JP2015034767A - ナビゲーション装置、経由地受付システム、経由地受付方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】走行中により簡単に経由地を追加した経路探索を行うことができる。【解決手段】 特定施設であるPOIのジャンルに応じた種類のアイコンおよび地図情報を記憶する記憶部と、車両が所定距離走行する度に、車両の現在地を特定する現在地情報および前記POIに関する情報であるPOI情報の取得要求信号を送信する送信部と、所定ジャンルに属する前記POIのうち、前記車両の現在地から所定範囲内にある人気度が高いPOIの前記POI情報を取得するPOI情報取得部と、前記POI情報に基づき特定される前記ジャンルに応じた種類のアイコンを、前記POI情報に含まれている位置情報を用いて地図上の対応する位置に経由地候補として選択可能に表示するPOI表示部と、を備える【選択図】図1
Description
本発明は、ナビゲーション装置、経由地受付システム、経由地受付方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、出発地点から最終目的地までの途中経路付近に存在する観光地等の施設をユーザに提供するナビゲーション装置が記載されている。
上記特許文献1の技術は、出発地から目的地までの経路を計算し、計算した経路付近の観光名称等を経由地候補として選択可能に表示する。また、経由地が選択されると、経由地を追加した経路計算を実行し、表示した経路についてユーザへの案内を開始する。しかしながら、特許文献1の技術は、経路案内の開始後に経由地を追加することは考慮されておらず、走行中に付近の観光名所等を経由地として追加することができないという不便さがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、走行中により簡単に経由地を追加した経路探索を行うナビゲーション装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るナビゲーション装置は、特定施設であるPOIのジャンルに応じた種類のアイコンおよび地図情報を記憶する記憶部と、車両が所定距離走行する度に、車両の現在地を特定する現在地情報および前記POIに関する情報であるPOI情報の取得要求信号を送信する送信部と、所定ジャンルに属する前記POIのうち、前記車両の現在地から所定範囲内にある人気度が高いPOIの前記POI情報を取得するPOI情報取得部と、前記POI情報に基づき特定される前記ジャンルに応じた種類のアイコンを、前記POI情報に含まれている位置情報を用いて地図上の対応する位置に経由地候補として選択可能に表示するPOI表示部と、を備える。
本発明に係るナビゲーション装置によれば、走行中により簡単に経由地を追加した経路探索を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜15を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るナビゲーション装置100のハードウェア構成の一例を示した図である。ナビゲーション装置100は、演算処理部1と、ディスプレイ2と、記憶装置3と、音声入出力装置4(音声入力装置5としてのマイクロフォン41と、音声出力装置としてのスピーカ42とを有する)と、入力装置5と、ROM装置6と、車速センサ7と、ジャイロセンサ8と、GPS(Global Positioning System)受信装置9と、FM多重放送受信装置10と、ビーコン受信装置11と、を備えている。
なお、ナビゲーション装置100は、例えば、地図情報や交通情報などを表示する機能、出発地から目的地までの推奨経路を用いて経路誘導する機能など、いわゆるナビゲーション機能を備えている。
演算処理部1は、ナビゲーション装置100の様々な処理を行う中心的なユニットである。例えば、車速センサ7などの各種センサ、GPS受信装置9、FM多重放送受信装置10またはビーコン受信装置11から出力された情報を基にして現在地を検出する。また、演算処理部1は、得られた現在地情報に基づいて、表示に必要な地図情報を記憶装置3あるいはROM装置6から読み出す。また、演算処理部1は、読み出した地図情報をグラフィックス展開し、そこに現在地を示すマークを重ねてディスプレイ2へ表示させる信号を出力する。また、演算処理部1は、記憶装置3あるいはROM装置6に記憶されている地図情報などを用いて、ユーザから指示された出発地と目的地とを結ぶ経路を探索する。また、演算処理部1は、スピーカ42やディスプレイ2に所定の信号を出力して経路誘導を行う。
演算処理部1は、各デバイス間をバス25で接続した構成となっている。演算処理部1は、数値演算及び各デバイスを制御するといった様々な処理を実行するCPU(Central Processing Unit)21と、記憶装置3から読み出した地図情報、演算データなどを格納するRAM(Random Access Memory)22と、プログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)23と、各種ハードウェアを演算処理部1と接続するためのI/F(インターフェイス)24と、これらを相互に接続するバス25と、を有している。
ディスプレイ2は、グラフィックス情報を表示するユニットである。ディスプレイ2は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどで構成される。
