JP2015033004A - 画像送信装置および画像送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部の通信端末と通信可能な画像送信装置において、当該装置側の画像データと、通信端末から送信されてきた画像データとを、容易に且つ効率良くまとめて送信できるようにする。【解決手段】複合機3は、入力された画像データを外部(例えば通信回線3a)へ送信可能である。複合機3は、所定の通信方式によって外部通信端末(例えばスマートフォン5やPC7)と通信が可能である。複合機3は、自身において送信対象の画像データ及びその宛先の入力が開始された後、所定期間内に、外部通信端末から画像データを受信した場合は、その受信した画像データを自身に入力された画像データに加えて送信用画像データを生成する。複合機3は、生成した送信用画像データを、上記宛先へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像データを送信する画像送信装置および画像送信方法に関する。
ファクシミリ装置あるいはファクシミリ機能を備えた多機能装置などの、画像データを送信する機能を備えた各種の画像送信装置が普及している。このような画像送信装置に対し、当該装置以外の他の通信端末から通信により画像データを取得してその画像データを外部へ送信可能な機能(以下「中継送信機能」ともいう)を搭載することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
中継送信機能を備えることで、当該装置自身で読み取った原稿の画像データや当該装置内に記憶されている画像データなどを送信できるだけでなく、他の通信端末から取得した画像データも送信できるようになり、利便性を高めることができる。
特開2007−312142号公報
中継送信機能を備えた画像送信装置のユーザにおいては、当該画像送信装置で読み取らせた原稿の画像データを送信する際、その画像データだけでなく、他の通信端末が保持している画像データも取得して一緒に送信したいというニーズが生じる可能性がある。
しかし、単に中継送信機能を備えているだけでは、上記ニーズに適切に応えることはできない。上記ニーズへの対応方法として、例えば、通信端末内の画像データを一旦印刷出力して紙の原稿とし、これを装置側の原稿に追加してまとめてファクシミリ送信するという方法が考えられるが、操作が煩雑となり、ユーザの使い勝手を損ねてしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、外部の通信端末と通信可能な画像送信装置において、当該装置側の画像データと、通信端末から送信されてきた画像データとを、容易に且つ効率良くまとめて送信できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の画像送信装置は、通信部と、画像データ送信部と、制御部とを備える。通信部は、所定の通信方式によって外部通信端末と通信が可能である。画像データ送信部は、画像データを送信可能である。
制御部は、入力受付処理と、受信受付処理と、送信用画像データ生成処理と、送信処理とを実行する。入力受付処理は、送信対象の画像データ及びその宛先の入力を受け付ける処理である。受信受付処理は、入力受付処理による画像データの入力開始後、所定期間、外部通信端末からの通信部を介した画像データの受信を受け付ける処理である。送信用画像データ生成処理は、受信受付処理により外部通信端末から画像データが受信された場合に、その受信された画像データ(端末側画像データ)を、入力受付処理で入力された画像データ(装置側画像データ)に加えることにより、送信用画像データを生成する処理である。送信処理は、送信用画像データ生成処理により生成された送信用画像データを画像データ送信部を介して宛先へ送信する処理である。
このように構成された画像送信装置によれば、入力受付処理により装置側画像データ及びその宛先の入力が開始された後、外部通信端末から端末側画像データが受け付けられた場合は、これら両画像データが送信用画像データとしてまとめられて宛先へ送信される。そのため、当該装置側の画像データと、外部通信端末から送信されてきた画像データとを、容易に且つ効率良くまとめて送信することが可能となる。
制御部は、同一宛先判断処理を実行できるようにしてもよい。この同一宛先判断処理は、受信受付処理により外部通信端末から端末側画像データが受信された場合に、装置側画像データと端末側画像データとが、共に同一の宛先へ送信すべき同一宛先にあるか否かを判断する処理である。そして、制御部は、同一宛先判断処理により装置側画像データと端末側画像データとが同一宛先にあると判断した場合に、送信用画像データ生成処理を実行するようにしてもよい。
外部通信端末から端末側画像データが送信されたタイミングや場所等によっては、あるユーザが当該画像送信装置側で装置側画像データを入力する際、他のユーザが外部通信端末から端末側画像データを送信してしまうおそれがある。この場合、双方のユーザの意図に反して、装置側画像データに外部通信端末からの端末側画像データが加えられて送信されてしまうおそれがある。これに対し、各画像データを一まとめにする前に、両者が同一宛先にあるか否かを確認し、同一宛先にある場合に両者をまとめて(送信用画像データとして)送信するようにすることで、上記誤送信を抑止することができる。
制御部による同一宛先判断処理の具体的内容は種々考えられ、例えば、制御部は、同一宛先判断処理として、認証処理を行うようにしてもよい。認証処理は、当該画像送信装置において装置側画像データ及び宛先の入力操作を行った装置側操作者と、外部通信端末で端末側画像データの送信操作を行った端末側操作者とが同一又は対応する関係にあるか否かを確認する処理である。そして、制御部は、認証処理により各操作者が同一又は対応する関係にあるとの認証が成功した場合に、装置側画像データと端末側画像データとが同一宛先にあると判断するようにしてもよい。
このように、相互認証により同一宛先にあるか否かの判断を行うことによって、その判断を容易且つ精度良く行うことができる。
同一宛先判断処理を上記のように相互認証を用いて行う場合、認証に失敗する可能性もある。その場合、制御部は、更に、問合処理を行うようにしてもよい。問合処理は、端末側画像データを装置側画像データに加えて送信すべきか否かを問い合わせる処理である。そして、制御部は、問合処理に対して端末側画像データを装置側画像データに加えて送信すべき旨の応答があった場合は、装置側画像データと端末側画像データとが同一宛先にあると判断するようにしてもよい。
このようにすることで、装置側画像データと端末側画像データが本来同一宛先にあるにもかかわらず何らかの原因で認証に失敗してしまったとしても、これら両画像をまとめて送信することができる。そのため、誤送信の抑制効果を高いレベルで維持しつつ、ユーザの利便性を向上させることができる。
