JP2015035110A - 表示装置、及び、表示装置の制御方法 - Google Patents

表示装置、及び、表示装置の制御方法 Download PDF

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正幸 武田
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Abstract

【課題】ユーザの意図しない入力操作の受け付けを抑制することが可能な表示装置を提供すること
【解決手段】表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する近接センサ(166)と、表示面の第1の領域において、上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する入力操作制御部(314)と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、制御方法、制御プログラム、および記録媒体に関する。
近年、タッチパネルを備えた様々な電子機器が普及している。このような電子機器の中には、タッチパネルの表示面に対する操作指示体の接触だけでなく、表示面から所定距離の範囲内に操作指示体を近接させた状態である近接状態を検知し、検知した近接状態を伴う入力操作を受け付けることができるものがある。例えば、特許文献1には、画面に対して「接触」、「近接」、および「非近接」のそれぞれの状態を検出できる検出部を備え、「近接」状態を検出すると、近接の度合い(距離)に応じて画像を拡大又は縮小して表示する電子機器が開示されている。
特開2012−238177号公報(2012年12月6日公開)
しかしながら、上述のような従来技術においては、ユーザの意図しない入力操作を受け付けてしまうという課題があった。例えば、ユーザがタッチパネルを備えた電子機器を片手で保持したときに、ユーザは、タッチパネル上にその親指を待機させる場合がある。このような場合においても、従来技術においては、近接状態を検出し、当該近接状態を伴う入力操作に対応付けられている処理が実行されてしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みて行われたものであり、その目的は、ユーザの意図しない入力操作の受け付けを抑制することが可能な表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、表示面と、上記表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する検知手段と、上記表示面の予め定められた第1の領域において、上記検知手段により検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する入力操作制御手段と、を備えていることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置の制御方法は、表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する検知ステップと、上記表示面の予め定められた第1の領域において、上記検知ステップにて検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する入力操作制御ステップと、を含んでいることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ユーザの意図しない入力操作の受け付けを抑制することが可能な表示装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る情報端末装置の外観図である。 本発明の実施形態1に係る情報端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る情報端末装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る情報端末装置による処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る情報端末装置の動作の具体例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る携帯情報端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る情報端末装置による処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る携帯情報端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る情報端末装置による処理の手順を示すフローチャートである。
<実施形態1>
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100について説明する。
〔情報端末装置100の概要〕
