デッキボードユニット3Aから離れたデッキボードユニットほど速く離間するため、短時間でパレット面積を拡大することができる。
一方、パレット面積を縮小したい場合には、作業者がハンドル部材24を用いて軸棒20を逆方向に回転させることで、同じく短時間でパレット面積を縮小することができる。
尚、パレット面積を最も縮小した状態においても、パレット幅は軸棒20の長さよりも大きいため、軸棒20の長さ寸法以上の所定範囲で寸法可変パレット1の寸法が変化することになる。
以上のように、本実施の形態によれば、軸棒20の回転操作により、容易に可動デッキボードユニット(第2のデッキボードユニット3B、第3のデッキボードユニット3C)を基準デッキボードユニット(第1のデッキボードユニット3A)に対し相対的に離間または近接方向に移動させることができる。
即ち、パレット全体の面積を自在に可変することができ、荷物が載置できないデッドスペースを小さくすることができる。
また、前記した寸法可変パレット1は、少ない部品数で構成することができるため、低コストにより製造することができる。
また、部品数が少ないため、部品間の摩擦も少なく、寸法変更時に引っ掛かりや力の伝達不足等の支障が生じることがない。そのため、ハンドル部材24を回すことで容易に寸法変更することができる。
また、寸法を変更した後に、ハンドル部材24を取り外すことで、軸棒20を回転させることが困難となり、変更した寸法が不用意に変わることもないため、変更した寸法を維持したままパレットとして使用することができる。
また、ある程度の荷物を載置面に載置した後であっても、寸法を変更して固定することが可能であり、他の物流機器(例えばロールボックスパレット)にも応用することができる。
尚、前記実施の形態においては、複数のデッキボードユニットに軸通された軸棒20の回転により、基準デッキボードユニットに対し2つの可動デッキボードユニットを、それぞれ異なる速度で離間或いは近接方向に移動させ、パレット面積を変化させるものとした。
しかしながら、本発明に係る寸法可変パレットにあっては、軸棒20の回転により移動させる可動デッキボードユニットの数や各ユニットの面積は限定されるものではない。
また、各デッキボードユニットの移動する速度も、前記したように軸棒20を構成する螺子溝のピッチによって決定されるため、第1のデッキボードユニット3Aから遠い側の可動デッキボードユニットほど螺子溝のピッチが大きければ、ピッチ寸法はそれぞれ任意に設定することができる。
また、前記実施の形態においては、軸棒20の径の大きさにより螺子溝ピッチに変化を持たせ、第2デッキボードユニット3Bと第3デッキボードユニット3Cの移動距離(移動速度)が異なるようにしたが、本発明にあっては、その構成に限定されるものではない。
例えば、同じ軸棒20上で、一条ねじから二条ねじに変化させるなど、軸棒20の軸径が一定であっても、途中で螺子溝ピッチを変化させる構成としてもよい。
尚、寸法可変パレット1を2つのデッキボードユニット、即ち第1デッキボードユニット3Aと第2デッキボードユニット3Bで構成し、位置固定された第1デッキボードユニット3Aに対し第2デッキボードユニット3Bを離間或いは近接方向に移動させる場合には、例えば図9に示すように構成すればよい。
この場合、軸棒20は、その径及び螺子溝のピッチを変えずに構成されたものを用いればよい。
また、前記実施の形態においては、各デッキボードユニット3A、3B、3Cの下面側にベースボード18、19を設け、それらベースボード18、19が地面に対して設置されることにより寸法可変パレット1がフラットな状態に維持されるものとしたが、本発明にあってはその形態に限定されるものではない。例えば、ベースボード18、19が無い場合であっても、寸法可変パレット1がフラットな状態に載置される構成であればよい。その場合、ユニット間の離間部付近の接地面は、異素材を用いることにより補強されていることが望ましい。具体的には、例えばパレット全体が樹脂により形成されている場合には、前記設置面の内部側に金属などを挿入し補強した構成とするのが望ましい。
また、前記実施の形態においては、前後方向(x方向)の一方向にのみパレットが拡大、縮小するものとしたが、本発明に係る寸法可変パレットにあっては、その形態に限定されるものではない。
即ち、図10に示すように、前後方向(x方向)の拡大、伸縮に加え、幅方向(y方向)に拡大、伸縮する構成とすることもできる。尚、図10は、パレット上面を覆う複数のデッキボード2のうち、一部のデッキボード2を取り外した状態の斜視図である。また、図10に示すデッキボード2にあっては、幅広のボードとしている。
この場合、図示するように、デッキボード2及びベースボード18を幅方向(y方向)にも分割し、前後方向(x方向)の両端側に前記送り手段16を設ければよい。
