JP2015036931A - タッチセンサ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ領域内に存在する規則的なパターンの重ね合わせに起因するモアレの発生程度を一見して把握可能なタッチセンサ及びその製造方法を提供する。【解決手段】第1導電性フイルム16Aには、等間隔に配置された第1線状パターン群72を含む第1調整マーク60a、62aが形成されている。第2導電性フイルム16Bには、等間隔に配置された第2線状パターン群82を含む第2調整マーク60b、62bが形成されている。平面視にて、第1センサ領域26A及び第2センサ領域26Bが重なっていると共に、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82は、重複領域88内のいずれかの部位で交差する。【選択図】図5

Description

この発明は、第1センサ領域を有する第1導電性フイルムと、第2センサ領域を有する第2導電性フイルムとを積層してなるタッチセンサ及びその製造方法に関する。
近時、タッチセンサを組み込んだ電子機器が広く普及している。タッチセンサは、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の小サイズ画面を備える電子機器に多く搭載されている。今後、PC(Personal Computer)用ディスプレイ等の大サイズ画面を備える電子機器にも組み込まれることが想定される。
例えば、投影型静電容量式のタッチセンサでは、X座標を検出するための電極領域(以下、第1センサ領域)及びY座標を検出するための電極領域(以下、第2センサ領域)が、絶縁体を介して互い違いに配列されている。
この種のタッチセンサは、第1センサ領域を有する第1導電性フイルムと、第2センサ領域を有する第2導電性フイルムとを積層して構成される場合がある。そこで、高い位置精度を確保しつつも簡易な構成で、2枚のシート状部材を貼り合わせるための技術が種々提案されている。
特許文献1では、幅が異なる複数の線からなるラインパターン及び幅が異なる複数の間隙からなるスペースパターンを相補的に組み合わせたアライメントマークが提案されている。これにより、ラインパターン及びスペースパターンの隙間が無くなった場合、両者の部材は理想的な位置関係にあることを明示する。
特許文献2では、正方形状の枠パターン及び点パターンを相補的に組み合わせたアライメントマークが提案されている。これにより、点パターンが枠内に存在する場合、両者の部材の位置ずれが許容範囲内にあることを明示する。
特開2009−194334号公報(図1) 特開平8−335755号公報(図1〜図3)
ところで、センサ領域内に規則的なパターンが存在する場合、これらを重ね合わせることで、重畳パターンの強弱が局所的に変化する干渉縞(以下、モアレ)が発生し得る。特に、パターンの形状によって、モアレの発生程度が、両者の部材の位置ずれよりも角度ずれの影響を受け易い場合がある。
しかし、特許文献1に記載されたマークでは二次元的な目標位置を、特許文献2に記載されたマークでは当該目標位置からのずれ量の許容範囲をそれぞれ示すにすぎず、モアレの発生を抑制するための角度の調整には必ずしも適していなかった。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、センサ領域内に存在する規則的なパターンの重ね合わせに起因するモアレの発生程度を一見して把握可能なタッチセンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るタッチセンサは、第1センサ領域を有する第1導電性フイルムと、第2センサ領域を有する第2導電性フイルムとを積層してなるセンサであって、上記第1導電性フイルムの少なくとも一方の主面には、導電性材料からなる第1導電部と、等間隔に配置された第1線状パターン群を含む第1調整マークとが形成されており、上記第2導電性フイルムの少なくとも一方の主面には、導電性材料からなる第2導電部と、等間隔に配置された第2線状パターン群を含む第2調整マークとが形成されており、平面視にて、上記第1センサ領域及び上記第2センサ領域が重なっていると共に、上記第1調整マーク及び上記第2調整マークが少なくとも一部の重複領域で重なっており、上記第1線状パターン群及び上記第2線状パターン群は、上記重複領域内のいずれかの部位で交差する。
このように構成しているので、第1センサ領域及び第2センサ領域が重なっている状態下、第1調整マーク及び第2調整マークの重複領域内にて、第1線状パターン群及び第2線状パターン群の間で干渉が起こっている。そこで、センサ領域に代わって重複領域内での干渉状態を確認することで、センサ領域内に存在する規則的なパターンの重ね合わせに起因するモアレの発生程度を一見して把握できる。
また、上記第1線状パターン群及び上記第2線状パターン群は、上記第1導電部のパターン及び上記第2導電部のパターンよりも高い干渉性を発現する形状を有することが好ましい。
また、金属細線からなるメッシュパターンを有する上記第1導電部が上記第1センサ領域の内側に配置されていると共に、金属細線からなるメッシュパターンを有する上記第2導電部が上記第2センサ領域の内側に配置されていることが好ましい。
また、上記第1線状パターン群及び/又は上記第2線状パターン群の線幅は、上記メッシュパターンを構成する線幅よりも太いことが好ましい。
また、上記メッシュパターンを構成する単位形状が菱形である場合、上記第1線状パターン群及び/又は上記第2線状パターン群の線間隔は、上記菱形の一辺よりも大きいことが好ましい。
また、上記第1調整マークは上記第1センサ領域の外側に形成されていると共に、上記第2調整マークは上記第2センサ領域の外側に形成されていることが好ましい。
また、上記第1調整マークは上記第1センサ領域の内側に形成されていると共に、上記第2調整マークは上記第2センサ領域の内側に形成されていることが好ましい。
また、上記第1調整マークは上記第1導電部の一部を構成すると共に、上記第2調整マークは上記第2導電部の一部を構成することが好ましい。
本発明に係るタッチセンサの製造方法は、第1センサ領域を有する第1導電性フイルムと、第2センサ領域を有する第2導電性フイルムとを積層する工程を含む方法であって、上記第1導電性フイルムの少なくとも一方の主面に、等間隔に配置された第1線状パターン群を含む第1調整マークを形成するステップと、上記第2導電性フイルムの少なくとも一方の主面に、等間隔に配置された第2線状パターン群を含む第2調整マークを形成するステップと、平面視にて、上記第1センサ領域及び上記第2センサ領域が重なると共に、上記第1調整マーク及び上記第2調整マークが少なくとも一部の重複領域で重なるように、上記第1導電性フイルム及び上記第2導電性フイルムを相対移動させるステップと、上記重複領域内のいずれかの部位にて形成される、上記第1線状パターン群及び上記第2線状パターン群の重なり形状に基づいて、上記第1導電性フイルム及び上記第2導電性フイルムを貼り合わせるステップとを備える。
