JP2015039115A - 緊急通知制御装置、及び緊急通知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となる緊急通知制御装置を提供する。【解決手段】利用者の好みによる設定を入力する入力部と、前記入力部により入力された設定を記憶する記憶部と、緊急放送が放送されたときに、前記記憶部に記憶された設定に基づいて緊急通知を行うか否かを切替える緊急通知制御部を備える緊急通知制御装置としている。【選択図】図1
Description
本発明は、緊急通知制御装置に関する。
従来、地震、津波等の発生により緊急警報放送が放送されたときに、緊急事態の通知を制御する緊急通知制御装置が知られている。
例えば、特許文献1には、次のような緊急通知制御装置としてのテレビ装置が開示されている。このテレビ装置では、EWS(Emergency Warning System)信号が有ることを検出した場合、制御回路を起動し、警報対象地域を抽出する。そして、警報対象地域にテレビ装置の設置地域が含まれるかを判定し、含まれる場合は緊急警報を出力し、含まれない場合は緊急警報を出力しない制御が行われる。
しかしながら、上記従来のテレビ装置では、設置地域以外で災害が発生した場合、警報対象地域に設置地域は含まれないので、緊急警報は出力されない。従って、テレビ装置のユーザの知り合いが住むなどの設置地域以外の地域で災害が発生したことをユーザが知りたい場合に対応することができない。
そこで、本発明は、利用者の好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となる緊急通知制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る緊急通知制御装置は、利用者の好みによる設定を入力する入力部と、前記入力部により入力された設定を記憶する記憶部と、緊急放送が放送されたときに、前記記憶部に記憶された設定に基づいて緊急通知を行うか否かを切替える緊急通知制御部を備える構成としている。
このような構成によれば、緊急放送が放送されたときに、利用者の好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となる。
また、前記緊急通知制御部は、前記緊急放送が放送されたときに放送に含まれる地域情報と、利用者の好みによる地域設定を比較することにより、緊急通知を行うか否かを切替えることとしてもよい。
このような構成によれば、緊急事態が発生した地域が利用者の好みの設定による地域である場合に、緊急通知を行うか、または行わないよう制御できる。
また、前記緊急通知制御部は、前記緊急放送が放送されたときに放送に含まれる緊急事態種別情報と、利用者の好みによる種別設定を比較することにより、緊急通知を行うか否かを切替えることとしてもよい。
このような構成によれば、発生した緊急事態の種別が利用者の好みの設定による種別である場合に、緊急通知を行うか、または行わないかを制御できる。
また、前記緊急通知制御部は、前記緊急放送が連続して放送された回数と、利用者の好みによる回数設定を比較することにより、緊急通知を行うか否かを切替えることとしてもよい。
このような構成によれば、緊急放送が利用者の好みの設定による回数を超えて放送された場合に、緊急通知を行わないよう制御でき、利用者の煩わしさを抑えることができる。
また、前記緊急通知制御部は、放送受信機能を有しない外部装置に緊急通知コマンドを送信し、前記外部装置に緊急通知を行わせることとしてもよい。
このような構成によれば、放送受信機能を有しない外部装置であっても、緊急放送が放送されたときに緊急通知を行うことができ、利用者は緊急事態の発生を確認できる。
また、前記緊急通知制御部は、放送受信機能を有しない外部装置に映像データを送信し、前記外部装置に前記映像データの再生による緊急通知を行わせることとしてもよい。
このような構成によれば、放送受信機能を有しない外部装置であっても、緊急放送が放送されたときに緊急通知を行うことができ、利用者は緊急事態の発生を確認できる。
また、前記外部装置は、当該緊急通知制御装置とホームネットワークにより接続されたDMP(デジタルメディアプレーヤ)であることとしてもよい。
また、上記構成において、コンテンツの再生機能を有した緊急通知制御装置であって、前記緊急通知制御部は、コンテンツの再生動作中であるとき、当該再生動作を停止させて緊急通知を行うこととしてもよい。
