JP2015041255A - 操作検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作を行う操作指を介して検出部に付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制する操作検出装置を提供する。
【解決手段】操作検出装置1は、なされた操作を検出する第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eと、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eの操作を行う際に指が置かれ、指を介して付加された荷重を受けることで第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eに対する操作指の操作を補助する操作補助部14と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】操作検出装置1は、なされた操作を検出する第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eと、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eの操作を行う際に指が置かれ、指を介して付加された荷重を受けることで第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eに対する操作指の操作を補助する操作補助部14と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、操作検出装置に関する。
従来の技術として、複数の静電タッチスイッチを備えたタッチパネル装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このタッチパネル装置の複数の静電タッチスイッチは、運転席と助手席との間であって、運転席及び助手席から見て前方に位置するダッシュボードに配置されている。また複数の静電タッチスイッチは、ダッシュボードの表面と面一となるように配置されるので、車両との一体感が演出され意匠性が高い。
しかし、従来のタッチパネル装置は、例えば、操作者が運転席側から操作する場合、左手を伸ばした状態で、操作者の体を静電タッチスイッチの方に移動させて操作することが多く、指の曲げ伸ばしで操作する場合と比べて、大きい荷重が静電タッチスイッチに付加される問題があった。また従来のタッチパネル装置は、静電タッチスイッチとダッシュボードとに凹凸が少ないことから、操作する指と目的の静電スイッチとの位置合わせが困難であり、意図しない場所に操作する誤操作が発生する可能性があった。
従って、本発明の目的は、操作を行う操作指を介して検出部に付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制する操作検出装置を提供することにある。
本発明の一態様は、なされた操作を検出する検出部と、検出部の操作を行う際に指が置かれ、指を介して付加された荷重を受けることで検出部に対する操作指の操作を補助する操作補助部と、を備えた操作検出装置を提供する。
本発明によれば、操作を行う操作指を介して検出部に付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制することができる。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作検出装置は、なされた操作を検出する検出部と、検出部の操作を行う際に指が置かれ、指を介して付加された荷重を受けることで検出部に対する操作指の操作を補助する操作補助部と、を備えて概略構成されている。
実施の形態に係る操作検出装置は、なされた操作を検出する検出部と、検出部の操作を行う際に指が置かれ、指を介して付加された荷重を受けることで検出部に対する操作指の操作を補助する操作補助部と、を備えて概略構成されている。
この操作検出装置は、操作補助部に指が置かれ、この指を介して付加される荷重を操作補助部で受けるので、操作を行う操作指を介して検出部に付加される荷重を軽減すると共に、操作指を安定させて誤操作を抑制することができる。
なお、操作補助部に置かれる指は、操作指であっても、操作指と異なる指であっても、さらに、操作指及び異なる指であっても良い。
[第1の実施の形態]
(操作検出装置1の構成)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る操作検出装置の概略図であり、(b)は、操作検出装置が配置された車両内部の概略図である。図2(a)は、第1の実施の形態に係る操作検出装置のブロック図であり、(b)は、操作補助部を配置する領域を示す概略図であり、(c)は、操作補助部に操作指とは異なる指が置かれた状態で行われた第1のタッチセンサに対する操作を説明するための概略図であり、(d)は、操作補助部に操作指が置かれた状態で行われた第1のタッチセンサに対する操作を説明するための概略図である。図3(a)は、第1の実施の形態に係る操作検出装置の操作補助部に付加される荷重について説明するための概略図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
(操作検出装置1の構成)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る操作検出装置の概略図であり、(b)は、操作検出装置が配置された車両内部の概略図である。図2(a)は、第1の実施の形態に係る操作検出装置のブロック図であり、(b)は、操作補助部を配置する領域を示す概略図であり、(c)は、操作補助部に操作指とは異なる指が置かれた状態で行われた第1のタッチセンサに対する操作を説明するための概略図であり、(d)は、操作補助部に操作指が置かれた状態で行われた第1のタッチセンサに対する操作を説明するための概略図である。図3(a)は、第1の実施の形態に係る操作検出装置の操作補助部に付加される荷重について説明するための概略図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