本発明に係るタッチセンサによれば、第1センサ領域及び第2センサ領域が重なっている状態下、第1調整マーク及び第2調整マークの重複領域内にて、第1線状パターン群及び第2線状パターン群の間で干渉が起こるようにした。そこで、センサ領域に代わって重複領域内での干渉状態を確認することで、センサ領域内に存在する規則的なパターンの重ね合わせに起因するモアレの発生程度を一見して把握できる。
本発明に係るタッチセンサの製造方法によれば、重複領域内のいずれかの部位にて形成される、第1線状パターン群及び第2線状パターン群の重なり形状に基づいて、第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムを貼り合わせるようにしたので、両者の角度ずれを適切に調整可能であり、センサ領域内でのモアレの発生が抑制されたタッチセンサを製造できる。
この実施形態に係るタッチセンサを組み込んだタッチセンサ付き表示装置の構成例を示す分解斜視図である。 図1に示す積層導電性フイルムの概略断面図である。 第1導電性フイルムを上側から視た一部省略平面図である。 第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムを積層した状態を上側から視た一部省略平面図である。 図5Aは、第1調整マークの拡大平面図である。図5Bは、第2調整マークの拡大平面図である。図5Cは、第1調整マーク及び第2調整マークが重なり合った重畳マークの拡大平面図である。 図6A及び図6Bは、理想的に重なり合った重畳マークの拡大平面図である。 タッチセンサの製造工程に含まれる、貼合工程を説明するための概略斜視図である。 貼合工程の手順を示すフローチャートである。 図9A及び図9Bは、傾き角がθ=θ1の場合におけるモアレの発生程度を示す概略説明図である。 図10A及び図10Bは、傾き角がθ=θ2の場合におけるモアレの発生程度を示す概略説明図である。 図11Aは、傾き角に対するモアレ幅の特性曲線の一例を示すグラフである。図11Bは、傾き角に対するモアレ強度の特性曲線の一例を示すグラフである。 図12A及び図12Bは、第1変形例に係る第1調整マークの拡大平面図である。 図13A及び図13Bは、第2変形例に係る第1導電部又は第2導電部の拡大平面図である。 図14Aは、第3変形例に係る第2調整マークの拡大平面図である。図14Bは、傾き角に対するモアレ強度の特性曲線の別の一例を示すグラフである。
以下、本発明に係るタッチセンサについてその製造方法との関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書において数値範囲を示す「〜」は、その前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味として使用される。
[タッチセンサ付き表示装置10の全体構成]
図1は、この実施形態に係るタッチセンサ12を組み込んだタッチセンサ付き表示装置10の構成例を示す分解斜視図である。タッチセンサ付き表示装置10は、入力された制御信号に応じて可視情報を表示可能な表示装置11と、表示装置11上に配置されるタッチセンサ12とから基本的に構成される。タッチセンサ12は、センサ本体13と、センサ本体13の駆動制御を司る制御回路14とを有する。
センサ本体13は、第1導電性フイルム16Aと第2導電性フイルム16Bとを積層してなる積層導電性フイルム18と、第1導電性フイルム16Aの上面を保護するためのカバー層20とを有する。センサ本体13は、表示装置11における表示パネル22上に配置されており、表示パネル22の表示画面24を網羅する。
第1導電性フイルム16Aは、カバー層20を介する導電体(例えば、ユーザの指)の接触・近接を感知する第1センサ領域26Aと、第1センサ領域26Aの外周に配された額縁状の第1端子配線領域28Aとを有する。同様に、第2導電性フイルム16Bは、カバー層20を介する導電体の接触・近接を感知する第2センサ領域26Bと、第2センサ領域26Bの外周に配された額縁状の第2端子配線領域28Bとを有する。
[積層導電性フイルム18の構成]
図2は、図1に示す積層導電性フイルム18の概略断面図である。図3は、第1導電性フイルム16Aを上側から視た一部省略平面図である。
<第1導電性フイルム16Aの構成>
図2に示すように、第1導電性フイルム16Aは、第1透明基体32Aと、第1透明基体32Aの表面上に形成された第1導電部30Aと、第1導電部30Aを被覆するように形成された第1透明粘着剤層34Aとを有する。
図3に示すように、第1センサ領域26Aには、金属細線にて構成された透明導電層による複数の第1電極部36Aが形成されている。各第1電極部36Aは、多数の格子38(本図例では、菱形)が組み合わされた帯状のメッシュパターン40を有し、X方向に延在しながら、Y方向(X方向の直交方向)に沿って配列されている。
上述のように構成された第1導電性フイルム16Aは、各第1電極部36Aの一方の端部に、それぞれ第1結線部42aを介して金属配線による第1端子配線部44aが電気的に接続されている。第1導電性フイルム16A(図2)に関し、第1センサ領域26Aに対応した部分には多数の第1電極部36Aが配列されると共に、第1端子配線領域28Aには各第1結線部42aから導出された複数の第1端子配線部44aが配列されている。
図1に戻って、第1端子配線部44aの外側には、一方の第1接地端子部46aから他方の第1接地端子部46aにかけて、第1センサ領域26Aを囲むように、シールド効果を目的とした第1接地ライン48aが形成されている。
第1導電性フイルム16Aの外形は、上面から見て長方形状を有し、第1センサ領域26Aの外形も長方形状を有する。第1端子配線領域28Aのうち、第1導電性フイルム16Aの一方の長辺側の周縁部には、その長さ方向中央部分に、一対の第1接地端子部46aに加えて、複数の第1端子部50aが長辺方向(Y方向)に配列・形成されている。また、第1センサ領域26Aの一方の長辺(Y方向)に沿って複数の第1結線部42aが直線状に配列されている。各第1結線部42aから導出された第1端子配線部44aは、第1導電性フイルム16Aの一方の長辺における略中央部に向かって引き回され、それぞれ対応する第1端子部50aに電気的に接続されている。
<第2導電性フイルム16Bの構成>
図2に戻って、第2導電性フイルム16Bは、第2透明基体32Bと、第2透明基体32Bの表面上に形成された第2導電部30Bと、第2導電部30Bを被覆するように形成された第2透明粘着剤層34Bとを有する。
第2センサ領域26Bには、上述した第1導電性フイルム16A(図3参照)と同様に、金属細線にて構成された透明導電層による複数の第2電極部36Bが形成されている。第2電極部36Bは、上述した第1電極部36A(図3参照)と同様に、多数の格子38が組み合わされた帯状のメッシュパターン40を有し、Y方向に延在しながらX方向に配列されている。