図1は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100の外観図である。図1に示す情報端末装置100は、いわゆる携帯情報端末装置である。図1に示すように、情報端末装置100は、主要な構成物として、筐体102と、ディスプレイ110と、タッチパネル120と、を備えている。筐体102の背面には、カメラ150が設けられている。これにより、情報端末装置100は、筐体102の後方の映像を撮像することが可能となっている。また、筐体102の表面には、他の入力デバイスとして、複数の操作ボタン130が設けられている。
本実施形態の情報端末装置100では、タッチパネル120は、さらに、ディスプレイ110の表示面に対する操作指示体の近接状態を検出する近接センサ166としての機能を有する。これにより、タッチパネル120は、操作指示体による接触を伴う入力操作のみならず、操作指示体による非接触且つ近接状態を伴う入力操作(以下、「近接操作」と示す。)が可能となっている。
また、筐体102の左右両側面には、側面センサ164が設けられている。これにより、本実施形態の情報端末装置100は、筐体102の側面におけるユーザの手の接触状態を検出し、当該接触状態に基づいて、ユーザによる情報端末装置100の保持状態を特定することが可能となっている。
そして、ディスプレイ110の表示面は、上記保持状態に応じて、第1の領域110Aと、第2の領域110Bとが設定される。情報端末装置100は、第1の領域110Aと第2の領域110Bとで、近接操作に関する制御を異ならせている。第1の領域110Aは、ユーザが右手で情報端末装置100を保持し、片手で操作した状態において、ユーザの指(大概、ユーザの親指がこれに該当する)が待機のために位置する可能性の高い領域である。本実施形態では、ユーザの親指の可動範囲を含む扇形の領域が、第1の領域110Aとして設定される。第2の領域110Bは、表示面における上記第1の領域以外の領域である。
〔情報端末装置100のハードウェア構成〕
図2は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報端末装置100は、制御回路170、記憶装置106、ディスプレイ駆動回路108、ディスプレイ110、タッチパネル120、操作ボタン130、無線通信モジュール140、およびカメラ150を備えている。さらに、情報端末装置100は、ジャイロセンサ162、側面センサ164、および近接センサ166を備えている。これらの構成部は、情報端末装置100の筐体102に内蔵されている。
(制御回路170、記憶装置106)
制御回路170は、CPU等のプロセッサ172、ROM(Read Only Memory)174、RAM(Random Access Memory)176、等を備えて構成されている。記憶装置106は、OS(Operating System)プログラムや、各種アプリケーションプログラム、各種制御プログラム、各種データ等を記憶する。
(ディスプレイ駆動回路108、ディスプレイ110)
ディスプレイ駆動回路108は、制御回路170から供給された映像信号に応じてディスプレイ110を駆動する。これにより、ディスプレイ110は、情報端末装置100によるプログラムの実行結果に応じた表示内容を有する映像を表示する。
(無線通信モジュール140)
無線通信モジュール140は、LANやインターネット等の通信ネットワークへの無線アクセスを制御する。
(カメラ150)
カメラ150は、画像を撮像する撮像手段の一具体例である。図1に示すように、情報端末装置100においては、カメラ150は、筐体102の背面に設けられており、筐体102の後方の画像(静止画および動画)を撮像することが可能となっている。カメラ150には、例えばレンズ、フォトセンサ、制御回路等の構成部品を備えて構成された、デジタルカメラが用いられる。カメラ150の各機能(例えば、シャッター機能、フォーカス機能、ズーム機能等)は、情報端末装置100にインストールされているアプリケーションによって制御される。
(ジャイロセンサ162)
ジャイロセンサ162は、筐体102に規定された少なくとも1軸(好ましくは3軸以上)において、筐体102の傾きを検出する。ジャイロセンサ162によって検出された傾きは、例えば、画面の表示方向(横方向及び縦方向)の切り替え等に使用される。
(側面センサ164)
側面センサ164(接触状態検出手段)は、筐体102の両側面に設けられており、当該両側面における、ユーザの手の接触状態を検出する。例えば、筐体102がユーザの片手によって保持されると、筐体102の一方の側面には、ユーザの指が接触し、他方の側面には、ユーザの掌が接触することとなる。この場合、側面センサ164は、上記指および上記掌の各々の接触状態を検出する。情報端末装置100は、検出された各接触状態に基づいて、ユーザによる保持状態(例えば、どちらの手で保持されているか)を判断することができる。例えば、側面センサ164は、当該側面センサ164に対するユーザの手の接触位置を検出可能であってもよく、さらに、当該側面センサ164に対するユーザの手の接触面積を検出可能であってもよい。側面センサ164には、筐体102の側面に対するユーザの手の接触を接触的または非接触的に検出することが可能な各種センサを採用することができる。
