JP2015041662A - 複合配線板及び複合配線板の製造方法 - Google Patents

複合配線板及び複合配線板の製造方法 Download PDF

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輝幸 石原
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Abstract

【課題】 生産効率の高い複合配線板の提供。
【解決手段】 収容用の開口30に第1、第2カシメ加工部36a、36bが同時に形成されるため、金属フレーム30Gに対してプリント配線板を正確に位置決めできる。第2カシメ加工部36bに加えられている変形量は、第1カシメ加工部36aに加えられている変形量よりも大きい。中心位置CPから近い側の第2カシメ加工部36bに大きな変形量を加えることで、基板10に対して外向きの応力を加え、リフロー時の基板の反りを低減する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、リフローを行う配線板をフレームにより固定した複合配線板及び該複合配線板の製造方法に関する。
配線板への電子部品実装、その他の加工処理を施す際に、作業効率を考慮し、一般に配線板単体では無く、同一の配線板を複数個一枚の配線板収容キットの中に収容して行われる。特許文献1には、複数のピース配線板と、該ピース配線板を収容する収容穴を有するフレームとから成る多ピース配線板収容キットが開示されている。
特開2011−23657号公報
しかしながら、特許文献1の多ピース配線板収容キットでは、接続箇所において、ピース配線板とフレームの収容穴との間に接着剤を注入して接着しており、異なる材質どうしを接着する接着剤が必要であり、また、接着剤の充填・硬化のための工程が別途必要となるため、生産効率が悪化する。更に、個々に収容穴に配線板を固定していくため、配線板相互の位置ズレが大きくなり、後工程での歩留まりの低下が予想される。また更に、ピース配線板がリフローの際に生じる応力で反りやすく、リフローの歩留まり低下が考えられる。
本発明の目的は、生産効率の高い複合配線板、及び、該複合配線板の製造方法を提供することにある。
本願発明の複合配線板の製造方法は、配線板を準備することと、前記配線板を収容する開口を備える金属フレームを準備することと、前記金属フレームの開口内に前記配線板を配置することと、前記金属フレームの複数箇所を塑性変形させ、前記配線板の側壁と前記金属フレームの開口の側壁とを接合することと、を含む。そして、前記塑性変形の変形量を箇所で異ならしめたことを技術的特徴とする。
本願発明の複合配線板の製造方法では、金属フレームを塑性変形させることにより配線板を固定するため、接着剤を用いる固定方法に対して、接着剤の充填・硬化の工程が不要になり、加工工程が少なくなるので、生産効率が高まり廉価に配線板を金属フレームへ固定できる。複数の配線板をそれぞれの開口に接着剤で固定していくのと比較して、同時に塑性加工を行うため、金属フレームに対して全ての配線板の位置決めを正確にでき、また、配線板相互間の位置ズレを小さくできる。そして、塑性変形の変形量を箇所で異ならしめることで、リフローの際に発生する応力と逆方向の応力を配線板へ加え、リフロー時の配線板の反りを防ぐことができる。
多数個取り用プリント配線板の平面図。 個片に切り出されたプリント配線板の斜視図。 レーザ加工されるプリント配線板の斜視図。 図4(A)は金属フレームの平面図、図4(B)は複合配線板の平面図。 カシメ加工されたプリント配線板の平面図。 図5中のL字形状スリットを拡大して示す図。 複合配線板の断面図。 第1実施形態のカシメ加工機の断面図。 複合配線板から切り出されたプリント配線板の平面図。 第1実施形態のプリント配線板の断面図。 電子部品の実装された第1実施形態のプリント配線板の断面図。 第2実施形態のカシメ加工機の断面図。
[第1実施形態]
図10は、第1実施形態の係るプリント配線板の電子部品実装前の断面図である。
プリント配線板10は、中央に配置されるコア絶縁層50Mの第1面F側に、層間絶縁層50A、50C、50E、50G、50Iが積層され、第2面S側に層間絶縁層50B、50D、50F、50H、50Jが積層されている。コア絶縁層50Mの第1面Fの導体回路58Maと第2面Sの導体回路58Mbとはビア導体60Mを介して接続されている。