上述のように構成された第2導電性フイルム16Bは、例えば奇数番目の各第2電極部36Bの一方の端部、並びに偶数番目の各第2電極部36Bの他方の端部に、それぞれ第2結線部42bを介して金属配線による第2端子配線部44bが電気的に接続されている。
第2導電性フイルム16Bに関し、第2センサ領域26Bに対応した部分には多数の第2電極部36Bが配列されると共に、第2端子配線領域28Bには各第2結線部42bから導出された複数の第2端子配線部44bが配列されている。また、第2端子配線部44bの外側には、一方の第2接地端子部46bから他方の第2接地端子部46bにかけて、第2センサ領域26Bを囲むように、シールド効果を目的とした第2接地ライン48bが形成されている。
第2導電性フイルム16Bの外形は、上面から見て長方形状を有し、第2センサ領域26Bの外形も長方形状を有する。第2端子配線領域28Bのうち、第2導電性フイルム16Bの一方の長辺側の周縁部には、その長さ方向中央部分に、一対の第2接地端子部46bに加えて、複数の第2端子部50bが長辺方向(Y方向)に配列・形成されている。また、複数の第2結線部42b(例えば奇数番目)は、第2センサ領域26Bの一方の短辺に沿って直線状に配列されている。一方、複数の第2結線部42b(例えば偶数番目)は、第2センサ領域26Bの他方の短辺に沿って直線状に配列されている。
複数の第2電極部36Bのうち、例えば奇数番目の第2電極部36Bが、それぞれ対応する奇数番目の第2結線部42bに接続され、偶数番目の第2電極部36Bが、それぞれ対応する偶数番目の第2結線部42bに接続されている。奇数番目の第2結線部42bから導出された第2端子配線部44b並びに偶数番目の第2結線部42bから導出された第2端子配線部44bは、第2導電性フイルム16Bの一方の長辺における略中央部に向かって引き回され、それぞれ対応する第2端子部50bに電気的に接続されている。
なお、第1端子配線部44aの導出形態を上述した第2端子配線部44bと同様にし、第2端子配線部44bの導出形態を上述した第1端子配線部44aと同様にしてもよい。
[タッチセンサ12への適用例]
この積層導電性フイルム18をタッチセンサ12として使用する場合は、第1導電性フイルム16A上にカバー層20を積層し、第1導電性フイルム16Aの多数の第1電極部36Aから導出された第1端子配線部44aと、第2導電性フイルム16Bの多数の第2電極部36Bから導出された第2端子配線部44bとを制御回路14(図1及び図2参照)に接続する。
ところで、タッチ位置の検出方式として、自己容量方式を好ましく採用することができる。ここで、「自己容量方式」とは、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bを順番にスキャンし、各第1電極部36A(各第2電極部36B)の容量変化を読み取る方式である。
自己容量方式において、図2の制御回路14は、第1端子配線部44aに対して順番にタッチ位置を検出するための第1パルス信号P1を供給すると共に、第2端子配線部44bに順番にタッチ位置を検出するための第2パルス信号P2を供給する。
指先がカバー層20の上面に接触又は近接させることで、タッチ位置に対向する第1電極部36A及び第2電極部36BとGND(グランド)間の容量が増加することから、当該第1電極部36A及び第2電極部36Bからの伝達信号の波形が他の電極部からの伝達信号の波形と異なった波形となる。従って、制御回路14では、第1電極部36A及び第2電極部36Bから供給された伝達信号に基づいてタッチ位置を演算する。
また、タッチ位置の検出方式として、相互容量方式を好ましく採用することができる。ここで、「相互容量方式」とは、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bのうち、一方でスキャンし他方でセンシングすることで、二次元位置(交点)の容量変化を読み取る方式である。
図4は、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bを積層した状態を上側から視た一部省略平面図である。第2電極部36Bの各一方の端部にそれぞれ第2結線部42b(図1参照)を介して金属細線による第2端子配線部44bを電気的に接続する。また、第2端子配線領域28Bのうち、第1導電性フイルム16Aの第1端子配線部44aと対向する位置に電極膜54を形成し、この電極膜58と第2接地端子部46bとを電気的に接続する。
相互容量方式において、図2の制御回路14は、第2電極部36Bに対して順番にタッチ位置検出のための電圧信号S2を印加し、第1電極部36Aに対して順番にセンシング(伝達信号S1の検出)を行う。カバー層20の上面に導電体(指先)を接触又は近接させることで、タッチ位置に対向する第1電極部36Aと第2電極部36B間の寄生容量に対して並列に指の浮遊容量が加わることから、当該第2電極部36Bからの伝達信号S1の波形が他の第2電極部36Bからの伝達信号S1の波形と異なった波形となる。従って、制御回路14では、電圧信号S2を供給している第2電極部36Bの順番と、供給された第1電極部36Aからの伝達信号S1に基づいてタッチ位置を演算する。
このような自己容量方式又は相互容量方式のタッチ位置の検出方法を採用することで、カバー層20の上面に同時に2つの指先を接触又は近接させても、各タッチ位置を検出することが可能となる。
なお、投影型静電容量方式の検出回路に関する先行技術文献として、米国特許第4,582,955号明細書、米国特許第4,686,332号明細書、米国特許第4,733,222号明細書、米国特許第5,374,787号明細書、米国特許第5,543,588号明細書、米国特許第7,030,860号明細書、米国特許出願公開第2004/0155871号明細書等がある。
[重畳マーク64、66の幾何学的特徴]
続いて、タッチセンサ12に形成された重畳マーク64、66の幾何学的特徴について、図5A〜図6Bを参照しながら説明する。
図1及び図3に示すように、第1導電性フイルム16Aの四隅のうち2つの隅部には、概略矩形状である第1調整マーク60a、62aが1つずつ形成されている。また、第2導電性フイルム16Bの四隅のうち2つの隅部には、概略矩形状である第2調整マーク60b、62bが1つずつ形成されている。第1調整マーク60a及び第2調整マーク60bは、第1センサ領域26A及び第2センサ領域26Bが重なっている状態にて、少なくとも一部の領域で重なる位置関係下に配置されている。また、第1調整マーク62a及び第2調整マーク62bについても同様である。
図5Aは、第1調整マーク60aの拡大平面図である。ここで、X1方向は第1センサ領域26Aの短辺方向に相当すると共に、Y1方向は第1センサ領域26Aの長辺方向に相当する。
