JP2015033487A - 武術頭部保護防具および衝撃吸収体 - Google Patents

武術頭部保護防具および衝撃吸収体 Download PDF

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Abstract

【課題】防具前面を覆う2枚の透明樹脂板を間隙を空けて重ねて保持する場合に、これら透明樹脂板の加工を簡単にし、軽量化し、その加工工数を少くし、生産性を良好にする。【解決手段】衝撃吸収体36は、競技者の頭部前面を覆い保護防具10の左右側方に伸びるように平板状の透明弾性板を湾曲させて保持した透明下地弾性板38と、この下地弾性板38の前面を間隙を空けて覆うように平板状の透明弾性板を湾曲させ両端を前記下地弾性板38の左右両端に固定した透明表面弾性板40と、下地弾性板38および表面弾性板40の左右両端を結束して保護防具10に固定するバンド42、44と、を備え、表面弾性板40に加えた衝撃を、両弾性板間38、40の空隙および両弾性板38、40の弾性変形により吸収するようにした。【選択図】図2

Description

この発明は、日本古来の剣術や空手などの武術競技や、模擬刀剣などの道具を用いるスポーツあるいは娯楽などに用いる武術頭部保護防具と、これに用いる衝撃吸収体に関するものである。
従来より日本古来の伝統武道である剣道や空手などの武術では、競技者の顔面および頭部を保護するための面保護防具を用いることが多い。また木刀や竹刀や模擬刀剣などを使用するスポーツとしての競技あるいは娯楽において、競技者の頭部を保護するための面保護防具が用いられることもある。
特開平9−108395号公報 特開平11−128434号公報
特許文献1には、剣道用面防具において、競技者の顔面前方を覆う透明な防護体を、外側防護体と内側防護体との二重構造とし、両者を間隙を空けて積層した構造が開示されている。この場合に外側防護体を透明アクリル樹脂とし、内側防護体を透明ポリカーボネート樹脂とすることにより、視界を確保している。
そして、木刀や竹刀などの打撃により防具前面に大きな衝撃が加わった時には、アクリル製の外側防護体が先に破壊されるようにしている。すなわちポリカーボネイト製の内側防護体に打撃に伴う衝撃ダメージが蓄積しににくくし、外側防護体が内側防護体よりも先に破壊されるようにするものである。この結果、顔面を打撃から保護するものである(段落0053、0054、図12、13、15など参照)。特許文献2は発明者が前記特許文献1の発明者と同じであり、特許文献1とほぼ同じ内容を開示している(段落0051、0052、図14、16、17など参照)
特許文献1、2に記載のものでは、面防具の前面に設けた開口部に、この開口部を塞ぐ形状であって中央付近を前方へ膨出させた形状の内側防護体を固定し、この外面の曲面に倣って前方へ膨出させた外側防護体を重ねて固定している。この時両防護体の間には間隙ができるようにしている。すなわちこれらの内側および外側防護体は共に、面防具の前面の曲面に倣って膨出する曲面に成形する必要がある。
これらの防護体にはポリカーボネートやアクリル樹脂などの透明性に優れる樹脂を用いるが、これらは前記面防具前面に倣った曲面に加工する必要がある。この加工は立体的な3次元の曲面の加工であるため、特殊な型が必要であり加工に手数が掛かり加工工数が増大する。また内側と外側の防護体の間隙を小さく一定に保つためにはこれらの曲面加工精度を高くする必要が生じ、生産性が悪くなる。さらに内側防護体に厚さ2〜4mmの厚いポリカーボネート樹脂を用いる場合は、曲面膨出加工に特別な装置が必要になるばかりでなく重量も相当に大きくなり、前記の膨出加工性も悪くなる。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、防具前面の開口部を覆う防護体(衝撃吸収体)として2枚の透明樹脂板を間隙を空けて重ねて保持する構造とする場合に、これら透明樹脂板の加工が簡単で、軽量化に適し、その加工工数が少なくなり、生産性が良好な武道用頭部保護防具を提供することを第1の目的とする。またこれに用いる衝撃吸収体を提供することを第2の目的とする。