コア絶縁層50Mの第1面F側に積層される層間絶縁層50Aには、該層間絶縁層50A上の導体回路58Aを、コア絶縁層50Mの導体回路58Maへ接続させるためのビア導体60Aが形成されている。該層間絶縁層50A上に積層される層間絶縁層50Cには、該層間絶縁層50C上の導体回路58Cを、層間絶縁層50A上の導体回路58Aへ接続させるためのビア導体60Cが形成されている。該層間絶縁層50C上に積層される層間絶縁層50Eには、該層間絶縁層50E上の導体回路58Eを、層間絶縁層50C上の導体回路58Cへ接続させるビア導体60Eが形成されている。該層間絶縁層50E上に積層される層間絶縁層50Gには、該層間絶縁層50G上の導体回路58Gを、層間絶縁層50E上の導体回路58Eへ接続させるためのビア導体60Gが形成されている。該層間絶縁層50G上に積層される層間絶縁層50Iには、該層間絶縁層50I上の導体回路58Iを、層間絶縁層50G上の導体回路58Gへ接続させるためのビア導体60Iが形成されている。層間絶縁層50I上には、ソルダーレジスト層62Fが形成され、ソルダーレジスト層の開口64Fから露出される導体回路58Iがパッド66Fを構成する。
コア絶縁層50Mの第2面S側に積層される層間絶縁層50Bには、該層間絶縁層50B上の導体回路58Bを、コア絶縁層50Mの導体回路58Mbへ接続させるためのビア導体60Bが形成されている。該層間絶縁層50B上に積層される層間絶縁層50Dには、該層間絶縁層50D上の導体回路58Dを、層間絶縁層50B上の導体回路58Bへ接続させるためのビア導体60Dが形成されている。該層間絶縁層50D上に積層される層間絶縁層50Fには、該層間絶縁層50F上の導体回路58Fを、層間絶縁層50D上の導体回路58Dへ接続させるビア導体60Fが形成されている。該層間絶縁層50F上に積層される層間絶縁層50Hには、該層間絶縁層50H上の導体回路58Hを、層間絶縁層50F上の導体回路58Fへ接続させるためのビア導体60Hが形成されている。該層間絶縁層50H上に積層される層間絶縁層50Jには、該層間絶縁層50J上の導体回路58Jを、層間絶縁層50H上の導体回路58Hへ接続させるためのビア導体60Jが形成されている。層間絶縁層50J上には、ソルダーレジスト層62Sが形成され、ソルダーレジスト層の開口64Sから露出される導体回路58Jがパッド66Sを構成する。層間絶縁層50I、50G、50E、50C、50A、50M、50B、50D、50F、50H、50Jを貫通するスルーホール52が形成されている。
図11は、電子部品が実装されたプリント配線板の断面図である。
プリント配線板の第1面F側に、パッド66Fに設けられた半田68を介して電子部品11が実装されている。第2面側に、パッド66Sに設けられた半田68を介して電子部品11が実装されている。
図1は、プリント配線板10が8×4個製造された多数個取り用プリント配線板10Gの平面図であり、図2は個片に切り出されたプリント配線板10の斜視図である。図10は、図2中のX1−X1断面の一部を示す。
図1に示されるように、多数個取り用プリント配線板10Gの外周の枠部20の内側にプリント配線板10が製造される。図2に示されるように、プリント配線板10は、短手方向側壁12Hと長手方向側壁12Vとを有する矩形形状の本体部12を備える。該本体部の両側の短手方向側壁12Hに該本体部の長手方向側壁12V方向に沿って延在する延在片14が取り付けられる。延在片14、14は、本体部を挟み対向するように形成され、本体部12の短手方向側壁12Hと平行な端壁(端辺)14Hを備える。延在片14の幅w2は、本体部12の幅w1よりも狭く、延在片14と本体部12との間には、短手方向側壁12Hに沿って本体部切り落とし用のスリット18が設けられている。各延在片14には、延在片の延在方向に対して垂直方向に突出するよう設けられたU字状の突出片16が一対取り付けられている。
第1実施形態では、プリント配線板10が多数個取り用プリント配線板10Gから切り出される際には、図3(A)に示されようにプリント配線板の外形に沿ってレーザで切断され、図3(B)に示すように個片に切り出される。プリント配線板の外形切断に先立ち、スリット18がレーザにより形成される。
