JP2015037491A - 超音波診断装置、超音波画像解析方法、およびプログラム - Google Patents

超音波診断装置、超音波画像解析方法、およびプログラム Download PDF

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【課題】超音波診断装置を用いたリウマチ診断において、より高精度に骨表面と関節腔領域を検出可能な超音波診断装置を提供する。【解決手段】測定対象から得られた超音波画像から骨表面を特定する骨表面特定部と、前記骨表面に存在する関節位置を特定する関節位置特定部と、前記関節位置より浅い位置にある関節腔領域を特定する関節腔領域特定部と、前記関節腔領域の内部に着目し、前記測定対象の疾患活動性を評価する病態解析部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、超音波の送受信を行う超音波プローブを被検者の体表面、特に四肢関節に当接させて超音波診断を行う超音波診断装置、超音波画像解析方法及びそのプログラムに関するものである。
近年関節リウマチをはじめとする関節炎の疾患活動性の評価に超音波診断装置を用いることが一般的になりつつある。疾患活動性の評価にはBモード画像とパワードプラ画像が主に用いられており、Bモード画像では滑膜肥厚や滑液貯留、骨びらんを、パワードプラ画像では滑膜の炎症を観察することができる。
加えて、超音波画像を用いてこれらの疾患活動性をグレード別に判定する方法が提案されている。パワードプラ画像を用いて炎症の程度をグレード化する場合、観測される血流信号が肥厚した滑膜領域のうちどれだけの割有を占めているかでグレードを判定する。その際検査者の主観で判断しているため、検査者間でグレードのばらつきが生じる。
上記課題を解決するために、疾患活動性を定量化する方法が提案されている。例えば非特許文献1においては、肥厚した滑膜を含む関節腔を超音波画像上にてフリーハンドでトレースし、このトレースした領域に占める血流信号の占有率を定量評価値として算出することが提案されている。
しかしながら、このような方法においては、関節腔を正確にトレースすることを検査者に要求しなくてはならない。診断フローにフリーハンドトレースのステップを追加することは好ましくなく、またトレース結果が検査者に依存するため、血流信号の占有率が検査者間でばらつくことが想定される。
上記課題を解決するために、例えば特許文献1では骨表面を特定してから関節腔領域を切り出し、関節腔領域を解析することにより疾患活動性を客観的に定量化する方法が提案されている。
特開2013−056156号公報
小池隆夫、「超音波検査法を用いた関節リウマチの新しい診療」、P40−43、メディカルレビュー社、2010年3月10日
疾患活動性をより客観的に定量評価するためには、関節腔領域の検出精度を向上させることが重要である。同時に、関節腔領域を検出するために必要な骨表面を特定する精度の向上も必要である。
本発明の目的は、より高精度に骨表面と関節腔領域を検出可能な超音波診断装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る超音波診断装置は、前記超音波画像から骨表面を特定する骨表面特定部と、前記骨表面に存在する関節位置を特定する関節位置特定部と、前記関節位置より浅い位置にある関節腔領域を特定する関節腔領域特定部と、前記関節腔領域の内部に着目し、前記測定対象の疾患活動性を評価する病態解析部と、を備える。
骨表面や関節包が他の組織と比較して明確な輝度差を持たない等様々なパターンの関節超音波画像に対して関節腔を検出する場合、本発明によれば画像のパターンに依存しにくい高精度な検出が可能となる。
本発明に係る超音波診断装置のブロック図 関節の概略図 関節を撮像した超音波画像の一例を示した図 関節腔検出のフローチャート 実施形態1の超音波画像の一例を示した図 実施形態1の超音波画像の一例を示した図 実施形態1の超音波画像の一例を示した図 実施形態1の超音波画像の一例を示した図 実施形態1の超音波画像の一例を示した図 実施形態1の超音波画像の一例を示した図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の超音波診断装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の超音波診断装置は、超音波送受信部1002、超音波画像生成部1003、記憶部1004、外部入力取得部1005、関節腔領域特定部1008、病態解析部1009、画面作成部1010、から構成される。ここで、超音波プローブ1001、外部入力部1011、表示部1012は超音波診断装置外の構成としているが、必要に応じて超音波診断装置内の構成としても構わない。超音波プローブ1001は、超音波送受信部1002で生成された送信波を放出する。放出された超音波は生体内の組織間の音響インピーダンスの差が異なる部分において反射される。この時、音響インピーダンスの差が顕著であるほど、反射する超音波のエネルギーも大きくなる。
