JP2015042162A - 自動アワセ機能が備えられた水中浮き - Google Patents

自動アワセ機能が備えられた水中浮き Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、アワセ糸をさっと引いてから放すことだけで自動的に巻取がなされて、アワセ糸の巻出長さをユーザの所望の通り調節することができ、多様な操業形態によって釣り合う沈降速度を決めることができ、潮流の流れに乗ることができる自動アワセ機能が備えられた水中浮きを提供するためのものである。【解決手段】本発明は、中空部が形成されたハウジングと、円形に形成されて上記中空部に安着する巻取ロールと、上記巻取ロールの内部に備えられて回転復原力が誘発できるように内側端部がハウジングに固定され、外側端部が上記巻取ロールに固定されるぜんまいばねを含んで構成される巻取部、及び一端が上記巻取ロールの枠外周縁に連結されて上記巻取部の回転によって巻取または巻出され、他端が上記ハウジングの外部に貫通突出するアワセ糸を含んで構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、自動アワセ機能が備えられた水中浮きに関し、より詳しくは、アワセ糸をさっと引いてから放すことだけで、自動的に巻取がなされて、アワセ糸の巻出長さをユーザの所望の通り調節することができ、全遊動方式または反遊動方式により釣り合う沈降速度を決めることができ、潮流の流れに乗ることができ、水中浮きとアワセ機能を同時に遂行する自動アワセ機能が備えられた水中浮きに関する。
海釣りは一般的に釣り針が浮きから2乃至10m距離に位置し、座台から釣り針まで50乃至200mの非常に長い距離を維持する場合が多い。このような状況で魚がえさを銜えてアタリをしても遠い距離の浮きの動きを目で把握することが非常に難しく、水面浮きと針との距離が遠くて、針が潮流に乗っている状況で魚のアタリが水面浮きに直ぐ伝達できないという問題があった。この場合、初心者釣り師だけでなく上級釣り師もまた適切な時期にアワセができず魚がえさのみ食べて逃げる状況がたびたび発生した。
また、初心者釣り師の場合、多様な操業形態及び魚特性に従う仕掛けを備えられなくて無条件的な一般釣りをする場合が多くて、釣果が全くない場合が多かった。
このような問題を解決するために、従来には図7に示すように、ハウジング10の内部に引張スプリング50及びワイヤースプリング60が備えられてスライド30を移動させてワイヤースプリング60が係止溝1aにかかって固定されるようにした後、魚がえさを銜えてアタリをすれば、ワイヤースプリング60が係止溝1aから離脱してスライド30の内部に移動し、引張スプリング50により瞬間的に上部に付き上がることによって、自動的にアワセしようとした。
しかしながら、このような従来の自動アワセ道具はアワセにより移動する距離が2乃至3cm程度であって、非常に小さい長さだけをアワセすることができ、このような小さい範囲のアワセは大きい魚を主に釣る海釣りには適用し難いだけでなく、むしろ大きい魚の場合、異物感を感じてえさを吐いてしまうため、効果が小さかった。また、このようなコイルスプリング型アワセ道具はアワセをしようとする距離の調節及びアワセに必要なアタリの強度が調節できないので、多様な種類の魚に適用し難いという問題があった。
したがって、別途の操作無しで魚のアタリの時、自動的にアワセが可能であり、多様な操業形態によって浮力を調節して沈降速度を調節することができ、魚の特性に従うアワセ長さ及びアワセに必要な反撥力を調節することができる自動アワセ機能が備えられた水中浮きの開発が必要となった。
KR10−0458805 B1(登録番号)2004年11月18日
本発明の目的は、アワセ糸をさっと引いてから放すことだけで自動的に巻取がなされて、初心者も容易に魚を釣ることができる自動アワセ機能が備えられた水中浮きを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、アワセ糸の巻出長さをユーザの所望の通り調節することによって、多様な種類の魚をアワセすることに容易に適用できる自動アワセ機能が備えられた水中浮きを提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、全遊動方式または反遊動方式により釣り合う沈降速度を決めることができる自動アワセ機能が備えられた水中浮きを提供することにある。