第1調整マーク60aは、正方形状の枠パターン70と、枠パターン70内に配された第1線状パターン群72とを有する。この第1線状パターン群72は、Y1方向に延びる複数の線状パターン74がX1方向に沿って等間隔に配置されたパターン群に相当する。各線状パターン74は同じ長さを有しており、且つ、枠パターン70の一辺よりも短いため、枠パターン70内の一部(第1線状パターン群72の右方)には矩形状の余白部76が存在する。
図5Bは、第2調整マーク60bの拡大平面図である。ここで、X2方向は第2センサ領域26Bの短辺方向に相当すると共に、Y2方向は第2センサ領域26Bの長辺方向に相当する。
第2調整マーク60bは、正方形状の枠パターン80と、枠パターン80内に配された第2線状パターン群82とを有する。この第2線状パターン群82は、Y2方向に延びる複数の線状パターン84がX2方向に沿って等間隔に配置されたパターン群に相当する。各線状パターン84は同じ長さを有しており、且つ、枠パターン80の一辺よりも短いため、枠パターン80内の一部(第2線状パターン群82の左方)には矩形状の余白部86が存在する。
図5Cは、第1調整マーク60a(62a)及び第2調整マーク60b(62b)が重なり合った重畳マーク64(66)の拡大平面図である。ここで、第2導電性フイルム16Bは、第1導電性フイルム16Aに対して角度θ(以下、傾き角ともいう)だけ傾斜した状態下に配置されたとする。
第1調整マーク60a及び第2調整マーク60bは、太線で図示する重複領域88で重なり合っている。そして、第1線状パターン群72は、交差領域90にて第2線状パターン群82と交差する一方、非交差領域91にて第2線状パターン群82と交差しない。反対に言えば、第2線状パターン群82は、交差領域90にて第1線状パターン群72と交差する一方、非交差領域92にて第1線状パターン群72と交差しない。
上述の通り、第1線状パターン群72の配列方向(各線状パターン74の延在方向)は、第2線状パターン群82の配列方向(各線状パターン84の延在方向)に対して傾き角θだけ傾斜している。つまり、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82の強弱(パワースペクトルの分布)が局所的に変化することで、交差領域90にてモアレが発生している。
ところで、第1センサ領域26A、第2センサ領域26B内に規則的なパターンが存在する場合、これらが干渉することでモアレが発生する。特に、パターンの形状によっては、モアレの発生程度が、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bの位置ずれよりも角度ずれの影響を受け易い場合がある。
そこで、タッチセンサ12に形成された重畳マーク64、66を視認・評価することで、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bが正しい向きに配置されているか否かを容易に把握できる。特に、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82が、第1センサ領域26A及び第2センサ領域26Bよりも高い干渉性を発現する形状であれば一層効果的である。
図6Aは、理想的に重なり合った重畳マーク94の拡大平面図である。本図例では、第1調整マーク60a及び第2調整マーク60bの間の位置及び向きが一致した場合を示す。このとき、交差領域90にて、線状パターン74、84の位置及び向きがそれぞれ一致している。その結果、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82の強弱は略一様であるため、交差領域90にてモアレが発生しない。
図6Bは、理想的に重なり合った重畳マーク96の拡大平面図である。本図例では、第1調整マーク60a及び第2調整マーク60bの間の向きのみが一致した場合を示す。このとき、交差領域90にて、線状パターン74、84の位置がずれているが、向きがそれぞれ一致している。その結果、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82の強弱は略一様であるため、交差領域90にてモアレが発生しない。
ところで、図3に戻って、第1調整マーク60a、62aはY方向に対して線対称であると共に、第2調整マーク60b、62bはY方向に対して線対称である。すなわち、図5A〜図5Cにおいて、第1調整マーク60aを第2調整マーク62bに、第2調整マーク60bを第1調整マーク62aにそれぞれ置換することで、重畳マーク66の幾何学的特徴に関しても、重畳マーク64の場合と同様に説明できる。
このようにして、作業者は、重畳マーク64、66を手掛かりにして、既に生産された積層導電性フイルム18の貼合精度の良否を確認できる。
[貼合工程の説明]
上記した貼合精度の確認方法は、第1導電性フイルム16Aに第2導電性フイルム16Bを貼り合わせる工程(以下、貼合工程という)にも応用できる。図7は、タッチセンサ12の製造工程に含まれる、貼合工程を説明するための概略斜視図である。
作業台100上には、第1導電性フイルム16Aを固定するための固定治具102と、固定治具102の一面104に向けて紫外光を照射可能な光源106と、光源106から照射された紫外光に反応して重合硬化する接着剤108とが載置されている。本図例では、作業者110は、第1導電性フイルム16Aを把持した状態にて、第2導電性フイルム16Bに貼り合せようとしている。以下、図8のフローチャートを参照しながら貼合工程について説明する。
ステップS1において、作業者110は、固定治具102の一面104に第2導電性フイルム16Bを固定配置させる。例えば、図示しない吸引機構を用いて第2導電性フイルム16Bを吸引し、第2透明基体32B側を一面104上に接触させたまま第2導電性フイルム16Bを固定させてもよい。
ステップS2において、作業者110は、ステップS1で固定された第2導電性フイルム16Bの一主面、ここでは第2導電部30Bの形成面側に接着剤108を塗布する。これにより、第2導電性フイルム16Bには、未だ硬化されていない第2透明粘着剤層34Bが形成される。
ステップS3において、作業者110は、ステップS2にて接着剤108が塗布された第2導電性フイルム16Bに、第1導電性フイルム16Aを重ねて配置する。この配置の際、第1透明基体32A側を下方に向けた状態で、第2透明粘着剤層34Bに接触させる。ここでは、第2導電性フイルム16Bのみを移動させているが、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bを相対移動させる構成を採ることができる。
ステップS4において、作業者110は、ステップS3での配置により形成された重畳マーク64、66内の交差領域90におけるモアレ評価を行う。ステップS5において、作業者110は、ステップS4での評価結果に基づいて、モアレの発生程度がOKレベルであるか否かを判断する。OKレベルでないと判断した場合(ステップS5:NO)、次のステップ(S6)に進む。