操作検出装置1は、一例として、図1(a)及び(b)に示すように、車両3に搭載された電子機器を操作するものである。この操作検出装置1は、一例として、運転席と助手席との間に伸びるフロアコンソール30から立ち上がるインストルメントパネル31に配置されている。つまり操作検出装置1は、図1(b)に示すように、運転席に着座する操作者の左斜め前方に配置されている。
操作検出装置1は、車両3に搭載された電子機器と電磁気的に接続されている。本実施の形態における電子機器は、一例として、空調装置であるものとする。なお電磁気的に接続とは、操作検出装置1と電子機器が、導電体を用いた有線通信、電磁波の一種である光を用いた光通信、及び電磁波の一種である電波を用いた無線通信の少なくとも1つを用いて接続されることを示している。また、電子機器は、空調装置に限定されず、音楽を再生するオーディオ装置、車両3の現在位置から目的地まで道順等を案内するナビゲーション装置、及びDVD(Digital Versatile Disc)等の記憶媒体に記憶された動画を再生する動画再生装置等であっても良い。
この操作検出装置1は、主に、なされた操作を検出する検出部と、検出部の操作を行う際に指が置かれ、指を介して付加された荷重を受けることで検出部に対する操作指の操作を補助する操作補助部14と、を備えて概略構成されている。
本実施の形態における操作検出装置1は、検出部として複数のタッチセンサ(第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12e)を備えている。なお、検出部の数は、上記に限定されず、例えば、接続される電子機器の仕様に応じて変更される。
また操作検出装置1は、図2(a)に示すように、さらに表示部16と、通信部18と、制御部20と、を備えて概略構成されている。
操作検出装置1は、筐体10を有している。操作検出装置1は、図1(a)の紙面における筐体10の表面100の上部に表示部16が配置され、下部に操作補助部14が配置され、表示部16と操作補助部14との間に第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eが一列に並んで配置されている。
操作検出装置1は、図1(b)に示すように、筐体10の上部が車両3の天井32側であり、下部が車両3の床33側となるように配置されている。従って、以下では、特に断らない限り、上下左右は、図1(a)の紙面の上下左右を基準にするものとする。
(第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eの構成)
第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eは、一例として、検出対象である指と、操作面の下方である筐体10の内側に設けられた後述する電極と、の間に形成される静電容量の変化に基づいて、操作の有無を判定する静電容量式のセンサである。なお検出部は、静電容量式のセンサに限定されず、指による操作を検出するもの、例えば、指の接触を検出する抵抗膜方式等のセンサ、指による押し込み操作を検出する押しボタンスイッチ等であっても良い。また第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eは、例えば、スライド操作等を検出可能なタッチセンサの一部の領域を区切ることで形成されても良い。
第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eは、一例として、検出対象である指と、操作面の下方である筐体10の内側に設けられた後述する電極と、の間に形成される静電容量の変化に基づいて、操作の有無を判定する静電容量式のセンサである。なお検出部は、静電容量式のセンサに限定されず、指による操作を検出するもの、例えば、指の接触を検出する抵抗膜方式等のセンサ、指による押し込み操作を検出する押しボタンスイッチ等であっても良い。また第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eは、例えば、スライド操作等を検出可能なタッチセンサの一部の領域を区切ることで形成されても良い。
第1のタッチセンサ12aは、筐体10の表面100に矩形状の操作面120aが露出している。この操作面120aの下方には、操作面120aに基づいた矩形状を有し、銅等の導電性を有する金属材料を含んで形成された電極121aが配置されている。この第1のタッチセンサ12aは、指が操作面120aに接触することによって、指と電極121aとの間に形成される静電容量に基づく検出信号S1を制御部20に出力するように構成されている。なお第2のタッチセンサ12b〜第5のタッチセンサ12eの電極121b〜電極121eは、電極121aと同じ材料を用いて、同じ形状に形成されている。図1(a)では、電極121a〜電極121eは、点線により図示されている。
第2のタッチセンサ12bは、筐体10の表面100に矩形状の操作面120bが露出している。この操作面120bの下方には、電極121bが配置されている。第2のタッチセンサ12bは、第1のタッチセンサ12aと同様に、指が操作面120bに接触することで検出信号S2を制御部20に出力するように構成されている。
第3のタッチセンサ12cは、筐体10の表面100に矩形状の操作面120cが露出している。この操作面120cの下方には、電極121cが配置されている。第3のタッチセンサ12cは、指が操作面120cに接触することで検出信号S3を制御部20に出力するように構成されている。
第4のタッチセンサ12dは、筐体10の表面100に矩形状の操作面120dが露出している。この操作面120dの下方には、電極121dが配置されている。第4のタッチセンサ12dは、指が操作面120dに接触することで検出信号S4を制御部20に出力するように構成されている。