また、本発明の更なる他の目的は、潮流の流れに乗ることができる自動アワセ機能が備えられた水中浮きを提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、自動アワセ機能と共に、水中浮きの役割を併行することができる自動アワセ機能が備えられた水中浮きを提供することにある。
本発明は、中空部が形成されたハウジングと、円形に形成されて上記中空部に安着する巻取ロールと、上記巻取ロールの内部に備えられて回転復原力が誘発できるように内側端部がハウジングに固定され、外側端部が上記巻取ロールに固定されるぜんまいばねを含んで構成される巻取部と、一端が上記巻取ロールの枠外周縁に連結されて上記巻取部の回転によって巻取または巻出され、他端が上記ハウジングの外部に貫通突出するアワセ糸を含み、上記中空部は凹な溝形状のピンガイドを含んで構成され、上記巻取部は上記ピンガイドに収容されて長手方向に往復動できるように構成され、かつ一端に固定突起が突出形成される棒型の固定ピンをさらに含んで構成され、上記巻取ロールは、上記ピンガイドと対向する側面に形成されて上記巻取ロールの正回転時、上記固定突起を上記巻取ロールの中心方向に案内する複数の第1ギアと、上記第1ギアの間に形成されて上記巻取ロールの逆回転時、上記固定ピンを上記巻取ロールの外郭方向に案内する第2ギアを含んで構成され、かつ上記第1ギアの一側端部には上記巻取ロールの逆回転時、上記第2ギアにより案内された固定突起が収容されてかかることができるように係止溝が形成されて、上記アワセ糸を引いて上記巻取ロールを設定間隔正回転させれば、上記固定突起が上記係止溝から離脱して上記巻取ロールの枠内周縁に案内され、上記アワセ糸を放せば上記ぜんまいばねにより上記巻取ロールが逆回転される。
また、本発明は、上記固定突起が上記係止溝から容易に離脱できるように、上記固定ピンの他端に備えられるピンスプリングをさらに含み、上記ピンスプリングの長手方向に備えられて上記ハウジングを貫通して一側が上記ハウジングの外部に露出し、締めまたは緩み回転によって上記ピンスプリングの押され程度を調節するように構成される弾性調節部をさらに含む。
また、本発明は、上記ハウジングの内側のうち、上記中空部を基準に下部に備えられ、水より比重の大きい物質で構成されて沈降速度を速くする第1浮力調節体をさらに含む。
また、本発明は、上記ハウジングの内側のうち、上記中空部を基準に上部に備えられ、水より比重の小さい物質で構成されて沈降速度を遅くする第2浮力調節体をさらに含む。
また、本発明は、上記ハウジングの外側下端部に着脱可能に備えられ、水より比重の大きい物質で構成されて沈降速度を速くする第3浮力調節体をさらに含む。
本発明は、アワセ糸300をさっと引いてから放すことだけで自動的に巻取がなされるので、初心者も容易に魚を釣ることができる効果がある。
また、本発明は、アワセ糸300の巻出長さをユーザの所望の通り調節することができるので、多様な種類の魚をアワセすることに容易に適用することができる効果がある。
また、本発明は、浮力調節体を取付及び脱着することができるので、全遊動方式または反遊動方式により釣り合う沈降速度を決めることができる効果がある。
また、本発明は、羽部150を備えて潮流の流れに乗ることができる効果がある。
また、本発明は、自動アワセ機能と共に、水中浮きの役割を併行することができる効果がある。
本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの斜視図である。 本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの分離図である。 本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの他の角度での分離斜視図である。 本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの断面図である。 本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きのアワセ作動図である。 本発明の他の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの断面図である。