ステップS6において、作業者110は、ステップS3で配置された第1導電性フイルム16Aの向きを微調整する。そして、ステップS4に戻って、以下ステップS4〜S6を順次繰り返す。その後、モアレの発生程度がOKレベルであると判断した場合(ステップS5:YES)にステップS7に進む。
ステップS7において、作業者110は、第1導電性フイルム16Aの配置を維持したまま、光源106を第1導電性フイルム16A側に向け、光源106のオン操作を行う。光源106から照射された紫外光により接着剤108が重合硬化し、第2透明粘着剤層34Bが形成される。これにより、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bの接着(貼り合わせ)が完了する。
[傾き角θとモアレ特性の関係]
続いて、傾き角θとモアレ特性との関係について、図9A〜図11Bを参照しながら説明する。
図9Aに示すように、第1導電性フイルム16Aに対する第2導電性フイルム16Bの傾き角θが、θ=θ1(θ1:許容範囲外の値)であったとする。この場合、図9Bに示すように、重畳マーク64内には相対的に強いモアレが発生する。モアレが最も強い箇所120、モアレが最も弱い箇所122の間隔を「モアレ幅W」と定義する。そうすると、図9B例では、モアレ幅Wが相対的に小さくなっている。
図10Aに示すように、第1導電性フイルム16Aに対する第2導電性フイルム16Bの傾き角θが、θ=θ2(θ2:許容範囲内の値)であったとする。この場合、図10Bに示すように、重畳マーク64内には相対的に弱いモアレが発生する。図9Bと同様に、モアレが最も強い箇所124、モアレが最も弱い箇所126の間隔を「モアレ幅W」と定義する。そうすると、図10B例では、モアレ幅Wが相対的に大きくなっている。
図11Aは、傾き角θに対するモアレ幅Wの特性曲線の一例を示すグラフである。グラフの横軸は傾き角θであり、グラフの縦軸はモアレ幅Wである。θ=0近傍の場合、モアレが発生しないか、又は、極めて低い空間周波数成分(Wは大きい値)を有するモアレが発生する。本グラフから理解されるように、|θ|が増加するにつれてWが単調に減少する特性を有する。
ここで、傾き角θが0≦|θ|≦θt(θtは任意の閾値)を満たす範囲を「OKレベル」と設定する。この場合、W≧Wtを満たす場合に「OKレベル」、W<Wtを満たす場合に「NG(N/A)レベル」と判断できる。このように、傾き角θとモアレ幅Wの相関性を利用し、モアレ幅Wを計測・評価することで傾き角θを許容範囲内に収めることができる。
図11Bは、傾き角θに対するモアレ強度Pの特性曲線の一例を示すグラフである。グラフの横軸は傾き角θであり、グラフの縦軸はモアレ強度Pである。ここで、モアレ強度Pは干渉の強弱レベルの差に相当し、計測値であっても官能評価値であってもよい。
θ=0近傍の場合、モアレが発生しないか、発生しても僅か(Pは小さい値)である。本グラフから理解されるように、θが0に近い特定範囲にあるとき、|θ|が増加するにつれてPが単調に増加する特性を有する。
ここで、傾き角θが0≦|θ|≦θtを満たす範囲を「OKレベル」と設定する。この場合、P≦Ptを満たす場合に「OKレベル」、P>Ptを満たす場合に「NGレベル」と判断できる。このように、傾き角θとモアレ強度Pの相関性を利用してもよく、モアレ幅Wの場合と同様の効果が得られる。
[この実施形態の効果]
この実施形態に係るタッチセンサ12は、第1センサ領域26Aを有する第1導電性フイルム16Aと、第2センサ領域26Bを有する第2導電性フイルム16Bとを積層してなるセンサである。第1導電性フイルム16Aの少なくとも一方の主面には、等間隔に配置された第1線状パターン群72を含む第1調整マーク60a(62a)が形成されており、第2導電性フイルム16Bの少なくとも一方の主面には、等間隔に配置された第2線状パターン群82を含む第2調整マーク60b(62b)が形成されている。平面視にて、第1センサ領域26A及び第2センサ領域26Bが重なっていると共に、第1調整マーク60a(62a)及び第2調整マーク60b(62b)が少なくとも一部の重複領域88で重なっている。そして、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82は、重複領域88内のいずれかの部位(交差領域90)で交差する。
このように構成しているので、第1センサ領域26A及び第2センサ領域26Bが重なっている状態下、第1調整マーク60a(62a)及び第2調整マーク60b(62b)の重複領域88内にて、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82の間で干渉が起こっている。そこで、センサ領域に代わって重複領域88内での干渉状態を確認することで、センサ領域内に存在する規則的なパターンの重ね合わせに起因するモアレの発生程度を一見して把握できる。
[変形例]
続いて、この実施形態に係る第1〜第4変形例について、図12A〜図14Bを参照しながら説明する。なお、この実施形態と同一の構成については、同じ参照符号を付してその説明を省略する。
<第1変形例>
この実施形態では、第1調整マーク60aは第1線状パターン群72から主に構成されているが、図5Aに示す形態に限られない。図12A及び図12Bは、第1変形例に係る第1調整マーク130a、140aの拡大平面図である。
図12Aに示すように、第1調整マーク130aは、矩形状の枠パターン132と、枠パターン132内に配された格子パターン134とを有する。この格子パターン134は、菱形状の格子が規則的に配置されてなる。ところで、本図に着目すると、第1調整マーク130aは、破線でそれぞれ囲んだ線状パターン群136を含んでいる。この線状パターン群136は、7本の線状パターン138が等間隔に配置されたパターン群に相当する。このように構成された第1調整マーク130aと、これと同一の構成を有する第2調整マーク130bを傾けて重ね合わせることで、上記と同様にモアレが発生する。
図12Bに示すように、第1調整マーク140aは、矩形状の枠パターン142と、枠パターン142内に配された格子パターン144とを有する。この格子パターン144は、正六角形状の格子が規則的に配置されてなる。ところで、本図に着目すると、第1調整マーク140aは、破線でそれぞれ囲んだ線状パターン群146を含んでいる。この線状パターン群146は、4本の線状パターン148が等間隔に配置されたパターン群に相当する。このように構成された第1調整マーク140aと、これと同一の構成を有する第2調整マーク140bを傾けて重ね合わせることで、上記と同様にモアレが発生する。
このように、第1調整マーク130a、140a及び第2調整マーク130b、140bは、等間隔に配置された線状パターン群136、146を含んで構成されているので、この実施形態と同様の作用効果が得られる。また、第1調整マーク60a、130a等は第1導電性フイルム16Aの少なくとも一方の主面(片面又は両面)に形成されていればよい。同様に、第2調整マーク60b、130b等は第2導電性フイルム16Bの少なくとも一方の主面(片面又は両面)に形成されていればよい。