(近接センサ166)
近接センサ166(検知手段)は、ディスプレイ110の表示面に対する操作指示体の近接状態を検出する。近接センサ166は、少なくとも、操作指示体が表示面に近接しているか否かを検出可能であればよく、さらに、表示面に対する操作指示体の近接度合を検出可能であることが好ましい。後者の場合、情報端末装置100は、操作指示体の近接度合に応じて処理を異ならせることが可能となる。近接センサ166には、ディスプレイ110の表示面に対する操作指示体の近接状態を接触的または非接触的に検出することが可能な各種センサを採用することができる。本実施形態では、タッチパネル120が静電容量式を採用しているため、タッチパネル120によって近接センサ166の機能を実現しているが、タッチパネル120とは別に近接センサ166を設ける構成としてもよい。情報端末装置100の内部において、近接センサ166によって検出された近接状態の検出位置は、例えば、表示面上の位置を特定するためのx座標およびy座標によって示され、上述のRAM176等に一時的に格納される。
〔情報端末装置100の機能構成〕
図3は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態の情報端末装置100は、条件格納部300、保持状態判断部304、領域設定部306、継続時間計測部310、判定部312、および、入力操作制御部314を備えている。
(条件格納部300)
条件格納部300は、各種判断処理のための各種条件を格納する。例えば、本実施形態の条件格納部300は、以下の条件(1)〜(4)を格納する。
(1)第1の基準時間
当該条件「(1)第1の基準時間」は、表示面における第1の領域110Aにおいて検知された近接状態が、近接操作のための近接状態であるか否かを判断するために用いられる。
(2)第2の基準時間
当該条件「(2)第2の基準時間」は、表示面における第2の領域110Bにおいて検知された近接状態が、近接操作のための近接状態であるか否かを判断するために用いられる。第2の基準時間には、第1の基準時間よりも短い時間が設定される。
(3)第1の領域110Aの半径
当該条件「(3)第1の領域110Aの半径」は、第1の領域110Aがなす扇形の半径を規定する。
(4)保持状態判断条件
当該条件「(4)保持状態判断条件」は、情報端末装置100の筐体102が、ユーザの手によってどのように保持されているかを判断するために用いられる。本実施形態では、保持状態判断条件は、少なくとも、筐体102が左手によって保持されているか、筐体102が右手によって保持されているかを判断するために用いられる。例えば、保持状態判断条件として、保持状態毎にユーザの手の接触パターンが対応付けられている、テーブルを用いることができる。
(継続時間計測部310)
継続時間計測部310は、上記近接状態の継続時間を計測する。例えば、継続時間計測部310は、近接センサ166によって操作指示体の近接状態が検出された場合、上記継続時間の計測を開始する。また、継続時間計測部310は、上記近接状態の検出が継続している間、上記継続時間の計測を続ける。そして、継続時間計測部310は、上記近接の検出が解除された場合、または上記継続時間が基準時間に達した場合に、上記継続時間の計測を終了し、当該継続時間をリセットする。
(判定部312)
判定部312は、上記表示面の上記第1の領域110Aに対し上記操作指示体が近接した場合、その継続時間(以下、「第1の継続時間」と示す。)が、上記条件「(1)第1の基準時間」に達したか否かを判定する。また、判定部312は、上記表示面の上記第2の領域110Bに対し上記操作指示体が近接した場合、その継続時間(以下、「第2の継続時間」と示す。)が、上記条件「(2)第2の基準時間」に達したか否かを判定する。
既に説明したとおり、近接センサ166によって検出された近接状態の検出位置は、例えば、表示面上の位置を特定するためのx座標およびy座標によって示され、上述のRAM176等に一時的に格納される。したがって、判定部312は、上記検出位置が第1の領域110A内にあるか否かを容易に特定することができる。
(入力操作制御部314)
入力操作制御部314は、上記表示面の上記第1の領域110Aにおいて、近接センサ166により検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域110Aにおける上記近接状態を伴う近接操作を有効化する。例えば、入力操作制御部314は、上記判定部312が「上記第1の継続時間が上記第1の基準時間に達した」と判定した場合、当該第1の領域110Aにおける上記操作指示体の近接を伴う近接操作を有効化する。
また、入力操作制御部314は、上記表示面の上記第2の領域110Bにおいて、近接センサ166により検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第2の領域110Bにおける上記近接状態を伴う近接操作を有効化する。例えば、入力操作制御部314は、上記判定部312が「上記第2の継続時間が上記第2の基準時間に達した」と判定した場合、当該第2の領域110Bにおける上記操作指示体の近接を伴う近接操作を有効化する。