第5のタッチセンサ12eは、筐体10の表面100に矩形状の操作面120eが露出している。この操作面120eの下方には、電極121eが配置されている。第5のタッチセンサ12eは、指が操作面120eに接触することで検出信号S5を制御部20に出力するように構成されている。
この第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eは、例えば、接続された電子機器の異なる機能が割り付けられている。
上述のように、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eは、同じ構成を有しているので、以下では、主に第1のタッチセンサ12aを例に取って説明する。
(操作補助部14の構成)
操作補助部14は、図2(c)に示すように、操作指92とは異なる指である指91が操作補助部14に接触した状態で操作指92によって第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eを操作することが可能な領域、及び/又は、図2(d)に示すように、操作指92の腹920が操作補助部14に接触した状態で操作指92によって第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eを操作することが可能な領域に設けられる。
操作補助部14は、図2(c)に示すように、操作指92とは異なる指である指91が操作補助部14に接触した状態で操作指92によって第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eを操作することが可能な領域、及び/又は、図2(d)に示すように、操作指92の腹920が操作補助部14に接触した状態で操作指92によって第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eを操作することが可能な領域に設けられる。
また操作補助部14は、一列に並べられた第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eの長手方向に伸びて配置されている。
具体的には、操作補助部14は、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eに亘って伸びた板形状を有し、筐体10の表面100から突出するように設けられている。この操作補助部14は、左側面14dが第1のタッチセンサ12aの左端部122aの近傍まで、右側面14eが第5のタッチセンサ12eの右端部122bの近傍まで到達する長さを有している。
この操作補助部14は、例えば、筐体10と一体に形成されても良いし、ボルト等を用いて、筐体10に取り付けられても良い。
この操作補助部14は、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene copolymer)等の樹脂、アルミ等の金属、及びステンレス等の合金を含んで形成されている。
操作補助部14が配置される領域は、検出部として第1のタッチセンサ12aを例にとると、図2(b)に示すように、第1のタッチセンサ12aを中心として、その上部から時計回りに第1の領域123〜第8の領域130に分けられる。なお、この領域の分け方は、一例であり、タッチセンサが配置される場所や隣接するタッチセンサ等により変更されるものである。
本実施の形態においては、操作補助部14は、操作面の下側に配置されている。具体的には、操作補助部14は、左端に位置する第1のタッチセンサ12aが第4の領域126及び第5の領域127に、右端に位置する第5のタッチセンサ12eが第5の領域127及び第6の領域128に、第2のタッチセンサ12b〜第4のタッチセンサ12dが第4の領域126〜第6の領域128に、跨がるように配置されている。
第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12e側に位置する操作補助部14の表面14aは、図2(c)及び(d)に示すように、操作指92及び/又は操作指92とは異なる指91が置かれる面である。なお、この表面14aには、複数の指が置かれても良い。
操作補助部14は、例えば、筐体10の表面100から操作補助部14の長手方向の側面である前面14cまでの長さは、指が置ける程度の長さである。この長さは、一例として、1.5cm以上であり、以下に記載する各実施の形態においても同様の長さを有するものとする。
操作補助部14に操作指92とは異なる指91が置かれる場合、図2(c)に示すように、操作補助部14の表面14aには、例えば、指91により付加された荷重の成分、つまり、表面14aから表面14aの裏側である裏面14b方向の成分である荷重m1が付加される。この荷重m1は、例えば、図3(a)に示すように、運転席に着座する操作者9が、左手により操作を行う場合、指先だけで操作を行うのは困難であるため、左腕9aを操作検出装置1の方向に伸ばして、さらに体を移動させて、操作を行う際に生じるものである。この際、操作者9の移動に伴って生じる、操作者9の肩9b及び左腕9aからの荷重Mに基づく荷重m1が、操作補助部14に付加される。操作者9は、操作補助部14が荷重m1を受けることで、荷重m1よりも小さい荷重である、操作指92が操作面120aに付加する荷重m2を、低減することから操作指92が安定し、操作がし易くなっている。なお荷重m2は、操作面120aの法線方向とは逆向きの方向の成分の荷重である。
また操作補助部14に操作指92が置かれる場合、図2(d)に示すように、操作補助部14の表面14aには、例えば、操作指92により付加された荷重g1が付加される。上述のように、この荷重g1は、操作者9の移動に伴って生じる、操作者9の肩9b及び左腕9aからの荷重Mに基づく荷重である。操作者9は、操作補助部14が荷重g1を受けることで、荷重g1よりも小さい荷重である、操作指92が操作面120aに付加する荷重g2を、低減することから操作指92が安定し、操作がし易くなっている。なお荷重g2は、操作面120aの法線方向とは逆向きの方向の成分の荷重である。