<第2変形例>
この実施形態では、第1調整マーク60a、62aは第1センサ領域26Aの外側に形成されていると共に、第2調整マーク60b、62bは第2センサ領域26Bの外側に形成されているが、図3及び図4に示す形態に限られない。
図13A及び図13Bは、第2変形例に係る第1導電部150及び第2導電部160の拡大平面図である。
図13Aに示すように、第1調整マーク152は、第1導電部150の一部を構成すると共に、第1線状パターン群の各線幅は、メッシュパターン40を構成する線幅よりも太くなっている。このように、第1線状パターン群及び/又は第2線状パターン群の線幅を、メッシュパターン40を構成する線幅よりも太くすることで高い干渉性を発現し易くなる。線幅の比として、例えば1.2倍以上が好ましく、1.5倍以上が更に好ましい。
図13Bに示すように、第2調整マーク162は、第2導電部160の一部を構成すると共に、第2線状パターン群の線間隔は、格子38(菱形)の一辺よりも大きくなっている。このように、メッシュパターン40を構成する単位形状が菱形である場合、第1線状パターン群及び/又は第2線状パターン群の線間隔を、菱形の一辺よりも大きくすることで高い干渉性を発現し易くなる。
また、図13Aのように第1導電部150及び第1調整マーク152を一体的に設けることなく、第1調整マーク152を第1センサ領域26Aの内側に、第2調整マーク162を第2センサ領域26Bの内側にそれぞれ形成してもよい。
<第3変形例>
この実施形態では、第1線状パターン群72及び第2線状パターン群82は互いに平行する位置関係下にあるが、図5A及び図5Bに示す形態に限られない。
図14Aは、第3変形例に係る第2調整マーク170の拡大平面図である。第2調整マーク170は、枠パターン80の他、枠パターン80内に配された第2線状パターン群172を有する。この第2線状パターン群172は、Y2方向に傾斜して延びる複数の線状パターン174がX2方向に沿って等間隔に配置されたパターン群に相当する。
すなわち、第1調整マーク60aと第2調整マーク170が理想的に重なり合った場合であっても、線状パターン74(図5A)の延在方向は、線状パターン174の延在方向に対して傾斜しているので、交差領域90(図5C)にてモアレが発生している。
図14Bは、傾き角θに対するモアレ強度Pの特性曲線の別の一例を示すグラフである。グラフの横軸は傾き角θであり、グラフの縦軸はモアレ強度Pである。本グラフから理解されるように、θ=0近傍の場合にモアレ強度が極大であり、|θ|が増加するにつれてPが単調に減少する特性を有する。このように、モアレ強度Pが極大(又は最大)になるとき、第1導電部30A(特に、第1電極部36A)及び第2導電部30B(特に、第2電極部36B)の間に発生するモアレの強度が極小(又は最小)になるように構成してもよい。
<第4変形例>
この実施形態では、重畳マーク64、66は、対角位置に2つ形成されているが、図4の形態に限られない。重畳マーク64の個数は1つ又は2つ以上であってもよいし、重畳マーク64のサイズについても種々変更可能である。また、重畳マーク64が存在する場合は、同一の又は異なる形状・サイズを適宜組み合わせることができる。
[導電性フイルムの好ましい態様]
次に、導電性フイルムのその他の好ましい態様について説明する。
上述した第1端子配線部44a、第2端子配線部44b、第1端子部50a、第2端子部50b、第1接地ライン48a、第2接地ライン48b、第1接地端子部46a及び第2接地端子部46bを構成する金属配線、並びに透明導電層を構成する金属細線は、それぞれ単一の導電性素材にて構成されている。単一の導電性素材は、銀、銅、アルミニウムのうちの1種類からなる金属、若しくはこれらの少なくとも1つを含む合金からなる。
格子38の一辺の長さは50〜500μmであることが好ましく、150〜300μmであることが更に好ましい。一辺の長さが、上記下限値未満であると、検出時の静電容量が減るため、検出不良になる可能性が高くなる。他方、上記上限値を超えると、位置検出精度が低下する虞がある。また、格子38が上記範囲である場合には、更に透明性も良好に保つことが可能であり、表示装置11の表示パネル22上にとりつけた際に、違和感なく表示を視認することができる。
また、第1電極部36A及び第2電極部36Bを構成する金属細線の線幅は、1〜9μmである。この場合、第1電極部36Aの線幅は第2電極部36Bの線幅と同じでもよく、異なっていてもよい。
すなわち、透明導電層を構成する金属細線の線幅は、下限は1μm以上、3μm以上、4μm以上、若しくは5μm以上が好ましく、上限は9μm以下、8μm以下が好ましい。線幅が上記下限値未満の場合には、導電性が不十分となるためタッチセンサ12に使用した場合に、検出感度が不十分となる。他方、上記上限値を越えるとモアレが顕著になったり、タッチセンサ12に使用した際に視認性が悪くなったりする。なお、上記範囲にあることで、第1センサ領域26A及び第2センサ領域26Bでのモアレが改善され、視認性が特によくなる。
この実施形態における第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bは、可視光透過率の点から開口率は85%以上であることが好ましく、90%以上であることが更に好ましく、95%以上であることが最も好ましい。開口率とは、金属細線を除いた透光性部分が全体に占める割合であり、例えば、線幅6μm、細線ピッチ240μmの正方形の格子状の開口率は、95%である。
上述の積層導電性フイルム18では、例えば図2に示すように、第1透明基体32Aの表面に第1導電部30Aを形成し、第2透明基体32Bの表面に第2導電部30Bを形成するようにしたが、第1導電性フイルム16Aと第2導電性フイルム16Bとはその間に他の層が存在してもよく、第1電極部36Aと第2電極部36Bとが絶縁状態であれば、それらが対向して配置されてもよい。
上述の例では、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bを投影型静電容量方式のタッチセンサ12に適用した例を示したが、その他、表面型静電容量方式・抵抗膜方式のタッチセンサにも適用することができる。
なお、上述したこの実施形態に係る第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bは、表示装置11のタッチスクリーンパネル用の導電性フイルムの他、表示装置11の電磁波シールドフイルムや、表示装置11の表示パネル22に設置される光学フイルムとしても利用することができる。表示装置11としては液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイ等が挙げられる。