図示する構成例においては、寸法可変パレット1は、x軸方向においてデッキボードユニット3A、3B、3Cの3つに分割され、y軸方向においてデッキボードユニット3D、3Eの2つに分割されている。
前記デッキボードユニット3B、3Cは、前記実施の形態に記載したように軸棒20に沿って、前後方向(x方向)にデッキボードユニット3Aに対して進退移動するように構成されている。
また、デッキボードユニット3Dは、パレットのx軸方向の両端側にそれぞれ設けられた幅方向(y軸方向)に延びる軸棒30に沿って、デッキボードユニット3Eに対し進退移動するように構成されている。即ち、前記軸棒30は、軸周りに回転自在に設けられると共に、その長さ方向の所定範囲において周面に螺子溝が形成され、デッキボードユニット3Dには前記軸棒30の螺子溝に螺接するナット(図示せず)が軸棒30の回転に対し共回りしない状態に保持されている。そのため、軸棒30が軸周りに回転されると、それに螺接する前記ナットが設けられたデッキボードユニット3Dが、デッキボードユニット3Eに対し進退移動するようになっている。即ち、このような構成によれば、前後方向(x方向)の拡大、伸縮に加え、幅方向(y方向)に拡大、伸縮させることができる。
また、前記実施の形態においては、基準デッキボードユニットである第1デッキボードユニット3Aが一方のパレット端に配置され、それを基端としてx軸方向に延びる軸棒20に沿って、可動デッキボードユニットである第2デッキボードユニット側3Bと第3デッキボードユニット3Cとが第1デッキボードユニット3Aに対し進退移動するものとした。
しかしながら、本発明の寸法可変パレットにあっては、その形態に限定されるものではなく、例えば基準デッキボードユニットをパレット両端にそれぞれ配置し、それらの間に可動デッキボードを配置した構成としてもよい。
この場合、例えば図11に示すようにパレット端に基準デッキボードユニットであるデッキボードユニット3Fとデッキボードユニット3Gとをそれぞれ配置し、それらの間に可動デッキボードであるデッキボードユニット3Hを配置した構成が考えられる。尚、図12は、図11の構成を部分的に示す平面図である。
この構成においては、デッキボードユニット3Fとデッキボードユニット3Gのそれぞれからデッキボードユニット3Hに向けて、軸周りに回転自在な軸棒20A、20Bが延設され、デッキボードユニット3H側に、各軸棒20A、20Bの螺子溝に螺接するナット25が軸棒20A、20Bの回転に対し共回りしない状態に保持されている。
この構成により、デッキボードユニット3F側から、或いはデッキボードユニット3G側から軸棒20A、20Bをそれぞれ回転させることにより、可動デッキボードであるデッキボードユニット3Hを進退移動させることができる。
また、前記実施の形態においては、レール板15の左右両側を挟み込むように対配置されたブロックのうち、内側のブロックに軸棒20が挿通された構成としたが、本発明の寸法可変パレットにあっては、その構成に限定されるものではない。
例えば図11、図12に示すように、パレット幅方向(y方向)の両端に設けられるレール板15を内側に配置し、軸棒20A、20Bをレール板15の外側に配置し、さらにその外側にブロック部材31、32を配置した構成としてもよい。
このように構成することにより、軸棒20A、20Bは、その両側をブロック部材31、32とレール板15とにより挟まれた構成となり、リフターのフォークがフォーク挿入部1aに挿入される際の突きなどによる衝撃から軸棒20A、20Bを保護することができる。また、軸棒20A、20Bが挿入されたブロック部材33、34は、その左右両側をブロック部材31、32とレール板15とにより挟まれた状態であるため、剛性が増し、リフターのフォークによる突きなどの衝撃から、ハンドル挿入孔(図12おいてハンドル24が挿入される部分)の破損などを防止することができる。
また、前記実施の形態においては、デッキボードユニットの両端側にそれぞれ軸棒20が設けられ、2本の軸棒20を同時に回転させることによりパレット寸法を変えるものとしたが、本発明に係る寸法可変パレットにあっては、その構成に限定されるものではない。
例えば、前記デッキボードユニット両端の軸棒20に加え、それらの間にも1本もしくは複数の軸棒20を設けてもよい(このように構成することにより、パレットの剛性がより向上する)。
或いは、図13の平面図に示すように、デッキボードの中央側に1本の軸棒20を配置し、この1本の軸棒20を、ハンドル部材24を用いて軸周りに回転させ、第1デッキボードユニット3Aに対し第2デッキボードユニット3B等を移動させる構成としてもよい。この場合、第1デッキボードユニット3Aに対し第2デッキボードユニット3B等が相対的に軸周りに回転しないように、好ましくはデッキボードユニット両端側(少なくとも片側)に、回転防止用のガイド部材として、レール部材15が設けられる。