(表示部16の構成)
表示部16は、操作検出装置1が電磁気的に接続された電子機器である空調装置の設定値等が表示されるように構成されている。この表示部16は、例えば、制御部20から取得した制御信号S6に基づいて表示を行うように構成されている。
表示部16は、操作検出装置1が電磁気的に接続された電子機器である空調装置の設定値等が表示されるように構成されている。この表示部16は、例えば、制御部20から取得した制御信号S6に基づいて表示を行うように構成されている。
この表示部16には、例えば、図1(a)に示すように、設定温度、風量及び風の吹き出し口等が表示されている。この設定温度等は、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eを操作することにより、設定値等が変更される。
(通信部18の構成)
通信部18は、電子機器と通信を行うように構成されている。この通信部18は、制御部20から取得した操作情報S7を電子機器に出力するように構成されている。
通信部18は、電子機器と通信を行うように構成されている。この通信部18は、制御部20から取得した操作情報S7を電子機器に出力するように構成されている。
(制御部20の構成)
制御部20は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等から構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部20が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果等を格納する記憶領域として用いられる。
制御部20は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等から構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部20が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果等を格納する記憶領域として用いられる。
制御部20は、例えば、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eから取得する検出信号S1〜検出信号S5に基づいて制御信号S6及び操作情報S7生成するように構成されている。
以下に、本実施の形態に係る操作検出装置1の動作について説明する。
(動作)
操作者が、車両3の電源を投入すると、操作検出装置1の制御部20は、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eから検出信号S1〜検出信号S5を取得する。
操作者が、車両3の電源を投入すると、操作検出装置1の制御部20は、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eから検出信号S1〜検出信号S5を取得する。
制御部20は、取得した検出信号S1〜検出信号S5に基づいて操作の有無を判定し、操作がなされた場合は、表示部16を制御する制御信号S6、及び通信部18を介して電子機器に出力する操作情報S7を生成し、出力する。操作検出装置1は、車両3の電源が遮断されるまで、上述の動作を行う。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作検出装置1は、操作を行う操作指を介して検出部に付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制することができる。具体的には、この操作検出装置1は、操作補助部14に操作指92と異なる指91が置かれた場合、異なる指91を介して付加される荷重m1を操作補助部14で受けるので、操作を行う操作指92を介して操作対象のタッチセンサに付加される荷重m2を軽減すると共に、操作指92を安定させて誤操作を抑制することができる。
本実施の形態に係る操作検出装置1は、操作を行う操作指を介して検出部に付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制することができる。具体的には、この操作検出装置1は、操作補助部14に操作指92と異なる指91が置かれた場合、異なる指91を介して付加される荷重m1を操作補助部14で受けるので、操作を行う操作指92を介して操作対象のタッチセンサに付加される荷重m2を軽減すると共に、操作指92を安定させて誤操作を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、操作面を振動させる振動生成部を有する点で第1の実施の形態と異なっている。以下では、操作補助部14に置かれる指を操作指92と異なる指91であるものとして説明する。
第2の実施の形態は、操作面を振動させる振動生成部を有する点で第1の実施の形態と異なっている。以下では、操作補助部14に置かれる指を操作指92と異なる指91であるものとして説明する。
図3(b)は、第2の実施の形態に係る操作検出装置のブロック図であり、(c)は、振動生成部が操作面に付加する振動と操作指が操作面に付加する荷重との関係を示す模式図である。なお、以下の各実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
この操作検出装置1は、図3(b)に示すように、さらに、なされた操作に基づいて、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eの操作面120a〜操作面120eに振動を付加する振動生成部21を備えている。