上記のように認証処理を行うよう構成された画像送信装置は、より具体的には、次のように構成されたものであってもよい。即ち、通信部は、所定の遠隔無線通信方式によって外部通信端末と通信が可能である。更に、この通信部とは別に、近距離無線通信部を備える。この近距離無線通信部は、外部通信端末と通信部による通信よりも通信可能範囲の狭い所定の近距離無線通信方式によって無線通信が可能である。一方、外部通信端末は、近距離無線通信部との近距離無線通信方式による無線通信を開始した後に、近距離無線通信方式又は遠隔無線通信方式によって画像データを送信可能に構成されている。
そして、制御部は、受信受付処理において、近距離無線通信部を介した外部通信端末との無線通信が行われたか否か判断し、その無線通信が行われたと判断された場合に、通信部又は近距離無線通信部を介して画像データを受信する。
このように構成された画像送信装置によれば、外部通信端末を当該画像送信装置にかざすという簡単な操作で、外部通信端末内の端末側画像データを当該画像送信装置に送信して装置側画像データと共に送信させることができる。
外部通信端末から、端末側画像データだけでなくその宛先情報も送信されてくる場合は、制御部は、受信受付処理及び同一宛先判断処理を、次のように行うようにしてもよい。即ち、受信受付処理においては、端末側画像データ及び宛先情報の受信を受け付ける。同一宛先判断処理においては、宛先一致判断処理を実行する。この宛先一致判断処理は、入力受付処理により受け付けられた装置側画像データの宛先と、受信受付処理において外部通信端末から受信した宛先情報が示す宛先とが一致するか否か判断する処理である。そして、制御部は、この宛先一致判断処理により一致すると判断された場合に、装置側画像データと端末側画像データとが同一宛先にあると判断する。
このように、当該装置側で入力された宛先と外部端末装置からの宛先情報とを照合することで、同一宛先であるか否かの判断を容易且つ精度良く行うことができる。
制御部は、同一宛先判断処理において、上記宛先一致判断処理により一致すると判断された場合に、更に、問合処理を行うようにしてもよい。この問合処理は、端末側画像データを装置側画像データに加えて送信すべきか否かを例えば当該画像送信装置のユーザ等に問い合わせる処理である。制御部は、この問合処理に対して端末側画像データを装置側画像データに加えて送信すべき旨の応答があった場合に、装置側画像データと端末側画像データとが同一宛先にあると判断するようにしてもよい。
このように、宛先一致判断処理に加えてさらに問合処理まで行うことで、同一宛先であるか否かの判断をより高い精度で行うことができる。
通信部は、所定の遠隔無線通信方式または有線通信方式によって外部通信端末と通信が可能な構成であってもよい。このような構成により、当該画像送信装置から離れた場所にある外部通信端末内の端末側画像データを当該画像送信装置から装置側画像データと共に送信することができる。
制御部は、送信用画像データを生成する方法を判断する生成方法判断処理を実行して、その判断結果に従って、送信用画像データ生成処理を実行するようにしてもよい。生成方法判断処理は、受信受付処理により端末側画像データが受信された場合に、装置側画像データ及び端末側画像データの少なくとも一方に基づいて、これら各画像データを相互にどのように組み合わせて送信用画像データを生成すべきか判断する処理である。
このように生成方法判断処理を行うことで、装置側画像データと端末側画像データとを適切に組み合わせて1つの送信用画像データを生成することができる。
当該画像送信装置は、原稿の画像を読み取る画像読取部を備えたものであってもよい。その場合、制御部は、入力受付処理において、画像読取部により読み取られた画像の画像データを装置側画像データとして受け付けるようにしてもよい。
上記構成の画像送信装置によれば、ユーザは、所望の原稿を装置側画像データとして読み取らせ、さらに外部通信端末からの端末側画像データを加えて、まとめて送信させることができる。そのため、ユーザの利便性、使い勝手をより向上させることができる。
画像データ送信部は、送信対象の画像データをファクシミリ通信により送信可能な構成であってもよい。このような構成であれば、装置側画像データに外部通信端末からの端末側画像データを加えてまとめてファクシミリ送信することができる。そのため、利便性の高いファクシミリ機能を提供することが可能となる。
実施形態の画像送信システム全体の概略構成を表す説明図である。 (a)は複合機のブロック図、(b)はスマートフォンのブロック図、(c)はPCのブロック図である。 複合機が実行するファクシミリ送信処理を表すフローチャートである。 図3のS23の外部原稿追加指示確認処理の詳細を表すフローチャート、及びスマートフォンが実行する原稿送信処理を表すフローチャートである。 PCが実行する原稿送信処理を表すフローチャートである。 図3のS25の外部原稿追加意志確認処理の詳細を表すフローチャートである。 図3のS29の複合機原稿合成処理の詳細を表すフローチャートである。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を採り得る。例えば、下記の実施形態の構成の一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えたり、他の実施形態の構成に対して付加、置換等したり、課題を解決できる限りにおいて省略したりしてもよい。また、下記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成してもよい。
(1)画像送信システム1の全体構成
図1に示すように、本実施形態の画像送信システム1は、複合機3と、スマートフォン5と、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)7と、アクセスポイント(以下「AP」という)9と、を備えている。
複合機3は、プリンタ機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能などの複数の機能を有する多機能周辺装置である。複合機3は、通信回線3aを介して外部のファクシミリ装置等の通信装置との間でファクシミリ通信が可能である。さらに、複合機3は、無線LAN及びNFC(Near Field Communication;近距離無線通信)の2種類の無線通信方式による無線通信機能を備えている。