以下、本発明の実施形態に対して添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの斜視図であり、図2は本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの分離斜視図であり、図3は本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの他の角度での分離斜視図であり、図4は本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの断面図であり、図5は本発明の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きのアワセ作動状態図であり、図6は本発明の他の実施形態に従う自動アワセ機能が備えられた水中浮きの断面図である。
図1乃至図6によれば、本発明は中空部110が形成されたハウジング100と、円形に形成されて上記中空部110に安着する巻取ロール210と、上記巻取ロール210の内部に備えられて回転復原力が誘発できるように内側端部がハウジング100に固定され、外側端部が上記巻取ロール210に固定されるぜんまいばね240を含んで構成される巻取部200、及び一端が上記巻取ロール210の枠外周縁に連結されて上記巻取部200の回転によって巻取または巻出され、他端が上記ハウジング100の外部に貫通突出するアワセ糸300を含んで構成される。
ハウジング100は、内側に巻取部200が収容できるように中空部110が形成され、巻取部200の回転を案内する役割をする。このようなハウジング100の中空部110は、ローラー形状の巻取部200が収容されて回転案内できるように円形溝形状に形成されることが好ましいが、上部または下部など、一側が外側に一層拡張された構造もまた可能であり、巻取部200が回転時に遊動されない構造であればいずれでも可能である。
ハウジング100の中空部110のうち、巻取部200が安着する中心部には、回転軸120が突出形成されて巻取部200の巻取ロール210の一側面が貫通できるように構成され、回転軸120の一側は切開形成されて巻取部200のぜんまいばね240の内側端部が挿入固定できるように構成される。
一方、中空部110の一側面には固定ピン220が長手方向に往復動できるように固定ピン220を収容する凹な溝形状のピンガイド130が形成され、中空部110の両側面には内部の空気を外部に排出して水中浮きが迅速に沈降できるように多数の空気排出口111が外部に貫通形成される。
また、このようなハウジング100の内側には中空部110を基準に下部に水中浮きの沈降速度を速くまたは遅くする1つ以上の浮力調節体140を備えるが、このような浮力調節体はその位置によって第1乃至第3浮力調節体143に区分される。
第1浮力調節体141はハウジング100の内側のうち、中空部110を基準に下部に備えられ、鉛などの金属またはその他の水より比重の大きい物質で構成されて水中浮きが速く沈降するように重りの役割をし、第1浮力調節体141の内部には上下方に溝が貫通形成されて巻取部200から延びるアワセ糸300が通過できるように構成される。
一方、ハウジング100の内側のうち、中空部110を基準に上部には水中浮きの沈降速度を遅くする第2浮力調節体142が備えられるが、この第2浮力調節体142は第1浮力調節体141とは反対に、水より比重の小さいスチロフォームなどの材質で形成されて浮袋の役割をし、水中浮きが水中を浮遊しながらゆっくり探索しながら沈降できるようにする。
また、一方、潮流の速い区域または中間層の探索を必要とせず、底付近まで速く水中浮きを沈降させなければならない場合、第1浮力調節体141と共にハウジング100の外側下端部に第3浮力調節体143をさらに備えることができる。第3浮力調節体143は、第1浮力調節体141と同様に水より比重の大きい物質で構成され、三角または半円型に形成されてハウジング100の下端部の複数の側面に締結または接着などの方式により結合することができる。
このような水中浮きの沈降時にはハウジング100が海水を切りながら沈降しなければならないが、図面のように流線型に製作したハウジング100としても、海水がハウジング100の外側面に沿って移動することには大きな抵抗力が発生するようになる。したがって、このような抵抗力を減少させるためにハウジング100の内側には上下方に複数の内部ホール101が貫通形成され、ハウジング100の外側には複数の外部溝102が外側面の上下に切開された形態に形成できる。
一方、釣法によってハウジング100が潮流に乗ることができるように流体の流れを案内することができる形状を有する必要があるが、このためにハウジング100の相互対向する外側面に各々半円型板形状の羽部150が備えられることによって、潮流の流れによってハウジング100の側面を整列させて潮流の流れに乗ることができるように構成される。