本書において、「近接操作を有効化する」には、(1)「有効化する」と判断された時点で行われている近接操作を、有効な近接操作とする、(2)「有効化する」と判断された時点以降に行われた近接操作を、有効な近接操作とする、を含んでいる。入力操作制御部314によって上記近接操作が有効化されると、情報端末装置100は、当該近接操作に対応する処理(例えば、選択処理、移動処理、拡大処理等)を実行する。
(保持状態判断部304)
保持状態判断部304は、側面センサ164により検出された、ユーザの手の接触状態に基づいて、筐体102に対するユーザによる保持状態を判断する。例えば、保持状態判断部304は、筐体102がユーザによって片手で保持されているか否かを判断する。さらに、保持状態判断部304は、筐体102がユーザによって左手で保持されているか、右手で保持されているかを判断する。
例えば、情報端末装置100においては、保持状態判断条件として、側面センサ164の接触パターンが保持状態毎に示されたテーブルが、条件格納部300に格納されている。保持状態判断部304は、側面センサ164によって検出された接触状態にマッチングする接触パターンを上記テーブルから検索し、検索された接触パターンに対応付けられている保持状態を、情報端末装置100の現在の保持状態として特定することができる。
このようなテーブルを使用しなくとも、例えば、情報端末装置100は、特開2009−169820号公報に記載されているように、筐体102の左側面において接触が検出された場合、「左手によって保持されている」と特定し、筐体102の右側面において接触が検出された場合、「右手によって保持されている」と特定し、筐体102の両側面において接触が検出された場合、「両手によって保持されている」と特定することができる。
但し、手のサイズに対して筐体102の横幅が比較的小さい場合、片手で保持されている場合であっても、筐体102の両側面において接触が検出される場合もある。このような場合、例えば、情報端末装置100は、筐体102の左側面において複数個所の接触が検出され、筐体102の右側面において広範囲の接触が検出された場合、「右手によって保持されている」と特定することができる。また、情報端末装置100は、筐体102の右側面において複数個所の接触が検出され、筐体102の左側面において広範囲の接触が検出された場合、「左手によって保持されている」と特定することができる。また、情報端末装置100は、筐体102の両側面において広範囲の接触が検出された場合、「両手によって保持されている」と特定することができる。持ち手側の側面は、掌によって広範囲な接触が生じ、持ち手側と反対側の側面は、複数の指によって複数個所の接触が生じるためである。
なお、保持状態判断部304は、近接センサ166によって検出された近接状態の検出位置にさらに基づいて、筐体102に対するユーザによる保持状態を判断してもよい。これにより、保持状態判断部304は、例えば、側面センサ164によって検出された接触状態だけでは、上記保持状態を特定することが困難な場合にも、上記近接状態の検出位置に基づいて、上記保持状態を特定することが可能となる。
(領域設定部306)
領域設定部306は、保持状態判断部304により判断された上記保持状態に応じた上記表示面の領域を、上記第1の領域110Aとして設定する。例えば、領域設定部306は、保持状態判断部304により、ユーザが筐体102を左手で保持していると判断された場合に、少なくとも表示面の左下角部を含む、扇形をなす上記表示面の領域を第1の領域110Aとして設定する。また、領域設定部306は、保持状態判断部304により、ユーザが筐体102を右手で保持していると判断された場合に、少なくとも表示面の右下角部を含む、扇形をなす上記表示面の領域を第1の領域110Aとして設定する。特に、領域設定部306は、条件格納部300に格納されている半径を、第1の領域110Aを構成する円弧の半径に適用する。
(ハードウェアと機能との関係)
上述の条件格納部300は、例えば、図2に示したROM174または記憶装置106によって、その機能が実現される。また、上述の保持状態判断部304、領域設定部306、継続時間計測部310、判定部312、および、入力操作制御部314は、例えば、図2に示した制御回路170によって、その機能が実現される。
〔情報端末装置100による処理の手順〕
図4は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100による処理の手順を示すフローチャートである。
(第1の領域110Aの設定)
まず、近接センサ166によって、上記表示面に対する操作指示体の近接状態が検知されると(ステップS402)、保持状態判断部304が、情報端末装置100が片手で操作されているか否かを判断する(ステップS404)。
ステップS404において、「片手で操作されていない」と判断された場合(ステップS404:No)、情報端末装置100は、ステップS416へ処理を進める。一方、ステップS404において、「片手で操作されている」と判断された場合(ステップS404:Yes)、保持状態判断部304が、情報端末装置100が右手で保持されているか否かを判断する(ステップS406)。