この発明によれば第1の目的は、競技者の顔面前面を覆う衝撃吸収体を設けた武道用頭部保護防具において、前記衝撃吸収体は、競技者の頭部前面を覆い前記保護防具の左右側方に伸びるように平板状の透明弾性板を湾曲させて保持した透明下地弾性板と、この下地弾性板の前面を間隙を空けて覆うように平板状の透明弾性板を湾曲させ両端を前記下地弾性板の左右両端に固定した透明表面弾性板と、前記下地弾性板および表面弾性板の左右両端を結束して前記保護防具に固定するバンドと、を備え、前記表面弾性板に加えた衝撃を、両弾性板間の空隙および前記両弾性板の弾性変形により吸収するようにした武道用頭部保護防具、により達成される。
同様に第2の目的は、武道用頭部保護防具に装着され競技者の顔面前面を覆う衝撃吸収体であって、前記武道用頭部保護防具の前面を覆い前記保護防具の左右側方に伸びるように湾曲する平板状の透明弾性板からなる下地弾性板と、この下地弾性板の前面を間隙を空けて覆うように湾曲し両端を前記下地弾性板の左右両端に固定した透明弾性板からなる表面弾性板と、前記下地弾性板および表面弾性板をこれらの左右両端を結束して前記保護防具に保持可能とした固定バンドと、を備えることを特徴とする衝撃吸収体、により達成される。
この発明は、防具前面の開口部を覆う防護体(衝撃吸収体)を、横長に成形した2枚の平板状の透明弾性板を湾曲させ間隙を空けて重ね、防具に保持する構造としたから、これら透明弾性板を防具前面の開口部を覆って中央付近が前方へ膨出するように加工することが不要であり、加工が極めて簡単である。また内側と外側の弾性板の弾性を利用して衝撃を分散させるから、打撃力を効率良く吸収して競技者に伝わる衝撃を著しく軽減することができる。
2枚の弾性板の弾性を利用するから、強度上不都合がない限りそれぞれの透明弾性板の厚さを薄くして軽量化が可能になる。さらに製作にあたっては、各透明弾性板を所定の横長形状に成形して湾曲させるだけであり膨出加工による曲面形成が不要であるから、その加工工数が少なくなり、生産性が良好となる。請求項6の発明によれば、この頭部保護防具に用いる衝撃吸収体が得られる。
本発明の実施例である頭部保護防具の分解斜視図 同じく左側面図 同じく平面図 他の実施例を示す正面図 同じく右側面図 同じく平面図
保護防具には、競技者の顔面に対向する開口を閉じた透明曲面防護板の周縁が固定されているものが有る。この透明曲面防護板は中央付近が前方に膨出した曲面を持つ。この場合には、この透明曲面防護板の前面に下地弾性板を対向させて保持すればよい(請求項2)。下地弾性板は透明曲面防護板に一部が接触しても良いが、離れていても良い。この場合には、下地弾性板と表面弾性板の下に透明曲面防護板があるので、競技者頭部の保護効果が増大する。また下地弾性板と表面弾性板を薄くしても十分な強度を確保することができるから、軽量化に適する。なを請求項1の発明では、透明曲面防護板を持たないものを含む。
透明曲面防護板はポリカーボネート製とし、下地弾性板および表面弾性板はアクリル樹脂製とすることができる(請求項3)。これらは共に高い透明性を有するからである。またポリカーボネート(ポリ炭酸エステル)樹脂は特に耐衝撃性に優れ、顔面保護に最適であり、アクリル樹脂は弾性に富みかつ衝撃に耐える特性があるため、下地弾性板と表面弾性板の弾性を利用して衝撃吸収する本発明に最適である。
透明曲面防護板と下地弾性板との間には競技者の視界を妨げない位置に弾性を有するスペーサを挟持しておけば、下地弾性板の位置が安定し、競技者の動作によってこれらが振動したりするのを防ぐことができる(請求項4)。例えば競技者の額の前方にこのスペーサを左右2つ配置することにより、下地弾性板を透明曲面防護板の中央付近(競技者の鼻付近)とこれらのスペーサとで3点支持あるいは4点支持とすることにより安定させることができる。