記憶装置3は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性メモリカードといった、少なくとも読み書きが可能な記憶媒体で構成される。記憶装置3には、例えば、演算処理部1によって用いられる様々な情報(例えば、地図情報)およびプログラムなどが格納されている。
図2は、地図情報に含まれている領域情報200の一例を示した図である。領域情報200は、地図上の各領域(メッシュ領域)内のリンク情報203などを有している。なお、リンクとは、例えば、交差点などの各ノード間を結ぶ道路を意味し、リンク情報203には、かかる道路に関する情報が格納されている。
領域情報200は、地図上の領域を識別するメッシュID201ごとに、各メッシュが有する道路のリンクID202と、各リンクID202に対応付けられているリンク情報203と、を有している。また、リンク情報203は、道路の両端を示す開始ノードおよび終了ノードの地点座標204と、有料道路、国道など道路の種類を示す道路種別情報205と、道路名称を示す道路名称情報206と、道路の長さを示すリンク長情報207と、道路の通過時間を示す旅行時間情報208と、道路の開始ノードおよび終了ノードの各々に接続する他の道路のリンクIDを格納する開始接続リンク/終了接続リンク情報209と、リンクのコストを示すリンクコスト210と、を有している。なお、ここでは、リンクを構成する2つのノードについて開始ノードと終了ノードとを区別することで、同じ道路の上り方向と下り方向とを、それぞれ別のリンクとして管理するようにしている。
また、記憶装置3には、地図上に表示するPOI(Point Of Interest)の属するジャンルを概念的に表示したアイコンの描画情報が格納されている。
音声入出力装置4は、音声入力装置5としてのマイクロフォン41と、音声出力装置としてのスピーカ42と、を有する。マイクロフォン41は、運転者や同乗者の発した声など、ナビゲーション装置100の外部の音声を取得する。また、スピーカ42は、演算処理部1で生成された運転者などへの案内を音声として出力する。なお、マイクロフォン41およびスピーカ42は、車両の所定の部位に配置されている。
入力装置5は、ユーザからの指示入力を受け付ける装置である。入力装置5は、タッチパネル51と、ダイヤルスイッチ52と、その他のハードスイッチであるスクロールキー、縮尺変更キーなど(図示せず)で構成されている。入力装置5は、各キーや各スイッチの操作に応じた情報を演算処理部1など他の機能部に対して出力する。
タッチパネル51は、表示画面を透視可能にディスプレイ2の表示面側に搭載され、人(ユーザ)の指によるタッチを検出する。また、タッチパネル51は、指がタッチパネル51に接触している時間に応じて、検知したタッチが短タッチまたは長タッチのいずれかであることを特定する。例えば、指とタッチパネル51との接触が所定時間未満(例えば、2秒未満)である場合、タッチパネル51はかかるタッチを短タッチとして特定する。また、かかる接触が所定時間以上(例えば、2秒以上)である場合、タッチパネル51はかかるタッチを長タッチとして特定する。また、タッチパネル51は、ディスプレイ2に表示された画像のXY座標に対応したタッチ位置を特定し、タッチ位置を座標に変換して出力する。なお、タッチパネル51は、感圧式または静電式の入力検出素子などにより構成される。
ダイヤルスイッチ52は、時計回り及び反時計回りに回転可能に構成され、所定の角度の回転ごとにパルス信号を発生し、演算処理部1に出力する。演算処理部1では、パルス信号の数から、回転角度を求める。
ROM装置6は、CD-ROMやDVD-ROMなどのROM、IC(Integrated Circuit)カードなどの、少なくとも読み取りが可能な記憶媒体で構成されている。この記憶媒体には、例えば、動画データや、音声データなどが記憶されている。
車速センサ7、ジャイロセンサ8およびGPS受信装置9は、ナビゲーション装置100で現在地を検出するために使用されるものである。車速センサ7は、車速を算出するのに用いる値を出力するセンサである。ジャイロセンサ8は、光ファイバジャイロや振動ジャイロなどで構成され、移動体の回転による角速度を検出するセンサである。GPS受信装置9は、GPS衛星からの信号を受信し移動体とGPS衛星間の距離と距離の変化率とを3個以上の衛星に対して測定することで移動体の現在地、進行速度および進行方位を測定するものである。
FM多重放送受信装置10は、FM放送局から送られてくるFM多重放送信号を受信する。FM多重放送には、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)情報の概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報およびFM多重一般情報としてラジオ局が提供する文字情報などが含まれている。
ビーコン受信装置11は、VICS情報などの概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報および緊急警報などを受信する。ビーコン受信装置11には、例えば、光により通信する光ビーコン、電波により通信する電波ビーコンなどがある。
以上、ナビゲーション装置100のハードウェア構成について説明した。
図3は、本実施形態に係るサーバ装置300のハードウェア構成の一例を示した図である。サーバ装置300は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)やワークステーションなどの計算機である。