この振動生成部21は、例えば、圧電素子等を用いたアクチュエータが操作面120a〜操作面120eに振動を付加するように構成されている。この振動を付加する期間は、予め定められた期間であるが、これに限定されず、操作指92による操作面の接触が検出されている期間であっても良い。またアクチュエータは、例えば、ボイスコイル等の振動を生成する手段であっても良い。
この圧電素子の材料としては、例えば、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等が用いられる。
振動生成部21は、例えば、金属板の両面に、上記の材料を用いて形成された圧電素子としての膜が形成される単層バイモルフ型、金属板の一方面に、上記の材料を用いて形成された膜を積層して形成された積層ユニモルフ型、金属板の両面に、上記の材料を用いて形成された膜を積層して形成された積層バイモルフ型のアクチュエータが用いられる。
振動生成部21は、例えば、図3(c)に示すように、操作面120aの法線方向及びその逆方向に振動を付加するものである。従って操作面120aは、実質的に操作面120aの法線方向及びその逆方向を振動方向として振動する。
この振動は、操作されたことに基づいて、操作面120aを介して操作者の操作指92に伝達されるものである。従って操作者は、操作指92に伝達する振動により、操作が受け付けられたことを認識することが可能となる。
ここで、操作補助部14が設けられていない場合、図3(a)及び(c)に示すように、操作者9の肩9b及び左腕9aからの荷重Mに基づく荷重の成分、つまり、操作面120aの法線方向の逆向きの成分である荷重m3が、操作指92を介して操作面120aに付加される。この荷重m3は、操作補助部14によって荷重m1を受けた場合の荷重m2よりも大きいので、荷重m2の場合と比べて振動が打ち消され、振動生成部21は、この荷重m3に応じた大きな振動を生成する必要がある。
しかし、本実施の形態に係る操作検出装置1は、操作補助部14を備えているので、操作者9の肩9b及び左腕9aからの荷重Mに基づく荷重m1を、主に操作補助部14により受けることで、操作指92によって操作面120aに付加される荷重m2は、荷重m3よりも小さくなる。従って振動生成部21は、操作補助部14が設けられない場合と比べて、小さな振動の生成で良い。
なお、操作補助部14に操作指92が置かれた場合は、上述のように、操作者9の肩9b及び左腕9aからの荷重Mに基づく荷重g1を、主に操作補助部14により受けることで、操作指92によって操作面120aに付加される荷重g2を、上述の荷重m3よりも小さくすることができる。
以下に、本実施の形態に係る操作検出装置1の動作について説明する。
(動作)
操作者が、車両3の電源を投入すると、操作検出装置1の制御部20は、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eから検出信号S1〜検出信号S5を取得する。
操作者が、車両3の電源を投入すると、操作検出装置1の制御部20は、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eから検出信号S1〜検出信号S5を取得する。
制御部20は、取得した検出信号S1〜検出信号S5に基づいて操作の有無を判定し、操作がなされた場合は、表示部16を制御する制御信号S6、通信部18を介して電子機器に出力する操作情報S7、及び振動を生成するための生成信号S8を生成し、出力する。
振動生成部21は、取得した生成信号S8に基づいて、操作がなされたタッチセンサの操作面を予め定められた期間、振動させる。操作検出装置1は、車両3の電源が遮断されるまで、上述の動作を行う。
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作検出装置1は、操作補助部14が設けられない場合と比べて操作面に付加される荷重が小さいので、振動生成部21が生成する振動が小さくて良く、さらに、必要な電子回路が小さくなって製造コストが低減される。
本実施の形態に係る操作検出装置1は、操作補助部14が設けられない場合と比べて操作面に付加される荷重が小さいので、振動生成部21が生成する振動が小さくて良く、さらに、必要な電子回路が小さくなって製造コストが低減される。
また操作検出装置1は、操作者の操作指92に効率的に振動を付加して触感フィードバックを与え易いので、例えば、車両3の内部の音により操作音が聞こえないような状況であっても、操作者に操作を行ったことを認識させることができ、操作性が向上する。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、操作補助部14の表面14aに、半球形状の凹部が形成されている点で上記の実施の形態と異なっている。
第3の実施の形態は、操作補助部14の表面14aに、半球形状の凹部が形成されている点で上記の実施の形態と異なっている。
図4(a)は、第3の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1の操作補助部14は、異なる指が置かれる面に、異なる指の形状に基づいた凹部が形成されている。つまり、操作補助部14は、その表面14aに凹部が形成されている。この凹部は、指先の腹の形状を模したような半球形状を有している。
この操作検出装置1は、5つのタッチセンサ、つまり、第1のタッチセンサ12a〜第5のタッチセンサ12eを備えているので、凹部は、タッチセンサに応じて5つ形成されている。図4(a)では、第1のタッチセンサ12a及び第2のタッチセンサ12bに対応する凹部140a及び凹部140bを図示している。
この操作検出装置1は、操作補助部14の表面14aに、指を置く位置が安定する凹部を有しているので、凹部がない場合と比べて、操作性が向上する。また操作検出装置1は、凹部により、指を置く位置が案内されるので、誤操作が抑制される。また操作検出装置1は、タッチセンサを視認する時間を短くすることができると共に、タッチセンサに対する視線移動を抑制することができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態は、円筒の側面のような形状の凹部が形成されている点で、上記の実施の形態と異なっている。