ステップS406において、「右手で保持されている」と判断された場合(ステップS406:Yes)、領域設定部306は、表示面の右下角部を含む、扇形をなす表示面の領域を第1の領域110Aとして設定する(ステップS408)。
一方、ステップS406において、「右手で保持されていない」と判断された場合(ステップS406:No)、領域設定部306は、表示面の左下角部を含む、扇形をなす表示面の領域を第1の領域110Aとして設定する(ステップS410)。
(近接操作の制御)
続いて、判定部312が、近接状態が検知された位置が第1の領域110A内であるか否かを判断する(ステップS412)。ステップS412において、「近接状態が検知された位置が第1の領域110A内である」と判断された場合(ステップS412:Yes)、判定部312は、基準時間として、第1の基準時間を適用する(ステップS414)。一方、ステップS412において、「近接状態が検知された位置が第1の領域110A内ではない」と判断された場合(ステップS412:No)、判定部312は、基準時間として、第2の基準時間を適用する(ステップS416)。
そして、判定部312は、近接状態の継続時間が、適用された基準時間に達したか否かを判断する(ステップS418)。ステップS418において、「近接状態の継続時間が、適用された基準時間に達した」と判断された場合(ステップS418:Yes)、入力操作制御部314は、上記近接状態を伴う近接操作を有効化し(ステップS420)、情報端末装置100は、図4に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS418において、「近接状態の継続時間が、適用された基準時間に達していない」と判断された場合(ステップS418:No)、判定部312は、上記近接状態が解除されたか否かを判断する(ステップS422)。ステップS422において、「上記近接状態が解除された」と判断された場合(ステップS422:Yes)、情報端末装置100は、図4に示す一連の処理を終了する。一方、ステップS422において、「上記近接状態が解除されていない」と判断された場合(ステップS422:No)、情報端末装置100は、ステップS418へ処理を戻し、ステップS418以降の処理を再度実行する。
〔情報端末装置100の動作〕
図5は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100の動作の具体例を示す図である。図5に示すように、筐体102がユーザの右手で保持されると、筐体102の左側面には、上記右手の複数の指が接触し、筐体102の右側面には、上記右手の掌が接触する。情報端末装置100は、筐体102の両側面に設けられている側面センサ164によって、上記複数の指および上記掌の各々の接触状態を検出する。情報端末装置100は、このように検出した接触状態に基づいて、「筐体102が右手で保持されている」と判断する。
そして、情報端末装置100は、この判断に基づいて、図5に示すように、ディスプレイ110の表示面の右下角部を含む扇形の領域を、第1の領域110Aとして設定する。この第1の領域110Aが有する円弧の半径rには、図5に示すように、待機状態にあるユーザの親指を第1の領域110A内に包含することができるように、適切な値が設定されている。なお、図5に示す例では、上記円弧の中心は、ディスプレイ110の表示面の右下角に設定されているが、これに限らない。
第1の領域110A内で検出された近接状態は、上記親指の待機によって生じる可能性が高い。そこで、本実施形態の情報端末装置100は、第1の領域110A内において近接状態が検出されたとしても、当該近接状態の継続時間が第1の基準時間に達しない間は、当該近接状態を伴う近接操作を無効化する。これにより、本実施形態の情報端末装置100は、上記親指の待機状態において、ユーザの意図しない近接操作が誤って入力されてしまうことを防止することができる。
一方、ユーザが右手の親指を待機させたとき、当該親指が、第1の領域110Aの外側の領域である第2の領域110Bに位置する可能性は低い。すなわち、第2の領域110B内で検出された近接状態は、ユーザが意図して近接操作を行ったことによって生じる可能性が高い。そこで、本実施形態の情報端末装置100は、第2の領域110B内において近接状態が検出された場合、当該近接状態の継続時間が第2の基準時間に達しない間は、当該近接状態を伴う近接操作を無効化する。但し、第2の基準時間は、第1の基準時間よりも短くなっている。これにより、本実施形態の情報端末装置100は、ユーザの意図した近接操作については、比較的早めに有効化することで、利便性の低下を抑制することができる。
<実施形態2>
