JP2015039689A - 超音波振動デバイス、超音波振動デバイスの製造方法および超音波医療装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、以下の説明において、各実施の形態に基づく図面は、模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
先ず、本発明の第1の実施の形態について、図面に基づいて、以下に説明する。
図1は、超音波医療装置の全体構成示す断面図、図2は振動子ユニットの全体の概略構成を示す図、図3は振動子ユニットの構成を示す斜視図、図4は絶縁板、矩形圧電体および電極板からなる積層体の構成を示す分解斜視図、図5は振動子ユニットの構成を示す分解斜視図、図6はケース本体の構成を示す斜視図、図7はケース本体の構成を示す断面図、図8は超音波振動子を組立てる際の分解斜視図、図9は超音波振動子を組立てる際における熱処理前の断面図、図10は超音波振動子を組立てる際における熱処理後の断面図、図11は第1の変形例の超音波振動子を組立てる際における熱処理前の断面図、図12は第2の変形例の超音波振動子を組立てる際における熱処理前の断面図、図13は第3の変形例の超音波振動子を組立てる際における熱処理前の断面図である。
図1に示す、超音波医療装置1は、主に超音波振動を発生させる超音波デバイスとしての超音波振動子2を有する振動子ユニット3と、その超音波振動を用いて患部の治療を行うハンドルユニット4とが設けられている。
ここで、振動子ユニット3について説明する。
振動子ユニット3は、図2に示すように、超音波振動子2と、この超音波振動子2で発生した超音波振動を伝達する棒状の振動伝達部材であるプローブ6とを一体的に組み付けたものである。
ここで、本発明の積層型超音波振動デバイスとしての超音波振動子2について以下に説明する。
振動子ユニット3の超音波振動子2は、図3に示すように、ホーン32後方の基端円柱部38に連設されたケース部材50内に、ここでは矩形状(四角柱形状)に積層された積層振動子41が内蔵されている。
ここで、超音波振動子2の組立方法について以下に説明する。
先ず、ケース本体52の内部には、底部55に形成された4つの穴部58(図6および図7参照)に、図8に示す、半田などから形成された位置決め部材である金属棒66が挿入されて立設される。
なお、本実施の形態のように、位置決め部材である金属棒66により積層体を保持して組み立てる超音波振動子2は、以下に記載の構成としてもよい。
本変形例では、ケース本体52の底部55に、ここでは図示しない、位置決め部としての上述の穴部58を8つ形成し、これら8つの穴部58のそれぞれに、図11に示すように、半田などから形成された位置決め部材である金属棒66を挿入して立設する構成となっている。なお、ケース本体52の内周面には、位置決め部としてのV字状の溝部60も合計8つ形成されており、これら溝部60に沿って各金属棒66の一部が嵌まり込むように配設される。
本変形例では、第1の変形例と同様に、ケース本体52の底部55に、ここでは図示しない、位置決め部としての穴部58を8つ形成し、これら8つの穴部58のそれぞれに、図12に示すように、半田などから形成された位置決め部材である金属棒66を挿入して立設する構成となっている。なお、ケース本体52の内周面には、V字状の溝部60に変えて、並設された2つの金属棒66を両脇から保持する、ここでの位置決め部の1つとしての2つの突起部67がそれぞれ形成されて、これら突起部67によって形成される凹部内に2つの金属棒66が嵌まり込むように配設される。即ち、突起部67は、2つが対を成して、合計8つがケース本体52の内周面から内径方向に突起形成されている。
本変形例では、第1の変形例および第2の変形例を組み合わせた構成として、ケース本体52の底部55に、ここでは図示しない、位置決め部としての穴部58を8つ形成し、ケース本体52の内周面に位置決め部としてのV字状の合計8つの溝部60に加え、2つの金属棒66を保持する2つが対となる合計8つの位置決め部としての突起部67が形成されている。そして、2つの金属棒66は、2つの溝部60のそれぞれに一部が嵌まり込むように並設され、2つの突起部67によって形成される凹部内に嵌まり込むように保持される。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。なお、第1の実施の形態にて記載した各構成要素に関し、同一構成のものについては同じ符号を用いて、それらの詳細な説明を省略する。