下地弾性板と表面弾性板との間には、競技者の視界を妨げない位置に衝撃検出センサを取り付けておけば、このセンサの検出出力に基づいて競技の相手方が加えた打撃の有無や打撃の強さを電気的に判定することが可能になる(請求項5)。この場合、適切な打撃であるか否かを電気的に判定することにより競技判定の適正化に適する。
図1〜3において、符号10は本発明に係る頭部保護防具である。この頭部保護防具10は、競技者の頭部12(図2)を覆って頭部12を保護するものであり、前面に顔面が前方に向かって露出する顔面露出用開口部14(図1)が形成されている防具本体16と、この顔面露出用開口部14を前方から覆う透明曲面防護板18とを備える。
この透明曲面防護板18は、硬度が高く耐衝撃性に優れるポリカーボネート樹脂(炭酸エステル樹脂)製であり、その中央付近すなわち競技者の顔面中央付近に対向する部分が前方に膨出した滑らかな曲面形状である。なお防具本体16の下面は開口し、頭部12を下方から進入・脱出可能にしているのは勿論である。
防具本体16は内面全体に頭部12をソフトに保護する板状緩衝材20が接着により取り付けられ(図1)、左右側面には競技者の耳を保護するためのリング状緩衝材22が取り付けられている。
24は、頭部保護防具10を頭部12に保持するための防具本体固定用バンドであり、防具本体16の後面に固着した固定部材26から左右に分かれて下方に伸び、リング状緩衝材22の後部から下方を通って頭部12の顎に掛けて締め付けるものである。
透明曲面防護板18は図1、2に示すように、防具本体16の顔面露出用開口部14を覆うほぼ仮面型に形成され、その外周縁部が顔面露出用開口部14の外周縁部に外側から密着し、この状態に固着されている。すなわちこれらの対応位置にそれぞれ穿設された紐穴に紐28(図1)を通して結着されている。従って防具本体16と透明曲面防護板18とは一体化されて前記防具本体16が形成される。
透明曲面防護板18には図1に示すように、競技者の眼球の前方に対向する横長の視界確保用開口部30と、競技者の鼻先に対向するほぼ三角形の鼻用開口部32と、競技者の口に対向する左右一対の口用開口部34とが形成されている。
この透明曲面防護板18の前には、本発明に係る衝撃吸収体36が、取り付けられている。この衝撃吸収体36は、平板状かつ横長の2枚の透明弾性板(例えばアクリル樹脂製の透明板)を湾曲させてその左右両端縁を結合したものである。
衝撃吸収体36は、競技者の頭部12前面(前記透明曲面防護板18の前面)を覆い前記保護防具10の左右側方に伸びるように平板状かつ横長の透明弾性板を湾曲させて保持した透明下地弾性板38と、この下地弾性板38の前面を間隙を空けて覆うように平板状かつ横長の透明弾性板を湾曲させ両端を前記下地弾性板38の左右両端に固定した透明表面弾性板40とを有する。
これら下地弾性板36と表面弾性板38の左右側縁は、適宜の結束具(図示せず)で予め結束しておいてもよいが、これらを頭部保護防具10に固定する弾性板固定バンド42、44によって結束しても良い。すなわち固定バンド42は、前記頭部保護防具10の上方を通って左右に伸び、その左右両端縁をこれら弾性板38、40の左右両隅にそれぞれ設けた取付孔46、48に通して結束した幅狭バンド42aと、この幅狭バンド42aの中央付近を前記固定部材26に結合する他の幅広バンド42bとを持つ。なおこれらのバンド42a、42bには適宜数の長さ調節具を設けておくのがよい。図1では、バンド42bに長さ調節具42cが示され、図3ではバンド42aに長さ調節具42cが示されている。
弾性板固定バンド44は、その前端を弾性板38、40の前記取付孔46、48の下方に設けた他の取付孔50、52(図1)に通して両弾性板38、40の左右縁を結束し、後端を前記固定部材26に固定したものである。この弾性板固定バンド44は耳保護用のリング状緩衝材22の上方を通り頭部保護防具10の外側面に密着する。この固定バンド44にも適宜の長さ調節具44a(図1)を取り付けておくのがよい。