第4の実施の形態は、円筒の側面のような形状の凹部が形成されている点で、上記の実施の形態と異なっている。
図4(b)は、第4の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1の操作補助部14は、操作指や操作指と異なる指が置かれる面に、これらの指の形状に基づいた凹部が形成されている。具体的には、操作検出装置1の操作補助部14は、その表面14aに複数の円筒凹部が形成されている。この円筒凹部は、円筒の側面のような形状を有している。
この円筒凹部は、タッチセンサに応じて5つ形成されている。図4(b)では、第1のタッチセンサ12a及び第2のタッチセンサ12bに対応する円筒凹部141a及び円筒凹部141bを図示している。
この円筒凹部は、筐体10の表面100から前面14cに向かう方向を円筒の軸方向と一致するように形成されているが、これに限定されず、前面14cまで到達しない形状であっても、前面14c側に傾斜する形状であっても良い。
また円筒凹部は、操作補助部14の左側面14dから右側面14eの方向に円筒の軸方向が伸びるように、つまり、図4(b)に示す円筒凹部に対して垂直となる方向に設けられても良い。
この操作検出装置1は、操作補助部14の表面14aに、操作指や操作指と異なる指を置く位置が安定する円筒凹部を有しているので、円筒凹部がない場合と比べて、操作性が向上する。また操作検出装置1は、円筒凹部により、これらの指を置く位置が案内されるので、誤操作が抑制される。また操作検出装置1は、タッチセンサを視認する時間を短くすることができると共に、タッチセンサに対する視線移動を抑制することができる。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態は、ひとつのタッチセンサにひとつの操作補助部が配置されている点で上記の実施の形態と異なっている。
第5の実施の形態は、ひとつのタッチセンサにひとつの操作補助部が配置されている点で上記の実施の形態と異なっている。
図5(a)は、第5の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1は、ひとつのタッチセンサにひとつの操作補助部が配置されている。
図5(a)では、第1のタッチセンサ12a及び第2のタッチセンサ12bに対応する操作補助部145a及び操作補助部145bが図示されている。図5(a)に示すように、操作補助部145aは、第1のタッチセンサ12aの下方の領域である第5の領域127に配置されている。
また図5(a)に示すように、操作補助部145bは、第2のタッチセンサ12bの下方の領域である第5の領域127に配置されている。他の操作補助部は、第1のタッチセンサ12a及び第2のタッチセンサ12bと同じ形状及び規則性を有して配置されている。
この操作検出装置1は、ひとつのタッチセンサにひとつの操作補助部が配置されているので、操作目的のタッチセンサに対応する操作補助部に指を置き易く、当該タッチセンサを操作する操作指の位置が安定し易い。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態は、操作補助部が、タッチセンサの下方から左右いずれかの方向にずれて配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
第6の実施の形態は、操作補助部が、タッチセンサの下方から左右いずれかの方向にずれて配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
図5(b)は、第6の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す正面図である。この操作検出装置1の操作補助部は、タッチセンサに応じて配置されると共に、タッチセンサの下方から左にずれた領域に配置されている。
図5(b)では、第1のタッチセンサ12a及び第2のタッチセンサ12bに対応する操作補助部145a及び操作補助部145bが図示されている。図5(b)に示すように、操作補助部145aは、第1のタッチセンサ12aの下方の領域から左にずれた領域である、第5の領域127及び第6の領域128に跨って配置されている。
また図5(b)に示すように、操作補助部145bは、第2のタッチセンサ12bの下方の領域から左にずれた領域である、第5の領域127及び第6の領域128に跨って配置されている。他の操作補助部の配置は、第1のタッチセンサ12a及び第2のタッチセンサ12bと同じ形状及び規則性を有して配置されている。
なお、操作補助部は、図5(b)では図示されていない第5のタッチセンサ12eの第4の領域126及び第5の領域127に跨るように設けられても良い。従ってこの場合、操作補助部は、タッチセンサの数よりもひとつ多くなる。
操作検出装置1は、操作補助部がタッチセンサに応じて配置され、さらにタッチセンサの下方からずれた領域に配置されているので、操作者が、例えば、親指を置いて操作指を人差し指にする際、親指は、タッチセンサの下方からずれた位置に置く方が操作がし易い。
従って操作検出装置1は、操作補助部がタッチセンサの下方から左にずれた領域に配置されるので、助手席側から自然な操作が可能となり、操作性が向上する。
なお変形例として、操作検出装置1は、操作補助部がタッチセンサの下方から右にずれた領域に配置されても良い。この場合、操作検出装置1は、運転席側から自然な操作が可能となる。
[第7の実施の形態]
第7の実施の形態は、並べられたタッチセンサの長手方向の長さよりも長い操作補助部14が配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
第7の実施の形態は、並べられたタッチセンサの長手方向の長さよりも長い操作補助部14が配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