このような構成によれば、緊急放送が放送されたときに再生動作が停止されるので、利用者は緊急通知に気づきやすくなる。
また、前記再生動作の停止後、前記緊急放送の放送が終了すると、前記再生動作が再開されることとしてもよい。
このような構成によれば、緊急放送が終了すると自動的に再生動作が再開されるので、利用者にとって利便性が高い。
また、本発明の一態様に係る緊急通知システムは、利用者の好みによる設定を入力する入力部と、前記入力部により入力された設定を記憶する記憶部と、緊急放送が放送されたことを検出する検出部と、前記検出部による検出があったときに、前記記憶部に記憶された設定に基づいて緊急通知を行うか否かを切替える緊急通知制御部を備える緊急通知制御装置と、
前記緊急通知制御部の制御により緊急通知を行う通知装置と、を備える構成としている。
前記緊急通知制御部の制御により緊急通知を行う通知装置と、を備える構成としている。
このような構成によれば、緊急放送が放送されたときに、利用者の好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となり、緊急通知制御装置とは別の通知装置によって緊急通知を行うことができる。
また、前記通知装置は、前記緊急通知制御部によって送信された緊急通知コマンドを受信すると、OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示または所定のコンテンツ再生によって緊急通知を行うこととしてもよい。
また、前記通知装置は、前記緊急通知コマンドを受信したにも関わらず緊急通知を行わない設定が操作によって可能であることとしてもよい。
このような構成によれば、緊急放送があった場合でも緊急通知が行われないことを望む利用者に対応できる。
また、前記通知装置は、前記緊急通知制御部によって送信された映像データを再生して緊急通知を行うこととしてもよい。
また、前記通知装置は、コンテンツの再生機能を有し、再生中のときは再生を停止させて緊急通知を行うこととしてもよい。
このような構成によれば、緊急放送が放送されたときに再生動作が停止されるので、利用者は緊急通知に気づきやすくなる。
また、前記緊急放送の終了を前記検出部が検出すると、コマンドを前記通知装置に送信するコマンド送信部を前記緊急通知制御装置は備えており、前記通知装置は、前記コマンドを受信すると停止させた再生を再開させることとしてもよい。
このような構成によれば、緊急放送が終了すると、停止された再生が自動的に再開されるので、利用者にとって利便性が高い。
本発明によると、利用者の好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となる。
<第1実施形態>
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、緊急通知制御装置の一例として、テレビ装置を挙げて説明する。本発明の第1実施形態に係るテレビ装置の概略構成を示すブロック図を図1に示す。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、緊急通知制御装置の一例として、テレビ装置を挙げて説明する。本発明の第1実施形態に係るテレビ装置の概略構成を示すブロック図を図1に示す。
図1に示すテレビ装置1は、チューナ11と、分離部12と、デコード部13と、映像出力部14と、表示部15と、OSD(オンスクリーンディスプレイ)部16と、音声出力部17と、内蔵スピーカ18と、システムコントローラ19と、HDD(ハードディスクドライブ)20と、リモコン受光部21を備えている。チューナ11にはアンテナ2が接続される。
チューナ11は、例えば地上デジタル放送に対応するものであり、アンテナ2から入力された高周波の放送信号から所望のチャンネルの放送信号を選局し、選局されたチャンネルの放送信号に対してデジタル復調及び誤り訂正などの処理を行い、トランスポートストリームを生成し、分離部12へ出力する。また、チューナ11は、選局したチャンネルの放送信号からTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号を抽出することも行う。
分離部(デマルチプレクサ)12は、チューナ11から入力されるトランスポートストリームを映像ストリーム、音声ストリーム等に分離する。分離部12の出力は、映像デコーダ131、及び音声デコーダ132から成るデコード部13に入力される。