このレール部材15は、第1デッキボードユニット3Aと第2デッキボードユニット3Bのいずれか一方に固定され、他方のデッキボードユニットが前記レール部材15に対し摺動自在となされる。この構成により、1本の軸棒20であっても、パレット面を平坦に維持したまま容易に寸法を変えることができる。
また、前記実施の形態にあっては、各デッキボードユニットにおいて、図14に示すようにデッキボード2とベースボード18、19との間に所定の高さの間隙S1が形成される。そのため、図示するように寸法可変パレット1の正面あるいは後面から前記間隙S1にリフターのフォークFが挿入され、持ち上げられることになる。
或いは、図15(a)、図15(b)に示すように、ベースボード18、19の下にデッキボードユニットを支持する複数の脚部35を設けてもよい。この脚部35を設けることにより、デッキボードユニットの下方には、新たに間隙S2が形成される。このとき、前記脚部35をコマ状の部材により形成することで、図15(a)、図15(b)に示すように可変寸法パレット1の前後左右の側面が前記間隙S2に連通するため(脚部35の間にフォーク挿入部が形成されるため)、リフターのフォークFを四方から差すことができ、利便性が大幅に向上する。また、リフターのフォークFは、図14のようにデッキボード2のみを支持してパレット全体持ち上げるのではなく、パレット下面からパレット全体を支持して持ち上げることができるため、パレットに対するダメージを極力小さくすることができる。
また、前記実施の形態においては、第1のデッキボードユニット3Aと第2のデッキボードユニット3Bとの間を引き離した際の最大寸法、或いは、第2のデッキボードユニット3Bと第3のデッキボードユニット3Cとの間を引き離した際の最大寸法は、特に限定されないものとした。
しかしながら、図15(b)に示したように、デッキボード2及びベースボード18、19の長手方向に沿ってリフターのフォークFを差す場合には、デッキボードユニット間の隙間寸法がフォークFの幅よりも大きいと、フォークFによるパレットの支持が不安定なものとなる。
そのため、デッキボードユニット間の隙間寸法が、フォークFの幅よりも大きくならないよう、図16(a)に模式的に示すようにデッキボードユニット3A,3B間に、デッキボード2の長手方向に延設された長尺の中間部材36を設けることが望ましい。尚、図16(a)においては、第1デッキボードユニット3Aと第2デッキボードユニット3Bとの間に設けられた中間部材36を示している。
図16(a)において、中間部材36の一端部には、ブロック部材36aが設けられ、このブロック部材36aとブロック部材6bとの間において、軸棒20の周面には例えば外方に向けて円環状に突起する第1ストッパ部材37(ストッパ手段)が設けられている。この第1ストッパ部材37は、少なくとも軸棒20の軸方向に移動しないように設けられ(軸棒20に一体形成されていてもよい)、ブロック部材36aの側面に係止することによって、中間部材36の移動距離を制限するようになっている。
また、前記中間部材36において、前記ブロック部材36aの側面には、可動デッキボードユニットである第2デッキボードユニット3B側に長く延びる第2ストッパ部材38(ストッパ手段)が設けられている。この第2ストッパ部材38は、図示するように、その先端が内側に折り曲げられて形成された鈎状部38aを有し、この鈎状部38aはパレット面積が拡げられた際に、ブロック部材6aに対し係止するように取り付けられている。また、そのように第2ストッパ部材38の鈎状部38aがブロック部材6aに対し係止することによって、中間部材36に対する第2デッキボードユニット3Bの移動距離が制限されるようになっている。
このような構成において、例えば、図16(a)の状態から、パレット面積を拡大する場合、軸棒20が軸周りに所定の方向に回転される。このとき、図16(b)に示すように、中間部材36と第2デッキボードユニット3Bとに対し、第1デッキボードユニット3Aが引き離される方向に移動する。そして、中間部材36は、第1ストッパ部材37が中間部材36の端部のブロック部材36aに接触するまで静止し、第1デッキボードユニット3Aと中間部材36との間の隙間寸法が、リフターのフォーク幅よりも小さい寸法Y1に制限される。
図16(b)に示すように、第1ストッパ部材37が、中間部材36のブロック部材36aに接触し、さらに軸棒20が継続して軸周りに回転されると、図17(a)に示すように中間部材36に対し第2デッキボードユニット3Bが引き離されるように移動する(中間部材36は、第1ストッパ部材37により上方に移動が制限された状態)。