無線LANは、例えばIEEE802.11a/b/g/nの規格で定められる通信方式等であり、2.4GHz帯又は5GHz帯の周波数帯域の電波が用いられる。NFCは、通信可能距離が無線LANよりも狭い範囲(約10cm程度)に限定された近距離無線通信であり、例えば13.56MHzの周波数帯域の電波が用いられる。複合機3は、AP9を介してスマートフォン5やPC7と無線LANによる通信(以下「無線LAN通信」という)を行ったり、AP9を介してインターネット接続したりすることができる。
複合機3は、スマートフォン5との間で、NFCによる無線通信(以下「NFC通信」という)が可能である。両者間のNFC通信は、スマートフォン5の使用者がスマートフォン5を複合機3の所定の近接部位に近接させる(かざす)ことで実現される。
具体的には、複合機3には、機器内部における上部側に、NFC通信におけるRF信号の送受信を担うNFC通信部18が搭載されている。このNFC通信部18には、NFC通信用のアンテナが設けられている。このアンテナの上部が上記の近接部位であり、スマートフォン5がこの近接部位(アンテナの上部)にかざされると、複合機3とスマートフォン5とのNFC通信が可能となり、所定の通信手順で無線通信が行われる。
スマートフォン5は、携帯電話やメール機能などの一般的な携帯電話が備えている機能に加えて、インターネット接続機能を備え、さらに各種アプリケーションソフトのインストールにより各種の機能を付加可能な、多機能携帯通信端末である。
スマートフォン5は、無線LAN通信及びNFC通信が可能である。そのため、スマートフォン5は、複合機3との間でNFC通信により相互にデータ通信が可能である。また、スマートフォン5は、AP9を介して他の通信機器と無線LAN通信が可能である。
スマートフォン5は、アプリケーションソフトとして、例えば、文書作成ソフト、画像編集ソフトなどを備えている。文書作成ソフトで作成した文書や、画像編集ソフトで編集した画像、受信メールに添付されていた文書や画像などは、無線LAN通信にて複合機3やPC7等の他の機器へ送信することができる。
スマートフォン5から各種文書や画像等の各種画像データを複合機3へ送信することで、それら画像データを複合機3で印刷出力させたり、複合機3で読み取られた原稿の画像データと共に1つの画像データとしてファクシミリ送信することもできる。
PC7は、AP9との間で無線LAN通信が可能であり、ひいては、AP9を介して複合機3やスマートフォン5との間で無線LAN通信が可能である。そのため、PC7は、AP9を介した無線LAN通信により複合機3やスマートフォン5との間で画像データを含む各種のデータを送受信することができる。
PC7には、OSやデバイスドライバ、各種アプリケーションソフトがインストールされている。アプリケーションソフトの中には、複合機3に対して原稿の画像読み取り(スキャン)を指示したり複合機3で読み取られた画像データを受信して各種処理を行ったりすることが可能なソフトや、複合機3のプリンタ機能にて印刷出力させるための画像データを作成するソフト、PC7で作成、編集等した画像データを複合機3からファクシミリ送信させるためのソフト(以下「PCFAX」ともいう)などが含まれている。
PC7で作成した画像データをPCFAXにて複合機3からファクシミリ送信させる際は、送信対象の画像データを無線LAN通信にて複合機3へ送信する必要がある。PC7から複合機3へ送信した画像データは、単独でファクシミリ送信することができるほか、上記スマートフォン5からの画像データと同様、複合機3で読み取られた原稿の画像データと共に1つのファクシミリ送信用の画像データとしてファクシミリ送信することもできる。そのため、以下の説明では、スマートフォン5やPC7から複合機3へ送信される各種画像データのうち、特にファクシミリ機能によるファクシミリ送信を目的とする画像データを、「原稿データ」又は単に「原稿」とも称する。
AP9は、無線LANのデータ中継機能を担う無線中継装置である。複合機3、スマートフォン5及びPC7は、AP9を介して相互に無線LAN通信可能である。
(2)複合機3の構成
複合機3は、より具体的には、図2(a)に示すように、CPU11、ROM12、RAM13、NVRAM14、表示部15、入力部16、無線LAN通信部17、NFC通信部18、通信回線接続部19、印刷部20、スキャナ部21などを備えている。
CPU11は、ROM12やNVRAM14に記憶されている各種プログラムに従って複合機3内の各部の制御を実行する。RAM13は、各種の情報を記憶するワークエリアや画像データを記憶するメインメモリ等として利用される。NVRAM(Non Volatile RAM)14は、記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、ファームウェアや各種設定値、各種プログラム、各種データ等が記憶される。なお、ROM12又はNVRAM14に記憶されている各種プログラムの1つとして、後述するファクシミリ送信処理プログラム(図3参照)がある。
表示部15は、液晶ディスプレイやLEDなどの各種の表示装置を備えている。入力部16は、タッチパネルや各種操作ボタン等を備え、使用者による操作入力を受け付ける。印刷部20は、印刷用紙等の被記録媒体に画像を形成(印刷)する。スキャナ部21は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取ってその画像データを生成する。
スキャナ部21で読み取られた原稿の画像データは、通信回線接続部19を介してファクシミリ送信することができる。その際、ユーザは、入力部16を介して宛先のダイヤル番号を入力したり、予め登録されている宛先(ダイヤル番号)を指定したりすることで、宛先を入力することができる。
無線LAN通信部17は、無線LAN通信の信号処理(いわゆるRF信号の処理)を担う通信モジュールである。NFC通信部18は、NFC通信の信号処理(RF信号の処理)を担う通信モジュールである。通信回線接続部19は、通信回線3aを介して外部通信機器と通信を行うための回線インタフェースである。複合機3においては、通信回線接続部19を介して、各種の原稿をファクシミリ通信により送信又は受信することができる。
(3)スマートフォン5の構成
スマートフォン5は、図2(b)に示すように、CPU31、ROM32、RAM33、フラッシュメモリ34、表示部35、入力部36、無線LAN通信部37、NFC通信部38、携帯通信回線接続部39、メモリカードインタフェース(以下「メモリカードI/F」という)40、及び音声入出力部41などを備えている。
CPU31は、ROM32やフラッシュメモリ34,メモリカードI/F40に装着されたメモリカード等に記憶されている各種プログラムやデータ等に基づいて各種処理を行う。RAM33は、各種の情報を記憶するワークエリアやメインメモリ等として利用される。フラッシュメモリ34は、記憶内容を書き換え可能な不揮発性のメモリであり、既述の文書作成ソフト、画像編集ソフト等のプログラムや、後述する原稿送信処理(図4)のプログラムを含む、各種プログラム、データ等が記憶されている。