図4(A)は、アルミニウム製の金属フレーム30Gの平面図を示す。金属フレーム30Gは、プリント配線板を収容するための収容用の開口30を3個備え、四隅に位置決め孔38が形成されている。開口30の周囲には、応力調整用のL字形状スリット44が設けられている。
図4(B)は、金属フレーム30Gの全ての収容用の開口30にプリント配線板10が固定された状態を示す。図7(A)は、図4(B)のプリント配線板10のX2−X2断面を示す。金属フレーム30Gは、厚みt1:750μmに形成されている。プリント配線板10は厚みt2が780μmに形成されている。即ち、金属フレームの厚みはプリント配線板よりも薄い。また、金属フレーム30Gの厚さ方向の中心面C1と、プリント配線板10の厚さ方向の中心面C2とは一致している。このため、プリント配線板10の上面(第1面)Fよりも金属フレーム30Gは凹み、プリント配線板の下面(第2面)Sよりも金属フレーム30Gは凹んでいる。アルミニウム製の金属フレーム30Gの主面方向の熱膨張係数は23ppm/℃で、樹脂製のプリント配線板の主面方向の熱膨張係数は16ppm/℃で、金属フレーム30Gの熱膨張係数がプリント配線板の熱膨張係数よりも大きい。金属フレームの厚みをプリント配線板よりも薄くすることで、熱膨張係数差によりプリント配線板側に反りを生じないように調整されている。また、プリント配線板10の上面(第1面)Fよりも金属フレーム30Gが凹み、プリント配線板の下面(第2面)Sよりも金属フレーム30Gが凹むように固定することで、プリント配線板の電子部品実装の際に金属フレーム30Gが干渉しないように固定されている。第1実施形態では、金属フレームの材料としてアルミニウムを用いたが、プリント配線板の熱膨張係数よりも大きければ、銅、ステンレス等を用いることも可能である。
図5は、金属フレーム30Gの収容用の開口30にプリント配線板10が固定された状態を示す。収容用の開口30は、本体部12の長手方向側壁12Vに対向する長手方向側壁30Vと、本体部12の短手方向側壁12Hに対向する短手方向側壁30Hと、延在片14の延在方向側壁14Vに対向する延在方向側壁30Vvと、延在片14の端壁14Hに対向する凹部30Dと、突出片16に当接するU字部30Uとを備える。本体部12の長手方向側壁12Vと長手方向側壁30Vとの間、本体部12の短手方向側壁12Hと短手方向側壁30Hとの間、延在片14の延在方向側壁14Vと延在方向側壁30Vvとの間には所定のクリアランスが設けられている。長手方向に長いプリント配線板10は、長手方向の伸張量が多いため、延在片14の端壁14Hと凹部30Dは、上記クリアランスよりも大きな間隔が設けられ、該開口30と端壁14Hとの干渉が避けられ、プリント配線板の熱収縮時に端壁14Hに応力が加わることが防がれる。
開口30のU字部30Uの基部であって、該U字部30Uと凹部30Dとの境界部分に、第1カシメ加工部36aが形成されている。該U字部30Uと延在方向側壁30Vvとの境界部分に、第2カシメ加工部36bが形成されている。第1カシメ加工部36a、第2カシメ加工部36bにより、U字部30Uの側壁が、突出片16の側壁へ突き合わされた状態で接触している。基板10の中心位置CPから第1カシメ加工部36aまでの距離d1は、中心位置CPから第2カシメ加工部36bまでの距離d2よりも遠い。ここで、第2カシメ加工部36bに加えられている変形量は、第1カシメ加工部36aに加えられている変形量よりも大きい。中心位置CPから近い側の第2カシメ加工部36bに大きな変形量を加えることで、基板10に対して外向きの応力を加えてある。
図8(A)は、プリント配線板のカシメ加工を行うカシメ加工機300の断面図である。カシメ加工機300は、下型210と上型310とを備える。下型210は、ベース部211と支持板218とを備える。支持板218はベース部211に対して上下動可能に支持されている。ベース部211には、カシメ加工を行うポンチ216a、216bが設けられ、支持板218には、ポンチ216a、216bを通すための貫通孔218hが形成されている。支持板218の中央部には凹部218dが形成され、カシメ加工の際にプリント配線板に力が加わらないようにされている。該凹部218d上にプリント配線板10が載置され、支持板218上に金属フレーム30Gが載置される。