図6は、本発明の実施形態2に係る情報端末装置100Bの機能構成を示すブロック図である。図7は、本発明の実施形態2に係る情報端末装置100Bによる処理の手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、本実施形態の条件格納部300は、条件「(1)基準時間」、上記条件「(3)第1の領域110Aの半径」、および、上記条件「(4)保持状態判断条件」、を格納する。なお、上記条件「(1)基準時間」は、実施形態1における条件「(1)第1の基準時間」と同一であるため、説明を省略する。本実施形態においては、基準時間として、条件格納部300に格納された上記条件「(1)基準時間」のみを用いるため、図7に示す本実施形態のフローチャートは、ステップS414、及びステップS416が省略されている点で、実施形態1のフローチャート(図4)と異なる。
また、図7に示すように、本実施形態の情報端末装置100Bは、ステップS412において、「近接状態が検知された位置が第1の領域110A内ではない」と判断された場合(ステップS412:No)、直ちに、上記近接状態を伴う近接操作を有効化する(ステップS420)。
また、図7に示すように、本実施形態の情報端末装置100Bは、ステップS404において、「片手で操作されていない」と判断された場合(ステップS404:No)、同様に、直ちに、上記近接状態を伴う近接操作を有効化する(ステップS420)。
すなわち、本実施形態の情報端末装置100Bは、上記第2の領域110Bにおける近接操作に対しては、近接状態の継続時間に関する条件を設けてなく、直ちに、当該近接操作の入力を有効とする。これにより、本実施形態の情報端末装置100Bは、ユーザの意図した近接操作については、直ちに対応する処理が実行されるため、利便性の低下を抑制することができる。
<実施形態3>
図8は、本発明の実施形態3に係る情報端末装置100Cの機能構成を示すブロック図である。図9は、本発明の実施形態3に係る情報端末装置100Cによる処理の手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、本実施形態の条件格納部300は、上記条件「(3)第1の領域110Aの半径」、上記条件「(4)保持状態判断条件」、および、条件「(5)基準移動量」、を格納する。条件「(5)基準移動量」は、表示面において検知された近接状態が、ユーザが意図した近接操作のための近接であるか否かを判断するために用いられる。
また、図8に示すように、本実施形態の情報端末装置100Cは、継続時間計測部310を備えてなく、代わりに、移動量算出部316を備えている点で、実施形態1の情報端末装置100と異なる。移動量算出部316は、表示面において近接状態が検知された操作指示体の移動量を算出する。例えば、移動量算出部316は、操作指示体の移動前の検出位置のx座標およびy座標と、操作指示体の移動後の検出位置のx座標およびy座標との差分を求めることにより、操作指示体の移動量を算出する。
図9に示す本実施形態のフローチャートは、新たにステップS415が設けられ、ステップS418の代わりに、ステップS417が設けられている点で、実施形態2のフローチャート(図7)と異なる。
ステップS415では、移動量算出部316が、第1の領域110Aにおいて近接状態が検知された操作指示体の移動量を算出する。その後、情報端末装置100Cは、ステップS417へ処理を進める。
ステップS417では、判定部312が、ステップS415で算出された移動量が、上記基準移動量よりも大きいか否かを判断する。ステップS417において、「ステップS415で算出された移動量が、上記基準移動量よりも大きい」と判断された場合(ステップS417:Yes)、入力操作制御部314は、上記近接状態を伴う近接操作を有効化し(ステップS420)、情報端末装置100Cは、図9に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS417において、「ステップS415で算出された移動量が、上記基準移動量よりも大きくない」と判断された場合(ステップS417:No)、情報端末装置100Cは、ステップS422へ処理を進める。
すなわち、本実施形態の情報端末装置100Cは、第1の領域110Aにおいて、近接状態にある操作指示体の移動量が基準移動量を超えた場合に、当該操作指示体による近接操作を有効化する。これにより、本実施形態の情報端末装置100Cは、第1の領域110Aにおいて、ユーザが親指を静止させている状態においては、ユーザの意図しない近接操作が誤って入力されてしまうことを防止することができ、ユーザが親指を意図的に移動させた場合においては、直ちに対応する処理を実行することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報端末装置100の制御ブロック(特に、保持状態判断部304、領域設定部306、継続時間計測部310、判定部312、および、入力操作制御部314)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報端末装置100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置は、表示面と、上記表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する検知手段と、上記表示面の予め定められた第1の領域において、上記検知手段により検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する入力操作制御手段と、を備えている。