表示部35は、液晶ディスプレイやLEDなどの各種の表示装置を備え、各種画面、情報等を表示可能である。入力部36は、スマートフォン5の筺体に設けられたハードキーやタッチパネルを有する。ユーザは、入力部36への操作を介して、各種設定情報や指示等を入力することができる。
携帯通信回線接続部39は、スマートフォン5を携帯通信回線に接続するための周知のインタフェースである。メモリカードI/F40は、不揮発性のメモリカードが装着されるインタフェースであって、メモリカードに対するデータの書き込み又は読み出しを制御する。音声入出力部41は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。
無線LAN通信部37は、スマートフォン5と他の機器とを無線LAN接続する回路であり、基本的な機能は、複合機3の無線LAN通信部17と同じである。NFC通信部38は、スマートフォン5と複合機3とをNFC接続する回路であり、基本的な機能は、複合機3のNFC通信部18と同じである。
NFC通信が可能な範囲はごく近距離(例えば約10cm以内)である。ユーザがスマートフォン5を複合機3に近づけて、スマートフォン5のNFC通信部38のアンテナと複合機3のNFC通信部18のアンテナとの距離が上記通信可能範囲内になると(つまりスマートフォン5が複合機3にかざされると)、両者間でNFC通信が開始される。
なお、本明細書において、スマートフォン5と複合機3の両者の位置関係について「近づける」あるいは「かざす」などというときは、特に断りのない限り、両者をNFC通信が可能な状態となるように近接させることを意味するものとする。
(4)PC7の構成
PC7は、図2(c)に示すように、CPU51、ROM52、RAM53、HDD(ハードディスクドライブ)54、表示部55、入力部56、無線LAN通信部57、有線LAN通信部58、及びUSBインタフェース(USBI/F)59などを備えている。
表示部55は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスが含まれる。入力部56は、ユーザにより操作される周知のキーボードやマウス、あるいはタッチパネルなどが含まれる。
HDD54には、OSやデバイスドライバ、各種アプリケーションソフトなどがインストールされている。各種アプリケーションソフトの中には、既述の通り、PCFAXが含まれている。さらに、そのPCFAXを実現するための各種プログラムの中には、後述する原稿送信処理(図5)が含まれている。
無線LAN通信部57は、PC7と他の機器とを無線LAN接続する回路であり、基本的な機能は、複合機3の無線LAN通信部17と同じである。有線LAN通信部58は、PC7と他の機器とを有線LAN接続するための通信インタフェースである。USBI/F59は、PC7と他の機器とをUSB接続するための通信インタフェースである。
(5)画像送信システム1の特徴
画像送信システム1が備える最も特徴的な機能の1つとして、既述のように、複合機3からのファクシミリ送信の際に、複合機3で読み取った原稿にスマートフォン5又はPC7から送信されてきた原稿を加えて一緒に送信できる機能がある。
(5−1)スマートフォン5の原稿を一緒に送信する際の動作の概要
例えば紙の原稿を複合機3で読み取らせ、その原稿にスマートフォン5内の原稿を加えて1つの送信原稿としてファクシミリ送信させたい場合、ユーザは、次のようにしてそのファクシミリ送信を実現することができる。即ち、ユーザは、まず、複合機3においてファクシミリ送信を行うための所定の操作を行い、送信宛先を入力(例えばダイヤル操作)する。更に、スキャナ部21による、送信対象の原稿の読み取りを開始させる。
読み取り開始後、所定期間(本実施形態では原稿読み取りが完了するまでの間)が経過するまでの間に、ユーザがスマートフォン5において所定の原稿送信要求操作を行ってそのスマートフォン5を複合機3へかざすと、スマートフォン5と複合機3との間でNFC通信が開始される。このNFC通信を契機として、さらに、スマートフォン5と複合機3との間で無線LAN通信が確立される。
両者間の無線LAN通信が確立すると、スマートフォン5内の所望の原稿が、無線LAN通信にて複合機3へ送信される。複合機3は、スマートフォン5から無線LAN通信にて原稿を受信すると、自身で読み取った原稿にスマートフォン5からの原稿を加え、まとめて1つの送信原稿(送信用の画像データ)として上記宛先へファクシミリ送信する。
なお、スマートフォン5は、複合機3へファクシミリ送信用の原稿を送信する際、所定の認証情報も送信する。認証情報としては、例えば、スマートフォン5内に予め登録されているユーザIDや、スマートフォン5固有の端末情報などがある。
複合機3は、スマートフォン5との間でユーザ認証を行う認証機能を備えている。具体的には、複合機3は、スマートフォン5、PC7等の外部通信端末の認証情報又はその認証情報に紐付けられた(対応した)所定の情報を予め登録可能である。複合機3は、外部通信端末から原稿を受信した場合に、その外部通信端末の認証情報又はそれに紐付けられた情報が登録されている場合は、認証成功として、受信した原稿を複合機3の原稿に加えて一緒にファクシミリ送信することを許可する。認証に成功するということは、外部通信端末から原稿を送信したユーザと複合機3で原稿の入力(具体的には読み取り指示・操作)を行ったユーザとが一致又は対応する関係にあるということである。
ただし本実施形態では、認証が失敗しても、ユーザに対してスマートフォン5からの原稿を追加してもよいか否かをあらためて問合せ、追加してもよい旨の応答があった場合は、複合機3の原稿と一緒にファクシミリ送信することを許可するようにしている。
(5−2)PC7の原稿を一緒に送信する際の動作の概要
例えば紙の原稿を複合機3で読み取らせ、その原稿にPC7内の原稿を加えて1つの送信原稿としてファクシミリ送信させたい場合、ユーザは、次のようにしてそのファクシミリ送信を実現することができる。即ち、ユーザは、まず、複合機3においてファクシミリ送信を行うための所定の操作を行い、送信宛先を入力(例えばダイヤル操作)する。更に、スキャナ部21による、送信対象の原稿の読み取りを開始させる。
読み取り開始後、所定期間が経過するまでの間に、ユーザは、PC7からPCFAXにて原稿を送信する。PCFAXでは、ユーザは、PC7において宛先の入力も行う。そのため、PC7からは、原稿のデータに加えて、宛先情報も送信される。
複合機3は、PC7から無線LAN通信にて原稿及び宛先情報を受信すると、複合機3で入力された宛先とPC7からの宛先情報が示す宛先とが一致するかどうか判断する。そして、両宛先が一致した場合、自身で読み取った原稿とPC7からの原稿を1つの送信原稿(送信用画像データ)としてまとめ、上記宛先へファクシミリ送信する。