上型310は、ベース部311と支持板318とを備える。支持板318はベース部311に対して上下動可能に支持されている。ベース部311には、カシメ加工を行うポンチ316a、316bが設けられ、支持板318には、ポンチ316a、316bを通すための貫通孔318hが形成されている。支持板318の中央部には凹部318dが形成されている。ポンチ216a、ポンチ316aは、第1カシメ加工部36aを形成するための物で、ポンチ216b、ポンチ316bは、第2カシメ加工部36bを形成するための物で、ポンチ216b、ポンチ316bの先端の方が、ポンチ216a、ポンチ316aの先端よりもf1(0.5mm)突出しており、ポンチ216b、ポンチ316bの先端が、ポンチ316aの先端よりも深く金属フレーム30G内に入り込む。このため、ポンチ216b、ポンチ316bによるカシメ加工の変形量が、ポンチ216a、ポンチ316aによる変形量よりも大きい。ポンチ216b、ポンチ316bによる金属フレームの開口の側壁における変形量は75μmである。ポンチ216a、ポンチ316aによる金属フレームの開口の側壁における変形量は35μmである。ポンチ216b、ポンチ316bによるカシメ加工の変形量は、ポンチ216a、ポンチ316aによるカシメ加工の変形量の1.2〜3倍であることが望ましい。1.2倍未満では、基板に加わる応力を調整することができない。一方、3倍超にすると、大きい側のカシメ加工の変形量が過大になり、基板に過剰な応力を加えることになる。
図8(B)は、下型210へ上型310が押しつけられ、金属フレーム30Gの上面に上型310のポンチ316a、316bが押し当てられ、金属フレーム30Gの下面に下型210のポンチ216a、216bが押し当てられた状態を示す。図4(B)に示す金属フレーム30Gの4個の各収容用の開口30に、図5に示すようにカシメ加工部36a、36bが同時に形成される。これにより、プリント配線板10と金属フレーム30Gとから成るリフロー用の複合配線板100が完成する。
第1実施形態の複合配線板では、3個の各収容用の開口30にカシメ加工部36a、36bが同時に形成されるため、金属フレーム30Gに対してプリント配線板を正確に位置決めできる。ここで、プリント配線板の固定に接着剤等を用いるのと比較して、同時にカシメ加工を行うため金属フレーム30Gに対して全てのプリント配線板の位置決めを正確にでき、また、プリント配線板相互間の位置ずれを小さくできる。更に、接着剤を用いる固定方法に対して、接着剤の充填・硬化の工程が不要になり、加工工程が少なくなるため、生産効率が高まり廉価にプリント配線板を金属フレームへ固定できる。
図6は、L字形状スリット44を拡大して示す。L字形状スリット44は、金属フレーム30Gの長手方向に沿って形成された第1直線状部位44Hと、該第1直線状部位から直角方向に、金属フレーム30Gの短手方向に沿って設けられた第2直線状部位44Vと、第1直線状部位と第2直線状部位との間の第3直線状部位44Cとから成る。第1直線状部位44Hの延長線と第3直線状部位44Cとのなす角度が45度で、第2直線状部位44Vの延長線と第3直線状部位44Cとのなす角度が略45度である。第1直線状部位44Hの長さに第3直線状部位44Cの第1直線状部位方向の長さ分を加えた長さ(L字形状スリットのX方向の長さ)X1は18mmである。第2直線状部位44Vの長さに第3直線状部位44Cの第2直線状部位方向の長さ分を加えた長さ(L字形状スリットのY方向の長さ)Y1は18mmである。第1直線状部位44Hと、第2直線状部位44Vとの長さは等しい。