下地保護板38と透明曲面保護板18の間には、競技者の視界を妨げない位置に弾性を有する適宜数のスペーサ54(図1)を保持しておくのがよい。下地保護板38および衝撃吸収体36の保持を一層安定させることができるからである。このスペーサ54はゴム製のもので下地保持板38または透明曲面保護板18のいずれか或いは両方に接着しておく。
前面弾性板38と透明曲面防護板18との間には、競技者の視界の障害にならない位置に、複数の打撃センサー56が装着されている。すなわち2個の打撃センサー56は、透明曲面防護板18の視界確保用開口部30の上縁より上方に適宜の間隔を持って左右一対固定され、1個の打撃センサー56がこの下方かつ視界確保用開口部28の下方に、それぞれ接着固定されている(図2)。
これらの打撃センサー56は、例えばイナバゴム株式会社より提供される感圧導電性エラストマーセンサーである商品名「イナストマー SFRタイプ」が適する。ここに打撃センサー56は、その上面にドーム型ゴムカバーを接着固定し、打撃の衝撃を緩和させて打撃センサー56を保護するのがよい。
このように弾性を有する平板状の2枚の透明板を湾曲させ、それらの左右両側縁を結束固定して、防具本体16の左右側面に添わせるようにしてバンド42、44で固定するから、競技中に相手の打撃が表面弾性板40に加えられると、まずこの表面弾性板40が歪み、打撃力が強い時にはこの打撃が下地弾性板38に伝わってこれも歪ませる。これらの弾性板38、40の歪みによって打撃力は十分に吸収され、透明曲面保護板18に過大な打撃力が伝わることの防ぐことができる。
打撃により表面弾性板40が変形すると、この変形によって打撃センサー56が作動して打撃の有無、有効無効を判定することができる。この時下地弾性板38も変形することがあるが、両弾性板38,40の間隔変化があれば打撃センサー56は打撃を検出することができる。打撃が無くなると、表面弾性板40、下地弾性板38はこれら自身の弾性復元力によって復元し、これらをもとの位置に戻して次の打撃に備えることになる。
これら打撃センサー56の出力は、コンピュータからなる判定器(図示せず)に導かれ、ここで打撃の有効無効などが判定される。なお頭部保護防具10の上面にLED(発光ダイオード)等の打撃告知手段58(図1、3)を設け、判定器の判定結果をここに表示するようにしてもよい。例えば有効な打撃と判定した時にこれを発光させる。この場合、判定器と打撃告知手段58とを配線で接続しておく。判定器には送受信機を接続し例えば一つのケースに収納して各競技者にそれぞれ持たせておいてもよい。
なおこの頭部保護防具10には、競技者の首から肩に掛かる首の保護具と、顎から首の前面に延びる喉の保護具とを取り付けるのがよい。頭部保護防具10は、競技者の胸および腹を保護する胴防具、股間の急所を保護する股間部保護具、あるいは足すねの防具などと組み合わせて用いることができる。この場合にこれらの防具に打撃センサーを設け、頭部保護防具10の前記打撃センサー56と共にそれぞれの位置への打撃を検出するようにしてもよい。
図4、5、6に示す実施例2は、衝撃吸収体36Aを防具本体16Aに固定する弾性板固定バンド42A、44Aが実施例1のものと異なる。すなわち実施例1では、バンド42、44が耳保護用リング上緩衝材22の上方を通しているので、衝撃吸収体36はその下部を前方から上方に回転して前面から上方に巻き上げやすいという特有の効果が有る。例えば審判員の指示などにより競技を一時中断する時には、この衝撃吸収体36を巻き上げて視界から除き、周囲を見やすくすることができる。試合再開時にはこの衝撃吸収体36を下ろして前面に移動させることにより速やかに再開することができる。
しかしこの場合には、打撃の方向によっては衝撃吸収体36の固定が不安定であり、練習中などに意に反して上方に跳ね上がることが考えられる。図4〜6の実施例2ではこのように練習中あるいは試合中に意に反して衝撃吸収体36Aが跳ね上がるのを防止することができるようにしたものである。