サーバ装置300は、演算装置であるCPU301と、記憶装置であるRAM302およびROM303と、通信装置304と、外部記憶装置305と、各々の装置を相互に接続するバス306と、を有している。
通信装置304は、ネットワーク307を介して他の装置(例えば、ナビゲーション装置100)と通信を行う装置である。
外部記憶装置305は、例えば、ハードディスク装置やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。外部記憶装置305には、例えば、ナビゲーション装置100で用いられる地図情報と共通の地図情報やPOI登録情報400など様々な情報が格納されている。
図4は、POI登録情報400を示した図である。POI登録情報400は、史跡などの観光名所、飲食店、遊園地などのプレイスポットといった様々なジャンルに属する特定施設(POI)の情報を有している。具体的には、POI登録情報400は、ID欄401と、名称欄402と、住所欄403と、ジャンル欄404と、位置情報欄405と、詳細情報欄406と、人気度欄407と、が対応付けられたレコードを有している。
ID欄401に格納されるIDは、各POIを識別するための情報である。名称欄402に格納される名称は、各POIの名称を示す情報である。住所欄403に格納される住所は、各POIの住所を特定する情報である。ジャンル欄404に格納されるジャンルは、各POIの属するジャンルを特定する情報である。ジャンル欄404には、例えば、史跡、飲食店、プレイスポットといった様々なジャンルが格納される。また、例えば、史跡といったジャンルは、城址や庭園など、さらに細分化されたジャンルが格納されても良い。また、飲食店といったジャンルは、和食、洋食、中華、ラーメンなど提供される料理の種類ごとにさらに細分化されたジャンルが格納されても良い。位置情報欄405に格納される位置情報は、地図上の座標位置を特定する情報である。詳細情報欄406に格納される詳細情報は、各POIに関する詳細な情報である。具体的には、詳細情報は、営業時間、休業日、評判、人気の理由などの情報である。なお、評判や人気の理由などは、所定のウェブサイト経由でユーザから受け付けたコメントが登録されたものである。人気度欄407には、各POIの人気度を示す評価値(例えば、ポイント数)を示す情報が登録される。なお、評価値は、例えば、所定のウェブサイト経由でユーザから受け付け、受け付けた評価値の総加算値が人気度欄407に登録されたものである。
図5は、ナビゲーション装置100の機能構成を示す機能ブロックの一例を示した図である。ナビゲーション装置100は、全体制御部101と、入力受付部102とは、出力処理部103と、通信部104と、経路探索部105と、POI情報取得要求部106と、POI表示部107と、を有している。
全体制御部101は、ナビゲーション装置100の様々な処理を行う中心的な機能部であり、処理内容に応じて他の処理部を制御する。また、全体制御部101は、例えば、入力受付部102を介して取得した情報を、その種類や内容に応じて、所定の機能部に出力する。
入力受付部102は、タッチパネル51およびダイヤルスイッチ52などを介してユーザから指示入力を受け付ける。また、入力受付部102は、受け付けた指示を他の機能部に受け渡す。
出力処理部103は、表示画面の構成情報をディスプレイ2に出力する。例えば、出力処理部103は、表示画面の地図表示領域に車両の現在地や推奨経路などを含む地図情報を表示する。具体的には、出力処理部103は、ディスプレイ2への表示が要求される情報(例えば、地図情報)を取得し、地図表示レイヤー上に道路、その他の地図構成物、現在地、目的地、推奨経路およびメッセージ情報などを所定の描画方式で描画するように描画コマンドを生成する。なお、出力処理部103は、表示画面の地図表示領域内に、ヘディングアップすなわち車両正面方向が常にディスプレイ2の垂直方向上方となるように地図情報の描画コマンドを生成する。
通信部104は、他の機能部から取得した情報を他の装置(例えば、サーバ装置300)に送信する。また、通信部104は、他の装置から様々な情報を取得し、他の機能部に受け渡す。
POI情報取得要求部106は、入力受付部102を介してユーザから受け付けた指示に基づき、地図表示領域内に表示するPOIのジャンルを設定する。また、POI情報取得要求部106は、設定したジャンルに属するPOIの情報(以下、POI情報という)をサーバ装置300から取得するためのPOI情報取得要求信号を生成する。また、POI情報取得要求部106は、通信部104を介して、現在地情報と共にPOI情報取得要求信号をサーバ装置300に送信する。また、POI情報取得要求部106は、通信部104を介してサーバ装置300から取得したPOI情報をPOI表示部107に受け渡す。
POI表示部107は、ユーザによって予め設定されているジャンルのPOIを地図上に表示する。具体的には、POI表示部107は、POIを表示するためのPOI表示レイヤーを地図情報を透視可能に地図表示レイヤー上に重ねる。また、POI表示部107は、POI表示レイヤーに車両の現在地を基準とする所定形状(例えば、扇形)のPOI表示領域を設定する。また、POI表示部107は、地図表示レイヤーの地図情報を透視可能に、POI表示領域の外側領域に対してマスク処理を施す。また、POI表示部107は、POIのジャンルに応じた種類のアイコンをPOI表示レイヤー上に表示する。
また、POI表示部107は、POIを示すアイコンへの長タッチを検知すると、かかるPOIを経由地とするリルート指示を経路探索部105に出力する。また、POI表示部107は、POIを示すアイコンへの短タッチを検知すると、タッチされたPOIの詳細情報を表示する。