なお、実際には、複合機3で入力された宛先とPC7から送信されてきた宛先とが一致した場合、更に、PC7からの原稿を追加すべきかどうかをユーザに問い合わせる処理を実行するのであるが、その処理については後で詳述する。
(5−3)複合機3、スマートフォン5、及びPC7の各種処理の説明
上述した機能を実現するために複合機3、スマートフォン5、及びPC7のそれぞれにおいて実行される処理について、具体的に説明する。まず、複合機3で実行されるファクシミリ送信処理について、図3を用いて説明する。複合機3のCPU11は、ユーザによりファクシミリ送信を行うための所定の操作(例えば、FAXモードボタン(不図示)押下)がなされると、NVRAM14から図3のファクシミリ送信処理のプログラムを読み込んで実行する。
複合機3のCPU11は、図3のファクシミリ送信処理を開始すると、S11で、ユーザによる宛先の入力操作を受け付ける。S13では、S11で入力された宛先を変数『複合機の宛先』として保存する。S15では、ユーザによる原稿の読み取り開始指示の操作を受け付ける。S17では、変数『追加データ』を「なし」に設定する。
S19では、原稿の読み取りを開始する。ここでは、1ページ(1枚)の原稿の読み取りを行う。つまり、送信対象の原稿の入力を受け付ける。S21では、S19で読み取った原稿(画像データ)を、変数『複合機の原稿』として保存する。S23では、外部原稿追加指示確認処理を実行する。
S23の外部原稿追加指示確認処理の詳細は図4の右側に示す通りである。複合機3のCPU11は、図4の外部原稿追加指示確認処理に移行すると、S110で、外部通信端末との近距離無線通信(NFC通信)が確立したか否か判断する。以下の説明では、近距離無線通信対象の外部通信端末はスマートフォン5であるものとする。
スマートフォン5が複合機3にかざされることにより両者間でNFC通信が確立すると、S120で、変数『距離』を「近距離」に設定する。S130では、スマートフォン5からNFC通信にて、無線LAN設定情報を受信する。S140では、S130で受信した無線LAN設定情報に基づき、スマートフォン5と無線LAN通信を行うために必要な各種の無線LAN設定を行う。
S150では、スマートフォン5との無線LAN通信が確立するまで待機し、確立したら、S160に進む。S160では、外部通信端末(スマートフォン5)から原稿及び認証情報を無線LAN通信にて受信する。S170では、当該複合機3に認証機能があるか否か判断する。複合機3が認証機能を備えていない場合は、S220に進む。複合機3が認証機能を備えている場合は、S180で、受信した外部通信端末の認証情報を変数『端末側認証情報』として記憶し、S220に進む。S220では、外部通信端末から受信した原稿を変数『端末側原稿』として保存する。S230では、変数『追加データ』を「あり」に設定して、S25(図3)に進む。
S110で、近距離無線通信(NFC通信)が確立しない場合は、S190で、近距離無線通信(NFC通信)以外の他の通信による原稿送信指示を受信したか否か判断する。なお、以下の説明では、説明の簡素化のため、近距離無線通信(NFC通信)以外の他の通信は無線LANであってその通信対象の外部通信端末はPC7であるものとする。
S190で、近距離無線通信以外の他の通信による原稿送信指示がなかった場合は、S25(図3)に進む。S190で、近距離無線通信以外の他の通信による原稿送信指示(PC7からの無線LAN通信による原稿送信指示。具体的には、原稿及び宛先情報の送信。)があった場合は、S200で、変数『距離』を「遠距離」に設定し、S210で、PC7から受信した宛先情報を変数『端末側宛先』として保存して、S220に進む。
ここで、スマートフォン5のCPU31が実行する原稿送信処理について、図4を用いて説明する。スマートフォン5のCPU31は、ユーザによりファクシミリソフトが起動されて所定の原稿送信要求操作がなされると、図4の左側に示す原稿送信処理を実行する。
スマートフォン5のCPU31は、図4の原稿送信処理を開始すると、S610で、ユーザによる、複合機3からファクシミリ送信させるべき所望の原稿の選択操作を受け付ける。S620では、複合機3との近距離無線通信(NFC通信)が確立するまで待機し、確立したら、S630に進む。
S630では、複合機3へ、NFC通信にて、無線LAN設定情報を送信する。ここで送信する無線LAN設定情報が、複合機3において、図4のS130の処理で受信される。S640では、S630で送信した無線LAN設定情報に基づき、複合機3と無線LAN通信を行うために必要な各種の無線LAN設定を行う。
S650では、複合機3との無線LAN通信が確立するまで待機し、確立したら、S660に進む。S660では、複合機3へ、無線LAN通信にて、原稿及び認証情報を送信する。ここで送信する原稿及び認証情報が、複合機3において、図4のS160の処理で受信される。
続いて、PC7のCPU51が実行する原稿送信処理について、図5を用いて説明する。PC7のCPU51は、ユーザによる所定の原稿送信要求操作がなされると、図5に示す原稿送信処理を実行する。
PC7のCPU51は、図5の原稿送信処理を開始すると、S710で、ユーザによる、複合機3からファクシミリ送信させるべき所望の原稿の選択操作を受け付ける。S720では、ユーザによる、複合機3からのファクシミリ送信の宛先入力操作を受け付ける。S730では、複合機3へ、無線LAN通信にて、原稿送信指示を送信する。具体的には、S710で選択された原稿及びS720で入力された宛先を示す宛先情報を、原稿送信指示として(或いは原稿送信指示と共に)複合機3へ送信する。S730で送信する原稿送信指示が、複合機3において、図4のS190の処理で受信判断される。
図3に戻り、複合機3のファクシミリ送信処理の説明を続ける。複合機3のCPU11は、S23の外部原稿追加指示確認処理(詳細は図4)を終了すると、S25で、外部原稿追加意志確認処理を実行する。S25の外部原稿追加意志確認処理の詳細は、図6に示す通りである。
複合機3のCPU11は、図6の外部原稿追加意志確認処理に移行すると、S310で、変数『追加データ』の設定状態を判断する。変数『追加データ』が「なし」に設定されている場合は、図6の外部原稿追加意志確認処理を終了して、S27(図3)に進む。変数『追加データ』が「あり」に設定されている場合は、S320に進む。
S320では、変数『距離』の設定状態を判断する。変数『距離』が「遠距離」に設定されている場合は、S410で、変数『複合機の宛先』と変数『端末側宛先』が一致するか否か判断する。即ち、複合機3で入力された宛先と、PC7から送信されてきた宛先情報が示す宛先とが一致するか否か判断する。S410で、両変数が一致した場合(即ち上記各宛先が一致した場合)は、S360に進む。両変数が一致しなかった場合は、S420で、変数『追加データ』を「なし」に設定して、S27(図3)に進む。