そして、図示するように第2デッキボードユニット3Bは、第2ストッパ部材38の鈎状部38aがブロック部材6aに係止するまで移動可能であり、中間部材36と第2デッキボードユニット3Bとの間の隙間寸法が、リフターのフォーク幅よりも小さい寸法Y2に制限される。
このようにして、第1デッキボードユニット3Aと第2デッキボードユニット3Bとの間の距離は寸法Y1+Y2まで拡げることができ、且つ隙間はフォーク幅よりも小さいY1、Y2に制限することができるため、リフターのフォークFによる持ち上げ作業等を安定して行うことができる。
尚、図17(a)に示すようにパレット面積を最大拡げた状態から縮める場合には、軸棒20を軸周りに反対方向に回転させる。それにより、先ず図17(b)に示すように第1デッキボードユニット3Aが第2デッキボードユニット3Bに近づく方向に移動し、中間部材36が第1デッキボードユニット3Aに当接する。
さらに、図17(b)の状態から第2デッキボードユニット3Bに中間部材36と第1デッキボードユニット3Aとが近づき、図16(a)に示したように、第2デッキボードユニット3Bが中間部材36に当接してパレット面積が最小の状態となされる。
尚また、図16(b)の状態や図17(a)、(b)の状態において、軸棒20に沿って中間部材36が上下に移動したとしても、隙間寸法は寸法Y1、Y2以上にはならない。
また、図16、図17に示した構成例では、隙間寸法Y1、Y2がそれぞれリフターのフォーク幅よりも小さいものとして説明したが、前記隙間寸法Y1、Y2の大きさは限定されるものではなく、前記のように中間部材とストッパ手段とを設けることにより、パレット上下面に大きな隙間をあけることなく、変更する寸法距離をかせぐことができる。
また、前記実施の形態において、デッキボードは長板状の形状として示したが、その形状は限定されるものではない。
即ち、各デッキボードユニットの上面を形成するボードであればよく、例えば、図10に示したように正方形のボードでもよい。
また、寸法可変パレットにあっては、各デッキボードユニットの大きさ、重量、摩擦等により、パレット寸法変更の際、実際に変位する(動く)デッキボードユニットは(基準デッキボードユニットか可動デッキボードユニットかを)特定できるものではない。
しかしながら、前記実施の形態においては、説明のために便宜上、基準デッキボードユニット、可動デッキボードユニットという称呼で区別した。したがって、本発明に係る寸法可変パレットにあっては、寸法変更の際、静止した基準デッキボードに対し可動デッキボードユニットが変位する(動く)場合だけでなく、静止した可動デッキボードユニットに対し基準デッキボードユニットが変位する(動く)場合、或いは双方が変位する(動く)場合にも適用できるものである。
1 寸法可変パレット
1a フォーク挿入部
2 デッキボード
3A 第1のデッキボードユニット3A(基準デッキボードユニット)
3B 第2のデッキボードユニット3B(可動デッキボードユニット)
3C 第3のデッキボードユニット3C(可動デッキボードユニット)
4 ブロック部材
4a ブロック
4b ブロック
5 ブロック部材
6 ブロック部材
6a ブロック
6b ブロック
7 ブロック部材
8 ブロック部材
8a ブロック
8b ブロック
9 ブロック部材
10 ブロック部材
11 ブロック部材
12 ブロック部材
13 ブロック部材
15 レール板
18 ベースボード
19 ベースボード
20 軸棒
20a 細螺子部
20b 太螺子部
21 フランジ部
25 小ナット(雌螺子部)
26 大ナット(雌螺子部)
27 目盛
35 脚部
37 第1ストッパ部材(ストッパ手段)
38 第2ストッパ部材(ストッパ手段)

Claims (9)

  1. 上面側に少なくとも1枚の板状のデッキボードを並列に配置して形成された矩形状の載置面を有する複数のデッキボードユニットを備え、前記複数のデッキボードユニットは、パレット端に配置された基準デッキボードユニットと、少なくとも1つの可動デッキボードユニットとからなり、前記基準デッキボードユニットと前記可動デッキボードユニットとが床面上に並列に配置された寸法可変パレットであって、
    前記基準デッキボードユニット側を基端として前記可動デッキボードユニット側に向け、該ユニット内において軸周りに回転自在に延設されると共に、少なくとも前記可動デッキボードユニット側の軸方向に沿った所定範囲において周面に螺子溝が形成された少なくとも1本の軸棒と、前記可動デッキボードユニット側の所定位置において、前記軸棒の周面に形成された螺子溝に螺接すると共に、前記軸棒の回転に対し共回りしない状態に保持された雌螺子部とを有し、