上記の構成によれば、ユーザが意図しない近接操作特有の現象を上記条件に取り入れ、ユーザが意図しない近接操作が生じ易い領域を第1の領域として設定することにより、当該第1の領域において生じたユーザが意図しない近接操作の殆どを、無効な近接操作として排除することができる。したがって、上記の構成によれば、ユーザの意図しない入力操作の受け付けを抑制することができる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、上記入力操作制御手段は、上記第1の領域における上記近接状態が所定の第1の基準時間以上継続した場合、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する、ことが好ましい。
ユーザが意図しない近接操作は、大概、その継続時間が短期的であるという特有の現象を有する。そこで、上記の構成は、このようなユーザが意図しない近接操作を排除すべく、上記第1の基準時間を、上記条件として取り入れている。これにより、上記の構成によれば、上記第1の領域において生じたユーザが意図しない近接操作の殆どを、無効な近接操作として排除することができる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様2において、上記表示面は、上記第1の領域以外の領域である第2の領域をさらに有し、上記入力操作制御手段は、上記第2の領域における上記近接状態が、上記第1の基準時間よりも短い所定の第2の基準時間以上継続した場合、当該第2の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する、ことが好ましい。
上記第2の領域は、ユーザが意図しない近接操作が生じ難い領域である。すなわち、上記第2の領域における近接操作は、ユーザが意図した近接操作である可能性が高い。上記構成によれば、第2の領域において近接状態が検出された場合、一定時間(第2の基準時間未満)の間は当該近接状態を伴う近接操作を無効化することによって、ユーザの意図しない近接操作を排除しつつも、第2の基準時間を第1の基準時間よりも短くしたことにより、ユーザの意図した近接操作への応答遅延を抑制することができる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様1において、上記表示面における上記近接状態の検出位置を特定する位置特定手段と、上記位置特定手段によって特定された上記検出位置に基づいて、上記第1の領域における上記近接状態にある上記操作指示体の移動量を算出する移動量算出手段と、をさらに備え、上記入力操作制御手段は、算出された上記移動量が所定の基準移動量以上の場合、上記第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する、ことが好ましい。
ユーザが意図しない近接操作は、大概、その移動量が短いという特有の現象を有する。そこで、上記の構成は、このようなユーザが意図しない近接操作を排除すべく、上記基準移動量を、上記条件として取り入れている。これにより、上記の構成によれば、上記第1の領域において生じたユーザが意図しない近接操作の殆どを、無効な近接操作として排除することができる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様1〜4において、ユーザによる当該表示装置の保持状態を判断する判断手段と、上記判断手段により判断された上記保持状態に応じた上記表示面の領域を、上記第1の領域として設定する設定手段と、をさらに備える、ことが好ましい。
上記構成によれば、当該表示装置が様々な保持状態で保持される場合であっても、各保持状態に対応して、ユーザの意図しない近接操作が発生し得る適切な領域を、第1の領域として設定することができる。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様5において、当該表示装置の筐体へのユーザによる接触状態を検出する接触状態検出手段をさらに備え、上記判断手段は、上記接触状態検出手段により検出された上記接触状態に基づいて、当該表示装置のユーザによる上記保持状態を判断する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザによる接触状態に基づいて保持状態を特定するため、より高い精度で、保持状態を特定することができる。よって、より適切な領域を、第1の領域として設定することができる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様5又は6において、上記設定手段は、上記判断手段により、ユーザが当該表示装置を左手で保持していると判断された場合に、少なくとも表示面の左下角部を含む、扇形をなす上記表示面の領域を上記第1の領域として設定し、上記判断手段により、ユーザが当該表示装置を右手で保持していると判断された場合に、少なくとも表示面の右下角部を含む、扇形をなす上記表示面の領域を上記第1の領域として設定する、ことが好ましい。