反射された超音波は、超音波プローブ1001で受信される。超音波プローブ1001で受信された超音波は超音波受信信号として超音波送受信部1002に入力される。超音波受信信号は超音波送受信部1002でビームフォーミング、検波、対数圧縮などの処理を施された後に、音響線信号として超音波画像生成部1003に入力される。
超音波画像生成部1003は、超音波送受信部1002から入力された音響線信号をまとめて、超音波画像を生成する。超音波画像生成部1003で生成された超音波画像は記憶部1004で一時的に記憶される。
外部入力部1011は、検査者が検査者名、患者名、超音波診断装置の設定情報を入力するための構成である。
外部入力取得部1005は、検査者が外部入力部1011を通して入力した設定情報と、記憶部1004に記憶されている超音波画像を対応付ける。
骨表面特定部1006は、記憶部1004に記憶されている超音波画像内の骨表面を特定する。骨表面が特定された超音波画像は、記憶部1004に記憶される。
関節位置特定部1007は、記憶部1004に記憶されている骨表面が特定された超音波画像内の関節位置を特定する。関節位置が特定された超音波画像は、記憶部1004に記憶される。
関節腔領域特定部1008は、記憶部1004に記憶されている超音波画像内の関節腔領域を特定する。関節腔領域が特定された超音波画像は、記憶部1004に記憶される。
病態解析部1009は、記憶部1004に記憶されている関節腔領域が特定された超音波画像の関節腔領域を解析し、病態の疾患活動性を定量的に評価する。
表示部1012は、超音波画像を検査者に提示する。その際には記憶部1004から読み出した画像に対して、画面作成部1010によって検査者名、患者名、時間情報、超音波診断装置の設定情報、疾患活動性の評価結果などが重畳された超音波画像を提示する。
本実施の形態における主な測定対象は関節である。関節の一例として手指関節の概略を図2に示す。図2に示すように関節は、骨2001、骨2002、軟骨2003、軟骨2004、滑膜2005、関節包2006からなる部位である。骨2001と骨2002の先端部分には軟骨2003と2004が付帯しており、軟骨2003と軟骨2004を包むように滑膜2005が存在する。さらに滑膜2005を囲むように関節包2006が骨2001と骨2002に付着している。関節リウマチが進行すると滑膜2005の肥厚が確認される。また、多くの症例では、滑膜2005内部での血管新生の増殖も確認される。
関節を測定対象として超音波画像が撮像されると、図3のような画像が取得される。超音波画像には、骨表面3001、骨表面3002、皮膚3003、腱3004、関節包3005が描画される。骨表面3001、骨表面3002や皮膚3003は比較的固い組織であるため、超音波画像上でも高輝度で描画される。超音波の大部分は骨表面で反射されるため、骨の内部は描画されず、骨表面のみが高輝度で描画される。腱3004や関節包3005は骨表面3001、骨表面3002、皮膚3003と比較すると低輝度で描画される。また滑膜や軟骨部分はほぼ輝度値を持たない。従って、関節超音波画像で比較的高い輝度で描画される組織は、皮膚、腱、関節包、骨表面である。
超音波診断装置の関節腔領域特定部1008では、図3に代表される関節超音波画像から関節包3005と骨表面3001、骨表面3002に囲まれた関節腔領域3006が抽出される。関節腔領域特定部1008における処理を図4を用いて説明する。
[ステップS401]
ステップS401で行われる超音波画像から骨表面を特定する処理の詳細を、図5(A)、図5(B)を用いて説明する。図5(A)の5001と5002はステップS401で最終的に特定される骨表面である。図5(B)は超音波画像内のエッジから骨表面を特定する方法を説明する図であり、超音波画像内のエッジが皮膚に属するエッジ5003、腱に属するエッジ5004、骨に属するエッジ5005のいずれかに分類されることを示している。
骨表面を特定するためには、超音波画像からエッジを抽出し、抽出したエッジを各組織に分類する方法がある。超音波画像からエッジを検出する方法としては、事前に設定した骨表面の輝度値の代表値、あるいは検査者が外部入力部1011を介して入力する値を閾値として二値化処理を行う方法、Sobelオペレータ、ラプラシアンフィルタ等を用いて微分画像から強勢なエッジを取り出す方法、連続したエッジを抽出するCanny法などが挙げられるが、画像中のエッジを抽出する方法であれば何でもよい。
この時、骨表面は超音波画像に対して水平方向に伸展するエッジが強勢であり、その事実からエッジ検出の確度を高めることが可能である。例えば、Sobelオペレータを用いて一次微分画像を作成する場合、超音波画像に対して水平方向に強度をもつエッジが強調されるようにオペレータの微分係数を式[数1]のように設定する。そうすることで、画像水平方向に伸展する骨表面のエッジが取り出されやすくなる。