S320で変数『距離』が「近距離」に設定されている場合は、S330で、複合機3に認証機能があるか否か判断する。複合機3に認証機能がある場合は、S340で、認証処理を実行し、認証が成功したか否か判断する。具体的には、スマートフォン5から受信した認証情報と複合機3に登録されている認証情報との照合を行い、スマートフォン5から受信した認証情報が複合機3に登録(紐付けも含む)されているか否か判断する。認証に成功した場合、即ちスマートフォン5から受信した認証情報が複合機3に登録されている場合は、S350で変数『追加データ』を「あり」に設定し、S27(図3)に進む。
S340で、認証に失敗した場合、即ちスマートフォン5から受信した認証情報が複合機3に登録されていない場合は、S360に進む。また、S330で、複合機3に認証機能がないと判断した場合も、S360に進む。S360では、外部通信端末から送信されてきた原稿の追加意志をユーザに確認するための画面を表示する。具体的には、例えば「この原稿を追加しますか?」というメッセージを表示部15に表示させる。
S370では、S360で表示させた確認画面に対して、ユーザによる、原稿を追加する旨の入力があったか否か判断する。原稿を追加する旨の入力があった場合は、S350で、変数『追加データ』を「あり」に設定して、S27(図3)に進む。原稿を追加する旨の入力がなかった場合は、S380で、ユーザによる、原稿を追加しない旨の入力があったか否か判断する。原稿を追加しない旨の入力があった場合は、S420で、変数『追加データ』を「なし」に設定して、S27(図3)に進む。原稿を追加しない旨の入力がなかった場合は、S390で、タイムアウトしたか否か判断する。具体的には、S360による確認画面の表示後、原稿を追加する旨のユーザ入力及び原稿を追加しない旨のユーザ入力のいずれもなされない状態が所定時間継続したか否か判断する。
S390で、タイムアウトしていない場合は、S370に戻る。S390で、タイムアウトした場合は、S400で、変数『距離』の設定状態を判断する。変数『距離』が「近距離」に設定されている場合は、S420で、変数『追加データ』を「なし」に設定して、S27(図3)に進む。変数『距離』が「遠距離」に設定されている場合は、S350で、変数『追加データ』を「あり」に設定して、S27(図3)に進む。
図3に戻ってファクシミリ送信処理の説明を続ける。複合機3のCPU11は、S25の外部原稿追加意志確認処理(詳細は図6)を終了すると、S27で、読み取り対象の原稿として次のページがあるか否か判断する。読み取るべき次のページがある場合は、S19に戻る。次のページがない場合、つまり複合機3において送信対象の原稿の読み取りが完了した場合は、S29で、複合機原稿合成処理を実行する。S29の複合機原稿合成処理の詳細は、図7に示す通りである。
複合機3のCPU11は、図7の複合機原稿合成処理に移行すると、S510で、変数『追加データ』の設定状態を判断する。変数『追加データ』が「なし」に設定されている場合は、S31(図3)に進む。変数『追加データ』が「あり」に設定されている場合は、S520で、変数『端末側原稿』の内容を解析する。具体的には、変数『端末側原稿』の内容(つまり外部通信端末から送信されてきた原稿)の中に、先頭ページを示す所定の印が含まれているか否かを解析する。
S530では、S520での解析結果に基づき、変数『端末側原稿』に先頭ページを示す印が含まれているか否か判断する。先頭ページを示す印が含まれている場合は、S540で、変数『端末側原稿』を変数『複合機の原稿』の前に挿入する。つまり、複合機3で読み取った原稿の前(前のページ)に外部通信端末から受信した原稿を挿入することで、両者を1つの送信用原稿としてまとめる。変数『端末側原稿』に先頭ページを示す印が含まれていない場合は、S550で、変数『端末側原稿』を変数『複合機の原稿』の後ろに挿入する。つまり、複合機3で読み取った原稿の後ろ(後ろのページ)に外部通信端末から受信した原稿を挿入することで、両者を1つの送信用原稿としてまとめる。
複合機3のCPU11は、この図7の複合機原稿合成処理を終えると、S31(図3)で、ファクシミリ送信を実行する。即ち、図7のS540又はS550の何れかで生成された送信用原稿をファクシミリ送信する。なお、図7のS510で変数『追加データ』が「なし」と判断された場合は、複合機3で読み取った原稿のみ送信し、外部通信端末から受信した原稿についてはファクシミリ送信を無効とするか若しくは複合機3で読み取った原稿とは別に送信する。
(6)実施形態の効果等
以上説明した本実施形態の画像送信システム1によれば、複合機3で読み取った原稿と、外部通信端末内の原稿を、複合機3で容易に且つ効率良くまとめてファクシミリ送信することができる。そのため、ユーザの利便性、使い勝手の良い複合機3(特にファクシミリ機能)を提供することができる。
また、外部通信端末から原稿(画像データ)を受信した場合、その受信した原稿を複合機3で読み取った原稿に追加・挿入してまとめて送信すべきかどうかを判断して、まとめて送信すべき場合(即ち同一宛先にある場合)にまとめて送信するようにしている。そのため、例えば複合機3のユーザがある原稿を読み取らせてファクシミリ送信しようとしているときに、別のユーザが複合機3へ原稿を送信してそれが追加されて送信されてしまうといった、誤送信を抑止することができる。
誤送信を抑止するための具体的方法(同一宛先にあるか否かの具体的判断方法)として、スマートフォン5から原稿を送信する場合は、スマートフォン5から受信した認証情報に基づく認証処理を行い、認証が成功した場合にスマートフォン5からの原稿を複合機3の原稿に追加するようにしている。そのため、スマートフォン5からの原稿の宛先が複合機3の原稿の宛先と同じであるか否かの判断、ひいては両原稿をまとめて一緒にファクシミリ送信してもよいか否かの判断を、容易且つ精度良く行うことができる。
しかも、仮に認証に失敗したとしても、ユーザに対してあらためて原稿追加の可否の意思確認が行われ、スマートフォン5からの原稿を追加すべき旨の意思表示があった場合は、その原稿を複合機3の原稿と一緒にまとめてファクシミリ送信する。そのため、誤送信の抑制効果を高いレベルで維持しつつ、ユーザの利便性を向上させることができる。
一方、PC7から原稿を送信する場合は、誤送信抑止方法として、宛先の照合を行うようにしている。即ち、PC7から送信されてきた宛先情報が示す宛先と、複合機3で入力された宛先とが一致した場合に、PC7から受信した原稿を複合機3の原稿と一緒にまとめてファクシミリ送信する。そのため、PC7からの原稿についても、まとめて一緒にファクシミリ送信してもよいか否かの判断を、容易且つ精度良く行うことができる。