図5(c)は、第7の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1の操作補助部14は、図5(c)に示すように、左側の端部である第1のタッチセンサ12aの左端部122aよりも左側面14dが外側に位置する。また操作補助部14は、図5(c)では図示されていないが、図1(a)を参照すると、右側の端部である第5のタッチセンサ12eの右端部122bよりも右側面14eが外側に位置するように長く形成されている。
本実施の形態に係る操作検出装置1は、運転席側からも助手席側からも自然な操作が可能となり、操作性が向上する。
[第8の実施の形態]
第8の実施の形態は一の操作面の下方中央付近から、隣り合う二の操作面の下方中央付近までの長さを有する操作補助部が配置されている点で上記の実施の形態と異なっている。
第8の実施の形態は一の操作面の下方中央付近から、隣り合う二の操作面の下方中央付近までの長さを有する操作補助部が配置されている点で上記の実施の形態と異なっている。
図6(a)は、第8の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す正面図である。この操作検出装置1は、一の操作面の下方中央付近から、隣り合う二の操作面の下方中央付近までの長さを有する操作補助部が配置されている。この二つの操作補助部の間には、例えば、隙間が形成されている。
図6(a)では、第1のタッチセンサ12aの操作面120aの下方中央からずれた位置から、第2のタッチセンサ12bの操作面120bの下方中央からずれた位置までの長さを有する操作補助部145bが図示されている。操作補助部145a及び操作補助部145cは、操作補助部145bと同じ形状を有している。また操作補助部145aは、操作補助部145bの左側に配置され、操作補助部145cは、操作補助部145bの右側に配置されている。他の操作補助部は、操作補助部145a〜操作補助部145cと同じ形状及び規則性を有して配置されている。
具体的には、図2を参照すると、操作補助部145bは、第1のタッチセンサ12aの第5の領域127の中央から右にずれた位置から第2のタッチセンサ12bの第5の領域127の中央から左にずれた位置までの長さを有する。
従って操作検出装置1は、操作補助部がタッチセンサの下方からずれた領域に配置されるので、運転席側からも助手席側からも自然な操作が可能となり、操作性が向上する。
[第9の実施の形態]
第9の実施の形態は、操作補助部の辺の長さが、この辺の長さに対応するタッチセンサの操作面の辺の長さよりも長い点で上記の実施の形態と異なっている。
第9の実施の形態は、操作補助部の辺の長さが、この辺の長さに対応するタッチセンサの操作面の辺の長さよりも長い点で上記の実施の形態と異なっている。
図6(b)は、第9の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1は、図6(b)に示すように、タッチセンサの下側の辺に対応する操作補助部の辺の長さが、長くなるように形成されている。
図6(b)では、第1のタッチセンサ12aの辺123aよりも長い辺14fを有する操作補助部145aが図示されている。また図6(b)では、第2のタッチセンサ12bの辺123bよりも長い辺14fを有する操作補助部145bが図示されている。他の操作補助部は、操作補助部145a及び操作補助部145bと同じ形状及び規則性を有して配置されている。
また操作補助部145aは、図6(b)の紙面において、操作面120aの左端部122aよりも操作補助部145aの左側面14dが外側に位置し、操作面120aの右端部122bよりも操作補助部145aの右側面14eが外側に位置するので、操作者が、例えば、親指を置いて操作指を人差し指にする際、操作がし易い。
従って操作検出装置1は、運転席側からも助手席側からも自然な操作が可能となり、操作性が向上する。
[第10の実施の形態]
第10の実施の形態は、操作補助部が操作面の左端部側又は右端部側に縦長となるように配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
第10の実施の形態は、操作補助部が操作面の左端部側又は右端部側に縦長となるように配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
図6(c)は、第10の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1は、図6(c)に示すように、第1のタッチセンサ12aの操作面120aの左端部122a側又は右端部122b側に縦長となるように配置された操作補助部146を備えて概略構成されている。
この操作補助部146は、図6(c)に示すように、第1のタッチセンサ12aの操作面120aの左端部122a側に縦長になるように配置されている。
この操作補助部146は、操作面120aの左端部122a側の辺に沿うように配置されている。つまり、操作補助部146は、図2(b)に示す第7の領域129に縦長になるように配置されている。なお、操作補助部146は、図2(b)に示す第3の領域125に配置されても良いし、隣接するタッチセンサの境界、つまり、図2(b)に示す第3の領域125と第7の領域127の境界に配置されても良い。この場合、操作補助部146は、例えば、タッチセンサの数よりもひとつ多く配置される。
この操作補助部146は、一例として、第1のタッチセンサ12a側である表面146aに、操作指と異なる指が接触する。操作補助部146は、操作者の肩からの荷重に基づいて付加される、表面146aから裏面146bの方向の成分の荷重を受けるように構成されている。
操作補助部146の一方の側面である上面146dから他方の側面である下面146eまでの長さは、一例として、操作面120aの左端部122aの長さと同程度であるが、これに限定されない。