Figure 2015037491
上記方法を用いて水平方向のエッジを優勢に取りだしたとしても、図5(B)のように関節超音波画像には骨表面の他に皮膚、腱、関節包ら水平方向に伸展するエッジを持つ組織が撮像されている。従って、骨表面のみを特定するためには、超音波画像内のエッジを各組織、すなわち皮膚5003、腱5004、骨表面5005に分類する必要がある。腱と関節包を区別して分類することはステップS401の段階では困難であるため、同じセグメントに分類しても構わない。エッジを分類するためには、例えばK−meansやmean−shiftのように、画像上で距離が近いエッジを同じセグメントに分類することが可能な手法であれば何でもよい。
上記方法によりエッジが各組織に分類されれば、骨表面以外の組織が描画された領域を超音波画像から除外することが可能となる。骨表面以外の組織が除外された超音波画像に対して、例えばガンマ補正や輝度ヒストグラム調整などの画像処理技術を用いて骨表面がより強調されるように画質を調整する。そして、画質調整した超音波画像に対して再び骨表面を特定することで、誤り無く骨表面を特定することができ検出精度が向上する。
ステップS401の別の方法は、例えばグラフカットや領域拡張法のように、骨を代表する画素から近距離に位置し、また近い画素値をもつ領域を抽出する方法であれば何でもよい。この時、骨表面を代表する画素は自動に決定してもよいし、外部入力装置1009を介して検査者が入力してもよい。同様の方法を用いて骨表面以外の皮膚・腱などの各組織を特定しておいてもよい。
あるいは、予め保存しておいた代表的な骨表面の超音波画像をテンプレートとしてマッチング(剛体マッチングや非剛体マッチング)を行う、予め学習しておいた骨表面の特徴量を用いてAdaBoost、サポートベクタマシン、ニューラルネット、ランダムフォレストなどの機械学習方法により骨表面を検出する、などの方法もある。同様の方法を用いて骨表面以外の皮膚・腱などの各組織を特定しておいてもよい。
[ステップS402]
ステップS402ではステップS401で抽出した骨表面上にある関節位置を特定する。この処理の詳細を図6(A)、図6(B)を用いて説明する。図6(A)はステップS401で特定された骨表面6001と骨表面6002が描画されており、ステップS401で特定された皮膚5003、及び腱5004が除外されている。6003、6004、6005はステップS402で特定される関節位置を示している。
関節位置6003と関節位置6004は、骨表面6001と骨表面6002が連続していない断裂部を検出することで決定される。なお、予め保存しておいた各組織の代表的な超音波画像をテンプレートとしてマッチング(剛体マッチングや非剛体マッチング)を行う、予め学習しておいた各組織の特徴量を用いてAdaBoost、サポートベクタマシン、ニューラルネット、ランダムフォレストなどの機械学習方法により関節位置を特定する、などの方法もある。いずれの方法においても、図6(A)のように二つの骨表面毎に代表画像あるいは特徴量を保存しておき、二つの関節位置を特定してもよいし、図6(B)のように関節の全体の代表画像あるいは特徴量を保存しておき、二つの骨表面を包括する関節位置6005を特定しても構わない。
[ステップS403]
ステップS403ではステップS402で特定した関節位置の上方に位置する関節腔領域を抽出する。この処理の詳細を図7、図8(A)、(B)、(C)を用いて説明する。図7の7002と7005は、関節腔領域7001と骨表面7006および骨表面7007よりも上方にあるエッジである。その中でもエッジ7005は、関節包のエッジである。ステップS401で特定された骨表面が7006と7007であり、関節包のエッジ7005と骨表面7006、7007が接する地点がそれぞれ7003と7004である。
解剖学上、関節包2006は骨2003と2004に接しているため(図2を参照)、超音波画像上での関節包のエッジも骨表面に接している。超音波画像上では関節腔領域は低輝度、関節包と骨表面は比較的高輝度に描画されるため、輝度差が顕著な境界を検出することで関節腔が検出可能である。従って、二値化手法、Sobelオペレータによる微分画像からのエッジ検出、Canny法等を用いて関節位置より上方に位置するエッジ7002を複数検出し、そのエッジの中からエッジの両端が骨表面7006と骨表面7007上の地点7003と地点7004に接しているエッジ7005を選択することで超音波画像上の関節包を検出することができる。骨表面7006、骨表面7007はステップS401ですでに抽出しているため、この骨表面7006と骨表面7007と関節包のエッジ7005で囲まれた領域7001を関節腔領域として特定することが可能である。あるいは、骨表面7006と骨表面7007にエッジが接する地点7003と地点7004を検出し、この二つの地点を結ぶエッジ7005を関節包として検出する方法でもよい。