しかも、宛先が一致した場合に、更に、ユーザに対して原稿追加の可否の意思確認が行われ、追加の意思表示があった場合に、PC7からの原稿を複合機3の原稿と一緒にまとめてファクシミリ送信するようにしている。そのため、PC7からの原稿をまとめてファクシミリ送信してもよいか否かの判断を、より高い精度で行うことができる。
また、複合機3は、外部通信端末からの原稿を自身で読み取った原稿に追加する際、外部通信端末からの原稿の内容に基づいて、自身の原稿の前に挿入すべきかそれとも後ろに挿入すべきかを判断するようにしている。そのため、両原稿を適切に組み合わせて1つの送信用画像データを生成することができる。
なお、本実施形態において、無線LAN通信部17は本発明の通信部の一例に相当し、NFC通信部18は本発明の近距離無線通信部の一例に相当し、通信回線接続部19は本発明の画像データ送信部の一例に相当し、スキャナ部21は本発明の画像読取部の一例に相当し、CPU11は本発明の制御部の一例に相当する。
[他の実施形態]
(1)複合機3における認証処理の具体的方法は種々考えられる。PC7から原稿を送信したユーザと、複合機3で原稿を読み取らせてファクシミリ送信しようとするユーザとが同じであるかどうか、即ち、両原稿をまとめて一緒にファクシミリ送信してもよいかどうかを、適切に判断することができる限り、種々の認証方法を採用できる。
(2)PC7から遠距離無線通信(無線LAN)で原稿を受信した場合に用いられる誤送信抑止のための確認方法(宛先一致確認)を、スマートフォン5から近距離無線通信(NFC通信)で原稿を受信した場合に採用してもよい。逆に、スマートフォン5から近距離無線通信で原稿を受信した場合に用いられる誤送信抑止のための確認方法(認証処理)を、PC7から遠距離無線通信で原稿を受信した場合に採用してもよい。外部通信端末からの原稿を複合機3の原稿に追加して一緒にファクシミリ送信してもよいか否かの判断方法は、上記実施形態で説明した方法に限らず、他の様々な方法を採用することができる。
(3)スマートフォン5からの原稿受信時に認証が失敗した場合、またはPC7からの原稿受信時に宛先が一致しなかった場合に、それぞれどのような処理をするか(原稿追加を許可するかそれとも拒否するか、など)については、上記実施形態(特に図6の外部原稿追加意志確認処理)で示した内容以外の処理を採用してもよい。
例えば、PC7からの原稿受信時に宛先が一致した場合は(S410:YES)、原稿追加を許可してS350の処理に進むようにしてもよい。また例えば、スマートフォン5からの原稿受信時に認証が成功した場合(S340:YES)、さらに、S360に進んで原稿の追加意志を再確認するようにしてもよい。また例えば、原稿の追加意志確認に対してユーザから何ら応答がなかった場合は(S390:YES)、外部通信端末からの原稿の追加を一律に(端末の種類に関係なく)拒否又は許可するようにしてもよい。
(4)外部通信端末から受信した原稿を複合機3の原稿に対してどのように追加・挿入するかについて、図7のS520〜S550に示した判断・処理方法はあくまでも一例であり、他の方法を採用してもよい。例えば、外部通信端末からの原稿の内容、画像の有無、ファイルの種類、添付ファイルの有無、ファイル容量、などの様々な情報に基づいて挿入位置や方法を解析して挿入するようにしてもよい。
(5)原稿の読み取り開始後、外部通信端末から原稿を受け付け可能な期間は、適宜決めることができる。例えば、読み取り開始から所定時間(一定値)経過まで受け付け可能としてもよいし、読み取り完了後所定時間が経過するまで受け付け可能としてもよい。
(6)複合機3からの画像送信方法は、ファクシミリ送信に限定されるものではない。ファクシミリ送信以外の他の方法、通信規格に基づいて複合機3から画像を送信可能な構成であってもよく、その場合も本発明を適用可能である。
(7)遠隔無線通信方式として、無線LANはあくまでも一例である。有線通信方式(例えば有線LANやUSBなど)でPC7から複合機3へ原稿を送信できるようにしてもよい。無線LANの場合、AP9を介さず直接通信を行えるようにしてもよい。
(8)近距離無線通信方式についても、NFC通信はあくまでも一例である。また、スマートフォン5から複合機3へ、同じ1つの無線通信方式で(例えばNFC通信で)原稿のデータまで送信するようにしてもよい。
(9)上記実施形態では、複合機3と近距離無線通信方式による無線通信を行う外部通信端末としてスマートフォン5を示したが、スマートフォン5はあくまでも一例である。複合機3は、スマートフォン5以外の他の外部通信端末からも近距離無線通信方式にて原稿を受信可能である。遠距離無線通信方式による無線通信を行う外部通信端末についても、PC7はあくまでも一例である。複合機3は、PC7以外の他の外部通信端末(例えばスマートフォン5やその他の各種通信端末)からも遠距離無線通信方式にて原稿を受信可能である。
1…画像送信システム、3…複合機、3a…通信回線、5…スマートフォン、7…PC、11,31,51…CPU、12,32,52…ROM、13,33,53…RAM、14…NVRAM、15,35,55…表示部、16,36,56…入力部、17,37,57…無線LAN通信部、18,38…NFC通信部、19…通信回線接続部、20…印刷部、21…スキャナ部、34…フラッシュメモリ、39…携帯通信回線接続部、40…メモリカードI/F、41…音声入出力部、54…HDD、58…有線LAN通信部、59…USBI/F。

Claims (12)

  1. 所定の通信方式によって外部通信端末と通信が可能な通信部と、
    画像データを送信可能な画像データ送信部と、
    制御部と、
    を備えた画像送信装置であって、
    前記制御部は、
    送信対象の画像データ及びその宛先の入力を受け付ける入力受付処理と、
    前記入力受付処理による前記画像データの入力開始後、所定期間、前記外部通信端末からの前記通信部を介した画像データの受信を受け付ける受信受付処理と、
    前記受信受付処理により前記外部通信端末から画像データが受信された場合に、その受信された画像データである端末側画像データを、前記入力受付処理で入力された画像データである装置側画像データに加えることにより、送信用画像データを生成する送信用画像データ生成処理と、
    前記送信用画像データ生成処理により生成された前記送信用画像データを前記画像データ送信部を介して前記宛先へ送信する送信処理と、
    を実行することを特徴とする画像送信装置。
  2. 請求項1に記載の画像送信装置であって、
    前記制御部は、