    前記軸棒を軸周りに回転させることにより、前記雌螺子部を保持する可動デッキボードユニットは、前記軸棒の長手方向に沿って前記基準デッキボードユニットに対し相対的に離間または近接方向に移動し、前記軸棒の長さ寸法以上の所定範囲でパレットの寸法が変化することを特徴とする寸法可変パレット。
  2. 少なくとも前記デッキボードの長手方向の両端側にそれぞれ前記軸棒が設けられると共に、各軸棒は、前記デッキボードの長手方向に直交するように前記複数のデッキボードユニットに軸通されていることを特徴とする請求項1に記載された寸法可変パレット。
  3. 前記デッキボードの長手方向の中央側において、1本の前記軸棒が、前記デッキボードの長手方向に直交するように前記複数のデッキボードユニットに軸通され、
    且つ、少なくとも前記デッキボードの長手方向の両端側のいずれかにおいて、前記基準デッキボードユニットと前記可動デッキボードユニットとのいずれか一方に、前記デッキボードの長手方向に直交するように延設されたガイド部材を有し、他方のデッキボードユニットが前記ガイド部材に対しデッキボードの直交方向に摺動自在となされていることを特徴とする請求項1に記載された寸法可変パレット。
  4. 前記基準デッキボードユニットと、複数の前記可動デッキボードユニットとが並列に配置され、
    各可動デッキボードユニットに、螺子溝のピッチの異なる前記雌螺子部がそれぞれ保持されると共に、前記螺子溝のピッチは、前記基準デッキボードユニットから遠い側の可動デッキボードユニットほど大きく形成され、
    前記基準デッキボードユニット側を基端として前記複数の可動デッキボードユニット側に延設された前記軸棒において、その周面に形成されている前記螺子溝のピッチは、各可動デッキボードユニットに保持された前記雌螺子部に螺接するよう段階的に変化していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された寸法可変パレット。
  5. 並列に配置された前記基準デッキボードユニットと前記可動デッキボードユニットのうち、一端のデッキボードユニットに固定され、他端のデッキボードユニットに向けて延設された少なくとも1つのレール部材を備え、
    前記レール部材が固定されないデッキボードユニットが、前記レール部材に沿って摺動可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された寸法可変パレット。
  6. 前記複数のデッキボードユニットは、デッキボードの長手方向に少なくとも2つに分割され、
    分割された一端側のユニットから他端側のユニットに向けて軸周りに回転自在に設けられると共に、前記他端側のユニットの軸方向に沿った所定範囲において周面に螺子溝が形成された軸棒と、
    前記他端側のユニットに、前記軸棒の回転に対し共回りしない状態で保持され、前記軸棒の周面に形成された螺子溝に螺接する雌螺子部とを有し、
    前記軸棒を軸周りに回転させることにより、前記分割された一端側のユニットに対し前記他端側のユニットが離間または近接方向に移動することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された寸法可変パレット。
  7. 前記複数のデッキボードユニットの裏面に設けられ、前記複数のデッキボードユニットと床面との間に所定の隙間を形成する複数の脚部を備え、
    四方の側面において、前記複数の脚部の間には、リフターのフォークが挿入可能なフォーク挿入部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された寸法可変パレット。
  8. 隣り合う複数のデッキボードユニットの間において、前記デッキボードの長手方向に沿って延設され、該長手方向に直交する方向に前記軸棒が挿通された長尺の中間部材と、
    前記デッキボードユニット及び前記中間部材の前記軸棒に沿った移動距離をそれぞれ制限するストッパ手段とを備え、
    前記ストッパ手段により、前記デッキボードユニットと前記中間部材との間の隙間寸法が所定寸法以下となされることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された寸法可変パレット。
  9. 前記軸棒に目盛が記されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された寸法可変パレット。
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