なお、上記の各機能部は、CPU21が読み込んだ所定のプログラムを実行することにより構築される。そのため、記憶装置3(メモリ)には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
また、上記の各構成要素は、本実施形態に係るナビゲーション装置100の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。また、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本発明が制限されることはない。本実施形態に係るナビゲーション装置100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部は、ハードウェア(ASICなど)により構築されても良い。また、各機能部の処理が1つのハードウェアで実行されても良いし、複数のハードウェアで実行されても良い。
図6は、サーバ装置300の機能構成を示す機能ブロックの一例を示した図である。サーバ装置300は、入力部311と、情報通信部312と、POI情報特定部313と、を有している。
入力部311は、通信装置304を介して他の装置から指示および情報を取得する。具体的には、入力部311は、情報通信部312を介して、車両の現在地を特定する現在地情報およびPOI情報の取得要求信号をナビゲーション装置100から取得する。
情報通信部312は、他の装置(例えば、ナビゲーション装置100)から様々な情報を取得し、これを他の機能部に受け渡す。また、情報通信部312は、他の機能部から取得した情報を他の装置に送信する。
POI情報特定部は、取得要求のあった所定ジャンルのPOI情報を特定する。具体的には、POI情報特定部313は、車両の現在地から所定範囲(例えば、現在地から半径1kmの円領域内)に含まれている所定ジャンルのPOI情報をPOI登録情報400から特定し、情報通信部312を介してナビゲーション装置100に送信する。
なお、上記の各機能部は、CPU301が読み込んだ所定のプログラムを実行することにより構築される。そのため、外部記憶装置305(メモリ)には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
また、上記の各構成要素は、本実施形態に係るサーバ装置300の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。また、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本発明が制限されることはない。本実施形態に係るサーバ装置300の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部は、ハードウェア(ASICなど)により構築されても良い。また、各機能部の処理が1つのハードウェアで実行されても良いし、複数のハードウェアで実行されても良い。
[動作の説明]
次に、ナビゲーション装置100およびサーバ装置300で行われる処理について説明する。図7は、ナビゲーション装置100およびサーバ装置300間で行われる情報および指示の受け渡しを示したシーケンス図である。
次に、ナビゲーション装置100およびサーバ装置300で行われる処理について説明する。図7は、ナビゲーション装置100およびサーバ装置300間で行われる情報および指示の受け渡しを示したシーケンス図である。
図示するように、ナビゲーション装置100の経路探索部105は、地図情報を用いて、ユーザから受け付けた出発地および目的地間を結ぶ推奨経路を求める経路探索処理を行う。また、経路探索部105は、出力処理部103を介してディスプレイ2に地図情報および推奨経路などを表示し、スピーカ42を介して所定の案内メッセージを出力することにより経路案内を行う。
また、ナビゲーション装置100のPOI情報取得要求部106は、POI情報の取得要求信号を生成し、車速センサ7、ジャイロセンサ8およびGPS受信装置9からの情報を用いて算出した現在地情報と共にサーバ装置300に送信する。なお、POI情報の取得要求信号には、ユーザによって予め地図上への表示が設定されているPOIのジャンルを特定する情報が含まれているものとする。また、POI情報取得要求部106は、これらの情報を定期的に(例えば、車両が10m走行するごとに)サーバ装置300に送信する。
また、サーバ装置300のPOI情報特定部313は、現在地情報およびPOI情報の取得要求信号を受信すると、車両現在地から所定範囲内に含まれる所定ジャンルのPOIを特定するPOI情報特定処理を行う。なお、POI情報特定処理の詳細は後述する。また、POI情報特定部313は、特定したPOI情報を情報通信部312を介してナビゲーション装置100に送信する。
また、ナビゲーション装置100のPOI表示部107は、サーバ装置300から取得したPOI情報を用いて、地図上にPOIを示すアイコンを表示するPOI表示処理を行う。なお、POI表示処理の詳細は後述する。
また、ナビゲーション装置100のPOI表示部107は、地図上に表示したPOIを経由地として受け付ける経由地受付処理を行う。なお、経由地受付処理の詳細は後述する。
また、経路探索部105は、経由地として受け付けたPOIを経由し、出発地から目的地までの経路を再探索するリルート処理を行う。