    前記受信受付処理により前記外部通信端末から前記端末側画像データが受信された場合、前記装置側画像データと前記端末側画像データとが、共に同一の宛先へ送信すべき同一宛先にあるか否かを判断する同一宛先判断処理を実行し、
    前記同一宛先判断処理により前記装置側画像データと前記端末側画像データとが前記同一宛先にあると判断された場合に、前記送信用画像データ生成処理を実行する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  3. 請求項2に記載の画像送信装置であって、
    前記制御部は、前記同一宛先判断処理において、
    当該画像送信装置において前記装置側画像データ及び前記宛先の入力操作を行った装置側操作者と、前記外部通信端末で前記端末側画像データの送信操作を行った端末側操作者とが同一又は対応する関係にあるか否かの認証処理を行い、前記認証処理により前記各操作者が同一又は対応する関係にあるとの認証が成功した場合に、前記装置側画像データと前記端末側画像データとが前記同一宛先にあると判断する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  4. 請求項3に記載の画像送信装置であって、
    前記制御部は、前記同一宛先判断処理において、
    前記認証処理の結果、前記認証が失敗した場合、更に、
    前記端末側画像データを前記装置側画像データに加えて送信すべきか否かを問い合わせる問合処理を実行し、
    前記問合処理に対して前記端末側画像データを前記装置側画像データに加えて送信すべき旨の応答があった場合は、前記装置側画像データと前記端末側画像データとが前記同一宛先にあると判断する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の画像送信装置であって、
    前記通信部は、所定の遠隔無線通信方式によって前記外部通信端末と通信が可能であり、
    更に、前記外部通信端末と前記通信部による通信よりも通信可能範囲の狭い所定の近距離無線通信方式によって無線通信が可能な近距離無線通信部を備え、
    前記外部通信端末は、前記近距離無線通信部との前記近距離無線通信方式による無線通信を開始した後に、前記近距離無線通信方式又は前記遠隔無線通信方式によって前記画像データを送信可能に構成されており、
    前記制御部は、前記受信受付処理において、前記近距離無線通信部を介した前記外部通信端末との無線通信が行われたか否か判断し、前記無線通信が行われたと判断された場合に、前記通信部又は前記近距離無線通信部を介して前記画像データを受信する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  6. 請求項2に記載の画像送信装置であって、
    前記外部通信端末からは、前記端末側画像データ及びその宛先情報が送信され、
    前記制御部は、
    前記受信受付処理において、前記端末側画像データ及び前記宛先情報の受信を受け付け、
    前記同一宛先判断処理において、
    前記入力受付処理により受け付けられた前記装置側画像データの宛先と、前記受信受付処理において前記外部通信端末から受信した前記宛先情報が示す宛先とが一致するか否か判断する宛先一致判断処理を実行し、
    前記宛先一致判断処理により一致すると判断された場合に、前記装置側画像データと前記端末側画像データとが前記同一宛先にあると判断する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  7. 請求項6に記載の画像送信装置であって、
    前記制御部は、前記同一宛先判断処理において、
    前記宛先一致判断処理により一致すると判断された場合に、更に、前記端末側画像データを前記装置側画像データに加えて送信すべきか否かを問い合わせる問合処理を実行し、
    前記問合処理に対して前記端末側画像データを前記装置側画像データに加えて送信すべき旨の応答があった場合に、前記装置側画像データと前記端末側画像データとが前記同一宛先にあると判断する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の画像送信装置であって、
    前記通信部は、所定の遠隔無線通信方式または有線通信方式によって前記外部通信端末と通信が可能である
    ことを特徴とする画像送信装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の画像送信装置であって、
    前記制御部は、
    前記受信受付処理により前記端末側画像データが受信された場合に、前記装置側画像データ及び前記端末側画像データの少なくとも一方に基づいて、これら各画像データを相互にどのように組み合わせて前記送信用画像データを生成すべきか判断する生成方法判断処理を実行し、
    前記生成方法判断処理による判断結果に従って、前記送信用画像データ生成処理を実行する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  10. 請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の画像送信装置であって、
    原稿の画像を読み取る画像読取部を備え、
    前記制御部は、前記入力受付処理において、前記画像読取部により読み取られた画像の画像データを前記装置側画像データとして受け付ける
    ことを特徴とする画像送信装置。
  11. 請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の画像送信装置であって、
    前記画像データ送信部は、送信対象の画像データをファクシミリ通信により送信する
    ことを特徴とする画像送信装置。
  12. 所定の通信方式によって外部通信端末と通信が可能な通信部と、
    画像データを送信可能な画像データ送信部と、
    を備えた画像送信装置で用いられる画像送信方法であって、
    送信対象の画像データ及びその宛先の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    前記入力受付ステップによる前記画像データの入力開始後、前記外部通信端末からの前記通信部を介した画像データの受信を受け付ける受信受付ステップと、
    前記受信受付ステップにより前記外部通信端末から画像データが受信された場合に、その受信された画像データである端末側画像データを、前記入力受付処理で入力された画像データである装置側画像データに加えて、前記画像データ送信部を介して前記宛先へ送信する送信ステップと、
    を備えることを特徴とする画像送信方法。
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