巻取部200はぜんまいばね240が内蔵されて正回転または逆回転しながらアワセ糸300を巻出または巻取する役割をし、このためにハウジング100の中空部110の内側に備えられ、外周縁の一側にアワセ糸300が連結されて巻取される。
このために、巻取部200は、円形に形成されてハウジング100の中空部110に安着する巻取ロール210と、巻取ロール210の内部に備えられて回転復原力が誘発できるように内側端部がハウジング100の回転軸120に固定され、外側端部が巻取ロール210に固定されるぜんまいばね240と、ハウジング100のピンガイド130に収容されて長手方向に往復可能に備えられ、かつ一側端部に巻取ロール210の回転を抑制する固定突起221が突出した固定ピン220及びハウジング100のピンガイド130と対向する側面に形成されて、正回転時、固定突起221を内側に案内し、逆回転時、固定突起221を外側に案内し、かつ外側に案内される固定突起221がかかって固定できるように係止溝が形成されたギア部230を含んで構成される。
より詳しくは、巻取ロール210は円形のロールベース211とロールベース211の枠から延長形成される円筒形の巻取ガイド212を含んで構成され、ロールベース211の中心部はホールが形成されて、ハウジング100の回転軸120に貫通挿入されて回転可能に備えられ、巻取ガイド212の内周縁にはぜんまいばね240の外側端部が固定されて巻取ロール210の回転によってぜんまいばね240が回転復原力を蓄積または放出できるように構成される。一方、巻取ガイド212の外周縁はアワセ糸300が安定的に巻取または巻出できるように両側面がレール形態に突出形成されることが好ましく、ロールベース211には巻取ロール210の内部の空気を外側に迅速に排出できるように複数のホールが貫通形成されることが好ましい。
ぜんまいばね240はロール形態に巻き取られた弾性スプリングであって、巻取ロール210の内部に備えられて、その内側端部はハウジング100の回転軸120の切開部に挿入されて固定され、外側端部は巻取ロール210の内側の固定溝にかかって固定されることによって、アワセ糸300を巻出して巻取ロール210が正回転しながら回転復原力を蓄積してからアワセ糸300を放せば回転復原力を放出して巻取ロール210を逆回転させることによって、巻取ロール210がアワセ糸300を巻取できるようにする。
固定ピン220はハウジング100のピンガイド130に収容されて長手方向に往復可能に備えられ、一側端部に巻取ロール210の回転を抑制する固定突起221が突出形成される。このような固定ピン220は、巻取ロール210の正回転時、巻取ロール210のギア部230との面摩擦によりハウジング100の下部から上部に移動し、このためにハウジング100のピンガイド130は回転軸120から一側に偏るように形成される。このような固定ピン220の上方への移動時に固定ピン220に突出した固定突起221は巻取ロール210の巻取ガイド212の内周縁から離隔するようになるが、この際、巻取ロール210に形成されたギア部230により巻取ロール210の中心方向に案内されるようになる。
ギア部230はロールベース211の一側面に突出形成され、巻取ロール210の正回転時、固定突起221を巻取ロール210の中心方向に案内する複数の第1ギア231と、第1ギア231の間に形成されて巻取ロール210の逆回転時、固定ピン220を巻取ロール210の外郭方向に案内する第2ギア232を含んで構成される。
第1ギア231は三角形状の平面を有するように突出形成され、ロールベース211の中心部に向かって湾曲した形状を帯びる。このような第1ギア231は、一面が巻取ガイド212の内周縁と一定間隔離隔するように形成され、他の一面は巻取ガイド212と対向する一面から徐々に遠ざかってロールベース211の中心部に向かうように形成される。また、第1ギア231は更に他の一面に固定突起221がかかることができるように係止溝が形成され、即ち、第1ギア231は巻取ガイド212と対向する面、ロールベース211の中心部に向かう面、係止溝が形成される面で構成される三角形状を帯びるようになる。
第2ギア232は三角形状または半円形状の平面を有するように第1ギア231の間に突出形成され、ロールベース211の中心部に向かって湾曲した形状を帯びる。このような第2ギア232はロールベース211の中心部方向の一面と、巻取ガイド212の方向の他の一面を含んで構成され、第1ギア231の巻取ガイド212と対向する面とロールベース211の中心部に向かう面とが接してなす尖部と第2ギア232の巻取ガイド212と対向する面とロールベース211の中心部に向かう面とが接してなす尖部は互いに反対方向を指す形状に形成される。