次に、第1導電性フイルム16Aの代表的な製造方法について簡単に説明する。第1導電性フイルム16Aを製造する方法としては、例えば第1透明基体32Aに感光性ハロゲン化銀塩を含有する乳剤層を有する感光材料を露光し、現像処理を施すことによって、露光部及び未露光部にそれぞれ金属銀部及び光透過性部を形成して第1導電部30Aを形成するようにしてもよい。なお、更に金属銀部に物理現像及び/又はめっき処理を施すことによって金属銀部に導電性金属を担持させるようにしてもよい。金属銀部に導電性金属を担持させた層全体を導電性金属部と記す。
或いは、第1透明基体32A上にめっき前処理材を用いて感光性被めっき層を形成し、その後、露光、現像処理した後にめっき処理を施すことにより、露光部及び未露光部にそれぞれ金属部及び光透過性部を形成して第1導電部30Aを形成するようにしてもよい。なお、更に金属部に物理現像及び/又はめっき処理を施すことによって金属部に導電性金属を担持させるようにしてもよい。
めっき前処理材を用いる方法の更に好ましい形態としては、次の2通りの形態が挙げられる。なお、下記のより具体的な内容は、特開2003−213437号公報、特開2006−64923号公報、特開2006−58797号公報、特開2006−135271号公報等に開示されている。
(a)第1透明基体32A上に、めっき触媒又はその前駆体と相互作用する官能基を含む被めっき層を塗布し、その後、露光・現像した後にめっき処理して金属部を被めっき材料上に形成させる態様。
(b)第1透明基体32A上に、ポリマー及び金属酸化物を含む下地層と、めっき触媒又はその前駆体と相互作用する官能基を含む被めっき層とをこの順に積層し、その後、露光・現像した後にめっき処理して金属部を被めっき材料上に形成させる態様。
その他の方法としては、第1透明基体32A上に形成された銅箔上のフォトレジスト膜を露光、現像処理してレジストパターンを形成し、レジストパターンから露出する銅箔をエッチングすることによって、第1導電部30Aを形成するようにしてもよい。
或いは、第1透明基体32A上に金属微粒子を含むペーストを印刷し、ペーストに金属めっきを行うことによって、第1導電部30Aを形成するようにしてもよい。
或いは、第1透明基体32A上に、第1導電部30Aをスクリーン印刷版又はグラビア印刷版によって印刷形成するようにしてもよい。或いは、第1透明基体32A上に、第1導電部30Aをインクジェットにより形成するようにしてもよい。
ここで、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bの各層の構成について、以下に詳細に説明する。
<透明基体>
第1透明基体32A及び第2透明基体32Bとしては、プラスチックフイルム、プラスチック板、ガラス板等を挙げることができる。上記プラスチックフイルム及びプラスチック板の原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類;トリアセチルセルロース(TAC)等を用いることができる。第1透明基体32A及び第2透明基体32Bとしては、融点が約290℃以下であるプラスチックフイルム、又はプラスチック板が好ましく、特に、光透過性や加工性等の観点から、PETが好ましい。
<銀塩乳剤層>
透明導電層を構成する金属細線となる銀塩乳剤層は、銀塩とバインダーの他、溶媒や染料等の添加剤を含有する。
この実施形態に用いられる銀塩としては、ハロゲン化銀等の無機銀塩及び酢酸銀等の有機銀塩が挙げられる。この実施形態においては、光センサとしての特性に優れるハロゲン化銀を用いることが好ましい。
銀塩乳剤層の塗布銀量(銀塩の塗布量)は、銀に換算して1〜30g/m2が好ましく、1〜25g/m2がより好ましく、5〜20g/m2が更に好ましい。この塗布銀量を上記範囲とすることで、導電性フイルムとした場合に所望の表面抵抗を得ることができる。
この実施形態に用いられるバインダーとしては、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、澱粉等の多糖類、セルロース及びその誘導体、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルアミン、キトサン、ポリリジン、ポリアクリル酸、ポリアルギン酸、ポリヒアルロン酸、カルボキシセルロース等が挙げられる。これらは、官能基のイオン性によって中性、陰イオン性、陽イオン性の性質を有する。
この実施形態の銀塩乳剤層中に含有されるバインダーの含有量は、特に限定されず、分散性と密着性を発揮し得る範囲で適宜決定することができる。銀塩乳剤層中のバインダーの含有量は、銀/バインダー体積比で1/4以上が好ましく、1/2以上がより好ましい。銀/バインダー体積比は、100/1以下が好ましく、50/1以下がより好ましい。また、銀/バインダー体積比は1/1〜4/1であることが更に好ましい。1/1〜3/1であることが最も好ましい。銀塩乳剤層中の銀/バインダー体積比をこの範囲にすることで、塗布銀量を調整した場合でも抵抗値のばらつきを抑制し、均一な表面抵抗を有する導電性フイルムを得ることができる。なお、銀/バインダー体積比は、原料のハロゲン化銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(重量比)に変換し、更に、銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(体積比)に変換することで求めることができる。
(溶媒)
銀塩乳剤層の形成に用いられる溶媒は、特に限定されるものではないが、例えば、水、有機溶媒(例えば、メタノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、ホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、酢酸エチル等のエステル類、エーテル類等)、イオン性液体、及びこれらの混合溶媒を挙げることができる。
(その他の添加剤)
この実施形態に用いられる各種添加剤に関しては、特に制限は無く、公知のものを好ましく用いることができる。
<その他の層構成>
銀塩乳剤層の上に図示しない保護層を設けてもよい。また、銀塩乳剤層よりも下に、例えば下塗り層を設けることもできる。
<導電性フイルム>
第1導電性フイルム16Aの第1透明基体32A及び第2導電性フイルム16Bの第2透明基体32Bの厚さは、5〜350μmであることが好ましく、30〜150μmであることが更に好ましい。5〜350μmの範囲であれば所望の可視光の透過率が得られ、且つ、取り扱いも容易である。
第1透明基体32A及び第2透明基体32B上に設けられる金属銀部の厚さは、第1透明基体32A及び第2透明基体32B上に塗布される銀塩乳剤層用塗料の塗布厚みに応じて適宜決定することができる。金属銀部の厚さは、0.001mm〜0.2mmから選択可能であるが、30μm以下であることが好ましく、20μm以下であることがより好ましく、0.01〜9μmであることが更に好ましく、0.05〜5μmであることが最も好ましい。また、金属銀部はパターン状であることが好ましい。金属銀部は1層でもよく、2層以上の重層構成であってもよい。金属銀部がパターン状であり、且つ、2層以上の重層構成である場合、異なる波長に感光できるように、異なる感色性を付与することができる。これにより、露光波長を変えて露光すると、各層において異なるパターンを形成することができる。
