JP2015036187A - インパクトレンチ用ソケット - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図10を参照して、実施形態にかかるインパクトレンチ用ソケット(以下、「ソケット100」とする。)について説明する。ソケット100は、円筒形の筐体の内部に、保持部と接続部とを有する。保持部により、締緩作業の対象となるナットが保持される。接続部は、ソケット100をインパクトレンチIW(図10参照)に接続するための部位である。図1に示す例において説明すると、ソケット100は、上記筐体の内部に設けられた第1保持部10、第2保持部20、ピンテール収容部30および接続部40を含んで構成される。
図4および図5に示すように第1保持部10は、ソケット100の軸方向に沿った側面(円柱状部分10aの内側の面;第1の側面1a)が、ほぼソケット100の筐体の開口部の形状を維持したまま、ほぼ勾配なく奥側に伸びていく形状を有する。第1保持部10を形成する当該第1の側面1aは所定の長さを有し、最奥端に当該側面と直交する第1の当接面1を有する。所定の長さとは、例えばソケット100の軸方向において、トルシア型高力ボルトのナットの長さより短い。したがって、第1の側面1aは、第1保持部10により保持しようとするナットの側面をすべて覆わず、トルシア型高力ボルトのナットのピンテール側を保持する。なお、第1保持部10により保持されるトルシア型高力ボルトのナット部分は、「第1のナット」の一例に該当する。
図4および図5に示すように第2保持部20は、第1保持部10より奥側に位置し、第1保持部10を一回り小さくしたサイズ(直径)で形成されている。第2保持部20は、ソケット100の軸方向に沿った第2の側面2aが、ほぼ第1保持部10の第1の開口の形状を維持したまま、ほぼ勾配なく奥側に伸びていく形状を有する。第2保持部20を形成する当該第2の側面2aは所定の長さを有し、最奥端に当該側面と直交する第2の当接面2を有する(図5参照)。第2の当接面2は、第2保持部20により保持しようとするナットの、先端面の少なくとも周縁部を保持するものである。すなわち、図1,図2および図4に示すように、第2の当接面2は、第1保持部10の第1の開口とほぼ同じ形状の外周縁を有するとともに、当該第1の開口に対応し、当該開口部より一回り小さい形状の内周縁を有する。この外周縁は、保持しようとするナットを嵌入可能なサイズを有する。第2の側面2aあるいは第2の当接面2の外周縁の幅は、「第2の幅」の一例に該当する。
図4および図5に示すようにピンテール収容部30は、第2保持部20より他端側に位置し、トルシア型高力ボルトのピンテールを収容可能なサイズで形成されている。各図の例において、ピンテール収容部30は、第2保持部20を一回り小さくしたサイズ(直径)で形成されている。ピンテール収容部30は、ソケット100の軸方向に沿った側面が、ほぼ第2保持部20の第2の開口の形状を維持したまま、ほぼ勾配なく奥側に伸びていく形状を有する。ピンテール収容部30を形成する当該側面は、少なくともトルシア型高力ボルトの軸方向におけるピンテール以上の長さを有し、最奥端が接続部40に隣接している(図5参照)。すなわちピンテール収容部30は、例えばナットが第2保持部20に保持されるサイズのトルシア型高力ボルトについて、そのピンテールを収容するものである。
図3〜図6に示すように接続部40は、ピンテール収容部30より他端側であって、ソケット100における最も他端側に位置し、インパクトレンチの差込角(1/2規格等)が差し込まれることにより、差込角を嵌合可能なサイズで形成されている。各図の例において、したがって接続部40は、インパクトレンチの差込角の形状に対応した形状を有する。すなわち接続部40は、トルシア型高力ボルトの差込角が嵌合されることにより、ソケット100とインパクトレンチとを接続するための部位である。
次に、実施形態のソケット100の使用例について説明する。なお、図7〜図9においては、インパクトレンチの図示を省略するが、以下においては、想定される使用の一例として、ソケット100とインパクトレンチとが先に接続され、その後、第1保持部10の開口から、トルシア型高力ボルト等が挿入されるものとして説明する。
上記例の第1段階として、ソケット100がインパクトレンチに接続される。さらに、図7に示すようにトルシア型高力ボルト等の先端部(ピンテール等)側からソケット100の第1保持部10の開口から、トルシア型高力ボルト等が挿入される。