この操作検出装置1は、操作を行う操作指を介してタッチセンサに付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制することができる。
[第11の実施の形態]
第11の実施の形態は、操作補助部が操作面の上端部側に配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
第11の実施の形態は、操作補助部が操作面の上端部側に配置される点で上記の実施の形態と異なっている。
図7(a)は、第11の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1は、図7(a)に示すように、操作面120aの上側の端部である上端部122c側に配置された操作補助部147を備えて概略構成されている。
この操作補助部147は、図7(a)に示すように、第1のタッチセンサ12aの操作面120aの上端部122c側の辺に沿うように配置されている。つまり、操作補助部147は、図2(b)に示す第1の領域123に配置されている。
この操作補助部147は、一例として、第1のタッチセンサ12a側である表面147aに、操作指と異なる指が接触する。操作補助部147は、操作者の肩からの荷重に基づいて付加される、表面147aから裏面147bの方向の成分の荷重を受けるように構成されている。
操作補助部147の一方の側面である左側面147dから他方の側面である右側面147eまでの長さは、一例として、操作面120aの上端部122cの長さと同程度であるが、これに限定されない。
この操作検出装置1は、操作を行う操作指を介してタッチセンサに付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制することができる。
[第12の実施の形態]
第12の実施の形態は、操作補助部が略L字形状を有する点で上記の実施の形態と異なっている。
第12の実施の形態は、操作補助部が略L字形状を有する点で上記の実施の形態と異なっている。
図7(b)は、第12の実施の形態に係る操作検出装置の一部を示す斜視図である。この操作検出装置1の操作補助部148は、図7(b)に示すように、前面148f側から見て、略L字形状を有している。
具体的には、操作補助部148は、板をL型に折り曲げたような形状を有し、板形状の第1の基部148a及び第2の基部148bと、第1の基部148aと第2の基部148bとの間に形成された折曲部148cと、を備えている。
この操作補助部148は、第1の基部148aの表面148dが操作面120aの左端部122a側に位置し、第2の基部148bの表面148eが操作面120aの下端部122d側に位置するように配置されている。つまり、操作補助部148は、図2(b)に示すように、第1の基部148aが第7の領域129に位置し、折曲部148cが第6の領域128に位置し、第2の基部148bが第5の領域127に位置するように配置されている。
操作補助部148は、表面148d及び表面148eの少なくとも一方の表面に操作者の操作指や操作指とは異なる指が置かれるので、操作者の肩からの荷重を受けることが可能となる。
従って操作検出装置1は、操作補助部148がL字形状を有しているので、指を置き易くて安定して操作性が向上する。
なお変形例として、上述の実施の形態における操作補助部は、前面に向かって、表面及び裏面が細る形状、右側面及び左側面が細る形状であっても良い。
以上述べた少なくとも1つの実施の形態の操作検出装置1によれば、操作を行う操作指を介して検出部に付加される荷重を軽減すると共に、誤操作を抑制することが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作検出装置、3…車両、9…操作者、9a…左腕、9b…肩、10…筐体、12a〜12e…第1のタッチセンサ〜第5のタッチセンサ、14…操作補助部、14a…表面、14b…裏面、14c…前面、14d…左側面、14e…右側面、14f…辺、16…表示部、18…通信部、20…制御部、21…振動生成部、30…フロアコンソール、31…インストルメントパネル、32…天井、33…床、91…指、92…操作指、100…表面、120a〜120e…操作面、121a〜121e…電極、122a…左端部、122b…右端部、122c…上端部、122d…下端部、123〜130…第1の領域〜第8の領域、123a,123b…辺、140a,140b…凹部、141a,141b…円筒凹部、145a〜145c,146…操作補助部、146a…表面、146b…裏面、146d…上面、146e…下面、147…操作補助部、147a…表面、147b…裏面、147d…左側面、147e…右側面、148…操作補助部、148a…第1の基部、148b…第2の基部、148c…折曲部、148d…表面、148e…表面、148f…前面、920…腹
Claims (5)
- なされた操作を検出する検出部と、
前記検出部の操作を行う際に指が置かれ、前記指を介して付加された荷重を受けることで前記検出部に対する操作指の操作を補助する操作補助部と、
を備えた操作検出装置。 - 前記操作補助部は、前記指が前記操作補助部に接触した状態で前記操作指によって前記検出部を操作することが可能な領域に設けられる、
請求項1に記載の操作検出装置。 - 複数の前記検出部が一列に並べて配置され、
前記操作補助部が、一列に並べられた複数の前記検出部の長手方向に伸びて配置された、
請求項1又は2に記載の操作検出装置。 - さらになされた操作に基づいて、前記検出部の操作面に振動を付加する振動生成部を備えた、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作検出装置。 - 前記操作補助部は、前記指が置かれる面に、前記指の形状に基づいた凹部が形成された、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の操作検出装置。
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