次に、サーバ装置300で行われるPOI情報特定処理の詳細について説明する。図8は、POI情報特定処理の流れを示したフロー図である。かかる処理は、サーバ装置300の入力部311がナビゲーション装置100から現在地情報およびPOI情報の取得要求信号を取得すると開始される。
処理が開始されると、POI情報特定部313は、取得した現在地情報に基づき、地図上の車両現在地を特定する(ステップS001)。
次に、POI情報特定部313は、特定した現在地を中心とする所定半径(例えば、半径1km)の円領域に含まれるPOIをPOI登録情報400から特定する(ステップS002)。具体的には、POI情報特定部313は、現在地を中心とした所定半径の円領域を地図上で特定し、かかる円領域に含まれる位置情報を有するPOIが登録されているレコードをPOI登録情報400から特定する。
次に、POI情報特定部313は、円領域に含まれるPOIに所定ジャンルのPOIがあるか否かを判定する(ステップS003)。具体的には、POI情報特定部313は、特定したPOIのレコードに登録されているジャンルに基づき、POI情報取得要求信号に含まれている所定ジャンルのPOIがあるか否かを判定する。そして、そのようなPOIがない場合(ステップS003でNo)、POI情報特定部313は、本フローの処理を終了する。
一方で、円領域内に所定ジャンルのPOIがある場合(ステップS003でYes)、POI情報特定部313は、かかるPOIが所定数(例えば、5つ)以上あるか否かを判定する(ステップS004)。そして、かかるPOIが所定数未満(例えば、1つ〜4つ)である場合(ステップS004でNo)、POI情報特定部313は、円領域に含まれる所定ジャンルのPOI情報(例えば、名称、住所、ジャンル、位置情報、詳細情報など)をPOI登録情報400から取得する。
一方で、かかるPOIが所定数以上ある場合(ステップS004でYes)、POI情報特定部313は、円領域に含まれる所定ジャンルのPOIを人気度が高い順にソートし、上位から所定数分のPOIのPOI情報を取得する(ステップS006)。
次に、POI特定部は、情報通信部312を介して、取得したPOI情報をナビゲーション装置100に送信する(ステップS007)。
以上、POI情報特定処理について説明した。
このような処理により、車両の現在地から所定範囲に含まれている所定ジャンルの人気POIを特定することができる。また、かかるPOIが所定数以上ある場合には上位所定数分のPOI情報を特定することができるため、より人気の高いPOIを特定することができる。
次に、POI表示処理について説明する。図9は、POI表示処理の流れを示したフロー図である。POI表示処理は、ナビゲーション装置100のPOI表示部107がPOI情報を取得すると開始される。
処理が開始されると、POI表示部107は、POI表示レイヤーを地図情報を透視可能に地図表示レイヤー上に重ねる(ステップS011)。
次に、POI表示部107は、POI表示レイヤーに車両現在地を基準とする所定形状(例えば、扇形)のPOI表示領域を設定する(ステップS012)。図10は、POI表示領域501の一例を示した図である。POI表示部107は、車両の現在地502を基準とし、所定半径(例えば、半径1km)および所定の中心角(例えば、中心角60度)の扇形のPOI表示領域501をPOI表示レイヤー上に設定する。なお、このようなPOI表示領域501は仮想的に設定されるものであり、地図上には表示されないものである。
次に、POI表示部107は、POI表示領域501の外側領域503に対して地図表示レイヤーの地図情報を透視可能にマスク処理を施す(ステップS013)。
次に、POI表示部107は、取得したPOI情報に含まれるジャンルに応じた種類のアイコンを記憶装置3に格納されているアイコン情報から特定する(ステップS014)。
また、POI表示部107は、取得したPOI情報に含まれる位置情報405に基づき、POI表示レイヤー上に特定した種類のアイコンを表示し(ステップS015)、本フローの処理を終了する。
このようなPOI表示処理によって、地図表示領域504上に設定されているPOI表示領域501には、サーバ装置300から取得した所定ジャンルのPOIを示すアイコンが表示されることになる。また、POI表示領域501の外側領域503にはマスク処理が施されているため、かかる領域503にあるPOIのアイコン505は地図表示領域504に表示されない。これは、目的地方向にあるPOIのみを経由地候補として表示させるためである。
次に、経由地受付処理について説明する。図11は、経由地受付処理の流れを示したフロー図である。かかる処理は、入力受付部102を介してタッチパネル51へのタッチが検知されると、POI表示部107によって開始される。
処理が開始されると、POI表示部107は、タッチパネル51へのタッチがPOIを示すアイコンへのタッチであるか否かを判定する。(ステップS021)。具体的には、POI表示部107は、タッチ位置に対応する地図上の座標位置とPOIを示すアイコンの位置情報とを比較することにより、アイコンへのタッチであるか否かを判定する。そして、POIを示すアイコンへのタッチではない場合(ステップS021でNo)、POI表示部107は、本フローの処理を終了する。一方で、POIを示すアイコンへのタッチである場合(ステップS021でYes)、POI表示部107は、処理をステップS022に移行する。