大きいサイズのナット等の締緩作業を行う場合、図8に示すように、ナット等を、ソケット100の第1保持部10に保持させる。このとき、挿入されたナット等の側面は、第1保持部10の第1の側面1aに接触している。さらにナット等の先端面(ピンテール側の面)の外周側は、第1保持部10における第1の当接面1に接触している。また、図8に示すように、第1保持部10にトルシア型高力ボルトのナット部分を保持させるときは、当該ナット部分がソケット100の第1保持部10の開口から外側へはみ出すように構成されている。
大きいサイズトルシア型高力ボルトの締緩作業を行った後、それより小さいサイズの対応するトルシア型高力ボルトの締緩作業を行う場合、インパクトレンチに接続されたソケット100を上記大型のトルシア型高力ボルトから取り外す。本実施形態におけるソケット100では、ソケットの交換をすることなく、それより小さくしたサイズのトルシア型高力ボルトに使用することができる。すなわち作業者は、大型のトルシア型高力ボルトから外された、ソケット100およびインパクトレンチを、締緩作業の対象となる、小型のトルシア型高力ボルトの位置に合わせる。
以上説明した実施形態にかかるソケット100の作用および効果について説明する。
1a 第1の側面
2 第2の当接面
2a 第2の側面
10 第1保持部
10a 円柱状部分
10b テーパー部
20 第2保持部
30 ピンテール収容部
40 接続部
100 ソケット
IW インパクトレンチ
ph ピンホール
Claims (5)
- 一端側にインパクトレンチの差込角が嵌入可能なソケットであって、
前記一端側に対する他端側から、第1の幅を有する第1のナットを嵌合可能であり、嵌合された前記第1のナットを保持する第1保持部と、
前記第1保持部より前記一端側に設けられ、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する第2のナットを嵌合可能であり、嵌合された前記第2のナットを保持する第2保持部と、
を備えるインパクトレンチ用ソケット。 - 前記第1保持部は、
前記第1のナットの先端面における周縁部が当接される第1の当接面と、前記第1のナットの側面が当接される第1の側面とを備え、
前記第1保持部の幅方向において、前記第1の当接面の内側に隣接して、前記第2保持部の幅と同じ幅の第1の開口が設けられ、
前記第2保持部は、
前記第1保持部の前記第1の開口より奥側に設けられ、
前記第2のナットの先端面における周縁部が当接される第2の当接面と、前記第2のナットの側面が当接される第2の側面とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載のインパクトレンチ用ソケット。 - 前記第2保持部の幅方向において、前記第2の当接面の内側に隣接して、第2の開口が設けられ、
前記第2保持部より前記一端側に、前記第2の開口と連なり、トルシア型高力ボルトのピンテールを収容可能な収容部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のインパクトレンチ用ソケット。 - 前記第1保持部および前記第2保持部の外周部の直径より、前記収容部の外周部の直径が小さい
ことを特徴とする請求項3に記載のインパクトレンチ用ソケット。 - 前記一端側から前記他端側に向かう軸方向において、前記第1保持部の長さは、トルシア型高力ボルトのナットの長さより短い
ことを特徴とする請求項3または4に記載のインパクトレンチ用ソケット。
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JP2018030230A (ja) * | 2017-12-04 | 2018-03-01 | 株式会社 アイダ | インパクトレンチ用ソケット |
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-
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- 2014-05-14 JP JP2014100773A patent/JP6333620B2/ja active Active
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