図14は、超音波振動子の構成を示し、組立てる際における熱処理前の断面図、図15は超音波振動子の構成を示し、組立てる際における熱処理後の断面図である。
2…超音波振動子
3…振動子ユニット
4…ハンドルユニット
5…操作部
6…プローブ
7…外套管
8…挿入シース部
9…操作部本体
10…固定ハンドル
11…可動ハンドル
12…回転ノブ
13…スリット
14…ハンドルストッパ
15…ハンドル支軸
16…連結アーム
17…操作パイプ
18…大径部
19…操作パイプ
20…スライダ
22…固定リング
23…把持部
30…先端処置部
31…先端部
32…ホーン
33…外向フランジ
34…プローブ本体
35…ゴムライニング
36…電気ケーブル
38…基端円柱部
38a…雄ネジ
41…積層振動子
42,43…絶縁板
50…ケース部材
51…蓋体
51a…平面部
51b…雌ネジ穴
51c…雄ネジ部
52…ケース本体
52a…雌ネジ部
53…配線導出部
55…底部
55a…凸部
58…穴部
60…溝部
61…矩形圧電体
62…正電側電極板
63…負電側電極板
65…金属薄膜
66…金属棒
66a…金属片
67…突起部
O…中心軸
R…回転方向
Claims (8)
- 外形が多角柱形状となるように表面多角形状の複数の圧電体および複数の電極板が積層された積層振動子と、
前記積層振動子の両端に配設され、表面多角形状の2つの絶縁板と、
前記積層振動子および前記2つの絶縁板を収容するケース本体と、
前記ケース本体の開口部に螺着して締結され、前記積層振動子および前記2つの絶縁板を前記ケース本体内で加圧して固定する加圧部材と、
前記ケース本体に形成され、前記積層振動子および前記2つの絶縁板を前記ケース本体内で前記多角柱形状に保持して位置決めし、加熱工程により溶融される金属性の複数の位置決め部材を設置するための複数の位置決め部と、
前記加熱工程時に前記複数の位置決め部材が溶融したときに濡れ拡がるように前記ケース本体の内周面に形成された金属薄膜と、
を具備することを特徴とする超音波振動デバイス。 - 前記複数の圧電体は、圧電単結晶から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波振動デバイス。
- 前記位置決め部材は、所定の温度で溶融する金属棒であって、
前記複数の位置決め部は、前記ケース本体の底部に形成され、前記金属棒がそれぞれ立設される穴部を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の超音波振動デバイス。 - 前記複数の位置決め部は、前記穴部が接する前記ケース本体の内周面に形成され、前記金属棒の一部が嵌まり込むように配設される溝部を含むことを特徴とする請求項3に記載の超音波振動デバイス。
- 前記複数の位置決め部は、前記ケース本体の内周面から内径方向に突起形成され、前記金属棒を保持する突起部を含むことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の超音波振動デバイス。
- 前記ケース本体の底部の中央部に前記積層振動子および前記2つの絶縁板からなる積層体の一端と当接する凸部を設けて、前記凸部の周囲に、前記加熱工程によって溶融する前記位置決め部材が回避される凹部を形成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の超音波デバイス。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の超音波振動デバイスの製造方法であって、
前記2つの絶縁板、前記複数の圧電体、および前記複数の電極板を前記ケース本体の内壁に接触しない位置に収容し、
前記ケース本体の前記複数の位置決め部に、前記位置決め部材を配設して、前記2つの絶縁板、前記複数の圧電体および前記複数の電極板からなる積層体の前記積層体を前記ケース本体内で前記多角柱形状に保持した状態で位置決めし、
前記加圧部材をケース本体に螺着して締結して、前記加圧部材と前記ケース本体の底部によって前記積層体を加圧して固定し、
前記位置決め部材を加熱工程によって溶融させ、前記位置決め部材と前記積層体が接触しない状態にすることを特徴とする超音波振動デバイスの製造方法。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の超音波振動デバイスと、
前記超音波振動デバイスで発生した超音波振動が伝達され生体組織を処置するプローブ先端部と、
を具備することを特徴とする超音波医療装置。
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