次に、POI表示部107は、POIを表示するアイコンへのタッチが長タッチであるか否かを判定する(ステップS022)。具体的には、POI表示部107は、入力受付部102から取得した情報に基づき、長タッチであるか否かを判定する。そして、長タッチでない場合すなわち短タッチである場合(ステップS022でNo)、POI表示部107は、タッチされたアイコンのPOI情報に含まれる詳細情報を地図上の所定位置(例えば、タッチされたアイコンの横)に表示する(ステップS023)。また、POI表示部107は、POIの詳細情報を表示すると、本フローの処理を終了する。
一方で、アイコンへのタッチが長タッチである場合(ステップS022でYes)、POI表示部107は、タッチされたアイコンのPOIを経由地として、出発地から目的地までの経路を再探索するリルート指示を経路探索部105に出力する(ステップS024)。また、POI表示部107は、リルート指示を出力すると、本フローの処理を終了する。
リルート指示を取得した経路探索部105は、POI情報に含まれる位置情報を用いて、出発地から経由地であるPOIまでの経路と、POIから目的地までの経路とを算出するリルート処理を行う。また、経路探索部105は、出力処理部103を介して、算出した経路を推奨経路としてディスプレイ2に表示する。
図12は、POIを示すアイコンが長タッチされた場合の画面例の遷移を示した図である。図12(a)は、遷移前の画面例601の一例を示した図である。また、図12(b)は、遷移後の画面例611の一例を示した図である。図12(a)に示すように、走行中の表示画面611には、地図表示領域602内に設定されたPOI表示領域にサーバ装置300から取得したPOI情報に含まれるPOIを示すアイコン603が表示されている。ここで、かかるアイコン603への長タッチを受け付けると、かかるアイコン603のPOIを経由地としたリルート処理が行われる。リルート処理が行われると、図12(b)に示すように、長タッチを受け付けたPOIを経由地として新たな推奨経路612が表示画面611に表示される。
また、アイコン603へ短タッチがされると、かかるアイコン603に対応するPOIの詳細情報622が表示される。図13は、アイコン603が短タッチされた場合の画面例621を示した図である。図示するように、短タッチされたアイコン603の横には、タッチされたPOIに関する詳細情報622が表示される。
以上のようなナビゲーション装置100によれば、走行中により簡単に経由地を追加した経路探索が行われる。特に、走行中であっても、POIを示すアイコンを長タッチするだけで、かかるアイコンに対応するPOIを経由地としたリルート処理が行われる。その結果、より簡単に所定ジャンルのPOIを経由地とした経路探索により新たな推奨経路を得ることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態に限られるものではなく、様々な変形例が可能である。第1の変形例では、経路探索部105は、経由地のPOIに接するリンクのうち、POIを基準として車両前方方向右側のリンクを通る経路を算出する。具体的には、経路探索部105は、リルート指示を取得すると、経由地となるPOIの地図上の位置を特定する。また、経路探索部105は、リンク情報を用いて、POIに接するリンクのうち車両前方方向右側に位置するリンクのリンクコストを下げて、現在地から経由地であるPOIまでの経路探索を行う。また、経路探索部105は、POIから目的地までの経路探索を行い、出発地から経由地および経由地から目的地までの算出した経路を繋げて推奨経路とする。また、経路探索部105は、算出した推奨経路を地図上に重ねて表示する。
図14は、第1の変形例に係る画面例の遷移図である。図14(a)は、遷移前の画面例631の一例を示した図である。図14(b)は、遷移後の画面例641の一例を示した図である。図14(a)に示すように、地図上に表示されたPOIを示すアイコン603が長タッチされると、図14(b)に示すように、タッチされたPOIの右側に接するリンク642を通る推奨経路643が探索されて表示される。
このような第1の変形例に係るナビゲーション装置100では、特に、経由地としたPOIの右側に接するリンクを通る推奨経路が探索される。そのため、左折によってPOIに進入できる経路をユーザに提示することができる。通常、道路途中で右折により施設に進入する場合には対向車などに注意が必要であるため、左折により施設に進入できる経路が望まれる。本変形例では、そのようなリンクを通る経路を提示することができる。
また、第2の変形例に係るナビゲーション装置100では、経由地となるPOIの駐車場に入る渋滞方向を考慮した経路を探索するものである。具体的には、経路探索部105は、リルート指示を取得すると、POIの駐車場位置を特定する出入り口座標を特定する。なお、出入り口座標は、予めPOI登録情報400およびPOI情報に含まれているものとする。
また、経路探索部105は、特定した出入り口座標からPOIに接するリンクに対して垂線を引き、垂線距離が最も短いリンクを駐車場に出入りするリンクとして特定する。
次に、経路探索部105は、ノード情報に基づき、駐車場に出入りするリンクに対して左折によって接続するリンクをノード情報から特定する。ノード情報は、例えば、進入リンクと、退出リンクと、これらのリンクを通った場合のコストと、進入リンクおよび退出リンクの関係(右折または左折)を示した属性情報と、が対応付けられているものとする。なお、このようなノード情報は、地図情報に格納されていれば良い。
経路探索部105は、駐車場に出入りするリンクを退出リンクとし、属性として左折が対応付けられているノードを特定する。また、経路探索部105は、特定したノード情報から進入リンクを特定する。属性として左折が対応付けられているノードを特定したのは、駐車場に列ぶ車列は、道路に沿って列ぶのが通常だからである。