第1実施形態のプリント配線板10の延在片14は、側部に略U字形状に幅が広がる1対の突出片16が形成され、該突出片16の基部にカシメ加工部36a、36bが形成されている。カシメ加工部36a、36bにより開口30のU字部30Uの側壁が突出片16の側壁に押し当てられた状態で接触している。カシメ加工部36a、36bで固定される突出片16以外の部位では、プリント配線板の側壁と収容用の開口の側壁は接触していない。本体部20の長手方向側壁14Vと収容用の開口30との間にはクリアランスが設けられている。一方の延在片14の端壁14Hの端部に設けられたカシメ加工部36aは、プリント配線板の長手方向への応力が加わるが、応力の加わるプリント配線板の長手方向からの延長線上にL字形状スリット44が設けられている。一方、各カシメ加工部36a、36bには、プリント配線板の短手方向への応力が加わるが、応力の加わるプリント配線板の短手方向からの延長線上にL字形状スリット44が設けられている。このため、リフロー加工の際に、プリント配線板内での均一な応力緩和が図られ、プリント配線板に反りが生じ難い。
なお、第1実施形態において、金属フレーム30Gからなるフレーム部は、半田リフロー温度において、プリント配線板10等から成るピース部よりも剛性が高い方が好ましい。
図5に示す金属フレーム30Gの収容用の開口30にプリント配線板10が固定された状態で、半田印刷が行われ、電子部品が載置され、リフロー炉で電子部品の実装が行われる。200℃近いリフロー温度は、プリント配線板を構成する樹脂のTg(ガラス転位点)を越えるため、実装される部品の重量と基板の残留応力によって、プリント配線板に反りが生じ易い。ここで、第1実施形態では、金属フレーム30Gに固定されたプリント配線板10は、図7(B)に示すように、電子部品11の重量による応力と共にプリント配線板10には中心側への応力が生じるが、上述したように、金属フレーム30Gの主面方向への熱膨張係数がプリント配線板10の熱膨張係数よりも大きいため、プリント配線板10よりも相対的に金属フレーム30Gが面方向に広がり、収容用の開口30に固定されたプリント配線板10に、上述したプリント配線板10に中心側への応力を打ち消す外縁側への応力F1を加える。これにより、リフローにおいてもプリント配線板に反りを生じさせない。
上述したように、第2カシメ加工部36bに加えられている変形量は、第1カシメ加工部36aに加えられている変形量よりも大きい。中心位置CPから近い側の第2カシメ加工部36bに大きな変形量を加えることで、基板10に対して外向きの応力を加えてある。これにより、リフローの際に発生する熱収縮応力と逆方向の応力を配線板へ加え、リフロー時の配線板の反りを防ぐことができる。
図5に示すように、プリント配線板10は、矩形形状の本体部20の1辺の短手方向側壁14Hに延在片14が1個、本体部20を挟み対向するように形成されている。本体部20と延在片14とはスリット18により形成されるブリッジ部19で接続されている。
図9(A)は、スリット18間のブリッジ部19が切断され、図9(B)に示されるプリント配線板の本体部20が分離された金属フレーム30Gを示す。プリント配線板の延在片14は、金属フレーム30G側に残る。第1実施形態では、スリット18が予め設けられているため、プリント配線板の本体部20の分離が容易である。
[第2実施形態]
図12(A)は、第2実施形態でプリント配線板のカシメ加工を行うカシメ加工機300の断面図であり、図12(B)は、下型210へ上型310が押しつけられ、金属フレーム30Gの上面に上型310のポンチ316a、316bが押し当てられ、金属フレーム30Gの下面に下型210のポンチ216a、216bが押し当てられた状態を示す。第1実施形態と同様に、第2実施形態で、ポンチ216a、ポンチ316aは、第1カシメ加工部36aを形成するための物で、ポンチ216b、ポンチ316bは、第2カシメ加工部36bを形成するための物で、ポンチ216a、ポンチ316aとポンチ216b、ポンチ316bとの長さは同じであるが、ポンチ216a、ポンチ316aは、径d1(5mm)であるのに対して、ポンチ216b、ポンチ316bは、径d2(6mm)に形成されている。このため、大径のポンチ216b、ポンチ316bによるカシメ加工の変形量が、小径のポンチ216a、ポンチ316aによる変形量よりも大きい。ポンチ216b、ポンチ316bによるカシメ加工の変形量は、ポンチ216a、ポンチ316aによるカシメ加工の変形量の1.2〜3倍であることが望ましい。1.2倍未満では、基板に加わる応力を調整することができない。一方、3倍超にすると、大きい側のカシメ加工の変形量が過大になり、基板に過剰な応力を加えることになる。