関節包のエッジを検出するにあたっては、超音波画像から骨表面を除外し、この画像に対してガンマ補正や輝度ヒストグラム調整などの画像処理技術を用いて関節包のエッジがより強調するように調整された超音波画像に対して上記の方法を用いると、関節包の検出精度が向上する。
他の方法としては、動的輪郭モデルや領域拡張法等を用いて低輝度に描画される関節腔領域8005を直接検出する方法もある。この場合図8に示されるように、初期探索点8001を設定する必要があるが、これはステップS402で決定された関節位置から自動的に導かれる。例えば、関節位置8002と関節位置8003の中点から上方に所定の距離離れた位置に初期探索点8001を置くことで実現される。なお、外部入力1009を介して検査者が初期探索点を入力しても構わない。
決定された初期探索点8001から反復的に探索領域8004を拡大していき、最終的には輝度差が顕著な領域8005が関節腔領域として特定される。なお、この方法で検出された関節腔領域のうち、関節包のエッジを検出した部分のみを抽出し、骨表面に関してはステップS401の結果を流用してもよい。その場合は、超音波画像から骨領域を除外し、この画像に対してガンマ補正や輝度ヒストグラ調整などの画像処理技術を用いて関節包のエッジがより強調されるように調整された超音波画像に対して上記の方法を用いると、関節包の検出精度が向上する。特定された関節包領域と超音波画像は画面作成部1010にて重畳され、重畳結果は表示部1012で表示することが可能である。
[ステップS404]
ステップS404ではステップS403にて特定された関節腔領域内を解析することで、病態の疾患活動性を定量評価する。評価方法を図9(A)、図9(B)の超音波画像を用いて説明する。図9(A)には、ステップS403で特定された関節腔領域9001の他に、説明のために関節腔領域の高さ9002、関節腔領域の幅9003、x軸方向9004、y軸方向9005が描かれている。また、図9(B)は、説明のためにステップS402で検出された関節位置から関節包の両端へ向かう矢印9006、関節腔領域の角度9007が描かれている。
関節腔領域内の疾患活動性の定量評価例としては、関節腔領域9001の面積、幅、高さ、角度が挙げられる。面積は、関節腔領域内のピクセル数をカウントすることで算出される。幅は、関節腔領域9001のx軸方向9004の座標の最大値と最小値を算出、あるいはステップS403で特定した骨表面と関節包の接地点の座標差を関節腔領域の幅9003とすることで自動定量化が可能である。高さは、関節腔領域9001のy軸方向9005の座標の最大値と最小値を算出し、それらの値の差を関節腔領域の高さ9002とすることで自動定量化が可能である。角度は、ステップS402で特定した関節位置から関節腔領域の両端へ向かう矢印9006が成す角9007の角度として定量化される。関節腔領域の両端はx軸方向の座標の最大値と最小値、あるいはステップS403で特定した骨表面と関節包の接地点座標でよい。
定量化の別の方法を図10を用いて説明する。図10の超音波画像にはステップS403で特定した関節腔領域10001と血流信号10002と血流信号10003が描かれている。疾患活動性の定量化は関節腔領域10001において観測される血流信号10002を計測することで可能である。関節腔領域外で観測される血流信号10003は計測しない。定量化の指標としては、関節腔領域10001において観測される血流信号10002の総面積、関節腔領域10001の面積に対する血流信号10002の総面積の割合等が挙げられる。
本発明にかかる超音波診断装置は、関節リウマチ診断における疾患活動性の評価に利用可能性がある。
1001 超音波プローブ
1002 超音波送受信部
1003 超音波画像生成部
1004 記憶部
1005 外部入力取得部
1006 骨表面特定部
1007 関節位置特定部
1008 関節腔領域特定部
1009 病態解析部
1010 画面作成部
1011 外部入力部
1012 表示部
2001 骨
2002 骨
2003 軟骨
2004 軟骨
2005 滑膜
2006 関節包
3001 骨表面
3002 骨表面
3003 皮膚
3004 腱
3005 関節包
3006 関節腔領域
5001 骨表面
5002 骨表面
5003 皮膚に属するエッジ
5004 腱に属するエッジ
5005 骨に属するエッジ
6001 骨表面
6002 骨表面
6003 関節位置
6004 関節位置
6005 関節位置
7001 関節腔領域
7002 エッジ
7003 地点
7004 地点
7005 関節包
7006 骨表面
7007 骨表面
8001 初期探索点
8002 関節位置
8003 関節位置