そして、経路探索部105は、これらのリンクおよびノードのコストを下げて、現在地から経由地であるPOIまでの経路探索を行う。また、経路探索部105は、POIから目的地までの経路探索を行い、出発地から経由地および経由地から目的地までの算出した経路を繋げて推奨経路とする。また、経路探索部105は、算出した推奨経路を地図上に重ねて表示する。
図15は、第2の変形例に係る画面例の遷移図である。図15(a)は、遷移前の画面例651の一例を示した図である。図15(b)は、遷移後の画面例661の一例を示した図である。図15(a)に示すように、地図上に表示されたPOIを示すアイコン603が長タッチされると、図15(b)に示すように、タッチされたPOIの駐車場652に入る車列の渋滞方向を考慮した経路662が探索されて表示される。
具体的には、経路探索部105は、駐車場に接するリンクのうち、駐車場位置から最も短い垂線距離となるリンク653を特定する。また、経路探索部105は、ノード情報から、特定したリンク653の接続ノード655に左折で進入するリンク654を特定する。そして、経路探索部105は、これらのリンクおよびノードのコストを下げることにより、駐車場に入る車列の渋滞方向を考慮した経路662を探索する。
このような第2の変形例に係るナビゲーション装置100では、特に、駐車場に入る渋滞方向が考慮された推奨経路を提供することができる。通常、表示されているPOIは人気施設であるため、駐車場に入る場合に渋滞が予想される。そのため、単に駐車場に接するリンクを通る経路を提示するのでなく、渋滞までも考慮した経路を提示できればユーザにとって使い勝手の良いものとなる。
なお、本発明は、前述の実施形態および変形例に限られることはなく、例えば、サーバ装置300から取得したPOIを示すアイコンの表示形態を、他のアイコン(例えば、地図情報が有している施設情報に対応付けられているアイコン)と見分けがつくように変更しても良い。具体的には、サーバ装置300から取得したPOIを示すアイコンを点滅表示させても良いし、他のアイコンとは異なる枠取りで表示しても良い。また、POIの特徴を示す画像情報をアイコンとしても良い。なお、画像情報は、予めサーバ装置300が有しているものとし、POI情報に含めてナビゲーション装置100に送信されれば良い。
このようなアイコン表示によれば、ユーザは、かかるアイコンによって示されるPOIが、サーバ装置300から取得した人気ランキング上位のPOIであることを認識することができる。
また、POIは、史跡、飲食店およびプレイスポットなどの他に、例えば、その地域特有のB級グルメを展開する組合等の加盟店であっても良い。なお、このような情報は、町おこしとしてB級グルメを企画した役場や組合等から予め得られていれば良い。
このようなB級グルメの加盟店などがPOI情報として表示されれば、例えば、旅行などで初めて訪れた土地であっても、ユーザは、その地域特有の名産などを使った料理店を見付けることができる。
なお、前述の実施形態では、ナビゲーション装置100がPOIを示すアイコンの描画情報を有していたが、かかる描画情報をサーバ装置300が有していても良い。また、前述のPOI情報特定処理は、ナビゲーション装置100で実行されても良い。
また、本発明は、上記の実施形態や変形例などに限られるものではなく、これら以外にも様々な実施携帯および変形例が含まれる。例えば、上記の実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態や変形例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部および処理手段などは、それらの一部または全部を、プロセッサが各々の機能を実現するプログラムにより実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置、または、ICカード、SD(Secure Digital)メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に置くことができる。なお、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。
100・・・ナビゲーション装置、1・・・演算処理部、2・・・ディスプレイ、3・・・記憶装置、4・・・音声入出力装置、41・・・マイクロフォン、42・・・スピーカ、5・・・入力装置、51・・・タッチパネル、52・・・ダイヤルスイッチ、6・・・ROM装置、
7・・・車速センサ、8・・・ジャイロセンサ、9・・・GPS受信装置、
10・・・FM多重放送受信装置、11・・・ビーコン受信装置
7・・・車速センサ、8・・・ジャイロセンサ、9・・・GPS受信装置、
10・・・FM多重放送受信装置、11・・・ビーコン受信装置
Claims (11)
- 特定施設であるPOIのジャンルに応じた種類のアイコンおよび地図情報を記憶する記憶部と、
車両が所定距離走行する度に、車両の現在地を特定する現在地情報および前記POIに関する情報であるPOI情報の取得要求信号を送信する送信部と、
所定ジャンルに属する前記POIのうち、前記車両の現在地から所定範囲内にある人気度が高いPOIの前記POI情報を取得するPOI情報取得部と、
前記POI情報に基づき特定される前記ジャンルに応じた種類のアイコンを、前記POI情報に含まれている位置情報を用いて地図上の対応する位置に経由地候補として選択可能に表示するPOI表示部と、を備える