第1実施形態ではポンチの長さを変え、第2実施形態ではポンチの太さを変えたが、この代わりに、カシメ加工部から開口の側壁までの距離や、配置されるカシメ加工部の個数を変えることでカシメ加工の変形量を変えることも可能である。
10 プリント配線板
12 本体部
14 支持片
16 突出片
30 収容用の開口
30G 金属フレーム
36a 第1カシメ加工部
36b 第2カシメ加工部

Claims (11)

  1. 配線板を準備することと、
    前記配線板を収容する開口を備える金属フレームを準備することと、
    前記金属フレームの開口内に前記配線板を配置することと、
    前記金属フレームの複数箇所を塑性変形させ、前記配線板の側壁と前記金属フレームの開口の側壁とを接合することと、を含み、
    前記塑性変形の変形量を箇所で異ならしめた複合配線板の製造方法。
  2. 請求項1の複合配線板の製造方法であって、
    前記塑性変形の変形量は、前記金属フレームの開口の側壁における変形量である。
  3. 請求項1の複合配線板の製造方法であって、
    前記塑性変形の箇所は、前記配線板の複数の隅部において、それぞれの前記配線板の隅部を挟む前記金属フレームの2箇所であって、
    前記2箇所の内、前記配線板の中心から近い側の塑性変形の変形量を相対的に大きくし、
    前記2箇所の内、前記配線板の中心から遠い側の塑性変形の変形量を相対的に小さくする。
  4. 請求項3の複合配線板の製造方法であって、
    前記金属フレームの塑性変形は、前記金属フレームを上下から柱状工具で加圧することにより行い、
    前記塑性変形の変形量の大きい箇所は、前記柱状工具の先端を深く前記金属フレーム内へ入れ込み、
    前記塑性変形の変形量の小さい箇所は、前記柱状工具の先端を浅く前記金属フレーム内へ入れ込む。
  5. 請求項3の複合配線板の製造方法であって、
    前記金属フレームの塑性変形は、前記金属フレームを上下から大径の柱状工具及び小径の柱状工具で加圧することにより行い、
    前記塑性変形の変形量の大きい箇所は、前記大径の柱状工具を前記金属フレームへ押し当て、
    前記塑性変形の変形量の小さい箇所は、前記小径の柱状工具を前記金属フレームへ押し当てる。
  6. 請求項3の複合配線板の製造方法であって、
    前記配線板の隅部を挟む前記金属フレームの2箇所を、前記配線板の複数の隅部において同時に塑性変形する。
  7. 請求項6の複合配線板の製造方法であって、
    前記金属フレームの複数の前記開口にそれぞれ配線板を収容し、
    前記金属フレームを塑性変形させ、前記複数の配線板の前記複数の隅部の側壁と前記金属フレームの前記複数の開口の側壁とを同時に接合する。
  8. 配線板と、
    前記配線板を収容する開口を備える金属フレームとを有し、
    前記金属フレームの複数箇所の塑性変形により、前記配線板の側壁と前記金属フレームの開口の側壁とが接合され、前記金属フレームに前記配線板が固定され、
    前記塑性変形の変形量が箇所で異ならしめられている複合配線板。
  9. 請求項8の複合配線板の製造方法であって、
    前記塑性変形の変形量は、前記金属フレームの開口の側壁における変形量である。
  10. 請求項8の複合配線板であって、
    前記塑性変形の箇所は、前記配線板の複数の隅部において、それぞれの前記配線板の隅部を挟む前記金属フレームの2箇所であって、
    前記2箇所の内、前記配線板の中心から近い側の塑性変形の変形量が相対的に大きく、
    前記2箇所の内、前記配線板の中心から遠い側の塑性変形の変形量が相対的に小さい。
  11. 請求項8の複合配線板であって、
    前記配線板は、長手方向辺と短手方向辺とを備える本体部と、該本体部の両側の短手方向辺に設けられ、短手方向辺よりも幅が短く、該本体部の長辺方向辺に沿って延在し、前記本体部の短手方向辺と平行な端辺を備える延在片と、該延在片の延在方向に対して垂直方向に突出するよう設けられた突出片とから成り、
    前記突出片の側壁と前記金属フレームの開口の側壁とが接合される。
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