映像デコーダ131は、分離部12から入力される映像ストリームに対してデコードを行い、生成された映像データを映像出力部14に出力する。
OSD部16は、メニュー表示などのオンスクリーンディスプレイ用の表示データを生成し、映像出力部14に出力する。
映像出力部14は、映像デコーダ131から入力される映像データにOSD部16から入力される表示データを重畳し、重畳後の映像データを表示部15に適した映像信号に変換し、表示装置に出力する。なお、重畳せずに映像デコーダ131から入力される映像データか、OSD部16から入力される表示データのいずれかのみを映像信号に変換して表示部15に出力する場合もある。
表示部15は、例えば液晶ディスプレイで構成され、映像出力部14から入力される映像信号に基づき映像を表示する。これにより、放送番組の映像、メニュー画面などの各種映像が表示部15に表示される。
音声デコーダ132は、分離部12から入力される音声ストリームに対してデコードを行い、生成された音声データを音声出力部17へ出力する。音声出力部17は、音声デコーダ132から入力される音声データを内蔵スピーカ18に適した音声信号に変換し、内蔵スピーカ18へ出力する。内蔵スピーカ18は、音声出力部17から入力される音声信号に基づき音声を発生させる。これにより、内蔵スピーカ18から放送番組の音声が発生する。
システムコントローラ19は、テレビ装置1を統括的に制御する制御装置である。また、システムコントローラ19は、デコード部13から送られる映像データ及び音声データに対してエンコードを行い、エンコード後のデータをHDD20に記録させる。これにより、放送番組をHDD20内蔵のハードディスクに録画できる。
また、HDD20が内蔵のハードディスクから読み出した映像音声データはシステムコントローラ19に送られ、システムコントローラ19で映像音声データに対してデコードが行われる。デコード後の映像データは映像出力部14に、デコード後の音声データは音声出力部17に送られ、表示部15に映像が表示され、内蔵スピーカ18から音声が発生される。これにより、HDD20からの再生動作が行われる。
リモコン受光部21は、リモコン装置(不図示)から操作に応じた赤外線信号等の操作信号を受信し、受信した操作信号をリモコンコードに変換し、リモコンコードをシステムコントローラ19へ送信する。システムコントローラ19は、送信されたリモコンコードに応じた制御動作を行う。これにより、ユーザはリモコン装置によってテレビ装置1を操作することができる。
次に、このような構成であるテレビ装置1における緊急通知制御処理について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。
ここで、デジタル放送における緊急警報放送の運用について説明する。地震が発生した場合や津波警報が発表された場合に放送局側では、緊急警報放送と認識できるコンテンツで放送を開始する。
その際、放送局側ではトランスポートストリームを構成するPMT(Program Map Table)に緊急情報記述子を含ませる。緊急情報記述子には、“start_end_flag”(1ビット)、第1種/第2種種別(1ビット)、地域符号(12ビット)が設定される。また、それと共に放送局側ではTMCC信号の起動フラグを1とする。なお、緊急警報放送を終了する際、起動フラグは0とされる。
テレビ装置1側では、図2のステップS1のように、システムコントローラ19が、チューナ11から得られるTMCC信号の起動フラグが1になったかを監視する。そして、起動フラグが1になったことが検出されると(ステップS1のY)、ステップS2に進む。
ステップS2で、システムコントローラ19は、分離部12から得られるPMTに含まれる緊急情報記述子の地域符号の示す地域が、テレビ装置1の設置地域に該当するか否かを判定する。テレビ装置1の設置地域は、リモコン装置(不図示)などの操作によってユーザにより予め設定されている。もしテレビ装置1の設置地域に該当しない場合は(ステップS2のN)、ステップS3に進む。
ステップS3で、システムコントローラ19は、地域符号の示す地域が予め設定された緊急通知対象地域に該当するか否かを判定する。緊急通知対象地域は、リモコン装置などの操作によって予めユーザにより設定され、テレビ装置1の設置地域以外の地域である(例えば、設置地域が大阪府である場合に、緊急通知対象地域は愛知県とするなど)。なお、緊急通知対象地域は、複数設定できるようにしてもよい。リモコン装置の操作による場合は、設定はリモコン受光部21から入力され、システムコントローラ19は、不図示の記憶部に設定情報を記憶させる。これは以降の他の実施形態におけるユーザの好みによる設定についても同様である。