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
前記POI表示部は、
前記車両の現在地を基準として、所定の中心角を有する所定半径の扇形のPOI表示領域に含まれるPOIの前記ジャンルを示すアイコンを前記地図上に表示する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1または2に記載のナビゲーション装置であって、
表示画面を透視可能にディスプレイの表示面側に搭載されたタッチパネルをさらに備え、
前記POI表示部は、
前記POIを示すアイコンへの短タッチを検知すると、前記POI情報を用いて、該POIの詳細情報を地図上の所定位置に表示する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置であって、
前記POI表示部は、
前記取得したPOIを示すアイコンを、前記地図情報が有している施設情報に対応付けられているアイコンとは異なる表示形態で表示する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置であって、
前記POI表示部は、
前記POIを示すアイコンへの長タッチを検知すると、
出発地から目的地までの経路を探索する経路探索部に対して長タッチされた前記POIを経由地とした再経路探索指示を出力する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項5に記載のナビゲーション装置であって、
前記経路探索部は、
前記再経路探索を取得すると、
経由地となる前記POIに接するリンクのうち、該POIを基準として車両前方方向右側に位置するリンクを通る経路を算出する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項5に記載のナビゲーション装置であって、
前記POI情報には、前記POIの駐車場位置を特定する出入り口座標が含まれており、
前記経路探索部は、
前記再経路探索指示を取得すると、
経由地となる前記POIの出入り口に接するリンクを特定し、
前記特定したリンクを通る経路を算出する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項7に記載のナビゲーション装置であって、
前記地図情報には、
進入リンクと、退出リンクと、進入リンクおよび退出リンクの関係を示す属性とを有するノード情報が格納されており、
前記経路探索部は、
前記POIの出入り口に接するリンクを退出リンクとし、前記属性に左折が対応付けられている進入リンクを特定し、
前記特定した進入リンクおよび退出リンクを通る経路を探索する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 特定施設であるPOIのジャンルに応じた種類のアイコンおよび地図情報を記憶するステップと、
車両が所定距離走行する度に、車両の現在地を特定する現在地情報および前記POIに関する情報であるPOI情報の取得要求信号を送信するステップと、
所定ジャンルに属する前記POIのうち、前記車両の現在地から所定範囲内にある人気度が高いPOIの前記POI情報を取得するステップと、
前記POI情報に基づき特定される前記ジャンルに応じた種類のアイコンを、前記POI情報に含まれている位置情報を用いて地図上の対応する位置に経由地候補として選択可能に表示するステップと、を行う
ことを特徴とする経由地受付方法。 - ナビゲーション装置およびサーバ装置により構築される経由地受付システムであって、
前記ナビゲーション装置は、
特定施設であるPOIのジャンルに応じた種類のアイコンおよび地図情報を記憶する記憶部と、
車両が所定距離走行する度に、車両の現在地を特定する現在地情報および前記POIに関する情報であるPOI情報の取得要求信号を前記サーバ装置に送信する送信部と、
前記サーバ装置から取得したPOI情報を用いて地図上にPOIを示すアイコンを表示するPOI表示部と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記現在地情報および前記POI情報の取得要求信号を取得する取得部と、
所定ジャンルに属する前記POIのうち、車両の現在地から所定範囲内にある人気度が高いPOIの前記POI情報を特定し、該POI情報を前記ナビゲーション装置に送信するPOI情報特定部と、を備え、
前記POI表示部は、
前記POI情報に基づき特定される前記ジャンルに応じた種類のアイコンを、前記POI情報に含まれている位置情報を用いて地図上の対応する位置に経由地候補として選択可能に表示する
ことを特徴とする経由地受付システム。 - ナビゲーション装置に経由地を受け付ける処理を実行させるプログラムであって、
前記ナビゲーション装置を、
特定施設であるPOIのジャンルに応じた種類のアイコンおよび地図情報を記憶する記憶部と、
車両が所定距離走行する度に、車両の現在地を特定する現在地情報および前記POIに関する情報であるPOI情報の取得要求信号を送信する送信部と、
所定ジャンルに属する前記POIのうち、前記車両の現在地から所定範囲内にある人気度が高いPOIの前記POI情報を取得するPOI情報取得部と、
前記POI情報に基づき特定される前記ジャンルに応じた種類のアイコンを、前記POI情報に含まれている位置情報を用いて地図上の対応する位置に経由地候補として選択可能に表示するPOI表示部と、して機能させる
ことを特徴とするプログラム。
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