8004 探索領域
8005 関節腔領域
9001 関節腔領域
9002 関節腔の高さ
9003 関節腔領域の幅
9004 x軸方向
9005 y軸方向
9006 矢印
9007 関節腔領域の角度
10001 関節腔領域
10002 血流信号
10003 血流信号

Claims (16)

  1. 超音波プローブを測定対象に当て、前記測定対象の超音波画像を得る超音波診断装置であって、
    前記超音波画像から骨表面を特定する骨表面特定部と、
    前記骨表面に存在する関節位置を特定する関節位置特定部と、
    前記関節位置より浅い位置にある関節腔領域を特定する関節腔領域特定部と、
    前記関節腔領域の内部に着目し、前記測定対象の疾患活動性を評価する病態解析部と、
    を備えることを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記骨表面特定部は、前記超音波画像に対して水平方向に伸展するエッジを抽出し、抽出された前記エッジを所定の組織に対応したセグメントにセグメンテーションすることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記所定の組織は骨表面、皮膚、腱、である請求項2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記骨表面特定部は、前記超音波画像から、前記骨表面以外の前記所定の組織に対応するエッジを除外することを特徴とする請求項3に記載の超音波診断装置。
  5. 前記骨表面特定部は、前記骨表面以外の前記所定の組織に対応するエッジが除外された前記超音波画像の輝度を調整し、前記骨表面の輝度を強調することを特徴とする請求項4に記載の超音波診断装置。
  6. 前記関節位置特定部は、前記骨表面の断裂部分を検出することにより前記関節位置を特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の超音波診断装置。
  7. 前記関節位置特定部は、予め用意された超音波画像を用いたテンプレートマッチングにより前記関節位置を特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の超音波診断装置。
  8. 前記関節位置特定部は、予め設定された特徴量を用いた機械学習により前記関節位置を特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の超音波診断装置。
  9. 前記関節腔領域特定部は、前記関節位置より浅い位置にあり、かつ前記骨表面に接する連続したエッジを検出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の超音波診断装置。
  10. 前記関節腔領域特定部は、前記超音波画像から前記骨表面を除去し、前記骨表面が除去された前記超音波画像に対して、関節包のエッジの輝度を強調することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の超音波診断装置。
  11. 前記関節腔領域特定部は、前記関節位置より浅い位置に初期輪郭を設定し、動的輪郭探索手法を用いて関節包を検出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の超音波診断装置。
  12. 前記関節腔領域特定部は、前記関節位置より浅い位置に初期探索点を設定し、領域拡張法を用いて関節包を検出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の超音波診断装置。
  13. 前記病態解析部は、前記関節包領域内の疾患活動性を定量化することを特徴とした請求項1〜12のいずれかに記載の超音波診断装置。
  14. 前記病態解析部は、前記関節腔領域の高さ、幅、面積、のいずれかまたはその組み合わせで疾患活動性を定量化することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の超音波診断装置。
  15. 超音波画像を解析する方法であって、
    前記超音波画像から骨表面を特定する骨表面特定ステップと、
    前記骨表面に存在する関節位置を特定する関節位置特定ステップと、
    前記関節位置より浅い位置にある関節腔領域を特定する関節腔領域特定ステップと、
    前記関節腔領域の高さ、幅、面積のいずれかを算出する関節腔領域解析ステップと、
    を備えることを特徴とする超音波画像解析方法。
  16. 請求項15に記載の超音波画像解析方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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