ステップS2で設置地域に該当するか(ステップS2のY)、ステップS3で緊急通知対象地域に該当した場合は(ステップS3のY)、ステップS4に進む。
ステップS4で、システムコントローラ19は、HDD20からの再生動作中であるか否かを判定する。もし再生動作中であれば(ステップS4のY)、ステップS5で、システムコントローラ19は再生動作を停止させ、ステップS6に進む。
ステップS6で、システムコントローラ19がデコード部13を制御することで、映像デコーダ131からの映像データが映像出力部14に出力され、音声デコーダ132からの音声データが音声出力部17に出力される。従って、表示部15に緊急警報放送の映像が表示され、内蔵スピーカ18から緊急警報放送の音声が発生される。即ち、緊急通知がなされる。
なお、ステップS4でHDD20からの再生動作中でなければ(ステップS4のN)、ステップS6に進み、緊急警報放送を出力させる。
また、ステップS3で、地域符号の示す地域が緊急通知対象地域に該当しない場合は(ステップS3のN)、そのまま処理は終了する(エンド)。即ち、HDD20からの再生動作中であった場合でも再生動作は継続され、緊急警報放送の出力は行われない。
これにより、テレビ装置1の設置地域で地震が発生したなどの場合、地域符号が設置地域を示すので(ステップS2のY)、緊急警報放送が表示部15及び内蔵スピーカ18から出力され、ユーザは緊急事態の発生を認識できる。
更に、本実施形態では、設置地域以外の地域である緊急通知対象地域で地震が発生したなどの場合でも、地域符号が緊急通知対象地域を示すので(ステップS3のY)、緊急警報放送が表示部15及び内蔵スピーカ18から出力され、ユーザは緊急事態の発生を認識できる。これにより、緊急通知対象地域にユーザの知り合いが住んでいるなどの場合に有益なものとなる。緊急通知対象地域はユーザの好みで設定されるものなので、ユーザの好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となる。
<第2実施形態>
次に、上記図1に示した構成のテレビ装置1における、本発明の第2実施形態に係る緊急通知制御処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
次に、上記図1に示した構成のテレビ装置1における、本発明の第2実施形態に係る緊急通知制御処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図3に示す処理の上記図2に示した処理との相違点は、ステップS11とS13の間にステップS12の処理を挿入していることである。起動フラグを監視して、起動フラグが1になったことが検出されると(ステップS11のY)、ステップS12に進み、システムコントローラ19は、チューナ11から得られるTMCC信号に含まれる緊急事態種別コードを確認する。
ここで、緊急事態種別コードは、例えばTMCC信号のリザーブビットを用いることができ、地震、津波、竜巻、熱波、ゲリラ豪雨等の各種災害を表す。また、災害に限らず、例えば選挙における当選などのイベントに適用してもよい。
ステップS12で、システムコントローラ19は、緊急事態種別コードが予めユーザのリモコン装置の操作などにより設定された緊急事態種別に該当するか否かを判定し、もし該当した場合(ステップS12のY)、そのまま処理は終了となる(エンド)。一方、該当しなかった場合は(ステップS12のN)、ステップS13へ進み、地域符号の判定に進む。なお、緊急事態種別は、複数設定できるようにしてもよい。
このように本実施形態では、緊急警報放送を通知して欲しくない緊急事態種別を予め設定しておけば、設定された緊急事態種別が発生した場合、例えばHDD20からの再生動作中であっても再生動作は継続され、緊急警報放送は通知されない。従って、ユーザの煩わしさを抑えることができる。一方、設定していない緊急事態種別については緊急警報放送が通知されるので、ユーザは緊急事態の発生を確認できる。緊急事態種別はユーザの好みで設定されるものなので、ユーザの好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となる。
<第3実施形態>