導電性金属部の厚さは、タッチセンサ12の用途としては、薄いほど表示パネル22の視野角が広がるため好ましく、視認性の向上の点でも薄膜化が要求される。このような観点から、導電性金属部に担持された導電性金属からなる層の厚さは、9μm未満であることが好ましく、0.1μm以上5μm未満であることがより好ましく、0.1μm以上3μm未満であることが更に好ましい。
この実施形態では、上述した銀塩乳剤層の塗布厚みをコントロールすることにより所望の厚さの金属銀部を形成し、更に物理現像及び/又はめっき処理により導電性金属粒子からなる層の厚みを自在にコントロールできるため、5μm未満、好ましくは3μm未満の厚みを有する導電性フイルムであっても容易に形成することができる。
なお、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bの製造方法では、めっき等の工程は必ずしも行う必要はない。銀塩乳剤層の塗布銀量、銀/バインダー体積比を調整することで所望の表面抵抗を得ることができるからである。なお、必要に応じてカレンダー処理等を行ってもよい。
なお、本発明は、下記表1及び表2に記載の公開公報及び国際公開パンフレットの技術と適宜組み合わせて使用することができる。「特開」、「号公報」、「号パンフレット」等の表記は省略する。
Figure 2015036931
Figure 2015036931
[補足]
なお、この発明は、上述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
この実施形態では、金属(銀、銅、金等)からなる細線により電極を形成しているが、透光性が高い導電性材料、例えば酸化インジウムスズ(ITO)にも適用できることは言うまでもない。
この実施形態では、第1電極部36A及び第2電極部36Bを形成する格子38の形状は菱形であるが、これに限られない。例えば、三角形、四角形、六角形等の規則的且つ同一の形状であってもよいし、不規則的且つ異なる形状であってもよい。
10…タッチセンサ付き表示装置 11…表示装置
12…タッチセンサ 13…センサ本体
14…制御回路 16A…第1導電性フイルム
16B…第2導電性フイルム 18…積層導電性フイルム
26A…第1センサ領域 26B…第2センサ領域
28A…第1端子配線領域 28B…第2端子配線領域
30A…第1導電部 30B…第2導電部
32A…第1透明基体 32B…第2透明基体
36A…第1電極部 36B…第2電極部
60a、62a…第1調整マーク 60b、62b…第2調整マーク
64、66…重畳マーク 72…第1線状パターン群
82…第2線状パターン群 88…重複領域
90…交差領域

Claims (9)

  1. 第1センサ領域を有する第1導電性フイルムと、第2センサ領域を有する第2導電性フイルムとを積層してなるタッチセンサであって、
    前記第1導電性フイルムの少なくとも一方の主面には、導電性材料からなる第1導電部と、等間隔に配置された第1線状パターン群を含む第1調整マークとが形成されており、
    前記第2導電性フイルムの少なくとも一方の主面には、導電性材料からなる第2導電部と、等間隔に配置された第2線状パターン群を含む第2調整マークとが形成されており、
    平面視にて、前記第1センサ領域及び前記第2センサ領域が重なっていると共に、前記第1調整マーク及び前記第2調整マークが少なくとも一部の重複領域で重なっており、
    前記第1線状パターン群及び前記第2線状パターン群は、前記重複領域内のいずれかの部位で交差する
    ことを特徴とするタッチセンサ。
  2. 請求項1記載のタッチセンサにおいて、
    前記第1線状パターン群及び前記第2線状パターン群は、前記第1導電部のパターン及び前記第2導電部のパターンよりも高い干渉性を発現する形状を有することを特徴とするタッチセンサ。
  3. 請求項2記載のタッチセンサにおいて、
    金属細線からなるメッシュパターンを有する前記第1導電部が前記第1センサ領域の内側に配置されていると共に、金属細線からなるメッシュパターンを有する前記第2導電部が前記第2センサ領域の内側に配置されていることを特徴とするタッチセンサ。
  4. 請求項3記載のタッチセンサにおいて、
    前記第1線状パターン群及び/又は前記第2線状パターン群の線幅は、前記メッシュパターンを構成する線幅よりも太いことを特徴とするタッチセンサ。
  5. 請求項3記載のタッチセンサにおいて、
    前記メッシュパターンを構成する単位形状が菱形である場合、前記第1線状パターン群及び/又は前記第2線状パターン群の線間隔は、前記菱形の一辺よりも大きい
    ことを特徴とするタッチセンサ。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のタッチセンサにおいて、
    前記第1調整マークは前記第1センサ領域の外側に形成されていると共に、前記第2調整マークは前記第2センサ領域の外側に形成されていることを特徴とするタッチセンサ。
  7. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のタッチセンサにおいて、
    前記第1調整マークは前記第1センサ領域の内側に形成されていると共に、前記第2調整マークは前記第2センサ領域の内側に形成されていることを特徴とするタッチセンサ。
  8. 請求項7記載のタッチセンサにおいて、
    前記第1調整マークは前記第1導電部の一部を構成すると共に、前記第2調整マークは前記第2導電部の一部を構成することを特徴とするタッチセンサ。
  9. 第1センサ領域を有する第1導電性フイルムと、第2センサ領域を有する第2導電性フイルムとを積層する工程を含むタッチセンサの製造方法であって、
    前記第1導電性フイルムの少なくとも一方の主面に、等間隔に配置された第1線状パターン群を含む第1調整マークを形成するステップと、
    前記第2導電性フイルムの少なくとも一方の主面に、等間隔に配置された第2線状パターン群を含む第2調整マークを形成するステップと、
    平面視にて、前記第1センサ領域及び前記第2センサ領域が重なると共に、前記第1調整マーク及び前記第2調整マークが少なくとも一部の重複領域で重なるように、前記第1導電性フイルム及び前記第2導電性フイルムを相対移動させるステップと、
    前記重複領域内のいずれかの部位にて形成される、前記第1線状パターン群及び前記第2線状パターン群の重なり形状に基づいて、前記第1導電性フイルム及び前記第2導電性フイルムを貼り合わせるステップと
    を備えることを特徴とするタッチセンサの製造方法。
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