第2ギア232のロールベース211の中心部方向の一面は第1ギア231の係止溝が形成される面と一部対向するように配置され、巻取ガイド212の方向の一面は他の第1ギア231のロールベース211の中心部に向かう面と一部対向するように配置される。即ち、第1ギア231と第2ギア232は、後続するギアにより一部が覆いかぶせられる形態に連続するように配置され、この重なった部分が相互離隔した形態になる。
このような第1ギア231と第2ギア232の各面に対する用語のうち、巻取ガイド212と対向している面を第1面、ロールベース211の中心部と対向する面を第2面、第1面と第2面との間の面を第3面と称する時、巻取ロール210の正回転時、即ち、アワセ糸300の引出し時、固定ピン220は図5の<a>に示すようにギア部230との摩擦により移動して固定突起221が巻取ガイド212の内周縁から離隔して第1ギア231の第2面に安着し、この際、巻取ロール210がさらに回転することによって第1ギア231の第2面により案内されてロールベース211の中心部方向に移動する。この状態でアワセ糸300を続けて引き出して巻取ロール210をさらに回転させても固定突起221は第1ギア231の第2面、第2ギア232の第2面に沿って続けて案内されるので、特別な抵抗無しで巻取ロール210を回転させることができるようになる。
以後、アワセ糸300の引出しが完了すれば、アワセ糸300をさっと放して巻取部200を逆回転させれば、固定ピン220は図5の<b>のように重力または巻取部200との摩擦により巻取ガイド212の方向に移動し、この過程で固定突起221は第2ギア232の第2面により案内されて第2ギア232の第2面と対向している第1ギア231の第3面に到達する。そして、巻取部200をもう少し逆回転させれば、固定突起221は第1ギア231の第3面に形成された係止溝にかかって固定され、巻取部200もまた固定突起221によりこれ以上回転できないままに固定されるようになる。この際、巻取部200が固定突起221により確実に固定されるようにするために、固定ピン220の形状を巻取部200の逆回転方向に折れた形状に形成することができ、この場合、ピンガイド130の下端部は固定ピン220の折れた部分が上下往復動可能に広く形成することができる。
このような固定作業が完了した後、図5の<c>のように、アワセ糸300をさっと引いて巻取部200を正回転させれば、固定突起221が第1ギア231の係止溝から離脱して重力により下降するか、または第2ギア232の第3面により案内されて下降し、巻取ガイド212の内周縁に密着するようになる。以後、アワセ糸300を放せば、ぜんまいばね240の回転復原力により巻取部200が逆回転し、アワセ糸300を巻き取るようになる。この場合、固定ピン220とギア部230との回転摩擦力により固定突起221は巻取ガイド212の内周縁に密着した状態を維持するようになって、回転に妨害を与えなくなる。このようなアワセ糸300を引いてから放す過程は、実際の釣りでは魚がえさを銜えて頭を回す過程で発生するアタリの過程と同一であり、アタリの時、固定突起221が係止溝から離脱してぜんまいばね240により瞬間的にアワセが可能になる。この場合、アワセ糸300の巻取長さは50センチ位であって、海釣りに特化されることが好ましいが、アワセ糸300を最後まで巻出しなくてもぜんまいばね240及びギア部230によりアワセ糸300の巻出する程度を可変することによって、淡水釣りにも適用可能になる。
一方、このような第1ギア231及び第2ギア232は、その数をより多くすることで、固定突起221が案内できる面を細分化することができ、第1ギア231及び第2ギア232の数が多いほど小さい動作でも固定突起221を係止溝にかけて固定できるようになる。
一方、小さい魚などを釣る時、魚の力が弱くて巻取ロール210を設定された間隔だけ正回転させることができない場合、自動アワセが困難なことがある。このような場合、第1ギア231の係止溝の角度を緩やかにして小さい回転でも固定突起221が係止溝を離脱するようにすることができ、固定ピン220の他端にピンスプリング222を備えて固定ピン220が係止溝をある程度離脱した場合、ピンスプリング222により一気に離脱するようにすることによって、小さい力のアタリでも無難に自動アワセが可能であるようにすることができる。