次に、上記図1に示した構成のテレビ装置1における、本発明の第3実施形態に係る緊急通知制御処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
次に、上記図1に示した構成のテレビ装置1における、本発明の第3実施形態に係る緊急通知制御処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS21で起動フラグを監視し、起動フラグが1になったことが検出されると(ステップS21のY)、ステップS22に進み、システムコントローラ19は、カウンタをインクリメントする。
次に、ステップS23で、システムコントローラ19は、前回起動フラグが1となってから所定時間が経過したか否かを判定し、経過していれば(ステップS23のY)、ステップS24に進む。ステップS24で、システムコントローラ19は、カウンタをリセットする。ステップS24の後、ステップS26〜S28の処理へ進む。ステップS26〜S28は、上記図2のステップS4〜S6と同様の処理となる。
また、ステップS23で、前回起動フラグが1となってから所定時間が経過していない場合は(ステップS23のN)、ステップS25に進み、システムコントローラ19は、カウンタが予めユーザのリモコン装置の操作などにより設定された設定値以下であるか否かを判定する。もしカウンタが設定値以下の場合は(ステップS25のY)、ステップS26へ進み、設定値を超えていれば(ステップS25のN)、そのまま処理は終了となる(エンド)。
例えば前回発生した災害とは別の災害が発生し、前回起動フラグが1となってから所定時間が経過すると(ステップS23のY)、ステップS24でカウンタが例えば0にリセットされる。そして、ステップS28で緊急警報放送が出力される。
その後、起動フラグが一旦0となり、すぐに再度1となると、前回起動フラグが1となってから所定時間は経過していないことになるので(ステップS23のN)、ステップS25に進む。そして、設定値が例えば1に設定されていると、ステップS22によりカウンタは1になっているので、カウンタは設定値以下となり(ステップS25のY)、ステップS28で再度緊急警報放送が出力される。
その後、起動フラグが一旦0となり、すぐに再度1となると、前回起動フラグが1となってから所定時間は経過していないことになるので(ステップS23のN)、ステップS25に進む。ここでは、ステップS22によりカウンタは2になっているので、カウンタは設定値を超え(ステップS25のN)、そのまま処理が終了する。即ち、例えばHDD20からの再生動作中であっても再生動作は継続され、緊急警報放送は通知されない。
以降、起動フラグがすぐに1となるたびに、ステップS22でカウンタはインクリメントされるので、ステップS25でカウンタが設定値を超え、緊急警報放送は通知されない。
つまり、緊急警報放送が連続して放送される場合に、ユーザが設定した回数だけ緊急警報放送が出力され、それ以降は緊急警報放送が出力されない(上記設定値が1に設定された例では、2回だけは緊急警報放送が出力される)。従って、ユーザの煩わしさを抑えることができる。上記設定する回数はユーザの好みで設定されるので、ユーザの好みに沿った緊急通知制御を行うことが可能となる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態に係るテレビ装置の概略構成を示すブロック図を図5に示す。図5に示すテレビ装置1’は、上記図1に示したテレビ装置1の構成に加えて通信部22を備えている。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態に係るテレビ装置の概略構成を示すブロック図を図5に示す。図5に示すテレビ装置1’は、上記図1に示したテレビ装置1の構成に加えて通信部22を備えている。
通信部22は、ホームネットワーク3を介してDMP(デジタルメディアプレーヤ)4と通信可能である。ホームネットワーク3を介した接続は、例えばDLNA(Digital Living Network Alliance)に準拠する。
テレビ装置1’は、HDD20に保存されたコンテンツを通信部22を使用してDMP4へ配信することが可能となっており、DMS(デジタルメディアサーバ)として機能する。DMP4は、テレビ装置1’から配信されたコンテンツを再生可能である。