すなわちこの実施例2では、下地弾性板38Aと表面弾性板40Aからなる衝撃吸収体36Aの左右縁の下部に取付孔52Aを設け、ここに通したバンド44Aをリング状緩衝材22Aの下方を通して、防具本体16Aの後面に設けた固定部材22Aに結合したものである。また衝撃吸収体36Aの左右縁の上部は、取付孔48Aを通したバンド42Aを折り返して両端を、それぞれ防具本体16Aの上面を前後に通る頂部バンド42Bと固定部材22Aとに結合したものである。なお頂部バンド42Bの前端は下地弾性板38Aの上部中央に結合されている。
このため頂部バンド42Bにより衝撃吸収体36Aの下方への移動が規制される。またバンド44Aはリング状緩衝材22Aの下方を通っているので衝撃吸収体36Aが意に反して上に跳ね上がるのを防ぐことができる。なおこれらの図4〜6において、18Aは透明曲面防護板、54Aはスペーサ、56Aは打撃センサである。
10、10A 頭部保護防具
12 頭部
14 顔面露出用開口部
16、16A 防具本体
18 硬質透明樹脂製の透明曲面防護板
26、26A 固定部材
30 視野確保用開口部
36 衝撃吸収体
38 下地弾性板
40 表面弾性板
42、44、42A、44A 弾性板固定バンド
42b、42B 頂部バンド
46、48、48A 取付孔
50、52、52A 取付孔
54、54A スペーサ
56、56A 打撃センサー

Claims (6)

  1. 競技者の顔面前面を覆う衝撃吸収体を設けた武道用頭部保護防具において、
    前記衝撃吸収体は、競技者の頭部前面を覆い前記保護防具の左右側方に伸びるように平板状の透明弾性板を湾曲させて保持した透明下地弾性板と、
    この下地弾性板の前面を間隙を空けて覆うように平板状の透明弾性板を湾曲させ両端を前記下地弾性板の左右両端に固定した透明表面弾性板と、
    前記下地弾性板および表面弾性板の左右両端を結束して前記保護防具に固定するバンドと、を備え、
    前記表面弾性板に加えた衝撃を、両弾性板間の空隙および前記両弾性板の弾性変形により吸収するようにした武道用頭部保護防具。
  2. 保護防具には競技者の顔面に対向する開口を閉じ前方に膨出した曲面を持つ透明曲面防護板が固定され、下地弾性板および表面弾性板はこの透明曲面防護板の前面に対向して保持されている請求項1の武道用頭部保護防具。
  3. 透明曲面防護板はポリカーボネート樹脂製であり、下地弾性板および表面弾性板はアクリル樹脂製である請求項2の武道用頭部保護防具。
  4. 透明防護板と下地弾性板との間には競技者の視界を妨げない位置に弾性を有するスペーサが挟持されている請求項2の武道用頭部保護防具。
  5. 下地弾性板と表面弾性板との間には、競技者の視界を妨げない位置に衝撃検出センサが取り付けられている請求項1の武道用頭部保護防具。
  6. 武道用頭部保護防具に装着され競技者の顔面前面を覆う衝撃吸収体であって、
    前記武道用頭部保護防具の前面を覆い前記保護防具の左右側方に伸びるように湾曲する平板状の透明弾性板からなる下地弾性板と、
    この下地弾性板の前面を間隙を空けて覆うように湾曲し両端を前記下地弾性板の左右両端に固定した透明弾性板からなる表面弾性板と、
    前記下地弾性板および表面弾性板をこれらの左右両端を結束して前記保護防具に保持する固定バンドと、
    を備えることを特徴とする衝撃吸収体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021194505A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 株式会社東山堂 剣道用マスク

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