しかしながら、前述した構成の場合、釣ろうとする魚の種類によって、互いに異なる水中浮きを各々備えなければならない不便性が伴うことがある。したがって、釣ろうとする魚の種類によって自動アワセに要求されるアタリの強度を可変しなければならないが、本発明ではこのためにピンスプリング222の弾性を調節する弾性調節部223をさらに備えることができる。
弾性調節部223は、ピンスプリング222の長手方向に備えられてハウジング100を貫通して一側がハウジング100に外部に露出するように構成され、外側にネジ山が形成されたボルト形態であって、これを締める、または緩む回転動作によりハウジング100の内部方向に挿入されるか、ハウジング100の外方に移動することによって、ピンスプリング222の押され程度を調節する。したがって、大きい魚を釣る時にはハウジング100の外部に突出させてピンスプリング222の圧縮程度を小さくすることで、魚のアタリ力だけでアワセ糸300を引くことができるようにし、小さい魚を釣る時にはハウジング100の内部に挿入されてピンスプリング222の圧縮程度を大きくすることで、魚の小さいアタリだけでも固定突起221が係止溝を離脱して自動的にアワセが可能であるようにすることができる。
100 ハウジング
110 中空部
120 回転軸
130 ピンガイド
140 浮力調節体
150 羽部
200 巻取部
210 巻取ロール
220 固定ピン
221 固定突起
230 ギア部
240 ぜんまいばね
300 アワセ糸

Claims (5)

  1. 中空部が形成されたハウジングと、
    円形に形成されて前記中空部に安着する巻取ロールと、前記巻取ロールの内部に備えられて回転復原力が誘発できるように内側端部がハウジングに固定され、外側端部が前記巻取ロールに固定されるぜんまいばねを含んで構成される巻取部と、
    一端が前記巻取ロールの枠外周縁に連結されて前記巻取部の回転によって巻取または巻出され、他端が前記ハウジングの外部に貫通突出するアワセ糸と、を含み、
    前記中空部は凹な溝形状のピンガイドを含んで構成され、
    前記巻取部は前記ピンガイドに収容されて長手方向に往復動できるように構成され、かつ一端に固定突起が突出形成される棒型の固定ピンをさらに含んで構成され、
    前記巻取ロールは、前記ピンガイドと対向する側面に形成されて前記巻取ロールの正回転時、前記固定突起を前記巻取ロールの中心方向に案内する複数の第1ギアと、前記第1ギアの間に形成されて前記巻取ロールの逆回転時、前記固定ピンを前記巻取ロールの外郭方向に案内する第2ギアを含んで構成され、かつ前記第1ギアの一側端部には前記巻取ロールの逆回転時、前記第2ギアにより案内された固定突起が収容されてかかることができるように係止溝が形成されて、
    前記アワセ糸を引いて前記巻取ロールを設定間隔正回転させれば、前記固定突起が前記係止溝から離脱して前記巻取ロールの枠内周縁に案内され、前記アワセ糸を放せば前記ぜんまいばねにより前記巻取ロールが逆回転される自動アワセ機能が備えられたことを特徴とする、水中浮き。
  2. 前記固定突起が前記係止溝から容易に離脱できるように、前記固定ピンの他端に備えられるピンスプリングをさらに含み、
    前記ピンスプリングの長手方向に備えられて前記ハウジングを貫通して一側が前記ハウジング外部に露出し、締めまたは緩み回転によって前記ピンスプリングの押され程度を調節するように構成される弾性調節部をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の水中浮き。
  3. 前記ハウジングの内側のうち、前記中空部を基準に下部に備えられ、水より比重の大きい物質で構成されて沈降速度を速くする第1浮力調節体をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の水中浮き。
  4. 前記ハウジングの内側のうち、前記中空部を基準に上部に備えられ、水より比重の小さい物質で構成されて沈降速度を遅くする第2浮力調節体をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の水中浮き。
  5. 前記ハウジングの外側下端部に着脱可能に備えられ、水より比重の大きい物質で構成されて沈降速度を速くする第3浮力調節体をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の水中浮き。
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