なお、DMP4は、コンテンツを再生するための表示部と内蔵スピーカを備えていてもよいし、自身は備えずに外部にこれらの装置が接続されてもよい。また、DMP4は、配信されたコンテンツだけでなく、例えば光ディスクドライブやHDDを備えてブルーレイディスクやハードディスクに記録されたコンテンツを再生可能としてもよい。
次に、テレビ装置1’による緊急通知制御処理について図6に示すフローチャートを用いて説明する。図6に示す処理はステップS34を備えることが上述した図2に示す処理との相違点となる。
図6の処理では、ステップS32で地域符号の示す地域が設置地域に該当するか(ステップ32のY)、ステップS33で地域符号の示す地域が緊急通知対象地域に該当した場合は(ステップS33のY)、ステップS34に進む。ステップS34で、システムコントローラ19は、緊急通知コマンドを通信部22を用いてDMP4へ送信する。
DMP4側では、緊急通知コマンドを受信すると、緊急事態発生を示すOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示を行う。例えば、「WARNING!緊急地震速報が発生しました!」などとOSD表示する。なお、DMP4がコンテンツを再生中の場合は、再生を停止してOSD表示する。なお、OSD表示に限らず、緊急通知用の所定のコンテンツを再生してもよい。
これにより、放送受信機能を持たないDMP4であっても、緊急警報放送が放送された場合にテレビ装置1’からの緊急通知コマンド送信により、ユーザは緊急事態の発生を確認することができる。
また、本実施形態の変形例として、図6のステップS34において緊急通知コマンドを送信する代わりに、緊急警報放送の映像音声データをDMP4へ送信開始し、DMP4側で映像音声データを再生してもよい。または、HDD20に保存された緊急通知用の所定のコンテンツをDMP4へ配信してもよい。
なお、上述した図3に示した処理において、例えばステップS14とS15の間に緊急通知コマンドの送信処理を挿入してもよい。また、上述した図4に示した処理において、例えばステップS24及びS25とステップSS26の間に緊急通知コマンドの送信処理を挿入してもよい。
また、DMP4において、緊急通知コマンドが送信された場合でもこれを無視してOSD表示等しない設定をユーザ操作により行えてもよい。
<その他について>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
例えば、上記第1〜第3実施形態において、緊急警報放送をテレビ装置で出力する場合、HDDからの再生動作中でも再生を停止させずに、再生画面と共に緊急警報放送を表示させてもよい。また、上記第4実施形態において、DMPが緊急通知を行う場合、再生動作中でも再生を停止させずに、再生画面と共に緊急通知の表示をしてもよい。
また、例えば、上記第1〜第3実施形態において、HDDからの再生動作が停止されて緊急警報放送を表示した場合、例えば起動フラグが0になった場合や所定時間が経過した場合に再生動作を再開してもよい。また、上記第4実施形態において、DMPが再生を停止させて緊急通知を行った場合、例えば起動フラグが0になった場合にテレビ装置側からコマンドが送信されたり、所定時間の経過により、再生動作を再開してもよい。なお、再生動作を再開する際は、前回停止させた再生位置から再開させることが好ましい。
また、本発明の緊急通知制御装置は、テレビ装置に限らず、例えばハードディスクレコーダ、光ディスクレコーダ、セットトップボックス等に適用してもよい。
また、例えば、上記第4実施形態のようにテレビ装置とDMPがネットワーク接続されており、起動フラグが1になったことをテレビ装置が検出すると、テレビ装置からDMPへ地域符号を送信し、DMP側で送信された地域符号に関する判定を行い、判定結果に応じてOSD表示等の緊急通知を行うか否かを切替えてもよい。即ち、この場合はDMPが緊急通知制御装置となる。
1、1’ テレビ装置
11 チューナ
12 分離部
13 デコード部
131 映像デコーダ
132 音声デコーダ
14 映像出力部
15 表示部
16 OSD(オンスクリーンディスプレイ)部
17 音声出力部
18 内蔵スピーカ
19 システムコントローラ
20 HDD(ハードディスクドライブ)
21 リモコン受光部
22 通信部
2 アンテナ
3 ホームネットワーク
4 DMP(デジタルメディアプレーヤ)
11 チューナ
12 分離部
13 デコード部
131 映像デコーダ
132 音声デコーダ
14 映像出力部
15 表示部
16 OSD(オンスクリーンディスプレイ)部
17 音声出力部
18 内蔵スピーカ