上記構成によれば、第1の領域を上記のとおり規定したことにより、表示面上において検出された近接操作が、ユーザが意図する近接操作であるか否かを、より高い精度で特定することができる。
本発明の態様8に係る表示装置は、上記態様1〜4において、上記第1の領域は、少なくとも表示面の右下角部を含む、扇形をなす上記表示面の領域、または、少なくとも表示面の左下角部を含む、扇形をなす上記表示面の領域である、ことが好ましい。
上記構成によれば、第1の領域を上記のとおり規定したことにより、表示面上において検出された近接操作が、ユーザが意図する近接操作であるか否かを、より高い精度で特定することができる。
本発明の態様9に係る表示装置の制御方法は、表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する検知ステップと、上記表示面の予め定められた第1の領域において、上記検知ステップにて検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する入力操作制御ステップと、を含んでいる。
上記の構成によれば、上記の表示装置と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置が備える各手段として動作させることにより上記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
例えば、情報端末装置100は、ディスプレイ110の表示面の右下角部および左下角部に限らず、当該表示面の右辺中間部、左辺中間部、右上角部、または、左上角部等が保持され得る。そこで、情報端末装置100は、その保持位置に応じて、表示面の右辺中間部、左辺中間部、右上角部、または、左上角部等を円弧の中心とする扇形の領域を、第1の領域としてもよい。
また、第1の領域の形状は、扇形に限らない。近接操作は、大概、指の先端で行われる。このため、第1の領域は、少なくとも、待機状態にある指の先端が収まるように、その位置および形状が設定されればよい。
また、情報端末装置100は、横向きの状態で保持された場合も、実施形態と同様の制御を行うことができるように、側面センサ164が上側面および下側面に設けられていてもよい。さらに、情報端末装置100は、横向きの状態で両手によって保持された場合、表示面の右辺に接する一部の領域(例えば、右手の親指の待機位置を含む領域)と、表示面の左辺に接する一部の領域(例えば、左手の親指の待機位置を含む領域)との各々を、第1の領域として設定してもよい。
100 情報端末装置(表示装置)
102 筐体
108 ディスプレイ駆動回路
110 ディスプレイ
110A 第1の領域
110B 第2の領域
120 タッチパネル
164 側面センサ
166 近接センサ(検知手段)
300 条件格納部
304 保持状態判断部
306 領域設定部
310 継続時間計測部
312 判定部
314 入力操作制御部
316 移動量算出部

Claims (5)

  1. 表示面と、
    上記表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する検知手段と、
    上記表示面の予め定められた第1の領域において、上記検知手段により検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する入力操作制御手段と、
    を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記入力操作制御手段は、上記第1の領域における上記近接状態が所定の第1の基準時間以上継続した場合、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記表示面は、上記第1の領域以外の領域である第2の領域をさらに有し、
    上記入力操作制御手段は、上記第2の領域における上記近接状態が、上記第1の基準時間よりも短い所定の第2の基準時間以上継続した場合、当該第2の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 上記表示面における上記近接状態の検出位置を特定する位置特定手段と、
    上記位置特定手段によって特定された上記検出位置に基づいて、上記第1の領域における上記近接状態にある上記操作指示体の移動量を算出する移動量算出手段と、
    をさらに備え、
    上記入力操作制御手段は、算出された上記移動量が所定の基準移動量以上の場合、上記第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する検知ステップと、
    上記表示面の予め定められた第1の領域において、上記検知ステップにて検知された上記近接状態が所定の条件を満たしたときに、当該第1の領域における上記近接状態を伴う入力操作を有効化する入力操作制御ステップと、
    を含んでいることを特徴とする表示装置の制御方法。
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