19 システムコントローラ
20 HDD(ハードディスクドライブ)
21 リモコン受光部
22 通信部
2 アンテナ
3 ホームネットワーク
4 DMP(デジタルメディアプレーヤ)
Claims (15)
- 利用者の好みによる設定を入力する入力部と、前記入力部により入力された設定を記憶する記憶部と、緊急放送が放送されたときに、前記記憶部に記憶された設定に基づいて緊急通知を行うか否かを切替える緊急通知制御部を備えることを特徴とする緊急通知制御装置。
- 前記緊急通知制御部は、前記緊急放送が放送されたときに放送に含まれる地域情報と、利用者の好みによる地域設定を比較することにより、緊急通知を行うか否かを切替えることを特徴とする請求項1に記載の緊急通知制御装置。
- 前記緊急通知制御部は、前記緊急放送が放送されたときに放送に含まれる緊急事態種別情報と、利用者の好みによる種別設定を比較することにより、緊急通知を行うか否かを切替えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の緊急通知制御装置。
- 前記緊急通知制御部は、前記緊急放送が連続して放送された回数と、利用者の好みによる回数設定を比較することにより、緊急通知を行うか否かを切替えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の緊急通知制御装置。
- 前記緊急通知制御部は、放送受信機能を有しない外部装置に緊急通知コマンドを送信し、前記外部装置に緊急通知を行わせることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の緊急通知制御装置。
- 前記緊急通知制御部は、放送受信機能を有しない外部装置に映像データを送信し、前記外部装置に前記映像データの再生による緊急通知を行わせることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の緊急通知制御装置。
- 前記外部装置は、当該緊急通知制御装置とホームネットワークにより接続されたDMP(デジタルメディアプレーヤ)であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の緊急通知制御装置。
- コンテンツの再生機能を有した緊急通知制御装置であって、前記緊急通知制御部は、コンテンツの再生動作中であるとき、当該再生動作を停止させて緊急通知を行うことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の緊急通知制御装置。
- 前記再生動作の停止後、前記緊急放送の放送が終了すると、前記再生動作が再開されることを特徴とする請求項8に記載の緊急通知制御装置。
- 利用者の好みによる設定を入力する入力部と、前記入力部により入力された設定を記憶する記憶部と、緊急放送が放送されたことを検出する検出部と、前記検出部による検出があったときに、前記記憶部に記憶された設定に基づいて緊急通知を行うか否かを切替える緊急通知制御部を備える緊急通知制御装置と、
前記緊急通知制御部の制御により緊急通知を行う通知装置と、を備えることを特徴とする緊急通知システム。 - 前記通知装置は、前記緊急通知制御部によって送信された緊急通知コマンドを受信すると、OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示または所定のコンテンツ再生によって緊急通知を行うことを特徴とする請求項10に記載の緊急通知システム。
- 前記通知装置は、前記緊急通知コマンドを受信したにも関わらず緊急通知を行わない設定が操作によって可能であることを特徴とする請求項11に記載の緊急通知システム。
- 前記通知装置は、前記緊急通知制御部によって送信された映像データを再生して緊急通知を行うことを特徴とする請求項10に記載の緊急通知システム。
- 前記通知装置は、コンテンツの再生機能を有し、再生中のときは再生を停止させて緊急通知を行うことを特徴とする請求項10〜請求項13のいずれか1項に記載の緊急通知システム。
- 前記緊急放送の終了を前記検出部が検出すると、コマンドを前記通知装置に送信するコマンド送信部を前記緊急通知制御装置は備えており、前記通知装置は、前記コマンドを受信すると停止させた再生を再開させることを特徴とする請求項14に記載の緊急通知システム。
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